JPH06276826A - 豆若野菜の刈取収穫装置 - Google Patents

豆若野菜の刈取収穫装置

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JPH06276826A
JPH06276826A JP9546493A JP9546493A JPH06276826A JP H06276826 A JPH06276826 A JP H06276826A JP 9546493 A JP9546493 A JP 9546493A JP 9546493 A JP9546493 A JP 9546493A JP H06276826 A JPH06276826 A JP H06276826A
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JP
Japan
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vertical
shaft
frame
reaping
rotary shaft
Prior art date
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Withdrawn
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JP9546493A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hiraide
武 平出
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Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Publication date
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈取り高さ調節の円滑な作動を得る。 【構成】 数葉が生じる程度に豆若野菜Aを育苗した育
苗箱1と、該育苗箱1を始端部より終端部に水平移送す
る育苗箱移送台7と、該移送台7の上方位置で前記豆若
野菜Aを刈取る縦回転軸16に固定される刈刃11と、
該刈刃11の上方位置で前記縦回転軸16に固定される
プーリー17に巻回された切断豆若野菜Aを取出す掻出
装置12とからなるものにおいて、前記縦回転軸16は
前後略対称形状の支持フレーム14の中心部に取付け、
前記縦回転軸16の下方位置にモーター64により回転
する縦螺子軸61を配置し、該縦螺子軸61の前後両側
に該縦螺子軸61が回転するとシーソーのように上下揺
動回動する前側揺動枠55と後側揺動枠56とを設け、
該前後側揺動枠55、56の外端部分を前記支持フレー
ム14の下部前後位置に連結した豆若野菜の刈取収穫装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大豆、小豆、えんどう
豆等の豆若野菜の刈取収穫装置に係るものである。
【0002】
【従来技術】従来公知ではないが、同一出願人の先願に
あたる特願平3−168897号の明細書および図面に
は、数葉が生じる程度に豆若野菜を育苗した育苗箱を始
端部より終端部に水平移送する移送ロールを有する育苗
箱移送台の上方位置で、前記豆若野菜を刈取れる位置に
設けた縦軸回転の円形の刈刃と、該刈刃の上方に設けら
れ切断した豆若野菜を育苗箱移送方向とは交差する方向
に案内搬送する搬送装置とからなる刈取搬送部を設けた
ものにおいて、前記刈取搬送部を高さ調節自在にした豆
若野菜の刈取りする構造について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術のもの
は、刈取搬送部の前後のいずれか一側を上動させ、これ
をリンク機構により他方側に連動させる構成のため、上
下動がスムーズにならないことがあるという課題があ
る。
【0004】
【発明の目的】本発明は、簡単な機構によりスムーズに
上下する緑化豆若野菜を簡単に収穫し得る装置について
開発したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、数葉が
生じる程度に豆若野菜Aを育苗した育苗箱1と、該育苗
箱1を始端部より終端部に水平移送する育苗箱移送台7
と、該移送台7の上方位置で前記豆若野菜Aを刈取る縦
回転軸16に固定される刈刃11と、該刈刃11の上方
位置で前記縦回転軸16に固定されるプーリー17に巻
回された切断豆若野菜Aを取出す掻出装置12とからな
るものにおいて、前記縦回転軸16は前後略対称形状の
支持フレーム14の中心部に取付け、前記縦回転軸16
の下方位置にモーター64により回転する縦螺子軸61
を配置し、該縦螺子軸61の前後両側に該縦螺子軸61
が回転するとシーソーのように上下揺動回動する前側揺
動枠55と後側揺動枠56とを設け、該前後側揺動枠5
5、56の外端部分を前記支持フレーム14の下部前後
位置に連結した豆若野菜の刈取収穫装置としたものであ
る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図により説明する
と、1は合成樹脂製の育苗箱であり、長四角形状の底板
2の周囲に前後壁3および左右壁4を起立させ、上面を
開放した箱型形状に形成し、前記底板2には多数の水抜
孔5を形成する。本実施例では、一般に用いられている
田植機用の苗を育苗する育苗箱を使用している。
【0007】前記育苗箱1には、木屑とか合成樹脂の繊
維とかまたは砂利のような肥料分の全くないもの或は肥
料分の少ないもの等から適宜選択した培土6を供給し、
該培土6上に種豆を播種する。
【0008】播種が完了した育苗箱1は、適宜の枠体等
に載置して薄暗い場所で約5日間芽出しをさせ、発芽し
て芽出ししたものは、明るい場所に移して約5日間緑化
させると、数葉が生じた約5〜20cm位の豆若野菜がで
き、この若野菜を根元から切断して収穫する。
【0009】しかして、7は収穫する豆若野菜を栽培し
た状態の前記育苗箱1を水平横送する育苗箱移送台であ
り、前後に所定間隔を置いて移送ロール8を設け、所望
位置に設けた支脚9により床上に載置される。育苗箱移
送台7の始端部には、前記育苗箱1を中央側に案内する
案内ガイド10を設け、案内ガイド10の下手側には、
豆若野菜Aの根元を切断する刈刃11と、切断した豆若
野菜Aを育苗箱移送台7の側方に搬送する掻出装置12
とを有する刈取搬送部13を設ける。
【0010】14は前記刈取搬送部13のフレームであ
り、後述する上下動装置15を介して前記育苗箱移送台
7に上下位置調節自在に取付ける。フレーム14の中央
上部には上下方向の縦回転軸16の上部を軸装し、縦回
転軸16の下端部に前記刈刃11の中心部を固定する。
刈刃11はステンレス等の錆ない部材により薄円板形状
に形成する。刈刃11は、移送ロール8により移動中の
育苗箱1の上方に位置させ、育苗箱1の横幅との相対関
係において、育苗箱1内の豆若野菜Aの切断軌跡が上方
よりみて直線状に近くなる直径に形成する。また、刈刃
11は図8のように後側が低く前側が高くなるように傾
斜させ、一定高さで豆若野菜Aを切断できるように構成
している。
【0011】前記刈刃11の上面には、回転ドラム17
を設け、該回転ドラム17の近傍側部には自由回転の側
部案内ローラ18を設け、前記回転ドラム17と側部案
内ローラ18の間に無端状の搬送ベルト19を掛け回
す。20は搬送ベルト19の外周に設けた搬送ラグであ
る。
【0012】前記回転ドラム17は前記刈刃11よりも
小径に形成し、前記回転ドラム17の下縁には前記刈刃
11と略同径の搬送板21を固定する。前記回転ドラム
17の外周と搬送板21の周縁の間の幅は、育苗箱1内
の最前列の豆若野菜Aを切断したとき、該豆若野菜Aが
前倒れしないで、かつ、一定量の豆若野菜Aが起立状態
で載って回転して機外に排出させるように構成する。
【0013】前記回転ドラム17は、前記搬送板21の
中心に設けた軸筒22を前記縦回転軸16に挿通させ、
軸筒22の上端外周にはベベルギヤ23を固定し、ベベ
ルギヤ23にはベベルギヤ24を噛合わせる。ベベルギ
ヤ24は軸25の一端に固定し、軸25は前記フレーム
14に軸着する(図示省略)。軸25の他端には歯車2
6を固定し、歯車26には上方位置の歯車27との間に
チエン28を掛け回す。歯車27は左右方向の軸29に
固定し、軸29の両端は前記フレーム14の上部に軸着
する(図示省略)。軸29にはベベルギヤ30を固定
し、ベベルギヤ30にはドラム回転用モータ31の出力
軸32に固定したベベルギヤ33を噛合わせる。
【0014】また、前記縦回転軸16の上部にはベベル
ギヤ34を固定し、ベベルギヤ34には刈刃用モータ3
5の出力軸36に固定したベベルギヤ37を噛合わせ
る。なお、刈刃用モータ35は刈刃11を高速回転させ
るが、ドラム回転用モータ31は前記回転ドラム17を
刈刃11より遅く回転させるとともに、可変速モータと
し、回転速度調節自在にする。
【0015】しかして、前記案内ガイド10と前記刈刃
11との間には、左右一対の案内ベルト38、39を設
ける。前記案内ガイド10の下手側の育苗箱移送台7に
は、上下方向の左右一対の後縦回転軸40、41を設け
る。後縦回転軸40、41のには後側ローラ43、44
を固定する。前記刈刃11の後側近傍の前記フレーム1
4には前縦回転軸45、46の上端部を軸着する。前縦
回転軸45、46の下端部には前側ローラ47、48を
固定し、前記後側ローラ43と前側ローラ47との間に
案内ベルト38を掛回す。
【0016】また、前記前側ローラ48は前記側部案内
ローラ18側に設けられ、該側部案内ローラ18の近傍
のフレーム14には、別の案内ローラ49を設け、前側
ローラ48と案内ローラ49と後側ローラ44との間に
前記案内ベルト39を掛け回す。そして、前側ローラ4
8と案内ローラ49の間の案内ベルト39は前記搬送ベ
ルト19と略平行に位置させ、この間を搬送通路50に
形成し、搬送通路50の終端は排出口51に形成する
(図5)。
【0017】しかして、前記搬送通路50は、図10に
示したように、始端部は直立状態に形成し、終端部に至
るに従い横向きになるように形成する。即ち、前記案内
ローラ49の回転軸77は略水平状態に軸支し、該案内
ローラ49の外側上方位置に前記側部案内ローラ18を
位置させ、前記搬送ベルト19が前記案内ベルト39の
上方に位置するようにして、搬送ベルト19と案内ベル
ト39とにより刈取った豆若野菜Aを上下側から挾持
し、前記案内ローラ49と前記側部案内ローラ18の間
の下方に形成した排出口51より落下するように構成す
る。
【0018】前記排出口51の下方には前記育苗箱1の
移送方向と平行に豆若野菜Aを移送する搬送コンベア7
8を設ける。搬送コンベア78は前記フレーム14側に
取付けるが、前記育苗箱移送台7と別個に形成してもよ
い。52は案内ベルト39のテンションローラである。
【0019】前記案内ベルト38と案内ベルト39は、
図9のように、始端部側が低く、終端部側が高く、か
つ、図5のように終端部側の案内ベルト38と案内ベル
ト39との間の間隔は狭くなるように構成する。また、
案内ベルト38、39は育苗箱1の移送速度よりやや早
く移動させる。
【0020】しかして、前記フレーム14は、該フレー
ム14の4本の前側支脚部53、53と後側支脚部5
4、54の下端部に、それぞれ前後方向であって左右一
対の回動揺動枠55、56の端部を軸着する。即ち、前
側支脚部53、53に前記前側揺動枠55、55の前端
部を回動自在に軸着し、後側支脚部54、54に後側揺
動枠56、56の後端部の軸着する。
【0021】前後側揺動枠55、56の前後中間部分は
前記育苗箱移送台7に固定の支持部材57に回動自在に
軸58により軸着する。前側揺動枠55、55の後端と
後側揺動枠56、56の前端のそれぞれには左右方向の
連結棒59、59の左右両端を固定し、連結棒59、5
9の左右中間部はコマ60に係合させる。コマ60は縦
螺子軸61に回転不能状態に螺合させ、縦螺子軸61は
前記育苗箱移送台7側に固定の取付板84に回転のみ自
在に軸着する。縦螺子軸61の下端部にはベベルギヤ6
2を固定し、ベベルギヤ62にはベベルギヤ63を噛合
わせる。ベベルギヤ63はモーター64の出力軸65の
先端に固定する。
【0022】そして、前記刈刃11を設けた縦回転軸1
6の下方位置に前記モーター64により回転する縦螺子
軸61を配置し、前記前側揺動枠55と後側揺動枠56
は縦螺子軸61が回転するとシーソーのように上下揺動
回動する。
【0023】図中、66は前記後縦回転軸40の下部に
固定した歯車、67は歯車66に噛合わせた中間歯車、
68は中間歯車67に噛合う歯車、69はベベルギヤ、
70はベベルギヤ69に噛合うベベルギヤ、71は前記
後縦回転軸41の下部に固定の歯車、72は歯車71に
噛合う中間歯車、74は中間歯車72に噛合う歯車、7
5、76はベベルギヤ、80は前記移送ロール8の端部
に固定の歯車、81は歯車80と歯車82との間のチエ
ン、83は前記移送ロール8の駆動用モータである。
【0024】また、79は前記フレーム14の左右の側
部枠であり、一方の側部枠75に前記側部案内ローラ1
8、案内ローラ49等を設ける。なお、図示は省略する
が、フレーム14の外側にはカバーを取付ける。
【0025】
【作用】次に作用を述べる。本発明は前記の構成である
から、育苗箱移送台7の始端部に、数葉が生じて約5〜
20cm位に豆若野菜Aが育苗された育苗箱1を供給する
と、育苗箱1は育苗箱移送台7の移送ロール8により移
送され、育苗箱1の左右側の側方に突出している豆若野
菜Aは案内ベルト38、39により内側に起立案内さ
れ、刈刃11の前縁下方に至って根元から切断され、切
断された豆若野菜Aは回転する搬送板21上に乗り、搬
送板21および搬送ベルト19の搬送ラグ20により搬
送通路50内を搬送され、排出口51より下方の搬送コ
ンベア78上に落下し、搬送コンベア78の終端側に用
意してある収納箱内に収納される。
【0026】しかして、上下動装置15のモーター64
に通電して出力回転軸65を正回転させると、この回転
がベベルギヤ62、63を介して縦螺子軸61を回転さ
せ、縦螺子軸61の回転によりコマ60は上動し、コマ
60の上動は連結棒59、59を介して揺動枠55、5
6に伝達され、揺動枠55、56は支持部材57との軸
着部の軸58を中心に回動し、前後側支脚部53、54
を下動させる。したがって、フレーム14は下動し、該
フレーム14の下動により、前記刈刃11および掻出装
置12は下動する。
【0027】反対に、モーター64を逆転させて、出力
回転軸65を逆回転させると、この回転がベベルギヤ6
2、63を介して縦螺子軸61を回転させ、縦螺子軸6
1の回転によりコマ60は下動し、コマ60の下動は連
結棒59、59を介して揺動枠55、56に伝達され、
揺動枠55、56は支持部材57との軸着部の軸58を
中心に回動し、前後側支脚部53、54を上動させる。
したがって、フレーム14は上動し、該フレーム14の
上動により、前記刈刃11および掻出装置12は上動す
る。
【0028】それゆえ、刈刃11および掻出装置12の
高さ位置を所望高さに調節することができ、高さの相違
する育苗箱1であっても、使用できる。
【0029】この場合、上下動装置15は、前後方向で
あってそれぞれ左右一対の前後側揺動枠55、56のそ
れぞれの前後中間部を育苗箱移送台7に固定の各支持部
材57に軸58により軸着し、揺動枠55、56のそれ
ぞれの前後端部に該フレーム14の4本の前側支脚部5
3、53と後側支脚部54、54の下端部を軸着し、フ
レーム14の前後中間部に位置するコマ60に揺動枠5
5、56の端部を取付けて構成しているから、コマ60
の上下により同時に直接回動する揺動枠55、56によ
りフレーム14を上下させることになり、軸58、連結
棒59、揺動枠55、56のいずれも均等に力が作用す
るので、フレーム14は全体が水平に上下して上下動が
円滑となる。
【0030】揺動枠55、56の前後中間部分を支持部
材57に軸着しているから、フレーム14を上下させる
力は均等となり、モーター64の負荷を一定にするの
で、上下動が一定速度で行なえる。
【0031】しかして、案内ベルト38、39は、始端
部より終端部に至るに従い次第に高く、かつ左右幅が狭
くなり、かつ、案内ベルト38、39は前記育苗箱1の
移動速度より早く移動するから、育苗箱1の左右側に側
方に飛出して成長した豆若野菜Aには、案内ベルト3
8、39が摺接して内側に案内して刈刃11の前方位置
に誘導するので、確実に切断して刈残しが防止される。
また、左右側の豆若野菜が後方に倒伏していても、育苗
箱1の移動速度より早く移動する案内ベルト38、39
が摺接し、この摺接抵抗により次第に起立するので、刈
刃11は起立状態の豆若野菜を刈取収穫できる。
【0032】また、柔軟な豆若野菜Aは刈刃11に当接
すると後倒れ状態になって刈刃11の下方に潜り込みや
すいが、刈刃11は前側を高く後側を低く傾斜させてい
るから、刈刃11の傾斜によりこれを防止して一定高さ
で刈取れる。したがって、長さの揃った品質のよい豆若
野菜Aが得られる。
【0033】また、回転ドラム17の回転はドラム回転
用モータ31の回転数を変更することにより調節できる
ので、搬送板21上に乗った豆若野菜Aが倒れないうち
に搬送ラグ20により順次搬送でき、豆若野菜Aの折れ
曲がりを防止する。
【0034】しかして、案内ローラ49の回転軸77は
略水平状態に軸支し、該案内ローラ49より外側上方位
置に側部案内ローラ18を位置させ、前記搬送ベルト1
9が前記案内ベルト39の上方に位置するようにしてい
るので、前記搬送通路50は、図10に示したように、
その始端部は直立状態に形成し、終端部に至るに従い横
向きになるように形成されているから、豆若野菜Aは、
搬送ベルト19と案内ベルト39とにより上下側から挾
持されて、切断部分の揃った起立状態から横向き状態に
姿勢を変えながら排出口51に向かい、排出口51より
搬送コンベア78上に落下するときは、横向きとなって
根元が切断されたままの揃った状態で、搬送コンベア7
8上に落下し、収納箱内に収納される。したがって、収
穫された豆若野菜Aは、上方より掴んで束ねるだけで出
荷用の箱に入れることができ、梱包作業が容易になるば
かりでなく、揃った状態で梱包されるので、収穫・梱包
作業中に発生しやすい折れ曲がる等の損傷が無く、商品
価値を著しく向上させる。
【0035】
【効果】本発明は、数葉が生じる程度に豆若野菜Aを育
苗した育苗箱1と、該育苗箱1を始端部より終端部に水
平移送する育苗箱移送台7と、該移送台7の上方位置で
前記豆若野菜Aを刈取る縦回転軸16に固定される刈刃
11と、該刈刃11の上方位置で前記縦回転軸16に固
定されるプーリー17に巻回された切断豆若野菜Aを取
出す掻出装置12とからなるものにおいて、前記縦回転
軸16は前後略対称形状の支持フレーム14の中心部に
取付け、前記縦回転軸16の下方位置にモーター64に
より回転する縦螺子軸61を配置し、該縦螺子軸61の
前後両側に該縦螺子軸61が回転するとシーソーのよう
に上下揺動回動する前側揺動枠55と後側揺動枠56と
を設け、該前後側揺動枠55、56の外端部分を前記支
持フレーム14の下部前後位置に連結した豆若野菜の刈
取収穫装置としたものであるから、コマ60の上下によ
り同時に揺動枠55、56に均等に力が作用してフレー
ム14を全体が水平に上下させ、上下動が円滑となり、
また、フレーム14を上下させる揺動枠55、56へ与
える力は均等であるから、モーター64の負荷を一定に
でき、上下動を一定速度で行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 育苗箱の斜視図。
【図2】 培土敷設状態斜視図。
【図3】 豆播種状態斜視図。
【図4】 収穫装置全体側面図。
【図5】 同平面図。
【図6】 刈取搬送部の斜視図。
【図7】 刈取搬送部の上下動装置の斜視図。
【図8】 刈刃の作用状態図。
【図9】 案内ベルトの作用状態図。
【図10】 刈取搬送部の要部斜視図。
【符号の説明】
1…育苗箱、2…底板、3…前後壁、4…左右壁、5…
水抜孔、6…培土、7…育苗箱移送台、8…移送ロー
ル、9…支脚、10…案内ガイド、11…刈刃、12…
搬送装置、13…刈取搬送部、14…フレーム、15…
上下動装置、16…縦回転軸、17…回転ドラム、18
…側部案内ローラ、19…搬送ベルト、20…搬送ラ
グ、21…搬送板、22…軸筒、23、24…ベベルギ
ヤ、25…軸、26、27…歯車、28…チエン、29
…軸、30…ベベルギヤ、31…ドラム回転用モータ、
32…出力軸、33、34…ベベルギヤ、35…刈刃用
モータ、36…出力軸、37…ベベルギヤ、38、39
…案内ベルト、40、41…後縦回転軸、42…支持部
材、43、44…後側ローラ、45、46…前縦回転
軸、47、48…前側ローラ、49…案内ローラ、50
…搬送通路、51…排出口、52…テンションローラ、
53…前側支脚部、54…後側支脚部、55、56…揺
動枠、57…支持部材、58…支持板、59…連結棒、
60…コマ、61…縦螺子軸、62、63…ベベルギ
ヤ、64…ハンドル、65…回転軸、66…歯車、67
…中間歯車、68…歯車、69、70…ベベルギヤ、7
1…歯車、72…中間歯車、74…歯車、75、76…
ベベルギヤ、77…回転軸、79…側部枠、78…搬送
コンベア、80…歯車、81…チエン、82…歯車、8
3…駆動用モータ、84…取付板。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数葉が生じる程度に豆若野菜Aを育苗し
    た育苗箱1と、該育苗箱1を始端部より終端部に水平移
    送する育苗箱移送台7と、該移送台7の上方位置で前記
    豆若野菜Aを刈取る縦回転軸16に固定される刈刃11
    と、該刈刃11の上方位置で前記縦回転軸16に固定さ
    れるプーリー17に巻回された切断豆若野菜Aを取出す
    掻出装置12とからなるものにおいて、前記縦回転軸1
    6は前後略対称形状の支持フレーム14の中心部に取付
    け、前記縦回転軸16の下方位置にモーター64により
    回転する縦螺子軸61を配置し、該縦螺子軸61の前後
    両側に該縦螺子軸61が回転するとシーソーのように上
    下揺動回動する前側揺動枠55と後側揺動枠56とを設
    け、該前後側揺動枠55、56の外端部分を前記支持フ
    レーム14の下部前後位置に連結した豆若野菜の刈取収
    穫装置。
JP9546493A 1993-03-30 1993-03-30 豆若野菜の刈取収穫装置 Withdrawn JPH06276826A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111136696A (zh) * 2020-02-27 2020-05-12 王全贵 一种花生芽去根装置
CN112470700A (zh) * 2020-10-30 2021-03-12 卢建强 一种杨梅采摘升降器

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