JPH06272757A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents
車両用自動変速機の制御装置Info
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- JPH06272757A JPH06272757A JP5081383A JP8138393A JPH06272757A JP H06272757 A JPH06272757 A JP H06272757A JP 5081383 A JP5081383 A JP 5081383A JP 8138393 A JP8138393 A JP 8138393A JP H06272757 A JPH06272757 A JP H06272757A
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- vehicle
- low
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/36—Inputs being a function of speed
- F16H59/44—Inputs being a function of speed dependent on machine speed of the machine, e.g. the vehicle
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2つの車速センサにより検出される車速が相
違しても低車速時制御手段により所定の制御が正常に実
行され得る車両用自動変速機の制御装置を提供する。 【構成】 車速判定手段60に対応するステップSA5
により第1車速V1 および第2車速V2 のいずれが低い
値であるかが判定され、低車速時制御手段64に対応す
るステップSA6およびSA7により、第1車速V1 お
よび第2車速V2のうちの低い方の車速Vに基づいて車
両が低車速であるか否かが判定され、低車速であると判
定される場合には所定のリバース禁止制御が実行され
る。このため、実際の車速Vは充分に低いにも拘わら
ず、リバース禁止制御により後進ギヤ段の成立が阻止さ
れて、運転者がシフトレバーにより正規の操作をしても
後進不能となるおそれが好適に解消される
違しても低車速時制御手段により所定の制御が正常に実
行され得る車両用自動変速機の制御装置を提供する。 【構成】 車速判定手段60に対応するステップSA5
により第1車速V1 および第2車速V2 のいずれが低い
値であるかが判定され、低車速時制御手段64に対応す
るステップSA6およびSA7により、第1車速V1 お
よび第2車速V2のうちの低い方の車速Vに基づいて車
両が低車速であるか否かが判定され、低車速であると判
定される場合には所定のリバース禁止制御が実行され
る。このため、実際の車速Vは充分に低いにも拘わら
ず、リバース禁止制御により後進ギヤ段の成立が阻止さ
れて、運転者がシフトレバーにより正規の操作をしても
後進不能となるおそれが好適に解消される
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用自動変速機の制
御装置に関するものである。
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の前進ギヤ段が成立させられる車両
用自動変速機において、車輪の回転とともに回転する第
1回転部材の回転速度に基づいて第1車速を検出する第
1車速センサと、車輪の回転とともに回転する第2回転
部材の回転速度に基づいて第2車速を検出する第2車速
センサと、前記第1車速および第2車速のいずれか高い
方の車速に基づいて前記前進ギヤ段を切り換える変速制
御手段とを備えた制御装置が知られている。たとえば、
特開昭63−172050号公報に記載された車両用自
動変速機の制御装置がそれである。2つの車速センサに
より検出される車速に相違が発生した場合には、断線或
いは短絡により一方の車速センサに異常が発生したもの
と考えられるから、高い方の車速値が信頼性が高いの
で、上記従来の制御装置では、その高い方の車速値が実
際の車速として採用されるのである。
用自動変速機において、車輪の回転とともに回転する第
1回転部材の回転速度に基づいて第1車速を検出する第
1車速センサと、車輪の回転とともに回転する第2回転
部材の回転速度に基づいて第2車速を検出する第2車速
センサと、前記第1車速および第2車速のいずれか高い
方の車速に基づいて前記前進ギヤ段を切り換える変速制
御手段とを備えた制御装置が知られている。たとえば、
特開昭63−172050号公報に記載された車両用自
動変速機の制御装置がそれである。2つの車速センサに
より検出される車速に相違が発生した場合には、断線或
いは短絡により一方の車速センサに異常が発生したもの
と考えられるから、高い方の車速値が信頼性が高いの
で、上記従来の制御装置では、その高い方の車速値が実
際の車速として採用されるのである。
【0003】
【発明が解決すべき課題】ところで、自動変速機を備え
た車両においては、低車速であると判定される場合には
所定の制御を実行する低車速時制御手段が設けられる場
合がある。たとえば、シフトレバーが後進レンジへ操作
されたとき、車速が10乃至20km/h程度に低下してい
る場合のみ後進ギヤ段の成立を許容するが、それを超え
ると後進ギヤ段の成立を禁止するリバース禁止制御手段
や、シフトレバーが後進レンジから前進レンジへ操作さ
れたとき、車速が5km/h程度以下では前進ギヤ段の成立
を許可するが、それを超えるとシフトショックを軽減す
るために一時的に第3速への変速出力を行い、その第3
速を経てから通常の変速出力を行うR→Dシフト制御が
それである。
た車両においては、低車速であると判定される場合には
所定の制御を実行する低車速時制御手段が設けられる場
合がある。たとえば、シフトレバーが後進レンジへ操作
されたとき、車速が10乃至20km/h程度に低下してい
る場合のみ後進ギヤ段の成立を許容するが、それを超え
ると後進ギヤ段の成立を禁止するリバース禁止制御手段
や、シフトレバーが後進レンジから前進レンジへ操作さ
れたとき、車速が5km/h程度以下では前進ギヤ段の成立
を許可するが、それを超えるとシフトショックを軽減す
るために一時的に第3速への変速出力を行い、その第3
速を経てから通常の変速出力を行うR→Dシフト制御が
それである。
【0004】しかし、車速センサの異常の種類の中に
は、外部ノイズが重畳することによって車速パルスが実
際よりも多く検出される場合もあることから、たとえば
上記の低車速時制御手段がリバース禁止制御手段である
場合には、それにより低車速であると判定されるに際
し、従来のように2つの車速センサにより検出される車
速のうちの高い方の車速を採用すると、実際の車速は充
分に低いにも拘わらず、リバース禁止制御手段により後
進ギヤ段の成立が阻止されて、運転者がシフトレバーに
より正規の操作をしても後進不能となるおそれがあっ
た。
は、外部ノイズが重畳することによって車速パルスが実
際よりも多く検出される場合もあることから、たとえば
上記の低車速時制御手段がリバース禁止制御手段である
場合には、それにより低車速であると判定されるに際
し、従来のように2つの車速センサにより検出される車
速のうちの高い方の車速を採用すると、実際の車速は充
分に低いにも拘わらず、リバース禁止制御手段により後
進ギヤ段の成立が阻止されて、運転者がシフトレバーに
より正規の操作をしても後進不能となるおそれがあっ
た。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、2つの車速セン
サにより検出される車速が相違しても低車速時制御手段
により所定の制御が正常に実行され得る車両用自動変速
機の制御装置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、2つの車速セン
サにより検出される車速が相違しても低車速時制御手段
により所定の制御が正常に実行され得る車両用自動変速
機の制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、複数の前進ギヤ段が
成立させられる車両用自動変速機において、(a) 車輪の
回転とともに回転する第1回転部材の回転速度に基づい
て第1車速を検出する第1車速センサと、(b)車輪の回
転とともに回転する第2回転部材の回転速度に基づいて
第2車速を検出する第2車速センサと、(c) 前記第1車
速および第2車速のいずれか高い方の車速に基づいて前
記前進ギヤ段を切り換える変速制御手段とを備えた制御
装置であって、(d) 前記第1車速および第2車速のいず
れが低い値であるかを判定する車速判定手段と、(e) 前
記第1車速および第2車速のうちの低い方の車速に基づ
いて車両が低車速であるか否かを判定し、低車速である
と判定される場合には所定の制御を実行する低車速時制
御手段とを、含むことにある。
めの本発明の要旨とするところは、複数の前進ギヤ段が
成立させられる車両用自動変速機において、(a) 車輪の
回転とともに回転する第1回転部材の回転速度に基づい
て第1車速を検出する第1車速センサと、(b)車輪の回
転とともに回転する第2回転部材の回転速度に基づいて
第2車速を検出する第2車速センサと、(c) 前記第1車
速および第2車速のいずれか高い方の車速に基づいて前
記前進ギヤ段を切り換える変速制御手段とを備えた制御
装置であって、(d) 前記第1車速および第2車速のいず
れが低い値であるかを判定する車速判定手段と、(e) 前
記第1車速および第2車速のうちの低い方の車速に基づ
いて車両が低車速であるか否かを判定し、低車速である
と判定される場合には所定の制御を実行する低車速時制
御手段とを、含むことにある。
【0007】
【作用】このようにすれば、低車速時制御手段では、第
1車速および第2車速のうち車速判定手段により判定さ
れた低い方の車速に基づいて車両が低車速であるか否か
が判定され、低車速であると判定された場合には所定の
制御が実行される。
1車速および第2車速のうち車速判定手段により判定さ
れた低い方の車速に基づいて車両が低車速であるか否か
が判定され、低車速であると判定された場合には所定の
制御が実行される。
【0008】
【発明の効果】したがって、2つの車速センサにより検
出される車速が相違しても、第1車速および第2車速の
うち車速判定手段により判定された低い方の車速に基づ
いて車両が低車速であるか否かが判定されるので、所定
の制御が正常に実行され得るのである
出される車速が相違しても、第1車速および第2車速の
うち車速判定手段により判定された低い方の車速に基づ
いて車両が低車速であるか否かが判定されるので、所定
の制御が正常に実行され得るのである
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0010】図1において、エンジン10の出力は、自
動変速機12、プロぺラシャフト14、図示しない終減
速機および車軸を経て一対の駆動輪(後輪)へ伝達され
るようになっている。上記エンジン10の吸気配管16
には、図示しないアクセルペダルにより操作されるスロ
ットル弁18が設けられている。また、上記自動変速機
12は、たとえば、図2に記載されているように、ロッ
クアップクラッチ付トルクコンバータ20と、サンギヤ
S0 、遊星ギヤP0 、キャリヤK0 、リングギヤR0 を
有する第1遊星歯車装置22と、サンギヤS1 、遊星ギ
ヤP1 、キャリヤK1 、リングギヤR1 を有する第2遊
星歯車装置23と、サンギヤS2 、遊星ギヤP2 、キャ
リヤK2 、リングギヤR2 を有する第3遊星歯車装置2
4と、一方向クラッチF0 、F1 、F2 と、クラッチC
0 、C1 、C2 と、ブレーキB0、B1 、B2 、B3 と
を備えたものであって、図3に示す複数種類の油圧式摩
擦係合装置の作動の組み合わせにより所望のギヤ段が成
立させられるよく知られた遊星歯車式有段変速機であ
る。
動変速機12、プロぺラシャフト14、図示しない終減
速機および車軸を経て一対の駆動輪(後輪)へ伝達され
るようになっている。上記エンジン10の吸気配管16
には、図示しないアクセルペダルにより操作されるスロ
ットル弁18が設けられている。また、上記自動変速機
12は、たとえば、図2に記載されているように、ロッ
クアップクラッチ付トルクコンバータ20と、サンギヤ
S0 、遊星ギヤP0 、キャリヤK0 、リングギヤR0 を
有する第1遊星歯車装置22と、サンギヤS1 、遊星ギ
ヤP1 、キャリヤK1 、リングギヤR1 を有する第2遊
星歯車装置23と、サンギヤS2 、遊星ギヤP2 、キャ
リヤK2 、リングギヤR2 を有する第3遊星歯車装置2
4と、一方向クラッチF0 、F1 、F2 と、クラッチC
0 、C1 、C2 と、ブレーキB0、B1 、B2 、B3 と
を備えたものであって、図3に示す複数種類の油圧式摩
擦係合装置の作動の組み合わせにより所望のギヤ段が成
立させられるよく知られた遊星歯車式有段変速機であ
る。
【0011】自動変速機12の油圧制御回路26は、複
数個の電磁弁を備えており、この複数個の電磁弁の作動
の組合わせによって、図3の各変速段に対応した油圧式
摩擦係合装置が作動させられるように構成されている。
数個の電磁弁を備えており、この複数個の電磁弁の作動
の組合わせによって、図3の各変速段に対応した油圧式
摩擦係合装置が作動させられるように構成されている。
【0012】図1の変速用電子制御装置28は、所謂マ
イクロコンピュータから構成されるものであって、各セ
ンサからの信号がそれぞれ供給されるようになってい
る。すなわち、エンジン10には、エンジン回転速度を
検出するエンジン回転センサ30、およびエンジン冷却
水温度を検出する冷却水温度センサ32が設けられてい
る。また、前記エンジン10の吸気配管16には、スロ
ットル弁18がアイドル位置であることを検出するアイ
ドルスイッチ34と、スロットル弁18の開度(%)を
検出するスロットルセンサ36とが設けられている。ま
た、自動変速機12には、図示しないシフトレバーの操
作位置を検出するためのシフト位置センサ38と、変速
機出力軸39の回転とともに回転する歯車状の車速検出
用リング40の回転を磁気抵抗素子などによって検出し
てその回転速度に対応した周期の車速パルスSP1を出
力する第1車速センサ42と、同様に車速検出用リング
40の回転を検出してその回転速度に対応した周期の車
速パルスSP2を出力する第2車速センサ44とが設け
られている。
イクロコンピュータから構成されるものであって、各セ
ンサからの信号がそれぞれ供給されるようになってい
る。すなわち、エンジン10には、エンジン回転速度を
検出するエンジン回転センサ30、およびエンジン冷却
水温度を検出する冷却水温度センサ32が設けられてい
る。また、前記エンジン10の吸気配管16には、スロ
ットル弁18がアイドル位置であることを検出するアイ
ドルスイッチ34と、スロットル弁18の開度(%)を
検出するスロットルセンサ36とが設けられている。ま
た、自動変速機12には、図示しないシフトレバーの操
作位置を検出するためのシフト位置センサ38と、変速
機出力軸39の回転とともに回転する歯車状の車速検出
用リング40の回転を磁気抵抗素子などによって検出し
てその回転速度に対応した周期の車速パルスSP1を出
力する第1車速センサ42と、同様に車速検出用リング
40の回転を検出してその回転速度に対応した周期の車
速パルスSP2を出力する第2車速センサ44とが設け
られている。
【0013】上記車速検出用リング40は、車両の走行
時において車輪とともに回転する回転部材に対応してお
り、第1車速センサ42および第2車速センサ44が正
常であればそれらから出力される第1車速パルスSP1
および第2車速パルスSP2は相互に一致する。また、
上記第1車速センサ42からの第1車速パルスSP1
は、変速用電子制御装置28において車速を示す信号と
して用いられるだけでなく、ドアロックやクルーズコン
トロールのための車速信号として用いられるが、上記第
2車速センサ44からの車速パルスSP2は、変速用電
子制御装置28においてのみ車速信号として用いられ
る。
時において車輪とともに回転する回転部材に対応してお
り、第1車速センサ42および第2車速センサ44が正
常であればそれらから出力される第1車速パルスSP1
および第2車速パルスSP2は相互に一致する。また、
上記第1車速センサ42からの第1車速パルスSP1
は、変速用電子制御装置28において車速を示す信号と
して用いられるだけでなく、ドアロックやクルーズコン
トロールのための車速信号として用いられるが、上記第
2車速センサ44からの車速パルスSP2は、変速用電
子制御装置28においてのみ車速信号として用いられ
る。
【0014】上記変速用電子制御装置28は、A/D変
換器46、入力ポート48、CPU50、RAM52、
ROM54、出力ポート56などを備えたマイクロコン
ピュータであって、RAM52の一時記憶機能を利用し
つつ予めROM54に記憶されたプログラムに従って入
力信号を処理し、自動変速機12の変速段を切り換え
る。変速用電子制御装置28は、通常、予め記憶された
複数種類の変速線図からシフト位置センサ38により検
出された実際のシフト位置に基づいて所定の変速線図を
選択し、選択された変速線図からスロットルセンサ36
により検出される実際のスロットル弁開度θと第1車速
センサ42または第2車速センサ44からの車速パルス
SP1またはSP2に基づいて算出した実際の車速Vに
基づいて変速段を決定し、その変速段が得られるように
前記油圧式摩擦係合装置を作動させるための変速指令を
自動変速機12の油圧制御回路26へ出力する。
換器46、入力ポート48、CPU50、RAM52、
ROM54、出力ポート56などを備えたマイクロコン
ピュータであって、RAM52の一時記憶機能を利用し
つつ予めROM54に記憶されたプログラムに従って入
力信号を処理し、自動変速機12の変速段を切り換え
る。変速用電子制御装置28は、通常、予め記憶された
複数種類の変速線図からシフト位置センサ38により検
出された実際のシフト位置に基づいて所定の変速線図を
選択し、選択された変速線図からスロットルセンサ36
により検出される実際のスロットル弁開度θと第1車速
センサ42または第2車速センサ44からの車速パルス
SP1またはSP2に基づいて算出した実際の車速Vに
基づいて変速段を決定し、その変速段が得られるように
前記油圧式摩擦係合装置を作動させるための変速指令を
自動変速機12の油圧制御回路26へ出力する。
【0015】図4は、上記変速用電子制御装置28の機
能の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、車速判定手段60は、第1車速センサ42からの第
1車速パルスSP1に基づいて算出される第1車速V1
および第2車速センサ44からの第2車速パルスSP2
に基づいて算出される第2車速V2 のいずれが低い値で
あるかを判定する。変速制御手段62は、第1車速V1
および第2車速V2 のいずれか高い方の車速Vに基づい
て自動変速機12の前進ギヤ段をよく知られた変速線図
に基づいて切り換える。また、低車速時制御手段64
は、第1車速V1および第2車速V2 のうちの低い方の
車速Vに基づいて車両が所定の低車速状態であるか否か
を判定し、低車速状態である場合には所定の制御を実行
する。この所定の制御とは、たとえばシフトレバーがD
レンジからRレンジへ操作されたときに低車速状態であ
る場合にのみ後進ギヤ段の成立を許可するリバース禁止
制御や、シフトレバーがRレンジからDレンジへ操作さ
れたときに一時的に第3速への変速出力を行う制御であ
る。
能の要部を説明する機能ブロック線図である。図におい
て、車速判定手段60は、第1車速センサ42からの第
1車速パルスSP1に基づいて算出される第1車速V1
および第2車速センサ44からの第2車速パルスSP2
に基づいて算出される第2車速V2 のいずれが低い値で
あるかを判定する。変速制御手段62は、第1車速V1
および第2車速V2 のいずれか高い方の車速Vに基づい
て自動変速機12の前進ギヤ段をよく知られた変速線図
に基づいて切り換える。また、低車速時制御手段64
は、第1車速V1および第2車速V2 のうちの低い方の
車速Vに基づいて車両が所定の低車速状態であるか否か
を判定し、低車速状態である場合には所定の制御を実行
する。この所定の制御とは、たとえばシフトレバーがD
レンジからRレンジへ操作されたときに低車速状態であ
る場合にのみ後進ギヤ段の成立を許可するリバース禁止
制御や、シフトレバーがRレンジからDレンジへ操作さ
れたときに一時的に第3速への変速出力を行う制御であ
る。
【0016】以下、本実施例の作動の要部、すなわち変
速用電子制御装置28による、第1車速センサ42およ
び第2車速センサ44の使い分けを、図5のフローチャ
ートを用いて説明する。
速用電子制御装置28による、第1車速センサ42およ
び第2車速センサ44の使い分けを、図5のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0017】先ず、ステップSA1では、たとえば第1
車速パルスSP1が4パルス発生する期間すなわち第1
車速パルスSP1の4周期の間の第2車速パルスSP2
の発生数n2 が算出される。続くステップSA2では、
その第2車速パルスSP2の発生数n2 が零であるか否
かが判断される。第2車速センサ44が故障でない限り
上記ステップSA2の判断が否定されるので、ステップ
SA3においては第2車速センサ44からの第2車速パ
ルスSP2を用いて算出される車速Vに基づいてよく知
られた変速制御が実行される。すなわち、予め記憶され
た変速線図から実際のスロットル弁開度θに基づいてア
ップシフト車速およびダウンシフト車速が決定され、第
2車速パルスSP2を用いて算出される実際の車速がそ
のアップシフト車速を越えるとシフトアップ指令が出さ
れてそれまでのギヤ段よりも1つ上のギヤ段が成立させ
られるが、実際の車速がそのダウンシフト車速を越える
とシフトダウン指令が出されてそれまでのギヤ段よりも
1つ下のギヤ段が成立させられる。なお、第1車速セン
サ42が断線等の故障時には、第1車速パルスSP1が
発生しないことから、それが4個発生する期間内に第2
車速パルスSP2が多く発生するので、上記ステップS
A2の判断が否定される。
車速パルスSP1が4パルス発生する期間すなわち第1
車速パルスSP1の4周期の間の第2車速パルスSP2
の発生数n2 が算出される。続くステップSA2では、
その第2車速パルスSP2の発生数n2 が零であるか否
かが判断される。第2車速センサ44が故障でない限り
上記ステップSA2の判断が否定されるので、ステップ
SA3においては第2車速センサ44からの第2車速パ
ルスSP2を用いて算出される車速Vに基づいてよく知
られた変速制御が実行される。すなわち、予め記憶され
た変速線図から実際のスロットル弁開度θに基づいてア
ップシフト車速およびダウンシフト車速が決定され、第
2車速パルスSP2を用いて算出される実際の車速がそ
のアップシフト車速を越えるとシフトアップ指令が出さ
れてそれまでのギヤ段よりも1つ上のギヤ段が成立させ
られるが、実際の車速がそのダウンシフト車速を越える
とシフトダウン指令が出されてそれまでのギヤ段よりも
1つ下のギヤ段が成立させられる。なお、第1車速セン
サ42が断線等の故障時には、第1車速パルスSP1が
発生しないことから、それが4個発生する期間内に第2
車速パルスSP2が多く発生するので、上記ステップS
A2の判断が否定される。
【0018】しかし、第2車速センサ44が断線等の故
障であるために第2車速パルスSP2の発生数n2 が零
である場合には、上記ステップSA2の判断が肯定され
るので、ステップSA4において、第1車速センサ42
からの第1車速パルスSP1を用いて算出される車速V
に基づいてよく知られた変速制御が実行される。上記ス
テップSA2乃至SA4は、前記変速制御手段62に対
応するものであり、第1車速パルスSP1により算出さ
れる第1車速V1 および第2車速パルスSP2により算
出される第2車速V2 のうちの高い方の車速を自動変速
機12の前進ギヤ段を切り換えるための変速制御に用い
るように制御しているのである。
障であるために第2車速パルスSP2の発生数n2 が零
である場合には、上記ステップSA2の判断が肯定され
るので、ステップSA4において、第1車速センサ42
からの第1車速パルスSP1を用いて算出される車速V
に基づいてよく知られた変速制御が実行される。上記ス
テップSA2乃至SA4は、前記変速制御手段62に対
応するものであり、第1車速パルスSP1により算出さ
れる第1車速V1 および第2車速パルスSP2により算
出される第2車速V2 のうちの高い方の車速を自動変速
機12の前進ギヤ段を切り換えるための変速制御に用い
るように制御しているのである。
【0019】続く、車速判定手段60に対応するステッ
プSA5では、第1車速パルスSP1の車速へ換算した
値が第2車速パルスSP2の車速へ換算した値よりも小
さいか否かが判断される。上記ステップSA5の判断が
否定された場合には、第1車速パルスSP1の車速へ換
算した値よりも第2車速パルスSP2の車速へ換算した
値が小さい状態であるので、ステップSA6において、
第2車速センサ44からの第2車速パルスSP2を用い
て算出される車速Vに基づいてリバース禁止制御が実行
される。
プSA5では、第1車速パルスSP1の車速へ換算した
値が第2車速パルスSP2の車速へ換算した値よりも小
さいか否かが判断される。上記ステップSA5の判断が
否定された場合には、第1車速パルスSP1の車速へ換
算した値よりも第2車速パルスSP2の車速へ換算した
値が小さい状態であるので、ステップSA6において、
第2車速センサ44からの第2車速パルスSP2を用い
て算出される車速Vに基づいてリバース禁止制御が実行
される。
【0020】図6は、上記リバース禁止制御の一例を示
している。図のステップSA6−1では、図示しないシ
フトレバーがD、NレンジなどからRレンジへ操作位置
が切り換えられたか否かが判断される。この判断が否定
された場合にはステップSA6−4が実行されて油圧制
御回路26において図示しないリバースインヒビット弁
を通して後進用摩擦係合装置へ作動油が供給されること
が許可されるが、肯定された場合にはステップSA6−
2において第1車速パルスSP1或いは第2車速パルス
SP2から算出される車速Vが予め設定された判断基準
値VR よりも大きいか否かが判断される。この判断基準
値VR は10乃至20km/h程度の値が採用される。上記
ステップSA6−2の判断が否定された場合には低車速
状態であるので、前記ステップSA6−4において後進
ギヤ段の成立が許可される。しかし、ステップSA6−
2の判断が肯定された場合には比較的高車速であって後
進ギヤを成立させると大きいショックが発生するので、
図示しない電磁弁が作動させられることにより油圧制御
回路26のリバースインヒビット弁が切り換えられて後
進ギヤ段の成立が阻止される。
している。図のステップSA6−1では、図示しないシ
フトレバーがD、NレンジなどからRレンジへ操作位置
が切り換えられたか否かが判断される。この判断が否定
された場合にはステップSA6−4が実行されて油圧制
御回路26において図示しないリバースインヒビット弁
を通して後進用摩擦係合装置へ作動油が供給されること
が許可されるが、肯定された場合にはステップSA6−
2において第1車速パルスSP1或いは第2車速パルス
SP2から算出される車速Vが予め設定された判断基準
値VR よりも大きいか否かが判断される。この判断基準
値VR は10乃至20km/h程度の値が採用される。上記
ステップSA6−2の判断が否定された場合には低車速
状態であるので、前記ステップSA6−4において後進
ギヤ段の成立が許可される。しかし、ステップSA6−
2の判断が肯定された場合には比較的高車速であって後
進ギヤを成立させると大きいショックが発生するので、
図示しない電磁弁が作動させられることにより油圧制御
回路26のリバースインヒビット弁が切り換えられて後
進ギヤ段の成立が阻止される。
【0021】図5に戻って、ステップSA5の判断が肯
定された場合には、第1車速パルスSP1の車速へ換算
した値が第2車速パルスSP2の車速へ換算した値より
も小さい状態であるので、ステップSA7において、第
1車速センサ42からの第1車速パルスSP1を用いて
算出される車速Vに基づいて図6のリバース禁止制御が
実行される。すなわち、上記ステップSA6およびSA
7は、低車速時制御手段64に対応するものであって、
第1車速パルスSP1に基づく第1車速V1 と第2車速
パルスSP2に基づく第2車速V2 とのうちの低い方の
車速に基づいてリバース禁止制御を実行させるのであ
る。
定された場合には、第1車速パルスSP1の車速へ換算
した値が第2車速パルスSP2の車速へ換算した値より
も小さい状態であるので、ステップSA7において、第
1車速センサ42からの第1車速パルスSP1を用いて
算出される車速Vに基づいて図6のリバース禁止制御が
実行される。すなわち、上記ステップSA6およびSA
7は、低車速時制御手段64に対応するものであって、
第1車速パルスSP1に基づく第1車速V1 と第2車速
パルスSP2に基づく第2車速V2 とのうちの低い方の
車速に基づいてリバース禁止制御を実行させるのであ
る。
【0022】上述のように、本実施例では、車速判定手
段60に対応するステップSA5により第1車速V1 お
よび第2車速V2 のいずれが低い値であるかが判定さ
れ、低車速時制御手段64に対応するステップSA6お
よびSA7により、第1車速V1 および第2車速V2 の
うちの低い方の車速Vに基づいて車両が低車速であるか
否かが判定され、低車速であると判定される場合には所
定のリバース禁止制御が実行される。
段60に対応するステップSA5により第1車速V1 お
よび第2車速V2 のいずれが低い値であるかが判定さ
れ、低車速時制御手段64に対応するステップSA6お
よびSA7により、第1車速V1 および第2車速V2 の
うちの低い方の車速Vに基づいて車両が低車速であるか
否かが判定され、低車速であると判定される場合には所
定のリバース禁止制御が実行される。
【0023】したがって、本実施例によれば、実際の車
速Vは充分に低いにも拘わらず、上記リバース禁止制御
により後進ギヤ段の成立が阻止されて、運転者がシフト
レバーにより正規の操作をしても後進不能となるおそれ
が好適に解消されて、リバース禁止制御が正常に実行さ
れるのである
速Vは充分に低いにも拘わらず、上記リバース禁止制御
により後進ギヤ段の成立が阻止されて、運転者がシフト
レバーにより正規の操作をしても後進不能となるおそれ
が好適に解消されて、リバース禁止制御が正常に実行さ
れるのである
【0024】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0025】図7は、変速用電子制御装置28の作動の
他の例を示すフローチャートである。図において、ステ
ップSB1では前述のステップSA1と同様にパルス発
生数n2 が算出されるとともに、ステップSB2では、
第2車速パルスSP2の4パルスの発生期間における第
1車速パルスSP1の発生数n1 が算出される。続くス
テップSB3乃至SB5では前述のステップSA2乃至
SA4と同様に変速制御が実行される。続くステップS
B6では、パルス発生数n1 およびn2 の一方が零であ
るか否かが判断される。このステップSB6の判断が否
定された場合には、ステップSB7において前述のステ
ップSA6と同様に、第2車速パルスSP2を用いてリ
バース禁止制御が実行される。しかし、ステップSB6
の判断が肯定された場合にはステップSB8においてリ
バース禁止制御が中止される。これにより、第1車速V
1 および第2車速V2 に相違が発生した場合には、リバ
ース禁止制御が中止されるので、後進不能となるおそれ
が解消される。
他の例を示すフローチャートである。図において、ステ
ップSB1では前述のステップSA1と同様にパルス発
生数n2 が算出されるとともに、ステップSB2では、
第2車速パルスSP2の4パルスの発生期間における第
1車速パルスSP1の発生数n1 が算出される。続くス
テップSB3乃至SB5では前述のステップSA2乃至
SA4と同様に変速制御が実行される。続くステップS
B6では、パルス発生数n1 およびn2 の一方が零であ
るか否かが判断される。このステップSB6の判断が否
定された場合には、ステップSB7において前述のステ
ップSA6と同様に、第2車速パルスSP2を用いてリ
バース禁止制御が実行される。しかし、ステップSB6
の判断が肯定された場合にはステップSB8においてリ
バース禁止制御が中止される。これにより、第1車速V
1 および第2車速V2 に相違が発生した場合には、リバ
ース禁止制御が中止されるので、後進不能となるおそれ
が解消される。
【0026】図8は、本発明の他の実施例における図1
に相当する図である。図において、第2車速センサ44
は、自動変速機12に含まれる回転体たとえばクラッチ
C0のクラッチドラム70の回転を検出してその回転速
度に対応した周期の車速パルスSP2を出力する。クラ
ッチドラム70には、車速パルスSP2を検出するため
に車速検出用リング40と同様に歯車状の外周歯が形成
されている。クラッチドラム70の回転数は出力軸39
とは一致していないが、それらの間の回転速度比および
クラッチドラム70に形成された歯数に基づいて車速V
2 が算出され得る。
に相当する図である。図において、第2車速センサ44
は、自動変速機12に含まれる回転体たとえばクラッチ
C0のクラッチドラム70の回転を検出してその回転速
度に対応した周期の車速パルスSP2を出力する。クラ
ッチドラム70には、車速パルスSP2を検出するため
に車速検出用リング40と同様に歯車状の外周歯が形成
されている。クラッチドラム70の回転数は出力軸39
とは一致していないが、それらの間の回転速度比および
クラッチドラム70に形成された歯数に基づいて車速V
2 が算出され得る。
【0027】図9は、本実施例の変速用電子制御装置2
8の作動を説明するフローチャートである。図のステッ
プSC1では前記ステップSB2と同様にパルス数n1
が算出された後、変速制御手段62に対応するステップ
SC2乃至SC4においては、実質的には第1車速パル
スSP1に基づく第1車速V1 と第2車速パルスSP2
に基づく第2車速V2 とに相違が発生した場合には高い
方の車速に基づいて変速制御が実行される。続くステッ
プSC5では、クラッチドラム70と出力軸39とのギ
ヤ比iと、第2車速パルスSP2の発生周期或いは単位
時間当たりの発生数とから第2車速V2 が算出される。
そして、前記車速判定手段60に対応するステップSC
6では、第2車速V2 が第1車速V1 よりも小さいか否
かが判断される。この判断が否定された場合にはステッ
プSC7において第1車速パルスSP1を用いてリバー
ス禁止制御が実行され、肯定された場合にはステップS
C8において第2車速パルスSP2を用いてリバース禁
止制御が実行される。それらステップSC7およびSC
8は前記低車速時制御手段64に対応している。本実施
例においても、前述の実施例と同様の効果が得られる。
8の作動を説明するフローチャートである。図のステッ
プSC1では前記ステップSB2と同様にパルス数n1
が算出された後、変速制御手段62に対応するステップ
SC2乃至SC4においては、実質的には第1車速パル
スSP1に基づく第1車速V1 と第2車速パルスSP2
に基づく第2車速V2 とに相違が発生した場合には高い
方の車速に基づいて変速制御が実行される。続くステッ
プSC5では、クラッチドラム70と出力軸39とのギ
ヤ比iと、第2車速パルスSP2の発生周期或いは単位
時間当たりの発生数とから第2車速V2 が算出される。
そして、前記車速判定手段60に対応するステップSC
6では、第2車速V2 が第1車速V1 よりも小さいか否
かが判断される。この判断が否定された場合にはステッ
プSC7において第1車速パルスSP1を用いてリバー
ス禁止制御が実行され、肯定された場合にはステップS
C8において第2車速パルスSP2を用いてリバース禁
止制御が実行される。それらステップSC7およびSC
8は前記低車速時制御手段64に対応している。本実施
例においても、前述の実施例と同様の効果が得られる。
【0028】図10は、リバース禁止制御の他の例を示
している。図のステップSA6−11では、シフトレバ
ーがRレンジ位置にあるか否かが判断され、ステップS
A6−12では車速Vが設定値VR より大きいか否かが
判断される。ステップSA6−11の判断が肯定される
か或いはステップSA6−12の判断が否定される場合
には、ステップSA6−14においてシフトレバーがR
レンジへ移動することが許可される。しかし、上記ステ
ップSA6−11の判断が否定され且つステップSA6
−12の判断が肯定された場合には、ステップSA6−
13においてシフトレバーがRレンジへ移動することが
禁止される。このシフトレバーのRレンジへの移動禁止
は、たとえば電磁ソレノイドによって制御される機械的
なロック手段により行われる。
している。図のステップSA6−11では、シフトレバ
ーがRレンジ位置にあるか否かが判断され、ステップS
A6−12では車速Vが設定値VR より大きいか否かが
判断される。ステップSA6−11の判断が肯定される
か或いはステップSA6−12の判断が否定される場合
には、ステップSA6−14においてシフトレバーがR
レンジへ移動することが許可される。しかし、上記ステ
ップSA6−11の判断が否定され且つステップSA6
−12の判断が肯定された場合には、ステップSA6−
13においてシフトレバーがRレンジへ移動することが
禁止される。このシフトレバーのRレンジへの移動禁止
は、たとえば電磁ソレノイドによって制御される機械的
なロック手段により行われる。
【0029】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
【図1】本発明が適用された自動変速機およびその制御
装置の一例の構成を説明する図である。
装置の一例の構成を説明する図である。
【図2】図1の自動変速機の構成を説明する骨子図であ
る。
る。
【図3】図2の自動変速機における複数の摩擦係合装置
の作動の組合わせとそれにより成立するギヤ段との関係
を示す図表である。
の作動の組合わせとそれにより成立するギヤ段との関係
を示す図表である。
【図4】図1の実施例の変速用電子制御装置の機能の要
部を示す機能ブロック線図である。
部を示す機能ブロック線図である。
【図5】図1の実施例の変速用電子制御装置の作動の要
部を説明するフローチャートである。
部を説明するフローチャートである。
【図6】図5のリバース禁止制御ルーチンを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】本発明の他の実施例における図5に相当する図
である。
である。
【図8】本発明の他の実施例における図1に相当する図
である。
である。
【図9】図8の実施例における図5に相当する図であ
る。
る。
【図10】本発明の他の実施例における図6に相当する
図である。
図である。
12:自動変速機 42:第1車速センサ 44:第2車速センサ 60:車速判定手段 62:変速制御手段 64:低車速時制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の前進ギヤ段が成立させられる車両
用自動変速機において、車輪の回転とともに回転する第
1回転部材の回転速度に基づいて第1車速を検出する第
1車速センサと、車輪の回転とともに回転する第2回転
部材の回転速度に基づいて第2車速を検出する第2車速
センサと、前記第1車速および第2車速のいずれか高い
方の車速に基づいて前記前進ギヤ段を切り換える変速制
御手段とを備えた制御装置であって、 前記第1車速および第2車速のいずれが低い値であるか
を判定する車速判定手段と、 前記第1車速および第2車速のうちの低い方の車速に基
づいて車両が低車速であるか否かを判定し、低車速であ
ると判定される場合には所定の制御を実行する低車速時
制御手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機
の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081383A JPH06272757A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 車両用自動変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5081383A JPH06272757A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 車両用自動変速機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06272757A true JPH06272757A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13744780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5081383A Pending JPH06272757A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 車両用自動変速機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06272757A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1001192A3 (de) * | 1998-11-12 | 2002-01-16 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren beim Anwählen einer Gangstufe bei einem Automatikgetriebe |
EP1744084A2 (en) | 2005-07-14 | 2007-01-17 | JATCO Ltd | Control apparatus for automatic transmission |
JP2008174163A (ja) * | 2007-01-20 | 2008-07-31 | Toyota Motor Corp | 車両の動力伝達装置 |
JP2010169238A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機のセンサ異常判定装置 |
US7822524B2 (en) | 2003-12-26 | 2010-10-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular drive system |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5081383A patent/JPH06272757A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1001192A3 (de) * | 1998-11-12 | 2002-01-16 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren beim Anwählen einer Gangstufe bei einem Automatikgetriebe |
US7822524B2 (en) | 2003-12-26 | 2010-10-26 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular drive system |
US7848858B2 (en) | 2003-12-26 | 2010-12-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular drive system |
US7941259B2 (en) | 2003-12-26 | 2011-05-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular drive system |
EP1744084A2 (en) | 2005-07-14 | 2007-01-17 | JATCO Ltd | Control apparatus for automatic transmission |
US7540824B2 (en) | 2005-07-14 | 2009-06-02 | Jatco Ltd | Control apparatus for automatic transmission |
JP2008174163A (ja) * | 2007-01-20 | 2008-07-31 | Toyota Motor Corp | 車両の動力伝達装置 |
JP2010169238A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機のセンサ異常判定装置 |
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