JPH0627255A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

Info

Publication number
JPH0627255A
JPH0627255A JP2417463A JP41746390A JPH0627255A JP H0627255 A JPH0627255 A JP H0627255A JP 2417463 A JP2417463 A JP 2417463A JP 41746390 A JP41746390 A JP 41746390A JP H0627255 A JPH0627255 A JP H0627255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
display device
display
value
shutter plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2417463A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3063171B2 (ja
Inventor
Takashi Kanzaki
隆司 神崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2417463A priority Critical patent/JP3063171B2/ja
Priority to US07/796,698 priority patent/US5202858A/en
Priority to EP91120321A priority patent/EP0488249B1/en
Priority to DE69107584T priority patent/DE69107584T2/de
Publication of JPH0627255A publication Critical patent/JPH0627255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3063171B2 publication Critical patent/JP3063171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字板に開閉可能な表示窓を形成し、この中
の電気光学的表示装置に各種情報を表示する多機能化指
針式電子時計における上記表示窓の開閉機構の有効利用
および上記表示装置に表示されている情報種を容易に認
識ができるようにすることを目的とする。 【構成】 表示窓部7wを開閉するシャッター板8に液
晶表示装置10の下側のみを覆う部分を作り、ここに、
それぞれ各情報種を示す複数の表示体を印刷表示してお
き、液晶表示装置10に表示されている情報種に応じ
て、シャッター板8を回転しそれを示す表示体を特定の
位置(例えば中央部)にもってくる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】文字板に形成された表示窓を通し
て見える電気光学的表示装置に各種情報を表示する指針
式の電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指針式電子時計においては、この
多機能化を図るために、液晶表示装置などの電気光学的
表示装置を文字板上の表示窓部を通して見えるように配
設して、この電気光学的表示装置に、日付、アラーム時
刻、ストップウォッチの計測時間、スケジュール情報、
データバンクの電話番号情報等の情報すなわち機能情報
を切換え表示することが行われている。ところで、この
ような指針式電子時計では、上記電気光学的表示装置に
情報を表示する必要がない場合でも該電気光学的表示装
置が露出されているため、外観を損ねる欠点がある。そ
こで、例えば特開平1−242987に示すごとく、文
字板の表示窓部を開閉する蓋体を設け、液晶表示装置に
情報を表示するときのみ、スイッチ操作でパルスモータ
を駆動して蓋体を移動させる電子時計等が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係る電子時計は、蓋体が所定位置に開口が形成され
ている円板状のもので、スイッチ操作で蓋体の開口と文
字板の表示窓部とを一致させて液晶表示装置を露出せし
めるだけのものであり、単に液晶表示装置を隠すためだ
けに蓋体、パルスモータ、回転伝達歯車等を備えること
になり、機能、コスト、大きさを考えると無駄がある。
また、上述の如き電子時計すなわち多機能化され各機能
に係る情報を電気光学的表示装置に表示する指針式電子
時計では、一般に表示中の情報がどの情報かを明にする
ために電気光学的表示装置に小さいモード表示体を設け
ているが、一般にこのモード表示体による表示は分かり
にくく、読み間違えるおそれがある。本発明は上記事情
に鑑みてなされたもので、表示窓部を開閉するシャッタ
ー板及びその駆動装置の有効利用を計ると共に、電気光
学的表示装置でどの機能の情報が表示されているかが分
かりやすく、電子時計を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示窓部を開
閉するシャッター板に、それぞれ前記複数の機能を示す
複数の機能表示体を設け、特定機能が選択されたとき
に、シャッター板を移動して上記機能表示体のうち選択
された機能を示すものを所定の位置に明示するような手
段を講じている。
【0005】
【実施例】構成 まず、本実施例の表示の変遷を示す図7(a)により、
本実施例の外観構成を説明する。時計ケース1の前面に
は時計ガラス2で覆われた指針表示部3が配されてお
り、この指針表示部3には、時針4、分針5及び文字板
7が設けられている。また、文字板7には、指針の回転
中心を中心とし、中心角が略90゜の幅広円弧状の表示
窓部7wが形成されており、この表示窓部7wの後方に
は、表示窓部7wを介して全面を見ることができる液晶
表示装置10(同図には図示せず)が配されている。更
に該液晶表示装置10前方で文字板7の後方には、指針
の回転中心を中心として回転可能に取付けられ表示窓部
7wを開閉するシャッター板8が設けられている。ま
た、時計ケース1の側面には4個の押釦スイッチSA、
SB、SM、SNおよびバンド取付部11が設けられて
いる。
【0006】図1は本実施例の要部断面図である。すな
わち本実施例では文字板7がピン13によって固定され
ているハウジング12内には時針4、分針5を駆動する
指針駆動部15とシャッター板8を回転駆動するシャッ
ター回転駆動部16とが設けられている。まず、指針駆
動部15の方から説明すると、地板17と輪列受け18
の間には、指針駆動用ステップモータ19、中間車2
1、2番車23及び3番車25が回転可能に取付けられ
ており、指針駆動用ステップモータ19のロータかな2
0が中間車21に噛合い、中間車かな22と2番車23
が噛合っており、この2番車23の軸23aは地板1
7、受板29および文字板7にそれぞれ形成された貫通
孔を貫通して文字板7上に突出しその先端には分針5が
取付けられている。また、上記2番車23の2番車かな
24は3番車25と噛合い、3番車かな26は地板17
上に突出して筒車27と噛合い、この筒車27の筒軸2
7aは、上記2番車23の軸23aに回転可能に取付け
られて、文字板7上に突出して、その先端には、時針4
が取付けられている。他方、シャッター回転駆動部16
の方においては、受板29と輪列受け18の間にシャッ
ター板回転用ステップモータ30が取付けられており、
このシャッター板回転用ステップモータ30のロータか
な31には第1歯車32が噛合い、第1歯車かな33は
受板29と地板17の間に取付けられている第2歯車3
4に噛合っている。そしてこの第2歯車34の第2歯車
かな35は受板29上に突出して第3歯車36と噛合
い、この第3歯車36の第3歯車筒軸36aは、筒車2
7の筒軸27aに回転可能に取付けられ、その先端部に
は、シャッター板8が取付けられている。なお、液晶表
示装置10は、インターコネクタ40、41により、回
路基板42上のLSI43に電気的に接続しており、回
路基板42は、ハウジング12に固定されている。
【0007】図2はシャッター板8の構成および液晶表
示装置10における表示体配列、並びにシャッター板8
と液晶表示装置10の位置関係を示す図である。すなわ
ちハウジング12内には中心部に前記第3歯車筒軸36
aが配され、これを中心として回転可能にシャッター板
8が取付けられ、このシャッター板8の後方には12時
の位置すなわち、前述の表示窓部7wと重なる位置(な
お、同図においては表示窓部7wの位置を一点鎖線で示
している)に、該表示窓部7wと同一形状で若干大きい
液晶表示装置10が設置されている。また、シャッター
板8は、液晶表示装置10の全面を覆い中心角が90゜
の扇形をした第1マスク部8aと、液晶表示装置10の
全面を露出する半径の小さい扇形をし中心角が90゜の
中間部8bと、液晶表示装置10の下側部のみを覆う半
円状の第2マスク部8cとからなる。そして、第2マス
ク部8cの中心部、外周近傍(該第2マスク部8cが液
晶表示装置10の下側部を覆うとき表示窓部7wから露
出する部分)には、STの文字が印刷されてなるストッ
プウォッチモード表示体46が配され、また該ストップ
ウォッチモード表示体46の左側30゜の位置にはAL
の文字が印刷表示されてなるアラーム時刻表示モード表
示体45が配され、また、上記ストップウォッチモード
表示体46の右側30゜の位置にはTRの文字が印刷さ
れてなるタイマモード表示体47が配されている。液晶
表示装置10の上側部(第2マスク部8cによって覆わ
れない部分)には、時間又は時刻表示用の7セグメント
表示体が6桁分だけ配設されており、また、液晶表示装
置10の下側部(第2マスク部8cにより覆われる部
分)には、図示しない日付表示用の7セグメント表示体
が4桁分だけ配設されている。
【0008】図3は、本実施例の回路構成を示すもので
ある。すなわち本実施例は、CPU50を中心に他の回
路部がこれに接続する構成となっている。CPU50
は、送られてくるデータを処理・加工して創出すると共
に各回路部に信号を送って、それらを制御する回路であ
る。発振回路51は、常時、一定周波数の信号を送出し
ている回路である。分周回路52は、発振回路51から
の信号を分周して100Hz信号および1Hz信号を得
て前者をストップウォッチ制御回路57、後者を計時計
数回路56および減算タイマ制御回路59に送出する回
路部である。計時計数回路56は1分周期の信号(1P
/M)をモータ駆動回路53へ送出している。モータ駆
動回路53は、分周回路52からの1P/M信号を得
て、指針駆動用ステップモータ19を駆動する回路であ
り、指針駆動用ステップモータ19は、モータ駆動回路
53に駆動されて回転して回転力を輪列機構54を介し
て指針55に与え該指針55を運針する。計時計数回路
56は、上記分周回路52からの1Hz信号を計数し
て、現在時刻Tおよび当日の日付Dを得て、これらをC
PU50に送出する回路である。減算タイマ制御回路5
9は、CPU50からの信号を受けて分周回路52から
の1Hz信号を減算タイマ計数回路60に送出する回路
で、減算タイマ計数回路60は、CPU50から送られ
てきた時間が設定され、減算タイマ制御回路59からの
前記1Hz信号が送られてくる度に、設定されている時
間を1秒だけ短かいものにすると共にその短かいものに
した残り時間をCPU50に送出する回路である。スト
ップウォッチ制御回路57は、CPU50からの信号を
受けて分周回路52からの100Hz信号をストップウ
ォッチ計数回路58に送出する回路であり、ストップウ
ォッチ計数回路58は送られてくる100Hz信号を計
数して経過時間を計測して、これをCPU50に送出す
る回路である。RAM61は、CPU50に制御され
て、CPU50からのデータを記憶し、また記憶してい
るデータをCPU50に送出する回路である。該RAM
61中のモードレジスタNはモードを指定するレジスタ
で、その値が0のときは、表示窓部7wをシャッター板
8で塞ぎ、時針4、分針5だけで現在時刻を表示する通
常モードを指定し、1のときは、表示窓部7wを全面開
いて液晶表示装置10に計時計数回路56からの現在時
刻T、日付Dを表示する時刻モードを指定し、2のとき
は、液晶表示装置10の上側部のみを露出して、ここ
に、各種データを表示する他機能モードを指定する。ま
たモードレジスタMは、上記他機能モードに属するアラ
ーム時刻表示モード、ストップウォッチモードおよびタ
イマモードを選択指定するレジスタで、設定値が0のと
きにアラーム時刻表示モード、1のときにストップウォ
ッチモード、2のときにタイマモードをそれぞれ指定す
る。位置レジスタSRは、シャッター板8の回転位置を
示すステップ値を記憶するレジスタで、該ステップ値
は、シャッター板8の第1マスク部8aが液晶表示装置
10上にきて、該液晶表示装置10の全面を覆っている
状態において0であり、以後、シャッター板8が3゜左
回転する度に1だけ大きくなっていき(すなわち1周1
20ステップとなっている)、他方、3゜右回転する度
に1だけ小さくなっていく。またアラーム時刻レジスタ
ALTはアラーム時刻が入力された場合に、これを記憶
するレジスタである。スイッチ部62は前述の押釦スイ
ッチSN等を備え、それらのいずれかが操作されたとき
に、対応するスイッチ入力信号をCPU50に送出する
回路部である。モータ駆動回路62は、CPU50から
の信号を受けて、その都度、シャッター板回転用ステッ
プモータ30を所定角度だけ回転駆動する回路であり、
シャッター板回転用ステップモータ30の回転は、輪列
機構64を介して、シャッター板8に与えられ、このシ
ャッター板8を回転せしめる。なお、この場合、シャッ
ター板8は、CPU50から信号L又はRが送出されて
くる毎に、3゜(すなわち360゜/120ステップ)
だけ左又は右回転する。表示駆動回路65は、CPU5
0からの表示開始信号DSにより駆動を開始してCPU
50からのデータを液晶表示装置10に表示せしめると
共に、CPU50からの表示停止信号DEを受けて、該
動作を停止する回路である。
【0009】動作 次に以上の如くに構成された本実施例の動作を説明す
る。
【0010】図4は、本実施例の動作の概要を示すジェ
ネラルフローチャートである。すなわち、ステップS1
ではスイッチ入力があったかを調べ、スイッチ入力があ
ったときは、それに対応するスイツチ処理(ステップS
2)を実行した後、また、スイッチ入力がなかったとき
は、直接、ステップS3のアラーム処理に進む。該アラ
ーム処理では、計時計数回路56からの日付D、および
現在時刻Tに基づき、アラーム時刻レジスタALTに記
憶しているアラーム時刻に至ったかを調べ、至っている
ときは、シャッター板8を回転して液晶表示装置10を
全開して、この液晶表示装置10にそのアラーム時刻を
点滅表示する。次いでステップS4では、モードレジス
タNには0以外の値がセットされており、通常モード以
外のモードになっているかを判断し、通常モード以外の
ときは液晶表示装置10に各種データを表示する表示処
理(ステップS5)を実行した後、また通常モードのと
きは、直接、ステップS1に戻り、以後、同様の動作を
繰返す。図5は、上記スイツチ処理(ステップS2)を
詳細に示すフローチャートであり、また図6は、上記表
示処理(ステップS5)を詳細に示すフローチャートで
ある。以下、各種状態においての動作を説明する。
【0011】例えば、いま、モードレジスタNに0がセ
ットされており、通常モードで、位置レジスタSRには
0がセットされており、図7(a)に示すように表示窓
部7wの全部がシャッター板8の第1マスク部8aによ
り塞がれているものとする。この場合は、スイッチ操作
がないかぎり、その旨をステップS1で確認し前述のア
ラーム処理(ステップS3)を行なって次いでステップ
S4でモードレジスタNに0がセットされていること、
すなわち通常モードになっていることを判断してステッ
プS1に戻るという動作を繰返す。
【0012】上記通常モードから時刻モードにモードを
切換えるには、押釦スイッチSNを操作するが、このと
き該操作を受けてステップS1からステップS2すなわ
ち図5のスイッチ処理に進み、スイッチS10で押釦ス
イッチSNの操作を検出し、モードレジスタNの値を1
だけ大きい値すなわち1として、上記時刻モードとする
(ステップS11)。次いでモードレジスタNの値は未
だ2を超えていないことを判断して(ステップS1
2)。モードレジスタNの値は1になっていることを判
断して(ステップS14)。ステップS20以降の処理
へと進む。そして、モータ駆動回路63に信号Lを与え
てシャッター板回転用ステップモータ30を所定角度だ
け回転しシャッター板8を1ステップ分だけ左回転すな
わち正転させ(ステップS20)、該回転を記憶すべく
位置レジスタSRの値を1だけ大きいものとし(ステッ
プS21)、位置レジスタSRの値が30になったかを
調べる(ステップS22)という動作を位置レジスタS
Rの値が30になるまで繰返す。位置レジスタSRの値
が30に至って、シャッター板8が先の通常モードのと
きより90゜だけ左回転し液晶表示装置10の全面が表
示窓部7wから露出するに至ったときは、それをステッ
プS22で検出してステップS23に進んで、表示駆動
回路65に表示開始信号DSを送って液晶表示装置10
を表示可能状態とする。然る後、図4のステップS3、
S4を経てステップS5すなわち図6の表示処理に進
み、モードレジスタNの値が1で時刻モードになってい
ることを判断して(ステップS60)、計時計数回路5
6からの現在時刻Tおよび日付Dを液晶表示装置10の
上段および下段に表示して、図4のステップS1に戻
る。而して、例えば現在、10月15日の10時35分
26秒のときは、液晶表示装置10の表示は図7(b)
に示す如くになる。
【0013】上記時刻モードから、前述の他機能モード
にモードを切換えるには、押釦スイッチSNを操作す
る。このとき、該操作を前記同様に図5のステップS1
0で検出し、モードレジスタNの値を1だけ大きい値す
なわち2とし、ステップS12を経てステップS14に
進み、モードレジスタNの値が2になっていることを判
断し、ステップS25以降のステップに進む。そして、
モータ駆動回路63に信号Lを送ってシャッター板回転
用ステップモータ30すなわちシャッター板8を1ステ
ップだけ正転せしめ(ステップS25)、該回転を記憶
すべく位置レジスタSRの値を1だけ大きくし(ステッ
プS26)、位置レジスタSRのステップ値が、その時
点のモードレジスタMの値を10倍したものに65を加
えた値になっていないことを判断して(ステップS2
7)ステップS25に戻る。なお、上記モードレジスタ
Mの値を10倍したものに65を加えた値は、モードレ
ジスタMの値が0でアラーム時刻表示モードのときは、
65となり、このときシャッター板8は通常モードのと
きより195゜(すなわち65×3゜)だけ左回転した
位置すなわち、第2マスク部8cのアラーム時刻表示モ
ード表示体45が表示窓部7wの中央部下方に表示さ
れ、モードレジスタMの値が1でストップウォッチモー
ドのときは75となり、このときシャッター板8は通常
モードのときより225゜(すなわち75×3゜)だけ
左回転した位置すなわち、第2マスク部8cのストップ
ウォッチモード表示体46が表示窓部7wの中央部下方
に表示され、またモードレジスタMの値が2タイマーモ
ードのときは85となり、このときシャッター板8は通
常モードのときより255゜(すなわち85×3゜)だ
け左回転した位置すなわち、第2マスク部8cのタイマ
モード表示体47が表示窓部7wの中央部下方に表示さ
れる。上記の如くして、ステップS25に戻った後は、
前記同様にシャッター板8を1ステップだけ左回転して
位置レジスタSRのステップ数を1だけ大きくして、位
置レジスタSRのステップ数がその時点のモードレジス
タMの値により指定される上記の値になったかを調べる
動作を繰返す(ステップS25〜S27)。そして位置
レジスタSRのステップ数がモードレジスタMによって
指定されている上記の値になったときは、それをステッ
プS27で検出し、図4のステップS3、S4を経て表
示処理(ステップS5すなわち図6)に進み、ステップ
S60を経てステップS62に進む。該ステップS62
では、モードレジスタMの値が0、1、2のいずれかす
なわち、他機能モードのうちのアラーム時刻表示モー
ド、ストップウォッチモード、タイマモードのいずれが
指定されているかを調べ、指定されているモードに応じ
て各種データを液晶表示装置10に表示する(ステップ
S63〜S65)。すなわち、モードレジスタMの値が
0でアラーム時刻表示モードが指定されているときは、
アラーム時刻レジスタALTのアラーム時刻を表示し
(ステップS63)、モードレジスタMの値が1でスト
ップウォッチモードが指定されているときは、ストップ
ウォッチ計数回路58からのストップウォッチ計測時間
STTを表示し(ステップS64)、モードレジスタM
の値が2でタイマモードが指定されているときは、減算
タイマ計数回路60からのタイマ残り時間TRTを表示
する(ステップS65)。なお、この場合、上記各デー
タは液晶表示装置10の上側の時刻表示用の比較的大き
い7セグメント表示体で表示され、その下側の日付表示
用の比較的小さい7セグメント表示体は、シャッター板
8の第1マスク部8cにより覆われるが、この際、前述
の如く、第1マスク部8cに印刷表示されているアラー
ム時刻表示モード表示体45、ストップウォッチモード
表示体46、タイマモード表示体47が、対応するモー
ドに応じて表示窓部7wの中央部に位置するので、表示
中のデータがどのモードに係るものかが容易に認識でき
ることになる。例えば、いま、モードレジスタMに1が
セットされており、ストップウォッチモードになってい
るとすると、図8(a)に示すように液晶表示装置10
の上側にストップウォッチ計測時間STT(この場合、
未だ計測前であるので0時間0分0秒となっている)が
表示され、その下方にはシャッター板8の第1マスク部
8cのストップウォッチモード表示体46が示される。
【0014】以上の如くして、他機能モードとし、該他
機能モードの中のアラーム時刻表示モード、ストップウ
ォッチモード、タイマモードのいずれかになったとし
て、該状態から他機能モード中の他のモードに切換える
ときは押釦スイッチSMを操作する。例えばいま、図8
(a)に示す状態すなわちストップウォッチモードにな
っているとして、タイマモードにすべく上記の如く押釦
スイッチSMを操作したときは、図5のステップS30
で該操作を検出し、モードレジスタMの値を1だけ大き
い2としてタイマモードとし(ステップS31)、モー
ドレジスタMの値が2を超えていないことを判断し(ス
テップS32)、モードレジスタMの値が2であること
を判断してステップS43以降のステップに進む。次い
でステップS43〜S45の処理では、位置レジスタS
Rのステップ値が85になるまで、すなわち第1マスク
部8cのタイマモード表示体47が表示窓部7wの中央
部に位置するまで、モータ駆動回路63に信号Lを送っ
てはシャッター板回転用ステップモータ30すなわちシ
ャッター板8を1ステップだけ左回転し、位置レジスタ
SRのステップ値を1だけ大きいものとする動作を繰返
す。そして位置レジスタSRのステップ値が85になり
タイマモード表示体47が表示窓部7wの中央に位置す
るに至ったときは、ステップS45から図4のステップ
S3、S4を経て表示処理(ステップS5すなわち図
6)のステップS62で既にモードレジスタMの値は2
でタイマモードになっていることを確認して、ステップ
S65では減算タイマ計数回路60からのタイマ残り時
間TRTを表示する(ただしこの場合は、タイマ時間を
設定する前なので0分が表示される)。これにより本実
施例は、減算タイマとして機能することになるが、計測
すべきタイマ時間を設定するときは、押釦スイッチSA
を操作して行なう。このとき、該操作に応じて、図5の
ステップS50でタイマ時間を減算タイマ計数回路60
に設定する動作が行なわれる。また、計測開始、終了等
に際しては押釦スイッチSBを操作して行なうが、この
場合も、上記ステップS50で減算タイマ制御回路59
に信号を送って実行されるが、計測開始後、タイマの残
り時間TRTが60分になったときは、液晶表示装置1
0には図8(b)の如き表示がなされる。
【0015】また、他機能モード内で上記タイマモード
からアラーム時刻表示モードにモードを切換えるには、
更に、押釦スイッチSMを操作する。このとき該操作を
ステップS30で検出し、モードレジスタMの値を1だ
け大きい3とし(ステップS31)、既にモードレジス
タMの値が2を超えていることを判断し(ステップS3
2)、その上でモードレジスタMの値を0に戻し(ステ
ップS33)、既にモードレジスタMの値を0でアラー
ム時刻表示モードになっていることを判断して(ステッ
プS34)、ステップS35以降の処理へと進む。ステ
ップS35〜S37では、位置レジスタSRのステップ
値が65になるまですなわち第1マスク部8cのアラー
ム時刻表示モード表示体45が表示窓部7wの中央部に
位置するまで、モータ駆動回路63に信号Rを送っては
シャッター板回転用ステップモータ30すなわちシャッ
ター板8を1ステップだけ逆転すなわち右回転し位置レ
ジスタSRの値を1だけ小さいものとする動作を繰返
す。そして、位置レジスタSRのステップ値が65にな
りアラーム時刻表示モード表示体45が表示窓部7wの
中央に位置したときはステップS37から図4のステッ
プS3、S4、図6のステップS60、S62を経てス
テップS63に進み、液晶表示装置10にアラーム時刻
レジスタALTに設定されているアラーム時刻を表示す
る。この場合も上記の如く、アラーム時刻表示モード表
示体45が表示窓部7wの中央部に位置しているので表
示中のデータがアラーム時刻である旨が容易に分かる。
【0016】更に上記アラーム時刻表示モードからスト
ップウォッチモードにするには、押釦スイッチSMを操
作する。このとき該操作をステップS30で検出し、モ
ードレジスタMの値を1だけ大きい1として、ステップ
S32を経て、ステップS34でモードレジスタMの値
は既に1となっておりストップウォッチモードになって
いることを判断して、ステップS40以降の処理へと進
む。ステップS40〜S42では位置レジスタSRのス
テップ値が75になるまで、モータ駆動回路63に信号
Lを送ってシャッター板回転用ステップモータ30すな
わちシャッター板8を1ステップだけ左回転(正回転)
しては位置レジスタSRのステップ値を1だけ大きいも
のとする動作を繰返す。そして位置レジスタSRのステ
ップ値が75になり第2マスク部8cのストップウォッ
チモード表示体46が表示窓部7wの中央部に位置する
に至ったときは、ステップS42から図4のステップS
3、S4、図6のステップS60、S62を経てステッ
プS64に進み、ストップウォッチ計数回路58からの
ストップウォッチ計測時間STTを液晶表示装置10に
表示する(図8(a)参照、なお、この場合、計測開始
前なのでストップウォッチ計測時間STTは0時間0分
0秒となり、これが表示される)。なお、ストップウォ
ッチとしての計測を開始或いは停止するときは押釦スイ
ッチSAを操作するが、この場合は、図5のステップS
50で上記開始或いは停止に係る処理が実行される。
【0017】また、上記ストップウォッチモード等から
なる他機能モードから前述の通常モードに戻るには、押
釦スイッチSNを操作する。このとき該操作を図5のス
テップS10で検出し、モードレジスタNの値を1だけ
大きい3とし(ステップS11)、該モードレジスタN
の値が既に2を超えていることを判断し(ステップS1
2)、その上でモードレジスタNの値を0に戻して、上
記通常モードとする。然る後、モードレジスタNの値が
0で通常モードになっていることを判断して(ステップ
S14)、ステップ15以後の処理へと進む。ステップ
S15〜S17では、位置レジスタSRのステップ値が
120となり液晶表示装置10の全面がシャッター板8
の第1マスク部8aにより覆われるに至るまで、モータ
駆動回路63に信号Lを送ってシャッター板回転用ステ
ップモータ30すなわちシャッター板8を1ステップ左
回転(正転)せしめては、位置レジスタSRのステップ
値を1だけ大きいものとする動作を繰返す。そして位置
レジスタSRのステップ値が120に達し液晶表示装置
10が第1マスク部8aによって覆われ、図7(a)に
示すようになったときは、ステップS17からステップ
S18に進み位置レジスタSRを0に戻しておき、さら
に、表示駆動回路65に表示停止信号DEを送出し液晶
表示装置10の表示動作を停止せしめる。また、上記動
作の後には、図4のステップS3、S4を経てステップ
S1に戻り、以後、前記通常モードの動作が繰返される
ことになる。なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0018】例えば、本実施例では、表示中の情報の情
報種を示す表示体を情報表示用の表示窓部内に表示する
ようにしたが、これに限定されず、図9に分解図を示す
ように情報表示用の表示窓部7wとは別個に文字板7上
に設けたモード表示窓部7wm内に、シャッター板8に
印刷表示されたモード表示体を表示するようにしてもよ
い。
【0019】更に、本実施例では、シャッター板は回転
移動するものであったが、これを平行移動して表示窓部
を開閉するようにしてもよいことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】この発明は、以上詳述したように、表示
窓部を開閉するシャッター板に、複数の機能を示す複数
の機能表示体を設け、特定機能が選択されたときに、シ
ャッター板を移動して上記機能表示体のうち選択された
機能を示すものを所定の位置に明示するようにした電子
時計に係るものであるから、表示窓部を開閉するために
設けられた機構等の有効利用が図れ、かつ表示中の情報
の情報種を極めて容易に認識できる電子時計の提供を可
能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部断面図。
【図2】上記実施例におけるシャッター板の構成、液晶
表示装置の表示体配設状態等を示す図。
【図3】上記実施例の回路構成を示す図。
【図4】上記実施例の動作の概要を示すジェネラルフロ
ーチャート。
【図5】上記図4中のスイッチ処理を詳細に示すフロー
チャート。
【図6】上記図4中の表示処理を詳細に示すフローチャ
ート。
【図7〜図8】モード変遷に伴う表示等の変化を示す
図。
【図9】本発明の他の実施例を説明するための図。
【符号の説明】
7 文字板 7w 表示窓部 8 シャッター板 8a 第1マスク部 8b 中間部 8c 第2マスク部 10 液晶表示装置 45 アラーム時刻表示モード表示体 46 ストップウォッチモード表示体 47 タイマモード表示体 N モードレジスタ M モードレジスタ SR 位置レジスタ ALT アラーム時刻レジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】文字板に形成された表示窓を通し
て見える電気光学的表示装置に各種情報を表示する指針
式の電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指針式電子時計においては、この
多機能化を図るために、液晶表示装置などの電気光学的
表示装置を文字板上の表示窓部を通して見えるように配
設して、この電気光学的表示装置に、日付、アラーム時
刻、ストップウォッチの計測時間、スケジュール情報、
データバンクの電話番号情報等の情報すなわち機能情報
を切換え表示することが行われている。ところで、この
ような指針式電子時計では、上記電気光学的表示装置に
情報を表示する必要がない場合でも該電気光学的表示装
置が露出されているため、外観を損ねる欠点がある。そ
こで、例えば特開平1−242987に示すごとく、文
字板の表示窓部を開閉する蓋体を設け、液晶表示装置に
情報を表示するときのみ、スイッチ操作でパルスモータ
を駆動して蓋体を移動させる電子時計等が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係る電子時計は、蓋体が所定位置に開口が形成され
ている円板状のもので、スイッチ操作で蓋体の開口と文
字板の表示窓部とを一致させて液晶表示装置を露出せし
めるだけのものであり、単に液晶表示装置を隠すためだ
けに蓋体、パルスモータ、回転伝達歯車等を備えること
になり、機能、コスト、大きさを考えると無駄がある。
また、上述の如き電子時計すなわち多機能化され各機能
に係る情報を電気光学的表示装置に表示する指針式電子
時計では、一般に表示中の情報がどの情報かを明にする
ために電気光学的表示装置に小さいモード表示体を設け
ているが、一般にこのモード表示体による表示は分かり
にくく、読み間違えるおそれがある。本発明は上記事情
に鑑みてなされたもので、表示窓部を開閉するシャッタ
ー板及びその駆動装置の有効利用を計ると共に、電気光
学的表示装置でどの機能の情報が表示されているかが分
かりやすく、電子時計を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、表示窓部を開
閉するシャッター板に、それぞれ前記複数の機能を示す
複数の機能表示体を設け、特定機能が選択されたとき
に、シャッター板を移動して上記機能表示体のうち選択
された機能を示すものを所定の位置に明示するような手
段を講じている。
【0005】
【実施例】構成 まず、本実施例の表示の変遷を示す図7(a)により、
本実施例の外観構成を説明する。時計ケース1の前面に
は時計ガラス2で覆われた指針表示部3が配されてお
り、この指針表示部3には、時針4、分針5及び文字板
7が設けられている。また、文字板7には、指針の回転
中心を中心とし、中心角が略90°の幅広円弧状の表示
窓部7wが形成されており、この表示窓部7wの後方に
は、表示窓部7wを介して全面を見ることができる液晶
表示装置10(同図には図示せず)が配されている。更
に該液晶表示装置10前方で文字板7の後方には、指針
の回転中心を中心として回転可能に取付けられ表示窓部
7wを開閉するシャッター板8が設けられている。ま
た、時計ケース1の側面には4個の押釦スイッチSA、
SB、SM、SNおよびバンド取付部11が設けられて
いる。
【0006】図1は本実施例の要部断面図である。すな
わち本実施例では文字板7がピン13によって固定され
ているハウジング12内には時針4、分針5を駆動する
指針駆動部15とシャッター板8を回転駆動するシャッ
ター回転駆動部16とが設けられている。まず、指針駆
動部15の方から説明すると、地板17と輪列受け18
の間には、指針駆動用ステップモータ19、中間車2
1、2番車23及び3番車25が回転可能に取付けられ
ており、指針駆動用ステップモータ19のロータかな2
0が中間車21に噛合い、中間車かな22と2番車23
が噛合っており、この2番車23の軸23aは地板1
7、受板29および文字板7にそれぞれ形成された貫通
孔を貫通して文字板7上に突出しその先端には分針5が
取付けられている。また、上記2番車23の2番車かな
24は3番車25と噛合い、3番車かな26は地板17
上に突出して筒車27と噛合い、この筒車27の筒軸2
7aは、上記2番車23の軸23aに回転可能に取付け
られて、文字板7上に突出して、その先端には、時針4
が取付けられている。他方、シャッター回転駆動部16
の方においては、受板29と輪列受け18の間にシャッ
ター板回転用ステップモータ30が取付けられており、
このシャッター板回転用ステップモータ30のロータか
な31には第1歯車32が噛合い、第1歯車かな33は
受板29と地板17の間に取付けられている第2歯車3
4に噛合っている。そしてこの第2歯車34の第2歯車
かな35は受板29上に突出して第3歯車36と噛合
い、この第3歯車36の第3歯車筒軸36aは、筒車2
7の筒軸27aに回転可能に取付けられ、その先端部に
は、シャッター板8が取付けられている。なお、液晶表
示装置10は、インターコネクタ40、41により、回
路基板42上のLSI43に電気的に接続しており、回
路基板42は、ハウジング12に固定されている。
【0007】図2はシャッター板8の構成および液晶表
示装置10における表示体配列、並びにシャッター板8
と液晶表示装置10の位置関係を示す図である。すなわ
ちハウジング12内には中心部に前記第3歯車筒軸36
aが配され、これを中心として回転可能にシャッター板
8が取付けられ、このシャッター板8の後方には12時
の位置すなわち、前述の表示窓部7wと重なる位置(な
お、同図においては表示窓部7wの位置を一点鎖線で示
している)に、該表示窓部7wと同一形状で若干大きい
液晶表示装置10が設置されている。また、シャッター
板8は、液晶表示装置10の全面を覆い中心角が90°
の扇形をした第1マスク部8aと、液晶表示装置10の
全面を露出する半径の小さい扇形をし中心角が90°の
中間部8bと、液晶表示装置10の下側部のみを覆う半
円状の第2マスク部8cとからなる。そして、第2マス
ク部8cの中心部、外周近傍(該第2マスク部8cが液
晶表示装置10の下側部を覆うとき表示窓部7wから露
出する部分)には、STの文字が印刷されてなるストッ
プウォッチモード表示体46が配され、また該ストップ
ウォッチモード表示体46の左側30°の位置にはAL
の文字が印刷表示されてなるアラーム時刻表示モード表
示体45が配され、また、上記ストップウォッチモード
表示体46の右側30°の位置にはTRの文字が印刷さ
れてなるタイマモード表示体47が配されている。液晶
表示装置10の上側部(第2マスク部8cによって覆わ
れない部分)には、時間又は時刻表示用の7セグメント
表示体が6桁分だけ配設されており、また、液晶表示装
置10の下側部(第2マスク部8cにより覆われる部
分)には、図示しない日付表示用の7セグメント表示体
が4桁分だけ配設されている。
【0008】図3は、本実施例の回路構成を示すもので
ある。すなわち本実施例は、CPU50を中心に他の回
路部がこれに接続する構成となっている。CPU50
は、送られてくるデータを処理・加工して創出すると共
に各回路部に信号を送って、それらを制御する回路であ
る。発振回路51は、常時、一定周波数の信号を送出し
ている回路である。分周回路52は、発振回路51から
の信号を分周して100Hz信号および1Hz信号を得
て前者をストップウォッチ制御回路57、後者を計時計
数回路56および減算タイマ制御回路59に送出する回
路部である。計時計数回路56は1分周期の信号(1P
/M)をモータ駆動回路53へ送出している。モータ駆
動回路53は、分周回路52からの1P/M信号を得
て、指針駆動用ステップモータ19を駆動する回路であ
り、指針駆動用ステップモータ19は、モータ駆動回路
53に駆動されて回転して回転力を輪列機構54を介し
て指針55に与え該指針55を運針する。計時計数回路
56は、上記分周回路52からの1Hz信号を計数し
て、現在時刻Tおよび当日の日付Dを得て、これらをC
PU50に送出する回路である。減算タイマ制御回路5
9は、CPU50からの信号を受けて分周回路52から
の1Hz信号を減算タイマ計数回路60に送出する回路
で、減算タイマ計数回路60は、CPU50から送られ
てきた時間が設定され、減算タイマ制御回路59からの
前記1Hz信号が送られてくる度に、設定されている時
間を1秒だけ短かいものにすると共にその短かいものに
した残り時間をCPU50に送出する回路である。スト
ップウォッチ制御回路57は、CPU50からの信号を
受けて分周回路52からの100Hz信号をストップウ
ォッチ計数回路58に送出する回路であり、ストップウ
ォッチ計数回路58は送られてくる100Hz信号を計
数して経過時間を計測して、これをCPU50に送出す
る回路である。RAM61は、CPU50に制御され
て、CPU50からのデータを記憶し、また記憶してい
るデータをCPU50に送出する回路である。該RAM
61中のモードレジスタNはモードを指定するレジスタ
で、その値が0のときは、表示窓部7wをシャッター板
8で塞ぎ、時針4、分針5だけで現在時刻を表示する通
常モードを指定し、1のときは、表示窓部7wを全面開
いて液晶表示装置10に計時計数回路56からの現在時
刻T、日付Dを表示する時刻モードを指定し、2のとき
は、液晶表示装置10の上側部のみを露出して、ここ
に、各種データを表示する他機能モードを指定する。ま
たモードレジスタMは、上記他機能モードに属するアラ
ーム時刻表示モード、ストップウォッチモードおよびタ
イマモードを選択指定するレジスタで、設定値が0のと
きにアラーム時刻表示モード、1のときにストップウォ
ッチモード、2のときにタイマモードをそれぞれ指定す
る。位置レジスタSRは、シャッター板8の回転位置を
示すステップ値を記憶するレジスタで、該ステップ値
は、シャッター板8の第1マスク部8aが液晶表示装置
10上にきて、該液晶表示装置10の全面を覆っている
状態において0であり、以後、シャッター板8が3°左
回転する度に1だけ大きくなっていき(すなわち1周1
20ステップとなっている)、他方、3°右回転する度
に1だけ小さくなっていく。またアラーム時刻レジスタ
ALTはアラーム時刻が入力された場合に、これを記憶
するレジスタである。スイッチ部62は前述の押釦スイ
ッチSN等を備え、それらのいずれかが操作されたとき
に、対応するスイッチ入力信号をCPU50に送出する
回路部である。モータ駆動回路62は、CPU50から
の信号を受けて、その都度、シャッター板回転用ステッ
プモータ30を所定角度だけ回転駆動する回路であり、
シャッター板回転用ステップモータ30の回転は、輪列
機構64を介して、シャッター板8に与えられ、このシ
ャッター板8を回転せしめる。なお、この場合、シャッ
ター板8は、CPU50から信号L又はRが送出されて
くる毎に、3°(すなわち360°/120ステップ)
だけ左又は右回転する。表示駆動回路65は、CPU5
0からの表示開始信号DSにより駆動を開始してCPU
50からのデータを液晶表示装置10に表示せしめると
共に、CPU50からの表示停止信号DEを受けて、該
動作を停止する回路である。
【0009】動作 次に以上の如くに構成された本実施例の動作を説明す
る。
【0010】図4は、本実施例の動作の概要を示すジェ
ネラルフローチャートである。すなわち、ステップS1
ではスイッチ入力があったかを調べ、スイッチ入力があ
ったときは、それに対応するスイッチ処理(ステップS
2)を実行した後、また、スイッチ入力がなかったとき
は、直接、ステップS3のアラーム処理に進む。該アラ
ーム処理では、計時計数回路56からの日付D、および
現在時刻Tに基づき、アラーム時刻レジスタALTに記
憶しているアラーム時刻に至ったかを調べ、至っている
ときは、シャッター板8を回転して液晶表示装置10を
全開して、この液晶表示装置10にそのアラーム時刻を
点滅表示する。次いでステップS4では、モードレジス
タNには0以外の値がセットされており、通常モード以
外のモードになっているかを判断し、通常モード以外の
ときは液晶表示装置10に各種データを表示する表示処
理(ステップS5)を実行した後、また通常モードのと
きは、直接、ステップS1に戻り、以後、同様の動作を
繰返す。図5は、上記スイツチ処理(ステップS2)を
詳細に示すフローチャートであり、また図6は、上記表
示処理(ステップS5)を詳細に示すフローチャートで
ある。以下、各種状態においての動作を説明する。
【0011】例えば、いま、モードレジスタNに0がセ
ットされており、通常モードで、位置レジスタSRには
0がセットされており、図7(a)に示すように表示窓
部7wの全部がシャッター板8の第1マスク部8aによ
り塞がれているものとする。この場合は、スイッチ操作
がないかぎり、その旨をステップS1で確認し前述のア
ラーム処理(ステップS3)を行なって次いでステップ
S4でモードレジスタNに0がセットされていること、
すなわち通常モードになっていることを判断してステッ
プS1に戻るという動作を繰返す。
【0012】上記通常モードから時刻モードにモードを
切換えるには、押釦スイッチSNを操作するが、このと
き該操作を受けてステップS1からステップS2すなわ
ち図5のスイッチ処理に進み、スイッチS10で押釦ス
イッチSNの操作を検出し、モードレジスタNの値を1
だけ大きい値すなわち1として、上記時刻モードとする
(ステップS11)。次いでモードレジスタNの値は未
だ2を超えていないことを判断して(ステップS1
2)。モードレジスタNの値は1になっていることを判
断して(ステップS14)。ステップS20以降の処理
へと進む。そして、モータ駆動回路63に信号Lを与え
てシャッター板回転用ステップモータ30を所定角度だ
け回転しシャッター板8を1ステップ分だけ左回転すな
わち正転させ(ステップS20)、該回転を記憶すべく
位置レジスタSRの値を1だけ大きいものとし(ステッ
プS21)、位置レジスタSRの値が30になったかを
調べる(ステップS22)という動作を位置レジスタS
Rの値が30になるまで繰返す。位置レジスタSRの値
が30に至って、シャッター板8が先の通常モードのと
きより90°だけ左回転し液晶表示装置10の全面が表
示窓部7wから露出するに至ったときは、それをステッ
プS22で検出してステップS23に進んで、表示駆動
回路65に表示開始信号DSを送って液晶表示装置10
を表示可能状態とする。然る後、図4のステップS3、
S4を経てステップS5すなわち図6の表示処理に進
み、モードレジスタNの値が1で時刻モードになってい
ることを判断して(ステップS60)、計時計数回路5
6からの現在時刻Tおよび日付Dを液晶表示装置10の
上段および下段に表示して、図4のステップS1に戻
る。而して、例えば現在、10月15日の10時35分
26秒のときは、液晶表示装置10の表示は図7(b)
に示す如くになる。
【0013】上記時刻モードから、前述の他機能モード
にモードを切換えるには、押釦スイッチSNを操作す
る。このとき、該操作を前記同様に図5のステップS1
0で検出し、モードレジスタNの値を1だけ大きい値す
なわち2とし、ステップS12を経てステップS14に
進み、モードレジスタNの値が2になっていることを判
断し、ステップS25以降のステップに進む。そして、
モータ駆動回路63に信号Lを送ってシャッター板回転
用ステップモータ30すなわちシャッター板8を1ステ
ップだけ正転せしめ(ステップS25)、該回転を記憶
すべく位置レジスタSRの値を1だけ大きくし(ステッ
プS26)、位置レジスタSRのステップ値が、その時
点のモードレジスタMの値を10倍したものに65を加
えた値になっていないことを判断して(ステップS2
7)ステップS25に戻る。なお、上記モードレジスタ
Mの値を10倍したものに65を加えた値は、モードレ
ジスタMの値が0でアラーム時刻表示モードのときは、
65となり、このときシャッター板8は通常モードのと
きより195°(すなわち65×3°)だけ左回転した
位置すなわち、第2マスク部8cのアラーム時刻表示モ
ード表示体45が表示窓部7wの中央部下方に表示さ
れ、モードレジスタMの値が1でストップウォッチモー
ドのときは75となり、このときシャッター板8は通常
モードのときより225°(すなわち75×3°)だけ
左回転した位置すなわち、第2マスク部8cのストップ
ウォッチモード表示体46が表示窓部7wの中央部下方
に表示され、またモードレジスタMの値が2タイマーモ
ードのときは85となり、このときシャッター板8は通
常モードのときより255°(すなわち85×3°)だ
け左回転した位置すなわち、第2マスク部8cのタイマ
モード表示体47が表示窓部7wの中央部下方に表示さ
れる。上記の如くして、ステップS25に戻った後は、
前記同様にシャッター板8を1ステップだけ左回転して
位置レジスタSRのステップ数を1だけ大きくして、位
置レジスタSRのステップ数がその時点のモードレジス
タMの値により指定される上記の値になったかを調べる
動作を繰返す(ステップS25〜S27)。そして位置
レジスタSRのステップ数がモードレジスタMによって
指定されている上記の値になったときは、それをステッ
プS27で検出し、図4のステップS3、S4を経て表
示処理(ステップS5すなわち図6)に進み、ステップ
S60を経てステップS62に進む。該ステップS62
では、モードレジスタMの値が0、1、2のいずれかす
なわち、他機能モードのうちのアラーム時刻表示モー
ド、ストップウォッチモード、タイマモードのいずれが
指定されているかを調ベ、指定されているモードに応じ
て各種データを液晶表示装置10に表示する(ステップ
S63〜S65)。すなわち、モードレジスタMの値が
0でアラーム時刻表示モードが指定されているときは、
アラーム時刻レジスタALTのアラーム時刻を表示し
(ステップS63)、モードレジスタMの値が1でスト
ップウォッチモードが指定されているときは、ストップ
ウォッチ計数回路58からのストップウォッチ計測時間
STTを表示し(ステップS64)、モードレジスタM
の値が2でタイマモードが指定されているときは、減算
タイマ計数回路60からのタイマ残り時間TRTを表示
する(ステップS65)。なお、この場合、上記各デー
タは液晶表示装置10の上側の時刻表示用の比較的大き
い7セグメント表示体で表示され、その下側の日付表示
用の比較的小さい7セグメント表示体は、シャッター板
8の第1マスク部8cにより覆われるが、この際、前述
の如く、第1マスク部8cに印刷表示されているアラー
ム時刻表示モード表示体45、ストップウォッチモード
表示体46、タイマモード表示体47が、対応するモー
ドに応じて表示窓部7wの中央部に位置するので、表示
中のデータがどのモードに係るものかが容易に認識でき
ることになる。例えば、いま、モードレジスタMに1が
セットされており、ストップウォッチモードになってい
るとすると、図8(a)に示すように液晶表示装置10
の上側にストップウォッチ計測時間STT(この場合、
未だ計測前であるので0時間0分0秒となっている)が
表示され、その下方にはシャッター板8の第1マスク部
8cのストップウォッチモード表示体46が示される。
【0014】以上の如くして、他機能モードとし、該他
機能モードの中のアラーム時刻表示モード、ストップウ
ォッチモード、タイマモードのいずれかになったとし
て、該状態から他機能モード中の他のモードに切換える
ときは押釦スイッチSMを操作する。例えばいま、図8
(a)に示す状態すなわちストップウォッチモードにな
っているとして、タイマモードにすべく上記の如く押釦
スイッチSMを操作したときは、図5のステップS30
で該操作を検出し、モードレジスタMの値を1だけ大き
い2としてタイマモードとし(ステップS31)、モー
ドレジスタMの値が2を超えていないことを判断し(ス
テップS32)、モードレジスタMの値が2であること
を判断してステップS43以降のステップに進む。次い
でステップS43〜S45の処理では、位置レジスタS
Rのステップ値が85になるまで、すなわち第1マスク
部8cのタイマモード表示体47が表示窓部7wの中央
部に位置するまで、モータ駆動回路63に信号Lを送っ
てはシャッター板回転用ステップモータ30すなわちシ
ャッター板8を1ステップだけ左回転し、位置レジスタ
SRのステップ値を1だけ大きいものとする動作を繰返
す。そして位置レジスタSRのステップ値が85になり
タイマモード表示体47が表示窓部7wの中央に位置す
るに至ったときは、ステップS45から図4のステップ
S3、S4を経て表示処理(ステップS5すなわち図
6)のステップS62で既にモードレジスタMの値は2
でタイマモードになっていることを確認して、ステップ
S65では減算タイマ計数回路60からのタイマ残り時
間TRTを表示する(ただしこの場合は、タイマ時間を
設定する前なので0分が表示される)。これにより本実
施例は、減算タイマとして機能することになるが、計測
すべきタイマ時間を設定するときは、押釦スイッチSA
を操作して行なう。このとき、該操作に応じて、図5の
ステップS50でタイマ時間を減算タイマ計数回路60
に設定する動作が行なわれる。また、計測開始、終了等
に際しては押釦スイッチSBを操作して行なうが、この
場合も、上記ステップS50で減算タイマ制御回路59
に信号を送って実行されるが、計測開始後、タイマの残
り時間TRTが60分になったときは、液晶表示装置1
0には図8(b)の如き表示がなされる。
【0015】また、他機能モード内で上記タイマモード
からアラーム時刻表示モードにモードを切換えるには、
更に、押釦スイッチSMを操作する。このとき該操作を
ステップS30で検出し、モードレジスタMの値を1だ
け大きい3とし(ステップS31)、既にモードレジス
タMの値が2を超えていることを判断し(ステップS3
2)、その上でモードレジスタMの値を0に戻し(ステ
ップS33)、既にモードレジスタMの値を0でアラー
ム時刻表示モードになっていることを判断して(ステッ
プS34)、ステップS35以降の処理へと進む。ステ
ップS35〜S37では、位置レジスタSRのステップ
値が65になるまですなわち第1マスク部8cのアラー
ム時刻表示モード表示体45が表示窓部7wの中央部に
位置するまで、モータ駆動回路63に信号Rを送っては
シャッター板回転用ステップモータ30すなわちシャッ
ター板8を1ステップだけ逆転すなわち右回転し位置レ
ジスタSRの値を1だけ小さいものとする動作を繰返
す。そして、位置レジスタSRのステップ値が65にな
りアラーム時刻表示モード表示体45が表示窓部7wの
中央に位置したときはステップS37から図4のステッ
プS3、S4、図6のステップS60、S62を経てス
テップS63に進み、液晶表示装置10にアラーム時刻
レジスタALTに設定されているアラーム時刻を表示す
る。この場合も上記の如く、アラーム時刻表示モード表
示体45が表示窓部7wの中央部に位置しているので表
示中のデータがアラーム時刻である旨が容易に分かる。
【0016】更に上記アラーム時刻表示モードからスト
ップウォッチモードにするには、押釦スイッチSMを操
作する。このとき該操作をステップS30で検出し、モ
ードレジスタMの値を1だけ大きい1として、ステップ
S32を経て、ステップS34でモードレジスタMの値
は既に1となっておりストップウォッチモードになって
いることを判断して、ステップS40以降の処理へと進
む。ステップS40〜S42では位置レジスタSRのス
テップ値が75になるまで、モータ駆動回路63に信号
Lを送ってシャッター板回転用ステップモータ30すな
わちシャッター板8を1ステップだけ左回転(正回転)
しては位置レジスタSRのステップ値を1だけ大きいも
のとする動作を繰返す。そして位置レジスタSRのステ
ップ値が75になり第2マスク部8cのストップウォッ
チモード表示体46が表示窓部7wの中央部に位置する
に至ったときは、ステップS42から図4のステップS
3、S4、図6のステップS60、S62を経てステッ
プS64に進み、ストップウォッチ計数回路58からの
ストップウォッチ計測時間STTを液晶表示装置10に
表示する(図8(a)参照、なお、この場合、計測開始
前なのでストップウォッチ計測時間STTは0時間0分
0秒となり、これが表示される)。なお、ストップウォ
ッチとしての計測を開始或いは停止するときは押釦スイ
ッチSAを操作するが、この場合は、図5のステップS
50で上記開始或いは停止に係る処理が実行される。
【0017】また、上記ストップウォッチモード等から
なる他機能モードから前述の通常モードに戻るには、押
釦スイッチSNを操作する。このとき該操作を図5のス
テップS10で検出し、モードレジスタNの値を1だけ
大きい3とし(ステップS11)、該モードレジスタN
の値が既に2を超えていることを判断し(ステップS1
2)、その上でモードレジスタNの値を0に戻して、上
記通常モードとする。然る後、モードレジスタNの値が
0で通常モードになっていることを判断して(ステップ
S14)、ステップ15以後の処理へと進む。ステップ
S15〜S17では、位置レジスタSRのステップ値が
120となり液晶表示装置10の全面がシャッター板8
の第1マスク部8aにより覆われるに至るまで、モータ
駆動回路63に信号Lを送ってシャッター板回転用ステ
ップモータ30すなわちシャッター板8を1ステップ左
回転(正転)せしめては、位置レジスタSRのステップ
値を1だけ大きいものとする動作を繰返す。そして位置
レジスタSRのステップ値が120に達し液晶表示装置
10が第1マスク部8aによって覆われ、図7(a)に
示すようになったときは、ステップS17からステップ
S18に進み位置レジスタSRを0に戻しておき、さら
に、表示駆動回路65に表示停止信号DEを送出し液晶
表示装置10の表示動作を停止せしめる。また、上記動
作の後には、図4のステップS3、S4を経てステップ
S1に戻り、以後、前記通常モードの動作が繰返される
ことになる。なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この発明を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0018】例えば、本実施例では、表示中の情報の情
報種を示す表示体を情報表示用の表示窓部内に表示する
ようにしたが、これに限定されず、図9に分解図を示す
ように情報表示用の表示窓部7wとは別個に文字板7上
に設けたモード表示窓部7wm内に、シャッター板8に
印刷表示されたモード表示体を表示するようにしてもよ
い。
【0019】更に、本実施例では、シャッター板は回転
移動するものであったが、これを平行移動して表示窓部
を開閉するようにしてもよいことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】この発明は、以上詳述したように、表示
窓部を開閉するシャッター板に、複数の機能を示す複数
の機能表示体を設け、特定機能が選択されたときに、シ
ャッター板を移動して上記機能表示体のうち選択された
機能を示すものを所定の位置に明示するようにした電子
時計に係るものであるから、表示窓部を開閉するために
設けられた機構等の有効利用が図れ、かつ表示中の情報
の情報種を極めて容易に認識できる電子時計の提供を可
能とする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示窓部が形成された文字板上にステッ
    プモータにより指針を回転させて時刻を指示する指針表
    示装置と、 前記文字板の表示窓部の下側に対応して設けられた電気
    光学的表示装置と、 複数の機能情報を得る回路手段と、 この回路手段でえられた複数の機能情報を選択する選択
    手段と、 この選択手段で選択された機能情報を前記光学的表示装
    置に表示させる表示制御手段と、 前記表示窓部を開閉すると共に前記複数の機能情報を示
    す複数の機能表示体が設けられたシャッター板と、 前記選択手段で選択された機能情報に対応する機能表示
    体を明示するために前記シャッター板を駆動する駆動制
    御手段とを具備していることを特徴とする電子時計。
JP2417463A 1990-11-28 1990-12-31 電子時計 Expired - Fee Related JP3063171B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2417463A JP3063171B2 (ja) 1990-12-31 1990-12-31 電子時計
US07/796,698 US5202858A (en) 1990-11-28 1991-11-22 Analog electronic timepiece having an electric-optical display device
EP91120321A EP0488249B1 (en) 1990-11-28 1991-11-27 Analog electronic timepiece having an electric-optical display device
DE69107584T DE69107584T2 (de) 1990-11-28 1991-11-27 Analoges, elektronisches Zeitgerät mit elektrooptischer Anzeige.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2417463A JP3063171B2 (ja) 1990-12-31 1990-12-31 電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0627255A true JPH0627255A (ja) 1994-02-04
JP3063171B2 JP3063171B2 (ja) 2000-07-12

Family

ID=18525561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2417463A Expired - Fee Related JP3063171B2 (ja) 1990-11-28 1990-12-31 電子時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3063171B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007114056A1 (ja) 2006-03-30 2007-10-11 Asahi Kasei Chemicals Corporation 樹脂組成物およびその成形品
JP2008225504A (ja) * 1996-01-23 2008-09-25 Swatch Group Manag Services Ag Swatch Group Manag Services Sa Swatch Group Manag:The 表示装置及び時計
US7525573B2 (en) 2004-03-29 2009-04-28 Hoya Corporation Camera provided with tremble correcting function
JP2009520197A (ja) * 2005-12-29 2009-05-21 タイメックス グループ ビー.ヴィー. 設定/修正機構を備えたマルチモード型電子装置
JP2016164572A (ja) * 2016-04-27 2016-09-08 カシオ計算機株式会社 腕時計

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008225504A (ja) * 1996-01-23 2008-09-25 Swatch Group Manag Services Ag Swatch Group Manag Services Sa Swatch Group Manag:The 表示装置及び時計
US7525573B2 (en) 2004-03-29 2009-04-28 Hoya Corporation Camera provided with tremble correcting function
JP2009520197A (ja) * 2005-12-29 2009-05-21 タイメックス グループ ビー.ヴィー. 設定/修正機構を備えたマルチモード型電子装置
WO2007114056A1 (ja) 2006-03-30 2007-10-11 Asahi Kasei Chemicals Corporation 樹脂組成物およびその成形品
JP2016164572A (ja) * 2016-04-27 2016-09-08 カシオ計算機株式会社 腕時計

Also Published As

Publication number Publication date
JP3063171B2 (ja) 2000-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3064396B2 (ja) 電子時計
KR100310078B1 (ko) 부가정보표시형아날로그시계
EP0488249B1 (en) Analog electronic timepiece having an electric-optical display device
JP3024215B2 (ja) 電子時計
JP4724446B2 (ja) 電子機器および表示制御方法
US5305291A (en) Alarm setting and actuating mechanism for analog timepiece
JPH0627255A (ja) 電子時計
JP3043015B2 (ja) アナログ時間表示付電子時計
JP2011027618A (ja) 情報表示装置
JP3080103B2 (ja) 電子時計
JP3096217B2 (ja) 多機能表示時計
EP0415734A2 (en) Analog electric timepiece
JPH05150055A (ja) 電子時計
JP3030873B2 (ja) 電子時計
JP3064406B2 (ja) 電子時計
JPS5885185A (ja) 指針式多機能時計
JP7414027B2 (ja) リスト機器
JP3024210B2 (ja) 電子時計
JPH04249787A (ja) 電子時計
JPH04249786A (ja) 電子時計
JPH0643266A (ja) 電子時計
JPH04286987A (ja) 電子時計
JPH04301788A (ja) 電子時計
JP3018475B2 (ja) 電子機器
JPH06194467A (ja) 開閉自在ケース付電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080512

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees