JPH06278995A - 巻回可能な要素の巻回装置 - Google Patents
巻回可能な要素の巻回装置Info
- Publication number
- JPH06278995A JPH06278995A JP30922493A JP30922493A JPH06278995A JP H06278995 A JPH06278995 A JP H06278995A JP 30922493 A JP30922493 A JP 30922493A JP 30922493 A JP30922493 A JP 30922493A JP H06278995 A JPH06278995 A JP H06278995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pawl
- toothed wheel
- shaft
- drum
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60P—VEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
- B60P7/00—Securing or covering of load on vehicles
- B60P7/06—Securing of load
- B60P7/08—Securing to the vehicle floor or sides
- B60P7/0823—Straps; Tighteners
- B60P7/083—Tensioning by repetetive movement of an actuating member
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/34—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables
- B65H75/38—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables involving the use of a core or former internal to, and supporting, a stored package of material
- B65H75/44—Constructional details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えばケーブル、ロープ、フィルム、シー
ト、キャンバス又は防水布等の巻回可能な要素を、シャ
フト又はドラムの周りに巻くための手動操作の装置を提
供する。 【構成】 シャフト又はドラム9を駆動するための機構
8に作用する操作ハンドル7を含む巻回装置において:
一方において、該シャフト又はドラム9の回転方向を選
択するための、他方において、その一方への回転を許容
し且つ他方への回転を阻止するための、第1つめ部及び
ラチェット手段10と;操作ハンドル7を回動させるこ
とにより、許容された方向に、該シャフト又はドラム9
を回転駆動するための、並びに、ハンドルをその出発点
に復帰させ得るための、第2つめ部及びラチェット手段
11;とを含み、該回転は第1の手段10によって阻止
される。
ト、キャンバス又は防水布等の巻回可能な要素を、シャ
フト又はドラムの周りに巻くための手動操作の装置を提
供する。 【構成】 シャフト又はドラム9を駆動するための機構
8に作用する操作ハンドル7を含む巻回装置において:
一方において、該シャフト又はドラム9の回転方向を選
択するための、他方において、その一方への回転を許容
し且つ他方への回転を阻止するための、第1つめ部及び
ラチェット手段10と;操作ハンドル7を回動させるこ
とにより、許容された方向に、該シャフト又はドラム9
を回転駆動するための、並びに、ハンドルをその出発点
に復帰させ得るための、第2つめ部及びラチェット手段
11;とを含み、該回転は第1の手段10によって阻止
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばケーブル、ロー
プ、フィルム、シート、キャンバス又は防水布等の巻回
可能な要素を、シャフト又はドラムの周りに巻くための
手動操作の装置に関する。
プ、フィルム、シート、キャンバス又は防水布等の巻回
可能な要素を、シャフト又はドラムの周りに巻くための
手動操作の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の理由のために、要素を巻く又は巻
き戻すことが要求されるような多くの分野における適用
が見い出される。例えば、搬送の分野において、商品の
搬送に用いられる、該商品を保護するために防水布が適
合されるトラックやトレーラーのボディが知られてい
る。
き戻すことが要求されるような多くの分野における適用
が見い出される。例えば、搬送の分野において、商品の
搬送に用いられる、該商品を保護するために防水布が適
合されるトラックやトレーラーのボディが知られてい
る。
【0003】商品の荷積み及び/又は荷下ろしを容易に
するために、迅速に除去又は剥ぎ取られ得るように、防
水布を取り外し可能にすることが通常である。この場合
において、それらの防水布は、カーテンのようなレール
のランナーによって支持される。次いで、防水布は、展
開時に、車両のボディの数箇所で、ピンと張るように保
持される。
するために、迅速に除去又は剥ぎ取られ得るように、防
水布を取り外し可能にすることが通常である。この場合
において、それらの防水布は、カーテンのようなレール
のランナーによって支持される。次いで、防水布は、展
開時に、車両のボディの数箇所で、ピンと張るように保
持される。
【0004】別の可能な解決策は、防水布を巻くか巻き
戻すかのいずれかのために、一方又は他方に回転されね
ばならない。立設されたシャフトの周りを横方向防水布
を巻くことである。
戻すかのいずれかのために、一方又は他方に回転されね
ばならない。立設されたシャフトの周りを横方向防水布
を巻くことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、そのような実施を許容するシャフト又はドラムの周
りに、例えばケーブル、ロープ、フィルム、シート、キ
ャンバス又は防水布等の巻回可能な要素を巻くための手
動操作の装置を提供することにある。本発明は、本出願
において特別に展開されているが、それに限定されるも
のではなく、シャフト又はドラムの周りに可撓性又は半
剛性の要素を巻くことを許容する。
は、そのような実施を許容するシャフト又はドラムの周
りに、例えばケーブル、ロープ、フィルム、シート、キ
ャンバス又は防水布等の巻回可能な要素を巻くための手
動操作の装置を提供することにある。本発明は、本出願
において特別に展開されているが、それに限定されるも
のではなく、シャフト又はドラムの周りに可撓性又は半
剛性の要素を巻くことを許容する。
【0006】本発明の他の目的は、オペレータの使い勝
手が良く、高い衝撃強度並びに高い信頼性及び出力を提
供する、手動操作の巻回装置を実現することにある。本
発明の更に他の目的は、万能である巻回装置、すなわ
ち、装置の右側及び/又は左側に配置されるシャフト又
はドラムの回転制御を可能にする巻回装置を提供するこ
とにある。
手が良く、高い衝撃強度並びに高い信頼性及び出力を提
供する、手動操作の巻回装置を実現することにある。本
発明の更に他の目的は、万能である巻回装置、すなわ
ち、装置の右側及び/又は左側に配置されるシャフト又
はドラムの回転制御を可能にする巻回装置を提供するこ
とにある。
【0007】本発明の別の目的は、それに制限されるこ
とを意図していない図を介して提供される以下の記載の
基づいて現出する。
とを意図していない図を介して提供される以下の記載の
基づいて現出する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従い、例えばケ
ーブル、ロープ、フィルム、シート、キャンバス又は防
水布等の巻回可能な要素を、シャフト又はドラムの周り
に巻くための手動操作の装置であって、シャフト又はド
ラムを駆動するための機構に作用する操作ハンドルを含
むものにおいて、一方において、該シャフト又はドラム
の回転方向を選択するための、他方において、その一方
への回転を許容し且つ他方への回転を阻止するための、
第1つめ部及びラチェット手段と、操作ハンドルを回動
させることにより、許容された方向に、該シャフト又は
ドラムを回転駆動するための、並びに、ハンドルをその
出発点に復帰させ得るための、第2つめ部及びラチェッ
ト手段、とを含み、該回転は第1の手段によって阻止さ
れることを特徴とする。
ーブル、ロープ、フィルム、シート、キャンバス又は防
水布等の巻回可能な要素を、シャフト又はドラムの周り
に巻くための手動操作の装置であって、シャフト又はド
ラムを駆動するための機構に作用する操作ハンドルを含
むものにおいて、一方において、該シャフト又はドラム
の回転方向を選択するための、他方において、その一方
への回転を許容し且つ他方への回転を阻止するための、
第1つめ部及びラチェット手段と、操作ハンドルを回動
させることにより、許容された方向に、該シャフト又は
ドラムを回転駆動するための、並びに、ハンドルをその
出発点に復帰させ得るための、第2つめ部及びラチェッ
ト手段、とを含み、該回転は第1の手段によって阻止さ
れることを特徴とする。
【0009】本発明は、その一体的な部分を形成する、
添付図面により、以下の記載に基づき更に容易に理解さ
れる。
添付図面により、以下の記載に基づき更に容易に理解さ
れる。
【0010】
【実施例】本発明は、巻回可能な要素を巻くための手動
操作の装置に関する。多くの場合において、シャフト又
はドラムの周りに、例えばケーブル、ロープ、フィル
ム、シート、キャンバス又は防水布、又は類似物等の要
素を巻くことが必要である。非制限的である1つの適用
は、車両又はトレーラのボディの横方向防水布を巻くこ
とである。
操作の装置に関する。多くの場合において、シャフト又
はドラムの周りに、例えばケーブル、ロープ、フィル
ム、シート、キャンバス又は防水布、又は類似物等の要
素を巻くことが必要である。非制限的である1つの適用
は、車両又はトレーラのボディの横方向防水布を巻くこ
とである。
【0011】図5は、その上部がルーフ3で、その後部
がドア4で囲まれ、且つ2つの防水布5で横方向を被わ
れるボディ2を車両1が有するような適用を図解的に示
す。ボディ内部に対するアクセスは、ドアを通して得ら
れるが、ある場合においては、荷積み又は荷下ろしを容
易にするために、横の防水布5を部分的又は完全にわき
に引き得ることが有益である。
がドア4で囲まれ、且つ2つの防水布5で横方向を被わ
れるボディ2を車両1が有するような適用を図解的に示
す。ボディ内部に対するアクセスは、ドアを通して得ら
れるが、ある場合においては、荷積み又は荷下ろしを容
易にするために、横の防水布5を部分的又は完全にわき
に引き得ることが有益である。
【0012】この作動を可能にするために、本発明は、
シャフト又はドラム9を駆動するための機構8に作用す
る操作ハンドル7を含む巻回装置6を提供する。この動
作を制限するために、本発明は、シャフト又はドラム9
を駆動する機構8に作用する操作ハンドル7を含む巻回
装置6を提供する。図1は、本発明に係る巻回装置の構
造を更に詳細に示す。それは、一方において、該シャフ
ト又はドラム9の回転方向を選択するための、他方にお
いて、その一方への回転を許容し且つ他方への回転を阻
止するための、第1つめ部及びラチェット手段10と、
操作ハンドル7を回動させることにより、許容された方
向に、該シャフト又はドラム9を回転駆動するための、
並びに、ハンドルをその出発点に復帰させ得るための、
第2つめ部及びラチェット手段11、とを含み、該回転
は第1の手段10によって阻止される。
シャフト又はドラム9を駆動するための機構8に作用す
る操作ハンドル7を含む巻回装置6を提供する。この動
作を制限するために、本発明は、シャフト又はドラム9
を駆動する機構8に作用する操作ハンドル7を含む巻回
装置6を提供する。図1は、本発明に係る巻回装置の構
造を更に詳細に示す。それは、一方において、該シャフ
ト又はドラム9の回転方向を選択するための、他方にお
いて、その一方への回転を許容し且つ他方への回転を阻
止するための、第1つめ部及びラチェット手段10と、
操作ハンドル7を回動させることにより、許容された方
向に、該シャフト又はドラム9を回転駆動するための、
並びに、ハンドルをその出発点に復帰させ得るための、
第2つめ部及びラチェット手段11、とを含み、該回転
は第1の手段10によって阻止される。
【0013】図2は、駆動機構8に取着された、回転駆
動されるべきシャフト9を視覚化させ得る、図1に示さ
れた、装置の上面図である。巻く及び巻き戻すための、
2つの回転運動は、矢印12及び13により図解的に示
される。図1は、回転方向12を可能にする第1位置に
ある装置を示し、他方、図2は、第2位置にある装置を
示し、この場合は、矢印13の方向の回転が許される。
動されるべきシャフト9を視覚化させ得る、図1に示さ
れた、装置の上面図である。巻く及び巻き戻すための、
2つの回転運動は、矢印12及び13により図解的に示
される。図1は、回転方向12を可能にする第1位置に
ある装置を示し、他方、図2は、第2位置にある装置を
示し、この場合は、矢印13の方向の回転が許される。
【0014】第1つめ部及びラチェット手段10は、歯
付きホイール14と、特に2つのつめ部16及び17を
有するようなロッキング部材15、とにより、構成され
る。歯付きホイール14は、2つのプレート18,19
の間で回動可能に取着され、軸受け部材20,21の両
側に延びており、図2及び4に示されているように、一
方側若しくは他方側、あるいは両側で、ドラム又はシャ
フト9に取着され得るようになっている。
付きホイール14と、特に2つのつめ部16及び17を
有するようなロッキング部材15、とにより、構成され
る。歯付きホイール14は、2つのプレート18,19
の間で回動可能に取着され、軸受け部材20,21の両
側に延びており、図2及び4に示されているように、一
方側若しくは他方側、あるいは両側で、ドラム又はシャ
フト9に取着され得るようになっている。
【0015】上記シャフト又はドラム9に対する上記取
付けは、当業者にとって公知である技術に従って直接又
は間接に実施され得る、ということが理解されるべきで
ある。本図の場合において、上記シャフト9は、同軸的
であり、歯付きホイールと直接関係する。しかしなが
ら、必要ならば、減速機構が設けられ得る。ロッキング
部材15は、第1が図1に示され、第2が第3に示され
るような、2つの状態を有するように設計される。更
に、第1つめ及びラチェット機構を形成するために上記
歯付きホイール14と協働するように設計される。
付けは、当業者にとって公知である技術に従って直接又
は間接に実施され得る、ということが理解されるべきで
ある。本図の場合において、上記シャフト9は、同軸的
であり、歯付きホイールと直接関係する。しかしなが
ら、必要ならば、減速機構が設けられ得る。ロッキング
部材15は、第1が図1に示され、第2が第3に示され
るような、2つの状態を有するように設計される。更
に、第1つめ及びラチェット機構を形成するために上記
歯付きホイール14と協働するように設計される。
【0016】更に詳細には、ロッキング部材15は、ピ
ボットピン22の周りを移動可能である2つのプレート
18,19で構成される固定ヨークに取着される。更
に、ロッキング部材をその安定状態に保持するために、
それは、リターンスプリング23を有し、その一端24
は、固定ヨークと一体的であり、特に、この場合におい
て、2つのプレート18,19を接続するプレート25
と一体的である。スプリングの他端26は、それをロッ
キング部材15と一体的にするために、ピン27に係合
する。
ボットピン22の周りを移動可能である2つのプレート
18,19で構成される固定ヨークに取着される。更
に、ロッキング部材をその安定状態に保持するために、
それは、リターンスプリング23を有し、その一端24
は、固定ヨークと一体的であり、特に、この場合におい
て、2つのプレート18,19を接続するプレート25
と一体的である。スプリングの他端26は、それをロッ
キング部材15と一体的にするために、ピン27に係合
する。
【0017】特に図1及び3に示されているように、ヨ
ーク18,19,25のロッキング部材の連結部22及
びスプリングの固定端部24を貫通する想像線とスプリ
ングの長手方向軸線28は、2つの安定位置を確実化す
るために交差する。またロッキング部材は、レバー29
を含み、レバー29は、第1つめ部16又は第2つめ部
17のいずれかを歯付きホイール14に係合させるため
に、ロッキング部材がそのピボットピン22の周りを回
転移動され得るようにする。
ーク18,19,25のロッキング部材の連結部22及
びスプリングの固定端部24を貫通する想像線とスプリ
ングの長手方向軸線28は、2つの安定位置を確実化す
るために交差する。またロッキング部材は、レバー29
を含み、レバー29は、第1つめ部16又は第2つめ部
17のいずれかを歯付きホイール14に係合させるため
に、ロッキング部材がそのピボットピン22の周りを回
転移動され得るようにする。
【0018】つめ部16が歯付きホイール14に係合す
るときに、後者の回転は、矢印12の方向に単独で許さ
れ、それは、つめの傾斜部分30のためであり、次いで
後者は、回転時に、歯付きホイールの次の歯に退くため
に、スプリング23及び連結部22によって後退する。
他方、逆方向の回転は、つめ部16の急坂部31によっ
て阻止される。これは、図1に特に示される。
るときに、後者の回転は、矢印12の方向に単独で許さ
れ、それは、つめの傾斜部分30のためであり、次いで
後者は、回転時に、歯付きホイールの次の歯に退くため
に、スプリング23及び連結部22によって後退する。
他方、逆方向の回転は、つめ部16の急坂部31によっ
て阻止される。これは、図1に特に示される。
【0019】図3に示される第2位置において、つめ部
17が歯付き方向に係合するときに、後者は、矢印13
の方向に単独で回転することが許される。以上と同じ原
理に従い、つめ部17の傾斜部32、スプリング28及
び連結部22は、つめ部が引っ込むのを可能にし、他
方、つめ部17の急坂部17は、歯付きホイール14の
歯のフランク(flank)に当接・係合する。
17が歯付き方向に係合するときに、後者は、矢印13
の方向に単独で回転することが許される。以上と同じ原
理に従い、つめ部17の傾斜部32、スプリング28及
び連結部22は、つめ部が引っ込むのを可能にし、他
方、つめ部17の急坂部17は、歯付きホイール14の
歯のフランク(flank)に当接・係合する。
【0020】図示実施例の形式において、Cのような形
状をそのまま有し、その一端は、上部つめ部16で形成
され、他方は、歯付きホイール14の上部又はその下部
に対して作用する下部つめ部17で形成される。既に記
載したように、各つめ部16,17は、上記第1つめ部
及びラチェット機構を形成するために歯付きホイール1
4と協働し、歯付きホイール14に結合するつめ部16
又は17の選択は、上記許される方向12又は13の選
択に役立つ。
状をそのまま有し、その一端は、上部つめ部16で形成
され、他方は、歯付きホイール14の上部又はその下部
に対して作用する下部つめ部17で形成される。既に記
載したように、各つめ部16,17は、上記第1つめ部
及びラチェット機構を形成するために歯付きホイール1
4と協働し、歯付きホイール14に結合するつめ部16
又は17の選択は、上記許される方向12又は13の選
択に役立つ。
【0021】この場合において、歯付きホイール14を
作動させるために、本装置は、上記歯付きホイール14
と協働するように設計され、従って上記第2つめ部及び
ラチェット手段11を構成する、回動自在に取着され且
つ可逆つめ部35を支持するレバー34を含む。レバー
は、ヨーク36を介して、歯付きホイール14を支持す
るピン20,21の周りを、少なくとも部分的に回動し
得るように取着される。
作動させるために、本装置は、上記歯付きホイール14
と協働するように設計され、従って上記第2つめ部及び
ラチェット手段11を構成する、回動自在に取着され且
つ可逆つめ部35を支持するレバー34を含む。レバー
は、ヨーク36を介して、歯付きホイール14を支持す
るピン20,21の周りを、少なくとも部分的に回動し
得るように取着される。
【0022】従って、図1及び3に示されている矢印3
7〜38によって示される方向に回動することが許され
る。可逆つめ部35は、その一部が、レバー34の端部
に設けられ、その長手方向の周りを少なくとも180°
回転され得るように、その領域に機械的に取着される。
7〜38によって示される方向に回動することが許され
る。可逆つめ部35は、その一部が、レバー34の端部
に設けられ、その長手方向の周りを少なくとも180°
回転され得るように、その領域に機械的に取着される。
【0023】本場合において、2つのつめ部16,17
を具えた上記ロッキング部材及びレバー34の可逆つめ
部は、歯付きホイール14の一方側に配置される、とい
うことが理解されるべきである。しかしながら、他の構
成も意図され得る。歯付きホイール35は、ピストン3
8によって支持され、スプリング39により歯付きホイ
ール14に向かって付勢される。ピストン38は、この
目的のために設けられるボアに摺動自在に取着され。ス
プリング39は、このボアのハウジングに設けられ、必
要ならば引っ込められ得るようにするために肩部に当接
・係合する。
を具えた上記ロッキング部材及びレバー34の可逆つめ
部は、歯付きホイール14の一方側に配置される、とい
うことが理解されるべきである。しかしながら、他の構
成も意図され得る。歯付きホイール35は、ピストン3
8によって支持され、スプリング39により歯付きホイ
ール14に向かって付勢される。ピストン38は、この
目的のために設けられるボアに摺動自在に取着され。ス
プリング39は、このボアのハウジングに設けられ、必
要ならば引っ込められ得るようにするために肩部に当接
・係合する。
【0024】つめ部35が逆動し得るようにするため
に、レバー34は、少なくとも一時的に、つめ部35か
ら回転式に分離され得る。図1及び2は、ピン41によ
ってレバーと一体的にされるソケット40により特に構
成されるような機構を示す。ソケット40の前端におい
て、ハウジング43内で摺動自在に適合されるように第
2のピン42が設けられる。
に、レバー34は、少なくとも一時的に、つめ部35か
ら回転式に分離され得る。図1及び2は、ピン41によ
ってレバーと一体的にされるソケット40により特に構
成されるような機構を示す。ソケット40の前端におい
て、ハウジング43内で摺動自在に適合されるように第
2のピン42が設けられる。
【0025】従って、矢印44の方向にレバーを押圧す
ることによってスプリング39の力が反発されるとき
に、ピン42は、そのハウジング43から解放され、次
いでソケットは、回動を許され、これによりピストン3
8、従ってつめ部35が回動せしめられる。図1に示さ
れた位置において、つめ部35の急坂部は、下方向に向
けられ、歯付きホイール14の回転は、レバーが矢印3
8の方向に移動されるときに、第1つめ部及びラチェッ
ト手段10によってその方向に阻止され、つめ部35及
びピストン38は、各歯において、つめ部の大きな傾斜
を付与されながら、復帰移動する。
ることによってスプリング39の力が反発されるとき
に、ピン42は、そのハウジング43から解放され、次
いでソケットは、回動を許され、これによりピストン3
8、従ってつめ部35が回動せしめられる。図1に示さ
れた位置において、つめ部35の急坂部は、下方向に向
けられ、歯付きホイール14の回転は、レバーが矢印3
8の方向に移動されるときに、第1つめ部及びラチェッ
ト手段10によってその方向に阻止され、つめ部35及
びピストン38は、各歯において、つめ部の大きな傾斜
を付与されながら、復帰移動する。
【0026】他方、レバーが矢印37の方向に移動され
るときには、歯付きホイールを支持し且つ後者を駆動す
るのは、つめ部の急坂部である。逆に、図3において、
急坂部は、上方に向けられ、つめ部の傾斜部は、下方に
向けられる。レバーが矢印38の方向に移動されるとき
には、つめ部35は、歯付きホイール14を駆動する。
他方、レバーが矢印37方向に再度移動されるときに
は、歯付きホイール14は、各歯において、この方向に
手段10により不動化され、つめ部は、そのハウジング
内に押圧・復帰され、その度に引っ込められる。
るときには、歯付きホイールを支持し且つ後者を駆動す
るのは、つめ部の急坂部である。逆に、図3において、
急坂部は、上方に向けられ、つめ部の傾斜部は、下方に
向けられる。レバーが矢印38の方向に移動されるとき
には、つめ部35は、歯付きホイール14を駆動する。
他方、レバーが矢印37方向に再度移動されるときに
は、歯付きホイール14は、各歯において、この方向に
手段10により不動化され、つめ部は、そのハウジング
内に押圧・復帰され、その度に引っ込められる。
【0027】本発明の他の実施は、本出願の範囲を逸脱
することなく意図され得る、ということは言うまでもな
い。
することなく意図され得る、ということは言うまでもな
い。
【図1】図1は、第1の位置にある、本発明に係る巻回
装置の長手方向断面図である。
装置の長手方向断面図である。
【図2】図2は、図1に示された本発明に係る装置の上
面図である。
面図である。
【図3】図3は、第2の位置にある、図1に示されたよ
うな、本発明に係る装置の長手方向断面図である。
うな、本発明に係る装置の長手方向断面図である。
【図4】図4は、図1に示されたような、本発明に係る
装置の左側面図である。
装置の左側面図である。
【図5】図5は、車両の横方向防水布の巻回に対して本
発明に係る巻回装置を適用した図解図である。
発明に係る巻回装置を適用した図解図である。
【符号の説明】 2…ボディ 3…ルーフ 5…防水布 6…巻回装置 7…操作ハンドル 9…シャフト又はドラム 10…第1つめ部及びラチェット手段 11…第2つめ部及びラチェット手段 14…歯付きホイール 15…ロッキング部材 16,17…つめ部 18,19…プレート 22…ピボットピン 23…スプリング
Claims (10)
- 【請求項1】 例えばケーブル、ロープ、フィルム、シ
ート、キャンバス又は防水布等の巻回可能な要素(5)
を、シャフト又はドラム(9)の周りに巻くための手動
操作の装置(6)であって、シャフト又はドラム(9)
を駆動するための機構(8)に作用する操作ハンドル
(7)を含むものにおいて、 一方において、該シャフト又はドラム(9)の回転方向
を選択するための、他方において、その一方への回転を
許容し且つ他方への回転を阻止するための、第1つめ部
及びラチェット手段(10)と、 操作ハンドル(7)を回動させることにより、許容され
た方向に、該シャフト又はドラム(9)を回転駆動する
ための、並びに、ハンドルをその出発点に復帰させ得る
ための、第2つめ部及びラチェット手段(11)、とを
含み、 該回転は第1の手段(10)によって阻止されることを
特徴とする装置。 - 【請求項2】 上記第1つめ部及びラチェット手段(1
0)は、 上記回転移動可能なシャフト又はドラム(9)に直接又
は間接に取着される歯付きホイール(14)と、 該歯付きホイール(14)と協働するように設計され
た、2つの安定位置を有する、2つのつめ部(16,1
7)を具えるロッキング部材(15)、 とにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の
装置。 - 【請求項3】 上記第2つめ部及びラチェット手段(1
1)は、上記歯付きホイール(14)と協働するように
設計された、可逆つめ部(35)を支持し且つ回動可能
に取着された第1レバー(35)によって構成されるこ
とを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 上記シャフト又はドラム(9)は、上記
歯付きホイール(14)と同軸的であり且つ所定の関係
を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項5】 上記レバー(34)は、上記歯付きホイ
ール(14)及びピン(20,21)の周りを、少なく
とも部分的に、回動し得るように取着されることを特徴
とする請求項3に記載の装置。 - 【請求項6】 上記レバー(34)の可逆つめ部(3
5)及び2つのつめ部(16,17)を具える上記ロッ
キング部材(15)は、上記歯付きホイール(14)の
両側に配置されることを特徴とする請求項3に記載の装
置。 - 【請求項7】 上記ロッキング部材(15)は、ピン
(22)の周りを移動可能な固定ヨーク(18,19,
25)に取着され且つ復帰スプリング(23)を有し、
復帰スプリングの一端(24)は、固定ヨーク(25)
と一体的であり、他端(26)は、ロッキング部材(1
5)と一体的であり、ヨークのロッキング部材の連結部
(22)及びスプリングの固定端(24)を貫通する想
像線及びスプリングの長手方向軸線(28)は、2つの
安定位置を保証するように交差することを特徴とする請
求項2に記載の装置。 - 【請求項8】 上記可逆つめ部(35)は、つめ部(3
5)がその長手方向軸線(37)の周りを少なくとも1
80°回転し得るようにするために、レバー(34)の
端部に設けられ且つその領域に機械的に取着されること
を特徴とする請求項3に記載の装置。 - 【請求項9】 上記つめ部(35)は、ピストン(3
8)によって支持され且つスプリング(39)によって
歯付きホイール(14)に向かって付勢され、該ピスト
ン(38)及びレバー(34)は、つめ部(35)が逆
動し得るようにするために、少なくとも一時的に、角度
的に分離され得ることを特徴とする請求項8に記載の装
置。 - 【請求項10】 上記ロッキング部材(15)は、Cを
形成するように配置され、歯付きホイール(14)の上
部及び下部にそれぞれ作用する、上部つめ部(16)及
び下部つめ部(17)を有し、各つめ部(16,17)
は、上記第1つめ部及びラチェット手段(10)を形成
するように歯付きホイール(14)と協働し、歯付きホ
イール(14)に係合するつめ部(16,17)の選択
は、上記許される方向(12又は13)を選定すること
を特徴とする請求項7に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9303708A FR2703037B1 (fr) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | Dispositif d'enroulement à commande manuelle d'un élément enroulable autour d'un arbre ou d'un tambour. |
FR9303708 | 1993-03-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278995A true JPH06278995A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=9445534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30922493A Pending JPH06278995A (ja) | 1993-03-26 | 1993-12-09 | 巻回可能な要素の巻回装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0616968B1 (ja) |
JP (1) | JPH06278995A (ja) |
DE (1) | DE69313096T2 (ja) |
ES (1) | ES2108854T3 (ja) |
FR (1) | FR2703037B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2744112B1 (fr) * | 1996-01-29 | 1998-04-30 | Philippe Thiriet | Dispositif d'enroulement a commande manuelle d'un element enroulable sur un arbre ou tambour |
FR2814448B1 (fr) * | 2000-09-26 | 2003-01-03 | Thiriet Fils | Dispositif d'enroulement a commande manuelle d'un element enroulable |
FR2978391B1 (fr) | 2011-07-28 | 2013-08-09 | Thiriet | Dispositif d'enroulement a commande manuelle d'un element enroulable, tel qu'une bache |
DE102014115146A1 (de) * | 2014-10-17 | 2016-04-21 | Wihag Fahrzeugbausysteme Gmbh | Spannratsche |
FR3034057B1 (fr) | 2015-03-24 | 2017-03-10 | Thiriet | Dispositif d'enroulement a commande manuelle d'un element enroulable |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4860606A (en) * | 1988-05-23 | 1989-08-29 | Harper Truck, Inc. | Ratchet apparatus with hand truck assembly |
US5129698A (en) * | 1991-07-24 | 1992-07-14 | Aero Industries, Inc. | Tarp cover system with lever-operated locking and brake means |
-
1993
- 1993-03-26 FR FR9303708A patent/FR2703037B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1993-11-24 ES ES93490021T patent/ES2108854T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-24 EP EP19930490021 patent/EP0616968B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-24 DE DE1993613096 patent/DE69313096T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-09 JP JP30922493A patent/JPH06278995A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69313096T2 (de) | 1998-03-05 |
EP0616968A1 (fr) | 1994-09-28 |
ES2108854T3 (es) | 1998-01-01 |
DE69313096D1 (de) | 1997-09-18 |
FR2703037B1 (fr) | 1995-05-12 |
FR2703037A1 (fr) | 1994-09-30 |
EP0616968B1 (fr) | 1997-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4529098A (en) | Top closure for a rectangular box | |
US4030780A (en) | Cover assembly | |
US3854770A (en) | Truck cover | |
US4023857A (en) | Tensioned and retractable truck body tarpaulin | |
US6685251B2 (en) | Retractable cover system for open top end containers | |
EP3831653B1 (en) | Safety tensioning device for automobiles | |
JP4558803B2 (ja) | クロスバーロック装置 | |
JP2000199557A (ja) | ロ―ラのためのラチェット型カム・ロック | |
US6105211A (en) | Belt shortening device | |
JPH06278995A (ja) | 巻回可能な要素の巻回装置 | |
US7080719B2 (en) | Wrap spring brake | |
US6409192B1 (en) | Slider pin release mechanism for a semi-trailer | |
US4327897A (en) | Cable guide for powered winch | |
US6076805A (en) | Rope pulling device | |
CN206086515U (zh) | 一种车用绞盘操纵手柄 | |
JP2006239288A (ja) | 積載物固定装置 | |
KR0137512B1 (ko) | 트럭의 데크(Deck) 자동덮개장치 | |
JP2000344163A (ja) | 牽引吊上式自転車駐車装置 | |
JPS62231857A (ja) | パワ−アシスト式駐車ブレ−キ装置 | |
JP4201535B2 (ja) | 表示装置 | |
KR102584946B1 (ko) | 차량용 슬라이딩 드롭 루프탑 텐트 | |
AU2003266444B2 (en) | Truck side curtain tensioning device | |
JP2001087317A (ja) | 車椅子固定装置 | |
JP3100848U (ja) | 自動車用の車体カバー装置 | |
KR200204052Y1 (ko) | 화물차용 덮개 보관장치 |