JPH06276781A - モータドライブ装置 - Google Patents

モータドライブ装置

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Publication number
JPH06276781A
JPH06276781A JP5061895A JP6189593A JPH06276781A JP H06276781 A JPH06276781 A JP H06276781A JP 5061895 A JP5061895 A JP 5061895A JP 6189593 A JP6189593 A JP 6189593A JP H06276781 A JPH06276781 A JP H06276781A
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JP
Japan
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output
current
amplifier
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JP5061895A
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English (en)
Inventor
Junkichi Yamazaki
淳吉 山崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度な自動オフセット調整を実現する。 【構成】 3相駆動ACサーボドライバ1に電圧形自励
インバータ19のドライブ信号のデューティを測定するデ
ューティカウンタ30と、U,W相のデューティを増幅す
る増幅器32,33と、ゲイン切り替え機構(切り替えスイ
ッチ35,ゲイン切り替え装置37)と、前記増幅器の出力
を記憶するオフセット量記憶器26と、オフセット量記憶
器26の値を電流指令より減算する減算器27と、分配オフ
セット量計算機構(平均値計算器41,1/3倍増幅器42)
と、V相デューティから分配オフセット量を減算する減
算器43と、その結果を増幅するV相増幅器44と、この出
力をU,W相増幅器32,33の出力から減算する減算器45
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流制御部の自動オフ
セット調整方式を備えたモータドライブ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から電流制御部の各相のオフセット
がトルクリプルの原因となり位置決め制御の精度に大き
な影響を及ぼすため高精度のオフセット調整が行われて
いる。また近年では調整の手間を省くために電流制御部
の自動オフセット調整が用いられている。
【0003】以下従来の電流制御部自動オフセット調整
方式について説明する。図4は従来の3相駆動ACサー
ボモータとドライバの電流制御部自動オフセット調整の
構成図である。図4において、1は3相駆動ACサーボ
モータ、2はモータの回転位置を検出するエンコーダ、
3はこのエンコーダからモータ磁極を検出する磁極検出
器、4は速度を検出する速度検出器、5は位置指令、6
は位置指令値から位置検出値を減算する減算器、7は減
算器6の出力を増幅する位置制御演算器、8は位置制御
演算器出力から速度検出器出力を減算する減算器、9は
減算器8の出力を増幅しトルク指令を演算する速度制御
演算器、10はトルク指令と磁極検出器の出力からU相,
W相の電流指令を演算する乗算器、11はU,W相の電流
指令をD/A変換するD/A変換器、12はV相電流指令
を減算する減算器、13はモータ巻線U,W相に流れる電
流を検出する電流検出器、14は電流検出器13よりV相電
流を算出する減算器、15は電流指令から電流検出器の出
力を減算する減算器、16は減算器15の出力を増幅する電
流アンプ、17は電流アンプの出力をパルス幅変調(PW
M)制御するPWM制御器、18はU,V,W相のPWM
制御器の出力(U,V,W)とそれぞれの反転信号(X
U,XV,XW)を生成する反転信号発生器、19は反転
信号発生器の出力PWM信号(U,XU,V,XV,
W,XW)により電流をモータ巻線に供給する電圧形自
励インバータ、20は自動オフセット調整要求信号、21は
トルク指令ゼロを出力するゼロトルク指令発生器、22は
自動オフセット調整要求信号20が入力されると速度制御
演算器出力とゼロトルク発生器出力の切り替えを行うス
イッチ、23は電流検出器13の出力をA/D変換するA/
D変換器、24はA/D変換器23の出力をフィルタリング
するローパスフィルタ、25はローパスフィルタ24の出力
を増幅するフィードバック増幅器、26は増幅器の出力を
記憶するオフセット量記憶器、27はオフセット量記憶器
の値を電流指令値より減算する減算器、28はオフセット
量記憶器26とフィードバック増幅器25の間を遮断するス
イッチ、29は自動オフセット調整要求信号20が入力され
るとローパスフィルタ24の出力レベルを測定し許容レベ
ル以下になるとスイッチ28を遮断するオフセット量判定
器である。
【0004】以上のように構成されたモータドライブ装
置についてその動作を以下に説明する。まず、自動オフ
セット調整要求信号20が入力されるとスイッチ22がゼロ
トルク指令発生器21側に切り替わりトルク指令がゼロと
なり、U,W相の電流指令がゼロとなる。次に、電流検
出器13の出力がA/D変換器23によりA/D変換され、
さらにローパスフィルタ24により高周波成分が除去され
電流検出器のオフセット量が検出される。次に、検出さ
れたオフセット量をフィードバック増幅器25により指令
値に相当する値に変換し、U,W相それぞれのオフセッ
ト量記憶器に記憶させ、その値を電流指令補正量として
電流指令から減算する。さらにオフセット量判定器29は
オフセット量を監視し許容範囲に収束したらオフセット
調整完了信号を出力しスイッチ28を遮断しオフセット調
整を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、U,W相の電流検出器のオフセット量しか
補正できないため電流アンプや加減算回路のオフセット
は残る、さらに、U,W相のオフセット量を調整すると
V相のオフセットがずれるため位置決め制御の精度が上
がらない。また、高精度なオフセット調整を行うために
は大きなフィードバックゲインが必要だが、ローパスフ
ィルタの時定数が大きいためオフセット量が大きいとハ
ンチングが発生するという問題がありフィードバックゲ
インをあげられない、さらに2つのA/D変換器が必要
でありコスト高となるという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するもので
あり、高精度な自動オフセット調整を行うモータドライ
ブ装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため電圧形自励インバータをドライブするU,V,
W相のPWM信号のデューティが50%からずれた量を測
定するデューティカウンタと、デューティ値をフィルタ
リングするローパスフィルタと、U,W相のデューディ
を増幅する小ゲインの増幅器と、U,W相のデューディ
を増幅しデューティレベルが許容レベル以下になると平
均値計算要求信号を出力する増幅器と、ゲイン切り替え
信号により大ゲイン小ゲイン増幅器を切り替える切り替
えスイッチと、ローパスフィルタの出力レベルの出力が
切り替えレベル以下になるとゲイン切り替え信号を出力
するゲイン切り替え装置と、このゲイン増幅器の出力を
記憶するU,W相オフセット量記憶量と、U,W相オフ
セット量記憶器に記憶されている記憶値をU,W相電流
指令より減算するオフセット量減算器と、オフセット調
整完了信号によりU,W相オフセット量記憶器への入力
値を遮断するスイッチと、V相のデューティレベルが許
容レベル以下になるとオフセット調整完了信号を出力す
るV相オフセット判定器と、U,W相の平均値計算要求
信号が入力されるとV相のデューティの平均値を1度だ
け計算し平均値計算完了信号を出力する平均値計算器
と、前記平均値計算器で計算された平均値を1/3倍す
るゲインと、V相デューティから一度だけ計算されたV
相デューティの平均値の1/3倍の値を減算する減算器
と、その結果を増幅するV相増幅器と、V相増幅器の出
力をU,W相増幅器の出力から減算する減算器と、該減
算器とV相増幅器の出力を平均値計算完了信号により開
閉するスイッチを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によりモータに電流を供
給する最終段である電圧形自励インバータをドライブす
るPWM信号のデューティを50%に調整することで電流
検出器、電流アンプ、その他の加減算回路のオフセット
量までまとめて調整でき、さらに、UVW相のオフセッ
ト量の総和を各相に分配するためU,W相電流指令への
補正のみでV相のオフセット調整ができ、また、オフセ
ット量が大きい場合はフィードバックゲインを小さくし
オフセット量が小さくなるとフィードバックゲインを大
きくして微調整を行うため高精度な調整ができ、さらに
安価なデューティカウンタで構成できるため高価なA/
D変換器が不要となり安価で高精度な位置決めができ
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に於けるモータドラ
イブ装置の構成を示すものである。図1において、1は
3相駆動ACサーボモータ、2はモータの回転位置を検
出するエンコーダ、3はこのエンコーダからモータ磁極
を検出する磁極検出器、4は速度を検出する速度検出
器、5は位置指令、6は位置指令値から位置検出値を減
算する減算器、7は減算器6の出力を増幅する位置制御
演算器、8は位置制御演算器出力から速度検出器出力を
減算する減算器、9は減算器8の出力を増幅しトルク指
令を演算する速度制御演算器、10はトルク指令と磁極検
出器の出力からU相,W相の電流指令を演算する乗算
器、11はU,W相の電流指令をD/A変換するD/A変
換器、12はV相電流指令を演算する減算器、13はモータ
巻線U,W相に流れる電流を検出する電流検出器、14は
電流検出器13よりV相電流を算出する減算器、15は電流
指令から電流検出器の出力を減算する減算器、16は減算
器15の出力を増幅する電流アンプ、17は電流アンプの出
力をパルス幅変調(PWM)制御するPWM制御器、18は
U,V,W相のPWM制御器の出力(U,V,W)とそれ
ぞれの反転信号(XU,XV,XW)を生成する反転信号
発生器、19は反転信号発生器の出力PWM信号(U,X
U,V,XV,W,XW)により電流をモータ巻線に供
給する電圧形自励インバータ、20は自動オフセット調整
要求信号、21はトルク指令ゼロを出力するゼロトルク指
令発生器、22は自動オフセット調整要求信号20が入力さ
れると速度制御演算器出力とゼロトルク発生器出力の切
り替えを行うスイッチ、30は電圧形自励インバータをド
ライブするU,V,W相のPWM信号のデューティが50
%からずれた量を測定するデューティカウンタ、31はデ
ューティ値をフィルタリングするローパスフィルタ、32
はU,W相のデューティを増幅する小ゲインの増幅器、
33はU,W相のデューティを増幅しデューティレベルが
許容レベル以下になると平均値計算要求信号34を出力す
る大ゲイン増幅器、35はゲイン切り替え信号36による大
ゲイン,小ゲイン増幅器を切り替える切り替えスイッ
チ、37はローパスフィルタの出力レベルが切り替えレベ
ル以下になるとゲイン切り替え信号を出力するゲイン切
り替え装置、26は増幅器の出力を記憶するU,W相オフ
セット量記憶器、27はU,W相オフセット量記憶器に記
憶されている記憶値をU,W相電流指令より減算するオ
フセット量の減算器、28はオフセット調整完了信号38に
よりU,W相オフセット量記憶器への入力値を遮断する
スイッチ、39は平均値計算完了信号40が入力されV相の
デューティレベルが許容レベル以下になるとオフセット
調整完了信号38を出力するV相オフセット判定器、41は
U,W相の平均値計算要求信号34が入力されるとV相の
デューティの平均値を1度だけ計算し平均値計算完了信
号40を出力する平均値計算器、42はこの平均値を1/3
倍するゲイン、43はV相デューティから一度だけ計算さ
れたV相デューティの平均値の1/3倍の値を減算する
減算器、44はその結果を増幅するV相増幅器、45はV相
増幅器の出力をU,W相増幅器の出力から減算する減算
器、46はこの減算器とV相増幅器44の出力を平均値計算
完了信号40により開閉するスイッチである。
【0010】図2は本発明の一実施例に於けるPWM制
御部の動作説明図である。図2において、47は三角波信
号、48は電流アンプ出力信号、49はPWM信号である。
また、図3は本発明の一実施例に於ける電圧形自励イン
バータの動作説明図である。図3において、50はモータ
巻線の中心点である。
【0011】以上のように構成されたモータドライブ装
置についてその動作を以下に説明する。図1において、
自動オフセット調整要求信号20が入力されるとスイッチ
22がゼロトルク指令発生器21側に切り替わりトルク指令
がゼロとなり、U,W相の電流指令がゼロとなる。この
とき電流制御部にオフセットがあると電流偏差が発生と
電流アンプの出力がゼロでなくなる。このためPWM制
御器で生成されるPWM信号のデューティが50%でなく
なる。
【0012】ここで上記PWM制御器17の動作を詳しく
説明する。PWM制御器17は三角波信号47と電流アンプ
出力信号48の大きさを比較し電流アンプ出力信号48が方
が大きい場合0V、そうでない場合は5Vを出力するこ
とでPWM信号を生成している。図2(a)は電流制御器
にオフセットがある場合の動作を示している。オフセッ
トがある場合は電流アンプの出力信号がゼロにならない
ためPWM信号のデューティは50%にならない。図2
(b)は電流制御器にオフセットがない場合を示してい
る。この場合は電流アンプ出力信号がゼロのためPWM
信号のデューティは50%となる。さらに、このPWM信
号は反転信号発生器18に入力されその出力(U,XU,
V,XV,W,XW)により電圧形自励インバータ19を
ドライブする。
【0013】ここで電圧形自励インバータ19の動作を説
明する。電圧形自励インバータ19は反転信号発生器18か
らの6つのPWM信号によって駆動される。図3(a)は
U,W相のPWM信号のデューティが50%でない場合の
動作を示している。この場合は図中Aの領域でU,W,
XVがオンしプラス電源とグランドがショート状態にな
り図3(b)のように電流が矢印の方向へ流れようとす
る。一方図3(c)はU,W相のPWM信号のデューティ
が50%の場合の動作を示している。この場合はU,V,
Wがオンしている期間にXU,XV,XWがオンしない
ため図3(d)に示すように電流は流れない。以上のよう
にPWM信号のデューティが50%になると電流が流れな
くなる。V相についても同じである。このため電流指令
がゼロの時にPWM信号のデューティを50%に調整する
ことでオフセット電流の調整ができる。
【0014】そこで電圧形自励インバータ19をドライブ
するこれらU,V,W相のPWM信号のデューティが50
%からずれた量をデューティカウンタ30によって測定
し、その出力をローパスフィルタ31によりフィルタリン
グする。その結果を小ゲインの増幅器32により増幅し、
この増幅器の出力をU,W相オフセット量記憶器26で記
憶するとともに減算器27によりU,W相電流指令値より
それぞれ減算する。このため電流アンプの出力がゼロに
近づきPWM信号のデューティが50%に近づく。
【0015】次に、U,W相のデューティがゲイン切り
替えレベルになるとゲイン切り替え装置37は切り替えス
イッチ35を大ゲイン増幅器33側へ切り替えフィードバッ
クゲインをあげることで微調整を行い、U,W相のPW
M信号のデューティを50%に調整するさらに、大ゲイン
増幅器33はデューティが50%になったのを検出して平均
値計算要求信号34を出力する。
【0016】次に、平均値計算器41はU,W相の平均値
計算要求信号34が入力されるとV相のデューティの平均
値を1度だけ計算し、これをU,V,W相のデューティ
ずれの総和とする。また、平均値計算完了信号40を出力
しスイッチ46を閉じデューティずれの総和に1/3倍ゲ
イン42を乗じることで得られるデューティずれ値の各相
への分配量を減算器45へ渡す。このためU,W相電流指
令が変化しU,V,W相のデューティが分配値に近づ
く。次に、V相オフセット判定器がV相のデューティが
分配量と等しくなったのを検出してオフセット調整完了
信号38を出力し、スイッチ28を開き、PWM信号のデュ
ーティの調整が終わりオフセット調整を完了する。
【0017】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
モータドライブ装置は、電圧形自励インバータをドライ
ブするU,V,W相のPWM信号のデューティが50%か
らずれた量を測定するデューティカウンタと、デューテ
ィ値をフィルタリングするローパスフィルタと、U,W
相のデューティを増幅する小ゲインの増幅器と、U,W
相のデューティを増幅しデューティレベルが許容レベル
低下になると平均値計算要求信号を出力する増幅器と、
ゲイン切り替え信号により大ゲイン,小ゲイン増幅器を
切り替える切り替えスイッチと、ローパスフィルタの出
力レベルが切り替えレベル以下になるとゲイン切り替え
信号を出力するゲイン切り替え装置と、この増幅器の出
力を記憶するU,W相オフセット量記憶器と、U,W相
オフセット量記憶器に記憶されている記憶値をU,W相
電流指令より減算するオフセット量減算器と、オフセッ
ト調整完了信号によりU,W相オフセット量記憶器への
入力値を遮断するスイッチと、V相のデューティレベル
が許容レベル以下になるとオフセット調整完了信号を出
力するV相オフセット判定器と、U,W相の平均値計算
要求信号が入力されるとV相のデューティの平均値を1
度だけ計算し平均値計算完了信号を出力する平均値計算
器と、この平均値を1/3倍するゲインと、V相デュー
ティから一度だけ計算されたV相デューティの平均値の
1/3倍の値を減算する減算器と、その結果を増幅する
V相増幅器と、V相増幅器の出力をU,W相増幅器の出
力から減算する減算器と、この減算器とV相増幅器の出
力を平均値計算完了信号により開閉するスイッチを備え
たことにより、モータに電流を供給する最終段である電
圧形自励インバータをドライブするPWM信号のデュー
ティを50%に調整することで電流検出器、電流アンプ、
その他の加減算回路のオフセット量までまとめて調整で
き、さらに、UVW相のオフセット量の総和を各相に分
配するためU,W相電流指令への補正のみでV相のオフ
セット調整ができ、また、オフセット量が大きい場合は
フィードバックゲインを小さくしオフセット量が小さく
なるとフィードバックゲインを大きくして微調整を行う
ため高精度な調整ができ、さらに安価なデューティカウ
ンタで構成できるため高価なA/D変換器が不要となり
安価で高精度な位置決めができることが可能となるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるモータドライブ装置
の構成図である。
【図2】本発明の一実施例におけるPWM制御部の動作
説明図である。
【図3】本発明の一実施例における電圧形自励インバー
タの動作説明図である。
【図4】従来のモータドライブ装置の構成図である。
【符号の説明】
1…3相駆動ACサーボモータ、 2…エンコーダ、
3…磁極検出器、 4…速度検出器、 5…位置指令、
6,8,12,14,15,27,43,45…減算器、7…位置
制御演算器、 9…速度制御演算器、 10…乗算器、
11,23…D/A変換器、 13…電流検出器、 16…電流
アンプ、 17…PWM制御器、 18…反転信号発生器、
19…電圧形自励インバータ、 20…自動オフセット調
整要求信号、 21…ゼロトルク指令発生器、 22,28,
46…スイッチ、 24,31…ローパスフィルタ、 25…フ
ィードバック、 26…オフセット量記憶器、 29…オフ
セット量判定器、 30…デューティカウンタ、 32…小
ゲイン増幅器、 33…大ゲイン増幅器、 34…平均値計
算要求信号、 35…切り替えスイッチ、 36…ゲイン切
り替え信号、 37…ゲイン切り替え装置、 39…V相オ
フセット判定器、40…平均値計算完了信号、 41…平均
値計算器、 42…1/3倍増幅器(1/3倍ゲイン)、
44…V相増幅器、 47…三角波信号、 48…電流アンプ
出力信号、 49…PWM信号、 50…モータ巻線の中性
点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相駆動ACサーボモータと、前記モー
    タの回転位置を検出するエンコーダと、このエンコーダ
    からモータ磁極を検出する磁極検出器と、速度を検出す
    る速度検出器と、位置指令値と前記エンコーダからの位
    置検出値の差を増幅する位置制御演算器と、前記位置制
    御演算器出力と速度検出器出力の差を増幅しトルク指令
    を演算する速度制御演算器と、前記トルク指令と前記磁
    極検出器の出力から3相のうちの2相の電流指令を演算
    する2つの乗算器と、2相の電流指令をD/A変換する
    2つのD/A変換器と、D/A変換された2相の電流指
    令から他の1相電流指令を演算する減算器と、モータ巻
    線の3相のうちの2相に流れる電流を検出する2つの電
    流検出器と、前記電流指令と電流検出器の出力の差を増
    幅する3つの電流アンプと、前記電流アンプの出力をパ
    ルス幅変調(PWM)制御する3つのPWM制御器と、前
    記PWM制御器の出力PWM信号により電流をモータ巻
    線に供給する電圧形自励インバータから構成される3相
    駆動ACサーボドライブ装置において、 トルク指令ゼロを出力するゼロトルク指令発生器と、前
    記速度制御演算器出力と前記ゼロトルク発生器出力の切
    り替えを行うスイッチと、前記3つのPWM制御器の出
    力であるPWM信号のデューティの50%からのずれを測
    定する3つのデューティカウンタと、前記デューティカ
    ウンタの出力をフィルタリングする3つのローパスフィ
    ルタと、前記ローパスフィルタの出力のうち電流指令が
    D/A変換される2相の出力を増幅しさらに出力レベル
    が許容レベル以下になるとオフセット調整完了信号を出
    力する2つの増幅器と、前記増幅器の出力を記憶する2
    つのオフセット量記憶器と、記憶値を各相の電流指令か
    ら減算する2つの減算器と、前記オフセット量記憶器と
    前記増幅器を遮断する2つのスイッチと、前記2つのオ
    フセット調整完了信号が入りさらに前記ローパスフィル
    タの出力のうち電流指令がD/A変換されない相の出力
    レベルが許容レベル以下になると前記2つのスイッチが
    遮断するオフセット量判定器と、前記2つのオフセット
    調整完了信号が入力されると前記ローパスフィルタの出
    力のうち電流指令がD/A変換されない相の出力の平均
    値を計算し平均値計算完了信号を出力する平均値計算器
    と、前記平均値を1/3倍するゲインと、前記ローパス
    フィルタの出力のうち電流指令がD/A変換されない相
    の出力から前記1/3倍ゲイン乗算後の値を減算する分
    配オフセット量減算器と、その減算値を増幅する増幅器
    と、該増幅値を前記オフセット量記憶器への入力信号か
    ら減算する2つの減算器と、前記減算器と前記増幅器の
    出力を前記平均値計算完了信号により開閉するスイッチ
    と、を備えたことを特徴とするモータドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記ローパスフィルタの出力のうち電流
    指令がD/A変換される2相それぞれの増幅器として大
    ゲインと小ゲインの増幅器を備え、それぞれに大ゲイン
    小ゲインの切り替えスイッチと、前記ローパスフィルタ
    の出力レベルが切り替えレベル以下になるとレベル切り
    替え信号を出力する2つのゲイン切り替え装置を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のモータドライブ装置。
JP5061895A 1993-03-22 1993-03-22 モータドライブ装置 Pending JPH06276781A (ja)

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