JPH06273214A - 容積測定装置 - Google Patents

容積測定装置

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JPH06273214A
JPH06273214A JP8561493A JP8561493A JPH06273214A JP H06273214 A JPH06273214 A JP H06273214A JP 8561493 A JP8561493 A JP 8561493A JP 8561493 A JP8561493 A JP 8561493A JP H06273214 A JPH06273214 A JP H06273214A
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JP
Japan
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tank
main tank
space
volume
main
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Pending
Application number
JP8561493A
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English (en)
Inventor
Shinji Miyazaki
信次 宮碕
Hisamitsu Kato
久満 加藤
Tatsuhisa Takashima
辰壽 高嶋
Masatomi Takaesu
昌富 高江洲
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Horie Kinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Horie Kinzoku Kogyo KK
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインタンク及び基準タンク内の空間の容積
を変化させ、両空間内の圧力変動値に基づきメインタン
ク内の空間の容積を測定する容積測定装置において、簡
単な構成で基準タンク内への流体の流入を防止し、良好
な測定精度を確保する。 【構成】 アクチュエータ(30)を駆動してメインタ
ンク(1)及び基準タンク(2)の各々の作動状態圧力
変動値を検出し、これらの作動状態圧力変動値に基づき
メインタンク内の空間(MS)の容積を演算する装置に
おいて、基準タンクに、一端が基準タンク内の空間(R
S)の最下端近傍に連通し他端がメインタンク内で開口
する連通管(6)を設ける。この連通管は、開口端(6
a)がメインタンクに形成される残留空間(HS)内に
位置するように配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容積測定装置に関し、特
に所定形状のメインタンクに対し小容積の基準タンクを
連通して設け、両タンク内の空間の容積を変化させ、両
タンク内の圧力変動値に基づきメインタンク内の空間の
容積を測定する容積測定装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、タンク内に収容された液体、粉体
等の体積を測定する体積測定方法及びその装置として、
特開平2−19717号公報に記載のように種々の方法
及び装置が提案されている。例えば同公報第10図に記
載の実施例においては、メインタンク30及び補正タン
ク31を完全に閉じられた系とすると共に、両タンクを
細いパイプ47で接続することにより静圧を等しくする
こととしている。そして、メインタンク30と補正タン
ク31に対し、体積変化機構33により各タンク内の容
積を変化させて圧力変動を生じさせ、第2の振幅検出器
39aからの出力γ・P0 ・v0 を第1の振幅検出器3
9bからの出力γ・P0 ・v0 /V2 で除算することに
よって、メインタンク30の空洞部分の体積V2 を算出
することとしている。更に、この体積V2 をメインタン
ク30の全体積(容積)から引算することによってメイ
ンタンク30に収容された液体等の体積VL を算出する
こととしている。測定原理は同公報に説明されているの
で説明は省略するが、メインタンク30内の空間の容積
(即ち、メインタンク内に収容物が存在しなければメイ
ンタンクの全容積であり、収容物が存在する場合にはメ
インタンク内の収容物以外の容積)はメインタンク30
及び補正タンク31内の圧力変動の検出出力に応じて算
出し得ることが開示されている。
【0003】上記公報第10図に記載の補正タンク31
はメインタンク30に付設され、両タンクを連通するパ
イプ47は補正タンク31の側方からメインタンク30
の上方に接続されており、同公報第16図に記載の補正
タンクもメインタンクの外部に付設された形態を呈して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の体積測定装置を
例えば自動車の燃料タンクの燃料残量測定装置に適用す
る場合等においては、メインタンクの外形が制約される
ので、補正タンクの大半部分をメインタンク内に収容す
る必要が生ずる。このような場合に、補正タンク内とメ
インタンク内とを等しい静圧とするためには補正タンク
に連通孔を穿設すればよいが、万一連通孔から流体が流
入したときに補正タンク内に溜まることがないよう、連
通孔は補正タンク内の空間の最下端近傍に設けることが
望ましい。しかし、このような部分に連通孔を設ける
と、メインタンク内の流体が略満杯の状態で傾斜し流体
表面が変動した場合に、補正タンク内に流体が流入する
おそれがある。
【0005】連通孔を介してメインタンク内の流体が補
正タンク内に流入すると、流体が補正タンク内の空気と
入れ替り、それだけ補正タンク内の容積が減少する。こ
のため、メインタンク内の空間の容積を演算すると実際
の値より小さい値となり、流体量は実際の量より大きい
値を示すこととなる。従って、補正タンク内には流体が
流入しないようにする必要がある。
【0006】これに関連し、例えば実開平2−1200
28号公報においては、補正用タンク31を形成するケ
ース50をメインタンク30内に収容し、このケース5
0とメインタンク30とを連結する連結パイプ51にボ
ール弁54を配設した装置が開示されている。尚、同装
置においては、補正用タンク31とメインタンク30と
を連通するパイプ47はケース50内に収容されてい
る。
【0007】然し乍ら、同公報に記載のように補正用タ
ンクからメインタンクへの出力口にボール弁を設けるこ
ととすると、ボール弁によって出力口が閉塞された後は
体積測定が不可能となり、また閉塞時前後の特性にも影
響を及ぼすおそれがある。尚、上記公報においては補正
タンクあるいは補正用タンクという用語が用いられてい
るが、本願では、メインタンクの容積の測定に際して参
照されるべき圧力変動を付与する機能に鑑み、基準タン
クとする。
【0008】そこで、本発明はメインタンク及び基準タ
ンク内の空間の容積を変化させ、両空間内の圧力変動値
に基づきメインタンク内の空間の容積を測定する容積測
定装置において、簡単な構成で基準タンク内への流体の
流入を防止し、良好な測定精度を確保することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の容積測定装置は、流体を収容する所定形状
のメインタンクと、該メインタンクに連通する基準タン
クと、該基準タンク内の空間及び前記メインタンク内の
前記流体上方の空間に対し各々の容積を変化させて圧力
変動を付与するアクチュエータとを備え、該アクチュエ
ータを駆動して前記メインタンク及び前記基準タンクの
各々の作動状態圧力変動値を検出し、該各々の作動状態
圧力変動値に基づき前記メインタンク内の空間の容積を
演算する容積測定装置において、前記基準タンクに、一
端が前記基準タンク内の空間の最下端近傍に連通し他端
が前記メインタンク内で開口する連通管を設け、該連通
管の開口端が、前記メインタンクに形成される残留空間
内に位置するように配設することとしたものである。
尚、本発明における残留空間とは、メインタンクがどの
ような方向に最大限傾斜したときにも燃料の上方に残留
する空間をいう。
【0010】
【作用】上記の容積測定装置においては、先ずアクチュ
エータが駆動され、アクチュエータが作動した状態でメ
インタンク及び基準タンクの各々の作動状態圧力変動値
が検出される。そして、これらの作動状態圧力変動値に
基づき、例えば両者の比が演算され、この比に基づきメ
インタンク内の空間の容積が演算される。この場合にお
いて、メインタンク内に流体が満杯に収容された状態で
傾斜し、基準タンクの一部に流体が接した場合にも、連
通管は、その開口端がメインタンクの残留空間内に位置
するように配設されているので、基準タンク内に流体が
流入することはない。万一、基準タンク内に流体が流入
しても、連通管は基準タンク内の空間の最下端近傍に連
通しているので、基準タンク内に拡散することはなく、
アクチュエータの作動により容易にメインタンク内に排
出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の容積測定装置の一実施例に係り、
自動車の燃料タンクの燃料残量を測定する液量測定装置
に適用したものである。燃料タンクは閉空間を郭成する
メインタンク1を有し、燃料が注入されたときに上部に
形成される空間MSが最小の場合、即ち液面FLが最高
となった場合にも空間MSに連通する位置に開口1aが
穿設されている。この開口1aには円筒体の基準タンク
2が収容され、その一方の端部に形成されたフランジ部
2fがガスケット3aを介して開口1aに押接され、更
にフランジ部2fにガスケット3bを介してカバー4が
押接されている。また、破線で示すケース5がカバー4
に接合され、両者間に閉空間が郭成されている。これら
ケース5、カバー4、フランジ部2f及びガスケット3
a,3bは、メインタンク1に固着された環状のリテー
ナ1b及びこれに螺合するボルト(図示せず)によって
メインタンク1に固定される。
【0012】上記基準タンク2内にはアクチュエータ3
0が収容されている。本実施例のアクチュエータ30
は、電気信号を振動板31の機械振動に変換する動電型
の装置である。振動板31はエッジ31aを介して基準
タンク2の開口部に支持されており、振動板31の中央
部には可動コイル32が装着されている。更に、基準タ
ンク2内に、コア33及びこれに接合される永久磁石3
4が嵌合され、コア33に対し可動コイル32が基準タ
ンク2の軸方向に移動可能となるように配置されてい
る。コア33の中央部には連通孔33aが形成されてお
り、カバー4と振動板31によって基準タンク2内に空
間RSが郭成されている。
【0013】基準タンク2の側壁には、空間RSの最下
端近傍に小径の連通孔2aが穿設されており、この連通
孔2aに連通管6の一方の開口端が連通接続され、基準
タンク2の側面に固定されている。従って、連通管6を
介して基準タンク2内の空間RSがメインタンク1内の
空間MSに連通している。連通管6は基準タンク2の下
部からメインタンク1内に延出し、その他方の開口端6
aは上方に開口している。即ち、図2に示すように、連
通管6の開口端6aは連通孔2aと同一水平面上に位置
するように配設されており、メインタンク1内に燃料が
満杯に収容された状態で傾斜し、基準タンク2の一部に
燃料が接した場合にも、連通管6の開口端6aがメイン
タンク1の残留空間HS内に位置するように配設されて
いる。図2において、液面FLa,FLbは夫々メイン
タンク1が図2中、左方及び右方に最大限傾斜したとき
の液面を示すもので、何れの場合にも共通の残留空間H
S内に連通管6の開口端6aが位置している。
【0014】而して、通常は、メインタンク1内の空間
MSと基準タンク2内の空間RSは連通管6を介して連
通し同一圧力となっている。即ち、両空間MS,RSは
等しい静圧とされている。そして、可動コイル32に交
流電圧の駆動信号が供給されると振動板31が振動し、
両空間MS,RSに対し同時に逆位相の粗密圧力波が出
力される。尚、アクチュエータ30としては、上記に限
ることなく、永久磁石に接続したコアにコイルを巻回
し、このコイルに駆動信号を供給することによって振動
板31を振動させる電磁型の装置を構成することとして
もよい。この外、スピーカ分野において利用される静電
型、電歪型、磁歪型等の種々の構成を採用することがで
き、あるいはピストン等を駆動する装置を採用すること
もできる。
【0015】基準タンク2の開口端部には、メインタン
ク1内の空間MSに露呈し空間MS内の圧力変動を検出
する圧力センサ10が装着されている。また、基準タン
ク2内の空間RSの圧力変動を検出する圧力センサ20
が基準タンク2内に支持されている。而して、これらの
圧力センサ10,20からメインタンク1及び基準タン
ク2の各々の空間MS,RSの圧力変動値に応じた検出
信号がコントローラ50に出力される。尚、圧力センサ
10,20は圧力信号を電気信号に変換するものであ
り、マイクロホン等種々の態様がある。上記ケース5と
カバー4で囲繞される空間には、コントローラ50を構
成する回路素子等が収容されており、圧力センサ10,
20はコントローラ50に接続されている。
【0016】コントローラ50は図1の上方に示す回路
構成を有し、圧力センサ10,20に夫々接続されるバ
ンドパスフィルタ11,21、A/Dコンバータ12,
22を有し、更にCPU(中央処理装置)51、ROM
52及びRAM53の各メモリ、タイマ54、入出力イ
ンターフェース55等を内蔵しており、この入出力イン
ターフェース55に駆動装置40が接続され、この駆動
装置40はアクチュエータ30の可動コイル32に接続
されている。更に、入出力インターフェース55には表
示装置60が接続されている。表示装置60としては、
例えばアナログ表示あるいはディジタル表示の燃料計
等、種々の態様がある。
【0017】駆動装置40は例えば発振器(図示せず)
を内蔵し、入出力インターフェース55の出力信号に応
じ所定周波数(例えば、10Hz前後)の正弦波出力信
号をアクチュエータ30の可動コイル32に供給するよ
うに構成されている。即ち、メインタンク1及び基準タ
ンク2内に、例えば|v0sinω0t|の気体体積変化を生
じさせるように、アクチュエータ30が駆動制御され
る。尚、v0 は振動板31から出力される粗密圧力波に
よって惹起される気体体積変化の最大値である。
【0018】上述の圧力センサ10,20の検出信号は
バンドパスフィルタ11,21に供給され、ここで角周
波数ω0 の信号成分が取り出され、A/Dコンバータ1
2,22を介してディジタル量に変換されて入出力イン
ターフェース55に供給される。
【0019】而して、コントローラ50においては、圧
力センサ10,20の検出信号に応じ入出力処理、記
憶、演算が行なわれ、アクチュエータ30が駆動される
と共に、演算結果が表示装置60に出力される。即ち、
CPU51で実行されるプログラムに従ってアクチュエ
ータ30が駆動され、メインタンク1内の空間の容積、
ひいてはメインタンク1内の燃料残量を求める一連の演
算処理が行なわれ、表示装置60にて容積及び/又は燃
料残量が表示される。このプログラムは例えば図3に示
すルーチンから成り、イグニッションスイッチ(図示せ
ず)がオンとなった後に実行され、以下のように処理さ
れる。
【0020】先ず、ステップ101においてCPU51
等が初期化され、各種演算値がクリアされ、タイマがリ
セットされる。続いて、ステップ102において、後述
のステップ107で利用する関数Fが、例えば所定の一
次関数として設定される。そして、ステップ103にて
駆動装置40からの出力に応じてアクチュエータ30が
駆動され、振動板31が振動を開始し、粗密圧力波がメ
インタンク1内の空間MS及び基準タンク2内の空間R
Sに出力される。これにより、夫々の空間MS,RSに
略同一の条件で略同一の圧力変動(但し、逆位相)が生
ずる。
【0021】上記空間MS,RSにおける圧力変動は圧
力センサ10,20によって検出され、その変化量がメ
インタンク1及び基準タンク2内の圧力変動値ΔPM
ΔPR として求められる。後者のΔPR は数1のように
表すことができ、前者のΔPM は数2のように表すこと
ができる。
【数1】
【数2】 但し、γはメインタンク1及び基準タンク2内の気体の
比熱比、P0 は気体の絶対圧力を示し、VR は基準タン
ク2内の空間RSの容積、VM はメインタンク1内の空
間MSの容積、ΔVA はアクチュエータ30の駆動に伴
うメインタンク1の変形による空間MSの容積変化量を
示す。
【0022】ステップ104に進み、圧力センサ10,
20の検出信号がバンドパスフィルタ11,21並びに
A/Dコンバータ12,22を介してディジタル量に変
換され、入出力インターフェース55を介してRAM5
3に格納される。そしてステップ105にて、上記圧力
変動値ΔPM ,ΔPR の絶対値が所定時間(例えば30
秒)積分され、夫々ΔPAM,ΔPARとされてRAM53
に格納される。更にステップ106に進み、上述のよう
にして求められた圧力変動値ΔPAR,ΔPAMの比λ(=
ΔPAR/ΔPAM)が演算される。この比λは、メインタ
ンク1内の空間MSの容積VM 及び容積変化量ΔVA
和と基準タンク2内の空間RSの容積VR の比(=(V
M +ΔVA )/VR )に近似する。
【0023】そして、ステップ107に進み、メインタ
ンク1内の燃料の液量VL が演算される。即ち、上述の
ステップ102で設定された関数Fに基づきメインタン
ク1内の燃料の液量VL が演算される。この関数Fとし
ては例えば下記数3に示す一次関数が用いられる。
【数3】 但し、VA はメインタンク1の容量(全容積)、K0
定数である。尚、定数K0 、ΔVA は所定の液量VL0
おける圧力変動値の比λを実測することにより設定され
る。
【0024】而して、ステップ108にて上記液量VL
に対応した信号が表示装置60に供給され,所定の表示
が行なわれた後ステップ104に戻り上述の作動が繰り
返され、所定の周期で表示が更新される。この場合にお
いて、メインタンク1内の空間MSの容積VM を表示す
るように構成してもよく、あるいは表示装置60を設け
ることなく入出力インターフェース55の出力信号を直
接他の制御装置等に供することとしてもよい。
【0025】上述の測定作動において、メインタンク1
内の燃料が満杯となるまで収容された後、メインタンク
1が傾斜すると図2に示すような液面FLa,FLbが
形成される。このとき、液面FLa,FLbの上方の残
留空間HSに連通管6の開口端6aが開口しているの
で、傾斜時の液面変動に拘らず基準タンク2内の空間R
Sは連通管6を介してメインタンク1内の残留空間HS
に連通している。また、仮に連通管6内に燃料の飛沫が
侵入しても、連通孔2aは基準タンク2の空間RSの最
下端近傍に設けられているので、基準タンク2内に拡散
することはなく、また連通管6内の燃料はアクチュエー
タ30駆動時の基準タンク2とメインタンク1の圧力差
によってメインタンク1内に排出される。
【0026】尚、本実施例においてはディジタル処理に
よる制御を中心としたが、もちろん全てをアナログ処理
とすることもできる。また、本実施例では燃料残量を測
定する液量測定装置としたが、燃料に限ることなく粉
体、粒体、異形物体等の収容量を測定する装置としても
よい。更に、連通管6は上記実施例の形態に限ることな
く種々の形態を構成することができ、例えば侵入した燃
料を開口端6a側に導くように屈曲形成してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、本発明の容積測定装置に
よれば、一端が基準タンク内の空間の最下端近傍に連通
し、他端の開口端がメインタンクに形成される残留空間
内に位置するように配設された連通管を介して、基準タ
ンク内の空間がメインタンク内の空間と連通するように
構成されているので、基準タンク内への流体の流入が防
止され、また万一基準タンク内に流体が流入しても容易
に排出される。而して、良好な測定精度を確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る容積測定装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の容積測定装置の一実施例におけるメイ
ンタンク及び基準タンクの断面図である。
【図3】本発明の一実施例におけるコントローラによる
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 メインタンク 2 基準タンク 2a 連通孔 6 連通管 10,20 圧力センサ 30 アクチュエータ 31 振動板 32 可動コイル 40 駆動装置 50 コントローラ 60 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高江洲 昌富 愛知県豊田市鴻ノ巣町2丁目26番地 堀江 金属工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を収容する所定形状のメインタンク
    と、該メインタンクに連通する基準タンクと、該基準タ
    ンク内の空間及び前記メインタンク内の前記流体上方の
    空間に対し各々の容積を変化させて圧力変動を付与する
    アクチュエータとを備え、該アクチュエータを駆動して
    前記メインタンク及び前記基準タンクの各々の作動状態
    圧力変動値を検出し、該各々の作動状態圧力変動値に基
    づき前記メインタンク内の空間の容積を演算する容積測
    定装置において、前記基準タンクに、一端が前記基準タ
    ンク内の空間の最下端近傍に連通し他端が前記メインタ
    ンク内で開口する連通管を設け、該連通管の開口端が、
    前記メインタンクに形成される残留空間内に位置するよ
    うに配設したことを特徴とする容積測定装置。
JP8561493A 1993-03-19 1993-03-19 容積測定装置 Pending JPH06273214A (ja)

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