JPH0627935A - 自動演奏ピアノ - Google Patents

自動演奏ピアノ

Info

Publication number
JPH0627935A
JPH0627935A JP17857392A JP17857392A JPH0627935A JP H0627935 A JPH0627935 A JP H0627935A JP 17857392 A JP17857392 A JP 17857392A JP 17857392 A JP17857392 A JP 17857392A JP H0627935 A JPH0627935 A JP H0627935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
midi
key
driving
pedal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17857392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsunaga
博 松永
Tetsuya Kondo
哲哉 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP17857392A priority Critical patent/JPH0627935A/ja
Publication of JPH0627935A publication Critical patent/JPH0627935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、MIDI情報を用いた複雑な
演奏を行なうことができる自動演奏ピアノを提供するこ
と。 【構成】 自動演奏ピアノ1は、鍵3を備えた鍵盤5,
ペダル7,鍵駆動ソレノイド8,ペダル駆動ソレノイド
9,鍵駆動ソレノイド8及びペダル駆動ソレノイド9を
駆動制御して自動演奏を行なう電子制御装置11を備え
ている。電子制御装置11は、駆動回路18,信号発生
回路19,打鍵強度データ変換手段21,入出力インタ
ーフェース23及びそれらを接続するバス25などから
構成されている。入出力インターフェース23には、演
奏情報の記録や再生を行う操作子31,各種情報を表示
するディスプレイ33及び外部からのMIDI情報を直
接に電子制御装置11に入力するMIDI入力端子35
が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動演奏ピアノに係わ
り、特にMIDI(Musical Instrument Digital In
terface)規格の情報を入力することによって自動演奏
を行なう自動演奏ピアノに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動演奏ピアノでは、ソレノ
イドを用いた駆動装置を制御することよって、自動演奏
ピアノ内部に設置された鍵(キー)やペダルを駆動して
演奏が行われている。そして、この駆動装置を制御する
ために、専用のコントローラが自動演奏ピアノ本体のマ
イコンによる制御回路に接続されて使用されている。
【0003】前記コントローラは、フロッピーディスク
から(打鍵すべき鍵の鍵番号,打鍵強度及び時間情報等
の)演奏情報を読み出すためのフロッピーディスクドラ
イブや、スタート,ストップ,音量,テンポ調整などの
操作を行なう(スイッチやつまみ等の)操作子、更には
演奏曲のタイトル表示や操作情報を表示するための(液
晶パネル等の)表示装置を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の自動
演奏装置や電子楽器においては、MIDI情報の入出力
によって、複数の楽器のアンサンブル演奏を行ったり自
動演奏を行わせる機会が非常に多くなっている。
【0005】また、その際に使用されるMIDI情報入
出力機器もシーケンサやパソコン等多岐にわたってお
り、自動演奏ピアノにおいても例外ではない。例えば、
上述した専用コントローラにMIDI入出力端子を設け
て、コントローラの制御下でMIDI情報による自動演
奏を行える様にしたものも知られている。
【0006】しかしながら、この様なMIDI入出力端
子を設けた専用コントローラによって自動演奏ピアノを
駆動して演奏を行うものは、専用コントローラ及び自動
演奏ピアノからなる演奏のための装置構成が複雑になる
とともに、操作も複雑になるという問題があり、更にそ
れに伴ってコストも上昇するという問題があった。
【0007】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れ、簡単な構成で、MIDI情報を用いた複雑な演奏を
行なうことができる自動演奏ピアノを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は図1に例示するように、打鍵すべ
き鍵の鍵番号、打鍵強度及び時間情報等からなる音楽演
奏情報に基づいて、自動演奏を行なう自動演奏ピアノに
おいて、前記各鍵に対応して設けられた鍵駆動手段M1
と、演奏状態を変更するペダルを駆動するペダル駆動手
段M2と、外部からMIDI情報を直接に入力するMI
DI情報入力手段M3と、該MIDI情報入力手段M3
によって入力したMIDI情報に基づいて、前記鍵駆動
手段M1及びペダル駆動手段M2の少なくとも一方を駆
動する駆動信号を出力する駆動信号発生手段M4と、を
備えたことを特徴とする自動演奏ピアノを要旨とする。
【0009】また、請求項2の発明は、前記自動演奏ピ
アノに入力したMIDI情報の打鍵強度データを変換補
正することによって音量調整を行なう音量調整用操作子
を備えたことを特徴とする前記請求項1記載の自動演奏
ピアノを要旨とする。
【0010】
【作用】前記構成を有する請求項1の発明の自動演奏ピ
アノは、打鍵すべき鍵の鍵番号、打鍵強度及び時間情報
等からなる音楽演奏情報に基づいて、自動演奏を行なう
機能を備えている。
【0011】そして、MIDI情報入力手段M3によっ
て外部から直接に(ピアノ本体の制御回路に)入力した
MIDI情報に基づいて、各鍵に対応して設けられた鍵
駆動手段M1及びペダルを駆動するペダル駆動手段M2
の少なくとも一方を駆動する駆動信号を、駆動信号発生
手段M4によって出力する。この出力によって鍵及びペ
ダルが駆動されることより、MIDI信号に基づいた演
奏が行われる。
【0012】つまり、本発明では、外部から入力したM
IDI信号を用いて直接に自動演奏ピアノを駆動して演
奏を行うことができる。また、請求項2の発明の音量調
整用操作子を備えたものでは、自動演奏ピアノに入力し
たMIDI情報の打鍵強度データを変換補正することに
よって、音量調整を行なうことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は、本実施例の自動演奏ピアノ1の主要な
電気的構成を示すブロック図である。
【0014】図2に示す様に、自動演奏ピアノ1は、多
数の鍵3を備えた鍵盤5,演奏状態を変更するペダル7
に加え、各鍵3を各々駆動する鍵駆動ソレノイド8,各
ペダル7を各々駆動するペダル駆動ソレノイド9,鍵駆
動ソレノイド8及びペダル駆動ソレノイド9を駆動制御
して実際に自動演奏を行なう電子制御装置11等を備え
ている。
【0015】この電子制御装置11は、制御装置の中心
をなすCPU13,制御プログラム等を記憶するROM
15,音楽演奏情報等を記憶するRAM17,鍵駆動ソ
レノイド8及びペダル駆動ソレノイド9を駆動する駆動
回路18,駆動回路18に対して所定の制御信号を発生
する信号発生回路19,発音の出力レベルを調節するた
めに打鍵強度のデータを変更する打鍵強度データ変換手
段21,入出力インターフェース23及びそれらを接続
するバス25などから構成されている。
【0016】この入出力インターフェース23には、音
楽演奏情報の記録や再生を行うための操作子(スイッチ
等)31,各種情報を表示する液晶からなるディスプレ
イ33及び外部からのMIDI情報を直接に電子制御装
置11に入力するMIDI入力端子35等が接続されて
いる。尚、これら操作子31,ディスプレイ33及びM
IDI入力端子35は、ピアノ本体の表面に設けられて
いる。
【0017】ここで、本実施例の自動演奏ピアノ1に入
力されるMIDI情報について説明する。MIDI情報
を構成するイベントデータは、通常下記表1に示す様
に、1バイトのステータスバイト(第1バイト)及び2
バイトのデータバイト(第2,第3バイト)からなる3
バイトを1単位とするデータとして構成されている。
【0018】このうちステータスバイトには、打鍵(ノ
ートオン),離鍵(ノートオフ),プログラムチェンジ
等を示すステータスと、個々のイベントデータがどの楽
器(16種類)のイベントデータかを示すチャンネルコ
ードとが設定されている。また、データバイトには、鍵
3の種類を示すノートナンバー(音程)や,鍵3の打鍵
スピードを示すベロシティ(音量)等を示すデータが設
定されている。
【0019】また、このMIDI情報の中には、図示し
ないが、ペダル7のダンパー機能等の操作を規定する情
報も含まれている。
【0020】
【表1】
【0021】次に、本実施例の電子制御装置11にて行
われる制御処理を、図3及び図4に示すフローチャート
に基づいて説明する。尚、図3は、操作子31の操作量
を取り込む処理を示すフローチャートであり、図4は、
MIDI情報の処理過程を示すフローチャートである。
【0022】図3に示す様に、ステップ(以下ステップ
をSと記す)100にて、音量調節のための操作子31
が操作されたか否かを判定し、ここで肯定判断されると
S110に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終
了する。S110では、操作子31の操作量をRAM1
7内の音量調整レジスタ内に格納する。続くS120で
は、操作子31の操作量をディスプレイ33に表示し、
一旦本処理を終了する。尚、操作量が視認できる操作子
31の場合(例えばロータリースイッチ)には、このS
120の処理を省略することができる。
【0023】次に、図4に示す様に、MIDI入力端子
35を介して外部からのMIDI情報が直接に電子制御
装置11に入力されると、S200にて、そのMIDI
情報がノートオン情報であるか否かを、入力されたMI
DI情報の第1バイトが9nHで有るか否かによって判
定し、ここで肯定判断されるとS210に進み、一方否
定判断されるとS230に進む。
【0024】S210では、前記S110の処理にて格
納した音量調節レジスタの内容にしたがって、第3バイ
トのベロシティーを変更する。つまり、操作子31の操
作量に応じて音量を調節する処理を行なう。このベロシ
ティーを変更する方法としては、例えばメモリテーブル
を変更する方法や加減算又は乗算等の演算式による方法
等いずれでもよい。そして、操作子31によって音量が
大と指定された場合は、操作子の操作量(音量指定量)
に応じて、より大きいベロシティー値になる様に変更
し、逆に音量が小と指定された場合は、操作量に応じ
て、より小さいベロシティー値になる様に変更する。
【0025】続くS220では、変更されたベロシティ
ー値に応じた平均電力値で鍵駆動ソレノイド8の駆動を
開始し、一旦本処理を終了する。一方、前記S200で
ノートオン情報でないと判断されて進むS230では、
ノートオフ情報であるか否かを、第1バイトが8nHか
否かによって判定し、ここで肯定判断されるとS240
に進み、一方否定判断されるとS250に進む。
【0026】S240では、ノートオフ情報であるの
で、鍵駆動ソレノイド8の駆動を停止して、鍵駆動ソレ
ノイド8を開放して、一旦本処理を終了する。一方、前
記S250では、ノートオン情報やノートオフ情報では
ないので、MIDI情報に応じて、例えばペダル駆動ソ
レノイド9をオンオフしてペダル7を駆動する等の他の
処理を行なって、一旦本処理を終了する。
【0027】この様に、本実施例の自動演奏ピアノ1で
は、ピアノ本体に設けられたMIDI入力端子35を介
して直接に外部からMIDI情報を取り込み、このMI
DI情報及び操作子31の操作に基づいて、自動演奏ピ
アノ1による演奏を行うことができる。これによって、
他のコントローラ等のMIDI情報の入出力機器を必要
としないので、演奏のための装置構成が簡単になるとい
う効果があり、しかも演奏を行なう際の操作が簡単にな
るという利点がある。
【0028】また、複数の機器によってアンサンブル演
奏を行なう際にも、コントローラ等の重複した機能を省
略できるので、演奏を実施する場合のコストダウンにな
るという効果がある。以上実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
態様で実施し得る。
【0029】例えば、自動演奏ピアノに、MIDI入力
端子以外に、MIDIの出力端子やスルー端子も設けて
もよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、外部か
ら直接に入力したMIDI情報に基づいて、鍵駆動手段
やペダル駆動手段を駆動する駆動信号を駆動信号発生手
段によって出力することによって、鍵及びペダルを駆動
して演奏を行うことができる。つまり、外部から入力し
たMIDI信号を用いて直接に自動演奏ピアノを駆動し
て演奏を行うことができる。
【0031】よって、本発明では、従来の様な専用コン
トローラを用いることなく、直接にMIDI情報に基づ
いた幅の広い演奏ができるので、演奏のための装置構成
が簡単になり、操作も容易になるという特長があり、更
にそれに伴って演奏を行なう際のコストも低下するとい
う利点がある。
【0032】特に、音量調整用操作子を備えたもので
は、自動演奏ピアノに入力したMIDI情報の打鍵強度
データを変換補正することによって、容易に音量調整を
行なって幅の広い演奏を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成を例示したブロック図であ
る。
【図2】本実施例のピアノ自動演奏装置の主要な電気的
構成を示すブロック図である。
【図3】操作子の操作量を取り込む処理を示すフローチ
ャートである。
【図4】MIDI情報の処理過程を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…自動演奏ピアノ 3…鍵(キー) 5…
鍵盤 7…ペダル 8…鍵駆動ソレノイド 9…
ペダル駆動ソレノイド 11…電子制御装置 13…CPU 15
…ROM 17…RAM 18…駆動回路 31
…操作子 33…ディスプレイ 35…MIDI入力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打鍵すべき鍵の鍵番号,打鍵強度及び時
    間情報等からなる音楽演奏情報に基づいて、自動演奏を
    行なう自動演奏ピアノにおいて、 前記各鍵に対応して設けられた鍵駆動手段と、 演奏状態を変更するペダルを駆動するペダル駆動手段
    と、 外部からMIDI情報を直接に入力するMIDI情報入
    力手段と、 該MIDI情報入力手段によって入力したMIDI情報
    に基づいて、前記鍵駆動手段及びペダル駆動手段の少な
    くとも一方を駆動する駆動信号を出力する駆動信号発生
    手段と、 を備えたことを特徴とする自動演奏ピアノ。
  2. 【請求項2】 前記自動演奏ピアノに入力したMIDI
    情報の打鍵強度データを変換補正することによって音量
    調整を行なう音量調整用操作子を備えたことを特徴とす
    る前記請求項1記載の自動演奏ピアノ。
JP17857392A 1992-07-06 1992-07-06 自動演奏ピアノ Pending JPH0627935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17857392A JPH0627935A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 自動演奏ピアノ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17857392A JPH0627935A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 自動演奏ピアノ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0627935A true JPH0627935A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16050842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17857392A Pending JPH0627935A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 自動演奏ピアノ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0627935A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0456898A (ja) * 1990-06-25 1992-02-24 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽音情報のベロシティ値変更装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0456898A (ja) * 1990-06-25 1992-02-24 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽音情報のベロシティ値変更装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04274498A (ja) 自動演奏装置
JPH0627935A (ja) 自動演奏ピアノ
JP3110734B2 (ja) 共鳴効果装置
KR900010646A (ko) 전자 악기용 처리 장치
JPH06230773A (ja) 電子楽器
JP4012777B2 (ja) 電子楽器
JP3596024B2 (ja) 電子楽器
JP2611694B2 (ja) 自動演奏装置
JPH10124050A (ja) 電子楽器
JP2697584B2 (ja) 電子機器のパラメータ設定装置
JP2972404B2 (ja) 音楽的情報処理装置及び音楽的情報処理方法
JP3116447B2 (ja) デジタル信号処理プロセッサ
JPH06161438A (ja) 電子楽器のデータ入力装置
JP2721453B2 (ja) 演奏状態表示装置
JPH0518437B2 (ja)
JP3705203B2 (ja) 楽音発生方法
JP2900750B2 (ja) 楽音合成装置
JPH09297577A (ja) タッチ表示装置および音量表示装置
JP2000020060A (ja) 電子楽器
JPH0743592B2 (ja) 音源システム
JPH1031485A (ja) 自動演奏装置および該自動演奏装置を備えた電子楽器
JPH0749689A (ja) 電子楽器
JPH1039861A (ja) 演奏情報格納装置および該装置を備えた電子楽器
JPH08106289A (ja) 電子・電気楽器の自動伴奏装置
JPH0635452A (ja) 電子鍵盤楽器