JPH0626962B2 - 物品の入出庫方法 - Google Patents

物品の入出庫方法

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JPH0626962B2
JPH0626962B2 JP26256988A JP26256988A JPH0626962B2 JP H0626962 B2 JPH0626962 B2 JP H0626962B2 JP 26256988 A JP26256988 A JP 26256988A JP 26256988 A JP26256988 A JP 26256988A JP H0626962 B2 JPH0626962 B2 JP H0626962B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ループコンベアを用いて物品を入出庫する物
品の入出庫方法に関するものであり、特に物品を短時間
に効率良く出庫することができる物品の入出庫方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
物品の入出庫方法に関する技術としては、昭和56年1
0月1日荷役研究所発行の臨時増刊「荷役と機械」オー
ダーピッキングシステムハンドブック(以下「文献1」
という)、特開昭50−100778号公報に記載のも
の等が知られている。上記公報等に記載されている従来
の技術について説明すると、文献1の第19頁右欄第1
行〜10行には、立体自動倉庫の入出庫口にパレットを
サーキュレーションできるパレットコンベアを周辺機器
として配置して、パレットを立体倉庫の出庫口から出庫
したり立体倉庫の入庫口に入庫したりする立体自動倉庫
とコンベア(ループコンベアシステム)が記載されてい
る。
また、文献1の第140頁左欄下第6行〜下第1行に
は、数レーン分のコンベアをループコンベアで接続して
入出庫を行うループコンベアシステムが記載されてい
る。
また、特開昭50−100778号公報には、複数台の
受入コンベアと入庫コンベアとの間に復数台の台車を設
け、複数台の受入コンベアのパレットを同時に払い出す
ことによりスタッカークレーンが出庫を行っている間に
全ラインのパレットを搬送する自動倉庫が記載されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の従来の技術は以下のような問題点
を有していた。
即ち、文献1に記載のループコンベアシステムは、立体
倉庫に入庫されるパレットと立体倉庫から出庫されたパ
レットとが、ループコンベア上を混ざり合って搬送され
るため、データトラッキング等の制御が複雑となると共
に、トラブルが生じた時にはその復旧が難しい。
また、特開昭50−100778号公報に記載の自動倉
庫は、複数台の受入コンベア上に入庫のため荷揃えされ
ているパレットを、ループ状の経路を走行するそれぞれ
の台車に同時に払い出すことの記載はあるが、物品が複
数個の出庫コンベアに荷揃えされた後、払い出されるよ
うになすことについての記載は何らなく、何らの示唆も
ない。
即ち、複数台のスタッカークレーンによって物品を出庫
する場合には、出庫される物品が収納されているラック
の位置が異なっている等の理由により、出庫されるべき
物品がそれぞれの出庫コンベアに荷揃えされるのに要す
る時間が異なり、荷揃えされた物品を荷揃えの完了を待
たずに順次ループコンベアに払い出すと、その払い出し
の開始から終了まで要する時間が長くなり、払い出しの
間、物品の入庫を停止している場合等には、物品の入出
庫能力が全体的に低下する。
従って、本発明の目的は、それぞれの出庫コンベアに割
り付けられた物品が荷揃えされた後、荷揃えされた物品
を一斉にループコンベアに払い出すことにより、物品が
短時間で効率良く出庫され、物品の入出庫能力を全体的
に向上させることができる物品の入出庫方法を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、物品を一方向へ搬送するループコンベアを用
いて物品を入出庫する物品の入出庫方法において、出庫
される物品を上記ループコンベアの外周に配設された複
数個の出庫コンベアの何れかに荷揃えされるように割り
付け、物品の割り付けられた全ての出庫コンベアそれぞ
れに少なくとも一つの物品を荷揃えし、荷揃えされた該
物品をそれぞれの出庫コンベア先端に搬送した後、出庫
コンベア先端に搬送された該物品を上記の全ての出庫コ
ンベアから上記ループコンベアに一斉に払い出すことを
特徴とする物品の入出庫方法を提供することにより上記
目的を達成したものである。
〔作用〕
本発明の物品の入出庫方法によれば、物品を短時間に効
率良く出庫することにより、物品の入出庫能力を全体的
に向上させることができる。
〔実施例〕
以下、先ず、本発明の物品の入出庫方法の一実施態様を
第1図に基づいて説明する。
第1図は本発明方法の一実施態様を適用した入出庫設備
を示す平面図である。
本実施態様における保管設備Wは、入出庫口から奥行方
向に多数列且つ高さ方向に多数段配設された棚1と、棚
1、1の間に形成された空間を往復走行して入出庫物品
を棚1から出し入れするスタッカークレーン2とを備え
ている。
上記保管設備Wの入出庫口側には、入庫コンベア3A、
出庫コンベア3Bを介してループコンベアが配設されて
いる。該ループコンベア4は、入出庫物品を反時計方向
に搬送するコンベアで、上記入庫コンベア3Aまたは出
庫コンベア3Bに対して入出庫物品を搬送するように配
設されたメイン搬送コンベア(チェーンコンベア)4A
と、該メイン搬送コンベア4Aに対向させて並設された
搬送コンベア4Bと、これらのコンベア4A、4B間を
それぞれの両端で連絡する連絡コンベア(チェーンコン
ベア)4C、4D等で構成されている。また、上記搬送
コンベア4Bの一端近傍(第1図上方)には、これに対
して直角方向に荷受サブコンベア5が2系列配設され、
トラック6によって輸送されてきたパレット積みの入庫
物品を荷卸し装置7を介して荷卸しし、荷受けサブコン
ベア5から上記搬送コンベア4Bに入庫物品を移載する
ように構成されている。尚、荷卸しする入庫物品にはそ
の都度運転手が品名コードが書き込まれたバーコードラ
ベルを貼着する。そして搬送コンベア4Bにおける上記
荷受サブコンベア5の下流側には、該荷受サブコンベア
5に対して出荷コンベア8が複数並設され、上記搬送コ
ンベア4Bによって搬送されてきた出庫物品をトランス
ファ8Aを介して移載し、出荷コンベア8を介して出荷
するように構成されている。
而して、上記搬送コンベア4Bは、上記荷受サブコンベ
ア5及び出荷コンベア8の該当個所それぞれにおいて独
立して駆動し得る複数の単位搬送コンベア(チェーンコ
ンベア)4Bと、該単位搬送コンベア4Bに連設さ
れたストレージコンベア(ローラコンベア)4Bと、
該ストレージコンベア4Bの下流端に連設された単位
搬送コンベア4Bとを備えて構成されている。上記ス
トレージコンベア4Bは、後述の如く、棚1から出庫
物品を出庫する際に入庫物品を一時滞留させる役割を果
たすコンベアでもある。
上記ストレージコンベア4Bに続く単位搬送コンベア
4B上には荷崩れ検出器9が配設されており、荷崩れ
のひどい入庫物品がある場合には上記単位搬送コンベア
4Bを停止させて、積付けを矯正させた後再度搬送す
るようにされている。
上記荷崩れ検出器9の下流側には2段積みされた入庫物
品を段降ろしして1段ずつにする段降ろし機10が配設
されており、下流側へ流下する入庫物品を全て1段にす
るようになされている。
上記段降ろし機10の下流側には荷姿の乱れた入庫物品
の荷姿をその流れ方向に対して直角方向に修正する第1
荷姿修正機11Aが配設されており、入庫物品の一方向
の荷姿を修正した状態で流下させるようになされてい
る。尚、第1荷姿修正機11Aの箇所の単位搬送コンベ
ア4Bをローラコンベアとしてもよい。
搬送コンベア4Bの下流端部には該搬送コンベア4Bか
ら連絡コンベア4Cに入庫物品を移載するトランスファ
12が配設されており、入庫物品の流下方向を90゜転
換して入出庫コンベア3A、3B側に位置するメイン搬
送コンベア4Aに連絡コンベア4Cを介して引き渡すよ
うに構成されている。更に、搬送コンベア4Bの下流端
部には上述の如く入庫物品に貼着されたバーコードラベ
ルを読み取るバーコードリーダ13が配設されており、
バーコードリーダ13が該当入庫物品の品名コードを読
み込み、読み込まれた品名データと、荷卸し時に設定さ
れて入庫物品の搬送と共にデータトラッキングされてい
るトラックNo.データに基づいた入庫されるべき品名デ
ータとを照合することにより、入庫物品の検品を行った
後、入庫分岐先データ(どの入庫コンベア3Aに入庫す
べきかのデータ)が入庫物品毎に設定される。また、上
記連絡コンベア4Cには第2荷姿修正機11Bが配設さ
れており、入庫物品の荷姿を流れ方向に対して直角方向
に修正するようになされている。尚、第2荷姿修正機1
1Bの箇所の単位搬送コンベア4Cをローラコンベアと
してもよい。
上記連絡コンベア4Cの下流端、即ち、上記メイン搬送
コンベア4Aの上流端には該メイン搬送コンベア4Aか
ら入庫コンベア3Aに入庫物品を移載するトランスファ
14Aが配設されており、該トランスファ14Aが上記
入庫分岐先データに基づいて対応する入庫コンベア3A
に移載するようになされている。
上記メイン搬送コンベア4Aには上記トランスファ14
Aと同様のトランスファが全ての入庫コンベア3Aに対
応させて配設され、また、全ての出庫コンベア3Bには
出庫コンベア3Bから上記メイン搬送コンベア4Aに出
庫物品を移載するトランスファ14Bがそれぞれ配設さ
れている。
上記入庫コンベア3Aまたは出庫コンベア3Bと上記棚
1との間には入庫用のローディングステーション15A
または出庫用のローディングステーション15Bがそれ
ぞれ配設されており、それぞれのローディングステーシ
ョン15A、15Bを介して入庫物品をスタッカークレ
ーン2に引き渡し、また出庫物品をスタッカークレーン
2から出庫コンベア3Bに引き渡するようになされてい
る。
上記メイン搬送コンベア4Aの下流端と搬送コンベア4
Bの上流端とを連絡する連絡コンベア4Dには該連絡コ
ンベア4Dを通過する出庫物品の検出を行う検出器(フ
ォトスイッチ)16が配設されており、該検出器16に
よって連絡コンベア4Dを通過する最後の出庫物品を検
出して、次の出庫動作指令を出力するようになされてい
る。
次に、上記構成からなる入出庫設備における入出庫作業
を説明する。
先ず、物品の入庫作業について説明する。
各工場において入庫物品を積んだトラック6を荷卸し装
置7の前方の車止めストッパ17に着床させて、運転手
が入庫物品の側面にバーコードラベルを貼着した後、荷
卸し装置7上へ入庫物品を荷卸しする。荷卸し装置7へ
荷卸しされた入庫物品を各荷受サブコンベア5に移載す
ると、入庫物品を各荷受サブコンベア5から搬送コンベ
ア4Bへ合流させる。
合流した入庫物品を単位搬送コンベア4B、ストレー
ジコンベア4Bへと順次経由させて単位搬送コンベア
4Bへ搬送し、ここで荷崩れ検出器9によって、荷崩
れの有無をチェックする。荷崩れがひどく、配列の乱れ
た入庫物品があると、その入庫物品を一時停止させて荷
崩れを修正した後、再度単位搬送コンベア4Bを駆動
させてその入庫物品を下流側へ搬送する。また、チェッ
クに合格した入庫物品は下流側の段降ろし機10へ単位
搬送コンベア4Bによって搬送される。そして、搬送
されてくる入庫物品に2段積みのものがあれば、段降ろ
し機10によって段降ろしして入庫物品を1段ずつにし
て下流側へ搬送する。下流側では搬送されてくる入庫物
品に不揃いがあって荷姿が乱れているので、第1荷姿修
正機11Aによって流れ方向に対して直角方向に荷姿を
修正して下流側へ搬送する。荷姿の修正がなされた入庫
物品をトランスファ12に搬送すると、トランスファ1
2によって流下方向を90゜転換して連絡コンベア4C
移載する。この際、バーコードリーダ13が入庫物品の
側面に貼着されたバーコードラベルから入庫物品に関す
る情報を読取る。
読み取られたバーコードラベルの情報に基づいて制御用
CPUが入庫分岐先データを入出庫コンベア制御盤(図
示せず)に与えると共に、その入庫物品の荷姿を第2荷
姿修正機11Bで修正してから連絡コンベア4Cによっ
て該当分岐先のトランスファ14Aにメイン搬送コンベ
ア4Aによって搬送した後、各トランスファ14Aを介
してそれぞれの入庫コンベア3Aに移載、分岐し、分岐
された入庫物品を入庫コンベア3Aによって入庫用ロー
ディングステーション15Aへ搬送する。
上記制御用CPUは、入庫用ローディングステーション
15Aへの入庫物品の到着を確認し、スタッカークレー
ン2に入庫データを与えることにより、スタッカークレ
ーン2が入庫用ローディングステーション15A上の入
庫物品を所定の棚1に格納する。
次に、物品の出庫作業について第2図乃至第4図に示す
フローチャートを参照しつつ説明する。
出庫作業は、例えばトラックなどの輸送車単位で行い、
輸送車単位毎に出庫物品を積込む。そのために、先ず、
出庫計画データを制御用CPUに入力して出庫設定を第
2図に示す如く行うと(ステップ200)、制御用CP
Uが出庫できるか否かを判断し(ステップ201)、出
庫できると判断すると制御用CPUが出庫計画データを
読み出して(ステップ202)、各々のスタッカークレ
ーン2にどの出庫物品を割り付けるかを演算する。演算
の結果、出庫物品のスタッカークレーン2への割り付け
に際し、出庫能力(合流能力)を上げるために、メイン
搬送コンベア4Aの下流側に位置するスタッカークレー
ン2への割り付けを優先し、あるいは割り付け数の少な
いスタッカークレーン2を優先し(ステップ203)、
出庫設定された物品をスタッカークレーン2によって各
々の出庫コンベア3B上に均等に分散させて出庫物品を
荷揃えするように各スタッカークレーン2に割り付け
る。
次いで、各スタッカークレーン2に対応する棚1に在庫
物品が有るか否かを判断し(ステップ204)、在庫が
あれば出庫コンベア3Bにストレージする余裕があるか
否かを判断し(ステップ205)、上記割り付けに従っ
て棚1をそれぞれ決定し、割り付けを確定する(ステッ
プ206)。
上記一連の割り付けを確定すると、制御用CPUは次の
出庫計画があるか否かを判断し(ステップ207)、出
庫計画がなければ次の処理に移り、出庫計画があれば、
ステップ202に戻り上述の処理を繰り返す。
制御用CPUによる上記一連の処理過程で、ステップ2
04においてスタッカークレーン2を割り付けた棚1に
在庫がないと判断した場合には、他のスタッカークレー
ン2の全てについて検索済みであるか否かを判断し(ス
テップ208)、検索済みでないと判断すればステップ
203に戻り再度他の棚1に対するスタッカークレーン
2の割り付けを行い、検索済みであれば在庫のない出庫
物品についての未出荷ファイルを作成し(ステップ20
9)、ステップ207に移り、次の出庫計画としてステ
ップ202でその出庫計画データを読み出す。また、ス
テップ205においてあるスタッカークレーン2に割り
付けられた出庫物品の数が出庫コンベア3Bのストレー
ジ量を上廻り、出庫コンベア3Bにストレージする余裕
がない場合には、他のスタッカークレーン2の全てつい
て検索済みか否かを判断し(ステップ210)、その出
庫物品を他のスタッカークレーン2割り付け、それでも
出庫物品がストレージ量を上廻る場合には、その出庫物
品のスタッカークレーン2への割り付けを保留し、保留
ファイルを作成する(ステップ211)。
上述の如くして出庫物品のスタッカークレーン2への割
り付けを確定した後、制御用CPUは、第3図に示す如
く、入庫物品があるか否かを判断し(ステップ21
2)、入庫物品がないと判断するとスタッカークレーン
2への出庫データの出力を開始する(ステップ21
3)。上記ステップ212のとき、入庫用ローディング
ステーション15A上に入庫物品があると判断すれば、
制御用CPUは、入出庫効率を上げるために出庫しよう
としている物品が格納されている棚1に最も近い空棚1
を決定し(ステップ214)、その空棚1へ入庫物品を
格納するようにスタッカークレーン2に入庫データを出
力し(ステップ215)、入庫動作が完了してから上記
ステツプ213に移り、出庫しようとしている物品の出
庫データをスタッカークレーン2に与えて入庫から出庫
に切り替え、入出庫を交互に行う複合サイクルを行う。
この際、1回の出庫動作が完了する都度、制御用CPU
は、入出庫コンベア制御盤に出庫物品の出庫分岐データ
(出荷コンベア8のどのラインに分岐するのかの指示デ
ータ)を出力すると共(ステップ216)、全出庫分岐
データの出力を完了したか否かを判断する(ステップ2
17)。全出庫分岐データの出力の完了に基づいてスタ
ッカークレーン2に割り付けられた出庫物品の全てをそ
れぞの出庫コンベア3B上への荷揃えし終えると、制御
用CPUは、入出庫コンベア制御盤へ出庫モード指令を
出力し、入出庫コンベア制御盤は、第4図に示す如く出
庫処理する。
また、この際、上記ステップ211における保留ファイ
ルの作成があれば、制御用CPUがその旨判断し(ステ
ップ219)、ステップ201に移り、出庫可信号がO
Nになるのを待って、再びステップ202へと移り、保
留されていた出庫物品のスタッカークレーン2への割り
付け処理を上述の如く行い、保留ファイルの作成がなけ
れば制御用CPUによる出庫処理を終了する。
入出庫コンベア制御盤が第4図に示す如く出庫モードを
受信すると(ステップ220)、制御用CPUへの出庫
可信号を切り(ステップ221)、荷受けサブコンベア
5からの入庫物品の合流を一時停止させる(ステップ2
22)。
その後、入出庫コンベア制御盤が既に荷受けサブコンベ
ア5から合流された入庫物品をストレージコンベア4B
にストレージが可能か否かをカウント制御によって判
断し(ステップ223)、可能ならば第2荷姿修正機1
1Bからの入庫物品の発進を停止させ(ステップ22
4)、ストレージコンベア4B入庫物品を搬入しスト
レージさせる。入庫物品をストレージコンベア4B
ストレージしきれない場合にはストレージ可能となるま
で第2荷姿修正機11Bから入庫物品を発進させた後、
第2荷姿修正機11Bから入庫物品の発進を停止させ
る。そして、第2荷姿修正機11Bから発進している入
庫物品を各々分岐すべき該当入庫コンベア3Aそれぞれ
に全て分岐を完了した後、各出庫コンベア3Bの先端に
出庫物品を揃え、それら全出庫コンベア3Bの出庫物品
をメイン搬送コンベア4Aに一斉合流させ得る状態にあ
るか否かを入出庫コンベア制御盤が判断し(ステツプ2
25)、一斉合流が可能であれば、それらの出庫コンベ
ア3Bを駆動させて出庫物品をメイン搬送コンベア4A
上に一斉に合流させる(ステップ226)。この際、上
記各出庫コンベア3B上に残っている物品を出庫コンベ
ア3B先端にそれぞれ前詰めし、各出庫コンベア3Bか
らそれぞれ1個ずつ出庫物品をメイン搬送コンベア4A
上へ払い出し、払い出された出庫物品全ての連絡コンベ
ア4Dの検出器16を通過すると同時に、また上述した
と同様にメイン搬送コンベア4Aに出庫物品を一斉に合
流させる。該メイン搬送コンベア4Aによってそれらの
出庫物品を搬送し、更にメイン搬送コンベア4Aに続く
連絡コンベア4D、単位搬送コンベア4Bを経由させ
た後、出荷コンベア8へそれぞれの出庫物品を分岐し
(ステップ227)、出庫コンベア3B上の出庫設定さ
れた物品がなくなるまでメイン搬送コンベア4A、連絡
コンベア4D及び単位搬送コンベア4Bを制御して
(ステップ227)、全出庫物品を出荷コンベア8に分
岐するまでこの動作を繰り返し、分岐を完了すると(ス
テップ228)、荷受サブコンベア5からの入庫物品の
合流を開始して(ステップ229)、入庫モードへ戻
る。そして、メイン搬送コンベア4A上への最終出庫物
品の合流を完了すると、出庫コンベア3Bに出庫物品の
ないことを確認して(ステップ230)、出庫可信号を
改めて制御用CPUに出力する(ステップ231)と共
に、第2荷姿修正機11Bからの入庫物品の発進を開始
する(ステップ232)。同時に、次の出庫も可能とな
るので、スタッカークレーン2への出庫物品の割り付け
演算時に保留されていた出庫物品があれば、該当出庫物
品の出庫処理を制御用CPUで行い、該当出庫物品の出
庫を開始する。尚、ステップ225及び226において
出庫設定された物品がなくなった出庫コンベア3Bに対
しては合流完了データが割り付けられ、該出庫コンベア
3Bを除いたその他の出庫コンベア3Bを駆動させて一
斉合流されるようになしてある。
このように、本発明方方法の一実施態様によれば、入庫
運転を常時行い、出庫設定がなされた物品を出庫コンベ
ア3B上に荷揃えした後、入庫運転を一時停止させ、出
庫物品を出庫コンベア3Bから一斉にループコンベア4
上に払い出し、出荷コンベア8へ搬送するので、短時間
に大量の出庫物品を出庫することができる。
更に、出庫コンベア3Bからの最終出庫物品がメイン搬
送コンベア4A、つまりループコンベア4上への合流が
完了すると同時に、一時停止してストレージコンベア4
等にストーレジされていた入庫物品の入庫を再開す
ることができる。
即ち、入庫から出庫、出庫から入庫への切り替えに要す
る時間の影響をなくし、入出庫作業をすることができる
ため、全体としての入出庫効率を格段に向上させること
がきる。
尚、出庫計画は、予め物流CPUから輸送車単位別また
は輸送方面別に出庫計画データとして制御CPUが受信
して上記入出庫作業を行う。
また、出庫設定は上記輸送車単位No.または輸送方面No.
をインプットして行われ、1度に設定できる出庫量は1
輸送車単位〜6輸送車単位でオペレータの判断によっ
て、その輸送車単位内で任意に設定することができる。
〔発明の効果〕
本発明の物品の入出庫方法によれば、それぞれの出庫コ
ンベアに割り付けられた物品が荷揃えされた後、荷揃え
された物品を一斉にループコンベアに払い出すため、主
として下記(a)及び(b)の効果が奏され、従って、物品が
短時間で効率良く出庫され、物品の入出庫能力を全体的
に向上させることができる。
(a)払出しを一斉に行うので、ループコンベアでの各出
庫コンベアからの物品の合流が一回ですみ、ロスタイム
が少ない。
(b)最上流の物品が最下流の出庫コンベアより下流に達
したとき、次の払出しを一斉に行うことにより、1回目
払い出した物品と2回目に払い出した物品との間に不要
な搬送隙間が空くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の一実施態様を適用した入出庫設
備を示す平面図、第2図乃至第4図は入出庫作業の流れ
を示すフローチャートである。 1:棚 2:スタッカークレーン 3A:入庫コンベア、3B:出庫コンベア 4:ループコンベア 7:荷受けサブコンベア、 8:出荷コンベア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品を一方向へ搬送するループコンベアを
    用いて物品を入出庫する物品の入出庫方法において、出
    庫される物品を上記ループコンベアの外周に配設された
    複数個の出庫コンベアの何れかに荷揃えされるように割
    り付け、物品の割り付けられた全ての出庫コンベアそれ
    ぞれに少なくとも一つの物品を荷揃えし、荷揃えされた
    物品をそれぞれの出庫コンベア先端に搬送した後、出庫
    コンベア先端に搬送された該物品を上記の全ての出庫コ
    ンベアから上記ループコンベアに一斉に払い出すことを
    特徴とする物品の入出庫方法。
  2. 【請求項2】出庫される物品の割り付けが、複数個の出
    庫コンベアに対して略均等に行われる、請求項(1)記載
    の物品の入出庫方法。
  3. 【請求項3】物品を出庫コンベア先端へ搬送した際、物
    品の入庫を一時停止し、物品を出庫コンベアからループ
    コンベアへ払出した後、即座に物品の入庫を再開する、
    請求項(1)または(2)記載の物品の入出庫方法。
  4. 【請求項4】ループコンベアの下端側の出庫コンベアへ
    優先的に物品を割り付ける、請求項(1)乃至(3)の何れか
    に記載の物品の入出庫方法。
JP26256988A 1988-10-18 1988-10-18 物品の入出庫方法 Expired - Lifetime JPH0626962B2 (ja)

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JP26256988A JPH0626962B2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 物品の入出庫方法

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JPH02110006A JPH02110006A (ja) 1990-04-23
JPH0626962B2 true JPH0626962B2 (ja) 1994-04-13

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ID=17377623

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