JPH0627246Y2 - 盛枠装置 - Google Patents

盛枠装置

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JPH0627246Y2
JPH0627246Y2 JP1989150775U JP15077589U JPH0627246Y2 JP H0627246 Y2 JPH0627246 Y2 JP H0627246Y2 JP 1989150775 U JP1989150775 U JP 1989150775U JP 15077589 U JP15077589 U JP 15077589U JP H0627246 Y2 JPH0627246 Y2 JP H0627246Y2
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JP
Japan
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filling frame
air
frame device
sand
molding sand
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989150775U
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JPH0391141U (ja
Inventor
猪三男 渥美
英明 近藤
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鋳物砂をパターンプレートと鋳枠並びに盛枠
で画成する空間に、落し込み方式により供給し、その
後、鋳物砂の予備圧縮とスクイズプレートによる圧縮を
行って鋳型を造型する場合に使用する盛枠装置に関す
る。
(従来技術と問題点) 従来上記のような、鋳型造型の場合には、鋳物砂を鋳枠
内に供給した際に鋳物砂が山盛状態となり、特にパター
ンプレートに高い模型部がある場合にはそれに応じて鋳
物砂が高い山盛状態を成すものである。
このため圧縮空気による鋳物砂の予備圧縮後スクイズプ
レートにより鋳物砂を圧縮する場合、鋳物砂の高い部分
が先に圧縮され低い部分が後から圧縮されることにな
り、鋳物砂の高い部分は充填率が高く、鋳物砂の低い部
分は、充填率が小さくなるため鋳型各部分で充填率が異
なり、鋳型硬度にばらつきが生じるという問題があっ
た。
(目的) 本考案は上記の問題に鑑みて成されたもので、鋳枠内に
供給されて山盛状態になっている鋳物砂がスクイズプレ
ートによる圧縮工程に先立って均らされるようにした盛
枠装置を提供することを目的とするものである。
(問題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案における盛枠装置
は、盛枠本体の内側面に、複数のエアー噴出ノズルを、
対向面または隣接側面において横位置ずれまたは上下位
置ずれをさせて等ピッチで配設したことを特徴とするも
のであります。
(実施例) 本考案について図示例により詳細に説明する。
第1図において排気孔(1A)を側面に穿ったキャリア
プレート(1)の上部には、凸部模型(2A)及び凹部
模型(2B)を取り付けたパターンプレート(2)が設
けられており、該パターンプレート(2)には上下に貫
通する複数のベントホール(2C)がベントプラグを嵌
合して設けられている。
該パターンプレート(2)の上部には鋳枠(3)が押圧
状態にして載置されており、該鋳枠(3)の上部には盛
枠装置(20)が押圧状態にして載置されている。
さらに該盛枠装置(20)の開口部には、フレーム
(4)に設けられた下向きシリンダ(5)のピストンロ
ッド(5A)先端が取り付けられたスクイズプレート
(6)が昇降可能にして嵌合されている。
今上記盛枠装置(20)について詳細に説明すると、枠
状の盛枠本体(21)の下部位置には、第4図に示すよ
うに内側面から外側面に貫通するエアー通路(22)が
多数穿ってあり、各エアー通路(22)は、内側部分を
大口径とした段付の孔に構成されていて、大口径部に
は、ベントプラグ(23)及び中心部にセンター孔(2
4)を穿ったノズルねじ(25)が螺合されてエヤー噴
出ノズル(N)を構成している。
さらに各エヤー通路(22)の外側端は、電磁弁(2
6)及び減圧弁(27)を設けたエヤー配管(28)に
分岐管(29)を介してそれぞれ連通されている。
また各エヤー噴出ノズル(N)の横方向の取付間隔(ピ
ッチ)は等しくされていて、盛枠本体(21)の対向す
る内面にあるエヤー噴出ノズル(N)は第2図に示すよ
うに対向位置を若干横方向にずらしてあり、隣接する側
面に配設されているエヤー噴出ノズル(N)とは第3図
に示すように高さ位置を若干ずらして配設されている。
すなわち各エヤー噴出ノズル(N)から噴出されるエヤ
ーが相互に干渉し合わないように配置されているのであ
る。尚図中(S)は鋳物砂である。
このように構成されたものの作動について説明すると、
第1図は、パターンプレート(2)、鋳枠(3)、及び
盛枠装置(20)で画成された空間に鋳物砂(S)を落
し込み方式により投入した後、図示されない装置により
鋳物砂(S)上面に圧縮エヤーを供給して鋳物砂(S)
中を流気通過させ、ベルトホール(2C)及び排気孔
(1A)を通じて排出し、もってパターンプレート
(2)近辺の鋳物砂(S)の予備圧縮を行い、さらにス
クイズプレート(6)を盛枠装置(20)の開口部へ嵌
入させた状態である。
この状態で電磁弁(26)(26)を開きエヤー噴出ノ
ズル(N)を圧縮エヤー源に連通させる。これにより圧
縮エヤーは減圧弁(27)により圧力調整されてエヤー
噴出ノズル(N)に供給されて盛枠装置(20)内に噴
射され凸凹状態にある鋳物砂(S)上面部を四方から吹
き散らし、鋳物砂(S)を均らすようになる。この状態
を所定時間続けた後電磁弁(26)(26)が閉じられ
て圧縮エヤーの供給が停止され、その後下向きシリンダ
(5)が作動してスクイズプレート(6)により鋳物砂
(S)の圧縮が行われる。この際鋳物砂(S)の上面部
がほぼ平面に均らされていることから鋳物砂(S)の圧
縮はほぼ均等に行われる。
(効果) 本考案は上記の説明から明らかなように盛枠本体の内面
に複数のエアー噴出ノズルを対向面または隣接側面にお
いて横位置ずれまたは上下位置ずれをさせて等ピッチで
配設した構成としたから、予備圧縮を終えた凸凹状態に
ある鋳物砂の上面部を圧縮エヤーにより平面状に均らす
ことができるようになり、最終圧縮であるスクイズプレ
ートによるスクイズを効果的に行うことができ、鋳型造
型に寄与する効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の盛枠装置を使った鋳型造型の最終段階
に入る前の状態を示す縦断面図、第2図は盛枠装置の横
断面図、第3図は第2図におけるA−A矢視拡大図、第
4図は第1図におけるB部拡大図である。 (21):盛枠本体 (N):エアー噴出ノズル (26):電磁弁 (27):減圧弁 (28):配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】盛枠本体の内側面に、複数のエヤー噴出ノ
    ズルを、対向面または隣接側面において横位置ずれまた
    は上下位置ずれをさせて等ピッチで配設したことを特徴
    とする盛枠装置。
JP1989150775U 1989-12-28 1989-12-28 盛枠装置 Expired - Lifetime JPH0627246Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989150775U JPH0627246Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 盛枠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989150775U JPH0627246Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 盛枠装置

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Publication Number Publication Date
JPH0391141U JPH0391141U (ja) 1991-09-17
JPH0627246Y2 true JPH0627246Y2 (ja) 1994-07-27

Family

ID=31697110

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989150775U Expired - Lifetime JPH0627246Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 盛枠装置

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JP (1) JPH0627246Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5668551A (en) * 1979-11-07 1981-06-09 Sintokogio Ltd Nonflask type vertical molding machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5668551A (en) * 1979-11-07 1981-06-09 Sintokogio Ltd Nonflask type vertical molding machine

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Publication number Publication date
JPH0391141U (ja) 1991-09-17

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