JPH0627740U - Icハンドラーのic搬送機構 - Google Patents

Icハンドラーのic搬送機構

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JPH0627740U
JPH0627740U JP2553992U JP2553992U JPH0627740U JP H0627740 U JPH0627740 U JP H0627740U JP 2553992 U JP2553992 U JP 2553992U JP 2553992 U JP2553992 U JP 2553992U JP H0627740 U JPH0627740 U JP H0627740U
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JP
Japan
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pitch
walking beam
ics
hand
piece
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Pending
Application number
JP2553992U
Other languages
English (en)
Inventor
貢 栗原
Original Assignee
株式会社ダイトー
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ICハンドラーにおいて複数のICを同時測定
する場合でもハンドやアライメントステージを要せず、
コンタクトブロックの待ち時間を短縮できるIC搬送機
構を提供する。 【構成】ICを搬送するウォーキングビーム14を測定
部3付近まで延長し、その駆動源にパルスモータ26,
27を使用してビームの搬送ピッチを可変とし、最小ピ
ッチをウォーキングビーム14上の駒ピッチに合わせ、
他のピッチを駒ピッチの整数倍にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、2個以上のICを同時測定できるICハンドラーに適したIC搬送 機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ICハンドラーは、量産されたICを高温または低温状態にして順次データを 測定し、良品と不良品、さらにはデータに応じた分類を自動的に行なう装置であ る。
【0003】 この種のハンドラーは、ICを供給するローダ部、ICを搬送する搬送部、I Cのデータを測定する測定部、測定後のICが戻ってくる搬送部、ICをデータ 別に分類収納するアンローダ部に大別される。このうちICの搬送には、ウォー キングビームが用いられ、これは中央の固定されたメインビームと両側の可動式 サイドビームから構成されている。一対のサイドビームは、メインビーム上のI Cの両側を持ち上げて一定ピッチで前進し、下降してメインビームに乗せた後に 再び同ピッチだけ後退し、この動作を繰り返すことによりICを搬送するように なっている。サイドビームの駆動は、モータやエアシリンダとカムを組み合わせ た機構が使用されている。一方、ICを測定部の検査ステージに移送するには、 バキューム式のコンタクトブロックが用いられるが、最近では検査能率を高める ためブロックの吸着ヘッドを複数設けて2個以上のICを同時に吸着するように なっている。
【0004】 ところがICはウォーキングビーム上を1ピッチずつ順に搬送されてくるのに 対し、コンタクトブロックは一度に複数個のICを吸着するから、ICの処理数 が多いほどコンタクトブロックの待ち時間が長くなる欠点がある。また1列に並 んでいるビーム上のICを一度に吸着するには、コンタクトブロックの吸着ヘッ ドも1列に並べる必要があり、そのサイズが長くなってしまう。
【0005】 このため従来ではウォーキングビームの終端にハンドとアライメントステージ を設置し、ハンドでICを一旦アライメントステージに集めて整列させてから、 コンタクトブロックでまとめて検査ステージに送り込んでいる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述のハンドラーでは、ハンドやアライメントステージ等の部品点数 が多くなると共にICがステージに整列する間はやはりコンタクトブロックに待 ち時間が生じる。また、ICの同時処理数が増加すれば大きなアライメントステ ージを必要とするが、実際にはICハンドラーをそれほど大きくできないので処 理数に制限がある。
【0007】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のIC を同時測定するに際してもハンドやアライメントステージを必要とせず、コンタ クトブロックの待ち時間を短縮できるICハンドラーのIC搬送機構を提供する ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のIC搬送機構は、ローダ部のICを測定部 へ搬送するウォーキングビームの終端を測定部付近まで延長し、ウォーキングビ ームの駆動源にパルスモータを使用して該ビームの搬送ピッチを可変とし、最小 の搬送ピッチをウォーキングビーム上の駒ピッチに合わせ、他のピッチを駒ピッ チの整数倍にしている。
【0009】
【作用】
これらの構成により、ウォーキングビームの1つおきの駒にICを載置し、該 ビームの搬送ピッチを2駒分となるようにパルス制御すれば、コンタクトブロッ クは短時間で2個のICを取り出すことができる。また、ウォーキングビームの 全駒にICを乗せて搬送サイクルを最初の3回は1駒ピッチ、次の1回は3駒ピ ッチとなるように制御すれば、コンタクトブロックは短時間で3個のIC取り出 しが可能となる。
【0010】
【実施例】
図1及び図2は、各々本考案のIC搬送機構が適用されたICハンドラーの簡 略平面図及び正面図で、このハンドラーは、ローダ部1、搬送部2、測定部3、 戻り搬送部4、アンローダ部5に大別される。
【0011】 ローダ部1には、供給トレイ6を載置する支持台7、下方にトレイの自動セン タリング機構、支持台7の上方にトレイハンド8とローダハンド9が設置されて いる。供給トレイ6は、多数のICを受容した状態で支持台7に複数積み重ねら れている。支持台7は、4辺に対向して切欠き10aと溝10bが形成され、下 方のパルスモータ(図示せず)によりポスト11に沿って上下動可能となってい る。自動センタリング機構は、トレイ6の両側を把持するX方向のチャックガイ ド12と、トレイ6の前後側を把持するY方向の一対のチャックガイド13に分 かれ、図示してないが下方のエアシリンダと歯車機構によってトレイ6を正規の 位置にチャックするようになっている。
【0012】 トレイハンド8は、図2に示すように空になったトレイ6をアンローダ5側に 移送するもので、この実施例ではエアシリンダ(図示省略)により開閉動作、モ ータで横移動する。ローダハンド9は、供給トレイ6内の各ICを2個ずつ吸着 して搬送部3のウォーキングビーム14に載置すると共にトレイ6上のICの有 無をもバキュームチェックする。このためトレイ6のIC収納箇所には各々小孔 (図示せず)が形成されており、ICがない場合にローダハンド9がこれを検出 できるようになっている。
【0013】 搬送部2には、ウォーキングビーム14と予熱ヒータ15が設置され、ハンド やアライメントステージはなく、ビームの終端が測定部3付近まで延びている。 このウォーキングビーム14は、図3に示すように中央の固定メインビーム16 と両側の可動サイドビーム17から成り、これらが長手方向に数組接続される。 メインビーム16の上面には、ICを載置する凹状の駒18が等間隔で形成され 、該ビームの両端には孔19が穿設されている。一方、ベース20側には、先端 がテーパしたピン21が立設されており、各ピン21にメインビーム16の孔1 9を嵌合することによってメインビーム16が固定される。サイドビーム17は 、内側に駒18の一部をなす切欠き18aが形成され、両端に孔22とビーム持 ち上げ用のつまみ23が設けられている。一方、可動台24上には、前述と同様 のテーパしたピン25が立設され、各サイドビーム17をこのプレート部分に載 置すれば孔22がピン25に嵌合して固定される。
【0014】 メインビーム16とサイドビーム17は、搬送されるICの種別が変わるとそ れに適した駒のものに換えなければならないが、各ビームはねじ止めでなく嵌合 式であるからワンタッチで交換できる。
【0015】 サイドビーム17と可動台24は、2個のパルスモータ26,27によって上 昇、前進、下降、後退のサイクルを繰り返す。具体的にはサイドビーム17の上 昇で駒18上の全ICの両側が持ち上げられ、1ピッチ前進して下降するとIC は次の駒18に進み、その後サイドビーム17は同じピッチだけ後退して元に戻 る。また、サイドビーム17の終端3駒に対応する箇所には、横方向に溝28が 形成され、溝の両側にICの有無を検出する光センサSが設置されている。
【0016】 サイドビーム17を前後動させるパルスモータ27は、コントローラ(図示せ ず)からのパルス制御によってストローク、即ちICの搬送ピッチを変えられる ようになっている。コントローラ側のプログラムは、最小の搬送ピッチがウォー キングビーム14の駒ピッチと同じになるように、あとは駒ピッチの整数倍にな るよう設定されている。
【0017】 図4は駒ピッチが50mm,搬送ピッチが50,100,150mmに設定さ れたウォーキングビーム14の簡略図で、(a)が2個、(b)が3個、(c) が4個、(d)が6個のICを同時処理する例であり、29は測定部3側のコン タクトブロックである。
【0018】 2個の場合は、ローダハンド9(図1)によってウォーキングビーム14の駒 18に1つおきにICが(斜線部分)載置され、ビームの搬送ピッチは2駒ピッ チ分、即ち100mmである。従って、2ヘッド型コンタクトブロック29のヘ ッド間隔を予め100mmにしておけば、ウォーキングビーム14終端のICを 2個同時に吸着することができる。3個の場合は、ウォーキングビーム14上の 全ての駒18にICが載置され、送りサイクルのピッチは最初の3回が50mm 、4回目が150mmとなるように設定される。コンタクトブロック29のヘッ ド間隔は50mmである。従って、最初の3回でビーム終端に3個のICがそろ うとコンタクトブロック29がこれらを取り出し、この後ウォーキングビーム1 4は残るIC全体を150mmだけ前進させ、以下このサイクルを繰り返す。次 に4個の場合は、ICの載置状態とウォーキングビーム14の搬送ピッチが2個 の場合と同じである。コンタクトブロック29の吸着ヘッドは並列に2個ずつ配 置され、最初に2個のICを吸着するとウォーキングビーム14が100mm前 進し、次いで残りのヘッドで2個のICを吸着してから測定部3に移動する。ま た、6個の場合、ウォーキングビーム14の送りサイクルは3個の場合と同じで 、6ヘッドのコンタクトブロック29はICを3個ずつ二段階で吸着する。
【0019】 従って、いずれの場合も従来の1ピッチ送りに比べると、ICの送り時間やコ ンタクトブロック29の待ち時間がかなり短縮され、一度に処理できるICの数 も増加する。また、ICは同種類であればその処理個数が変わってもウォーキン グビーム14を変える必要がない。
【0020】 測定部3には、コンタクトブロック29、検査ステージ30及びハンド31が 配置されている。コンタクトブロック29は、従来の吸着ハンドとヒートブロッ クを一体化したもので、下端にバキューム方式の吸着孔、内部にIC加熱用ヒー タが組み込まれている。検査ステージ30には、2個のソケット32が並設され 、その下方にICのデータを測定するテスタ(図示せず)が設置されている。ハ ンド31も吸着式で測定後のICを戻り側のウォーキングビーム33に移送し、 コンタクトブロック29と一体に動作するようになっている。
【0021】 搬送部4には、戻り用のウォーキングビーム33がアンローダ側に向かって設 置され、これはICの送り方向が逆になるだけで構造的にはウォーキングビーム 14とほぼ同じである。
【0022】 アンローダ部5には、アンローダハンド34、支持台7’及び自動センタリン グ機構、分類ストッカ35が設置されている。アンローダハンド34は、吸着式 でローダハンド9と同様であり、ウォーキングビーム33からのICをデータに 応じてトレイ6’,6”に収納分類する。支持台7’と自動センタリング機構は 、ローダ側のものと全く同じである。分類ストッカ35上のトレイ6”は、一部 の不良品やデータの異なる良品を収納するもので、1個の固定ガイド36と1個 のマグネットガイド37により所定の位置に固定されている。マグネットガイド 37可動式で、トレイ6”のサイズが変わってもワンタッチで対応できるように なっている。
【0023】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案のIC搬送機構によれば、ウォーキングビーム終端 のハンドやアライメントステージを省略でき、またウォーキングビームの搬送ピ ッチをパルス制御で変えることによりICの送り時間やコンタクトブロックの待 ち時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICハンドラーの簡略平面図である。
【図2】ICハンドラーの簡略正面図である。
【図3】ウォーキングビーム及び駆動源の斜視図であ
る。
【図4】各々ICの数に応じたウォーキングビームの送
り状態を示す簡略平面図である。
【符号の説明】
6,6’,6” トレイ 7,7’ 支持台 14 ウォーキングビーム 16 メインビーム 17 サイドビーム 18 駒 19,22 孔 20 ベース 21,25 ピン 23 つまみ 24 可動台 26,27 パルスモータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローダ部1のICを測定部3へ搬送するウ
    ォーキングビーム14の終端を測定部3付近まで延長
    し、ウォーキングビームの駆動源にパルスモータ26,
    27を使用して該ビームの搬送ピッチを可変とし、最小
    の搬送ピッチをウォーキングビーム上の駒ピッチに合わ
    せ、他のピッチを駒ピッチの整数倍にしたこと、を特徴
    とするICハンドラーのIC搬送機構。
JP2553992U 1992-03-09 1992-03-09 Icハンドラーのic搬送機構 Pending JPH0627740U (ja)

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JP2553992U JPH0627740U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 Icハンドラーのic搬送機構

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JP2553992U JPH0627740U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 Icハンドラーのic搬送機構

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JPH0627740U true JPH0627740U (ja) 1994-04-12

Family

ID=12168810

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JP2553992U Pending JPH0627740U (ja) 1992-03-09 1992-03-09 Icハンドラーのic搬送機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10328942A (ja) * 1997-05-23 1998-12-15 Molex Inc コネクタ供給装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742406A (en) * 1980-08-29 1982-03-10 Nippon Kokan Kk <Nkk> Walking beam

Patent Citations (1)

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