JPH06278170A - 合成樹脂等の可塑性物質の射出成形機の型締ユニット - Google Patents

合成樹脂等の可塑性物質の射出成形機の型締ユニット

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JPH06278170A
JPH06278170A JP5120414A JP12041493A JPH06278170A JP H06278170 A JPH06278170 A JP H06278170A JP 5120414 A JP5120414 A JP 5120414A JP 12041493 A JP12041493 A JP 12041493A JP H06278170 A JPH06278170 A JP H06278170A
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mold clamping
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】射出成形品の排出を高速化して生産時間を短縮
できる型締ユニットの提供。 【構成】合成樹脂等の可塑性物質の射出成形機の型締ユ
ニットには、射出成形部材を射出成形機から取出すた
め、少くとも2つの成形型部材34を移動する装置が設
けてある。成形型部材は、成形型アセンブリの形成のた
め、締付方向に直角な移行路fに沿って型締ユニットの
型ホルダの間を交互に移行される。すべての成形型部材
が、当該の旋回アーム26bとともに、型締ユニットの
分割面に成形型部材を移行する一つの多腕旋回アーム機
構26を形成し、旋回アーム機構が、それ自体を型固定
スペースに固定する形状結合に基づき、射出サイクル毎
に反復され取出装置Hに射出成形品21´を移行できる
位置に、成形型アセンブリ外にある少くとも1つの成形
型部材34を正確に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂等の可塑性物質
の射出成形の型締ユニットに関し、特にその成形型アセ
ンブリ及びそれを構成する成形型部材を成形型アセンブ
リの分割面へ移動配設する機構に関する。より詳しくは
本発明は、請求項1のプレアンブルに上位概念として記
載の合成樹脂等の可塑性物質の射出成形機の型締ユニッ
トに関する。即ち、それは、合成樹脂等の可塑性物質の
射出成形機の型締ユニットであって、それぞれ旋回アー
ム(26b)に設けた少くとも2つの成形型部材を移動
する装置を備え、1つの成形型アセンブリを構成するた
め、締付方向に垂直に配置された移行路(f)に沿って
締付方向(s−s)に平行な軸線(a−a)のまわりに
回転して型締ユニットの型ホルダの間の型固定スペース
内の少くとも1つの分割面に成形型部材を選択的に移行
する形式のものである。
【0002】
【従来の技術】成形型部材を分割面内に旋回する装置
は、西独公開特許第4008310号から公知である。
成形型部材は、別個の軸線のまわりに旋回自在であり、
各成形型部材は別個に旋回される。従って、射出成形型
から射出成形品を比較的迅速に取出すことができるが、
各成形型部材について、可動の別個の駆動装置が必要で
あるので、取出位置が射出サイクル毎に変化する。しか
しながら、製品に接触せずに射出成形品を取出すことが
できるので、取出操作によって問題が生ずることはな
い。この場合、各成形型部材について別個の駆動装置が
必要であるので、型キャビテイから射出成形品を取出す
ために必要な経費が増大する。
【0003】更に、型キャビテイから射出成形品を取出
すための取出装置は、例えば、特開平2−187317
(=EP−0359013A2)から公知である。しか
しながら、この種の取出装置によって射出成形部材を取
出す場合、基本的に、型キャビテイから射出成形品を取
出すため、取出装置のグリッパを型半部の間に導入する
必要がある。従って、取出時の型半部の分割面の開き幅
は、主として、導入すべきグリッパの大きさに基づき決
まる。しかしながら、射出成形品を取出すために必要な
一対の型半部間の距離が大きくなるとともに、型半部を
上記距離だけ移行するのに必要な時間も増大する。更
に、例えば、グリッパが射出成形品を即座に正しく把持
しない場合は、実際に常に、射出成形品の取出時に問題
が生ずることになる。かくして、常に、トラブルのない
迅速な生産を妨害する停止時間(死時間)が現れる。
【0004】更に、2色射出成形のために、射出成形型
内で成形型部材を型の締付方向に直角な軸線のまわりに
回転することは公知である(西独特許第1268365
号)。この場合、型キャビテイが、それぞれ、所望個所
にあるよう、例えば、偏心部材によって、回転運動を支
援できる。しかしながら、この操作の目的は、2色射出
成形に型を利用できる状態とすることにすぎず、上記装
置によっては、成形型から射出成形品を取出すことはで
きない。さらに、このように旋回軸線を締付方向に直角
に配置した場合、常に、型締ユニットのための完全な開
放路を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
先行技術から出発して、敏感な高精度射出成形品の場合
でも、生産時間の短縮によって射出成形品をより迅速に
突出し得るよう、冒頭に述べた種類の型締ユニットを改
良することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴によって解決される。即ち、本発明の型締ユニット
は、冒頭に述べた上位概念に基づく形式のものにおい
て、すべての成形型部材が、夫々当該のアーム(26
b)とともに、ほぼ型締ユニットの分割面に成形型部材
を移行する唯一つの多腕の旋回アーム機構(26)を形
成し、該旋回アーム機構(26)が、それ自体を型固定
スペースに固定する形状結合に基づき、成形型アセンブ
リ(M)外にある少くとも1つの成形型部材(34)を
射出サイクル毎に反復可能な位置に正確に固定しうると
共に、少くとも射出成形品(21´)を取出装置(H)
によって上記位置から取出し得るよう構成したことを特
徴とする。
【0007】この種の構成の場合、ハンドリング機構
(取出装置)は、すでに、金型(成形型)の一部である
か、或いは金型が、すでに、ハンドリング機構の一部で
ある。従来とは異なり、射出成形品の取出のため型固定
スペース(締付空間)内にグリッパを導入するのに開放
位置を形成することは不要であり、射出成形品とともに
ハンドリング機構を型設置スペース外の位置に旋回する
ためハンドリング機構の解放手段を設けるだけでよい。
【0008】かくして、同時に、旋回して引出した成形
型部材(部分)から射出成形品を取出すことができる別
の取出装置を接続するための基本的構造条件が得られ
る。取出装置についてこのために必要な正確な操作位置
決めは、以降の型締時に自動的に生ずるので、取出を行
うための旋回アーム機構は、もちろん、特別の位置決め
精度を必要とせず、従って、ハンドリング時に必要な経
費のかかる製造精度を必要としない。万一取出装置が、
成形型部材から射出成形品を即座に確実に取出し得ない
場合には、射出サイクルの間に、次の試行のための十分
な時間があるので、これに関連して、余分な停止時間が
避けられる。
【0009】射出注入口及び注入道(湯道)の部分は、
型キャビテイ外で射出成形品から切離すことができ、直
ちに別途に排出させることができる。かくして、対応す
る押出装置および突出し装置を金型工具外に設置できる
ので、これらの工具費が低減される。しかも、押出のた
めに貴重なサイクル時間をとる必要はなく、マシン脚部
には、この種の排出装置を設けなくてもよいので、余分
のスペースが得られる。射出サイクルの間の開放路の最
小寸法は、もはや、ハンドリング機構のグリッパによっ
て決定されず、射出成形品自体の寸法によって上記開放
路が決定されうるので、偏平な射出成形品の場合は特
に、通過すべき開放路が短縮されるので、サイクル時間
が短縮される。型締ユニットの内外にある成形型部材を
旋回アーム機構を介して結合することによって、型キャ
ビテイ内にある成形型部材が調心されて、取出装置の操
作位置が正確となるので、十分な自動化を問題なく且つ
低廉に実現できる。
【0010】請求項2の構成の場合、成形型部材の寸法
は最小化されるので、特に、移動すべき重量が減少さ
れ、従って、移動を迅速化できる。基本的には、型固定
スペース(締付空間)外に旋回する際に射出成形品を保
持できるよう、ホルダに保持された成形型部材に射出成
形品を固定すればよい。この限りにおいて、平坦なホル
ダで十分である。
【0011】請求項4の構成の場合、旋回アーム機構全
体が軸に可動に軸支される。回転運動のため旋回アーム
機構を解放するため、旋回アーム機構は、軸線方向へ可
動に且つ半径方向へ不動に軸に支持されている。かくし
て、射出成形型の開放時、成形型部材は残余の型部材か
ら自動的に分離される。この場合、第1に、分離を不動
の型ホルダから行うか可動の型ホルダから行うかは重要
ではない。この場合、適切な方策(例えば、型工具のア
ンダカット、不動の型ホルダに対する弾性支持)によっ
て分離操作を支援できる。
【0012】請求項6の構成の場合、利用可能スペース
が最小であってもこの種の取出装置を実現できる。この
場合、同時に、既存の案内ロッドを回転軸として利用で
きる。即ち、偏心部材によって、妨害をなす角部の案内
ロッドを問題なく通過させることができる。この場合、
偏心部材の使用に伴い、案内ロッドに非対称の負荷が加
えられるが、小さい重量を移動するだけでよいので上記
負荷の影響は小さい。
【0013】請求項8の構成の場合、他の型部材の迅速
な交換を自動化できる。この場合、射出サイクル中に射
出成形品を型から取出す旋回アーム機構自体によって成
形型の交換部材を成形型に移送する。型半部の間の間隔
は極く僅か開くだけでよいので、上記交換は、極めて迅
速に且つ成形機パラメータの設定を変えずに実施でき
る。更に、交換部材を成形型に固定するために別個の固
定手段を設ける必要はない。この交換の利点は、CD製
造時に製品数が少い場合に特に、顕著であり、即ち、射
出成形品の製造コストが低減される。この場合、交換操
作を完全に自動化できる。何故ならば、プログラム制御
によって、射出成形品と交換部材とを区別し、更に、同
一の態様で当該部品及び部材の双方を交換できるからで
ある。
【0014】請求項9−11の構成の場合、負圧によっ
て、交換部材の移動および固定を実施する。旋回アーム
機構の一つのアームは、成形型外で交換部材を受取り、
次いで、交換部材が射出成形型に移行され、型が閉じら
れ、アームに構成された負圧が消失される間に、成形型
に交換部材を全面で当接させる負圧が成形型内に形成さ
れる。交換部材を除去または交換する場合は、上記操作
を逆方向へ行う。型締ユニット外での位置正確な固定に
よって、グリッパに交換部材を位置正確に移行できる。
この場合、請求項11に基づき、グリッパは、交換部材
の保存台(ないし棚=スタックマガジン)に達すること
ができ、交換部材を新しい交換部材と簡単に且つ特に迅
速に交換できる。
【0015】別の実施態様及び利点はその他の従属請求
項に開示した。図面を参照して以下に本発明を詳細に説
明する。
【0016】
【実施例】型締ユニットFは、合成樹脂、金属、セラミ
ック材料等、その他の可塑性物質の射出成形機において
使用される。この場合、基本的に、合成樹脂は、射出成
形ユニットSによって、型締シリンダZによって締付位
置に移行させることができる型部材24、25によって
形成される型キャビテイに射出される。この場合、型部
材24、25は、案内ロッド12を介して相互に結合さ
れた不動の型ホルダ(型支持体)10と可動の型ホルダ
11との間にあり、この場合、上記案内ロッドは、可動
の型ホルダを案内し、不動の型ホルダに支持される。更
に、成形型アセンブリMの形成のため、型締ユニットの
型ホルダ10、11の間で、締付方向s−sに直角に延
びる移行路fに沿ってほぼ型締ユニットの分割面に移行
される2つの同一(少くとも外形寸法が同一)の成形型
半部34が設けてある。この場合、成形型部材は、旋回
アーム機構26に結合されて1つの運動ユニットを形成
する。特に図2から明らかな如く、成形型部材34を含
む旋回アーム機構26は、案内路fに直角な軸線a−a
(=案内ロッド12の軸線)のまわりに回転自在であ
る。
【0017】図1から明らかな如く、ほぼ平坦な成形型
部材34は、取出開口18を備えたほぼ平坦なリング状
ホルダ26aに設置してある。基本的に、ホルダ26a
および成形型部材34は、旋回運動時に射出成形品2
1、21´を保持できるような厚さに構成すればよい。
次の型締時、成形型部材は、その形状自体に基づき、成
形型内で調心され、他の型部材とともに型キャビテイ4
3を形成する。上記型締ユニットによって、もちろん、
ホルダ26aの厚さを越える深さの射出成形部材を製造
でき、この場合、各射出サイクル中において両割型(型
半部)間の開き幅を増大すればよい。
【0018】成形型部材は射出成形型アセンブリの一部
であり、最適な射出成形品の製造のため、多分割式射出
成形型の部材の間で正確な適合形状が達成されるので、
型締時、軸a−aに軸支された旋回アーム機構は自動的
に正確に位置決めされる。しかしながら、型固定スペー
ス内にある成形型部材を正確に位置決めすれば、型固定
スペースの外部または少くとも成形型アセンブリMの外
部にある射出成形部材も自ずと正確に位置決めされるの
で、軸受に高い精度を要求することなく、特にハンドリ
ング機構(取出装置)MのグリッパGに望ましい態様
で、射出成形品21´の正確な位置を簡単に実現でき
る。
【0019】第1実施例の場合、旋回アーム機構26
は、そのボスによって案内ロッド12に回転自在に軸支
されている。もちろん、上述の課題の解決のため、型ホ
ルダの1つに直接に軸を設けることもできる。旋回アー
ム機構26は、駆動ユニットAによって案内ロッドに沿
って駆動される。駆動手段としては、例えば、好ましく
はボスの範囲の外面において旋回アーム機構を駆動する
ベルト駆動装置、歯車またはラックを使用する。この場
合、特にラックを使用すれば、成形型部材の自動調心に
よって正確な終点位置を達成できる。案内ロッド12に
は、旋回アーム機構のボスを形成する軸受ブッシュ14
がすべり軸受13によって設置されている。軸受ブッシ
ュ14は、軸線a−aの方向へある程度可動なように、
離隔ボルト19を介して可動の型ホルダ11に結合され
ている。しかしながら、対応する装置を不動の型ホルダ
10に設けることもできる。可動の型ホルダに設置すれ
ば、射出成形型を開いた際、自動的に、成形型部材が、
まず、可動の型ホルダから分離され、次いで、不動の型
ホルダから分離されるという利点が得られる。このプロ
セスは、対応してアンダカットを成形型部材に配置する
ことによってまたはバネ手段によって支援できる。更
に、旋回アーム機構に設けた成形型部材をどのような移
動順序で型ホルダから分離するかは重要ではない。場合
によっては、離隔ボルト19によって定められた軸受ブ
ッシュ14と型ホルダとの間の距離を調節するため、本
来の目的とは異なる態様でエゼクタユニット31を成形
型部材に作用させることによって、上記分離操作を支援
できる。図1に、本来の射出操作直前の分離状態を示し
た。
【0020】図2から明らかな如く、2つの旋回アーム
26bを備えた旋回アーム機構26は、ほぼ楕円形の移
行路fを描く。この移行路は、型固定スペースをできる
限り小さく構成しつつ、案内ロッド12を通過するため
に必要である。この楕円形移行路の不利な点は、より大
きい型固定スペースとした場合に必要なコストに比し
て、意識的に許容される。しかしながら、楕円運動を達
成するには、駆動ユニットによって、旋回アーム機構2
6に結合された遊星伝動機構を介して偏心部材15を駆
動する必要がある。図3、4を参照して以下に遊星伝動
機構を詳細に説明する。
【0021】駆動ユニットの歯列Aaは、歯付ベルトを
介して偏心部材15の歯列15aと連結される。偏心部
材15を回転すると、図2の各矢印から明らかな如く、
旋回アーム機構のリングギヤ30は対応して移動され
る。この移動は、相互に結合された遊星歯車(ピニオン
ギヤ)16、17を偏心部材15に設置したことによっ
て実現される。回転時、遊星歯車16の歯列16aは、
案内ロッド12に不動に軸支された軸受ブッシュ14の
歯列14aに歯合する。この場合、半径方向の固定は離
隔ボルト19を介して行われている。別の遊星歯車17
の歯列17aは、旋回アーム機構26と結合されたリン
グギヤの歯列30bと歯合する。部材14、15、30
は、軸受28、29によって相互に分離される。リング
ギヤは、不動の型ホルダ10の方向へ軸受カバー27に
よって閉鎖される。
【0022】この場合、リングギヤ30の歯列と軸受ブ
ッシュ14の歯列との比は、成形型部材34が常に同一
位置を取るよう、2:1に選択する。特に図2から明ら
かな如く、歯列15aは、案内ロッド12の軸線a−a
と同心であり、リングギヤ30は、軸線a−aに対して
偏心させて配置してある。この場合、基本的に、移行路
fは、射出成形機の後ろのスペースに延びているにすぎ
ないので、射出成形機の前方の操作スペースが危険にさ
らされることはない。部材は、旋回時、射出成形技術的
にすでに射出可能な完全な状態にされている。しかしな
がら、射出成形部材の冷却のために、必要に応じて、旋
回運動を利用でき、あるいは、複数の成形型部材を使用
する場合は特に、射出成形部材の完成から取出までの時
間を利用できる。取出時、補助として別のエゼクタユニ
ット31´を使用することもできる。
【0023】しかしながら、成形型部材34以外に、型
締時に型キャビテイの一部を形成する交換部材35´を
設けることもできる。このため、上記交換部材は、移動
ユニット、即ち、旋回アーム機構26から分離でき、射
出成形品の製造中、成形型アセンブリMに結合された状
態に保持できる。交換部材35´が成形型アセンブリM
に結合されている間、移動ユニットを射出成形部材2
1、21´の移送のために使用できる。
【0024】交換部材は、負圧によって旋回アーム機構
26の成形型部材34の端面に吸引保持される。次い
で、交換部材35´を成形型内に旋回したならば直ち
に、型締を行い、次いで、交換部材35´を旋回アーム
機構に保持する負圧が消失され、その代りに、射出成形
型の型部材24に負圧が形成され、かくして、交換部材
35´が型部材24に吸引される。交換部材35´は、
その周縁において旋回アーム機構26に密封状態で保持
される。図6から明らかな如く、旋回アーム機構に関連
する真空接続口41は、型締付時にも双方の型半部が離
隔される範囲に設けてある。交換部材35´は、その周
縁において、真空チャンネル41aによって吸引保持さ
れる。真空チャンネルは、型締ユニットの締付方向へ開
放している。この場合、真空チャンネル41aの開口
は、真空チャンネル40aが設けてない半径方向外方の
範囲で終わっている。真空チャンネル40aは、型キャ
ビテイの1つの側をほぼ完全に被う(図5)。負圧は、
真空接続口41を介して形成される。次いで、型締を行
うと、交換部材35´は成形型24に移行する。真空接
続口40を介して真空状態とされる真空チャンネル40
aは、横方向接続チャンネル(図示してない)を介して
相互に接続されている。真空チャンネル40aに負圧を
維持する限り、交換部材35´は射出成形型に吸着され
てとどまる。上述の順序を反転して真空チャンネル41
aに再び真空を形成すると始めて、交換部材35´を射
出成形型から取出して交換できる。
【0025】別の方法として、交換部材を取出開口の周
縁のゴムリップにも保持でき、その場合交換部材35´
の移送を同一の手段で、しかも、射出成形部材と関係な
く行うことができる。
【0026】射出成形品を製造する場合、射出成形ユニ
ットSのノズルを注入口(湯口)25bに導入し、次い
で、注入道(湯道)25aを介して材料を供給する。
【0027】図1に示した如く、射出成形部材21、2
1´および交換部材35´の取出しのため、グリッパG
を使用する。この場合、グリッパにはスタックマガジン
42が配してあるので、例えば、180゜の回転によっ
て直ちに、交換すべき交換部材35´をスタックマガジ
ンに移行させることができる。交換部材としては、例え
ば、CD(コンパクトディスク)製造時における録音盤
(Tontraegerplatten)が挙げられ
る。
【0028】図7に、旋回アーム機構26の回転軸の配
置および旋回アーム機構の駆動態様が第1実施例と異な
る別の実施例を示した。偏心アーム26b´は旋回アー
ム機構26の回転中心(歯車46の中心軸)から所定距
離偏心しててんびん様に延在し、その先にリング状ホル
ダ26aが形成されている。第1に、回転軸は、すべり
軸受13´および軸受ブッシュ14´によっては案内ロ
ッド12に軸支されていず、従って、所要スペースを最
小化できる。しかしながら、それにも拘らず、案内ロッ
ドにぶつからないよう、旋回アーム機構は、平面b−b
に関して対称に構成され、交互に案内ロッドに接する凹
み26cが設けてある。この場合、セクタ(欠円)歯車
45および歯車46を介して線形運動を回転運動に変換
する線形駆動装置を駆動装置Aとして使用する。しかし
ながら、この代りに、例えば、ベルト駆動装置を使用す
ることもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明の基本構成(請求項1)により、
旋回アーム機構(26)の旋回によって成形型部材(3
4)の射出サイクル毎の成形型アセンブリMへの正確に
位置決めされた固定と、射出成形品の取出のための成形
型アセンブリMの固定スペース外への位置決めされた移
行が、同時に一行程によって、かつ成形型アセンブリ
(割型の組合せ)の分割面間の開放間隔を射出成形品取
出しに必要な最小間隔として、高速化して実現でき、し
かも自動化可能である。射出成形品の取出のためのグリ
ッパ及びハンドリング機構は締付空間外にあればよく、
グリッパを締付空間内へ各射出の都度導入する必要はな
く、締付空間はその分節約でき、また余分のスペースが
あれば他の目的に利用できる。
【0030】取出成形品の取出装置との適合のための特
別の位置決めは、成形型アセンブリ内への成形型部材の
形状結合による位置決めによって、旋回アーム機構の他
のアームの位置決めが自ずと行われるので、不要であ
る。従って取出装置との適合が極めて簡単に実現でき
る。その結果、高精度射出成形品に対しても、迅速な射
出サイクルが実現される。成形型部材(34)の自動交
換が可能であり、例えばCDの録音盤を交換することも
容易である。
【0031】請求項2によって、成形型部材及び旋回ア
ーム機構は最小寸法が達せられる。平坦なホルダで十分
である。請求項3により、旋回アームの機構の駆動ユニ
ットをボスの外側範囲に配設できる。請求項4によって
軸受ブッシュ(14)の軸線方向への所定距離摺動が可
能なよう、型ホルダ(従って旋回アーム機構)を保持で
きる。その結果、射出成形型の開放時に、成形型部材を
残余の型部材から自動的に分離できる。
【0032】請求項6により、最小の利用可能スペース
においても、取出装置を設置できる。即ち偏心部材を用
いることによって、角にある案内ロッドとの干渉を避け
て旋回アーム機構の旋回を行うことができる。
【0033】請求項8により、成形型部材が交換部材を
成すので、他の型部材の迅速な交換が実現される。型半
部の間の間隔はごく僅か開くのみでよい。
【0034】請求項9〜11により、さらに負圧の利用
によって、交換部材の移動、固定を行うことにより、そ
の正確かつ迅速な交換ができる。その他の請求項の利点
は、本文及び実施例に記載した通りである。尚、本発明
の実施例は主として合成樹脂射出成形機の場合に即して
説明したが、他の射出加工可能な材料用の射出成形機に
も本発明は当然適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】型締ユニットの部分切欠側面図である。
【図2】図1の線II−IIに沿う型締ユニットの断面
図である。
【図3】図2の伝動装置の拡大図である。
【図4】伝動装置の範囲の拡大図である。
【図5】閉鎖状態の射出成形型の拡大図である。
【図6】開放状態の射出成形型を示す図5と同様の図面
である。
【図7】開放状態の別の実施例の型締ユニットの不動の
型ホルダの方向の断面図である。
【符号の説明】
10…不動の型ホルダ 11…可動の型ホルダ 21´…射出成形品 26…旋回アーム機構 26b、26b´…アーム 34…成形型部材 F…型締ユニット H…ハンドリング機構(取出装置) M…成形型アセンブリ S…射出成形ユニット a−a…旋回軸線 s−s…締付方向 f…移行路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項2の構成に従えば、成形型部材は同
一の外形を有するので、型キャビティの形や寸法が異る
場合でも、旋回アームの取出開口に係脱可能であり、交
換を容易・迅速化できる。さらに請求項3の構成の場
合、成形型部材の寸法は最小化されるので、特に、移動
すべき重量が減少され、従って、移動を迅速化できる。
基本的には、型固定スペース(締付空間)外に旋回する
際に射出成形品を保持できるよう、ホルダに保持された
成形型部材に射出成形品を固定すればよい。この限りに
おいて、平坦なホルダで十分である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項5の構成の場合、旋回アーム機構全
体が軸に可動に軸支される。回転運動のため旋回アーム
機構を解放するため、旋回アーム機構は、軸線方向へ可
動に且つ半径方向へ不動に軸に支持されている。かくし
て、射出成形型の開放時、成形型部材は残余の型部材か
ら自動的に分離される。この場合、第1に、分離を不動
の型ホルダから行うか可動の型ホルダから行うかは重要
ではない。この場合、適切な方策(例えば、型工具のア
ンダカット、不動の型ホルダに対する弾性支持)によっ
て分離操作を支援できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項7の構成の場合、利用可能スペース
が最小であってもこの種の取出装置を実現できる。この
場合、同時に、既存の案内ロッドを回転軸として利用で
きる。即ち、偏心部材によって、妨害をなす角部の案内
ロッドを問題なく通過させることができる。この場合、
偏心部材の使用に伴い、案内ロッドに非対称の負荷が加
えられるが、小さい重量を移動するだけでよいので上記
負荷の影響は小さい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項9の構成の場合、他の型部材の迅速
な交換を自動化できる。この場合、射出サイクル中に射
出成形品を型から取出す旋回アーム機構自体によって成
形型の交換部材を成形型に移送する。型半部の間の間隔
は極く僅か開くだけでよいので、上記交換は、極めて迅
速に且つ成形機パラメータの設定を変えずに実施でき
る。更に、交換部材を成形型に固定するために別個の固
定手段を設ける必要はない。この交換の利点は、CD製
造時に製品数が少い場合に特に、顕著であり、即ち、射
出成形品の製造コストが低減される。この場合、交換操
作を完全に自動化できる。何故ならば、プログラム制御
によって、射出成形品と交換部材とを区別し、更に、同
一の態様で当該部品及び部材の双方を交換できるからで
ある。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項10−12の構成の場合、負圧によ
って、交換部材の移動および固定を実施する。旋回アー
ム機構の一つのアームは、成形型外で交換部材を受取
り、次いで、交換部材が射出成形型に移行され、型が閉
じられ、アームに構成された負圧が消失される間に、成
形型に交換部材を全面で当接させる負圧が成形型内に形
成される。交換部材を除去または交換する場合は、上記
操作を逆方向へ行う。型締ユニット外での位置正確な固
定によって、グリッパに交換部材を位置正確に移行でき
る。この場合、請求項11に基づき、グリッパは、交換
部材の保存台(ないし棚=スタックマガジン)に達する
ことができ、交換部材を新しい交換部材と簡単に且つ特
に迅速に交換できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】請求項2によれば、異った型キャビティの
場合でも、成形型部材の交換が容易・迅速にできる。請
求項3によって、成形型部材及び旋回アーム機構は最小
寸法が達せられる。平坦なホルダで十分である。請求項
4により、旋回アームの機構の駆動ユニットをボスの外
側範囲に配設できる。請求項5によって軸受ブッシュ
(14)の軸線方向への所定距離摺動が可能なよう、型
ホルダ(従って旋回アーム機構)を保持できる。その結
果、射出成形型の開放時に、成形型部材を残余の型部材
から自動的に分離できる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】請求項7により、最小の利用可能スペース
においても、取出装置を設置できる。即ち偏心部材を用
いることによって、角にある案内ロッドとの干渉を避け
て旋回アーム機構の旋回を行うことができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】請求項9により、成形型部材が交換部材を
成すので、他の型部材の迅速な交換が実現される。型半
部の間の間隔はごく僅か開くのみでよい。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】請求項10〜12により、さらに負圧の利
用によって、交換部材の移動、固定を行うことにより、
その正確かつ迅速な交換ができる。その他の請求項の利
点は、本文及び実施例に記載した通りである。尚、本発
明の実施例は主として合成樹脂射出成形機の場合に即し
て説明したが、他の射出加工可能な材料用の射出成形機
にも本発明は当然適用可能である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂等の可塑性物質の射出成形機の型
    締ユニットであって、それぞれ旋回アーム(26b)に
    設けた少くとも2つの成形型部材(34)を移動する装
    置を備え、1つの成形型アセンブリを構成するため、締
    付方向に垂直に配置された移行路(f)に沿って締付方
    向(s−s)に平行な軸線(a−a)のまわりに回転し
    て型締ユニットの型ホルダ(10、11)の間の型固定
    スペース内の少くとも1つの分割面に成形型部材を選択
    的に移行する形式のものにおいて、 すべての成形型部材が、夫々当該のアーム(26b)と
    ともに、ほぼ型締ユニットの分割面に成形型部材を移行
    する唯一つの多腕の旋回アーム機構(26)を形成し、 該旋回アーム機構(26)が、それ自体を型固定スペー
    スに固定する形状結合に基づき、成形型アセンブリ
    (M)外にある少くとも1つの成形型部材(34)を射
    出サイクル毎に反復可能な位置に正確に固定しうると共
    に、少くとも射出成形品(21´)を取出装置(H)に
    よって上記位置から取出し得るよう構成したことを特徴
    とする型締ユニット。
  2. 【請求項2】前記成形型部材(34)は、形状結合時に
    成形型(M)に自動調心されて配置されるほぼ平坦な形
    状であり、該成形型部材(34)が、双腕の旋回アーム
    機構(26)のほぼ平坦なホルダ(26a)に保持さ
    れ、旋回運動時、射出成形品(21、21´)が成形型
    部材に保持されることを特徴とする請求項1の型締ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】旋回アーム機構(26)が、駆動ユニット
    (A)によって回転自在なよう軸支されていることを特
    徴とする請求項1、2の1つに記載の型締ユニット。
  4. 【請求項4】ボスとして構成された軸受ブッシュ(1
    4)が、隔離ボルト(19)を介して軸線(a−a)の
    方向へ所定距離可動に型ホルダ(10、11)に結合さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3の1つに記載の
    型締ユニット。
  5. 【請求項5】可動の型ホルダ(11)から旋回アーム機
    構(26)を分離するためのエゼクタユニット(31)
    が設けてあることを特徴とする請求項4の型締ユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】駆動ユニット(A)の歯列(Aa)が、相
    互に噛合う2つの遊星歯車(16、17)を固定した偏
    心部材(15)の外面に作用し、1つの遊星歯車(1
    6)は、位置不動の軸受ブッシュ(14)の歯列(14
    a)と噛合い、別の遊星歯車(17)が、旋回アーム機
    構(26)に結合されたリングギヤ(30)の歯列(3
    0b)と噛合うことを特徴とする請求項1〜5の1つに
    記載の型締ユニット。
  7. 【請求項7】旋回アーム機構(26)が、軸線(a−
    a)を含む平面(b−b)に関して対称であり、旋回ア
    ーム機構のアーム(26b)には、案内ロッド(12)
    を交互に受容する凹み(26c)が設けてあることを特
    徴とする請求項1〜5の1つに記載の型締ユニット。
  8. 【請求項8】成形型部材が、旋回アーム機構(26)か
    ら分離可能であると共に、射出成形中には成形型(M)
    に結合される交換部材(35´)として構成されてお
    り、一方、この時点には、旋回アーム機構(26)の他
    のアームは、射出成形品(21、21´)の搬出のため
    自由であることを特徴とする請求項1〜7の1つに記載
    の型締ユニット。
  9. 【請求項9】旋回アーム機構(26)の各アーム(26
    b)には、取出開口(18)の周面に真空接続口(4
    1)が配してあり、交換部材(35´)が、成形型
    (M)から移行する際または成形型へ移行する際、負圧
    によって旋回アーム機構(26)に保持されることを特
    徴とする請求項8の型締ユニット。
  10. 【請求項10】成形型(M)へ交換部材(35´)を移
    行した後、負圧によって交換部材を成形型(M)に保持
    した場合は、交換部材を旋回アーム機構(26)に保持
    する負圧を解除することを特徴とする請求項9の型締ユ
    ニット。
  11. 【請求項11】射出成形品を取出すための取出装置
    (H)のグリッパ(G)が、取出位置から交換部材(3
    5´)を取出し、保存手段に交換部材(35´)を移行
    する位置および保存手段から交換部材を取出す位置に移
    動できることを特徴とする請求項1〜10の1つに記載
    の型締ユニット。
JP5120414A 1992-04-25 1993-04-26 合成樹脂等の可塑性物質の射出成形機の型締ユニット Expired - Lifetime JP2602768B2 (ja)

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