JPH0627583A - ジアゾ感光紙 - Google Patents

ジアゾ感光紙

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Publication number
JPH0627583A
JPH0627583A JP18514492A JP18514492A JPH0627583A JP H0627583 A JPH0627583 A JP H0627583A JP 18514492 A JP18514492 A JP 18514492A JP 18514492 A JP18514492 A JP 18514492A JP H0627583 A JPH0627583 A JP H0627583A
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JP
Japan
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paper
base paper
ink
pulp
diazo
Prior art date
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Pending
Application number
JP18514492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakamura
和広 中村
Shunji Omori
俊二 大森
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0627583A publication Critical patent/JPH0627583A/ja
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】原紙上にジアゾニウム塩とカップリング成分と
を含むジアゾ発色層を有するジアゾ感光紙において、原
紙中に古紙を原料とする再生パルプを配合した、表面外
観の優れたジアゾ感光紙を提供することにある。 【構成】原紙中に古紙を原料とする再生パルプを含有
し、かつ古紙パルプ中の夾雑物が80mm2/m2以下であ
り、好ましくはマクロレンズを併用した画像解析装置及
びペ−パ−ダ−トアナライザ−で原紙表面の残インク面
積を管理するジアゾ感光紙。 【効果】配合古紙パルプの残インク量を管理することに
より、原紙表面外観の優れたジアゾ感光紙を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、古紙パルプを混合した
ジアゾ感光紙に関するものである。更に詳しくは、原紙
中に古紙を原料とする再生パルプを配合して優れた外観
を持つジアゾ感光紙に関する。
【0002】
【従来の技術】ジアゾ感光紙はジアゾニウム塩の光分解
と、ジアゾニウム塩がカップリング成分(カプラー)と
反応してアゾ染料を生成する(カップリング反応)2つ
の特性を利用したもので、その現像方式により原紙表面
にジアゾニウム塩と酸などの安定化剤を含む感光液を塗
布した1成分系と、ジアゾニウム塩、カプラー、及び酸
などの安定剤を含む感光層を塗布して作られる2成分
系、並びにジアゾニウム塩、カプラー、及び熱によりア
ルカリを発生する現像剤を塗布した3成分系に分類され
る。
【0003】そして、2成分系、及び3成分系の感光紙
においては、通常前記の薬品と共に安定化剤、酸化防止
剤、現像促進剤、色調向上剤、溶解助剤、濃度増強剤な
どの助剤を混合して塗布される。
【0004】近年、オフィスビルや工場からはOA用紙
と呼ばれる多量の情報用紙が廃棄されており、これらの
急増する可燃ゴミの処理が重大な社会問題になってい
る。そのために、資源の有効利用や国際的な環境問題等
の面からも古紙パルプを再利用する方法の確立が強く要
請されている。
【0005】ところで、我が国の古紙回収率は約50%
と他の先進国より高く、今後は更に回収率を55%まで
増加させる検討もなされている。この中で、新聞古紙は
その90%が回収されており、古紙パルプとして広く定
着している。
【0006】一方、OA用紙等の情報用紙の古紙を原料
とした古紙再生パルプを使用すると、品質上、種々の問
題が発生する恐れがあるために、その再利用が殆ど行な
われていない。このため、従来から使用されている新聞
古紙パルプとともに、情報用紙から得られる古紙再生パ
ルプも含めた再利用は、各自治体の問題だけにとどまら
ず、全地球的な森林保護、或いは古紙焼却により発生す
る二酸化炭素による地球温暖化現象などの国際的環境問
題の解決策の一環として急務となってきている。
【0007】ジアゾ感光紙用原紙についても例外ではな
く、古紙パルプの再利用を目的として、原紙に古紙パル
プを含有させることが望まれている。しかしながら、古
紙パルプを含有した原紙をジアゾ感光紙の原紙として用
いると、古紙パルプ中に含まれている残インクにより感
光紙原紙表面の外観の悪化という問題が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】かかる状況から、
本発明は原紙に古紙パルプが含有されても表面外観の優
れたジアゾ感光紙を製造する方法について鋭意研究した
結果、古紙パルプ中の残インクをマクロレンズを用いた
画像解析装置、及びまたはペ−パ−ダ−トアナライザ−
によりある数値以下に管理することにより公知の技術で
は予想できない顕著な効果が得られることを見出し、本
発明を完成するに至ったものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、原紙上にジア
ゾニウム塩とカップリング成分とを含むジアゾ発色層を
有するジアゾ感光紙において、原紙中に古紙を原料とす
る再生パルプを含有し、原紙表面の残インク面積が80
mm2/m2以下の範囲にある事を特徴とするジアゾ感光紙
である。
【0010】なお、本発明で言う古紙パルプの原料とし
ては、(財)古紙再生促進センターの古紙標準品質規格
表に示されている、上白、罫白、クリーム白、カード、
特白、中白、模造、色白、ケント、白アート、特上切、
別上切、新聞、雑誌等が挙げられる。更に具体例として
は、情報関連用紙である非塗工コンピュータ用紙、感熱
紙、感圧紙などのプリンター用紙、及びPPC用紙等の
OA古紙、アート紙、コート紙、微塗工紙、マット紙等
の塗被紙、あるいは上質紙、色上質、ノート、便箋、包
装紙、ファンシーペーパー、中質紙、新聞用紙、更紙、
スーパー掛け紙、模造紙、純白ロール紙、ミルクカート
ン等の非塗被紙等の紙や板紙の古紙で、化学パルプ紙、
高歩留りパルプ含有紙等が使用されるが、印字、複写、
印刷、非印刷を問わず特に限定されるものではない。
【0011】また、再生パルプの製造工程は一般的に (1)離解……古紙をパルパーにて機械力と薬品で処理
して繊維状にほぐし、印刷インキ及び灰分等を繊維より
剥離する。 (2)除塵……古紙に含まれる異物(プラスチックな
ど)及びゴミを除塵機により除去する。 (3)薬品攪拌とインクの機械的剥離……熟成に先だっ
て界面活性剤よりなる脱墨剤、NaOH、硅曹等のビル
ダ−、過酸化水素などの漂白剤を紙料に加えて混合する
とともに機械的攪拌を行ってインクをパルプ繊維から剥
離、分散する。 (4)熟成……(3)工程を終了した紙料について添加
薬品とともにアルカリ膨潤などの物理化学反応による脱
墨を促進する。 (5)脱墨……ニ−ディング、熟成によって繊維より剥
離、分散したインクをフローテーション法、または洗浄
法で系外に除去する。 の5工程の組み合わせからなる。
【0012】再生パルプ中の残インク量を制御する手段
としては、上記離解工程での離解時間、薬品添加量な
ど、ニーディング時の負荷、脱墨工程での薬品添加率が
ある。離解工程においては紙料をNaOHによって膨潤
しつつ機械的攪拌によってインクを繊維より分散、剥離
する。この時の機械的攪拌強度を変化させることによっ
て印刷インクの繊維からの分散、細分化の調節を行うこ
とができる。同様にこの際に使用するNaOHの添加量
を調節することによって繊維の膨潤度を調節でき結果と
してインクの細分化を調節できる。更にニ−ディングの
強度を調節することによってもインクの細分化の調節が
できる。かくして細分化したインクは残インクとしてパ
ルプ上、或はそれの配合される紙上での可視以下のサイ
ズにすることができる。
【0013】一方かくして繊維から剥離したインクは次
の脱墨工程において分離除去される。この場合の代表的
な除去方法はフロ−テ−ションと言われるがここでは加
えられた界面活性剤とフロ−テ−タ−の機能によりイン
クの起泡分離が行われるがこの時にフロ−テ−タ−での
紙料濃度を変えることによりインク分離の調節を行うこ
とができる。
【0014】上記のように残インクの調節は工程の調節
によって可能であるが、調節の結果を正しく知り得る手
段がなかった。また、ジアゾ感光紙のチリの規格はJI
SP4504によれば、具体的な測定方法等は記載され
ていない。
【0015】本発明者は上記の目的に適う方法について
鋭意検討を重ねた結果、再生パルプ中の残インク量の測
定法として実体顕微鏡よりテレビカメラを経由し画像を
入力し画像解析装置(株式会社ニレコ)により0.03
mm2以上のサイズの残イン クの面積を測定することによ
り、再生パルプ中及びそれの配合されるジアゾ感光紙の
表面に露出し視感に悪影響を及ぼす残インクを制御し得
ることを見出したものである。
【0016】本発明で用いられる残インクの測定方法は
詳細には古紙パルプの手抄きシートを乾式複写機によ
りPPC用紙に転写して画像解析装置のマクロレンズ
により一定面積を透過光により測定数値化する。同一
のシートを目視で比較する。尚、画像解析装置、マクロ
レンズは株式会社ニレコ製を用いた。
【0017】なお、本発明のジアゾ感光紙は1成分型ジ
アゾ感光紙、2成分型を含む多成分型ジアゾ感光紙等に
適用でき、また現像方式では、カプラーを含むアルカリ
水溶液による湿式現像、アンモニアガスによる乾式現
像、及び有機アミン類による湿式ドライ現像等の公知の
現像方式に適用できる。
【0018】再生パルプの他に本発明に使用されるパル
プとしては、NBKP、LBKP、NBSP、LBS
P、GP、TMPなどが挙げられる。使用にあたって
は、それらを数種類目的に応じた比率で混合して用い
る。
【0019】本発明の方法で得られる紙料中には、必要
に応じて填料を添加できる。填料の種類は当業界で一般
的に使用される内添填料のなかで紙中でアルカリ成分を
持たないものであれば適宜選択使用できる。具体的に
は、タルク、カオリン、クレー、焼成カオリン、デラミ
カオリン、二酸化チタン、アルミノ珪酸塩、シリカ、セ
リサイト、ベントナイト等の鉱物質填料や有機合成填料
等が挙げられる。
【0020】紙料中にはこの他に、本発明の所望の効果
を損なわない範囲で従来から使用されている各種のアニ
オン性、ノニオン性、カチオン性あるいは両性の歩留り
向上剤、水向上剤、紙力向上剤や内添サイズ剤等の抄紙
用内添助剤が必要に応じて適宜選択して使用される。例
えばFe以外のAl、Sn、Zn等の多価金属化合物
(硫酸バンド、塩化アルミニウム)及び各種澱粉、ポリ
アクリルアミド、ポリエチレンイミン、ポリアミン、ポ
リアミド・ポリアミン、尿素ホルマリン樹脂、メラミン
ホルマリン樹脂、植物ガム、ポリビニールアルコール、
ラテックス、ポリエチレンオキサイド、ポリアミド樹
脂、親水性架橋ポリマー粒子分散物等及びこれらの誘導
体あるいは変成物などやコロイダルシリカ、ベントナイ
ト等の化合物の内の1種あるいは2種以上が適宜組み合
わされて使用される。
【0021】なお、染料、pH調節剤、消泡剤、ピッチ
コントロール剤、スライムコントロール剤等の抄紙用内
添助剤を目的に応じて適宜添加することも可能である。
【0022】本発明の抄紙方法については抄紙pHが
4.5付近である酸性抄紙に限定されるが、抄紙機は長
網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、コンビネーション抄
紙機、丸網抄紙機、ヤンキー抄紙機等を適宜使用でき
る。
【0023】また、コンベンショナルサイズプレス、ゲ
ートロールサイズプレス、あるいはメタリングブレード
方式のサイズプレス、ビルブレード、ショートドウェル
コーター等の装置で成紙の表面に澱粉、ポリビニールア
ルコール、ラテックス、無水マレイン酸系サイズ、スチ
レン−アクリル酸系等の各種の表面サイズ剤、エチレン
−尿素樹脂等の寸法安定化剤、ポリエチレングリコール
やポリオキシエチレンポリグリセリルエーテル等の湿潤
剤、界面活性剤、顔料、染料を塗布することも勿論可能
である。
【0024】更に、本発明のジアゾ感光紙は、感光液を
エアーナイフコーター、ロッドコーター、カーテンコー
ター、及び各種のロールコーターで塗布する事が可能で
ある。
【0025】
【実施例】以下に実施例を示し本発明を詳細に説明す
る。尚、本発明はこれに限定されるものではない。以下
における部、%はすべて重量によるものである。
【0026】実施例1 以下に配合する模造古紙パルプの作成法をしめす。市販
模造古紙を15%の紙料濃度にて20分間離解(相川鉄
工;ラボ高濃度パルパ−)する、この際にNaOHを古
紙にたいして0.5%添加する。次にこの紙料を30%
に濃縮してビルダ−としてNaOH0.5%,硅曹1.
5%、漂白剤として過酸化水素を1.0%、脱墨剤を
0.05%(花王;脱墨剤600R)を添加しラボPF
Iミル(熊谷理機)を1000回回転させニ−ディング
処理する。ニ−ディングを終了した紙料をポリエチレン
の袋に詰め60℃、2時間温浴する。温浴を終了した紙
料を1.2%に希釈しラボフロ−テ−タ−にて5分間フ
ロ−テ−ションを行う。この間1.5分、3.5分に1
回泡層の掻き取りを行う。フロ−テ−ションを終了した
紙料を100メッシュ金網上で流水にて洗浄する。以上
の操作で古紙パルプを作成する。
【0027】上記のようにして作成した古紙パルプの残
インク面積を以下の手順によって測定した。TAPP
Iスタンダードシートマシーンを使って抄紙をし、得ら
れた湿紙を5Kg/cm2でプレスを行ない、ついで90℃
で2分間乾燥して、坪量76g/m2のを手抄きシート
得た。手抄きシートを乾式複写機(富士ゼロック
ス)によりPPCに転写して画像解析装置のマクロレ
ンズにより一定面積を透過光により測定数値化する。こ
の時マクロレンズでは2.5cm2の面積を1 0回測定し
そこに現れる0.03mm2以上のサイズの残インク(P
PC転写像)の総面積を測定しmm2/m2として評価し
た。尚、画像解析装置、マクロレンズは株式会社ニレコ
製を用いた。
【0028】このパルプとLBKPを配合してジアゾ感
光紙を次ぎの順序で作成した。 (原紙配合) LBKP 40部 模造古紙パルプ(上記で作成したもの) 60部 タルク 2部 ロジンエマルジョンサイズ剤(ディックハーキュレス社製 ニューホー100) 1.4部 硫酸バンド 3部 両性澱粉(王子ナショナル社製 Cato3210) 0.8部 上記配合の1%スラリーをTAPPIスタンダードシー
トマシーンを使って抄紙をし、得られた湿紙を5Kg/cm
2でプレスを行ない、ついで90℃で2分間乾燥して、
坪量76g/m2の原紙を得た。
【0029】この原紙に、以下の配合でサイズプレスを
行ない付着量0.15g/m2のジアゾ感光紙用原紙を
得た。 (サイズプレス液配合) エチレン−尿素樹脂(住友化学社製 スミレーズレジンEU) 0.5部 ポリオキシエチレンポリグリセリルエーテル(日本油脂社製 ユニグリAV−6 70) 0.05部 水 99.45部
【0030】上記ジアゾ感光紙原紙は、それぞれ500
℃と900℃で4時間焼成し、灰分の差から原紙中の炭
酸カルシウム分をCaOとして換算した。また、下記の
ジアゾ感光液を塗布し、乾燥して2成分型ジアゾ感光紙
を得た後、焼付試験用標準原図を用いてJIS P 4
505に準じた焼付を行ない、次いでアンモニア現像を
行なった。 (ジアゾ感光液) 4−ジエチルアミノベンゼンジアソ゛ニウムクロライド・1/2塩化亜鉛 20g 2,3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸ソーダ 30g クエン酸 25g 尿素 20g エチレングリコール 10g サポニン 0.5g 塩化亜鉛 15g 水で全量を1リットルとする。
【0031】上記のようにして現像したジアゾ感光紙の
表面外観を目視で評価した。目視判定は○…表面斑点良
い △…表面斑点製品限度 ×…表面斑点悪いで記入し
た。
【0032】実施例2 古紙パルプ作成における離解時間を10分、離解時のN
aOH添加率を1.0%にする以外はすべて実施例1と
同様な操作、評価を行った。
【0033】実施例3 古紙パルプ作成における離解時間を10分、フロ−テ−
ション濃度を0.6%にする以外はすべて実施例1と同
様な操作、評価を行った。
【0034】実施例4 古紙パルプ作成における離解時間を10分、フロ−テ−
ション濃度を1.2%、PFIミルを2000回回転に
する以外はすべて実施例1と同様な操作、評価を行っ
た。
【0035】比較例1 古紙パルプ作成における離解時間を10分にする以外は
すべて実施例1と同様な操作、評価を行った。
【0036】以上、主な条件とその結果を纏めて表1に
示した。
【0037】
【表1】
【0038】実施例5 原紙中への古紙パルプ配合をLBKP20部、模造古紙
パルプ80部にする以外はすべて実施例1と同様な操
作、評価を行った。
【0039】実施例6 古紙パルプ作成における離解時間を10分、フロ−テ−
ション濃度を0.6%にする以外はすべて実施例5と同
様な操作、評価を行った。
【0040】実施例7 古紙パルプ作成における離解時のNaOH添加率を1.
0%、PFIミルの回転数を2000回回転にする以外
はすべて実施例5と同様な操作、評価を行った。
【0041】比較例2 古紙パルプ作成における離解時間を10分にする以外は
すべて実施例5と同様な操作、評価を行った。
【0042】比較例3 古紙パルプ作成における離解時間を10分、離解時のN
aOH添加率を1.0%にする以外はすべて実施例5と
同様な操作、評価を行った。
【0043】以上、主な条件とその結果を纏めて表2に
しめした。
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】表1及び表2からも明かなように本発明
はジアゾ感光紙原紙に古紙パルプが含有されていても、
古紙パルプ中の残インクの量を特定する事により、原紙
表面の外観の優れたジアゾ感光紙を製造する事が可能と
なる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原紙上にジアゾニウム塩とカップリング
    成分とを含むジアゾ発色層を有するジアゾ感光紙におい
    て、原紙中に古紙を原料とする再生パルプを含有し、か
    つ原紙表面の残インク面積が80mm2/m2以下の範囲に
    ある事を特徴とするジアゾ感光紙。
JP18514492A 1992-07-13 1992-07-13 ジアゾ感光紙 Pending JPH0627583A (ja)

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JP18514492A JPH0627583A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 ジアゾ感光紙

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