JPH06275081A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH06275081A
JPH06275081A JP5058996A JP5899693A JPH06275081A JP H06275081 A JPH06275081 A JP H06275081A JP 5058996 A JP5058996 A JP 5058996A JP 5899693 A JP5899693 A JP 5899693A JP H06275081 A JPH06275081 A JP H06275081A
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JP
Japan
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input
output
circuit
cell
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Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5058996A
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English (en)
Inventor
Setsu Nomura
摂 野村
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は半導体記憶装置の書き込み及び読出し
動作の精度を低下させることなく、書き込み及び読出し
速度を向上させることを目的とする。 【構成】入力信号INに基づいてセルアレイ3内の特定
の記憶セルを選択して書き込み動作あるいは読出し動作
を行うとともに、読出し動作時には選択された記憶セル
から読み出されたセル情報を増幅して出力する周辺回路
13が備えられる。周辺回路13は複数系統設けられ、
各系統の周辺回路13を一つの記憶セルに対する書き込
み動作あるいは読出し動作毎に順次切り換えて動作させ
る制御回路14が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータの書き込み及び
読出しを可能とした半導体記憶装置に関するものであ
る。
【0002】近年、半導体集積回路は益々大規模化され
ているが、その大規模化にともなってセル領域内の全セ
ルにアクセスするために要する時間は増大する傾向にあ
る。また、周辺回路の動作に基づいて各記憶セルを選択
するアクセス時間を短縮することは書き込み及び読出し
動作の確度を低下させるため、益々困難となる傾向にあ
る。そこで、各記憶セルに対する書き込み及び読出し動
作の確度を低下させることなく、多数のセルに対してア
クセスする場合の動作時間を短縮することが要請されて
いる。
【0003】
【従来の技術】図3に従来のSRAMの構成を示す。す
なわち、アドレス信号からなる入力信号INは、入力ラ
ッチ回路1に入力される。前記入力ラッチ回路1はラッ
チしたアドレス信号をデコーダ2に出力する。
【0004】前記デコーダ回路2はアドレス信号に基づ
いてセルアレイ3内から所定のセルを選択する。そし
て、書き込み動作時には、選択された記憶セルに対し書
き込み動作が行われる。
【0005】一方、読出し動作時には選択された記憶セ
ルから読み出されたセル情報はセンスアンプ4で増幅さ
れ、そのセンスアンプ4の出力信号が出力ラッチ回路5
を介して出力データDout として出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なSRAMでは入力データINが入力されてから書き込
み動作あるいは読出し動作が終了するまでの1サイクル
に要する時間より短いサイクルで入力データを入力する
ことは誤動作の原因となる。
【0007】すなわち、書き込み動作あるいは読出し動
作が終了するまでの1サイクルに要する時間の大部分
は、セルアレイ3の前後に位置する周辺回路の動作時間
である。
【0008】そして、例えば入力データINの入力サイ
クルを短縮すると、書き込み動作、あるいは読出し動作
が終わらないうちに、次のアドレス信号がデコーダ2に
入力されることがある。
【0009】すると、読出し動作時には誤データが出力
されることがあり、書き込み動作時には誤書き込みが発
生することがある。この発明の目的は、書き込み及び読
出し動作の精度を低下させることなく、書き込み及び読
出し速度を向上し得る半導体記憶装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。すなわち、入力信号INに基づいてセルアレ
イ3内の特定の記憶セルを選択して書き込み動作あるい
は読出し動作を行うとともに、読出し動作時には選択さ
れた記憶セルから読み出されたセル情報を増幅して出力
する周辺回路13を備えた半導体記憶装置で、前記周辺
回路13を複数系統設け、前記各系統の周辺回路13を
一つの記憶セルに対する書き込み動作あるいは読出し動
作毎に順次切り換えて動作させる制御回路14を設け
た。
【0011】また、図2に示すように前記複数系統の周
辺回路は、入力信号INをラッチする複数の入力ラッチ
回路6a,6bと、前記入力ラッチ回路6a,6bの出
力信号に基づいて特定の記憶セルを選択する複数のデコ
ーダ9a,9bと、選択された記憶セルから読み出され
たセル情報を増幅する複数のセンスアンプ10a,10
bと、前記センスアンプ10a,10bの出力信号をラ
ッチして出力する複数の出力ラッチ回路11a,11b
とから構成し、前記制御回路は入力信号INとして入力
されるアドレス信号の変化を検出するアドレス変化検出
回路7と、そのアドレス変化検出回路7の出力信号に基
づいて前記各系統の周辺回路を順次選択する選択回路8
とから構成した。
【0012】
【作用】入力信号INに基づいて、制御回路14により
一つの系統の周辺回路13が選択されて、当該系統の周
辺回路13で一つの記憶セルに対する書き込み動作ある
いは読出し動作が行われる。次いで、入力信号INに基
づいて制御回路14により別の系統の周辺回路13が選
択され、当該周辺回路13で別の記憶セルに対する書き
込み動作あるいは読出し動作が行われる。
【0013】
【実施例】以下、この発明を具体化したSRAMの一実
施例を図2に従って説明する。なお、前記従来例と同一
構成部分は同一符号を付して説明する。
【0014】アドレス信号からなる入力信号INは、第
一及び第二の入力ラッチ回路6a,6bに入力される。
前記入力信号INはアドレス変化検出回路7にも入力さ
れ、同アドレス変化検出回路7は入力されたアドレス信
号が変化する毎に、フリップフロップ回路8に出力信号
を出力する。
【0015】前記フリップフロップ回路8は前記第一の
ラッチ回路6aと第二のラッチ回路6bとに相補出力信
号Q,バーQを出力する。そして、その相補出力信号
Q,バーQに基づいて第一及び第二のラッチ回路6a,
6bのいずれか一方が活性化され、他方が不活性状態と
なる。
【0016】前記第一の入力ラッチ回路6aの出力信号
は第一のデコーダ9aに出力され、前記第二の入力ラッ
チ回路6bの出力信号は第二のデコーダ9bに出力され
る。前記第一及び第二のデコーダ9a,9bは同一構成
であり、そのいずれのデコーダでもセルアレイ3内の特
定の記憶セルを選択可能となっている。
【0017】前記セルアレイ3には第一及び第二のセン
スアンプ10a,10bが接続されている。前記第一及
び第二のセンスアンプ10a,10bにはセルアレイ3
内で選択された記憶セルから読み出された同一のセル情
報がそれぞれ入力される。そして、第一のセンスアンプ
10aは読み出されたセル情報を増幅して第一の出力ラ
ッチ回路11aに出力し、第二のセンスアンプ10bは
読み出されたセル情報を増幅して第二の出力ラッチ回路
11bに出力する。
【0018】前記フリップフロップ回路8の相補出力信
号Q,バーQは第一及び第二の遅延回路12a,12b
にも出力される。第一及び第二の遅延回路12a,12
bは相補出力信号Q,バーQを一定時間だけ遅延させて
前記第一及び第二の出力ラッチ回路11a,11bに出
力する。
【0019】前記第一及び第二の遅延回路12a,12
bで設定される遅延時間は、入力ラッチ回路6a,6b
にラッチされた入力信号INに基づいて、選択された記
憶セルから読み出されたセル情報がセンスアンプ10
a,10bから出力されるまでの時間に設定されてい
る。
【0020】第一及び第二の出力ラッチ回路11a,1
1bは、第一及び第二の遅延回路12a,12bを介し
て出力される相補出力信号Q,バーQに基づいて、いず
れか一方が活性化され、他方が不活性状態となる。そし
て、活性化されたいずれかの出力ラッチ回路11a,1
1bから出力信号Dout が出力される。
【0021】次に、上記のように構成されたSRAMの
動作を説明する。さて、読出し動作時において、入力信
号INとして入力されるアドレス信号が切り換わると、
アドレス変化検出回路7がその切り換わりを検出して、
その検出信号をフリップフロップ回路8に出力する。す
ると、フリップフロップ回路8の出力信号Q,バーQが
反転して、例えば第一の入力ラッチ回路6aが活性化さ
れる。
【0022】また、フリップフロップ回路8の出力信号
Q,バーQは遅延回路12a,12bを介して出力ラッ
チ回路11a,11bに入力され、第一の入力ラッチ回
路6aが活性化されてから一定時間後に、例えば第一の
出力ラッチ回路11aが活性化される。
【0023】入力信号INは第一の入力ラッチ回路6a
にラッチされ、そのラッチデータに基づいて第一のデコ
ーダ9aにより特定の記憶セルが選択される。そして、
選択された記憶セルから読み出されたセル情報は、第一
のセンスアンプ10aを介して第一の出力ラッチ回路1
1aに出力されるとともに、第二のセンスアンプ10b
を介して第二の出力ラッチ回路11bに出力される。
【0024】このとき、前記遅延回路12a,12bを
介して第一及び第二の出力ラッチ回路11a,11bに
入力される出力信号Q,バーQにより、第一の出力ラッ
チ回路11aだけが活性化されている。
【0025】従って、読み出されたセル情報は第一の出
力ラッチ回路11aから出力信号Dout として出力され
る。入力信号INとして入力されるアドレス信号が切り
換わると、フリップフロップ回路8の出力信号Q,バー
Qが反転されて、第一の入力ラッチ回路6aが不活性化
されるとともに、第二の入力ラッチ回路6bが活性化さ
れる。
【0026】すると、入力信号INが第二の入力ラッチ
回路6bにラッチされ、そのラッチデータに基づいて特
定の記憶セルが選択される。そして、選択された記憶セ
ルから読み出されたセル情報は、第一のセンスアンプ1
0aを介して第一の出力ラッチ回路11aに出力される
とともに、第二のセンスアンプ10bを介して第二の出
力ラッチ回路11bに出力される。
【0027】このとき、前記遅延回路12a,12bを
介して第一及び第二の出力ラッチ回路11a,11bに
入力される出力信号Q,バーQにより、第二の出力ラッ
チ回路11bだけが活性化されている。
【0028】従って、読み出されたセル情報は第二の出
力ラッチ回路11bから出力信号Dout として出力され
る。また、書き込み動作時においても、同様に各入力ラ
ッチ回路6a,6b、デコーダ9a,9b及びセンスア
ンプ10a,10bが交互に動作して、選択された記憶
セルに対し書き込み動作が行われる。
【0029】以上のようにこのSRAMでは、入力信号
INはそのアドレス信号の切り換わりに基づいて、第一
の入力ラッチ回路6aと第二の入力ラッチ回路6bに対
し、交互にラッチされる。
【0030】そして、第一の入力ラッチ回路6aのラッ
チデータに基づいて第一のデコーダ9aにより特定の記
憶セルが選択され、選択された記憶セルのセル情報は第
一のセンスアンプ10aを介して第一の出力ラッチ回路
11aにラッチされる。
【0031】また、第二の入力ラッチ回路6aのラッチ
データに基づいて第二のデコーダ9bにより特定の記憶
セルが選択され、選択された記憶セルのセル情報は第二
のセンスアンプ10bを介して第二の出力ラッチ回路1
1bにラッチされる。
【0032】すなわち、一つのセルアレイ3に対し、そ
の周辺回路が2系統設けられ、各系統がアドレス信号の
切り換わりに基づいて交互に動作して書き込み動作ある
いは読出し動作が行われる。
【0033】この結果、入力信号INとして入力される
アドレス信号の切り換えサイクルを短縮しても、第一及
び第二の入力ラッチ回路6a,6bはアドレス信号の切
り換わりに基づいて交互に動作してデコーダ9a,9b
を交互に動作させる。
【0034】従って、デコーダ9a,9bによる記憶セ
ルの二重選択は確実に防止されるので、記憶セルの二重
選択による誤データの読み出しを防止することができ
る。また、センスアンプ10a,10bを介して読み出
されたセル情報は、アドレス信号の切り換わりに基づい
て交互に動作する出力ラッチ回路11a,11bを介し
て出力される。従って、センスアンプ10a,10bで
増幅されたセル情報を出力ラッチ回路11a,11bを
介して確実に出力することができる。
【0035】一方、書き込み動作時にも記憶セルの二重
選択を防止して、誤書き込みを未然に防止することがで
きる。なお、前記実施例では一つのセルアレイ3に対し
2系統の周辺回路を備えたが、3系統以上の周辺回路を
備える構成としてもよい。この場合には、前記フリップ
フロップ回路8に代えて、シフトレジスタを使用するこ
とにより、各系統の動作が循環するように構成すること
ができる。
【0036】また、各系統の切り換えタイミングはアド
レス信号の切り換えを制御するクロック信号に基づいて
行うこともできる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は半導体
記憶装置の書き込み及び読出し動作の精度を低下させる
ことなく、書き込み及び読出し速度を向上させることが
できる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 セルアレイ 13 周辺回路 14 制御回路 IN 入力信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 6866−5L G11C 11/34 362 C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号(IN)に基づいてセルアレイ
    (3)内の特定の記憶セルを選択して書き込み動作ある
    いは読出し動作を行うとともに、読出し動作時には選択
    された記憶セルから読み出されたセル情報を増幅して出
    力する周辺回路(13)を備えた半導体記憶装置であっ
    て、 前記周辺回路(13)を複数系統設け、前記各系統の周
    辺回路(13)を一つの記憶セルに対する書き込み動作
    あるいは読出し動作毎に順次切り換えて動作させる制御
    回路(14)を設けたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数系統の周辺回路は、入力信号
    (IN)をラッチする複数の入力ラッチ回路(6a,6
    b)と、前記入力ラッチ回路(6a,6b)の出力信号
    に基づいて特定の記憶セルを選択する複数のデコーダ
    (9a,9b)と、選択された記憶セルから読み出され
    たセル情報を増幅する複数のセンスアンプ(10a,1
    0b)と、前記センスアンプ(10a,10b)の出力
    信号をラッチして出力する複数の出力ラッチ回路(11
    a,11b)とから構成し、前記制御回路は入力信号
    (IN)として入力されるアドレス信号の変化を検出す
    るアドレス変化検出回路(7)と、そのアドレス変化検
    出回路(7)の出力信号に基づいて前記各系統の周辺回
    路を順次選択する選択回路(8)とから構成したことを
    特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
JP5058996A 1993-03-18 1993-03-18 半導体記憶装置 Withdrawn JPH06275081A (ja)

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JP5058996A JPH06275081A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 半導体記憶装置

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JPH06275081A true JPH06275081A (ja) 1994-09-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6219300B1 (en) 1999-02-16 2001-04-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6219300B1 (en) 1999-02-16 2001-04-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device

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