JPH06278141A - プラスチック成形装置 - Google Patents
プラスチック成形装置Info
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- JPH06278141A JPH06278141A JP6793093A JP6793093A JPH06278141A JP H06278141 A JPH06278141 A JP H06278141A JP 6793093 A JP6793093 A JP 6793093A JP 6793093 A JP6793093 A JP 6793093A JP H06278141 A JPH06278141 A JP H06278141A
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- core
- mold
- plastic
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3865—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture fabricated by using moulding techniques
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/0033—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor constructed for making articles provided with holes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/20—Opening, closing or clamping
- B29C33/22—Opening, closing or clamping by rectilinear movement
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/33—Moulds having transversely, e.g. radially, movable mould parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/0074—Production of other optical elements not provided for in B29D11/00009- B29D11/0073
- B29D11/0075—Connectors for light guides
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- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形用中子が成形型と干渉しないように移動
体を案内し、成形用中子を高い精度で位置決めして破損
等を抑制し、高精度なプラスチック成形品を、安価で歩
留りよく成形することが可能なプラスチック成形装置を
提供する。 【構成】 成形型23,34 が互いに対向させて取り付けら
れ、両成形型を開閉する方向に相対移動自在に配置され
る可動側金型20と固定側金型30、両成形型に向けて離接
自在に配置され、両成形型間に配置される成形用中子41
が突出させて取り付けられる移動体40及び移動体を移動
させる移動手段50を備えたプラスチック成形装置10。成
形装置10は、両移動体を移動させて成形用中子を両成形
型間に配置する際に、移動体を移動方向に対して直交す
る方向に案内して両成形型間に配置させる案内手段60が
夫々設けられている。
体を案内し、成形用中子を高い精度で位置決めして破損
等を抑制し、高精度なプラスチック成形品を、安価で歩
留りよく成形することが可能なプラスチック成形装置を
提供する。 【構成】 成形型23,34 が互いに対向させて取り付けら
れ、両成形型を開閉する方向に相対移動自在に配置され
る可動側金型20と固定側金型30、両成形型に向けて離接
自在に配置され、両成形型間に配置される成形用中子41
が突出させて取り付けられる移動体40及び移動体を移動
させる移動手段50を備えたプラスチック成形装置10。成
形装置10は、両移動体を移動させて成形用中子を両成形
型間に配置する際に、移動体を移動方向に対して直交す
る方向に案内して両成形型間に配置させる案内手段60が
夫々設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに対をなす型板間
に成形用中子を配置してプラスチック成形品を製造する
プラスチック成形装置に関する。
に成形用中子を配置してプラスチック成形品を製造する
プラスチック成形装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、外形と内形とを有するプラスチ
ック成形品を一対の成形型で製造するとき、プラスチッ
ク成形品の外形と内形とを同時に成形するため、両成形
型の間に成形用中子を介在させている。このようなプラ
スチック成形品として、例えば、図５に示したプラスチ
ック製の多心光コネクタ用のフェルール１が知られてい
る。
ック成形品を一対の成形型で製造するとき、プラスチッ
ク成形品の外形と内形とを同時に成形するため、両成形
型の間に成形用中子を介在させている。このようなプラ
スチック成形品として、例えば、図５に示したプラスチ
ック製の多心光コネクタ用のフェルール１が知られてい
る。
【０００３】このフェルール１は、中央に光ファイバを
挿入する複数のファイバ孔２が、また、これらのファイ
バ孔２の両側にガイドピン３，３を嵌合するガイド孔
４，４が、夫々長手方向に平行に形成され、前部が突合
せ面５となっている。フェルール１は、複数のファイバ
孔２の夫々に、並列状態に引き揃えられた複数の光ファ
イバ６の各端部が挿入され、各光ファイバ６は接着剤に
よってフェルール１に固定された後、端面が突合面５と
面一に研磨される。
挿入する複数のファイバ孔２が、また、これらのファイ
バ孔２の両側にガイドピン３，３を嵌合するガイド孔
４，４が、夫々長手方向に平行に形成され、前部が突合
せ面５となっている。フェルール１は、複数のファイバ
孔２の夫々に、並列状態に引き揃えられた複数の光ファ
イバ６の各端部が挿入され、各光ファイバ６は接着剤に
よってフェルール１に固定された後、端面が突合面５と
面一に研磨される。
【０００４】ここで、各ガイドピン３は、フェルール１
を同一形状の他のフェルール１と突合せ接続するとき
に、対応するガイド孔４，４間に掛け渡して嵌合され、
フェルール１，１の対応する光ファイバ６，６を精密に
軸合わせする。このフェルール１を、例えば、プラスチ
ックを用いてトランスファー成形法により製造するとき
は以下のようにして成形される。先ず、互いに対をなす
成形型を型締めし、両成形型によって形成されるキャビ
ティ内に、図６に示す複数のファイバ孔２を成形する成
形ピン７ａを複数設けた中子７とガイド孔４，４を成形
する成形ピン（中子）８，８とをセットした後、このキ
ャビティ内にエポキシ樹脂等のプラスチック材料を注入
し、加熱硬化させてフェルール１を成形する。
を同一形状の他のフェルール１と突合せ接続するとき
に、対応するガイド孔４，４間に掛け渡して嵌合され、
フェルール１，１の対応する光ファイバ６，６を精密に
軸合わせする。このフェルール１を、例えば、プラスチ
ックを用いてトランスファー成形法により製造するとき
は以下のようにして成形される。先ず、互いに対をなす
成形型を型締めし、両成形型によって形成されるキャビ
ティ内に、図６に示す複数のファイバ孔２を成形する成
形ピン７ａを複数設けた中子７とガイド孔４，４を成形
する成形ピン（中子）８，８とをセットした後、このキ
ャビティ内にエポキシ樹脂等のプラスチック材料を注入
し、加熱硬化させてフェルール１を成形する。
【０００５】このようにして成形されたフェルール１
は、キャビティ内から取り出され、成形用の中子７や成
形ピン８，８を取り外して、図５に示す形状となる。光
コネクタ用のフェルール１は、上記のように光ファイバ
６，６相互を精密に軸合わせする必要上、ミクロン単位
の成形精度が要求され、特に、多心光コネクタ用のフェ
ルールでは多数の光ファイバ相互を軸合わせする関係上
より一層高い精度が要求されている。
は、キャビティ内から取り出され、成形用の中子７や成
形ピン８，８を取り外して、図５に示す形状となる。光
コネクタ用のフェルール１は、上記のように光ファイバ
６，６相互を精密に軸合わせする必要上、ミクロン単位
の成形精度が要求され、特に、多心光コネクタ用のフェ
ルールでは多数の光ファイバ相互を軸合わせする関係上
より一層高い精度が要求されている。
【０００６】従って、多心光コネクタ用のフェルールを
プラスチック成形するときには、成形型や成形用中子の
加工精度を高めることは言うに及ばず、キャビティ内に
おける成形用中子を正確に位置決めする必要がある。こ
のプラスチック成形において、対をなす成形型間に成形
用中子をセットする手段には、大別すると二通りある。
プラスチック成形するときには、成形型や成形用中子の
加工精度を高めることは言うに及ばず、キャビティ内に
おける成形用中子を正確に位置決めする必要がある。こ
のプラスチック成形において、対をなす成形型間に成形
用中子をセットする手段には、大別すると二通りある。
【０００７】第一の手段は、対をなす成形型のいずれか
一方に成形用中子を組み込んでおき、成形後にフェルー
ルと共に成形用中子を取り出すものである。第二の手段
は、対をなす成形型と連動して成形型間に向かって移動
自在な移動体に成形用中子を取り付けておき、両成形型
の型締めや型開きの際に、前記移動体を介して成形用中
子を成形型間に自動的に配置，離脱させるものである。
一方に成形用中子を組み込んでおき、成形後にフェルー
ルと共に成形用中子を取り出すものである。第二の手段
は、対をなす成形型と連動して成形型間に向かって移動
自在な移動体に成形用中子を取り付けておき、両成形型
の型締めや型開きの際に、前記移動体を介して成形用中
子を成形型間に自動的に配置，離脱させるものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、成形型間に
成形用中子をセットする前記第一の手段は、フェルール
を成形する都度、作業者が手作業で成形用中子を成形型
に組み込んだり、成形型から取り外すことから、作業が
煩雑で手数がかかる。このため、一成形サイクルに要す
るタクトタイムが長くなり、フェルールの製造コストが
高くなるという問題があった。
成形用中子をセットする前記第一の手段は、フェルール
を成形する都度、作業者が手作業で成形用中子を成形型
に組み込んだり、成形型から取り外すことから、作業が
煩雑で手数がかかる。このため、一成形サイクルに要す
るタクトタイムが長くなり、フェルールの製造コストが
高くなるという問題があった。
【０００９】一方、前記第二の手段は、両成形型に対す
る成形用中子の配置，離脱が、両成形型の開閉作動と連
動する移動体により自動的に行えるため、前記第一の手
段のような不都合はない。しかし、移動体は、通常、成
形型間に向かって一方向にしか移動しない構造のため、
成形型に対する移動位置をサブミクロンオーダーで位置
決めすることが難しく、成形用中子が成形型と干渉する
ことがあった。このような成形用中子と成形型との干渉
が生ずると、成形用中子に設けたファイバ孔を成形する
直径125 μｍ程度の微細な成形ピンが曲がったり、折損
してしまうという問題があった。
る成形用中子の配置，離脱が、両成形型の開閉作動と連
動する移動体により自動的に行えるため、前記第一の手
段のような不都合はない。しかし、移動体は、通常、成
形型間に向かって一方向にしか移動しない構造のため、
成形型に対する移動位置をサブミクロンオーダーで位置
決めすることが難しく、成形用中子が成形型と干渉する
ことがあった。このような成形用中子と成形型との干渉
が生ずると、成形用中子に設けたファイバ孔を成形する
直径125 μｍ程度の微細な成形ピンが曲がったり、折損
してしまうという問題があった。
【００１０】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、成形用中子が成形型と干渉しないように移動体を案
内し、成形用中子を高い精度で位置決めして破損等を抑
制し、高精度なプラスチック成形品を、安価で歩留りよ
く成形することが可能なプラスチック成形装置を提供す
ることを目的とする。
で、成形用中子が成形型と干渉しないように移動体を案
内し、成形用中子を高い精度で位置決めして破損等を抑
制し、高精度なプラスチック成形品を、安価で歩留りよ
く成形することが可能なプラスチック成形装置を提供す
ることを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
を達成するため、成形型が互いに対向させて取り付けら
れ、前記両成形型を開閉する方向に相対移動自在に配置
される可動側金型と固定側金型、前記両成形型に向けて
離接自在に配置され、前記両成形型間に配置される成形
用中子が突出させて取り付けられる移動体及び前記移動
体を移動させる移動手段を備えたプラスチック成形装置
において、前記両移動体を移動させて前記成形用中子を
前記両成形型間に配置する際に、前記移動体を移動方向
に対して直交する方向に案内して前記両成形型間に配置
させる案内手段を夫々設けたものである。
を達成するため、成形型が互いに対向させて取り付けら
れ、前記両成形型を開閉する方向に相対移動自在に配置
される可動側金型と固定側金型、前記両成形型に向けて
離接自在に配置され、前記両成形型間に配置される成形
用中子が突出させて取り付けられる移動体及び前記移動
体を移動させる移動手段を備えたプラスチック成形装置
において、前記両移動体を移動させて前記成形用中子を
前記両成形型間に配置する際に、前記移動体を移動方向
に対して直交する方向に案内して前記両成形型間に配置
させる案内手段を夫々設けたものである。
【００１２】
【作用】案内手段は、両移動体を移動させて前記成形用
中子を前記両成形型間に配置する際に、前記移動体を移
動方向に対して直交する方向に案内する。このため、成
形用中子が成形型と干渉することなく両成形型間に配置
され、成形用中子が高い精度で位置決めされ、破損等か
ら回避される。
中子を前記両成形型間に配置する際に、前記移動体を移
動方向に対して直交する方向に案内する。このため、成
形用中子が成形型と干渉することなく両成形型間に配置
され、成形用中子が高い精度で位置決めされ、破損等か
ら回避される。
【００１３】
【実施例】以下、多心光コネクタのフェルールを成形す
る本発明のプラスチック成形装置（以下、「成形装置」
という）に係る一実施例を図１乃至図４に基づいて詳細
に説明する。成形装置10は、図１に示すように、可動側
金型20、固定側金型30、スライドコア40，40、スライド
コア40を個々に移動させるアクチュエータ50，50及び複
数のスプリングプランジャ60を備えており、図示の状態
が成形開始前の各構成部材の初期位置である。
る本発明のプラスチック成形装置（以下、「成形装置」
という）に係る一実施例を図１乃至図４に基づいて詳細
に説明する。成形装置10は、図１に示すように、可動側
金型20、固定側金型30、スライドコア40，40、スライド
コア40を個々に移動させるアクチュエータ50，50及び複
数のスプリングプランジャ60を備えており、図示の状態
が成形開始前の各構成部材の初期位置である。
【００１４】可動側金型20は、可動側型板21、バッキン
グ22及びバッキング22に載置される成形型23を有してい
る。可動側型板21は、スライドコア40の移動を案内する
ガイド溝21ａが幅方向中央に長手方向に形成されると共
に、ガイド溝21ａの両側には凹溝21ｂ，21ｂが設けられ
（図２参照）、ガイド溝21ａの中央にバッキング22及び
成形型23が配置されている。バッキング22は、成形型23
と一体で可動側型板21に載置されている。成形型23は、
スライドコア40，40が位置する両側に、後述する中子41
や成形ピン42，42を配置してキャビティを形成する凹部
23ａ，23ａが形成され、各凹部23ａに向けて合成樹脂注
入用のランナ23ｂ（図２参照）が設けられている。凹部
23ａには、後述する中子41の成形ピン41ａや成形ピン42
を位置決めするＶ溝が形成されている。ここで、フェル
ールの成形に用いる合成樹脂としては、例えば、エポキ
シ樹脂等を使用する。
グ22及びバッキング22に載置される成形型23を有してい
る。可動側型板21は、スライドコア40の移動を案内する
ガイド溝21ａが幅方向中央に長手方向に形成されると共
に、ガイド溝21ａの両側には凹溝21ｂ，21ｂが設けられ
（図２参照）、ガイド溝21ａの中央にバッキング22及び
成形型23が配置されている。バッキング22は、成形型23
と一体で可動側型板21に載置されている。成形型23は、
スライドコア40，40が位置する両側に、後述する中子41
や成形ピン42，42を配置してキャビティを形成する凹部
23ａ，23ａが形成され、各凹部23ａに向けて合成樹脂注
入用のランナ23ｂ（図２参照）が設けられている。凹部
23ａには、後述する中子41の成形ピン41ａや成形ピン42
を位置決めするＶ溝が形成されている。ここで、フェル
ールの成形に用いる合成樹脂としては、例えば、エポキ
シ樹脂等を使用する。
【００１５】固定側金型30は、固定側取付板31、固定側
型板32、バッキング33及びバッキング33に成形型23と対
向させて取り付けられた成形型34を有している。ここ
で、固定側型板32は、可動側型板21と同様に、幅方向中
央に長手方向に形成された溝32ａの中央にバッキング33
及び成形型34が配置されている。また、成形型34は、凹
部23ａ，23ａと対応する位置に、同様に構成される凹部
34ａ，34ａが形成されると共に、ランナ23ｂと対応する
位置にランナ（図示せず）が設けられている。
型板32、バッキング33及びバッキング33に成形型23と対
向させて取り付けられた成形型34を有している。ここ
で、固定側型板32は、可動側型板21と同様に、幅方向中
央に長手方向に形成された溝32ａの中央にバッキング33
及び成形型34が配置されている。また、成形型34は、凹
部23ａ，23ａと対応する位置に、同様に構成される凹部
34ａ，34ａが形成されると共に、ランナ23ｂと対応する
位置にランナ（図示せず）が設けられている。
【００１６】スライドコア40は、成形型23，34に向けて
離接自在に配置された移動体で、図２に示すように、ガ
イド溝21ａの両側に形成された凹溝21ｂ，21ｂと係合す
るフランジ状の係合部40ａ，40ａが両側に形成され、下
部には半球状の凹部40ｂ，40ｂが設けられている。各ス
ライドコア40は、型が開かれた状態においては、図１及
び図２に示すように、スプリングプランジャ60，60によ
って押し上げられ、各係合部40ａがガイド溝21ａに形成
した凹溝21ｂの上部と係合して上昇位置が規制されてい
る。また、スライドコア40は、図２に示すように、成形
型23側の前面に中子41と成形ピン42，42が固定部材43，
43によって成形型23側に突出させて取り付けられてい
る。中子41は、先端に複数のファイバ孔を成形する成形
ピン41ａが複数設けられている。ここで、中子41と成形
ピン42，42は、スプリングプランジャ60，60によってス
ライドコア40が押し上げられたときに、図１に示すよう
に、成形ピン41ａや成形ピン42が成形型23の凹部23ａよ
りも上方に位置している。
離接自在に配置された移動体で、図２に示すように、ガ
イド溝21ａの両側に形成された凹溝21ｂ，21ｂと係合す
るフランジ状の係合部40ａ，40ａが両側に形成され、下
部には半球状の凹部40ｂ，40ｂが設けられている。各ス
ライドコア40は、型が開かれた状態においては、図１及
び図２に示すように、スプリングプランジャ60，60によ
って押し上げられ、各係合部40ａがガイド溝21ａに形成
した凹溝21ｂの上部と係合して上昇位置が規制されてい
る。また、スライドコア40は、図２に示すように、成形
型23側の前面に中子41と成形ピン42，42が固定部材43，
43によって成形型23側に突出させて取り付けられてい
る。中子41は、先端に複数のファイバ孔を成形する成形
ピン41ａが複数設けられている。ここで、中子41と成形
ピン42，42は、スプリングプランジャ60，60によってス
ライドコア40が押し上げられたときに、図１に示すよう
に、成形ピン41ａや成形ピン42が成形型23の凹部23ａよ
りも上方に位置している。
【００１７】アクチュエータ50は、スライドコア40を成
形型23，34に向けて離接させるシリンダで、本体50ａか
ら延出するシャフト50ｂは、先端がスライドコア40の後
面に連結されている。スプリングプランジャ60は、スラ
イドコア40を移動方向に対して直交する方向に案内して
成形型23，34の間に配置させる案内手段で、可動側型板
21に先端をガイド溝21ａへ突出させて設けられている。
このプランジャ60は、スライドコア40を成形型23側へ移
動させる際に、スライドコア40を移動方向に対して直交
する方向に案内し、中子41と成形ピン42，42を成形型2
3，34と干渉させることなく対応する凹部23ａ，34ａ間
に配置させる。
形型23，34に向けて離接させるシリンダで、本体50ａか
ら延出するシャフト50ｂは、先端がスライドコア40の後
面に連結されている。スプリングプランジャ60は、スラ
イドコア40を移動方向に対して直交する方向に案内して
成形型23，34の間に配置させる案内手段で、可動側型板
21に先端をガイド溝21ａへ突出させて設けられている。
このプランジャ60は、スライドコア40を成形型23側へ移
動させる際に、スライドコア40を移動方向に対して直交
する方向に案内し、中子41と成形ピン42，42を成形型2
3，34と干渉させることなく対応する凹部23ａ，34ａ間
に配置させる。
【００１８】ここで、スプリングプランジャ60は、先端
がガイド溝21ａへ突出する突出量をスライドコア40の半
球状の凹部40ｂの深さ以下になるように設定する。本発
明の成形装置10は以上のように構成されており、多心光
コネクタ用のフェルールをプラスチック成形するときに
以下のようにして使用される。先ず、アクチュエータ5
0，50を作動させてシャフト50ｂ，50ｂを本体50ａ，50
ａから繰り出す。
がガイド溝21ａへ突出する突出量をスライドコア40の半
球状の凹部40ｂの深さ以下になるように設定する。本発
明の成形装置10は以上のように構成されており、多心光
コネクタ用のフェルールをプラスチック成形するときに
以下のようにして使用される。先ず、アクチュエータ5
0，50を作動させてシャフト50ｂ，50ｂを本体50ａ，50
ａから繰り出す。
【００１９】すると、各スライドコア40は、可動側型板
21のガイド溝21ａに案内されながら成形型23側へと移動
する。このとき、各スライドコア40は、両側に形成され
た係合部40ａ，40ａが凹溝21ｂ，21ｂと係合しており、
上昇位置が規制されながら移動する。このため、成形ピ
ン41ａや成形ピン42は、成形型23の凹部23ａよりも上方
に位置した状態で成形型23側へ移動するので、成形ピン
41ａが成形型23と干渉することはない。
21のガイド溝21ａに案内されながら成形型23側へと移動
する。このとき、各スライドコア40は、両側に形成され
た係合部40ａ，40ａが凹溝21ｂ，21ｂと係合しており、
上昇位置が規制されながら移動する。このため、成形ピ
ン41ａや成形ピン42は、成形型23の凹部23ａよりも上方
に位置した状態で成形型23側へ移動するので、成形ピン
41ａが成形型23と干渉することはない。
【００２０】そして、シャフト50ｂの繰り出しが完了す
ると、各スライドコア40は、図３に示すように、前面が
バッキング22及び成形型23の側面に当接すると共に、半
球状の各凹部40ｂがスプリングプランジャ60の先端と係
合して僅かに下降する。これにより、成形ピン41ａや成
形ピン42は、図示のように成形型23の凹部23ａに適正、
かつ、精密に位置決めされる。
ると、各スライドコア40は、図３に示すように、前面が
バッキング22及び成形型23の側面に当接すると共に、半
球状の各凹部40ｂがスプリングプランジャ60の先端と係
合して僅かに下降する。これにより、成形ピン41ａや成
形ピン42は、図示のように成形型23の凹部23ａに適正、
かつ、精密に位置決めされる。
【００２１】しかる後、可動側金型20が作動を開始し、
図示しない駆動手段によって可動側型板21が上昇され、
固定側型板32との間にスライドコア40，40を配置した状
態で、図４に示すように、成形型23が対向する位置にあ
る成形型34と重ね合わされる。これにより、成形装置10
においては、中子41と成形ピン42，42が、成形型23，34
の対応する凹部23ａ，34ａ間に適正に配置されて型締め
され、成形型23，34と中子41及び成形ピン42，42との間
には多心光コネクタ用のキャビティが形成される。
図示しない駆動手段によって可動側型板21が上昇され、
固定側型板32との間にスライドコア40，40を配置した状
態で、図４に示すように、成形型23が対向する位置にあ
る成形型34と重ね合わされる。これにより、成形装置10
においては、中子41と成形ピン42，42が、成形型23，34
の対応する凹部23ａ，34ａ間に適正に配置されて型締め
され、成形型23，34と中子41及び成形ピン42，42との間
には多心光コネクタ用のキャビティが形成される。
【００２２】次に、成形型23，34のランナ23ｂ等から前
記各キャビティ内に合成樹脂を注入し、所定形状のフェ
ルールを成形する。そして、フェルールの成形後、前記
と逆の作動により可動側金型20を下降させて型を開くと
共に、アクチュエータ50，50によりスライドコア40，40
を、図１に示す成形開始前の状態に復帰させ、成形した
フェルールを取り出す。
記各キャビティ内に合成樹脂を注入し、所定形状のフェ
ルールを成形する。そして、フェルールの成形後、前記
と逆の作動により可動側金型20を下降させて型を開くと
共に、アクチュエータ50，50によりスライドコア40，40
を、図１に示す成形開始前の状態に復帰させ、成形した
フェルールを取り出す。
【００２３】以上のように、本発明の成形装置10におい
ては、スライドコア40を移動方向に対して直交する方向
に案内するスプリングプランジャ60を設けたので、成形
ピン41ａや成形ピン42は、成形型23の凹部23ａよりも上
方に位置した状態で成形型23側へ移動し、成形型23，34
の対応する凹部23ａ，34ａ間に適正に配置される。この
ため、成形ピン41ａや成形ピン42が、精密に位置決めさ
れ、フェルールを高い精度の下に成形することができ
る。
ては、スライドコア40を移動方向に対して直交する方向
に案内するスプリングプランジャ60を設けたので、成形
ピン41ａや成形ピン42は、成形型23の凹部23ａよりも上
方に位置した状態で成形型23側へ移動し、成形型23，34
の対応する凹部23ａ，34ａ間に適正に配置される。この
ため、成形ピン41ａや成形ピン42が、精密に位置決めさ
れ、フェルールを高い精度の下に成形することができ
る。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、成形用中子が成形型と干渉しないように移動体
を案内し、成形用中子を高い精度で位置決めして破損等
を抑制し、高精度なプラスチック成形品を、安価で歩留
りよく成形することが可能なプラスチック成形装置が提
供される。
よれば、成形用中子が成形型と干渉しないように移動体
を案内し、成形用中子を高い精度で位置決めして破損等
を抑制し、高精度なプラスチック成形品を、安価で歩留
りよく成形することが可能なプラスチック成形装置が提
供される。
【図１】本発明のプラスチック成形装置を断面にして示
した正面図である。
した正面図である。
【図２】可動側金型とスライドコアとの配置関係の要部
を拡大して示した斜視図である。
を拡大して示した斜視図である。
【図３】アクチュエータによってスライドコアを移動さ
せて成形用中子を成形型に位置決めした状態を断面にし
て示した正面図である。
せて成形用中子を成形型に位置決めした状態を断面にし
て示した正面図である。
【図４】図３に示した状態から可動側金型を上昇させて
型締めした状態の断面正面図である。
型締めした状態の断面正面図である。
【図５】一対の成形型を用いてプラスチック成形品を成
形する従来例を説明するもので、プラスチック成形品と
してのフェルールと、このフェルールに取り付けられる
光ファイバ及びガイドピンを示す斜視図である。
形する従来例を説明するもので、プラスチック成形品と
してのフェルールと、このフェルールに取り付けられる
光ファイバ及びガイドピンを示す斜視図である。
【図６】図５に示すフェルールの成形に使用する二種類
の中子を示す斜視図である。
の中子を示す斜視図である。
10 プラスチック成形装置 20 可動側金型 21 可動側型板 22 バッキング 23 成形型 23ａ 凹部 30 固定側金型 31 固定側取付板 32 固定側型板 33 バッキング 34 成形型 34ａ 凹部 40 スライドコア（移動体） 40ｂ 凹部 41 中子 42 成形ピン 50 アクチュエータ 60 スプリングプランジャ（案内手段）
Claims (1)
- 【請求項１】 成形型が互いに対向させて取り付けら
れ、前記両成形型を開閉する方向に相対移動自在に配置
される可動側金型と固定側金型、前記両成形型に向けて
離接自在に配置され、前記両成形型間に配置される成形
用中子が突出させて取り付けられる移動体及び前記移動
体を移動させる移動手段を備えたプラスチック成形装置
において、前記両移動体を移動させて前記成形用中子を
前記両成形型間に配置する際に、前記移動体を移動方向
に対して直交する方向に案内して前記両成形型間に配置
させる案内手段を夫々設けたことを特徴とするプラスチ
ック成形装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6793093A JPH06278141A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | プラスチック成形装置 |
| GB9406102A GB2276583B (en) | 1993-03-26 | 1994-03-28 | Plastic moulding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6793093A JPH06278141A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | プラスチック成形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06278141A true JPH06278141A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13359133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6793093A Pending JPH06278141A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | プラスチック成形装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06278141A (ja) |
| GB (1) | GB2276583B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001239552A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-04 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd | 高精度成形型 |
| KR100516312B1 (ko) * | 1996-12-27 | 2006-03-16 | 스미토모덴키고교가부시키가이샤 | 광커넥터페룰성형방법및성형장치 |
| CN110576538A (zh) * | 2018-06-08 | 2019-12-17 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 防止母模滑块入子合模时撞模的结构 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3276787B2 (ja) * | 1994-10-07 | 2002-04-22 | 古河電気工業株式会社 | フェルールの製造方法 |
| KR0156970B1 (ko) * | 1995-08-01 | 1998-12-15 | 유기범 | 광 케이블 접속용 다심 콘넥터를 제작하기 위한 금형 장치 |
| AU753742B2 (en) * | 1998-04-20 | 2002-10-24 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Ferrule for optical connector, method of producing the same, and optical connector comprising the same |
| AT2866U1 (de) | 1998-07-21 | 1999-05-25 | Swarovski & Co | Markierungselement |
| EP1028337A3 (en) * | 1999-02-11 | 2000-12-20 | Lucent Technologies Inc. | Apparatus and method for manufacture of optical fiber plastic connectors |
| DE102014109126A1 (de) * | 2014-06-30 | 2015-12-31 | Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Spritzgießen von Kunststoffteilen |
| CN113580500B (zh) * | 2021-08-02 | 2023-01-31 | 苏州弗莱依格密封科技有限公司 | 橡胶密封圈模具及其成型方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3526637C1 (de) * | 1985-07-25 | 1986-12-11 | Coronet-Kunststoffwerk GmbH, 6149 Grasellenbach | Formwerkzeug zum Spritzgiessen von Kleiderbuegeln |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP6793093A patent/JPH06278141A/ja active Pending
-
1994
- 1994-03-28 GB GB9406102A patent/GB2276583B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100516312B1 (ko) * | 1996-12-27 | 2006-03-16 | 스미토모덴키고교가부시키가이샤 | 광커넥터페룰성형방법및성형장치 |
| JP2001239552A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-04 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd | 高精度成形型 |
| CN110576538A (zh) * | 2018-06-08 | 2019-12-17 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 防止母模滑块入子合模时撞模的结构 |
| CN110576538B (zh) * | 2018-06-08 | 2021-08-10 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 防止母模滑块入子合模时撞模的结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2276583B (en) | 1996-11-27 |
| GB2276583A (en) | 1994-10-05 |
| GB9406102D0 (en) | 1994-05-18 |
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