JPH06276600A - 衝突防止型構内放送装置 - Google Patents

衝突防止型構内放送装置

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Publication number
JPH06276600A
JPH06276600A JP6456193A JP6456193A JPH06276600A JP H06276600 A JPH06276600 A JP H06276600A JP 6456193 A JP6456193 A JP 6456193A JP 6456193 A JP6456193 A JP 6456193A JP H06276600 A JPH06276600 A JP H06276600A
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JP
Japan
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broadcasting
broadcast
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broadcasting contents
speaker
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Pending
Application number
JP6456193A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichigaku Asano
一学 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の放送者が任意の時点で放送することが
でき、聴く人には放送内容の理解が容易になる構内放送
装置を提供する。 【構成】 複数の放送元のマイクロホン211、22
1、231から入力された放送内容を初段増幅器21
2、222、232でそれぞれ増幅した後、放送内容記
憶部215、225、235に格納する。そしてスケジ
ューラ206によってこれら放送内容記憶部から格納時
刻順等の適当な順序で放送内容を1つずつ取り出し、主
増幅器203に送る。主増幅器は入力された放送内容を
スピーカー204を鳴らすのに十分な程度に増幅し、ス
ピーカーにより放送を行う。これによって放送者は他の
放送が行われているか否かを意識したり、待ち合わせた
りする必要がなくなり、一方、聴く人は、複数の放送内
容が混ざることなく1つずつ順番に放送されるから、放
送内容を正確に、容易に理解できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の放送元を有し、
同一構内に放送を行う構内放送装置に関し、例えば病院
等の待合室で複数の診察室からの患者の呼び出し等を行
う場合において、複数の診察室からの放送を同一待合室
に流す場合に使用して好適な衝突防止型構内放送装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の放送元を有し、同一構内に
放送を行う構内放送装置は、例えば放送元が3つである
場合には図2に示すように構成されていた。図示するよ
うに、各放送元はマイクロホン111、121、131
と初段増幅器112、122、132をそれぞれ備えて
おり、各放送元のマイクロホン111、121、131
から入力された音声はそれぞれの初段増幅器112、1
22、132によって複数の音声を混合するのに十分な
程度に増幅され、共通の主増幅器103へ送られる。主
増幅器103はスピーカー104を鳴らすのに十分な程
度に混合された音声を増幅し、スピーカー104により
放送を行う。
【0003】このように、上記構成の従来の構内放送装
置では、放送元のマイクロホン111、121、131
で入力された音声は即時に混合されてスピーカー104
から出力される。通常、放送元のマイクロホン111、
121、131はそれぞれ別室にあり、他の放送元のマ
イクロホンが使用中であるか否かは判断できないため、
同時間に2つ以上の放送元のマイクロホンが使用された
場合にはスピーカー104から出る音は2人以上の放送
者の声が混ざったものとなり、内容を理解することが困
難になる。
【0004】このような問題を回避するために、従来技
術では、使用中スイッチと使用中ランプを各放送元のマ
イクロホン111、121、131のそばに設け、放送
者は放送を行おうとするときに使用中ランプが滅灯して
いて他の放送者が使用していないことを確認した後、使
用中スイッチをオンにして使用中ランプを点灯させ、他
の放送者に使用することを知らせた後で、放送を開始す
るようにしている。
【0005】このように、従来は複数の放送が混ざって
内容の理解が困難になるか、放送が混ざるのを避けるた
めに放送者が他の放送を意識して順番に放送するように
するしか手段がなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放送が
混ざるのを避けるために放送者がランプの点灯、滅灯に
より他の放送を意識し、スイッチ操作を行うことは甚だ
面倒であり、また、使用中ランプが点灯しているときに
は他の放送者は使用中ランプが消えるまで、即ち現在放
送中の放送が終わるまで、自分の放送を待たなければな
らないという不便さがある。さらに、このような使用中
スイッチ及びランプを設けた場合でも同時に2人以上の
放送者が使用中スイッチをオンにする可能性はあり、こ
の場合には使用中スイッチ及びランプが無い場合と同様
に、即ち上記従来技術の場合と同様に、2人以上の放送
者の声が混ざってしまい、内容の理解が困難になる。
【0007】この発明の目的は、上記従来技術の欠点を
除去し、放送者は他の放送を意識する必要なしに任意の
時点で放送を行うことができ、しかも複数の放送が決し
て混ざることなく放送され、従って聴く人が放送の内容
を容易に理解できる衝突防止型構内放送装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数の放送
元から入力された放送内容をいったん蓄える記憶手段を
設け、この記憶手段から適当な順序で放送内容を取り出
し、順番に放送するようにしたものである。
【0009】
【作用】複数の放送元から入力された放送内容は即座に
放送されず、入力された時点で記憶手段に蓄えられるの
で、放送者は他の放送を意識するとか、他の放送の終了
を待つ等の余分の手間、時間を必要としなくなる。一
方、蓄えられた放送内容は1つずつ順番に放送されるの
で、複数の放送が混ざることなく明瞭に放送されるか
ら、聴く人は正確に、かつ容易に放送内容を理解するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明による衝突防止型構
内放送装置の一実施例を示す全体構成図である。図示す
るように、本実施例の構内放送装置も上記従来例と同様
に、放送元が3つである場合の適用例であるが、2つ以
上の放送元を有する場合に本発明が等しく適用できるこ
とは言うまでもない。
【0011】各放送元はマイクロホン211、221、
231と初段増幅器212、222、232をそれぞれ
備えており、各放送元のマイクロホン211、221、
231から入力された放送者の音声(放送内容)はそれ
ぞれの初段増幅器212、222、232によって増幅
される。本実施例においては、各放送元の初段増幅器2
12、222、232の後段に放送内容記憶部215、
225、235をそれぞれ設け、マイクロホン211、
221、231から入力され、初段増幅器212、22
2、232で増幅された各放送元の放送内容をそれぞれ
の放送内容記憶部215、225、235にいったん蓄
える。そして、スケジューラ206によって各放送内容
記憶部215、225、235に蓄えられている放送内
容を格納時刻順等の適当な順序で取り出して順次に共通
の主増幅器203へ送るようにしたものである。
【0012】主増幅器203はスケジューラ206から
順番に送られてくる放送内容をスピーカー204を鳴ら
すのに十分な程度に増幅し、スピーカー204により放
送を行う。ここで、初段増幅器212、222、232
で増幅された各放送元の放送内容はアナログ信号のまま
放送内容記憶部215、225、235に格納してもよ
いし、ディジタル化してから格納してもよい。いずれに
しても放送内容記憶部215、225、235は放送内
容が記憶できる形式の記憶手段である。また、この際、
放送の優先度、格納時刻、放送の時間長等、放送する順
番を決定するための参考情報等を付加して格納してもよ
い。
【0013】このように構成すると、放送元が多数あっ
ても各放送元から入力された放送内容は放送内容記憶部
215、225、235にいったん格納されるので、放
送者は他の放送を意識するとか、他の放送の終了を待つ
等の余分の手間、時間を必要とすることなく任意の時間
に放送を行うことができる。一方、格納された放送内容
はスケジューラ206を通じて格納時刻順等の適当な順
序で取り出され、主増幅器203及びスピーカー204
を通じて1つずつ順番に放送されるので、複数の放送が
混ざることがなくなり、明瞭な放送が行われるから、聴
く人は正確に、かつ容易に放送内容を理解することがで
きる。従って、例えば病院等の待合室で複数の診察室か
らの患者の呼び出し等を行う場合において、複数の診察
室からの放送を同一待合室に流す場合に使用すれば、待
合室内の患者は、2つ以上の放送内容が混ざることがな
いので、どこの診察室から呼び出されたかを明瞭に、か
つ容易に理解することができ、一方、各診察室の放送者
(医師、看護婦等)は任意の時間(放送したい時間)に
放送が行えるという利点がある。
【0014】なお、1つの放送の終わりの判定は、例え
ば音声が数秒途切れることで自動的に検出してもよい
し、或いは放送中スイッチを各マイクロホン毎に設け、
放送を続けたい間はこのスイッチをオンとし、スイッチ
をオフにした時点を放送の終了とすることもできる。ま
た、主増幅器203,スピーカー204は途中で分岐さ
せて何個でも設けることが可能なことは言うまでもな
い。勿論、放送元は3つに限定されるものではなく、2
つ以上の放送元を有する場合に本発明は等しく適用で
き、同様の作用効果が得られるものである。さらに、上
記実施例は本発明の単なる例示に過ぎず、従って必要に
応じて種々の変形及び変更がなし得ることは言うまでも
ない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の放送元から入力された放送内容はいったん記憶手
段に蓄えられ、蓄えられた放送内容は1つずつ順番に放
送されるから、放送者は他の放送が行われているか否か
を意識したり、他の放送の終了を待つ等の余分の手間、
時間を必要としなくなり、任意の時点で放送できるとい
う効果がある。また、複数の放送が混ざることなく1つ
ずつ順番に放送されるから、聴く人にとっては放送内容
を正確に、かつ容易に理解することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衝突防止型構内放送装置の一実施
例を示す全体構成図である。
【図2】従来の構内放送装置の一例を示す全体構成図で
ある。
【符号の説明】
103 主増幅器 104 スピーカー 111、121、131 マイクロホン 112、122、132 初段増幅器 203 主増幅器 204 スピーカー 206 スケジューラ 211、221、231 マイクロホン 212、222、232 初段増幅器 215、225、235 放送内容記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放送元を有し、同一構内に放送を
    行う構内放送装置において、複数の放送元からの放送内
    容を蓄える放送内容蓄積手段と、該放送内容蓄積手段に
    蓄えられた放送内容を放送する手段を有することを特徴
    とする衝突防止型構内放送装置。
JP6456193A 1993-03-24 1993-03-24 衝突防止型構内放送装置 Pending JPH06276600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6456193A JPH06276600A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 衝突防止型構内放送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6456193A JPH06276600A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 衝突防止型構内放送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06276600A true JPH06276600A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13261775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6456193A Pending JPH06276600A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 衝突防止型構内放送装置

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JP (1) JPH06276600A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369275A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Audio Technica Corp マイクロホン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369275A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Audio Technica Corp マイクロホン
JP4528465B2 (ja) * 2001-06-08 2010-08-18 株式会社オーディオテクニカ マイクロホン

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