JPH0628049U - 合成樹脂製軒樋継手 - Google Patents

合成樹脂製軒樋継手

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JPH0628049U
JPH0628049U JP7139692U JP7139692U JPH0628049U JP H0628049 U JPH0628049 U JP H0628049U JP 7139692 U JP7139692 U JP 7139692U JP 7139692 U JP7139692 U JP 7139692U JP H0628049 U JPH0628049 U JP H0628049U
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gutter
peripheral surface
eaves gutter
eaves
joint
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雅克 浅野
敏男 酒井
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Toyo Kagaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 気温の変化に伴う軒樋の伸縮を吸収し得る合
成樹脂製軒樋継手の塵埃の堆積等に伴う水漏れを防止す
る。 【構成】 一端部内周面に軒樋を摺動自在に接合できる
ように幅方向に沿うシール材1を有する接合部2を設け
るとともに他端部内周面に軒樋を接着により固定できる
接続部3を設け、且つ略中央部内周面に上記軒樋と肉厚
を略同じくして幅方向に沿う突条4を設けてなる樋受け
本体Aと、略中央部外周面に上記突条に嵌着する嵌着部
5を設けてなる樋押え本体Bとからなる合成樹脂製軒樋
継手。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は合成樹脂製軒樋継手、特に、気温の変化に伴う軒樋の伸縮を吸収し得 るようになした合成樹脂製軒樋継手に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の合成樹脂製軒樋継手としては実開昭60−124430号公報 等にみられるように、一端部に軒樋接続部を有する継手本体の他端部内周面に一 端部に軒樋接続部を有する継手部材の他端部を幅方向に沿うシール材を介して摺 動自在に当接してなるものが一般に使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記合成樹脂製軒樋継手にあっては、施行後、屋根面等より流下し て水上側の軒樋上に堆積した塵埃が雨水とともに継手本体上に流下して堆積し、 軒樋の伸縮に伴い摺動する継手部材の摺動部が上記継手本体の摺動部上に堆積し た塵埃上に乗り上げて継手部材の摺動部側が浮き上がったり、また、上記塵埃が シール材上に流入し、この結果、幅方向に沿うシール材を介して当接された継手 本体と継手部材との間に隙間が生じ、防水の用に供されるシール材がその機能を 果たせないために水漏れを生じるという課題を有していた。
【0004】 本考案は上記従来品の欠点を解消すべく考案されたものであって、上記塵埃の 流下、堆積に伴う防水機能の低下を防止した合成樹脂製軒樋継手を提供せんとす るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、一端部内周面に一方の軒樋を摺 動自在に接合すべく幅方向に沿うシール材を設けてなる接合部を有し、他端部内 周面に他方の軒樋を接着により固定すべき接続部を有し、略中央部内周面に上記 軒樋と肉厚を略同じくして幅方向に沿う突条を有する断面略U字状の樋受け本体 と、略中央部外周面に上記突条に嵌着すべき幅方向に沿う嵌着部を有する断面略 U字状の樋押え本体とからなり、上記樋受け本体と樋押え本体とを突条への嵌着 部の嵌着により固定して接合された一方の軒樋を摺動自在に装着し得るようにな した合成樹脂製軒樋継手である。
【0006】 尚、上記樋押え本体の内周面には装着された軒樋に対する押圧性を良好ならし めるために長手方向に沿う突片が複数条突設されている。
【0007】
【作用】
本考案の合成樹脂製軒樋継手は突条への嵌着部の嵌着により樋受け本体と樋押 え本体とが一体になり、シール材の上面に隙間が形成されることなく、また接合 部と接続部とが上記突条および嵌着部にて遮断されているために水上側から流下 する塵埃は樋押え本体の挟着部上を通って水下側の軒樋上に流下し塵埃がシール 材上に達しないために継手部材の塵埃への乗り上げに伴う継手部材の浮き上がり 等シール材の機能低下に伴う水漏れがない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例について説明すれば、図1は本考案の合成樹 脂製軒樋継手の一実施例を示す斜視図であり、図2は同上使用状態を示す断面図 であり、図3は同上使用状態を示す一部欠截分解斜視図である。
【0009】 図中、Aは断面略U字状からなる樋受け本体であって、一端部内周面に水下側 に位置する軒樋Cを摺動自在に接合すべき幅方向に沿うシール材1を装着してな る接合部2を設け、他端部内周面に接続せんとする水上側の軒樋Dを接着により 固定すべき接続部3を設け、略中央部内周面に上記軒樋C,Dと肉厚を略同じく して幅方向に沿う突条4を設けてなるものである。
【0010】 図中、Bは上記樋受け本体Aの内周面に装着される断面略U字状の樋押え本体 であって、一端部外周面に水下側に位置する軒樋Cを挟着すべき挟着部aを設け るとともに他端部外周面に水上側に位置する軒樋Dを接着により固定すべき接着 部bを設け、且つ、略中央部外周面に上記突条4に嵌着すべき嵌着部5を設けて なるものである。
【0011】 上記樋受け本体Aと樋押え本体Bとは突条4への嵌着部5の嵌着により水上側 に位置する軒樋Dを接着により装着するとともに水下側に位置する軒樋Cを摺動 自在に装着し得るようになされている。
【0012】 尚、図中、符号6は装着された軒樋C,Dの固定性を良好ならしめるために上 記樋押え本体Bの内周面に複数条突設された長手方向に沿う突片を示すものであ る。
【0013】
【考案の効果】
以上より明らかなように、本考案の合成樹脂製軒樋継手は一端部内周面に一方 の軒樋を摺動自在に接合すべく幅方向に沿うシール材を設けてなる接合部を有し 、他端部内周面に他方の軒樋を接着により固定すべき接続部を有し、略中央部内 周面に上記軒樋と肉厚を略同じくして幅方向に沿う突条を有する断面略U字状の 樋受け本体と、略中央部外周面に上記突条に嵌着すべき幅方向に沿う嵌着部を有 する断面略U字状の樋押え本体とからなり、上記樋受け本体と樋押え本体とを突 条への嵌着部の嵌着により固定して接合された一方の軒樋を摺動自在に装着し得 るようになした構成よりなり、突条への嵌着部の嵌着により樋受け本体と樋押え 本体とが一体になっているためにシール材の上面に隙間が形成されることなく、 しかも接合部と接続部とが上記突条および嵌着部にて遮断されているために水上 側から流下する塵埃は樋押え本体の挟着部上を通って水下側の軒樋上に流下して 塵埃がシール材上に達しないために継手部材の塵埃への乗り上げに伴う継手部材 の浮き上がり等シール材の機能低下に伴う水漏れが防止せしめられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の合成樹脂製軒樋継手の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】本考案の合成樹脂製軒樋継手の一実施例の使用
状態を示す断面図である。
【図3】本考案の合成樹脂製軒樋継手の一実施例の使用
状態を示す一部欠截分解斜視図である。
【符号の説明】
A 継手本体 B 継手部材 C 軒樋 D 軒樋 1 シール材 2 接合部 3 接続部 4 突条 5 嵌着部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部内周面に一方の軒樋Cを摺動自在
    に接合すべく幅方向に沿うシール材1を設けてなる接合
    部2を有し、他端部内周面に他方の軒樋Dを接着により
    固定すべき接続部3を有し、略中央部内周面に上記軒樋
    C,Dと肉厚を略同じくして幅方向に沿う突条4を有す
    る断面略U字状の樋受け本体Aと、略中央部外周面に上
    記突条4に嵌着すべき幅方向に沿う嵌着部5を有する断
    面略U字状の樋押え本体Bとからなり、上記樋受け本体
    Aと樋押え本体Bとを突条4への嵌着部5の嵌着により
    固定して接合された一方の軒樋Cを摺動自在に装着し得
    るようになした合成樹脂製軒樋継手。
JP1992071396U 1992-09-18 1992-09-18 合成樹脂製軒樋継手 Expired - Lifetime JP2571319Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015055117A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 積水化学工業株式会社 軒樋継手及び軒樋の接続構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015055117A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 積水化学工業株式会社 軒樋継手及び軒樋の接続構造

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JP2571319Y2 (ja) 1998-05-18

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