JPH06269699A - 液体霧化装置 - Google Patents
液体霧化装置Info
- Publication number
- JPH06269699A JPH06269699A JP5058263A JP5826393A JPH06269699A JP H06269699 A JPH06269699 A JP H06269699A JP 5058263 A JP5058263 A JP 5058263A JP 5826393 A JP5826393 A JP 5826393A JP H06269699 A JPH06269699 A JP H06269699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- rotating body
- rotor
- particles
- atomization chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速回転している回転体から飛び散る液体の
粒子が回転体の周囲の拡散部材に衝突し微粒子化される
際に発生する耳障りな高周波数の衝撃音、更に拡散部材
を通過した大半の粗い液体粒子が霧化室の内部壁面に相
当な速度で衝突し発生する騒音を和らげることにある。 【構成】 回転体4と、該回転体4により飛び散った液
体の粒子22を衝突させて、より液体を微粒子化させて
拡散を容易にする該回転体4周囲に配設した複数個の個
々の部材からなる拡散部材5と、該回転体4が送風機能
を有するように該回転体4に設けたブレード形状の複数
個の突起部6と、該回転体4による送風を吹出口8に効
率的に流す略ケーシング形状の霧化室21と、該霧化室
21の内部壁面近傍に配設した衝撃吸収材18とを備え
てなる。
粒子が回転体の周囲の拡散部材に衝突し微粒子化される
際に発生する耳障りな高周波数の衝撃音、更に拡散部材
を通過した大半の粗い液体粒子が霧化室の内部壁面に相
当な速度で衝突し発生する騒音を和らげることにある。 【構成】 回転体4と、該回転体4により飛び散った液
体の粒子22を衝突させて、より液体を微粒子化させて
拡散を容易にする該回転体4周囲に配設した複数個の個
々の部材からなる拡散部材5と、該回転体4が送風機能
を有するように該回転体4に設けたブレード形状の複数
個の突起部6と、該回転体4による送風を吹出口8に効
率的に流す略ケーシング形状の霧化室21と、該霧化室
21の内部壁面近傍に配設した衝撃吸収材18とを備え
てなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の液体を霧化する
液体霧化装置に係り、特に液体を霧化する際に発生する
騒音の低減化を図った液体霧化装置に関するものであ
る。
液体霧化装置に係り、特に液体を霧化する際に発生する
騒音の低減化を図った液体霧化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の液体霧化装置は、図5及び図6に
示すように構成するものであり、以下従来の液体霧化装
置について図5及び図6とともに説明する。尚、図5及
び図6は回転式の霧化手段である液体霧化装置の要部概
略縦(垂直)断面図及び要部概略横(水平)断面図であ
る。
示すように構成するものであり、以下従来の液体霧化装
置について図5及び図6とともに説明する。尚、図5及
び図6は回転式の霧化手段である液体霧化装置の要部概
略縦(垂直)断面図及び要部概略横(水平)断面図であ
る。
【0003】図5及び図6において、1は霧化室
(上)、2は全周にわたって傾斜が付けられた液受けで
あり、その略中央部に液孔3が設けられている。液孔3
は下方に伸びるパイプ状を呈し、回転体4の中央部に被
霧化液体19を滴下する。
(上)、2は全周にわたって傾斜が付けられた液受けで
あり、その略中央部に液孔3が設けられている。液孔3
は下方に伸びるパイプ状を呈し、回転体4の中央部に被
霧化液体19を滴下する。
【0004】5は拡散板であり、回転体4の同心円上で
回転体4の外径と一定のクリアランスを保ち、かつ放射
状に多数個配設された薄板状のもの(例えば48枚の薄
板材)である。拡散部材5はその個々の部材の形状(特
に厚み)、個々の部材の配置位置(個々の部材間距離ピ
ッチ、配置角度)を均一に構成されており、液受け2、
液孔3、と共に霧化室(上)1と一体にプラスチック樹
脂で成型されている。
回転体4の外径と一定のクリアランスを保ち、かつ放射
状に多数個配設された薄板状のもの(例えば48枚の薄
板材)である。拡散部材5はその個々の部材の形状(特
に厚み)、個々の部材の配置位置(個々の部材間距離ピ
ッチ、配置角度)を均一に構成されており、液受け2、
液孔3、と共に霧化室(上)1と一体にプラスチック樹
脂で成型されている。
【0005】6は、回転体4の裏面に配設されたブレー
ド形状の複数の突起部であり、該回転体4の回転によっ
て、空気吸込口7から吸い込んだ空気を遠心ファンの原
理に従って、霧吹出口8へ向けて、送風するものであ
る。
ド形状の複数の突起部であり、該回転体4の回転によっ
て、空気吸込口7から吸い込んだ空気を遠心ファンの原
理に従って、霧吹出口8へ向けて、送風するものであ
る。
【0006】9は霧化室(下)であり霧化室(上)1と
共に霧化室21を形成しこの霧化室21は全体的に略ケ
ーシング形状をなし、前記送風が効果的に空気吹出口8
に流れるようになっている。また、回転体4の裏面に設
けられた円周上のリング状突起11は回転体4の裏面に
ついた液滴が、DCモータ13の方に落ちてくるのを避
ける為の形状である。尚、前記リング状の突起11に代
えて、リング状の凹みを形成しても、同様に液滴の落ち
ることを避けることができる。
共に霧化室21を形成しこの霧化室21は全体的に略ケ
ーシング形状をなし、前記送風が効果的に空気吹出口8
に流れるようになっている。また、回転体4の裏面に設
けられた円周上のリング状突起11は回転体4の裏面に
ついた液滴が、DCモータ13の方に落ちてくるのを避
ける為の形状である。尚、前記リング状の突起11に代
えて、リング状の凹みを形成しても、同様に液滴の落ち
ることを避けることができる。
【0007】また、未霧化液体15は、最終的には、霧
化室(下)9の底面に設けられた排液口16から液槽1
7へ流れて行くようになっている。
化室(下)9の底面に設けられた排液口16から液槽1
7へ流れて行くようになっている。
【0008】次に上記のように構成してなる液体霧化装
置の動作を被霧化液体19として水を使用した場合につ
いて説明する。
置の動作を被霧化液体19として水を使用した場合につ
いて説明する。
【0009】まず、被霧化液体19は液案内20を通っ
て、液孔3から高速回転している回転体4の中心に、自
然滴下する。約7500〜8500rpmの高速で回転
している回転体4の上に滴下した被霧化液体19は、回
転体4の表面に広がって遠心力によって図6に示すよう
に回転体4の略接線方向に小さな粒子となって飛び出
す。この飛び出した粒子状の液滴は高速(相対速度約3
5m/sec)のまま拡散部材5に衝突して、更に小さ
く破壊されて5〜10μ程度の均一な微粒子となる。
て、液孔3から高速回転している回転体4の中心に、自
然滴下する。約7500〜8500rpmの高速で回転
している回転体4の上に滴下した被霧化液体19は、回
転体4の表面に広がって遠心力によって図6に示すよう
に回転体4の略接線方向に小さな粒子となって飛び出
す。この飛び出した粒子状の液滴は高速(相対速度約3
5m/sec)のまま拡散部材5に衝突して、更に小さ
く破壊されて5〜10μ程度の均一な微粒子となる。
【0010】液滴が拡散部材5に衝突する際には、その
衝突自体による衝撃音の他に、質量を有する液滴が衝突
するために、薄板状の拡散部材5の個々の部材は力を受
け、振動することになる。このため回転体4の回転数、
拡散部材5の回転体4の中心点からの距離、拡散部材5
の個々の部材の形状特に厚み、これら個々の部材の配置
位置、個々の部材の構成材料、個々の部材の固定方法、
被霧化液体の材質、回転板4上に滴下する被霧化液体の
単位時間あたりの滴下量等により拡散板5の固有振動数
を含めた拡散部材5に対する液滴の衝撃音のピーク値が
定まってくる。
衝突自体による衝撃音の他に、質量を有する液滴が衝突
するために、薄板状の拡散部材5の個々の部材は力を受
け、振動することになる。このため回転体4の回転数、
拡散部材5の回転体4の中心点からの距離、拡散部材5
の個々の部材の形状特に厚み、これら個々の部材の配置
位置、個々の部材の構成材料、個々の部材の固定方法、
被霧化液体の材質、回転板4上に滴下する被霧化液体の
単位時間あたりの滴下量等により拡散板5の固有振動数
を含めた拡散部材5に対する液滴の衝撃音のピーク値が
定まってくる。
【0011】従来例では拡散部材5の48枚からなる個
々の部材(注:図6では個々の部材の枚数が異なって表
されている)の形状特に厚み、個々の部材の配置位置
(部材間距離ピッチ、配置角度)を均一に構成している
ためにピーク値が約6000Hzの高周波数の耳障りな
固有衝撃音が発生する。
々の部材(注:図6では個々の部材の枚数が異なって表
されている)の形状特に厚み、個々の部材の配置位置
(部材間距離ピッチ、配置角度)を均一に構成している
ためにピーク値が約6000Hzの高周波数の耳障りな
固有衝撃音が発生する。
【0012】一方、回転体4の回転により、空気吸込口
7から吸い込まれた空気が略ケーシング形状をした霧化
室(上)1及び霧化室(下)9で構成される霧化室21
の内部壁面に沿って、拡散部材5で霧化された霧状の液
体の微粒子22を霧吹出口8へと吹き出していく。な
お、霧吹出口8より放出されない大半の粗い液体粒子は
拡散部材5を通過後、相当な速度で霧化室21の内部壁
面(ケーシング)に衝突する。しかし、硬いプラスチッ
ク製の霧化室(上)1、霧化室(下)9の内部壁面であ
るから、その衝撃音は大きなものである。
7から吸い込まれた空気が略ケーシング形状をした霧化
室(上)1及び霧化室(下)9で構成される霧化室21
の内部壁面に沿って、拡散部材5で霧化された霧状の液
体の微粒子22を霧吹出口8へと吹き出していく。な
お、霧吹出口8より放出されない大半の粗い液体粒子は
拡散部材5を通過後、相当な速度で霧化室21の内部壁
面(ケーシング)に衝突する。しかし、硬いプラスチッ
ク製の霧化室(上)1、霧化室(下)9の内部壁面であ
るから、その衝撃音は大きなものである。
【0013】これら拡散部材5と液体粒子との衝突音、
霧化室の内部壁面と粗い液体粒子との衝突音が液体霧化
装置から漏れてくる。
霧化室の内部壁面と粗い液体粒子との衝突音が液体霧化
装置から漏れてくる。
【0014】拡散部材5や、霧化室21の内部壁面で再
結露した未霧化液体15は収集されて、排液口16より
液槽17へ向かう。液槽17に回収された未霧化液体1
5は、ポンプ(図示せず)で汲み上げられ、再び液案内
20から回転体4へ滴下することで、未霧化液体15の
循環処理を行うものである。
結露した未霧化液体15は収集されて、排液口16より
液槽17へ向かう。液槽17に回収された未霧化液体1
5は、ポンプ(図示せず)で汲み上げられ、再び液案内
20から回転体4へ滴下することで、未霧化液体15の
循環処理を行うものである。
【0015】尚、出願人は上記のような液体霧化装置及
びこの液体霧化装置を用いて一体型ヒートポンプ式空気
調和機の熱交換器に発生するドレン水を霧化して空気中
に排出する方式の凝縮水霧化式の一体型空気調和機を開
発し、別途特許出願(特願平5ー32181)してい
る。すなわち、ドレン水を回転式の霧化手段で霧化した
ものを室外側の送風にのせて、屋外に排出するものであ
る。
びこの液体霧化装置を用いて一体型ヒートポンプ式空気
調和機の熱交換器に発生するドレン水を霧化して空気中
に排出する方式の凝縮水霧化式の一体型空気調和機を開
発し、別途特許出願(特願平5ー32181)してい
る。すなわち、ドレン水を回転式の霧化手段で霧化した
ものを室外側の送風にのせて、屋外に排出するものであ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
5及び図6に示される構造の従来の液体霧化装置におい
ては、霧化時の騒音が大きいという欠点があった。すな
わち高速回転している回転体4の上に滴下し遠心力によ
って、運動エネルギーを持った液体が液滴となって拡散
部材5に衝突する音、更にその外周の霧化室21の内部
壁面に拡散板で微粒子化し損なった残りの大半の粗い液
滴が相当な速度で衝突する音である。
5及び図6に示される構造の従来の液体霧化装置におい
ては、霧化時の騒音が大きいという欠点があった。すな
わち高速回転している回転体4の上に滴下し遠心力によ
って、運動エネルギーを持った液体が液滴となって拡散
部材5に衝突する音、更にその外周の霧化室21の内部
壁面に拡散板で微粒子化し損なった残りの大半の粗い液
滴が相当な速度で衝突する音である。
【0017】また、液滴が拡散部材5に衝突する音は約
8000rpmで回転する回転体4の周囲に放射状に配
列された例えば48枚の薄板材からなり、かつ、個々の
部材の形状(特に厚み)、個々の部材の配置位置(個々
の部材間距離ピッチ、配置角度)を均一に構成した拡散
部材5であるから、ピーク値が約6000Hzの高周波
数の耳障りな固有衝撃音が発生する。
8000rpmで回転する回転体4の周囲に放射状に配
列された例えば48枚の薄板材からなり、かつ、個々の
部材の形状(特に厚み)、個々の部材の配置位置(個々
の部材間距離ピッチ、配置角度)を均一に構成した拡散
部材5であるから、ピーク値が約6000Hzの高周波
数の耳障りな固有衝撃音が発生する。
【0018】そこで、本発明はこれらの霧化時に発生す
る騒音を抑制しようとするものである。
る騒音を抑制しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の液体霧化装置
は、上記課題を解決したものであり、請求項1に記載の
発明は、回転体と、該回転体により飛び散った液体の粒
子を衝突させて、より液体を微粒子化させて拡散を容易
にする該回転体の周囲に配設した複数個の個々の部材か
らなる拡散部材と、該回転体が送風機能を有するように
該回転体に設けたブレード形状の複数個の突起部と、該
回転体による送風を吹出口に効率的に流す略ケーシング
形状の霧化室と、該霧化室の内部壁面近傍に配設した衝
撃吸収材とを備えたものである。
は、上記課題を解決したものであり、請求項1に記載の
発明は、回転体と、該回転体により飛び散った液体の粒
子を衝突させて、より液体を微粒子化させて拡散を容易
にする該回転体の周囲に配設した複数個の個々の部材か
らなる拡散部材と、該回転体が送風機能を有するように
該回転体に設けたブレード形状の複数個の突起部と、該
回転体による送風を吹出口に効率的に流す略ケーシング
形状の霧化室と、該霧化室の内部壁面近傍に配設した衝
撃吸収材とを備えたものである。
【0020】また、請求項2に記載の発明は、回転体
と、該回転体により飛び散った液体の粒子を衝突させ
て、より液体を微粒子化させて拡散を容易にするととも
に上記液体の粒子が衝突する際に発生する衝撃音の固有
周波数のピーク値を複数の周波数に分散させる該回転体
の周囲に略放射状に配列された薄板状の複数個の個々の
部材からなる拡散部材と、該回転体が送風機能を有する
ように該回転体に設けたブレード形状の複数個の突起部
と、該回転体による送風を吹出口に効率的に流す略ケー
シング形状の霧化室とを備えてなるものである。
と、該回転体により飛び散った液体の粒子を衝突させ
て、より液体を微粒子化させて拡散を容易にするととも
に上記液体の粒子が衝突する際に発生する衝撃音の固有
周波数のピーク値を複数の周波数に分散させる該回転体
の周囲に略放射状に配列された薄板状の複数個の個々の
部材からなる拡散部材と、該回転体が送風機能を有する
ように該回転体に設けたブレード形状の複数個の突起部
と、該回転体による送風を吹出口に効率的に流す略ケー
シング形状の霧化室とを備えてなるものである。
【0021】
【作用】本発明の液体霧化装置は上記構成にて、請求項
1に記載の発明においては、霧化時に発生する騒音を抑
制できるとともに、高速回転する回転体から飛び散る液
体の粒子は拡散部材に衝突し微粒子化されるが、残りの
大半の粗い液体粒子は更に外周の霧化室の内部壁面に相
当な速度で衝突し騒音を発生しようとするが、霧化室の
内部壁面に配設された衝撃吸収材に阻まれ、衝撃吸収材
は霧化室の内部壁面のように硬くはなく、軟質の構成材
であるから、その衝撃音ははるかに小さなものとなる。
1に記載の発明においては、霧化時に発生する騒音を抑
制できるとともに、高速回転する回転体から飛び散る液
体の粒子は拡散部材に衝突し微粒子化されるが、残りの
大半の粗い液体粒子は更に外周の霧化室の内部壁面に相
当な速度で衝突し騒音を発生しようとするが、霧化室の
内部壁面に配設された衝撃吸収材に阻まれ、衝撃吸収材
は霧化室の内部壁面のように硬くはなく、軟質の構成材
であるから、その衝撃音ははるかに小さなものとなる。
【0022】また、液体粒子が拡散部材に衝突する際に
も音が発生するが、衝撃吸収材は霧化室の内部壁面近傍
に配設されているから、これらの騒音を遮音し、外部へ
漏らす騒音を低減してくれる。
も音が発生するが、衝撃吸収材は霧化室の内部壁面近傍
に配設されているから、これらの騒音を遮音し、外部へ
漏らす騒音を低減してくれる。
【0023】また、請求項2記載の発明においては、拡
散部材にて液体粒子が拡散部材に衝突する際に発生する
衝撃音の固有周波数のピークを複数の周波数に分散させ
ることができ、耳障りな高周波数の衝撃音を和らげるこ
とができる。
散部材にて液体粒子が拡散部材に衝突する際に発生する
衝撃音の固有周波数のピークを複数の周波数に分散させ
ることができ、耳障りな高周波数の衝撃音を和らげるこ
とができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の液体霧化装置の一実施例につ
いて図1乃至図3とともに説明するが、上記従来例と同
一部分は同一符号を付して説明する。
いて図1乃至図3とともに説明するが、上記従来例と同
一部分は同一符号を付して説明する。
【0025】図1、図2及び図3は回転式の霧化手段で
ある液体霧化装置の要部概略縦(垂直)断面図、要部概
略横(水平)断面図及び概略分解斜視図である。
ある液体霧化装置の要部概略縦(垂直)断面図、要部概
略横(水平)断面図及び概略分解斜視図である。
【0026】図1、図2及び図3において、1は霧化室
(上)、2は全周にわたって傾斜が付けられた液受けで
あり、その略中央部に液孔3が設けられている。液孔3
は下方に伸びるパイプ状を呈し、回転体4の中央部に被
霧化液体19が滴下出来る様に、パイプの先端が斜めに
カットされた形状を有している。
(上)、2は全周にわたって傾斜が付けられた液受けで
あり、その略中央部に液孔3が設けられている。液孔3
は下方に伸びるパイプ状を呈し、回転体4の中央部に被
霧化液体19が滴下出来る様に、パイプの先端が斜めに
カットされた形状を有している。
【0027】5は拡散部材であり、回転体4の同心円上
で回転体4の外径と一定のクリアランスを保ち、かつ放
射状に多数個配設された薄板状のものである。拡散部材
5はその先端が未霧化液体15の流れを良くする為に鋭
角に処理されており、液受け2、液孔3と共に霧化室
(上)1と一体にプラスチック樹脂で成型されたもので
ある。
で回転体4の外径と一定のクリアランスを保ち、かつ放
射状に多数個配設された薄板状のものである。拡散部材
5はその先端が未霧化液体15の流れを良くする為に鋭
角に処理されており、液受け2、液孔3と共に霧化室
(上)1と一体にプラスチック樹脂で成型されたもので
ある。
【0028】6は、回転体4の裏面に配設されたブレー
ド形状の複数個の突起部であり、該回転体4の回転によ
って、空気吸込口7から吸い込んだ空気を遠心ファンの
原理に従って、霧吹出口8へ向けて、送風するものであ
る。
ド形状の複数個の突起部であり、該回転体4の回転によ
って、空気吸込口7から吸い込んだ空気を遠心ファンの
原理に従って、霧吹出口8へ向けて、送風するものであ
る。
【0029】9は霧化室(下)であり、霧化室(上)1
とともに霧化室21を形成し、この霧化室21は全体的
に略ケーシング形状をなし、前記送風が効果的に空気吹
出口8に流れるようになっている。また、霧化室(下)
9の底面は、空気吸込口7から外周へ行くに従って、下
方のDCモータ13側へ傾斜しており、上記の空気吸込
口7のオリフィス形状とともに未霧化液体15が、DC
モータ13側にオーバーフローするのを防止している。
とともに霧化室21を形成し、この霧化室21は全体的
に略ケーシング形状をなし、前記送風が効果的に空気吹
出口8に流れるようになっている。また、霧化室(下)
9の底面は、空気吸込口7から外周へ行くに従って、下
方のDCモータ13側へ傾斜しており、上記の空気吸込
口7のオリフィス形状とともに未霧化液体15が、DC
モータ13側にオーバーフローするのを防止している。
【0030】また、回転体4の裏面10部分が円周方向
に下向きに傾斜しているのも、また、回転体4の裏面に
円周上のリング状突起11を有していることも回転体4
の裏面10についた液滴が、DCモータ13のシャフト
に伝わって落ちてくるのを避ける為の形状である。万が
一、シャフトを伝わって液滴が落ちてきた場合にそなえ
て、水切りリング12がDCモータ13のシャフトにE
リング14を位置決めにして、配設されている。なお、
前記リング状の突起11に代えて、リング状の凹みを形
成しても、同様に液滴の落ちることを避けることができ
る。
に下向きに傾斜しているのも、また、回転体4の裏面に
円周上のリング状突起11を有していることも回転体4
の裏面10についた液滴が、DCモータ13のシャフト
に伝わって落ちてくるのを避ける為の形状である。万が
一、シャフトを伝わって液滴が落ちてきた場合にそなえ
て、水切りリング12がDCモータ13のシャフトにE
リング14を位置決めにして、配設されている。なお、
前記リング状の突起11に代えて、リング状の凹みを形
成しても、同様に液滴の落ちることを避けることができ
る。
【0031】また、未霧化液体15は、最終的には、霧
化室(下)9の底面に設けられた排液口16から液槽1
7へ流れて行くようになっている。この排液口16の形
状は円筒を斜めにカットした形状となっているが、これ
は、先端を液槽17の底面に近付けることによって液の
滴下音を少なくするためと、液槽17の液位が上昇した
場合及びその状態で凍結した場合でも、未霧化液体15
が流れるようにするために、液槽17の斜め上に向けて
開口している。
化室(下)9の底面に設けられた排液口16から液槽1
7へ流れて行くようになっている。この排液口16の形
状は円筒を斜めにカットした形状となっているが、これ
は、先端を液槽17の底面に近付けることによって液の
滴下音を少なくするためと、液槽17の液位が上昇した
場合及びその状態で凍結した場合でも、未霧化液体15
が流れるようにするために、液槽17の斜め上に向けて
開口している。
【0032】18が本発明の要部である衝撃吸収材であ
り、厚さ2〜3mmのシート状の発泡体、例えば発泡ポ
リエチレンなどの気泡を持つシートで構成されるもので
ある。衝撃吸収材18は霧化室(下)9または霧化室
(上)1に貼り付けて固定している。
り、厚さ2〜3mmのシート状の発泡体、例えば発泡ポ
リエチレンなどの気泡を持つシートで構成されるもので
ある。衝撃吸収材18は霧化室(下)9または霧化室
(上)1に貼り付けて固定している。
【0033】尚、20は被霧化液体19を液受け2に導
く液案内である。
く液案内である。
【0034】次に上記のように構成してなる液体霧化装
置の動作を被霧化液体19として水を使用した場合につ
いて説明する。
置の動作を被霧化液体19として水を使用した場合につ
いて説明する。
【0035】被霧化液体19は液案内20を通って、液
受け2に落ち、液孔3から高速回転している回転体4の
中心に、自然滴下する。本実施例において、約7500
〜8500rpmの高速で回転している回転体4の上に
滴下した被霧化液体19は、回転体4の表面に広がって
遠心力によって図3に示す様に回転体4の略接線方向に
小さな粒子となって飛び出す。この飛び出した粒子状の
液滴は高速(相対速度約35m/sec)のまま拡散部
材5に衝突して、更に小さく破壊されて5〜10μ程度
の均一な微粒子となる。
受け2に落ち、液孔3から高速回転している回転体4の
中心に、自然滴下する。本実施例において、約7500
〜8500rpmの高速で回転している回転体4の上に
滴下した被霧化液体19は、回転体4の表面に広がって
遠心力によって図3に示す様に回転体4の略接線方向に
小さな粒子となって飛び出す。この飛び出した粒子状の
液滴は高速(相対速度約35m/sec)のまま拡散部
材5に衝突して、更に小さく破壊されて5〜10μ程度
の均一な微粒子となる。
【0036】一方、回転体4の回転により、回転体4の
裏面10に設けられたブレード形状の複数個の突起部に
よる遠心ファン効果により、空気吸込口7から吸い込ま
れた空気が略ケーシング形状をした霧化室(上)1及び
霧化室(下)9で構成される霧化室21の内部壁面の内
側に固定された衝撃吸収材18に沿って、風量が約0.
1〜0.2立方メーター毎分の送風となり、拡散部材5
で霧化された霧状の液体の微粒子22を霧吹出口8へと
吹き出していく。
裏面10に設けられたブレード形状の複数個の突起部に
よる遠心ファン効果により、空気吸込口7から吸い込ま
れた空気が略ケーシング形状をした霧化室(上)1及び
霧化室(下)9で構成される霧化室21の内部壁面の内
側に固定された衝撃吸収材18に沿って、風量が約0.
1〜0.2立方メーター毎分の送風となり、拡散部材5
で霧化された霧状の液体の微粒子22を霧吹出口8へと
吹き出していく。
【0037】上記微粒子22は、霧化室21の内部壁面
(ケーシング)の内側に固定された衝撃吸収材18との
相対位置により、図3に示す、a位置では一部、b、c
位置では半分以上、d、e位置ではほぼ全ての霧状液体
の微粒子22が上記、空気の流れに乗って、霧吹出口8
から放出される。
(ケーシング)の内側に固定された衝撃吸収材18との
相対位置により、図3に示す、a位置では一部、b、c
位置では半分以上、d、e位置ではほぼ全ての霧状液体
の微粒子22が上記、空気の流れに乗って、霧吹出口8
から放出される。
【0038】尚、拡散部材5に衝突して微粒子となるの
は全体の約5〜10%であり残りの約90〜95%の液
滴は粗い液体粒子のまま拡散部材5を通過後、相当な速
度で衝撃吸収材18に衝突する。しかし、硬いプラスチ
ック製の霧化室(上)1、霧化室(下)9の壁面と異な
り、衝撃吸収材18は軟質の発泡シートであるから、そ
の衝撃音は比較的小さくなる。
は全体の約5〜10%であり残りの約90〜95%の液
滴は粗い液体粒子のまま拡散部材5を通過後、相当な速
度で衝撃吸収材18に衝突する。しかし、硬いプラスチ
ック製の霧化室(上)1、霧化室(下)9の壁面と異な
り、衝撃吸収材18は軟質の発泡シートであるから、そ
の衝撃音は比較的小さくなる。
【0039】また、衝撃吸収材18は気泡を備えたシー
トであるから、遮音効果がある。このため拡散部材5と
の液体粒子の衝突音、衝撃吸収材18との粗い液体粒子
の衝突音が霧化装置から漏れる音が低減される。
トであるから、遮音効果がある。このため拡散部材5と
の液体粒子の衝突音、衝撃吸収材18との粗い液体粒子
の衝突音が霧化装置から漏れる音が低減される。
【0040】尚、拡散部材5や、霧化室21の内部壁面
や衝撃吸収材18等で再結露した未霧化液体15は収集
されて、排液口16より液槽17へ向かう。液槽17に
回収された未霧化液体15は、ポンプ(図示せず)で汲
み上げられ、新たに加えられた被霧化液体19と共に再
び液案内20から回転体4へ滴下することで、未霧化液
体15の循環処理を行うものである。単純に言えば、約
10回〜20回この工程を繰り返すことにより、霧状の
液体の微粒子22と成し、霧放出口8より放出してしま
うことになる。
や衝撃吸収材18等で再結露した未霧化液体15は収集
されて、排液口16より液槽17へ向かう。液槽17に
回収された未霧化液体15は、ポンプ(図示せず)で汲
み上げられ、新たに加えられた被霧化液体19と共に再
び液案内20から回転体4へ滴下することで、未霧化液
体15の循環処理を行うものである。単純に言えば、約
10回〜20回この工程を繰り返すことにより、霧状の
液体の微粒子22と成し、霧放出口8より放出してしま
うことになる。
【0041】また、尚、上記本発明の液体霧化装置の一
実施例においては、衝撃吸収材にて霧化時に発生する騒
音を低減するようにしたが、図4に示すように拡散部材
の個々の部材の形状、配置位置を異ならせて(ランダム
に)構成して騒音を低減するようにしても良い。
実施例においては、衝撃吸収材にて霧化時に発生する騒
音を低減するようにしたが、図4に示すように拡散部材
の個々の部材の形状、配置位置を異ならせて(ランダム
に)構成して騒音を低減するようにしても良い。
【0042】図4は拡散部材5の個々の部材の形状特に
その厚み、個々の部材の配置位置をランダムに構成した
実施例を示し、図4において、個々の部材の厚みをT、
長さをL、部材間のピッチ(回転板4の中心点から放射
状に伸びる線間の或る半径における距離)をP、回転板
4の中心点から放射状に伸びる線と成す角度をαで表し
ている。そして、これら厚みT、長さL、ピッチP、角
度αを標準値から約10%の範囲でランダムに変化させ
て構成している。
その厚み、個々の部材の配置位置をランダムに構成した
実施例を示し、図4において、個々の部材の厚みをT、
長さをL、部材間のピッチ(回転板4の中心点から放射
状に伸びる線間の或る半径における距離)をP、回転板
4の中心点から放射状に伸びる線と成す角度をαで表し
ている。そして、これら厚みT、長さL、ピッチP、角
度αを標準値から約10%の範囲でランダムに変化させ
て構成している。
【0043】従って、拡散部材5の個々の部材の形状、
配置位置をランダムに構成していることにより、液滴の
当たる拡散部材5の固有振動数がずれてくるため、液体
粒子が拡散部材5に衝突する際に発生する衝撃音の固有
周波数のピーク値を複数の周波数に分散させ、耳障りな
高周波数の衝撃音を和らげることができ、騒音を低減す
ることができる。
配置位置をランダムに構成していることにより、液滴の
当たる拡散部材5の固有振動数がずれてくるため、液体
粒子が拡散部材5に衝突する際に発生する衝撃音の固有
周波数のピーク値を複数の周波数に分散させ、耳障りな
高周波数の衝撃音を和らげることができ、騒音を低減す
ることができる。
【0044】尚、もう一つの他の実施例として、図1乃
至図3に示すように霧化室21の内部壁面に近傍に衝撃
吸収材18を配設するとともに図4に拡散部材5の個々
の部材の形状特にその厚み、個々の部材の配置位置をラ
ンダムに構成して騒音を低減する構成にしても良く、本
発明は特に上記実施例に限定されるものではない。
至図3に示すように霧化室21の内部壁面に近傍に衝撃
吸収材18を配設するとともに図4に拡散部材5の個々
の部材の形状特にその厚み、個々の部材の配置位置をラ
ンダムに構成して騒音を低減する構成にしても良く、本
発明は特に上記実施例に限定されるものではない。
【0045】
【発明の効果】本発明の液体霧化装置は上記構成にて、
請求項1記載の発明は機霧化時に発生する騒音を抑制で
きる。高速回転する回転体から飛び散る液体の粒子は拡
散部材に衝突し微粒子化されるが、残りの大半の粗い液
体粒子は更に外周の霧化室の内部壁面に相当な速度で衝
突し騒音を発生しようとするが、霧化室の内部壁面に配
設された衝撃吸収材に阻まれる。衝撃吸収材は霧化室の
内部壁面のように硬くはなく、軟質の構成材であるか
ら、その衝撃音ははるかに小さなものとなる。
請求項1記載の発明は機霧化時に発生する騒音を抑制で
きる。高速回転する回転体から飛び散る液体の粒子は拡
散部材に衝突し微粒子化されるが、残りの大半の粗い液
体粒子は更に外周の霧化室の内部壁面に相当な速度で衝
突し騒音を発生しようとするが、霧化室の内部壁面に配
設された衝撃吸収材に阻まれる。衝撃吸収材は霧化室の
内部壁面のように硬くはなく、軟質の構成材であるか
ら、その衝撃音ははるかに小さなものとなる。
【0046】また、液体粒子が拡散部材に衝突する際に
も音が発生する。衝撃吸収材は霧化室の内部壁面近傍に
配設されているから、これらの騒音を遮音し、外部へ漏
らす騒音を低減してくれる。
も音が発生する。衝撃吸収材は霧化室の内部壁面近傍に
配設されているから、これらの騒音を遮音し、外部へ漏
らす騒音を低減してくれる。
【0047】そして、請求項2記載の発明は拡散部材の
個々の部材の形状、配置位置がランダムに構成されてい
るため、液体粒子が拡散部材に衝突する際に発生する衝
撃音の固有周波数のピークを複数の周波数に分散させ、
耳障りな高周波数の衝撃音を和らげることができる。
個々の部材の形状、配置位置がランダムに構成されてい
るため、液体粒子が拡散部材に衝突する際に発生する衝
撃音の固有周波数のピークを複数の周波数に分散させ、
耳障りな高周波数の衝撃音を和らげることができる。
【図1】本発明の液体霧化装置の一実施例を示す要部概
略縦断面図である。
略縦断面図である。
【図2】本発明の液体霧化装置の一実施例を示す要部概
略横断面図である。
略横断面図である。
【図3】本発明の液体霧化装置の一実施例を示す要部概
略分解横断面図である。
略分解横断面図である。
【図4】本発明の液体霧化装置の他の実施例を示す要部
概略横断面図である。
概略横断面図である。
【図5】従来の液体霧化装置の一実施例を示す要部概略
縦断面図である。
縦断面図である。
【図6】従来の液体霧化装置の一実施例を示す要部概略
横断面図である。
横断面図である。
1 霧化室(上) 2 液受け 3 液孔 4 回転体 5 拡散部材 6 突起部 7 空気吸込口 8 霧吹出口 9 霧化室(下) 13 DCモータ 15 未霧化液体 16 排液口 17 液槽 18 衝撃吸収材 19 被霧化液体 20 液案内 21 霧化室 22 微粒子
Claims (2)
- 【請求項1】 回転体と、該回転体により飛び散った液
体の粒子を衝突させて、より液体を微粒子化させて拡散
を容易にする該回転体の周囲に配設した複数個の個々の
部材からなる拡散部材と、該回転体が送風機能を有する
ように該回転体に設けたブレード形状の複数個の突起部
と、該回転体による送風を吹出口に効率的に流す略ケー
シング形状の霧化室と、該霧化室の内部壁面近傍に配設
した衝撃吸収材とを備えてなることを特徴とする液体霧
化装置。 - 【請求項2】 回転体と、該回転体により飛び散った液
体の粒子を衝突させて、より液体を微粒子化させて拡散
を容易にするとともに上記液体の粒子が衝突する際に発
生する衝撃音の固有周波数のピーク値を複数の周波数に
分散させる該回転体の周囲に略放射状に配列された薄板
状の複数個の個々の部材からなる拡散部材と、該回転体
が送風機能を有するように該回転体に設けたブレード形
状の複数個の突起部と、該回転体による送風を吹出口に
効率的に流す略ケーシング形状の霧化室とを備えてなる
ことを特徴とする液体霧化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058263A JP3005135B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 液体霧化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058263A JP3005135B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 液体霧化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269699A true JPH06269699A (ja) | 1994-09-27 |
JP3005135B2 JP3005135B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=13079283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5058263A Expired - Fee Related JP3005135B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 液体霧化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005135B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010029722A1 (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-18 | パナソニック株式会社 | 液体微細化装置とそれを用いた加湿装置 |
JP2010179011A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Panasonic Corp | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2010252882A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Panasonic Corp | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2010273817A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Panasonic Corp | サウナ装置 |
JP2011015769A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Panasonic Corp | サウナ装置 |
JP2011021816A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Panasonic Corp | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2011072541A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Panasonic Corp | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2011143356A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Panasonic Corp | 液体微細化ユニットおよび液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
CN102144133A (zh) * | 2008-09-09 | 2011-08-03 | 松下电器产业株式会社 | 液体微细化装置及使用该液体微细化装置的加湿装置 |
JP2012106111A (ja) * | 2012-03-10 | 2012-06-07 | Noritz Corp | ミスト発生装置およびこれを備えた浴室暖房装置 |
CN109058496A (zh) * | 2018-10-25 | 2018-12-21 | 泉州市唯达五金工贸有限公司 | 自发电杀菌智能龙头 |
CN111089086A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-01 | 安徽昊源化工集团有限公司 | 一种减轻振动的变换开工蒸汽喷射器 |
CN118490861A (zh) * | 2024-07-18 | 2024-08-16 | 河北乐寿鸭业有限责任公司 | 一种肉鸭养殖棚舍消毒液喷洒设备 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5058263A patent/JP3005135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102144133A (zh) * | 2008-09-09 | 2011-08-03 | 松下电器产业株式会社 | 液体微细化装置及使用该液体微细化装置的加湿装置 |
WO2010029722A1 (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-18 | パナソニック株式会社 | 液体微細化装置とそれを用いた加湿装置 |
JP2010179011A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Panasonic Corp | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2010252882A (ja) * | 2009-04-22 | 2010-11-11 | Panasonic Corp | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2010273817A (ja) * | 2009-05-28 | 2010-12-09 | Panasonic Corp | サウナ装置 |
JP2011015769A (ja) * | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Panasonic Corp | サウナ装置 |
JP2011021816A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Panasonic Corp | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2011072541A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Panasonic Corp | 液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2011143356A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Panasonic Corp | 液体微細化ユニットおよび液体微細化装置とそれを用いたサウナ装置 |
JP2012106111A (ja) * | 2012-03-10 | 2012-06-07 | Noritz Corp | ミスト発生装置およびこれを備えた浴室暖房装置 |
CN109058496A (zh) * | 2018-10-25 | 2018-12-21 | 泉州市唯达五金工贸有限公司 | 自发电杀菌智能龙头 |
CN109058496B (zh) * | 2018-10-25 | 2024-03-08 | 安徽路达铜业有限公司 | 自发电杀菌智能龙头 |
CN111089086A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-05-01 | 安徽昊源化工集团有限公司 | 一种减轻振动的变换开工蒸汽喷射器 |
CN118490861A (zh) * | 2024-07-18 | 2024-08-16 | 河北乐寿鸭业有限责任公司 | 一种肉鸭养殖棚舍消毒液喷洒设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3005135B2 (ja) | 2000-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2010223837B2 (en) | A rotary atomizer or mister | |
JPH06269699A (ja) | 液体霧化装置 | |
JPH11300135A (ja) | 微細水滴発生装置 | |
JP2020505573A (ja) | 水落下の音低減機構及びアトマイザー | |
KR20150090842A (ko) | 부유식 가습기 | |
JP2009078245A (ja) | ミスト発生器 | |
WO2019111814A1 (ja) | 液体微細化装置およびそれを用いた換気装置、空気清浄機、空気調和機 | |
JP2012223706A (ja) | 回転式霧化方法並びに霧化装置 | |
JP6118563B2 (ja) | ミスト発生装置および美顔器 | |
JPH06159752A (ja) | クリーンルーム用ファンフィルターユニット | |
US1835559A (en) | Atomizing and humidifying apparatus | |
CN207981459U (zh) | 一种离心雾化装置 | |
JP7170195B2 (ja) | 液体微細化装置及びそれを用いた熱交換気装置 | |
US6601778B2 (en) | Centrifugal humidifier with sawtooth ridged impingement surface | |
CN112013460B (zh) | 空气净化器 | |
CN105797907B (zh) | 离心式雾化器 | |
CN211476198U (zh) | 空气加湿装置 | |
JP3404616B2 (ja) | 負イオン発生装置 | |
JP5104165B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP3138913B2 (ja) | 負イオン発生装置 | |
JPH10325562A (ja) | 空調機用ドレンポンプのドレンパン | |
JPH11114349A (ja) | 空気清浄機 | |
US3170965A (en) | Air washer with moving cone to control vertical distribution | |
CN114060987A (zh) | 液体破碎单元以及包括该液体破碎单元的空气处理装置 | |
JPS5833820Y2 (ja) | 超音波霧化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |