JP3404616B2 - 負イオン発生装置 - Google Patents

負イオン発生装置

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JP3404616B2
JP3404616B2 JP17663896A JP17663896A JP3404616B2 JP 3404616 B2 JP3404616 B2 JP 3404616B2 JP 17663896 A JP17663896 A JP 17663896A JP 17663896 A JP17663896 A JP 17663896A JP 3404616 B2 JP3404616 B2 JP 3404616B2
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隆二 時岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レナード効果を利
用して空気中に負イオンを発生させる負イオン発生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】水滴が空気中で分裂するとき、より正確
には、水滴が衝癖である金属板に衝突して分裂すると
き、付近の空気中に負イオンが発生し、水滴が負イオン
と等量の正電荷を得る現象はレナード効果(Lenar
ds’ effect)として古くから知られている。
この現象は滝の付近の空気中に負電気が存在することか
ら滝効果ともいわれる。
【0003】レナード効果を利用して負イオンを発生さ
せる方法は、例えば特公平5−587555号に記載さ
れている。この方法は、微細水滴製造機にて水から微細
水滴を発生させると同時に、この微細水滴に風速0.5
〜50m/secで空気を吹き込み微細水滴混合空気と
し、そのあと、この微細水滴混合空気を分離器に通して
少なくとも粒径1μmより大きな微細水滴を分離して超
微細水滴混合空気となし、該超微細水滴混合空気1m3
中に負イオンを1.25×109以上発生させるという
ものである。この先行例において、微細水滴製造機は水
分裂部,分離器は、気液分離部である。水分裂部には、
回転する円板上に水を噴射し、噴射水に遠心力を作用さ
せて微細水滴に分裂させる装置,超音波加湿器を用い、
水を振動させて微細水滴に分裂させる装置あるいは回転
する羽根車に水を吹き付け、羽根車で水を叩いて微細水
滴に分裂させる装置が用いられ、気液分離部には、サイ
クロンセパレータが用いられている。
【0004】上記装置によるときには、水分裂部に発生
させた微細水滴を送風し、気液分離部であるサイクロン
セパレータ内で空気中から微細水滴を気液分離して負イ
オンを含む空気を外部へ取出すことができる。
【0005】水分裂部に、円板を用い、回転している円
板の表面上に水を供給すれば、水は円板の表面に薄く広
がり、同時に遠心力により円板の周縁から外方に飛ばさ
れて微細水滴を発生させることができ、ばらつきが少な
く、超微細水滴の発生効率がよいとされている(特開平
4−118068号参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回転す
る円板上に水を供給したときに、供給された水は必ずし
も円板の周縁から飛散させることができるわけではな
い。回転する円板を用いて微細水滴を発生させる方式に
よるときには、水の分散効率は専ら遠心力作用を生ずる
円板の回転速度の大小によって決定されることになり、
微細水滴を多量に発生させるには円板を高速回転させな
ければならない。
【0007】本発明の目的は、回転体上に供給された水
を叩打し、さらに遠心方向に誘導して放水し、微細水滴
に効率よく分裂させて負イオンを発生させる負イオン発
生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による負イオン発生装置においては、 水分
裂部を有する負イオン発生装置であって、水分裂部は、
回転体を有し、回転体は、回転する円盤であり、ガイド
部を兼ねた叩打部を有し、ガイド部を兼ねた叩打部は、
回転体の盤面に形成された突条であり、突条は、板面に
対して立ち上がり部分となり、叩打部として回転体の盤
面に供給された水を叩打して微細水滴に分裂させるとと
もにガイド部として突条間に受入れられた水を回転体の
回転方向に変換し、遠心方向の衝壁に向けて放水するも
のであり、衝壁は、回転体より遠心方向に放出された水
を衝突させて微細水滴に分裂させるものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】また、突条は、盤面上に間隔を置いて直列
に形成され、各列の突条は、回転体の軸孔を中心として
放射状に配列され、各突条間を水が通過の際に散乱させ
る間隔を形成するものである
【0014】また、水分裂部を有する負イオン発生装置
であって、水分裂部は、回転体を有し、回転体は、回転
する円盤であり、ガイド部を兼ねた叩打部を有し、 ガイ
ド部を兼ねた叩打部は、円盤の盤面に形成された溝であ
り、盤面は、溝に対して立上り部分となり、叩打部とし
て回転体の盤面に供給された水を叩打して微細水滴に分
裂させるとともにガイド部として突条間に受入れられた
水を回転体の回転方向に変換し、遠心方向の衝壁に向け
て放水するものであり、衝壁は、回転体より遠心方向に
放出された水を衝突させて微細水滴に分裂させるもので
ある。
【0015】また、水分裂部を有する負イオン発生装置
であって、水分裂部は、回転体を有し、回転体は、回転
する円盤であり、ガイド部を兼ねた叩打部を有し、 ガイ
ド部を兼ねた叩打部は、円盤の盤面に形成された段差で
あり、段差は、円盤の盤面一部に立上り部分を形成し、
叩打部として回転体の盤面に供給された水を叩打して微
細水滴に分裂させるとともにガイド部として突条間に受
入れられた水を回転体の回転方向に変換し、遠心方向の
衝壁に向けて放水するものであり、衝壁は、回転体より
遠心方向に放出された水を衝突させて微細水滴に分裂さ
せるものである。
【0016】また、ガイド部を兼ねた叩打部は、回転体
の回転中心から遠心方向にかけて盤面に形成され、盤面
に供給された水を回転体の回転中心側から遠心方向に向
けて案内するものである。
【0017】また、 ガイド部を兼ねた叩打部は、回転
体の回転中心のまわりに、回転中心から回転体の外縁に
かけて複数条形成されたものである。
【0018】また、 ガイド部を兼ねた叩打部は、回転
体の中心側から外縁にかけてスパイラル状に弯曲してい
るものである。
【0019】また、カバーを有し、カバーは、隣接する
ガイド部を兼ねた叩打部間を覆い、回転体の外縁を除い
ガイド部を兼ねた叩打部間からの微細水滴の飛散を防
止するものである。
【0020】また、 回転体の外縁にノズルを有し、ノ
ズルは、供給された水を回転体の遠心方向に放水するも
のである。
【0021】図1〜5に本発明に用いる回転体の具体例
を示す。回転体11は、盤面にガイド部を兼ねた叩打部
を有する円盤11aであり、回転駆動され、盤面に供給
された水を叩打部によって叩打し、微細水滴に分裂さ
せ、さらにガイド部によって水の流動方向を回転体の回
転方向に変換し、遠心方向に放水するものである。図1
〜5に例示する回転体11は以下に説明するとおり、い
ずれも叩打部がガイド部を兼ねているが、機能的に区別
することもできる。
【0022】図1は、叩打部に放射状の突条13を用い
た例である。突条13は、回転体11の中央の軸孔16
を中心としてその周囲の盤面に形成された立上り部分で
あり、その立上り部分で回転する盤面に供給された水を
叩打し、またガイド部として回転による遠心力作用で突
条13の方向に沿い遠心方向に水を誘導する。
【0023】図2は、回転体11の盤面上に間隔を置い
て突条13a,13a,…を直列状に形成した例であ
る。各列の突条13a,13a,…は、軸孔16を中心
として放射状に配列されている。この例における突条1
3a,13aは叩打部として供給された水を叩打し、且
つガイド部として突条13aの列の方向の一部の水を誘
導するが、一部の水は突条13a,13a間の間隔を通
過し、通過の際に散乱し、さらに他の列の突条13aで
叩打される。
【0024】図3は、叩打部に放射状の溝14を用いた
例である。溝14は、回転体11の軸孔16を中心とし
てその周囲の盤面に刻設された窪みである。この例で
は、盤面が溝14に対して立上り部分となり、溝14は
叩打部として回転する盤面に供給された水を受入れて叩
打し、ガイド部として回転による遠心力作用で溝14の
方向に沿い遠心方向に誘導する。
【0025】図4は、叩打部に段差14aを用いた例で
ある。段差14aは、回転体11の盤面を円周方向に傾
斜状に切欠き、その終端を直角に立上らせて形成したも
のである。図4の例では円盤11a上の2個所に段差1
4aを形成した例を示している。円盤11aが矢印方向
に回転したときに円盤11a上に供給された水は、段差
14aの立上り部分で叩打され、また、回転による遠心
力作用で段差14aの方向に沿い遠心方向に誘導され
る。
【0026】図5は、図1の変形例であり、盤面に立上
らせた放射状の突条13を回転体11の中心側から外縁
にかけてスパイラル状に弯曲させた例である。弯曲方向
は、回転体11の回転によって生ずる遠心力が盤面に供
給された水に作用してこれを円盤11aの外縁に導く方
向に設定している。なお、この例では、水の供給を受け
る回転体11の中央領域を水の受入部15とし、受入部
15を除いて周辺部の隣接する突条13,13間をカバ
ー17で覆い、回転体11の外縁にノズル18を開口し
ている。カバー17は、回転体11の外縁を除いて各突
条13,13間からの微細水滴の飛散を防止するもので
あり、ノズル18は、供給された水を回転体11の外縁
から遠心方向に放水するものである。
【0027】図1〜4の回転体にはカバー17を用いて
いないが、図5の回転体11と同様にカバーを設けるこ
ともできる。しかし、カバーがなければ突条13の端
部,最外周の突条13aの端部,溝14,段差14aの
端部は、ノズルとなり、水は、ノズルから遠心方向に放
出され、遠心方向の衝壁に衝突して微細水滴に分裂す
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に図5の回転体11を用いた
場合について、本発明の実施形態を図によって説明す
る。図6〜図9において、負イオン発生装置は、水供給
部1と、水分裂部2と、気液分離部3とをケース4内に
有するものである。水分裂部2から気液分離部3に続く
流路は、空気通路Wである。空気通路Wは空気中に発生
した負イオン,微細水滴を空気にのせて移送する管路で
ある。水供給部1は、水槽5から水分裂部2に供給する
水の供給用配管6を有し、配管6には供給ポンプ7を装
備している。またケース4には、図8のように給水用の
カートリッジタンク8が脱着可能に取付けられている。
【0029】水分裂部2は、水供給部1より給水された
水滴を微細水滴に分裂させて付近の空気中に負イオンを
発生させる部分である。水の分裂とは、水滴にエネルギ
ーを与えて微細水滴を発生させることである。この実施
形態において、水分裂部2は、図10に示すように空気
通路Wを形成する縦長の筒体9内に内筒10を挿入し、
内筒10に回転体11を装備したものである。内筒10
内には、回転体11を駆動するモータ12が装てんさ
れ、その回転軸12aを回転体11の軸孔16に装着し
て筒体9の胴部内に回転体11を水平姿勢で設置してい
る。
【0030】本実施形態において、水は、内筒10内に
配管された水の供給用配管6を通して回転体11に、上
方から供給され、回転体11上に受入れられた水は、回
転体11の回転方向に変換され、ノズル18より遠心方
向に噴出し、その噴射水は、筒体9内の壁に衝突して微
細水滴に分裂する。ノズル18より噴出した水が衝突す
る面は、水を微細水滴に分裂させる衝壁である。
【0031】図5に示すように突条13は、軸孔16を
中心としてその周上に立ち上げて形成され、ノズル18
は、円盤11aの全周面に分散して均等に開口されてい
る。なお、内筒10の外周と、筒体9の内周面間は、空
気通路Wであり、筒体9の上部には、吸気口19に通ず
るダクト20が接続されている。吸気口19は、図9に
示すようにケース4の一面下部に開口され、送風機21
の駆動によって外気が吸気される。
【0032】気液分離部3は、水分裂部2に発生させた
微細水滴を含む空気を受入れ、空気中から微細水滴を遠
心力分離する部分である。この実施形態において、気液
分離部3は、筒体22内に内筒23を同心状に設置した
ものであり、筒体22の胴部上端は、図6に示すように
シュート24を通じてケース4の一面の上部に開口され
た送気口25に連通し、気液分離部3の筒体22と水分
裂部2の筒体9とは、その胴部中央下部において導通管
26を通して互いに連通させている。また、両筒体9,
22は下端が開口され、下端開口は水槽5内に挿し込ま
れている。
【0033】この実施形態において、水を充満したカー
トリッジタンク8をケース4内に装てんし、タンク8内
の水を水槽5内に満たし、水分裂部2及び気液分離部3
の各筒体9,22の下端を水槽5内を満たす水中に浸漬
し、両筒体9,22を連通させる導通管26を水面上に
位置させる。本発明において、吸気口19から、送気口
25に続くまでの管路が空気通路Wである。
【0034】送風機21を起動して外気をケース4内に
吸引し、且つ供給ポンプ7を起動して水槽5内の水を汲
み上げ、水分裂部2に水を供給する。一方、ケース4内
に吸引された空気は、ダクト20を通り、水分裂部2の
筒体9内に上部から圧入され、筒体9内を旋回しながら
下降し、導通管26を通じて気液分離部3の筒体22内
に流出する。水分裂部2において、モータ12を起動し
て回転体11を回転させると、水槽5から供給された水
は、回転する回転体11上の突条13上及び突条13,
13間に落下する。
【0035】突条13は、叩打部でありガイド部であ
る。突条13は、叩打部として落下してきた水を叩打
し、これを微細水滴に分裂させ、遠心方向に飛散させる
が、大部分は円盤11aの盤面上に落下する。突条13
はまた、ガイド部として互いに隣接する2本の突条1
3,13間に受入れられた水を、回転により生じた遠心
力作用で、回転体11の外縁に導き、各ノズル18よ
り、遠心方向に放出する。ノズルから放出された水は、
回転体11の接線方向に飛散し、筒体9の内壁を衝壁と
して水は衝壁に衝突し、微細水滴に分裂して空気中に負
イオンを生ずる。一方、ダクト20を通して筒体9内に
吹き込まれた空気は、筒体9と内筒10間を一方向の旋
回運動をしつつ下降する。
【0036】以上、実施形態では、図10のように筒体
9の内壁を衝壁として回転体11のノズル18から放出
した水を筒体9の内壁に衝突させているが、必ずしも衝
壁は、筒体9の内壁に限るものではない。図11は、筒
体9内に別に挿入したリング27の内面を衝壁に利用す
る例である。リング27は、アーム28をもって内筒1
0に保持されており、リング27の内周面には、ゴム等
の緩衝材29が貼付られている。
【0037】回転体11のノズル18から放出された水
は、緩衝材29に衝突して微細水滴に分裂する。この例
では、緩衝材29の面が衝壁であり、しかも緩衝材29
を取付けたリング27は、筒体9と別体のため、筒体9
の内壁を衝壁として水を放水する場合に較べて水の衝突
によって発する騒音のレベルを大幅に下げることができ
る。リング27の上下縁は開放されており、この例で
は、空気はリング27内で旋回しつつ筒体9内を下降す
る。
【0038】微細水滴の飛散方向は、筒体9内を旋回す
る空気の旋回方向と合致しており、乱流が生じず、空気
は滑らかに旋回しながら負イオンとともに微細水滴を送
風し、導通管26を通じて気液分離部3の筒体22内に
接線方向から流入する。気液分離部3内で、空気は、内
筒23を中心に旋回運動しながら筒体22内を上昇す
る。
【0039】気液分離部3内を空気が旋回しながら上昇
する間に、空気中に含まれる微細水滴は、旋回によって
生じた遠心力作用で筒体22の内壁に振り切られ、空気
中より除去され、空気は、筒体22の上端からその接線
方向にシュート24内に流出し、送気口25から負イオ
ンを含む多湿の空気が供給される。
【0040】一方、水分裂部2の回転体11から飛散し
て筒体9の内壁に捕捉された水滴及び気液分離部3の筒
体22の内壁に捕捉された水滴は、水膜を形成して下降
し、水槽5内に戻され、再び水分裂部2に供給され、循
環使用される。
【0041】図中30は、排水ポンプである。排水ポン
プ30は、水槽5内の水が汚れたときなどに起動して水
槽5内から水を排出する。
【0042】以上、実施形態においては、水分裂部の回
転体に、図5に示す回転体11を用いた例について説明
したが、図1〜図4の回転体を用いても同様の効果が得
られる。なお、回転体11には円形の円盤11aを用い
た例を示しているが、回転体11の円盤11aは、必ず
しも円形に限るものではなく、回転中心から半径方向に
張り出す板状部分を少なくとも一部に有し、その部分に
ガイド部を兼ねた叩打部が設けられておればよい。
【0043】回転体のガイド部を兼ねた叩打部は、回転
体の板状部分から立ち上げて半径方向に形成された突条
あるいは盤面を窪ませた溝であるが、基準となる盤面に
対して相対的に高さが異なる水のせきを作り出すもので
あればよい。
【0044】ガイド部を兼ねた叩打部は、これを回転体
の回転軸心の近傍と、回転体の外端との間にわたって形
成することにより、回転体の回転軸心の近くに供給され
た水を外端まで導くことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、回転駆動される回転体
の叩打部で供給された水を叩打しつつこれを微細水滴に
分裂させ、供給された水を叩打しつつ流動方向を変換
し、供給された水に遠心力を作用させ、遠心方向の衝壁
に向けて放水し、障壁に衝突させて多量の負イオンを有
効に発生させることができる。
【0046】
【0047】
【0048】さらに本発明によれば、ガイド部を兼ねた
叩打部は、盤面の立上り部分として構成でき、立上り部
は、突条,溝,段差などの形態で形成できる。
【0049】また、本発明によれば、回転体の回転中心
側から遠心方向に向け、特にスパイラル状に弯曲させて
ガイド部を兼ねた叩打部を形成することによって水に遠
心力を効果的に作用させることができ、特に回転中心の
まわりに複数条形成して分散して放水できる。
【0050】また、カバーを設けることによって、ガイ
ド部を兼ねた叩打部間からの水の飛散を阻止できる。
【0051】さらに、ガイド部を兼ねた叩打部の端部を
ノズルとして特定の範囲に集中して放水でき、特に、カ
バーで覆われたガイド部を兼ねた叩打部間から放水する
ものは、供給された水の大部分を衝壁に向けて放水でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転体の第1の例を示す図である。
【図2】回転体の第2の例を示す図である。
【図3】回転体の第3の例を示す図である。
【図4】回転体の第4の例を示す図である。
【図5】回転体の第5の例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態を示す断面平面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】図6のB−B線断面図である。
【図9】図6のC−C線断面図である。
【図10】水分裂部の要部拡大図である。
【図11】衝壁の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 水供給部 2 水分裂部 3 気液分離部 4 ケース 5 水槽 6 水の供給用配管 7 供給ポンプ 8 カートリッジタンク 9 筒体 10 内筒 11 回転体 11a 円盤 12 モータ 13,13a 突条 14 溝 14a 段差 15 受入部 16 軸孔 17 カバー 18 ノズル 19 吸気口 20 ダクト 21 送風機 22 筒体 23 内筒 24 シュート 25 送気口 26 導通管 27 リング 28 アーム 29 緩衝材 30 排水ポンプ W 空気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/22

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分裂部を有する負イオン発生装置であ
    って、 水分裂部は、回転体を有し、 回転体は、回転する円盤であり、ガイド部を兼ねた叩打
    を有し、ガイド部を兼ねた叩打部 は、回転体の盤面に形成された
    突条であり、突条は、板面に対して立ち上がり部分とな
    り、叩打部として回転体の盤面に供給された水を叩打し
    て微細水滴に分裂させるとともにガイド部として突条間
    に受入れられた水を回転体の回転方向に変換し、遠心方
    向の衝壁に向けて放水するものであり、衝壁は、回転体
    より遠心方向に放出された水を衝突させて微細水滴に分
    裂させるものであることを特徴とする負イオン発生装
    置。
  2. 【請求項2】 突条は、盤面上に間隔を置いて直列に形
    成され、各列の突条は、回転体の軸孔を中心として放射
    状に配列され、各突条間を水が通過の際に散乱させる間
    隔を形成するものであることを特徴とする請求項1に記
    載の負イオン発生装置。
  3. 【請求項3】 水分裂部を有する負イオン発生装置であ
    って、 水分裂部は、回転体を有し、 回転体は、回転する円盤であり、ガイド部を兼ねた叩打
    部を有し、 ガイド部を兼ねた叩打部は、 円盤の盤面に形成された溝
    であり、盤面は、溝に対して立上り部分となり、叩打部
    として回転体の盤面に供給された水を叩打して微細水滴
    に分裂させるとともにガイド部として突条間に受入れら
    れた水を回転体の回転方向に変換し、遠心方向の衝壁に
    向けて放水するものであり、 衝壁は、回転体より遠心方向に放出された水を衝突させ
    て微細水滴に分裂させるものであることを特徴とする負
    イオン発生装置。
  4. 【請求項4】 水分裂部を有する負イオン発生装置であ
    って、 水分裂部は、回転体を有し、 回転体は、回転する円盤であり、ガイド部を兼ねた叩打
    部を有し、 ガイド部を兼ねた叩打部は、 円盤の盤面に形成された段
    差であり、段差は、円盤の盤面一部に立上り部分を形成
    し、叩打部として回転体の盤面に供給された水を叩打し
    て微細水滴に分裂させるとともにガイド部として突条間
    に受入れられた水を回転体の回転方向に変換し、遠心方
    向の衝壁に向けて放水するものであり、 衝壁は、回転体より遠心方向に放出された水を衝突させ
    て微細水滴に分裂させるものであることを特徴とする負
    イオン発生装置。
  5. 【請求項5】 ガイド部を兼ねた叩打部は、回転体の回
    転中心から遠心方向にかけて盤面に形成され、盤面に供
    給された水を回転体の回転中心側から遠心方向に向けて
    案内するものであることを特徴とする請求項1,2,3
    又は4に記載の負イオン発生装置。
  6. 【請求項6】 ガイド部を兼ねた叩打部は、回転体の回
    転中心のまわりに、回転中心から回転体の外縁にかけて
    複数条形成されたものであることを特徴とする請求項5
    に記載の負イオン発生装置。
  7. 【請求項7】 ガイド部を兼ねた叩打部は、回転体の中
    心側から外縁にかけてスパイラル状に弯曲しているもの
    であることを特徴とする請求項6に記載の負イオン発生
    装置。
  8. 【請求項8】 カバーを有し、カバーは、隣接するガイ
    ド部を兼ねた叩打部間を覆い、回転体の外縁を除いて
    イド部を兼ねた叩打部間からの微細水滴の飛散を防止す
    るものであることを特徴とする請求項6又は7に記載の
    負イオン発生装置。
  9. 【請求項9】 回転体の外縁にノズルを有し、ノズル
    は、供給された水を回転体の遠心方向に放水するもので
    あることを特徴とする請求項8に記載の負イオン発生装
    置。
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