JPH06280104A - かつら装着方法 - Google Patents

かつら装着方法

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JPH06280104A
JPH06280104A JP12185593A JP12185593A JPH06280104A JP H06280104 A JPH06280104 A JP H06280104A JP 12185593 A JP12185593 A JP 12185593A JP 12185593 A JP12185593 A JP 12185593A JP H06280104 A JPH06280104 A JP H06280104A
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JP
Japan
Prior art keywords
wig
hair
wearing
self
artificial skin
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Pending
Application number
JP12185593A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyuki Mitsui
光行 三井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 皮膚を痛めず、自毛が抜けることなく、着脱
容易容易で且つ強固に取り付けられ、外観上違和感のな
いかつら装着方法を提供する。 【構成】 ユーザUの頭の禿部1の周縁の自毛2を立つ
ようにカットして、医療用接着剤によりその立っている
自毛3’の先端付近と、かつら4の当該人工皮膚部6と
を貼り合せるかつら装着方法。 【効果】 外観上違和感がなく、頭皮を痛めず、激しい
運動によっても取れる心配はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外観上、違和感なく
装着できるかつら装着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かつらの装着方法としては、かつ
ら内面に設けた止め具を使用するものや,特殊糸により
自毛に結び込むものがあった。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】上記従来のかつらの装
着方法では、止め具を使用する場合、健康な自毛が抜け
たり,サウナに入ると止め具が温度上昇して、火傷する
問題点がある。また、運動するとずれてしまう問題点が
ある。特殊糸により自毛に結び込む場合では、取り付け
及び取り外しが面倒であり,健康な自毛が抜けたりする
問題点がある。また、上記いずれの方法でも、自毛とか
つらに段差が生じて、外観上不自然である問題点があ
る。
【0004】そこで、この発明の目的は、皮膚を痛め
ず、自毛が抜けることなく、着脱容易容易で且つ強固に
取り付けられ、外観上違和感のないかつら装着方法を提
供することにある。
【0005】
【発明を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、自毛を短くカットして、接着剤によりそのカット
した自毛の先端付近と、網地に人工皮膚を形成したかつ
らの当該人工皮膚部分とを貼り合せることを特徴とする
かつら装着方法を提供する。
【0006】第2の観点では、この発明は、頭の禿部の
周縁の自毛を立つようにカットして、接着剤によりその
立っている自毛の先端付近と、網地の外縁に人工皮膚を
形成したかつらの当該人工皮膚部分とを貼り合せること
を特徴とするかつら装着方法を提供する。
【0007】第3の観点では、この発明は、頭の禿部の
周縁から20mm以内の自毛を1mm以上5mm以下に
カットして、医療用接着剤によりその自毛の先端付近
と、網地の外縁に人工皮膚を形成したかつらの当該人工
皮膚部分とを貼り合せることを特徴とするかつら装着方
法を提供する。
【0008】
【作用】この発明のかつら装着方法では、まず、頭の禿
部の周縁の自毛を立つようにカットする。このとき、カ
ットする範囲を禿部の周縁から20mm以内とし、その
カットした自毛の長さを1mm以上5mm以下とするの
が好ましい。次に、そのカットして立っている自毛の先
端付近と、網地の外縁に人工皮膚を形成したかつらの当
該人工皮膚部分とを貼り合せる。このとき、医療用接着
剤を使用するのが好ましい。
【0009】従って、皮膚を痛めることはなく、自毛を
カットするだけなので抜けることがない。さらに、取り
付けが容易で、強固に取り付けられる。止め具を使わ
ず,自毛とかつらの重なる部分がないので、自毛とかつ
らに段差が生ぜず、外観上違和感がない。
【0010】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0011】図1は、この発明の一実施例のかつら装着
方法を示す説明図である。ユーザUの頭の禿部1の周縁
の自毛2を所定の幅および長さにカットして、自毛カッ
ト部3を形成する。当該自毛カット部3は、そのカット
幅を前記禿部1の周縁より約10mmとする。自毛カッ
ト部3の自毛3’の長さは、自毛が立つ程度、例えば約
3mmとする(図3参照)。なお、カットは、バリカン
等を使用するのが良い。次に、増毛された網地5の外縁
に人工皮膚を形成したかつら4の当該人工皮膚部6に、
医療用接着剤7を塗布する。そして、医療用接着剤7が
多少乾いてきたところで、図2に示すように、人工皮膚
部6と前記自毛カット部3を接着させる。このとき、図
3に示すように、自毛カット部3の自毛3’の先端付近
と人工皮膚7とが接着されるようになる。自毛3’が伸
びてきたら、自毛3’を再度所定の幅および長さにカッ
トして、かつら4を再装着する。
【0012】以上より、この発明のかつら装着方法によ
れば、止め具を使わず,自毛2とかつら4との重なる部
分がないので、自毛2とかつら4との間に段差が生ぜ
ず、外観上違和感がない。さらに、自毛3’の先端付近
と人工皮膚7とが接着されるので、皮膚を痛めることは
ない。さらに、強固に取り付けられるので、激しい運動
によっても取れる心配はない。また、容易に取り付けら
れるので、時間がかからない。
【0013】なお、前記自毛カット部3は、かつら4の
形状にあわせてカットしてもよいし、或いは、かつら4
を禿部1の形状にあわせて製作しても良い。なお、かつ
ら4はその外縁に人工皮膚等の補強があれば何でもよ
い。さらに、自毛カット部3を禿部1の周縁に設けず、
特定の部分に設けても良い。その際、自毛2とかつら4
とが重なる部分は、自毛2をかつら4の網地から出し
て、人工毛とミックスする。
【0014】
【発明の効果】この発明のかつら装着方法によれば、外
観上違和感がない。また、頭皮を痛めず、激しい運動に
よっても取れる心配はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のかつら装着方法を示す説
明図である。
【図2】この発明の一実施例のかつら装着方法を示す説
明図である。
【図3】かつらと自毛との接着状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 禿部 2 自毛 3 自毛カット部 3’ 自毛 4 かつら 5 網地 6 人工皮膚部 7 医療用接着剤 U ユーザ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自毛を短くカットして、接着剤によりそ
    のカットした自毛の先端付近と、網地に人工皮膚を形成
    したかつらの当該人工皮膚部分とを貼り合せることを特
    徴とするかつら装着方法。
  2. 【請求項2】 頭の禿部の周縁の自毛を立つようにカッ
    トして、接着剤によりその立っている自毛の先端付近
    と、網地の外縁に人工皮膚を形成したかつらの当該人工
    皮膚部分とを貼り合せることを特徴とするかつら装着方
    法。
  3. 【請求項3】 頭の禿部の周縁から20mm以内の自毛
    を1mm以上5mm以下にカットして、医療用接着剤に
    よりその自毛の先端付近と、網地の外縁に人工皮膚を形
    成したかつらの当該人工皮膚部分とを貼り合せることを
    特徴とするかつら装着方法。
JP12185593A 1993-03-23 1993-03-23 かつら装着方法 Pending JPH06280104A (ja)

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JPH06280104A true JPH06280104A (ja) 1994-10-04

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5873373A (en) * 1996-12-13 1999-02-23 Sc Direct, Inc. Integrated wig having a wefting construction
CN107232670A (zh) * 2017-04-19 2017-10-10 太和县鹏鑫发制品有限公司 一种高效接发方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5873373A (en) * 1996-12-13 1999-02-23 Sc Direct, Inc. Integrated wig having a wefting construction
CN107232670A (zh) * 2017-04-19 2017-10-10 太和县鹏鑫发制品有限公司 一种高效接发方法
CN107232670B (zh) * 2017-04-19 2019-04-02 安徽金润发制品有限公司 一种高效接发方法

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