JPH0737482Y2 - ポット苗用トレイ - Google Patents

ポット苗用トレイ

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JPH0737482Y2
JPH0737482Y2 JP4777789U JP4777789U JPH0737482Y2 JP H0737482 Y2 JPH0737482 Y2 JP H0737482Y2 JP 4777789 U JP4777789 U JP 4777789U JP 4777789 U JP4777789 U JP 4777789U JP H0737482 Y2 JPH0737482 Y2 JP H0737482Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
pot
pots
pot seedling
seedling tray
tray
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4777789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02138541U (ja
Inventor
節生 武野
修一 清水
秋夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Takii and Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Takii and Co Ltd
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はキャベツや白菜等の野菜の苗を均一に作るため
のポット苗用トレイの構成に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から畝上に種子を播いたり、温室内や露地の苗床で
苗を育てたりする代わりに、トレイに一定間隔をおいて
設けた凹部(ポット)に播種床を作り、一つ一つの凹部
に種子を一粒或いは数粒つづ播いて、均一な苗を作るよ
うに構成したポット苗用トレイは公知となっているので
ある。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このようなポット苗用トレイにおいて、野菜の種類や葉
齢数を変更すればポット苗用トレイの凹部の容量も変え
る必要があるが、従来のポット苗用トレイは、育苗箱の
幅同じ長さとなるように数種類用意されているのである
が、大きくなる程ポット苗用トレイの高さも高くなるの
である。よって、該ポット苗用トレイをそのまま移植機
に載置して移植作業をするには、搬送部のガイド部の高
さを調節したり、苗取出爪の挿入量を調節したりする必
要があったのである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次のように構成したもの
である。
トレイに一定間隔をおいて形成した逆四角錐台状の凹部
をポット7a・7a・・・としたポット苗用トレイ7のポッ
ト容量の異なるポット苗用トレイにおいて、それぞれ異
種のポット苗用トレイ7のポット7aを平面視正方形状と
してトレイ上のポット7a・7a・・・の縦横の中心線を一
致させ、該ポット7aの先細り角度α及び高さhを同一と
し、同一幅l内のポット数を偶数としたものである。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成を説明すると。
第1図は移植装置側面図、第2図は同じく後面図、第3
図はポットが6列の場合のポット苗用トレイ正面断面
図、第4図は第3図におけるA矢視図、第5図はポット
が8列の場合のポット苗用トレイ正面断面図、第6図は
第5図におけるB矢視図、第7図はポットが10列の場合
のポット苗用トレイ正面断面図、第8図は第7図におけ
るC矢視図、第9図はポットが12列の場合のポット苗用
トレイ正面断面図、第10図は第9図におけるD矢視図で
ある。
第1図、第2図において移植装置の構成から説明する
と、支持枠1・1中途部より前方に苗移送枠2・2が前
方に突出され、該苗移送枠2・2間に連結板3、従動軸
4、駆動軸5が横架され、該駆動軸5上には幅広のプー
リー9が外嵌され、該プーリー9と従動軸4の間には搬
送ベルト6が巻回され、該搬送ベルト6上にポット苗用
トレイ7が載置され、後方に搬送すべく構成している。
前記駆動軸5の一側端にはプーリー10が固設され、苗移
送枠2側面にはギヤケース12が貼設され、該ギヤケース
12側面にはモーター13が固設され、該モーター13の動力
によりギヤケース12の出力軸に固設したプーリーからベ
ルトを介して駆動軸5上のプーリー10に動力が伝えら
れ、搬送ベルト6が回動されるのである。14は搬送ガイ
ドであり、ポット苗用トレイ7の上両端を押さえてプー
リー9に沿って反転して搬送されるようにしている。
前記支持枠1・1上部には送りネジ17及びガイドシャフ
ト18が横架され、該送りネジ17及びガイドシャフト18上
に苗取出部20が軸支されている。該苗取出部20は前記送
りネジ17の一端に設けたモーター21の駆動により左右に
摺動され、該苗取出部20に設けた駆動モーター22の駆動
軸に連結杆23を枢支してクランク運動させ、該連結杆23
の他端に揺動アーム24を枢支し、該揺動アーム24の回動
軸25に固設された苗取出爪26が円弧状に往復回動されて
ポット苗用トレイ6内のポット苗15を一つづつ取り出す
のである。
前記支持枠1・1中途部には逆「ハ」の字状に支持板30
・30が配され、該支持板30・30の上部に従動プーリー31
・31、下部に駆動プーリー32・32が枢支されて、従動プ
ーリー31・31、駆動プーリー32・32それぞれ間に搬送ベ
ルト33・33が巻回されている。前記駆動プーリー32・32
は前方に設けたプーリーに駆動ベルト34が掛けられ、モ
ーター35により駆動される。
前記駆動プーリー32・32下方には移植用シヤッター36が
設けられ、前記苗移送枠2下方に設けた駆動ケース37か
らプーリー38、ベルト39、プーリー40を介して伝動ケー
ス41に伝えられ、該伝動ケース41側方には回動軸42・43
が突出され、該回動軸42・43は伝動ケース41内のチェー
ンにて同時に回動され、該回動軸42・43先端には平行リ
ンク44・44を固設し、該平行リンク44・44先端には揺動
体45が枢支され、該揺動体45側面にカムケース46を介し
て前記移植用シヤッター36が設けられ、前記駆動ケース
37からの動力により、揺動体41が昇降し、該揺動体41が
最下方位置に位置するとカムケース46内のカムにより移
植用シヤッター36が開けられるように構成しているので
ある。
そして、本考案の要部であるポット苗用トレイ7の構成
は、第3図〜第10図に示すように、ポット苗用トレイ7
に一定間隔おいて形成した凹部をポット7a・7a・・・と
し、該ポット7a・7a・・・は逆向きの四角錐台状でその
縦横の中心線からの長さa・bは一定の長さで平面視で
角を円くした略正方形の形をしている。そして、その底
の中心には水抜き孔7b・7b・・・が開口されている。
また、作物に合わせてポット7aの容量を変更する場合で
あっても、使用する播種機や移植装置は同一のものを使
用するので、それぞれのポット苗用トレイ7は搬送ベル
トの幅に合わせて同じ幅lとし、高さhも同一とし、そ
して、ポット7aの傾斜角、即ち、先細り角αも全て同一
とし、移植装置の反転部においてポット苗用トレイ7の
両側を挟持するプーリー9の傾斜角と一致させ、ポット
苗用トレイ7のポット7aの容量が変わってもプーリー9
を変更する必要がなく、移動量だけ変更すれば良いよう
にしている。
更に、ポット7a・7a・・・の縦横の中心線を一致させ
て、搬送ベルト6の送り量及び苗取出部20の横送り量を
調節すれば、取出爪26のポット7aへの挿入位置は常に中
央に位置し、調節不要とし、また、ポット苗用トレイの
両端のポットからポットまでの幅l内ポット数はポット
7aの容量を変更した場合であっても偶数とし、将来苗取
出爪26を並設して二条移植をすることも可能なようにし
ている。
該ポット苗用トレイ7は苗箱8上に載置され、該苗箱8
はその内縁と両端のポット7aの外側が接する大きさとし
てガタつきがないようにされ、播種するときには、苗箱
8上にポット苗用トレイ7が載置された状態で用土が充
填され、播種機により一つのポット7aに対して一粒或い
は数粒づつ播種される。
そして、発芽して移植できる苗となれば、ポット苗用ト
レイ7が第1図、第2図に示す移植装置の搬送ベルト6
上に載せられて搬送され、反転部において、苗取出部20
が送りネジ17の回動によりポット7a上に移動され、苗取
出爪26の回動によりポット7a内のポット苗15が取り出さ
れ、搬送ベルト33・33に案内されて移植用シヤッター36
内に入り、移植位置に至ると該移植用シヤッター36が開
かれてポット苗15が落下して移植されるのである。そし
て、苗取出部20が横方向に移動して次のポット内の苗を
取り出せるようにし、前記同様に移植作業が行われるの
である。
(ヘ)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が得
られるのである。
第1に、異なる容量のポット苗用トレイのポットの高さ
を一定としたので、移植する作物の種類が異なっても、
移植機の搬送装置における搬送ガイドの高さを調整する
必要がなく、苗取出爪のポット内への嵌入量も調節する
必要がなくなったのである。
第2に、異なる容量のポット苗用トレイの幅方向のポッ
トの数は偶数であるので、移植装置を2条にすることが
可能となり、移植能力を向上することが可能となったの
である。
第3に、異なる容量のポット苗用トレイの先細り角度が
一定なので、ポットの側面を支持するプーリーの幅の変
更や角度に合わせて交換をする必要がなくなったのであ
る。
第4に、それぞれのポットの縦横の中心線が一致してい
るので、移植装置における苗取出部の横送りや縦送りに
際して、初期設定さえしておけば取出爪を常に中央に位
置させることができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は移植装置側面図、第2図は同じく後面図、第3
図はポットが6列の場合のポット苗用トレイ正面断面
図、第4図は第3図におけるA矢視図、第5図はポット
が8列の場合のポット苗用トレイ正面断面図、第6図は
第5図におけるB矢視図、第7図はポットが10列の場合
のポット苗用トレイ正面断面図、第8図は第7図におけ
るC矢視図、第9図はポットが12列の場合のポット苗用
トレイ正面断面図、第10図は第9図におけるD矢視図で
ある。 α……先細り角 h……ポット苗用トレイの高さ l……ポット苗用トレイの幅 7……ポット苗用トレイ 7a……ポット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 秋夫 京都府京都市下京区梅小路通猪熊東入南夷 町180 タキイ種苗株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイに一定間隔をおいて形成した逆四角
    錐台状の凹部をポット7a・7a・・・としたポット苗用ト
    レイ7のポット容量の異なるポット苗用トレイにおい
    て、それぞれ異種のポット苗用トレイ7のポット7aを平
    面視正方形状としてトレイ上のポット7a・7a・・・の縦
    横の中心線を一致させ、該ポット7aの先細り角度α及び
    高さhを同一とし、同一幅l内のポット数を偶数とした
    ことを特徴とするポット苗用トレイ。
JP4777789U 1989-04-24 1989-04-24 ポット苗用トレイ Expired - Lifetime JPH0737482Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4777789U JPH0737482Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 ポット苗用トレイ

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JP4777789U JPH0737482Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 ポット苗用トレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02138541U JPH02138541U (ja) 1990-11-19
JPH0737482Y2 true JPH0737482Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=31564006

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JP4777789U Expired - Lifetime JPH0737482Y2 (ja) 1989-04-24 1989-04-24 ポット苗用トレイ

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