JPH0627610Y2 - シャツ - Google Patents

シャツ

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Publication number
JPH0627610Y2
JPH0627610Y2 JP1988096555U JP9655588U JPH0627610Y2 JP H0627610 Y2 JPH0627610 Y2 JP H0627610Y2 JP 1988096555 U JP1988096555 U JP 1988096555U JP 9655588 U JP9655588 U JP 9655588U JP H0627610 Y2 JPH0627610 Y2 JP H0627610Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shirt
piece
sewn
pants
base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988096555U
Other languages
English (en)
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JPH0261909U (ja
Inventor
五六 渡辺
Original Assignee
五六 渡辺
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はシャツ等の外側の袖のつけ根腋の下に垂下部
を縫着し、これにズボンの吊り上げ具を左右に装着し、
これによってズボンを吊り上げるようにしたシャツに関
する。
〔従来の技術〕
従来のシャツ等自体にはズボンを吊り上げるような工夫
はされていないが、従来においてはズボンのずり下がり
を防止する技術として普通のシャツ等を着用し、その上
より左右に幅の狭いゴム帯の一端の止金具をズボンの上
部後方左右に各々止め、襷掛けに肩の上にかけて前に廻
し、他端の止金具をズボンの上部前方左右に止め、その
ゴム帯の中間で長さを調節しズボンのずり下りを止める
ようにした吊り上げ具がある。しかし夏期に上衣を脱い
でいる時、前後左右のどちらから見ても目立ち、曲芸人
の如く見下げられることがあり、たとえ上衣を着ていて
も前のボタンをかけないと前方より見えて見苦しかっ
た。また長いゴム帯が物に引っかかり作業の能率低下と
事故の原因ともなり、且つ肩にかかった幅の狭いゴム帯
によりズボンの全荷重が肩の一定の部分のみに喰い込ん
でかかるので、肩がこったり又は傷害を生じたりして全
く使用を見合わしているような状態であった。又ゴム帯
による吊り上げ位置として上半身の前後に曲折する動き
が最も大なるところを前後に吊っているので、動作時に
荷重が肩に喰い込んで、肩こりの原因ともなっていた。
従って肩のこりもなく、また外観上も良いものが強く要
求されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように従来普通のシャツの肩の上より前後の折曲
時、曲折率の一番大なる位置でズボンの吊り上げ具を装
着すると、外観上も見苦しく且つ邪魔になった。そのた
めズボンの全荷重と無理な長い引き上げ力が肩の一定の
部分のみにかかることなどを解決したシャツを提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記の課題に着目して上記目的を達成するた
めに次のような構成としている。シャツ等の上半身を前
後に折り曲げた時、最小の曲折率であるところの外側左
右袖のつけ根腋の下に主として二重に縫い合わせた部分
と、その周辺にズボン吊り上げ用の垂下部の基片部を縫
着し、これの他片部を垂下させてこれにゴム帯の一端の
止金具で咬持すると共に、他端の止金具で下方のズボン
上部を咬持し、折り返して長さの調節止金具に止め、ズ
ボンの全荷重を左右の肩上面全体に分散させるととも
に、上記最小の曲折率の腋の下に吊り上げ具を装着して
肩のこりを全く防止し、且つ吊り上げ具などが腕で覆わ
れておるので外観上見苦しくもなく、尚ゴム帯を短くし
引っかからないようにし、傷害を事前に防ぐ構造として
上記課題を解決する手段としたシャツである。
〔作用〕
上記のように構成し、シャツ等の外側の袖のつけ根腋の
下で主として二重に縫い合わせた部分とその周辺に垂下
部を縫着してあるので堅牢であり、且つゴム帯の止金具
でズボンを吊り上げた時ズボンの全荷重が肩上面全体に
分散してかかり、肩のこりを生ずることが無く上半身の
前後左右の動きの時も吊り上げ具が腋の下にあるのでゴ
ム帯も最小の伸縮で済み、動作も無理がなく自由に行な
うことができ作業の能率も上る。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を第1図乃至第4図に基づいて説
明する。先ずは構成を説明する。(1)はシャツ、
(2)は袖、(3)は腋の下のつけ根、(4)はズボン
吊り上げ用垂下部、(5)はゴム帯、(8)は吊り上げ
具、(9)はズボンである。
第1実施例として第1図および第2図に示すように、シ
ャツ(1)等に布又は柔軟な材質の基片部(11)と他片部
(12)を一体に形成してズボン(9)の吊り上げ具(8)
用の垂下部(4)とし、上記基片部(11)をシャツ(1)
等の外側左右の袖(2)のつけ根(3)腋の下で主とし
て二重に縫い合わせ縫製してある部分と、その周辺の×
印で示す縫着部(10)位とに弾性を有する垂下部(4)の
基片部(11)を縫い付け他片部(12)はそのまま垂下させ
る。また第3図に示すようにゴム帯(5)の一端に止金
具(6)を固着し、他端は止金具(6′)を経て折り返
して戻し長さ調節止金具(7)に止めたズボン吊り上げ
具(8)として、第4図に示すように該吊り上げ具
(8)の一端の止金具(6)で前記垂下しておる他片部
(12)を咬持すると共に他端の止金具(6′)でもズボン
の上部を咬持し、ゴム帯(5)の伸縮力によりズボンを
上方へ常時引き上げられるようにしてズボンのずり下が
りを防止する。しかして上記の構成のものを左右に装着
する。なお上記垂下部(4)を弾性を有する材質で形成
し、これにズボンの荷重が加わった時、×印縫着部(10)
の縫い目全域に対し伸縮性により均等に分散し、シャツ
(1)の生地とのほころびを防止するが時には布片又は
その他の柔軟な資材をもって代えることもできる。
第2実施例として第5図に示すように、シャツ(1)等
の左右にある袖(2)のつけ根(3)腋の下部分の内側
より布片又は柔軟な材質の垂下部(4)の基片部(11)の
縫着面積を拡大する補強布材(13)を点線で示すように縫
着し、しかしてシャツ(1)等の外側に前記基片部(11)
を添わして共に×印で示すように縫着し他片部(12)を垂
下させてシャツ(1)等との垂下部(4)を堅牢に装着
させ、且つシャツ(1)等のほころびを防止する。ズボ
ンを脱ぐ時は、上記吊り上げ具(8)の他端(下部の部
分)の止金具(6′)の咬持を解放し、一端(上部の部
分)の止金具(6)は常時垂下部(4)の他片部(12)を
咬持させているがシャツ(1)等を洗濯する場合は、上
記一端(上部の部分)の止金具(6)をも咬持を解放
し、左右の吊り上げ具(8)を共にシャツ(1)等より
分離してシャツ(1)等を洗濯するものである。
また本考案は、前記のシャツに限定するものではなく肌
着用のシャツやワイシャツ類およびその他のものも含む
ものとする。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は次のような効果がある。
1)上衣を着用しない時でも、吊り上げ具が目立たず服装
の美観を損わない。
2)ゴム帯が短かく腋の下部に納まっているので、物に引
っかかることによる作業能率の低下や事故等がない。
3)シャツ等の袖のつけ根腋の下で二重に縫い合わせた部
分とその周辺に垂下部を縫着してあるので堅牢である。
4)ズボンの荷重が袖のつけ根と肩の上全体に均等に分散
するようになっており、また上半身を前後に折曲する場
合に最小の曲折率である腋の下に吊り上げ具を装着して
あるので肩のこること等がない。
5)ズボンのバンドを軽く締めるか又はノーバンドでも本
案の吊り上げ具でずり下がりを防止し、且つ腹部をバン
ドの幅の狭い部分で過大な圧迫をしないので健康上にも
よい。
6)構造が簡単で安価に生産ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1図、第2
図、第3図、第4図は本考案の第1実施例の斜視図、第
5図は本考案の第2実施例の斜視図である。 1……シャツ、2……袖、3……つけ根、4……垂下
部、5……ゴム帯、6,6′……止金具、7……長さ調
節止金具、8……吊り上げ具、9……ズボン、10……縫
着部(×印)、11……基片部、12……他片部、13……補
強布材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズボンの吊り上げ具の垂下部(4)をシャ
    ツ等の腋の下に設けるべく、柔軟な材質により基片部(1
    1)と他片部(12)を一体に形成してズボン(9)の吊り上
    げ具(8)装着用の垂下部(4)を形成し、上記基片部
    (11)をシャツ(1)等の外側左右の袖(2)のつけ根
    (3)腋の下で主として二重に縫い合わせて縫製してあ
    る部分と、その周辺とに縫着又は接着剤等で添着し、上
    記他片部(12)を垂下して成ることを特徴としたシャツ。
JP1988096555U 1988-07-20 1988-07-20 シャツ Expired - Lifetime JPH0627610Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988096555U JPH0627610Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 シャツ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988096555U JPH0627610Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 シャツ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0261909U JPH0261909U (ja) 1990-05-09
JPH0627610Y2 true JPH0627610Y2 (ja) 1994-07-27

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ID=31321526

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JP1988096555U Expired - Lifetime JPH0627610Y2 (ja) 1988-07-20 1988-07-20 シャツ

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JP (1) JPH0627610Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930115U (ja) * 1972-06-12 1974-03-15

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JPH0261909U (ja) 1990-05-09

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