JPH06275331A - コネクタ用端子 - Google Patents
コネクタ用端子Info
- Publication number
- JPH06275331A JPH06275331A JP5085784A JP8578493A JPH06275331A JP H06275331 A JPH06275331 A JP H06275331A JP 5085784 A JP5085784 A JP 5085784A JP 8578493 A JP8578493 A JP 8578493A JP H06275331 A JPH06275331 A JP H06275331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- terminal member
- contact
- connector
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/15—Pins, blades or sockets having separate spring member for producing or increasing contact pressure
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品の共通化により製造コストの低減を図る
ことができるようにする。 【構成】 第１端子には円筒状の筒部が形成され、第２
端子はこの筒部と結合可能となっている。また、第２端
子には筒部の内壁面あるいは外壁面側にそれぞれ接触可
能なアウター・インナーの両端子部材を選択的に取付け
ておく。したがって、これら両端子部材を適宜選択する
だけで異なる電流許容値となっている仕様に容易に対応
できる。
ことができるようにする。 【構成】 第１端子には円筒状の筒部が形成され、第２
端子はこの筒部と結合可能となっている。また、第２端
子には筒部の内壁面あるいは外壁面側にそれぞれ接触可
能なアウター・インナーの両端子部材を選択的に取付け
ておく。したがって、これら両端子部材を適宜選択する
だけで異なる電流許容値となっている仕様に容易に対応
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はコネクタ用端子に関
し、特に比較的大電流を許容するコネクタ端子に関する
ものである。
し、特に比較的大電流を許容するコネクタ端子に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近い将来において、電気自動車の実用化
が期待されている。この場合にはバッテリーへの充電の
問題は不可欠であり、その中でもチャージ用のコネクタ
は重要な検討要素の一つと言える。例えば、コネクタに
使用される端子は、チャージ電流が比較的大電流である
ことから、雌雄の端子は互いの接触面積を大きなものと
し、かつ両者間に確実な接触状況が得られていることが
必要である。従来から、知られる大電流用コネクタの端
子の一例として、雄端子を雌端子よりやや大径に形成し
ておくとともに、雄端子に割り溝を設けておくものがあ
る。こうすることで、雄端子をすぼみ変形させながら雌
端子内へ差し込んでいけるようになり、両端子が所定の
接圧をもって結合できるようになる。
が期待されている。この場合にはバッテリーへの充電の
問題は不可欠であり、その中でもチャージ用のコネクタ
は重要な検討要素の一つと言える。例えば、コネクタに
使用される端子は、チャージ電流が比較的大電流である
ことから、雌雄の端子は互いの接触面積を大きなものと
し、かつ両者間に確実な接触状況が得られていることが
必要である。従来から、知られる大電流用コネクタの端
子の一例として、雄端子を雌端子よりやや大径に形成し
ておくとともに、雄端子に割り溝を設けておくものがあ
る。こうすることで、雄端子をすぼみ変形させながら雌
端子内へ差し込んでいけるようになり、両端子が所定の
接圧をもって結合できるようになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気自動車
において大型の乗用車と小型の乗用車とでは搭載される
バッテリーの容量も異なることが予想される。これに伴
い、車種の違いによってチャージ電流の大きさも相違す
ることになる。具体的には、大型の乗用車であると９０
Ａ、小型の乗用車であると６０Ａといった相違が生じ
る。すると、これに伴ってコネクタの端子の仕様も許容
電流値の大きさに応じて変えねばならず、例えば、許容
電流値が大きくなるにつれて端子相互の接触面積を増大
させるべく、端子径の大きなものを選択しなければなら
ない。
において大型の乗用車と小型の乗用車とでは搭載される
バッテリーの容量も異なることが予想される。これに伴
い、車種の違いによってチャージ電流の大きさも相違す
ることになる。具体的には、大型の乗用車であると９０
Ａ、小型の乗用車であると６０Ａといった相違が生じ
る。すると、これに伴ってコネクタの端子の仕様も許容
電流値の大きさに応じて変えねばならず、例えば、許容
電流値が大きくなるにつれて端子相互の接触面積を増大
させるべく、端子径の大きなものを選択しなければなら
ない。
【０００４】したがって、自動車側および充電機側のコ
ネクタ端子ではチャージ電流の許容値の大小に応じて複
数種がそれぞれ設定され、つまり専用品同士の組み合わ
せとなる。このように、組み合わせ数が増加すれば、当
然ながら製造コスト高を招き、また取扱いも煩雑とな
る。
ネクタ端子ではチャージ電流の許容値の大小に応じて複
数種がそれぞれ設定され、つまり専用品同士の組み合わ
せとなる。このように、組み合わせ数が増加すれば、当
然ながら製造コスト高を招き、また取扱いも煩雑とな
る。
【０００５】本発明は上記した事情に鑑みて開発工夫さ
れたものであり、その目的とするところは製造コストの
低減と取扱い上の利便が図れるコネクタ用端子を提供す
ることである。
れたものであり、その目的とするところは製造コストの
低減と取扱い上の利便が図れるコネクタ用端子を提供す
ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、円筒状の筒部を有する第１端子
と、前記筒部と嵌合可能な第２端子とからなるコネクタ
用端子において、前記第２端子には前記第１端子側の筒
部の内壁面側あるいは外壁面側にそれぞれ接触可能なア
ウター・インナーの両端子部材が同軸上で選択的に取付
けられることを特徴とするものである。
めの本発明の構成は、円筒状の筒部を有する第１端子
と、前記筒部と嵌合可能な第２端子とからなるコネクタ
用端子において、前記第２端子には前記第１端子側の筒
部の内壁面側あるいは外壁面側にそれぞれ接触可能なア
ウター・インナーの両端子部材が同軸上で選択的に取付
けられることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】第２端子にインナー用の端子部材を装着した場
合において、両コネクタを結合させると第１端子の筒部
はその内周面側がインナー用の端子部材の外周面に接す
る。さらに、第２端子にアウター用の端子部材も装着し
て両コネクタを結合させると、第１端子の筒部はその内
周面側がインナー用の端子部材に、また外周面側がアウ
ター用の端子部材にそれぞれ接することになり、端子部
材の装着の有無を選択することによって両端子間の接触
面積が変更される。
合において、両コネクタを結合させると第１端子の筒部
はその内周面側がインナー用の端子部材の外周面に接す
る。さらに、第２端子にアウター用の端子部材も装着し
て両コネクタを結合させると、第１端子の筒部はその内
周面側がインナー用の端子部材に、また外周面側がアウ
ター用の端子部材にそれぞれ接することになり、端子部
材の装着の有無を選択することによって両端子間の接触
面積が変更される。
【０００８】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。第１端
子を単一種としても他方のコネクタ側の第２端子に、イ
ンナー端子部材単独で装着されている場合と、アウター
端子部材をさらに付加した場合との使い分けを行うこと
で、複数の許容電流に対応できる。これによって、用意
すべきコネクタの端子の種類を減少させることができ、
もってコストの低減と取扱いの簡便さが実現できる。
子を単一種としても他方のコネクタ側の第２端子に、イ
ンナー端子部材単独で装着されている場合と、アウター
端子部材をさらに付加した場合との使い分けを行うこと
で、複数の許容電流に対応できる。これによって、用意
すべきコネクタの端子の種類を減少させることができ、
もってコストの低減と取扱いの簡便さが実現できる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図１〜図４は本発明の第１実
施例を示すものであり、第１実施例では電気自動車の充
電用コネクタに使用される端子に適用したものを示す。
この充電用コネクタは自動車側と充電機側にそれぞれチ
ャージ用コネクタとして配され、各図では両コネクタの
ハウジング内に組み込まれる相互に嵌め合い可能な端子
の組が示されている。
たがって詳細に説明する。図１〜図４は本発明の第１実
施例を示すものであり、第１実施例では電気自動車の充
電用コネクタに使用される端子に適用したものを示す。
この充電用コネクタは自動車側と充電機側にそれぞれチ
ャージ用コネクタとして配され、各図では両コネクタの
ハウジング内に組み込まれる相互に嵌め合い可能な端子
の組が示されている。
【００１０】図１において、左側に示されているのは第
１端子１であり、自動車側のコネクタハウジングに組み
込まれる。第１端子１は導電材により形成され、その後
端部には図示しない電線を挿入する２段円筒状の電線保
持部２が形成されている。そして、電線保持部２に連続
してフランジ縁３が張り出しており、ここから先は次述
する第２端子５側への差し込みのための筒部４となって
いる。
１端子１であり、自動車側のコネクタハウジングに組み
込まれる。第１端子１は導電材により形成され、その後
端部には図示しない電線を挿入する２段円筒状の電線保
持部２が形成されている。そして、電線保持部２に連続
してフランジ縁３が張り出しており、ここから先は次述
する第２端子５側への差し込みのための筒部４となって
いる。
【００１１】一方、図１において右側に示されている第
２端子５は、図示しない充電機側のコネクタハウジング
に組み込まれる。第２端子５も全体が導電材により形成
され、後端部は同様にして電線保持部６となっていると
ともに、フランジ縁７が形成されている。そして、この
フランジ縁７の前部側はまず円胴状の接続部８が形成さ
れており、その外周面にはねじ９が刻設されている。ま
た、接続部８からはインナー端子部材１０が同軸で延出
されており、本例においてはインナー端子部材１０は接
続部８側と一体に形成されている。インナー端子部材１
０は全体として略丸軸状をなしており、その自由状態で
は第１端子１の筒部４の孔径よりもやや大きめとしてあ
る。しかし、インナー端子部材１０にはその前端面から
接続部８に至るまで軸心に沿って十字状に割り溝１１が
切り込まれてすぼみ方向への変形が可能となっており、
かつ図には明確に表れないが第１端子１への嵌め込みを
容易にするために僅かに先窄みにしてある。これによっ
て、インナー端子部材１０は筒部４の内壁面に対してそ
のほぼ全長にわたって所定の接圧をもって接触すること
が可能となっている。
２端子５は、図示しない充電機側のコネクタハウジング
に組み込まれる。第２端子５も全体が導電材により形成
され、後端部は同様にして電線保持部６となっていると
ともに、フランジ縁７が形成されている。そして、この
フランジ縁７の前部側はまず円胴状の接続部８が形成さ
れており、その外周面にはねじ９が刻設されている。ま
た、接続部８からはインナー端子部材１０が同軸で延出
されており、本例においてはインナー端子部材１０は接
続部８側と一体に形成されている。インナー端子部材１
０は全体として略丸軸状をなしており、その自由状態で
は第１端子１の筒部４の孔径よりもやや大きめとしてあ
る。しかし、インナー端子部材１０にはその前端面から
接続部８に至るまで軸心に沿って十字状に割り溝１１が
切り込まれてすぼみ方向への変形が可能となっており、
かつ図には明確に表れないが第１端子１への嵌め込みを
容易にするために僅かに先窄みにしてある。これによっ
て、インナー端子部材１０は筒部４の内壁面に対してそ
のほぼ全長にわたって所定の接圧をもって接触すること
が可能となっている。
【００１２】さらに、第２端子５にはアウター端子部材
１２が選択的に取り付けられる。アウター端子部材１２
はリング状に形成された取付け基部１３を有し、前記し
た第２端子５の接続部８にねじ込み可能となっている。
また、取付け基部１３の外周面にはスパナ等の締め付け
工具の使用を可能にするために、対称箇所の２箇所に面
取り１４がされている（図１では片側のみが示されてい
る）。さらに、取付け基部１３の周縁には複数の分割端
子片１２ａが、周方向に沿ってかつ等間隔毎に一体に立
設されており、自由状態にあっては僅かではあるが先窄
み状に形成され、また全体としてインナー端子部材１０
の外径より小さめの孔径を有するが、インナー端子部材
１０との結合時には拡径してインナー端子部材１０の外
周面にほぼ全長さ範囲にわたって所定の接圧をもって接
触するようになっている。なお、各分割端子片１２ａの
先端縁はラッパ状に広がって結合作業が円滑にできるよ
うにしてある。
１２が選択的に取り付けられる。アウター端子部材１２
はリング状に形成された取付け基部１３を有し、前記し
た第２端子５の接続部８にねじ込み可能となっている。
また、取付け基部１３の外周面にはスパナ等の締め付け
工具の使用を可能にするために、対称箇所の２箇所に面
取り１４がされている（図１では片側のみが示されてい
る）。さらに、取付け基部１３の周縁には複数の分割端
子片１２ａが、周方向に沿ってかつ等間隔毎に一体に立
設されており、自由状態にあっては僅かではあるが先窄
み状に形成され、また全体としてインナー端子部材１０
の外径より小さめの孔径を有するが、インナー端子部材
１０との結合時には拡径してインナー端子部材１０の外
周面にほぼ全長さ範囲にわたって所定の接圧をもって接
触するようになっている。なお、各分割端子片１２ａの
先端縁はラッパ状に広がって結合作業が円滑にできるよ
うにしてある。
【００１３】第１実施例は上記のように構成されたもの
であり、チャージ電流の許容値が比較的低い自動車を対
象とした充電機のコネクタ端子の仕様とする場合には、
第２端子５はインナー端子部材１０のみが装着された仕
様としておく。この仕様において自動車側および充電機
側の図示しない両コネクタハウジングを嵌合することに
よって、第１、第２の両端子１、５の差し込みを行う
と、第２端子５のインナー端子部材１０が徐々に窄みな
がら第１端子１の筒部４へと差し込まれ、結合が完了し
た状態ではインナー端子部材１０は第１端子１の筒部の
内壁面に所定の接圧をもって接する。かくして、低いチ
ャージ電流の充電環境が実現される。
であり、チャージ電流の許容値が比較的低い自動車を対
象とした充電機のコネクタ端子の仕様とする場合には、
第２端子５はインナー端子部材１０のみが装着された仕
様としておく。この仕様において自動車側および充電機
側の図示しない両コネクタハウジングを嵌合することに
よって、第１、第２の両端子１、５の差し込みを行う
と、第２端子５のインナー端子部材１０が徐々に窄みな
がら第１端子１の筒部４へと差し込まれ、結合が完了し
た状態ではインナー端子部材１０は第１端子１の筒部の
内壁面に所定の接圧をもって接する。かくして、低いチ
ャージ電流の充電環境が実現される。
【００１４】チャージの許容値が比較的高い自動車を対
象とした充電機のコネクタの仕様とする場合には、第２
端子５側にアウター端子部材１２をさらに追加するべ
く、アウター端子部材１２の取付け基部１３を第１端子
１側の接続部８へねじ込む（図４状態）。この仕様にお
いて、両コネクタハウジングを相互に嵌合させて、両端
子１、５の差し込みを行う。これにより、第１端子１の
筒部４は上記したようにしてインナー端子部材１０の外
周面に接する。また、第１端子１の筒部４は同時にアウ
ター端子部材１２の各分割端子片１２ａを拡径させなが
ら差し込まれ、結合が完了した状態では第１端子１の筒
部４はアウター端子部材１２のほぼ全長さ範囲にわた
り、所定の接圧をもって接する。すなわち、第１端子１
の筒部４はインナー・アウターの両端子部材１０、１２
間に共に接触状態で差し込まれる。このときには上記し
た場合に比較して、両端子間の接触面積が拡大するた
め、その分大きなチャージ電流を許容できる。
象とした充電機のコネクタの仕様とする場合には、第２
端子５側にアウター端子部材１２をさらに追加するべ
く、アウター端子部材１２の取付け基部１３を第１端子
１側の接続部８へねじ込む（図４状態）。この仕様にお
いて、両コネクタハウジングを相互に嵌合させて、両端
子１、５の差し込みを行う。これにより、第１端子１の
筒部４は上記したようにしてインナー端子部材１０の外
周面に接する。また、第１端子１の筒部４は同時にアウ
ター端子部材１２の各分割端子片１２ａを拡径させなが
ら差し込まれ、結合が完了した状態では第１端子１の筒
部４はアウター端子部材１２のほぼ全長さ範囲にわた
り、所定の接圧をもって接する。すなわち、第１端子１
の筒部４はインナー・アウターの両端子部材１０、１２
間に共に接触状態で差し込まれる。このときには上記し
た場合に比較して、両端子間の接触面積が拡大するた
め、その分大きなチャージ電流を許容できる。
【００１５】以上のように、第１実施例によれば、第２
端子５にアウター端子部材１２の装着を行うか否かを選
択することで、許容電流値の大小の仕様の選択が可能と
なる。すなわち、第１端子とインナー端子部材を装着し
た状態の第２端子との組み合わせは、低電流仕様と高電
流仕様のいずれにも共用できるものとなっている。これ
に対し、従来であれば低電流・高電流いずれの仕様にお
いても、第１、第２端子共にそれぞれ専用の端子径のも
のを設定せざるをえなかったわけであるから、第１実施
例では従来よりも多くの部品の共通化が可能となり、そ
の分コストの低減が図れると同時に、部品の管理が楽に
なる等の取扱い上の便宜が図れる。しかも、第１実施例
ではアウター端子部材１２はねじ込みによる取付け方式
であるため、仕様の使い分け操作がきわめて容易となる
利点もある。
端子５にアウター端子部材１２の装着を行うか否かを選
択することで、許容電流値の大小の仕様の選択が可能と
なる。すなわち、第１端子とインナー端子部材を装着し
た状態の第２端子との組み合わせは、低電流仕様と高電
流仕様のいずれにも共用できるものとなっている。これ
に対し、従来であれば低電流・高電流いずれの仕様にお
いても、第１、第２端子共にそれぞれ専用の端子径のも
のを設定せざるをえなかったわけであるから、第１実施
例では従来よりも多くの部品の共通化が可能となり、そ
の分コストの低減が図れると同時に、部品の管理が楽に
なる等の取扱い上の便宜が図れる。しかも、第１実施例
ではアウター端子部材１２はねじ込みによる取付け方式
であるため、仕様の使い分け操作がきわめて容易となる
利点もある。
【００１６】アウター端子部材１２を容易に取り外し自
在にするための構成としては、必ずしも第１実施例のよ
うな方式に限らず、図５に示す第２実施例の方式であっ
ても構わない。すなわち、第２実施例では第２端子５の
接続部８の周面にガイド溝１５を設けるとともに、その
終端の屈曲位置に係止部１６を連通状に形成したもので
あり、これに対応してアウター端子部材１２における取
付け基部１３の内周面側には突起１７が設けられてい
る。この突起１７は第２端子５に対するアウター端子部
材１２の回動操作によって、ガイド溝１５によって案内
されながら係止部１６に対して係合可能となっている。
在にするための構成としては、必ずしも第１実施例のよ
うな方式に限らず、図５に示す第２実施例の方式であっ
ても構わない。すなわち、第２実施例では第２端子５の
接続部８の周面にガイド溝１５を設けるとともに、その
終端の屈曲位置に係止部１６を連通状に形成したもので
あり、これに対応してアウター端子部材１２における取
付け基部１３の内周面側には突起１７が設けられてい
る。この突起１７は第２端子５に対するアウター端子部
材１２の回動操作によって、ガイド溝１５によって案内
されながら係止部１６に対して係合可能となっている。
【００１７】したがって、第２実施例では第１実施例の
ものに比較してアウター端子部材１２の回動量を少なく
して装着・脱着が可能となるため、これらの操作性にお
いてより優れたものとなる。他の構成は第１実施例と同
様であり、もって同様の作用効果を発揮することができ
る。
ものに比較してアウター端子部材１２の回動量を少なく
して装着・脱着が可能となるため、これらの操作性にお
いてより優れたものとなる。他の構成は第１実施例と同
様であり、もって同様の作用効果を発揮することができ
る。
【００１８】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
例えば次のような変更例が考えられる。
例えば次のような変更例が考えられる。
【００１９】いずれの実施例もアウター端子部材１２を
選択的に取付け可能としたが、逆にアウター端子部材１
２を予め一体に形成しておき、インナー端子部材１０の
装着を選択可能とするようにしてもよい。また、アウタ
ー・インナー両端子部材１０、１２のいずれをも取付け
・取り外し可能としてもよい。さらに、第１端子１を充
電機側に、第２端子５を自動車側に配してもよい。さら
にまた、本発明は電気自動車のチャージ用コネクタに限
らず、コネクタ一般に広く適用可能である。
選択的に取付け可能としたが、逆にアウター端子部材１
２を予め一体に形成しておき、インナー端子部材１０の
装着を選択可能とするようにしてもよい。また、アウタ
ー・インナー両端子部材１０、１２のいずれをも取付け
・取り外し可能としてもよい。さらに、第１端子１を充
電機側に、第２端子５を自動車側に配してもよい。さら
にまた、本発明は電気自動車のチャージ用コネクタに限
らず、コネクタ一般に広く適用可能である。
【図１】コネクタ端子の分解斜視図
【図２】両端子の結合状況を示す断面図
【図３】両端子の他の結合状況を示す断面図
【図４】アウター端子部材の装着時を示す斜視図
【図５】第２実施例を示す斜視図
１…第１端子 ５…第２端子 １０…インナー端子部材 １２…アウター端子部材
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒状の筒部を有する第１端子と、前記
筒部と嵌合可能な第２端子とからなるコネクタ用端子に
おいて、 前記第２端子には前記第１端子側の筒部の内壁面側ある
いは外壁面側にそれぞれ接触可能なアウター・インナー
の両端子部材が同軸上で選択的に取付けられることを特
徴とするコネクタ用端子。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5085784A JP2929893B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | コネクタ用端子 |
| US08/207,675 US5486123A (en) | 1993-03-18 | 1994-03-09 | Connector terminal |
| DE69403927T DE69403927T2 (de) | 1993-03-18 | 1994-03-15 | Steckverbinder |
| EP94104019A EP0616387B1 (en) | 1993-03-18 | 1994-03-15 | Connector terminal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5085784A JP2929893B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | コネクタ用端子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06275331A true JPH06275331A (ja) | 1994-09-30 |
| JP2929893B2 JP2929893B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13868518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5085784A Expired - Lifetime JP2929893B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | コネクタ用端子 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5486123A (ja) |
| EP (1) | EP0616387B1 (ja) |
| JP (1) | JP2929893B2 (ja) |
| DE (1) | DE69403927T2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20120096921A (ko) * | 2009-06-25 | 2012-08-31 | 랩 엔지니어링 앤드 컴퍼니 | 전기 플러그 커넥터 |
| JP2013048057A (ja) * | 2011-08-29 | 2013-03-07 | Tokai Rika Co Ltd | オスターミナル及びターミナルセット |
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