JPH06275022A - 円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置,円盤状記録媒体の再生装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置 - Google Patents

円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置,円盤状記録媒体の再生装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置

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JPH06275022A
JPH06275022A JP5867293A JP5867293A JPH06275022A JP H06275022 A JPH06275022 A JP H06275022A JP 5867293 A JP5867293 A JP 5867293A JP 5867293 A JP5867293 A JP 5867293A JP H06275022 A JPH06275022 A JP H06275022A
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phase error
channel clock
servo pattern
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JP5867293A
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Takayasu Muto
隆保 武藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光磁気ディスク1に所定間隔で記録されてい
るサーボパターンの検出データに対するチャンネルクロ
ックの位相誤差(位相誤差検出データ)に応じて、チャ
ンネルクロックを出力するVCO35を駆動するフェー
ズ・ロックド・ループ構成の記録再生装置であって、上
記光磁気ディスク1上に生じたディフェクトにより上記
サーボパターンが検出できなかったときには、零データ
出力回路31が上記位相誤差検出データの代わりに位相
誤差が零であることを示す零データを上記VCO35に
供給する。 【効果】 光磁気ディスク1にディフェクトが生じてい
た場合でも、不正確な位相誤差検出データで上記VCO
35を駆動することがなく、上記VCO35は、それま
で出力していた正確な位相のチャンネルクロックを継続
して出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定のサーボパターン
が所定の間隔で予め記録されている光ディスク,光磁気
ディスク,磁気ディスク等の円盤状記録媒体から、該サ
ーボパターンを検出し、この検出情報に基づいてチャン
ネルクロックを形成するフェーズ・ロックド・ループ構
成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置、こ
のチャンネルクロック形成装置を用いた円盤状記録媒体
の再生装置、及び、このチャンネルクロック形成装置を
用いた円盤状記録媒体の記録再生装置に関し、特に、円
盤状記録媒体上のディフェクトにより、上記サーボパタ
ーの検出ができなかった場合及び該サーボパターンの検
出が困難な場合に生ずる、フェーズ・ロックド・ループ
の乱れ等を防止した円盤状記録媒体のチャンネルクロッ
ク形成装置、このチャンネルクロック形成装置を用いた
円盤状記録媒体の再生装置、及び、このチャンネルクロ
ック形成装置を用いた円盤状記録媒体の記録再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在における我が国は、情報化社会と呼
ばれるように様々な情報で満ち溢れている。このため、
大量の情報を記録しておくことができるような大容量の
記憶媒体が必要となり、いわゆる光ディスクが開発され
た。この光ディスクとしては、所望の情報をピットとし
て記録するいわゆるCDや、ディスク上に光磁化膜を形
成し、この光磁化膜に所望の情報を光及び磁気を用いて
記録する光磁気ディスク等が知られている。
【0003】ここで、上記光ディスクに所望の情報を記
録する場合、該所望の情報をサンプリングして記録デー
タを形成し、この記録データを上記光ディスクに記録す
るようになっている。また、この光ディスクに記録され
た記録データを再生する場合、上記光ディスクから読み
出された記録信号をサンプリングして再生し、この再生
データを出力するようになっている。
【0004】このため、上記記録される記録データ及び
再生される再生データを正確なものとするためには、記
録再生時に用いるサンプリングクロックであるチャンネ
ルクロックの位相を正確なものとする必要がある。
【0005】ここで、本件出願人は、特開平3−156
774号の公開特許公報に開示されているような、光デ
ィスクのクロック検出方式を先に提案している。
【0006】この光ディスクのクロック検出方式を光磁
気ディスクの再生装置に適用すると、その構成は図5に
示すようになる。
【0007】この光磁気ディスクの再生装置に用いられ
る光磁気ディスクとしては、図6に示すように同心円状
に形成されるトラックTRの中心から内周側及び外周側
に偏位している一対のウォブルピット200、及び、上
記トラックTRの中心に位置し且つ上記一対のウォブル
ピット200の中間に位置するクロックピット201か
らなるサーボパターンが記録されるサーボエリア(Serv
o Area)を所定の間隔で配置したものが用いられてい
る。
【0008】このサーボエリアは、例えば1周に960
個設けられており、サーボエリアから次のサーボエリア
までの間のエリアがデータエリアとなっている。そし
て、上記データエリアに、同期データ,アドレスデータ
等と共に、所定の変調が施された記録データが光磁気記
録されるようになっている。
【0009】上記図5において、上記光磁気ディスクの
再生装置は、上記光磁気ディスクに記録された記録デー
タの再生を行う前に、スピンドルモータ100により上
述のフォーマットを有する光磁気ディスク101を記録
データの記録時と同じ、例えば角速度一定で回転駆動し
て、サーボパターンの検出データの位相とチャンネルク
ロックの位相の合わせ込みを行うサーボパターン検出モ
ードとなる。
【0010】このサーボパターン検出モードとなると、
光学系102は、上記回転駆動される光磁気ディスク1
01にレーザビームを照射して、その戻り光を検出す
る。そして、この戻り光を光電変換することにより、該
光磁気ディスク101上に記録されている上記サーボパ
ターン及び記録データを再生し、この再生信号をアンプ
105に供給する。
【0011】上記アンプ105は、上記再生信号を所定
の利得で増幅してA/D変換器106に供給する。上記
A/D変換器106には、供給する電圧に応じて発振周
波数が可変される電圧可変発振器(VCO)111から
の自走周波数のチャンネルクロックが供給されている。
上記A/D変換器106は、このチャンネルクロックに
より上記再生信号をサンプリングしデジタル化して再生
データを形成し、これをラッチ回路107に供給する。
【0012】ここで、上記サーボパターンは、上記図6
に示したように、一対のウォブルピット200、及び、
該一対のウォブルピット200の中間で上記トラックT
Rの中心に位置するクロックピット201により形成さ
れている。このため、サーボパターンの再生データの波
形は、上記図7(a)に示すように、上記クロックピッ
ト201の波形を中心として、該クロックピット201
の波形よりもレベルの低い上記ウォブルピット200の
波形が該クロックピット201の波形の両脇に存在する
ような波形となる。
【0013】また、上記VCO111からのチャンネル
クロックが正確な位相の場合、上記サーボパターンが検
出されてから上記チャンネルクロックのカウントを開始
したとすると、このカウント値が、例えば277〜27
9、282〜284、287〜289となったときに、
上記A/D変換器106からの再生データをラッチすれ
ば、上記サーボパターンを正確にラッチすることができ
る。
【0014】このため、図示しないサーボパターン検出
回路は、予め記憶されているサーボパターンと、上記A
/D変換器106からの再生データとを比較することに
より、該サーボパターンを検出し、この検出パルスを図
示しないカウンタに供給する。上記カウンタは、上記サ
ーボパターンの検出パルスによりリセットされ、この時
点から上記チャンネルクロックのカウントを開始する。
そして、このカウンタ値をラッチパルス出力回路に供給
する。上記ラッチパルス出力回路は、図7(a)に示す
ように上記カウンタ値が、例えば277〜279、28
2〜284、287〜289となったときに、それぞれ
ラッチパルスを上記ラッチ回路107に供給する。
【0015】上記ラッチ回路107は、上記各ラッチパ
ルスにより上記再生データをラッチすることにより、図
7(a)に示すように上記サーボパターンの再生データ
をラッチし、同図(a)中に示す点a1,a0,a2、
b1,b0,b2、c1,c0,c2のラッチデータを
形成し、この各ラッチデータを位相生成器108に供給
する。
【0016】上記位相生成器108は、このようなサー
ボパターンの再生データが供給されると、上記3つの波
形の左右の対象性を利用して、各波形の中心点である図
7(a)中a0点,b0点,c0点より前後1チャンネ
ルクロック離れた両肩の点である同図(a)中a1点,
a2点,b1点,b2点,c1点,c2点のレベル差に
基づいて以下の式1により、上記サーボパターンの再生
データに対する上記チャンネルクロックの位相誤差を検
出し、これを位相誤差検出データとしてD/A変換器1
09に供給する。
【0017】 位相誤差データ=〔(a2−a1)+(c2−c1)〕/2・・・式1
【0018】なお、このサーボパターンの再生データ
は、図示はしていないが、各部が行う以下の式2〜式6
に示す演算式により、トラッキングエラー信号の形成、
トラック中心から±1/4以内でハイレベルとなる信号
であるトラッキングポラリティ信号(TPOL)の形
成、トラック中心から±1/8トラック以上外れると、
すなわち、a0又はc0がb0の値よりも大きくなった
場合にハイレベルとなる信号である1/8オフトラック
信号の形成,ウォブルピットの平均レベルの検出信号の
形成、及び、上記サーボパターンとデータエリアとの間
に設けられているミラー部のレベル検出信号の形成等に
用いられる。
【0019】 トラッキングエラー信号=c0−a0・・・式2
【0020】 1/8オフトラック信号=[(b0<a0)∨(b0<c0)]・・・式3
【0021】 TPOL=[b0>(a0+c0)/2]・・・式4
【0022】 ウォブルピットの平均レベルの検出信号=(a0+c0)/2・・式5
【0023】 ミラー部のレベル検出信号=d0・・・式6
【0024】上記D/A変換器109は、上記位相誤差
検出データをアナログ化し位相誤差検出信号を形成し、
これを位相補償回路110に供給する。
【0025】上記位相補償回路110は、例えばローパ
スフィルタ等で構成されており、上記位相誤差検出信号
の高域ノイズ成分を除去して該位相誤差検出信号の位相
補償を行い、これを上記VCO111に供給する。
【0026】上記VCO111は、上記位相誤差検出信
号に基づいてその発振周波数が可変されるようになって
おり、上記サーボパターンの再生データに対する上記チ
ャンネルクロックの位相誤差が零となるような周波数の
チャンネルクロックを上記A/D変換器106に帰還す
るとともに、上記復調回路103に供給する。
【0027】このように、上記光磁気ディスク再生装置
の上記チャンネルクロックを形成する部分は、いわゆる
フェーズ・ロックド・ループ(PLL)の構成となって
おり、上記サーボパターンの再生データの位相に同期し
た位相のチャンネルクロックを出力するようになってい
る。
【0028】上記光磁気ディスク再生装置は、上記サー
ボパターンの再生データの位相に同期した位相のチャン
ネルクロックが出力できるようになると、すなわち、サ
ーボパターンの再生データの位相の引き込みが終了する
と、このサーボパターン検出モードを終了し、上記光磁
気ディスク101に記録されている記録データの再生を
行う再生モードとなる。
【0029】上記光磁気ディスク再生装置は、上記再生
モードとなると、上記光磁気ディスク101に記録され
ている記録データを上記光学系102により読み出す。
この光学系102からの再生信号は、上述のように上記
アンプ105を介してA/D変換器106に供給される
とともに、復調回路103に供給される。
【0030】上記A/D変換器106は、上述のように
チャンネルクロックで上記再生信号を形成し、再生デー
タを上記ラッチ回路107に供給する。これにより、上
記サーボパターンがラッチされ、上記位相誤差検出デー
タが形成され、この位相誤差検出データにより上記VC
O111の発振周波数が繰り返し可変制御される。
【0031】上記復調回路103は、上記チャンネルク
ロックに基づいて上記アンプ105からの再生信号を復
調し、この復調した再生信号を出力端子104を介し
て、例えば図示しないスピーカ装置等に供給する。
【0032】上述のように、上記チャンネルクロックの
位相は、上記サーボパターンの検出データの位相に同期
したものであるため、上記復調回路103において上記
再生信号を正確にサンプリングして復調することがで
き、正確な再生信号を出力することができる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光磁気
ディスク再生装置は、上記光磁気ディスク101のサー
ボパターン上にディフェクトが生じていた場合、上記サ
ーボパターンの検出が不可能、若しくは、上記サーボパ
ターンの検出が不正確なものとなる。
【0034】上記ディフェクトにより上記サーボパター
ンの検出ができなかったり、不正確な検出を行った場
合、上記チャンネルクロックの位相と上記サーボパター
ンの再生データの位相とに大きなずれを生じ、上記ラッ
チ回路107で行われるラッチが、例えば図7(b)に
示すように上記ウォブルピット200のデータ波形の両
肩よりもずれた位置で行われることとなる。従って、上
記位相生成器108で正確な位相誤差検出データを形成
することができず、上記VCO111から正確な周波数
(上記サーボパターンの検出データの位相に同期した)
のチャンネルクロックを出力することができなくなって
しまう。
【0035】上記チャンネルクロックは、記録データの
記録再生の際に用いられるものであるため、このチャン
ネルクロックの位相が正確でないと、正確な記録再生を
行うことができない。
【0036】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、円盤状記録媒体上のディフェクトによるサ
ーボパターンの不検出、該サーボパターンの不正確な検
出により形成された不正確な位相誤差検出データによ
り、不正確な位相のチャンネルクロックが出力されてし
まうことを防止することができるような円盤状記録媒体
のチャンネルクロック形成装置の提供を目的とする。
【0037】また、本発明は、上記円盤状記録媒体のチ
ャンネルクロック形成装置により形成されたチャンネル
クロックにより記録データの再生を行うことにより、記
録データの正確な再生を行うことができるような円盤状
記録媒体の再生装置の提供を目的とする。
【0038】また、本発明は、上記円盤状記録媒体のチ
ャンネルクロック形成装置により形成されたチャンネル
クロックにより記録データの記録再生を行うとにより、
記録データの正確な記録再生を行うことができるような
円盤状記録媒体の記録再生装置の提供を目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明に係る円盤状記録
媒体のチャンネルクロック形成装置は、サーボパターン
が所定の間隔で予め設けられている円盤状記録媒体から
の再生信号から上記サーボパターンの再生信号を形成
し、このサーボパターンの再生信号に対するチャンネル
クロックの位相誤差を位相誤差検出手段で検出し、この
位相誤差検出信号をチャンネルクロック出力手段に供給
して、上記位相誤差を零とするような位相のチャンネル
クロックが出力されるように上記チャンネルクロック出
力手段を制御し、このチャンネルクロックを外部に出力
するフェーズ・ロックド・ループ構成の円盤状記録媒体
のチャンネルクロック形成装置であって、上記再生信号
から上記サーボパターンの検出を行い、上記サーボパタ
ーンが検出されたときには、サーボパターンが検出され
たことを示す信号を出力し、上記サーボパターンが検出
されないときには、サーボパターンが検出されないこと
を示す信号を出力するサーボパターン検出手段と、上記
サーボパターン検出手段から、上記サーボパターンが検
出されたことを示す信号が供給されたときには、上記位
相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を上記チャンネ
ルクロック形成手段に供給し、上記サーボパターンが検
出されないことを示す信号が供給されないときには、上
記位相誤差検出信号の代わりに、上記位相誤差が零であ
ることを示す零信号を上記チャンネルクロック形成手段
に供給する零信号出力手段とを有することを特徴として
上述の課題を解決する。
【0040】また、本発明に係る円盤状記録媒体のチャ
ンネルクロック形成装置は、サーボパターンが所定の間
隔で予め設けられている円盤状記録媒体からの再生信号
から上記サーボパターンの再生信号を形成し、このサー
ボパターンの再生信号に対するチャンネルクロックの位
相誤差を位相誤差検出手段で検出し、この位相誤差検出
信号をチャンネルクロック出力手段に供給して、上記位
相誤差を零とするような位相のチャンネルクロックが出
力されるように上記チャンネルクロック出力手段を制御
し、このチャンネルクロックを外部に出力するフェーズ
・ロックド・ループ構成の円盤状記録媒体のチャンネル
クロック形成装置であって、上記位相誤差検出信号の限
界値を示す信号を出力する限界値出力手段と、上記位相
誤差検出手段からの位相誤差検出信号及び上記限界値出
力手段からの上記位相誤差検出信号の限界値を示す信号
を比較し、上記位相誤差検出信号のレベルが上記位相誤
差検出信号の限界値を示す信号のレベルを越えた場合、
このレベルを越えた期間を示す比較信号を出力する比較
手段と、上記円盤状記録媒体上のセグメントを検出し、
該セグメントが検出される毎にクロックを出力するセグ
メント検出手段と、上記比較手段からの比較信号に応じ
て動作し、上記位相誤差検出信号のレベルが上記位相誤
差検出信号の限界値を示す信号のレベルを越えている期
間中、上記セグメント検出手段からのクロックをカウン
トし、このカウント値が所定値となるまでの間、零出力
制御信号を出力する零出力制御手段と、上記零出力制御
手段から上記零出力制御信号が供給されたときには、上
記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号の代わり
に、上記位相誤差が零であることを示す零信号を上記チ
ャンネルクロック形成手段に供給し、上記零出力制御手
段から上記零出力制御信号が供給されないときには、上
記位相誤差検出信号を上記チャンネルクロック形成手段
に供給する零信号出力手段とを有することを特徴として
上述の課題を解決する。
【0041】また、本発明に係る円盤状記録媒体のチャ
ンネルクロック形成装置は、記録トラックに対して内周
側及び外周側に偏位する一対のウォブルピットからなる
サーボパターンが所定の間隔で予め設けられている円盤
状記録媒体からの再生信号から上記サーボパターンの再
生信号を形成し、このサーボパターンの再生信号に対す
るチャンネルクロックの位相誤差を位相誤差検出手段で
検出し、この位相誤差検出信号をチャンネルクロック出
力手段に供給して、上記位相誤差を零とするような位相
のチャンネルクロックが出力されるように上記チャンネ
ルクロック出力手段を制御し、このチャンネルクロック
を外部に出力するフェーズ・ロックド・ループ構成の円
盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置であって、
上記再生信号から上記サーボパターンの検出を行い、上
記サーボパターンが検出されたときには、サーボパター
ンが検出されたことを示す信号を出力し、上記サーボパ
ターンが検出されないときには、サーボパターンが検出
されないことを示す信号を出力するサーボパターン検出
手段と、上記サーボパターン検出手段から、上記サーボ
パターンが検出されたことを示す信号が供給されると、
上記一対のウォブルピットのピーク値をそれぞれ検出
し、この各ピーク値を加算処理して加算信号を出力する
ピーク値演算手段と、上記ピーク値加算信号の基準値を
示す基準値信号を出力する基準値出力手段と、上記ピー
ク値演算手段からの加算信号及び上記基準値出力手段か
らの基準値信号を比較し、上記ピーク値加算信号のレベ
ルが上記基準値信号のレベルよりも低い場合、上記ピー
ク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも
低いことを示す比較信号を出力し、上記ピーク値加算信
号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも高い場合、
上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベ
ルよりも高いことを示す比較信号を出力する比較手段
と、上記比較手段から、上記ピーク値加算信号のレベル
が上記基準値信号のレベルよりも低いことを示す比較信
号が供給されたときには、上記位相誤差検出手段からの
位相誤差検出信号の代わりに、位相誤差が零であること
を示す零信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給
し、上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号の
レベルよりも高いことを示す比較信号が供給されたとき
には、上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を
上記チャンネルクロック形成手段に供給する零信号出力
手段とを有することを特徴として上述の課題を解決す
る。
【0042】また、本発明に係る円盤状記録媒体の再生
装置は、サーボパターンが所定の間隔で予め設けられて
いる円盤状記録媒体からの再生信号から上記サーボパタ
ーンの再生信号を形成し、このサーボパターンの再生信
号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相誤差検
出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャンネルク
ロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零とするよ
うな位相のチャンネルクロックが出力されるように上記
チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャンネル
クロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・ループ
構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置を
有し、このチャンネルクロック形成装置からのチャンネ
ルクロックに基づいて、再生手段が、上記円盤状記録媒
体に記録されている記録データを再生する円盤状記録媒
体の再生装置であって、上記再生信号から上記サーボパ
ターンの検出を行い、上記サーボパターンが検出された
ときには、サーボパターンが検出されたことを示す信号
を出力し、上記サーボパターンが検出されないときに
は、サーボパターンが検出されないことを示す信号を出
力するサーボパターン検出手段と、上記サーボパターン
検出手段から、上記サーボパターンが検出されたことを
示す信号が供給されたときには、上記位相誤差検出手段
からの位相誤差検出信号を上記チャンネルクロック形成
手段に供給し、上記サーボパターンが検出されないこと
を示す信号が供給されないときには、上記位相誤差検出
信号の代わりに、上記位相誤差が零であることを示す零
信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給する零信
号出力手段とを有することを特徴として上述の課題を解
決する。
【0043】また、本発明に係る円盤状記録媒体の再生
装置は、サーボパターンが所定の間隔で予め設けられて
いる円盤状記録媒体からの再生信号から上記サーボパタ
ーンの再生信号を形成し、このサーボパターンの再生信
号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相誤差検
出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャンネルク
ロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零とするよ
うな位相のチャンネルクロックが出力されるように上記
チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャンネル
クロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・ループ
構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置を
有し、このチャンネルクロック形成装置からのチャンネ
ルクロックに基づいて、再生手段が、上記円盤状記録媒
体に記録されている記録データを再生する円盤状記録媒
体の再生装置であって、上記位相誤差検出信号の限界値
を示す信号を出力する限界値出力手段と、上記位相誤差
検出手段からの位相誤差検出信号及び上記限界値出力手
段からの上記位相誤差検出信号の限界値を示す信号を比
較し、上記位相誤差検出信号のレベルが上記位相誤差検
出信号の限界値を示す信号のレベルを越えた場合、この
レベルを越えた期間を示す比較信号を出力する比較手段
と、上記円盤状記録媒体上のセグメントを検出し、該セ
グメントが検出される毎にクロックを出力するセグメン
ト検出手段と、上記比較手段からの比較信号に応じて動
作し、上記位相誤差検出信号のレベルが上記位相誤差検
出信号の限界値を示す信号のレベルを越えている期間
中、上記セグメント検出手段からのクロックをカウント
し、このカウント値が所定値となるまでの間、零出力制
御信号を出力する零出力制御手段と、上記零出力制御手
段から上記零出力制御信号が供給されたときには、上記
位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号の代わりに、
上記位相誤差が零であることを示す零信号を上記チャン
ネルクロック形成手段に供給し、上記零出力制御手段か
ら上記零出力制御信号が供給されないときには、上記位
相誤差検出信号を上記チャンネルクロック形成手段に供
給する零信号出力手段とを有することを特徴として上述
の課題を解決する。
【0044】また、本発明に係る円盤状記録媒体の再生
装置は、記録トラックに対して内周側及び外周側に偏位
する一対のウォブルピットからなるサーボパターンが所
定の間隔で予め設けられている円盤状記録媒体からの再
生信号から上記サーボパターンの再生信号を形成し、こ
のサーボパターンの再生信号に対するチャンネルクロッ
クの位相誤差を位相誤差検出手段で検出し、この位相誤
差検出信号をチャンネルクロック出力手段に供給して、
上記位相誤差を零とするような位相のチャンネルクロッ
クが出力されるように上記チャンネルクロック出力手段
を制御し、このチャンネルクロックを外部に出力するフ
ェーズ・ロックド・ループ構成の円盤状記録媒体のチャ
ンネルクロック形成装置を有し、このチャンネルクロッ
ク形成装置からのチャンネルクロックに基づいて、再生
手段が、上記円盤状記録媒体に記録されている記録デー
タを再生する円盤状記録媒体の再生装置であって、上記
再生信号から上記サーボパターンの検出を行い、上記サ
ーボパターンが検出されたときには、サーボパターンが
検出されたことを示す信号を出力し、上記サーボパター
ンが検出されないときには、サーボパターンが検出され
ないことを示す信号を出力するサーボパターン検出手段
と、上記サーボパターン検出手段から、上記サーボパタ
ーンが検出されたことを示す信号が供給されると、上記
一対のウォブルピットのピーク値をそれぞれ検出し、こ
の各ピーク値を加算処理して加算信号を出力するピーク
値演算手段と、上記ピーク値加算信号の基準値を示す基
準値信号を出力する基準値出力手段と、上記ピーク値演
算手段からの加算信号及び上記基準値出力手段からの基
準値信号を比較し、上記ピーク値加算信号のレベルが上
記基準値信号のレベルよりも低い場合、上記ピーク値加
算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも低いこ
とを示す比較信号を出力し、上記ピーク値加算信号のレ
ベルが上記基準値信号のレベルよりも高い場合、上記ピ
ーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルより
も高いことを示す比較信号を出力する比較手段と、上記
比較手段から、上記ピーク値加算信号のレベルが上記基
準値信号のレベルよりも低いことを示す比較信号が供給
されたときには、上記位相誤差検出手段からの位相誤差
検出信号の代わりに、位相誤差が零であることを示す零
信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給し、上記
ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよ
りも高いことを示す比較信号が供給されたときには、上
記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を上記チャ
ンネルクロック形成手段に供給する零信号出力手段とを
有することを特徴として上述の課題を解決する。
【0045】また、本発明に係る円盤状記録媒体の記録
再生装置は、サーボパターンが所定の間隔で予め設けら
れている円盤状記録媒体からの再生信号から上記サーボ
パターンの再生信号を形成し、このサーボパターンの再
生信号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相誤
差検出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャンネ
ルクロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零とす
るような位相のチャンネルクロックが出力されるように
上記チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャン
ネルクロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・ル
ープ構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装
置を有し、このチャンネルクロック形成装置からのチャ
ンネルクロックに基づいて、記録手段が上記円盤状記録
媒体に記録データを記録し、再生手段が、上記円盤状記
録媒体に記録された記録データを再生する円盤状記録媒
体の記録再生装置であって、上記再生信号から上記サー
ボパターンの検出を行い、上記サーボパターンが検出さ
れたときには、サーボパターンが検出されたことを示す
信号を出力し、上記サーボパターンが検出されないとき
には、サーボパターンが検出されないことを示す信号を
出力するサーボパターン検出手段と、上記サーボパター
ン検出手段から、上記サーボパターンが検出されたこと
を示す信号が供給されたときには、上記位相誤差検出手
段からの位相誤差検出信号を上記チャンネルクロック形
成手段に供給し、上記サーボパターンが検出されないこ
とを示す信号が供給されないときには、上記位相誤差検
出信号の代わりに、上記位相誤差が零であることを示す
零信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給する零
信号出力手段とを有することを特徴として上述の課題を
解決する。
【0046】また、本発明に係る円盤状記録媒体の記録
再生装置は、サーボパターンが所定の間隔で予め設けら
れている円盤状記録媒体からの再生信号から上記サーボ
パターンの再生信号を形成し、このサーボパターンの再
生信号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相誤
差検出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャンネ
ルクロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零とす
るような位相のチャンネルクロックが出力されるように
上記チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャン
ネルクロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・ル
ープ構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装
置を有し、このチャンネルクロック形成装置からのチャ
ンネルクロックに基づいて、記録手段が上記円盤状記録
媒体に記録データを記録し、再生手段が、上記円盤状記
録媒体に記録された記録データを再生する円盤状記録媒
体の記録再生装置であって、上記位相誤差検出信号の限
界値を示す信号を出力する限界値出力手段と、上記位相
誤差検出手段からの位相誤差検出信号及び上記限界値出
力手段からの上記位相誤差検出信号の限界値を示す信号
を比較し、上記位相誤差検出信号のレベルが上記位相誤
差検出信号の限界値を示す信号のレベルを越えた場合、
このレベルを越えた期間を示す比較信号を出力する比較
手段と、上記円盤状記録媒体上のセグメントを検出し、
該セグメントが検出される毎にクロックを出力するセグ
メント検出手段と、上記比較手段からの比較信号に応じ
て動作し、上記位相誤差検出信号のレベルが上記位相誤
差検出信号の限界値を示す信号のレベルを越えている期
間中、上記セグメント検出手段からのクロックをカウン
トし、このカウント値が所定値となるまでの間、零出力
制御信号を出力する零出力制御手段と、上記零出力制御
手段から上記零出力制御信号が供給されたときには、上
記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号の代わり
に、上記位相誤差が零であることを示す零信号を上記チ
ャンネルクロック形成手段に供給し、上記零出力制御手
段から上記零出力制御信号が供給されないときには、上
記位相誤差検出信号を上記チャンネルクロック形成手段
に供給する零信号出力手段とを有することを特徴として
上述の課題を解決する。
【0047】また、本発明に係る円盤状記録媒体の記録
再生装置は、記録トラックに対して内周側及び外周側に
偏位する一対のウォブルピットからなるサーボパターン
が所定の間隔で予め設けられている円盤状記録媒体から
の再生信号から上記サーボパターンの再生信号を形成
し、このサーボパターンの再生信号に対するチャンネル
クロックの位相誤差を位相誤差検出手段で検出し、この
位相誤差検出信号をチャンネルクロック出力手段に供給
して、上記位相誤差を零とするような位相のチャンネル
クロックが出力されるように上記チャンネルクロック出
力手段を制御し、このチャンネルクロックを外部に出力
するフェーズ・ロックド・ループ構成の円盤状記録媒体
のチャンネルクロック形成装置を有し、このチャンネル
クロック形成装置からのチャンネルクロックに基づい
て、記録手段が上記円盤状記録媒体に記録データを記録
し、再生手段が、上記円盤状記録媒体に記録された記録
データを再生する円盤状記録媒体の記録再生装置であっ
て、上記再生信号から上記サーボパターンの検出を行
い、上記サーボパターンが検出されたときには、サーボ
パターンが検出されたことを示す信号を出力し、上記サ
ーボパターンが検出されないときには、サーボパターン
が検出されないことを示す信号を出力するサーボパター
ン検出手段と、上記サーボパターン検出手段から、上記
サーボパターンが検出されたことを示す信号が供給され
ると、上記一対のウォブルピットのピーク値をそれぞれ
検出し、この各ピーク値を加算処理して加算信号を出力
するピーク値演算手段と、上記ピーク値加算信号の基準
値を示す基準値信号を出力する基準値出力手段と、上記
ピーク値演算手段からの加算信号及び上記基準値出力手
段からの基準値信号を比較し、上記ピーク値加算信号の
レベルが上記基準値信号のレベルよりも低い場合、上記
ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよ
りも低いことを示す比較信号を出力し、上記ピーク値加
算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも高い場
合、上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号の
レベルよりも高いことを示す比較信号を出力する比較手
段と、上記比較手段から、上記ピーク値加算信号のレベ
ルが上記基準値信号のレベルよりも低いことを示す比較
信号が供給されたときには、上記位相誤差検出手段から
の位相誤差検出信号の代わりに、位相誤差が零であるこ
とを示す零信号を上記チャンネルクロック形成手段に供
給し、上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号
のレベルよりも高いことを示す比較信号が供給されたと
きには、上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号
を上記チャンネルクロック形成手段に供給する零信号出
力手段とを有することを特徴として上述の課題を解決す
る。
【0048】
【作用】本発明に係る円盤状記録媒体のチャンネルクロ
ック形成装置は、サーボパターン検出手段が、円盤状記
録媒体からの再生信号からサーボパターンを検出し、上
記サーボパターンが検出されたときは、サーボパターン
が検出されたことを示す信号を零信号出力手段に供給
し、上記サーボパターンが検出されなかったときは、サ
ーボパターンが検出されなかったことを示す信号を零信
号出力手段に供給する。上記零信号出力手段は、サーボ
パターンが検出されたことを示す信号が供給されたとき
には、サーボパターンの再生信号に対するチャンネルク
ロックの位相誤差を検出する位相誤差検出手段からの位
相誤差検出信号をチャンネルクロック出力手段に供給
し、サーボパターンが検出されなかったことを示す信号
が供給されたときには、上記位相誤差検出信号の代わり
に、上記位相誤差が零であることを示す零信号を上記チ
ャンネルクロック出力手段に供給する。
【0049】これにより、円盤状記録媒体にディフェク
トが生じていてサーボパターンが検出できないときに
は、上記零信号により上記チャンネルクロック出力手段
を駆動することができ、上記チャンネルクロック出力手
段からそれまで出力していた周波数のチャンネルクロッ
クを継続して出力することができる。
【0050】また、本発明に係る円盤状記録媒体の再生
装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置は、上述のチャ
ンネルクロック形成装置により形成されたチャンネルク
ロックにより再生又は記録再生を行うため、記録データ
の正確な再生又は記録データの正確な記録再生を行うこ
とができる。
【0051】また、本発明に係る円盤状記録媒体のチャ
ンネルクロック形成装置は、比較手段が、位相誤差検出
手段からの位相誤差検出信号、及び、限界値出力手段か
らの上記位相誤差検出信号の限界値を示す信号を比較
し、上記位相誤差検出信号のレベルが上記位相誤差検出
信号の限界値を示す信号のレベルを越えていた場合は、
上記位相誤差検出信号のレベルが上記位相誤差検出信号
の限界値を示す信号のレベルを越えていることを示す信
号を零出力制御手段に供給する。上記零出力制御手段に
は、セグメント検出手段により円盤状記録媒体上のセグ
メントを検出することにより形成されたクロックが供給
されており、該零出力制御手段は、上記レベルを越えて
いることを示す信号が供給されている間、上記クロック
をカウントし、このカウント値が所定値となるまでの
間、零出力制御信号を零信号出力手段に供給する。上記
零信号出力手段は、上記零出力制御信号が供給されたと
きには、上記位相誤差検出信号の代わりに、上記位相誤
差が零であることを示す零信号をチャンネルクロック出
力手段に供給し、上記零出力制御信号が供給されないと
きには、上記位相誤差検出信号をチャンネルクロック出
力手段に供給する。
【0052】上記円盤状記録媒体上に生ずるディフェク
トは、実際には1,2セグメント程度の短いものであ
る。このため、上記セグメント検出手段からのクロック
を、上記レベルを越えていることを示す信号が供給され
ている間カウントし、例えばこのカウント値が“1”と
なるまで零信号が出力されるように上記零信号出力手段
を制御する。これにより、振動等の外乱と区別して、上
記ディフェクトにより生じた不正確な位相誤差検出信号
によるフェーズ・ロックド・ループの乱れのみを防止す
ることができる。
【0053】従って、円盤状記録媒体にディフェクトが
生じていてサーボパターンが検出できないときのみ、上
記零信号により上記チャンネルクロック出力手段を駆動
して、それまで出力していた位相のチャンネルクロック
を継続して上記チャンネルクロック出力手段から出力す
ることができる。
【0054】また、本発明に係る円盤状記録媒体の再生
装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置は、上述のチャ
ンネルクロック形成装置により形成されたチャンネルク
ロックにより再生又は記録再生を行うため、記録データ
の正確な再生又は記録データの正確な記録再生を行うこ
とができる。
【0055】また、本発明に係るチャンネルクロック形
成装置は、サーボパターン検出手段が、円盤状記録媒体
からの再生信号から、記録トラックに対して内周側及び
外周側に偏位する一対のウォブルピットからなるサーボ
パターンを検出し、サーボパターンが検出された場合、
サーボパターンが検出されたことを示す信号をピーク値
演算手段に供給する。上記ピーク値演算手段は、上記一
対のウォブルピットのピーク値をそれぞれ検出し、この
各ピーク値を加算処理することにより加算信号を形成
し、これを比較手段に供給する。上記比較手段には、基
準値出力手段からの上記加算信号の基準値を示す基準値
信号が別に供給されている。上記比較手段は、上記加算
信号と上記基準値信号とを比較し、上記加算信号のレベ
ルが上記基準値信号のレベルよりも低い場合、上記加算
信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも低いこと
を示す信号を零信号出力手段に供給し、上記加算信号の
レベルが上記基準値信号のレベルよりも高い場合、上記
加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも高い
ことを示す信号を零信号出力手段に供給する。上記零信
号出力手段は、上記比較手段から、上記上記加算信号の
レベルが上記基準値信号のレベルよりも低いことを示す
信号が供給されたときには、位相誤差検出手段から供給
される、上記サーボパターンの再生信号に対するチャン
ネルクロックの位相誤差を示す位相誤差検出信号の代わ
りに、上記位相誤差が零であることを示す零信号をチャ
ンネルクロック形成手段に供給し、また、上記上記加算
信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも高いこと
を示す信号が供給されたときには、上記位相誤差検出信
号を上記チャンネルクロック形成手段に供給する。
【0056】上記加算信号は、ディフェクトによりサー
ボパターンの検出が困難なものとなると、そのレベル
が、上記基準値信号のレベルよりも低くなる。このた
め、上記加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよ
りも低くなったときに、位相誤差が零であることとして
チャンネルクロックを形成することにより、それまで出
力していた正確な位相のチャンネルクロックを継続して
上記チャンネルクロック出力手段から出力することがで
きる。
【0057】また、本発明に係る円盤状記録媒体の再生
装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置は、上述のチャ
ンネルクロック形成装置により形成されたチャンネルク
ロックにより再生又は記録再生を行うため、記録データ
の正確な再生又は記録データの正確な記録再生を行うこ
とができる。
【0058】
【実施例】以下、本発明に係る円盤状記録媒体のチャン
ネルクロック形成装置,このチャンネルクロック形成装
置を用いた円盤状記録媒体の再生装置及びこのチャンネ
ルクロック形成装置を用いた円盤状記録媒体の記録再生
装置の好ましい実施例について図面を参照しながら説明
する。
【0059】本発明に係る円盤状記録媒体の記録再生装
置は、図1に示すように円盤状記録媒体である光磁気デ
ィスク1に所望の記録データの記録再生を行う光磁気デ
ィスク記録再生装置に適用することができる。
【0060】この第1の実施例に係る光磁気ディスク記
録再生装置は、図1中点線で囲んだ円盤状記録媒体のチ
ャンネルクロック形成装置であるチャンネルクロック形
成装置2と、上記チャンネルクロック形成装置2を用い
た円盤状記録媒体の再生装置である図中一点鎖線で囲ん
だ再生系3と、上記チャンネルクロック形成装置2を用
いた記録装置である図中二点鎖線で囲んだ記録系4とで
構成されている。
【0061】上記光磁気ディスク1には、上記図6に示
したように、同心円状に形成されるトラックTRの中心
から内周側及び外周側に遷移している一対のウォブルピ
ット200、及び、上記トラックTRの中心且つ上記一
対のウォブルピット200の中間に位置するクロックピ
ット201からなるサーボパターンが予め記録されてい
るサーボエリア(Servo Area)が所定の間隔で配置され
ている。なお、上記サーボパターンは、例えば一周に9
60個の割合で設けられている。また、上記サーボパタ
ーンは、いわゆるユニークパターンではない。
【0062】また、上記光磁気ディスク1の上記サーボ
エリア以外のエリアは、データエリアとなっており、こ
のデータエリアに、磁気光学効果を利用して同期デー
タ,アドレスデータ、音声データ等が交互に記録され、
この同期データやアドレスデータに基づいて音声データ
の管理が行われるようになっている。すなわち、上記同
期データにより、例えば所定単位で音声データが記録さ
れているセグメントの同期をとり、アドレスデータによ
って記録データがフレーム単位やセクタ単位で記録再生
されるようになっている。
【0063】なお、この場合、上記サーボパターンのみ
がピットで記録されており、記録データは光磁気記録す
るような上記光磁気ディスク1を用いることとしたが、
上記サーボパターン及び記録データの一部が予めピット
で記録されており、残りの領域に所望の記録データを光
磁気記録する、一部の領域がROM領域となっているよ
うな光磁気ディスクを用いるようにしてもよい。
【0064】上記記録系4は、上記チャンネルクロック
形成装置2と、上記光磁気ディスク1を例えば角速度一
定で回転駆動するスピンドルモータ5と、上記チャンネ
ルクロック形成装置2からのチャンネルクロックのタイ
ミングで、記録データに所定の変調を施す変調回路6
と、磁気ヘッド7を駆動するドライバ8と、上記光磁気
ディスク1にレーザビームを照射する光学系9と、上記
光学系9からの再生信号を増幅し、ピット信号を形成し
て出力するR/Wアンプ10とで構成されている。
【0065】なお、上記磁気ヘッド7,ドライバ8,光
学系9及び変調回路6で記録手段を構成している。
【0066】上記再生系3は、上記スピンドルモータ5
と、上記光学系9と、上記R/Wアンプ10と、上記チ
ャンネルクロック形成装置2と、上記光学系9により再
生された記録データを上記チャンネルクロック形成装置
2からのチャンネルクロックのタイミングで復調する復
調回路11とで構成されている。
【0067】なお、上記光学系9及び復調回路11で再
生手段を構成している。
【0068】上記チャンネルクロック形成装置2は、い
わゆるフェーズ・ロックド・ループ(PLL)構造とな
っており、具体的には、上記R/Wアンプ10からのピ
ット信号をチャンネルクロックによりサンプリングして
デジタル化しピットデータを形成して出力するA/D変
換器20と、上記A/D変換器20からのピットデータ
に基づいて上記サーボパターンの位相に対するチャンネ
ルクロックの位相の誤差を検出して位相誤差検出データ
を出力する位相誤差検出手段である位相データ形成回路
21と、上記A/D変換器20からのピットデータから
上記サーボパターンの再生データを形成して出力するパ
ルス検出器24と、サーボパターンが予め記憶されてお
り、このサーボパターンに基づいて上記サーボパターン
の再生データからサーボパターンを検出するサーボパタ
ーン検出器25とを有している。
【0069】なお、上記位相データ形成回路21は、上
記ピットデータを後に説明するタイミングパルスにより
ラッチするデータラッチ回路22と、上記データラッチ
回路22によりラッチされたピットデータに基づいて後
に説明する所定の演算を行い位相誤差を検出する位相生
成器23とで構成されている。
【0070】また、上記チャンネルクロック形成装置2
は、上記サーボパターン検出器25からのサーボパター
ン検出パルスをトリガとしてリセットされ、上記チャン
ネルクロックを所定数カウントすることにより次のセグ
メントのサーボパターンを検出するための第1のウイン
ドウパルスを形成して出力するカウンタ26と、上記カ
ウンタ26からの第1のウインドウパルス、又は、以下
に説明する第2のウインドウパルス内において上記サー
ボパターン検出データの検出が行えなかった場合にNO
パターンデータを出力するサーボパターン検出手段であ
るロック/アンロック検出回路27とを有している。
【0071】また、上記チャンネルクロック形成装置2
は、上記ロック/アンロック検出回路27において、上
記第1のウインドウパルスにより示されるウインドウ内
で上記サーボパターンが検出された場合、この検出デー
タでリセットされ、上記チャンネルクロックのカウント
を開始するセグメント内カウンタ28と、上記セグメン
ト内カウンタ28からのカウント値に応じて第2のウイ
ンドウパルスを形成して上記ロック/アンロック検出回
路27に供給するとともに、上記カウント値に応じてラ
ッチパルスを形成して上記データラッチ回路22に供給
するタイミング発生器29とを有している。
【0072】また、上記チャンネルクロック形成装置2
は、上記ロック/アンロック検出回路27から上記NO
パターンデータが供給されたときには上記位相誤差が零
であることを示す零データを出力し、上記NOパターン
データが供給されないときには、上記位相生成器23か
らの位相誤差検出データをそのまま出力する零信号出力
手段である零データ出力回路31と、上記零データ出力
回路31からの零データ又は位相誤差検出データをアナ
ログ化して出力するD/A変換器33とを有している。
【0073】また、上記チャンネルクロック形成装置2
は、上記D/A変換器33から供給される零信号又は位
相誤差検出信号の位相を補償して出力する例えばローパ
スフィルタ(LPF)である位相補償回路34と、上記
位相補償回路34からの位相誤差検出信号に基づいて周
波数を可変したチャンネルクロックを形成し、これを上
記記録系4の変調回路6及び上記再生系3の復調回路1
1に供給するチャンネルクロック出力手段である電圧可
変型発振器(VCO)35とを有している。
【0074】次に、このような構成を有する第1の実施
例に係る光磁気ディスク記録再生装置の動作説明をす
る。
【0075】まず、この第1の実施例に係る光磁気ディ
スク記録再生装置は、記録データの記録再生に先立っ
て、上記チャンネルクロック形成装置2において上記サ
ーボパターンの検出データの位相とチャンネルクロック
の位相の合わせ込みを行うサーボパターン検出モードと
なる。
【0076】このサーボパターン検出モードとなると、
上記スピンドルモータ5が例えば角速度一定で回転駆動
される。これにより、上記光磁気ディスク1が、上記ス
ピンドルモータ5の回転に連れて回転駆動される。光学
系9は、上記回転駆動される光磁気ディスク1に再生用
の弱いレーザビームを照射して、その戻り光を検出す
る。そして、この戻り光を光電変換することにより、該
光磁気ディスク1上に記録されている上記サーボパター
ン及び記録データを再生し、これらの再生信号をピット
信号としてR/Wアンプ10に供給する。
【0077】上記R/Wアンプ10は、上記ピット信号
を所定の利得で増幅してA/D変換器20に供給する。
上記A/D変換器20には、供給する電圧に応じて発振
周波数が可変されるVCO35からの自走周波数のチャ
ンネルクロックが供給されている。上記A/D変換器2
0は、このチャンネルクロックにより上記ピット信号を
サンプリングしデジタル化してピットデータを形成し、
これをデータラッチ回路22及びパルス検出器24に供
給する。
【0078】上記パルス検出器24は、上記ピットデー
タからサーボパターンの再生データを形成し、これをサ
ーボパターン検出器25に供給する。
【0079】上記サーボパターン検出器25には、上記
光磁気ディスク1上に形成されたサーボパターンと同じ
パターンのデータが予め記憶されている。上記サーボパ
ターン検出器25は、予め記憶された上記サーボパター
ンと同じパターンのデータと上記サーボパターンの再生
データとを比較し、上記サーボパターンが検出されたと
きに例えばハイレベルとなるサーボパターン検出パルス
をカウンタ26及びロック/アンロック検出回路27に
供給する。
【0080】上記カウンタ26には、上記VCO35か
らのチャンネルクロックが供給されており、上記サーボ
パターン検出パルスをトリガとしてカウント値をリセッ
トする。そして、上記リセットした時刻より新たに上記
チャンネルクロックをカウントする。
【0081】ここで、上記VCO35から出力されるチ
ャンネルクロックが正確な位相であれば、1セグメント
の再生時間、すなわち、上記ロック/アンロック検出回
路27にハイレベルのサーボパターン検出パルスが供給
されてから、次にハイレベルのサーボパターン検出パル
スが供給されるまでの時間は、例えば296チャンネル
クロック分の時間となっている。このことから、上記カ
ウンタ26は、次にハイレベルのサーボパターン検出パ
ルスが上記ロック/アンロック検出回路27に供給され
る時間をカウント値により予測し、この予測した時刻で
ある、上記カウント値が296となったときに第1のウ
インドウパルスを形成して上記ロック/アンロック検出
回路27に供給する。
【0082】上記ロック/アンロック検出回路27は、
上記第1のウインドウパルスが供給されたときに上記ハ
イレベルのサーボパターン検出パルスが供給されると、
ハイレベルのパルスをセグメント内カウンタ28に供給
する。
【0083】上記セグメント内カウンタ28には、上記
カウンタ26と同様に上記VCO35からのチャンネル
クロックが供給されており、上記ロック/アンロック検
出回路27からのハイレベルのパルスをトリガとしてカ
ウント値をリセットする。そして、上記リセットした時
刻より新たに上記チャンネルクロックをカウントし、こ
のカウント値をタイミング発生器29に供給する。
【0084】上記タイミング発生器29は、上記セグメ
ント内カウンタ28から供給されるカウント値が、例え
ば277クロック,278クロック,279クロック、
及び、282クロック,283クロック,284クロッ
ク、及び、287クロック,288クロック,289ク
ロックとなったときに、それぞれハイレベルとなるラッ
チパルスを形成し、これらを上記データラッチ回路22
に供給する。
【0085】上記図6に示したように、上記サーボパタ
ーンは一対のウォブルピット200、及び、該一対のウ
ォブルピット200の中間で上記トラックTRの中心に
位置するクロックピット201により形成されており、
該サーボパターンの再生データの波形は、上記図7
(a)に示したように、上記クロックピット201の波
形を中心として、該クロックピット201の波形よりも
レベルの低い上記ウォブルピット200の波形が該クロ
ックピット201の波形の両脇に存在するような波形と
なる。
【0086】上記データラッチ回路22は、上記セグメ
ント内カウンタ28からのカウント値が、例えば277
〜279、282〜284、287〜289となったと
きに、それぞれ供給されるラッチパルスにより、上記A
/D変換器20からの再生データをラッチすることによ
り、上記図7(a)のサーボパターンの波形をラッチ
し、同図(a)中に示す点a1,a0,a2、b1,b
0,b2、c1,c0,c2のラッチデータを形成し、
この各ラッチデータを位相生成器23に供給する。
【0087】上記位相生成器23は、このようなサーボ
パターンの再生データが供給されると、上記3つの波形
の左右の対象性を利用して、各波形の中心点である上記
図7(a)中a0点,b0点,c0点より前後1チャン
ネルクロック離れた両肩の点である同図(a)中a1
点,a2点,b1点,b2点,c1点,c2点のレベル
差に基づいて以下の式7により、上記サーボパターンの
再生データに対する上記チャンネルクロックの位相誤差
を検出し、これを位相誤差検出データとして上記零デー
タ出力回路31に供給する。
【0088】 位相誤差データ=〔(a2−a1)+(c2−c1)〕/2・・・式7
【0089】なお、このサーボパターンの再生データ
は、図示はしていないが、各部が行う以下の式8〜式1
2に示す演算式により、トラッキングエラー信号の形
成、トラック中心から±1/4以内でハイレベルとなる
信号であるトラッキングポラリティ信号(TPOL)の
形成、トラック中心から±1/8トラック以上外れる
と、すなわち、a0又はc0の値がb0の値よりも大き
くなった場合にハイレベルとなる信号である1/8オフ
トラック信号の形成,ウォブルピットの平均レベルの検
出信号の形成、及び、上記サーボパターンとデータエリ
アとの間に設けられているミラー部(図6に示すMR)
のレベル検出信号の形成等に用いられる。
【0090】 トラッキングエラー信号=c0−a0・・・式8
【0091】 1/8オフトラック信号=[(b0<a0)∨(b0<c0)]・・・式9
【0092】 TPOL=[b0>〔(a0+c0)/2〕]・・・式10
【0093】 ウォブルピットの平均レベルの検出信号=(a0+c0)/2・・式11
【0094】 ミラー部のレベル検出信号=d0・・・式12
【0095】また、上記タイミング発生器29は、上記
セグメント内カウンタ28からのカウント値により、次
にハイレベルのサーボパターン検出パルスが上記ロック
/アンロック検出回路27に供給されるであろう時刻を
予測し、この予測した時刻である、例えば上記カウント
値が296クロックとなったときに第2のウインドウパ
ルスを上記ロック/アンロック検出回路27に供給す
る。
【0096】上記ロック/アンロック検出回路27は、
上記第2のウインドウパルス内に上記ハイレベルのサー
ボパターン検出パルスが入っていた場合はハイレベルの
パルスを上記タイミング発生器29に供給する。これに
より、上記タイミング発生器29から上記ラッチパルス
が上記データラッチ回路22に供給され、上記サーボパ
ターンがラッチされ、以下、上述の動作を繰り返す。
【0097】上述のように上記サーボパターンは、いわ
ゆるユニークパターンではないため、再生データのパタ
ーンと一致してしまう場合がある。このため、上記カウ
ンタ26のみ設けたとすると、該カウンタ26は、再生
データのパターンをサーボパターンであると誤って検出
した場合でもリセットされてしまうため、該カウンタ2
6から出力される第1のウインドウパルスは、以後、誤
ったタイミングで出力されることとなる。従って、上記
サーボパターン検出データの位相の引き込みを行うこと
ができなくなってしまう。
【0098】しかし、このチャンネルクロック形成装置
2では、最初の第1のウインドウパルス及び次の第1の
ウインドウパルスに、2回続けて上記サーボパターン検
出パルスが入ったときにリセットされるセグメント内カ
ウンタ28を設け、このセグメント内カウンタ28が所
定のカウント値となったときに形成される上記第2のウ
インドウパルスにより、上記サーボパターン検出パルス
を検出しているため、上記サーボパターンがユニークパ
ターンでなくても、正確なサーボパターンの検出を行う
ことができる。
【0099】従って、上記データラッチ回路22が正確
に上記サーボパターンをラッチできるタイミングで上記
ラッチパルスを供給することができる。
【0100】ここで、上記ロック/アンロック検出回路
27は、上記第2のウインドウパルス内において上記サ
ーボパターンが検出されない場合、上記零データ出力回
路31にNOパターンデータを供給する。
【0101】上記零データ出力回路31は、上記NOパ
ターンデータが供給されないときは、上記位相生成器2
3からの位相誤差検出データを上記D/A変換器33に
供給するが、上記NOパターンデータが供給されたとき
には、上記位相誤差検出データの代わりに、入力端子3
0を介して供給される、上記位相誤差が零であることを
示す零データを上記D/A変換器33に供給する。
【0102】すなわち、上記光磁気ディスク1にディフ
ェクトが生じていた場合、上記サーボパターンの検出が
不可能、若しくは、困難となる。このため、上記零デー
タ出力回路31は、上記ロック/アンロック検出回路2
7において上記サーボパターンの検出が行われなかった
場合、又は、サーボパターンの不正確な検出を行った場
合には、これにより形成される不正確な位相誤差検出デ
ータの代わりに、上記零データを出力する。
【0103】上記D/A変換器33は、上記位相誤差検
出データ及び零データをアナログ化することにより、位
相誤差検出信号及び零信号を形成し、これらを位相補償
回路34を介してVCO35に供給する。
【0104】上記VCO35は、上記位相誤差検出信号
及び零信号に応じて出力するチャンネルクロックの周波
数を可変し、このチャンネルクロックを上記A/D変換
器20,カウンタ26,セグメント内カウンタ28にそ
れぞれ帰還する。
【0105】上述のように、上記VCO35には、ディ
フェクトによりサーボパターンが検出できなかった場合
には、上記位相誤差検出データの代わりに零データが供
給される。このため、ディフェクトの影響による不正確
な位相誤差検出データで上記VCO35を駆動すること
がなく、上記光磁気ディスク1にディフェクトが生じて
いた場合でも、該VCO35からそれまで発振していた
正確な位相のチャンネルクロックを継続して出力させる
ことができる。
【0106】上記光磁気ディスク記録再生装置は、この
ようにして上記サーボパターン検出データの位相の引き
込みが終了すると、上記サーボパターン検出モードを終
了する。そして、記録モード又は再生モードのうち指定
されたモードとなる。
【0107】すなわち、上記光磁気ディスク記録再生装
置は、上記記録モードとなると、上記光学系9から記録
用の強いレーザビームを上記角速度一定で回転駆動され
る光磁気ディスク1に照射する。これにより、上記光磁
気ディスク1の上記レーザビームの照射された箇所が、
いわゆるキュリー温度まで熱っせられ保磁力が無くな
る。
【0108】一方、この記録モード時には、入力端子1
2を介して記録データが変調回路6に供給される。上記
変調回路6には、上記VCO35からのチャンネルクロ
ックが供給されており、このチャンネルクロックに応じ
て上記記録信号に所定の変調を施すことにより記録デー
タを形成し、これをドライバ8に供給する。上記ドライ
バ8は、上記記録データに応じて磁気ヘッド7を駆動す
る。これにより、上記磁気ヘッド7から上記記録データ
に応じた変調磁界が上記光磁気ディスク1のレーザビー
ムが照射された箇所に印加される。上記レーザビームの
照射された箇所は保磁力が無くなっているため、ここ
に、上記磁気ヘッド7からの記録データに応じた変調磁
界が印加されることにより、上記光磁気ディスク1に上
記記録データが記録されることとなる。
【0109】上記変調回路6に供給されるチャンネルク
ロックは、上述のようにディフェクトの悪影響を防止し
て形成された正確な位相のチャンネルクロックである。
このため、上記変調回路6において、正確に変調した記
録データを形成することができ、上記光磁気ディスク1
に正確な記録データを記録することができる。
【0110】このように、上記光磁気ディスク1に記録
された記録データは、再生モード時に再生される。
【0111】上記光磁気ディスク記録再生装置は、上記
再生モードとなると、上記光学系9から再生用の弱いレ
ーザビームを上記光磁気ディスク1に照射して該レーザ
ビームの戻り光を得、この戻り光から上記光磁気ディス
ク1に記録されている記録データを再生する。そして、
この再生信号を上記R/Wアンプ10を介して復調回路
11に供給する。
【0112】上記復調回路11は、上記VCO35から
のチャンネルクロックにより上記再生信号を復調し、こ
れを出力端子13を介して、例えばスピーカ装置等に供
給する。これにより、上記スピーカ装置から、上記記録
データの再生信号に応じた音声が発音される。
【0113】上記復調回路11に供給されるチャンネル
クロックは、上述のようにディフェクトの悪影響を防止
して形成された正確な位相のチャンネルクロックであ
る。このため、上記復調回路11において、上記再生信
号を正確に復調することができる。このため、上記スピ
ーカ装置等に正確な再生信号を供給することができる。
【0114】次に、本発明の記録情報再生装置の第2の
実施例に係る光磁気ディスク記録再生装置の説明をす
る。
【0115】上述の第1の実施例に係る光磁気ディスク
記録再生装置では、上記サーボパターンが未検出のとき
は、上記零データ出力回路31から制限なく零データを
出力することとしたが、上記光磁気ディスク1上に生ず
るディフェクトは、実際には、1,2セグメント程度で
あり、これ以上サーボパターンを検出できないというこ
とは、振動等の外乱が加わっていることを示している。
このため、この第2の実施例に係る光磁気ディスク記録
再生装置では、上記サーボパターンが未検出のときに
は、例えば1セグメントのみ、上記零データを出力する
ようにした。
【0116】すなわち、この第2の実施例に係る光磁気
ディスク記録再生装置のチャンネルクロック形成装置
は、図2に示すような構成となっている。なお、この第
2の実施例に係る光磁気ディスク記録再生装置の構成及
び動作は、図2に示すチャンネルクロック形成装置40
の一部を除いて、上記第1の実施例に係る光磁気ディス
ク記録再生装置と同じである。このため、同じ動作を示
す箇所には、同符号を付しその説明を省略する。
【0117】上記図2に示すチャンネルクロック形成装
置40において、位相生成器23により形成された位相
誤差検出データは、上記零データ出力回路31及び比較
器43に供給される。
【0118】上記比較器43には、上記位相誤差検出デ
ータとは別に、位相差限界値出力回路42からの、上記
位相誤差検出データの限界値(上限値及び下限値)を示
す限界値データが供給されている。上記比較器43は、
上記位相誤差検出データと上記限界値データとを比較
し、図3(a)の時刻t1〜時刻t3及び時刻t4〜時
刻t7に示すように、上記位相誤差検出データが上限値
を越えた場合、及び、上記位相誤差検出データが下限値
を越えた場合に、それぞれハイレベルとなる、同図
(b)に示すようなレベル超越データを形成し、これを
零出力制御回路44に供給する。
【0119】上記零出力制御回路44には、上記タイミ
ング発生器29がセグメントをカウントすることにより
形成した、図3(c)に示すようなセグメントパルスが
供給されている。上記零出力制御回路44は、上記レベ
ル超越データが供給されると同時に上記セグメントパル
スのカウントを開始(例えば、上記セグメントパルスの
立ち上がりでカウント)し、このカウント値が例えば
“1”となったときに、図3(d)の時刻t1〜時刻t
2及び時刻t5〜時刻t6に示すような零出力制御デー
タを上記零データ出力回路31に供給する。
【0120】上記零データ出力回路31は、上記零出力
制御データが供給されているときには、上記零データを
上記D/A変換器33に供給し、上記零出力制御データ
が供給されていないときには、上記位相誤差検出データ
を上記D/A変換器33に供給する。
【0121】これにより、実際にディフェクトが生じて
いてサーボパターンが検出できないときのみ、上記零デ
ータを出力するように零データ出力回路31を制御する
ことができ、振動等の外乱により上記サーボパターンが
検出できないときには、上記位相誤差検出データにより
PLLの復帰を図ることができる。
【0122】このため、上記第1の実施例に係る光磁気
ディスク記録再生装置と同じく、上記ディフェクトに影
響されない正確な位相のチャンネルクロックを形成する
ことかできる。従って、この正確な位相のチャンネルク
ロックにより、記録データの正確な記録再生を行うこと
ができる。
【0123】なお、上記第2の実施例に係る光磁気ディ
スク記録再生装置の説明では、上記零出力制御回路44
は、上記レベル超越データが供給された場合に上記セグ
メントパルスを1カウントして零出力制御データを出力
することとしたが、これは、例えば上記セグメントパル
スを2カウントして零出力制御データを出力することと
したり、上記セグメントパルスを3カウントして零出力
制御データを出力することとしてもよく、仕様に応じて
変更可能であることは勿論である。
【0124】次に、本発明の記録情報再生装置の第3の
実施例に係る光磁気ディスク記録再生装置の説明をす
る。
【0125】すなわち、この第3の実施例に係る光磁気
ディスク記録再生装置のチャンネルクロック形成装置
は、図4に示すような構成となっている。なお、この第
3の実施例に係る光磁気ディスク記録再生装置の構成及
び動作は、図4に示すチャンネルクロック形成装置50
の一部を除いて、上記第1の実施例に係る光磁気ディス
ク記録再生装置と同じである。このため、同じ動作を示
す箇所には、同符号を付しその説明を省略する。
【0126】上記図4に示すチャンネルクロック形成装
置50において、上記データラッチ回路22は、図7
(a)に示すようなサーボパターンの波形をラッチし、
このラッチデータを上記位相生成器23及びウォブルピ
ーク計算器52に供給する。
【0127】上記位相生成器23は、上述のように位相
誤差検出データを形成し、これを上記零データ出力回路
31に供給する。
【0128】上記ウォブルピーク計算器52は、上記ラ
ッチデータである図7(a)に示すような上記サーボパ
ターンの波形から、上記各ウォブルピットの波形のピー
クのレベル(a0,c0)、及び、上記図6に示すミラ
ー部(MR)のレベル(d0)を検出する。このミラー
部は、何のデータも記録されない領域であり、このミラ
ー部をラッチすることにより得られたデータ(d0
は、ピットが形成されている領域のデータレベルのリフ
ァレンスとなっている。このため、上記ウォブルピーク
計算器52は、以下の式13に示すように、上記各ウォ
ブルピットの波形のピークのレベルから上記ミラー部の
レベルを減算し、このミラー部のレベルを減算した各ウ
ォブルピットの波形のピークのレベルどおしを加算して
ピーク値加算データを形成し、これを比較器54に供給
する。
【0129】 ピーク値加算データ=(a0−d0)+(c0−d0)・・・式13
【0130】上記比較器54には、上記ピーク値加算デ
ータの基準値を示す基準値データが位相差基準値出力回
路53から供給されている。上記比較器54は、上記基
準値データと上記ピーク値加算データとを比較し、上記
ピーク値加算データのレベルが上記基準値データのレベ
ルよりも低い場合は、レベル非満データをANDゲート
56に供給する。
【0131】上記光磁気ディスク1にディフェクトが生
じていた場合、上記ピーク値加算データのレベルは、上
記基準値データのレベルよりも低くなる。従って、上記
比較器54は、上記光磁気ディスク1にディフェクトが
生じているか否かを検出していることとなり、ディフェ
クトが生じている場合に上記レベル非満データを出力す
る。
【0132】ここで、シークを行う場合は、上記ピック
アップがサーボパターンを斜めに横切って再生するた
め、上記ピーク値加算データのレベルが記録再生時より
も低くなる場合があり、ディフェクトではないにもかか
わらず上記比較器54からレベル非満データが出力され
てしまう虞れがある。
【0133】このため、プロセッサ55は、現在がシー
ク中であるか否かを検出し、シーク中である場合は、ロ
ーレベルのパルスを上記ANDゲート56に供給する。
【0134】これにより、上記レベル非満データは、シ
ーク中ではない場合のみ、上記ANDゲート56を介し
て上記零データ出力回路31に供給される。
【0135】上記零データ出力回路31は、上記レベル
非満データが供給されたないときには、上記位相生成器
23からの位相誤差検出データを上記D/A変換器33
に供給し、上記レベル非満データが供給されたときに
は、上記零データを上記D/A変換器33に供給する。
【0136】これにより、上記第1の実施例に係る光磁
気ディスク記録再生装置と同じく、上記ディフェクトに
影響されない正確な位相のチャンネルクロックを形成す
ることかできる。従って、この正確な位相のチャンネル
クロックにより、記録データの正確な記録再生を行うこ
とができる。
【0137】最後に、上述の第1,第2の実施例の説明
では、上記光磁気ディスク1に記録されているサーボパ
ターンは、ウォブルピットにより構成されることとした
が、これは、ウォブルピットでなくともサーボパターン
であることを認識することができるパターンであれば何
でもよい。
【0138】また、上記チャンネルクロック形成装置
2,40,50は、デジタル的に作動するPLL構成で
あることとしたが、これは、アナログ的に作動するPL
L構成としてもよい。
【0139】また、上記チャンネルクロック形成装置
2,40,50は、上記サーボパターンのみがピットで
記録される光磁気ディスクから該サーボパターンを検出
して上記チャンネルクロックを形成するようにしたが、
これは、例えば上記サーボパターンのみならず記録デー
タもピットにより記録される光ディスクや、磁気により
上記サーボパターンを形成した磁気ディスクから該サー
ボパターンを検出して上記チャンネルクロックを形成す
るようにしてもよい。
【0140】このため、本発明に係る円盤状記録媒体の
再生装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置に用いる円
盤状記録媒体としては、上記光磁気ディスクの他、上記
光ディスク又は上記磁気ディスクを用いてもよいことは
勿論である。
【0141】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置
は、円盤状記録媒体にディフェクトが生じていてサーボ
パターンが検出できないとき、或いは、サーボパターン
の検出が困難であるときには、サーボパターン検出信号
に対するチャンネルクロックの位相誤差が零であること
を示す零信号によりチャンネルクロック出力手段を駆動
することができる。
【0142】このため、上記チャンネルクロック出力手
段は、上記円盤状記録媒体にディフェクトが生じていた
場合でも、上記ディフェクトに係る位相誤差検出信号に
よる位相のチャンネルクロックを出力することなく、そ
れまで出力していた位相のチャンネルクロックを継続し
て出力することができる。
【0143】従って、上記ディフェクトによる悪影響を
防止して正確な位相のチャンネルクロックを出力するこ
とができる。
【0144】また、本発明に係る円盤状記録媒体の再生
装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置は、上述のチャ
ンネルクロック形成装置により形成されたチャンネルク
ロックにより再生又は記録再生を行うため、上記ディフ
ェクトによる悪影響を防止した正確な位相のチャンネル
クロックにより再生又は記録再生を行うことができ、記
録データの正確な再生又は記録再生を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録情報再生装置を光磁気ディス
ク記録再生装置に適用した場合の第1の実施例のブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る記録情報再生装置を光磁気ディス
ク記録再生装置に適用した場合の第2の実施例における
チャンネルクロック形成装置のブロック図である。
【図3】上記第2の実施例に係る光磁気ディスク記録再
生装置のチャンネルクロック形成装置の動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図4】本発明に係る記録情報再生装置を光磁気ディス
ク記録再生装置に適用した場合の第3の実施例における
チャンネルクロック形成装置のブロック図である。
【図5】従来の光磁気ディスク再生装置のブロック図で
ある。
【図6】ウォブルピットからなるサーボパターンが記録
されている光磁気ディスクの模式図である。
【図7】上記従来の光磁気ディスク再生装置に設けられ
ている位相生成器の位相誤差検出データ形成に係る演算
動作を説明するためのサーボパターンの波形図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・・・・・光磁気ディスク 2,40,50・・・・・・・・・・チャンネルクロッ
ク形成装置 3・・・・・・・・・・・・・・・・再生系 4・・・・・・・・・・・・・・・・記録系 5・・・・・・・・・・・・・・・・スピンドルモータ 6・・・・・・・・・・・・・・・・変調回路 7・・・・・・・・・・・・・・・・磁気ヘッド 8・・・・・・・・・・・・・・・・ドライバ 9・・・・・・・・・・・・・・・・光学系 10・・・・・・・・・・・・・・・R/Wアンプ 11・・・・・・・・・・・・・・・復調回路 12・・・・・・・・・・・・・・・入力端子 13・・・・・・・・・・・・・・・出力端子 20・・・・・・・・・・・・・・・A/D変換器 21・・・・・・・・・・・・・・・位相データ形成回
路 22・・・・・・・・・・・・・・・データラッチ回路 23・・・・・・・・・・・・・・・位相生成器 24・・・・・・・・・・・・・・・パルス検出器 25・・・・・・・・・・・・・・・サーボパターン検
出器 26・・・・・・・・・・・・・・・カウンタ 27・・・・・・・・・・・・・・・ロック/アンロッ
ク検出回路 28・・・・・・・・・・・・・・・セグメント内カウ
ンタ 29・・・・・・・・・・・・・・・タイミング発生器 31・・・・・・・・・・・・・・・零データ出力回路 33・・・・・・・・・・・・・・・D/A変換器 34・・・・・・・・・・・・・・・位相補償回路 35・・・・・・・・・・・・・・・VCO 42・・・・・・・・・・・・・・・位相差限界値出力
回路 43・・・・・・・・・・・・・・・比較器 44・・・・・・・・・・・・・・・零出力制御回路 52・・・・・・・・・・・・・・・ウォブルピーク計
算器 53・・・・・・・・・・・・・・・位相差基準値出力
回路 54・・・・・・・・・・・・・・・比較器 55・・・・・・・・・・・・・・・プロセッサ 56・・・・・・・・・・・・・・・ANDゲート

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボパターンが所定の間隔で予め設け
    られている円盤状記録媒体からの再生信号から上記サー
    ボパターンの再生信号を形成し、このサーボパターンの
    再生信号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相
    誤差検出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャン
    ネルクロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零と
    するような位相のチャンネルクロックが出力されるよう
    に上記チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャ
    ンネルクロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・
    ループ構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成
    装置であって、 上記再生信号から上記サーボパターンの検出を行い、上
    記サーボパターンが検出されたときには、サーボパター
    ンが検出されたことを示す信号を出力し、上記サーボパ
    ターンが検出されないときには、サーボパターンが検出
    されないことを示す信号を出力するサーボパターン検出
    手段と、 上記サーボパターン検出手段から、上記サーボパターン
    が検出されたことを示す信号が供給されたときには、上
    記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を上記チャ
    ンネルクロック形成手段に供給し、上記サーボパターン
    が検出されないことを示す信号が供給されないときに
    は、上記位相誤差検出信号の代わりに、上記位相誤差が
    零であることを示す零信号を上記チャンネルクロック形
    成手段に供給する零信号出力手段とを有することを特徴
    とする円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置。
  2. 【請求項2】 サーボパターンが所定の間隔で予め設け
    られている円盤状記録媒体からの再生信号から上記サー
    ボパターンの再生信号を形成し、このサーボパターンの
    再生信号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相
    誤差検出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャン
    ネルクロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零と
    するような位相のチャンネルクロックが出力されるよう
    に上記チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャ
    ンネルクロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・
    ループ構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成
    装置であって、 上記位相誤差検出信号の限界値を示す信号を出力する限
    界値出力手段と、 上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号及び上記
    限界値出力手段からの上記位相誤差検出信号の限界値を
    示す信号を比較し、上記位相誤差検出信号のレベルが上
    記位相誤差検出信号の限界値を示す信号のレベルを越え
    た場合、このレベルを越えた期間を示す比較信号を出力
    する比較手段と、 上記円盤状記録媒体上のセグメントを検出し、該セグメ
    ントが検出される毎にクロックを出力するセグメント検
    出手段と、 上記比較手段からの比較信号に応じて動作し、上記位相
    誤差検出信号のレベルが上記位相誤差検出信号の限界値
    を示す信号のレベルを越えている期間中、上記セグメン
    ト検出手段からのクロックをカウントし、このカウント
    値が所定値となるまでの間、零出力制御信号を出力する
    零出力制御手段と、 上記零出力制御手段から上記零出力制御信号が供給され
    たときには、上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出
    信号の代わりに、上記位相誤差が零であることを示す零
    信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給し、上記
    零出力制御手段から上記零出力制御信号が供給されない
    ときには、上記位相誤差検出信号を上記チャンネルクロ
    ック形成手段に供給する零信号出力手段とを有すること
    を特徴とする円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成
    装置。
  3. 【請求項3】 記録トラックに対して内周側及び外周側
    に偏位する一対のウォブルピットからなるサーボパター
    ンが所定の間隔で予め設けられている円盤状記録媒体か
    らの再生信号から上記サーボパターンの再生信号を形成
    し、このサーボパターンの再生信号に対するチャンネル
    クロックの位相誤差を位相誤差検出手段で検出し、この
    位相誤差検出信号をチャンネルクロック出力手段に供給
    して、上記位相誤差を零とするような位相のチャンネル
    クロックが出力されるように上記チャンネルクロック出
    力手段を制御し、このチャンネルクロックを外部に出力
    するフェーズ・ロックド・ループ構成の円盤状記録媒体
    のチャンネルクロック形成装置であって、 上記再生信号から上記サーボパターンの検出を行い、上
    記サーボパターンが検出されたときには、サーボパター
    ンが検出されたことを示す信号を出力し、上記サーボパ
    ターンが検出されないときには、サーボパターンが検出
    されないことを示す信号を出力するサーボパターン検出
    手段と、 上記サーボパターン検出手段から、上記サーボパターン
    が検出されたことを示す信号が供給されると、上記一対
    のウォブルピットのピーク値をそれぞれ検出し、この各
    ピーク値を加算処理して加算信号を出力するピーク値演
    算手段と、 上記ピーク値加算信号の基準値を示す基準値信号を出力
    する基準値出力手段と、 上記ピーク値演算手段からの加算信号及び上記基準値出
    力手段からの基準値信号を比較し、上記ピーク値加算信
    号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも低い場合、
    上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベ
    ルよりも低いことを示す比較信号を出力し、上記ピーク
    値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも高
    い場合、上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信
    号のレベルよりも高いことを示す比較信号を出力する比
    較手段と、 上記比較手段から、上記ピーク値加算信号のレベルが上
    記基準値信号のレベルよりも低いことを示す比較信号が
    供給されたときには、上記位相誤差検出手段からの位相
    誤差検出信号の代わりに、位相誤差が零であることを示
    す零信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給し、
    上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベ
    ルよりも高いことを示す比較信号が供給されたときに
    は、上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を上
    記チャンネルクロック形成手段に供給する零信号出力手
    段とを有することを特徴とする円盤状記録媒体のチャン
    ネルクロック形成装置。
  4. 【請求項4】 サーボパターンが所定の間隔で予め設け
    られている円盤状記録媒体からの再生信号から上記サー
    ボパターンの再生信号を形成し、このサーボパターンの
    再生信号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相
    誤差検出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャン
    ネルクロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零と
    するような位相のチャンネルクロックが出力されるよう
    に上記チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャ
    ンネルクロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・
    ループ構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成
    装置を有し、このチャンネルクロック形成装置からのチ
    ャンネルクロックに基づいて、再生手段が、上記円盤状
    記録媒体に記録されている記録データを再生する円盤状
    記録媒体の再生装置であって、 上記再生信号から上記サーボパターンの検出を行い、上
    記サーボパターンが検出されたときには、サーボパター
    ンが検出されたことを示す信号を出力し、上記サーボパ
    ターンが検出されないときには、サーボパターンが検出
    されないことを示す信号を出力するサーボパターン検出
    手段と、 上記サーボパターン検出手段から、上記サーボパターン
    が検出されたことを示す信号が供給されたときには、上
    記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を上記チャ
    ンネルクロック形成手段に供給し、上記サーボパターン
    が検出されないことを示す信号が供給されないときに
    は、上記位相誤差検出信号の代わりに、上記位相誤差が
    零であることを示す零信号を上記チャンネルクロック形
    成手段に供給する零信号出力手段とを有することを特徴
    とする円盤状記録媒体の再生装置。
  5. 【請求項5】 サーボパターンが所定の間隔で予め設け
    られている円盤状記録媒体からの再生信号から上記サー
    ボパターンの再生信号を形成し、このサーボパターンの
    再生信号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相
    誤差検出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャン
    ネルクロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零と
    するような位相のチャンネルクロックが出力されるよう
    に上記チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャ
    ンネルクロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・
    ループ構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成
    装置を有し、このチャンネルクロック形成装置からのチ
    ャンネルクロックに基づいて、再生手段が、上記円盤状
    記録媒体に記録されている記録データを再生する円盤状
    記録媒体の再生装置であって、 上記位相誤差検出信号の限界値を示す信号を出力する限
    界値出力手段と、 上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号及び上記
    限界値出力手段からの上記位相誤差検出信号の限界値を
    示す信号を比較し、上記位相誤差検出信号のレベルが上
    記位相誤差検出信号の限界値を示す信号のレベルを越え
    た場合、このレベルを越えた期間を示す比較信号を出力
    する比較手段と、 上記円盤状記録媒体上のセグメントを検出し、該セグメ
    ントが検出される毎にクロックを出力するセグメント検
    出手段と、 上記比較手段からの比較信号に応じて動作し、上記位相
    誤差検出信号のレベルが上記位相誤差検出信号の限界値
    を示す信号のレベルを越えている期間中、上記セグメン
    ト検出手段からのクロックをカウントし、このカウント
    値が所定値となるまでの間、零出力制御信号を出力する
    零出力制御手段と、 上記零出力制御手段から上記零出力制御信号が供給され
    たときには、上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出
    信号の代わりに、上記位相誤差が零であることを示す零
    信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給し、上記
    零出力制御手段から上記零出力制御信号が供給されない
    ときには、上記位相誤差検出信号を上記チャンネルクロ
    ック形成手段に供給する零信号出力手段とを有すること
    を特徴とする円盤状記録媒体の再生装置。
  6. 【請求項6】 記録トラックに対して内周側及び外周側
    に偏位する一対のウォブルピットからなるサーボパター
    ンが所定の間隔で予め設けられている円盤状記録媒体か
    らの再生信号から上記サーボパターンの再生信号を形成
    し、このサーボパターンの再生信号に対するチャンネル
    クロックの位相誤差を位相誤差検出手段で検出し、この
    位相誤差検出信号をチャンネルクロック出力手段に供給
    して、上記位相誤差を零とするような位相のチャンネル
    クロックが出力されるように上記チャンネルクロック出
    力手段を制御し、このチャンネルクロックを外部に出力
    するフェーズ・ロックド・ループ構成の円盤状記録媒体
    のチャンネルクロック形成装置を有し、このチャンネル
    クロック形成装置からのチャンネルクロックに基づい
    て、再生手段が、上記円盤状記録媒体に記録されている
    記録データを再生する円盤状記録媒体の再生装置であっ
    て、 上記再生信号から上記サーボパターンの検出を行い、上
    記サーボパターンが検出されたときには、サーボパター
    ンが検出されたことを示す信号を出力し、上記サーボパ
    ターンが検出されないときには、サーボパターンが検出
    されないことを示す信号を出力するサーボパターン検出
    手段と、 上記サーボパターン検出手段から、上記サーボパターン
    が検出されたことを示す信号が供給されると、上記一対
    のウォブルピットのピーク値をそれぞれ検出し、この各
    ピーク値を加算処理して加算信号を出力するピーク値演
    算手段と、 上記ピーク値加算信号の基準値を示す基準値信号を出力
    する基準値出力手段と、 上記ピーク値演算手段からの加算信号及び上記基準値出
    力手段からの基準値信号を比較し、上記ピーク値加算信
    号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも低い場合、
    上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベ
    ルよりも低いことを示す比較信号を出力し、上記ピーク
    値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも高
    い場合、上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信
    号のレベルよりも高いことを示す比較信号を出力する比
    較手段と、 上記比較手段から、上記ピーク値加算信号のレベルが上
    記基準値信号のレベルよりも低いことを示す比較信号が
    供給されたときには、上記位相誤差検出手段からの位相
    誤差検出信号の代わりに、位相誤差が零であることを示
    す零信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給し、
    上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベ
    ルよりも高いことを示す比較信号が供給されたときに
    は、上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を上
    記チャンネルクロック形成手段に供給する零信号出力手
    段とを有することを特徴とする円盤状記録媒体の再生装
    置。
  7. 【請求項7】 サーボパターンが所定の間隔で予め設け
    られている円盤状記録媒体からの再生信号から上記サー
    ボパターンの再生信号を形成し、このサーボパターンの
    再生信号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相
    誤差検出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャン
    ネルクロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零と
    するような位相のチャンネルクロックが出力されるよう
    に上記チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャ
    ンネルクロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・
    ループ構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成
    装置を有し、このチャンネルクロック形成装置からのチ
    ャンネルクロックに基づいて、記録手段が上記円盤状記
    録媒体に記録データを記録し、再生手段が、上記円盤状
    記録媒体に記録された記録データを再生する円盤状記録
    媒体の記録再生装置であって、 上記再生信号から上記サーボパターンの検出を行い、上
    記サーボパターンが検出されたときには、サーボパター
    ンが検出されたことを示す信号を出力し、上記サーボパ
    ターンが検出されないときには、サーボパターンが検出
    されないことを示す信号を出力するサーボパターン検出
    手段と、 上記サーボパターン検出手段から、上記サーボパターン
    が検出されたことを示す信号が供給されたときには、上
    記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を上記チャ
    ンネルクロック形成手段に供給し、上記サーボパターン
    が検出されないことを示す信号が供給されないときに
    は、上記位相誤差検出信号の代わりに、上記位相誤差が
    零であることを示す零信号を上記チャンネルクロック形
    成手段に供給する零信号出力手段とを有することを特徴
    とする円盤状記録媒体の記録再生装置。
  8. 【請求項8】 サーボパターンが所定の間隔で予め設け
    られている円盤状記録媒体からの再生信号から上記サー
    ボパターンの再生信号を形成し、このサーボパターンの
    再生信号に対するチャンネルクロックの位相誤差を位相
    誤差検出手段で検出し、この位相誤差検出信号をチャン
    ネルクロック出力手段に供給して、上記位相誤差を零と
    するような位相のチャンネルクロックが出力されるよう
    に上記チャンネルクロック出力手段を制御し、このチャ
    ンネルクロックを外部に出力するフェーズ・ロックド・
    ループ構成の円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成
    装置を有し、このチャンネルクロック形成装置からのチ
    ャンネルクロックに基づいて、記録手段が上記円盤状記
    録媒体に記録データを記録し、再生手段が、上記円盤状
    記録媒体に記録された記録データを再生する円盤状記録
    媒体の記録再生装置であって、 上記位相誤差検出信号の限界値を示す信号を出力する限
    界値出力手段と、 上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号及び上記
    限界値出力手段からの上記位相誤差検出信号の限界値を
    示す信号を比較し、上記位相誤差検出信号のレベルが上
    記位相誤差検出信号の限界値を示す信号のレベルを越え
    た場合、このレベルを越えた期間を示す比較信号を出力
    する比較手段と、 上記円盤状記録媒体上のセグメントを検出し、該セグメ
    ントが検出される毎にクロックを出力するセグメント検
    出手段と、 上記比較手段からの比較信号に応じて動作し、上記位相
    誤差検出信号のレベルが上記位相誤差検出信号の限界値
    を示す信号のレベルを越えている期間中、上記セグメン
    ト検出手段からのクロックをカウントし、このカウント
    値が所定値となるまでの間、零出力制御信号を出力する
    零出力制御手段と、 上記零出力制御手段から上記零出力制御信号が供給され
    たときには、上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出
    信号の代わりに、上記位相誤差が零であることを示す零
    信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給し、上記
    零出力制御手段から上記零出力制御信号が供給されない
    ときには、上記位相誤差検出信号を上記チャンネルクロ
    ック形成手段に供給する零信号出力手段とを有すること
    を特徴とする円盤状記録媒体の記録再生装置。
  9. 【請求項9】 記録トラックに対して内周側及び外周側
    に偏位する一対のウォブルピットからなるサーボパター
    ンが所定の間隔で予め設けられている円盤状記録媒体か
    らの再生信号から上記サーボパターンの再生信号を形成
    し、このサーボパターンの再生信号に対するチャンネル
    クロックの位相誤差を位相誤差検出手段で検出し、この
    位相誤差検出信号をチャンネルクロック出力手段に供給
    して、上記位相誤差を零とするような位相のチャンネル
    クロックが出力されるように上記チャンネルクロック出
    力手段を制御し、このチャンネルクロックを外部に出力
    するフェーズ・ロックド・ループ構成の円盤状記録媒体
    のチャンネルクロック形成装置を有し、このチャンネル
    クロック形成装置からのチャンネルクロックに基づい
    て、記録手段が上記円盤状記録媒体に記録データを記録
    し、再生手段が、上記円盤状記録媒体に記録された記録
    データを再生する円盤状記録媒体の記録再生装置であっ
    て、 上記再生信号から上記サーボパターンの検出を行い、上
    記サーボパターンが検出されたときには、サーボパター
    ンが検出されたことを示す信号を出力し、上記サーボパ
    ターンが検出されないときには、サーボパターンが検出
    されないことを示す信号を出力するサーボパターン検出
    手段と、 上記サーボパターン検出手段から、上記サーボパターン
    が検出されたことを示す信号が供給されると、上記一対
    のウォブルピットのピーク値をそれぞれ検出し、この各
    ピーク値を加算処理して加算信号を出力するピーク値演
    算手段と、 上記ピーク値加算信号の基準値を示す基準値信号を出力
    する基準値出力手段と、 上記ピーク値演算手段からの加算信号及び上記基準値出
    力手段からの基準値信号を比較し、上記ピーク値加算信
    号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも低い場合、
    上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベ
    ルよりも低いことを示す比較信号を出力し、上記ピーク
    値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベルよりも高
    い場合、上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信
    号のレベルよりも高いことを示す比較信号を出力する比
    較手段と、 上記比較手段から、上記ピーク値加算信号のレベルが上
    記基準値信号のレベルよりも低いことを示す比較信号が
    供給されたときには、上記位相誤差検出手段からの位相
    誤差検出信号の代わりに、位相誤差が零であることを示
    す零信号を上記チャンネルクロック形成手段に供給し、
    上記ピーク値加算信号のレベルが上記基準値信号のレベ
    ルよりも高いことを示す比較信号が供給されたときに
    は、上記位相誤差検出手段からの位相誤差検出信号を上
    記チャンネルクロック形成手段に供給する零信号出力手
    段とを有することを特徴とする円盤状記録媒体の記録再
    生装置。
JP5867293A 1993-03-18 1993-03-18 円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置,円盤状記録媒体の再生装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置 Withdrawn JPH06275022A (ja)

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JP5867293A JPH06275022A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 円盤状記録媒体のチャンネルクロック形成装置,円盤状記録媒体の再生装置及び円盤状記録媒体の記録再生装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898135A (en) * 1989-02-16 1990-02-06 Sonex Research, Inc. Piston and process for achieving controlled ignition and combustion of hydrocarbon fuels in internal combustion engines by generation and management of fuel radical species
US6144627A (en) * 1996-03-08 2000-11-07 Sony Corporation Data recording and reproducing apparatus and method with phase error detection

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4898135A (en) * 1989-02-16 1990-02-06 Sonex Research, Inc. Piston and process for achieving controlled ignition and combustion of hydrocarbon fuels in internal combustion engines by generation and management of fuel radical species
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