JPH06277478A - 微粒子氷と粉状物との混合方法 - Google Patents

微粒子氷と粉状物との混合方法

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JPH06277478A
JPH06277478A JP4091071A JP9107192A JPH06277478A JP H06277478 A JPH06277478 A JP H06277478A JP 4091071 A JP4091071 A JP 4091071A JP 9107192 A JP9107192 A JP 9107192A JP H06277478 A JPH06277478 A JP H06277478A
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JP
Japan
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ice
powdery substance
particulate
mixing
wheat flour
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Pending
Application number
JP4091071A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Ito
正嘉 伊藤
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TEKUMAN KK
Original Assignee
TEKUMAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 氷の固まりを造ることなく微粒子状の氷と粉
状物とを均質に混合させる。 【構成】 微粒子状の氷と粉状物との混合に際し、粉状
物を攪拌機で攪拌させながら、粉状物の上方から微粒子
状の氷を連続的に供給して混合するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微粒子状の氷と粉状物
とを均質に混合する混合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】うどん,そば又はパン等の生地は、小麦
粉又はそば粉等の原料粉と所定量の水や添加物とをよく
練り混ぜて造る。このような粉状物と水とを混練する場
合、混練用の容器内に所定量の原料粉と所定量の水や添
加物とを入れた後に、手作業や機械により練り混ぜる方
法が一般的である。しかしながら、かかる従来の方法で
は、原料粉と水等が均一に混ざりほどよい柔らかを有す
る良質の生地を造るには、時間を掛けて練り混ぜなけれ
ばならないという問題があった。
【0003】かかる問題を解決するために、うどん、そ
ば等の製麺粉,パン製造粉或いは陶磁器等の粘土用の土
等の粉状物に微粒子状の氷を均質に混合した後、この混
合物中の氷を融解することにより、粉状物と水とを均一
に混練するようにした粉状物の混練方法が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる混練方法におい
ては、粉状物と微粒子状の氷とを如何に均質に混合する
かが重要であり、粉状物を入れた容器内に単に微粒子状
の氷を入れて混ぜ合わせたのでは均質な混合物が得られ
ない。その理由としては、氷は、その表面温度が高くな
るとその表面に擬似液体層ができる。擬似液体層ができ
ると、氷同士が接触したときに互いに結合する焼結現象
が起こり、一旦結合したものは離れにくい。このため
に、単に微粒子の氷を粉状物に入れる方法では、前記焼
結現象によって氷同士が接触しやすく粉状物の所々で氷
が固まりになる。従って、粉状物と氷の均質な混合物を
得ることができない。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、微粒子状の氷が固まりになることなく微粒子状のま
まで粉状物と均質に混合できる微粒子氷と粉状物との混
合方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
微粒子氷と粉状物とを混合するに際し、粉状物を攪拌し
つつその上方から微粒子状態の氷を供給して微粒子氷と
粉状物を混合するようにした。
【0007】
【作用】かかる混合方法によれば、粉状物を攪拌しなが
ら微粒子状態の氷をその上方から供給するので、供給さ
れた微粒子状の氷は互いに接触することなく即座に粉状
物中に混入するようになる。従って、氷の固まりができ
ることなく氷と粉状物とが均質に混ざり合うようにな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。粉状物と
して小麦粉を使用し、−30℃の雰囲気中で図1に示す混
合装置を用いて行った。前記混合装置は、予め製氷した
氷1を搬送するためのコンベア2と、該コンベア2の終
端に配置され駆動モータ3により回転駆動される突起付
ドラム4と、該突起付ドラム4の下方に配置され基台5
上に固定された駆動モータ6により駆動されるリボンス
クリューを有する粉状物を収納攪拌する攪拌機7等を備
えて構成されている。
【0009】次に、前記混合装置による小麦粉と微粒子
氷との混合作業を説明する。まず、一定量の小麦粉を攪
拌機7に入れ駆動モータ6でリボンスクリューを駆動し
て小麦粉を攪拌する。小麦粉の攪拌開始後、コンベア2
により氷1を一定速度で搬送し、駆動モータ3で駆動さ
れている突起付ドラム4で搬送されてきた氷1を削る。
削られた氷は、この削り作業と同時に微粒子状の氷とな
って下方の攪拌機7内に微粒子状のまま供給され、攪拌
されている小麦粉と混合される。
【0010】このようにして混合された小麦粉と微粒子
状の氷との混合物は、微粒子状の氷が互いに付着焼結し
ない状態で小麦粉に混入される。そして、小麦粉と攪拌
混合している微粒子状の氷は、攪拌中の摩擦熱等で表面
に擬似液体層が生成され、氷表面に小麦粉がまぶされた
状態でまんべんなく付着する。従って、微粒子状の氷の
まま小麦粉と極めて均質に混合する。
【0011】このように均質に混合された混合物中の氷
を強制的又は自然に融解すると、周囲の小麦粉と水和反
応を起こし、均一な良好な生地を簡単に製造することが
できる。また、微粒子状の氷の別の供給方法として、図
2に示すような水の噴霧装置を用いて微粒子状の氷を製
氷するようにしてもよい。
【0012】この場合は、攪拌機7の上方に複数の高圧
ノズル8Aを有する噴霧装置8を設け、噴霧装置8に一
定量の水を供給して高圧ノズル8A先端から水を攪拌機
7に向けて噴霧する。この噴霧を例えば−30℃の雰囲気
中で行うと、噴霧された水は、瞬時に微粒子状の氷とな
り、攪拌機内に供給されて小麦粉と攪拌される。このよ
うにしても、均質で良好な微粒子状の氷と小麦粉との混
合物ができる。
【0013】尚、粉状体に混入する微粒子状の氷の粒度
としては、粉状物の大きさに近いもの程よい。また、微
粒子状の氷の噴射装置と粉状物の噴射装置とを、互いに
対面させて氷と粉状物と噴射して混合させるようにして
もよい。更に、粉状物を上方から流し、その流れに向か
って微粒子状の氷を噴射させることで混合させてもよ
く、逆に上方から流す側を微粒子状の氷とし、噴射する
側を粉状物としてもよい。
【0014】また、本実施例では、粉状物を小麦粉とし
たが、これに限らず、セラミックス,ウィスカ,石膏,
セメント,コークス,染料,塗料,肥料,農薬,医薬品
等、あらゆる粉状物に対して適用できるものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、粉
状物を攪拌しながら微粒子状態の氷を上方から供給する
ようにしたので、氷の固まりができずに微粒子状態のま
ま氷を粉状物と混合することができ、極めて簡単に均質
で良好な氷と粉状物との混合物を生成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用した混合装置の一実施例を示す簡
略構成図
【図2】本発明に適用した混合装置の別の実施例を示す
簡略構成図
【符号の説明】
1 氷 2 コンベア 4 突起付ドラム 7 攪拌機 8 噴霧装置 8A 高圧ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微粒子氷と粉状物とを混合するに際し、粉
    状物を攪拌しつつその上方から微粒子状態の氷を供給し
    て微粒子氷と粉状物を混合することを特徴とする微粒子
    氷と粉状物との混合方法。
JP4091071A 1992-04-10 1992-04-10 微粒子氷と粉状物との混合方法 Pending JPH06277478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006104227A1 (ja) * 2005-03-29 2006-10-05 Kajima Corporation 材料の含水比調整方法

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