JPH06269370A - 浴槽装置 - Google Patents
浴槽装置Info
- Publication number
- JPH06269370A JPH06269370A JP5055814A JP5581493A JPH06269370A JP H06269370 A JPH06269370 A JP H06269370A JP 5055814 A JP5055814 A JP 5055814A JP 5581493 A JP5581493 A JP 5581493A JP H06269370 A JPH06269370 A JP H06269370A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- hot water
- adapter
- nozzle
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 浴槽用アダプタを浴槽の用途以外にも利用可
能な付加機能を備えた浴槽装置を提供する。 【構成】 浴槽用アダプタ1に噴霧ノズル14を設け、
そのノズル14から温水を、圧縮エアとともに噴出し得
るように構成して、浴槽用アダプタ1を、浴槽内への湯
張り等の浴槽に対する機能以外に、浴室暖房にも利用で
きるようにしている。
能な付加機能を備えた浴槽装置を提供する。 【構成】 浴槽用アダプタ1に噴霧ノズル14を設け、
そのノズル14から温水を、圧縮エアとともに噴出し得
るように構成して、浴槽用アダプタ1を、浴槽内への湯
張り等の浴槽に対する機能以外に、浴室暖房にも利用で
きるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽装置に関する。
【0002】
【従来の技術】循環加熱方式の浴槽装置においては、一
般に、浴槽の側壁に接続金具(アダプタ)を装着し、こ
の金具を利用して浴槽と循環配管との接続を行ってい
る。
般に、浴槽の側壁に接続金具(アダプタ)を装着し、こ
の金具を利用して浴槽と循環配管との接続を行ってい
る。
【0003】また、電気温水器などの給湯装置の温水を
利用する方式の浴槽装置では、その湯張りは、従来、蛇
口から浴槽内に湯を供給するタイプのものが殆どであっ
たが、最近では、自動湯張りのシステムが実現化されて
きており、この自動湯張り式の浴槽装置では、その温水
供給のために、浴槽側壁に循環加熱方式の浴槽と同様に
アダプタを装着している。
利用する方式の浴槽装置では、その湯張りは、従来、蛇
口から浴槽内に湯を供給するタイプのものが殆どであっ
たが、最近では、自動湯張りのシステムが実現化されて
きており、この自動湯張り式の浴槽装置では、その温水
供給のために、浴槽側壁に循環加熱方式の浴槽と同様に
アダプタを装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動湯張り
式の浴槽装置としては、従来、アダプタに水位検出用の
センサを設けたもの(例えば実開平1−66546号公
報あるいは実開平1−73616号公報)などが数多く
発明されているが、それらは、いずれも、温水供給等の
浴槽機能についてのみを対象とした改良技術で、それ以
外の用途に浴槽用アダプタを利用しようとする技術思想
はない。
式の浴槽装置としては、従来、アダプタに水位検出用の
センサを設けたもの(例えば実開平1−66546号公
報あるいは実開平1−73616号公報)などが数多く
発明されているが、それらは、いずれも、温水供給等の
浴槽機能についてのみを対象とした改良技術で、それ以
外の用途に浴槽用アダプタを利用しようとする技術思想
はない。
【0005】そこで、本発明では、浴槽用アダプタを浴
槽の用途以外にも利用可能な付加機能を備えた浴槽装置
を提供することを所期の目的とする。
槽の用途以外にも利用可能な付加機能を備えた浴槽装置
を提供することを所期の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の浴槽装置は、実
施例に対応する図1に示すように、浴槽用アダプタ1に
噴霧ノズル14が設けられ、そのノズルの接続口15a
には、温水供給用のポンプ7の吐出口が温水配管5を介
して接続され、かつ、その温水配管5には、エアポンプ
8からのエア配管6が接続されているとともに、ノズル
14への供給流体を、温水およびエアの双方もしくは、
そのいずれか一方に選択する手段(電磁弁SV2,SV3 )を
備えていることによって特徴づけられる。
施例に対応する図1に示すように、浴槽用アダプタ1に
噴霧ノズル14が設けられ、そのノズルの接続口15a
には、温水供給用のポンプ7の吐出口が温水配管5を介
して接続され、かつ、その温水配管5には、エアポンプ
8からのエア配管6が接続されているとともに、ノズル
14への供給流体を、温水およびエアの双方もしくは、
そのいずれか一方に選択する手段(電磁弁SV2,SV3 )を
備えていることによって特徴づけられる。
【0007】
【作用】噴霧ノズル14に、ポンプ7の突出温水とエア
ポンプ8からの圧縮エアの双方を供給すると、そのノズ
ル14からは温水が霧状となって勢いよく吹き出し、そ
の噴霧温水が浴槽2の上方部にまで立ち込め、これによ
って浴室3の全体が暖房される。
ポンプ8からの圧縮エアの双方を供給すると、そのノズ
ル14からは温水が霧状となって勢いよく吹き出し、そ
の噴霧温水が浴槽2の上方部にまで立ち込め、これによ
って浴室3の全体が暖房される。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。まず、本発明実施例で使用する浴槽用アダプタ
1は、図2の縦断面図に示すように、浴槽2の側壁2a
に設けられた開口に嵌め込まれる口金11と、この口金
11にねじ込まれる胴体12と、温水吐出口1bの前面
側を覆うカバー13によって構成されており、その胴体
12に設けられた接続口1aに温水供給配管が接続され
る。
明する。まず、本発明実施例で使用する浴槽用アダプタ
1は、図2の縦断面図に示すように、浴槽2の側壁2a
に設けられた開口に嵌め込まれる口金11と、この口金
11にねじ込まれる胴体12と、温水吐出口1bの前面
側を覆うカバー13によって構成されており、その胴体
12に設けられた接続口1aに温水供給配管が接続され
る。
【0009】また、この浴槽用アダプタ1には、カバー
13の中央部に噴霧ノズル14が設けられている。噴霧
ノズル14には、先端が胴体12の外部位置にまで臨む
短管15が接続され、その短管15の先端部が、このノ
ズル専用のノズル接続口15aとなっている。従って、
この浴槽用アダプタ1では、温水吐出口1bへの温水供
給と、噴霧ノズル14への温水やエア等の供給とを、そ
れぞれ個別に行うことができる。
13の中央部に噴霧ノズル14が設けられている。噴霧
ノズル14には、先端が胴体12の外部位置にまで臨む
短管15が接続され、その短管15の先端部が、このノ
ズル専用のノズル接続口15aとなっている。従って、
この浴槽用アダプタ1では、温水吐出口1bへの温水供
給と、噴霧ノズル14への温水やエア等の供給とを、そ
れぞれ個別に行うことができる。
【0010】図1は本発明実施例の構成を示す配管系統
図である。浴槽2の側壁2aの下方部に浴槽用アダプタ
1が装着され、その接続口1aに温水供給配管4が接続
される。この温水供給配管4には、電気温水器等の給湯
装置(図示せず)からの湯と水道水との混合水(温水)
が供給される。
図である。浴槽2の側壁2aの下方部に浴槽用アダプタ
1が装着され、その接続口1aに温水供給配管4が接続
される。この温水供給配管4には、電気温水器等の給湯
装置(図示せず)からの湯と水道水との混合水(温水)
が供給される。
【0011】また、温水供給配管4は、途中に接続され
た電磁弁SV1 の上流側で分岐しており、その温水分岐管
5は電磁弁SV2 およびポンプ7を介してアダプタ1のノ
ズル接続口15aに接続されている。さらに、温水分岐
管5には、ポンプ7の吐出側にエア配管6が接続されて
おり、この配管6にはエアポンプ8が電磁弁SV3 を介し
て接続されている。
た電磁弁SV1 の上流側で分岐しており、その温水分岐管
5は電磁弁SV2 およびポンプ7を介してアダプタ1のノ
ズル接続口15aに接続されている。さらに、温水分岐
管5には、ポンプ7の吐出側にエア配管6が接続されて
おり、この配管6にはエアポンプ8が電磁弁SV3 を介し
て接続されている。
【0012】そして、各電磁弁SV1,SV2,SV3 のそれぞれ
の開閉動作および各ポンプ7,8の駆動・停止は、例え
ば台所などに設置のリモートコントローラ(湯張り用:
図示せず)の操作によって制御され、また、エアポンプ
8の駆動・停止とその電磁弁SV3 の開閉動作は、浴室内
に設置のコントローラ(図示せず)の操作によって個別
に制御できる。なお、上記の湯張り用のコントローラに
は、浴槽2の水位検知用の水位センサLHおよび浴室3の
室温検出用の温度センサTHの出力が導かれる。
の開閉動作および各ポンプ7,8の駆動・停止は、例え
ば台所などに設置のリモートコントローラ(湯張り用:
図示せず)の操作によって制御され、また、エアポンプ
8の駆動・停止とその電磁弁SV3 の開閉動作は、浴室内
に設置のコントローラ(図示せず)の操作によって個別
に制御できる。なお、上記の湯張り用のコントローラに
は、浴槽2の水位検知用の水位センサLHおよび浴室3の
室温検出用の温度センサTHの出力が導かれる。
【0013】次に、本発明実施例の作用を、各コントロ
ーラの動作とともに述べる。入浴前の湯張り動作の際に
は、まず、温水分岐管5の電磁弁SV2 とエア配管6の電
磁弁SV3 を開くとともに、2台のポンプ7および8をと
もに駆動する。この動作により、アダプタ1のノズル1
4から温水が、エアの圧力と伴って高圧で霧状に噴射
し、その噴霧温水が浴槽2の内部に広がって浴室3の室
温が上昇してゆく。そして、浴室3の室温が設定温度に
到達したことを温度センサTHが検知した時点で、2台の
ポンプ7および8の駆動を停止するとともに、先に開い
た二つの電磁弁SV2 およびSV3 を閉じる。
ーラの動作とともに述べる。入浴前の湯張り動作の際に
は、まず、温水分岐管5の電磁弁SV2 とエア配管6の電
磁弁SV3 を開くとともに、2台のポンプ7および8をと
もに駆動する。この動作により、アダプタ1のノズル1
4から温水が、エアの圧力と伴って高圧で霧状に噴射
し、その噴霧温水が浴槽2の内部に広がって浴室3の室
温が上昇してゆく。そして、浴室3の室温が設定温度に
到達したことを温度センサTHが検知した時点で、2台の
ポンプ7および8の駆動を停止するとともに、先に開い
た二つの電磁弁SV2 およびSV3 を閉じる。
【0014】この後、温水供給配管4の電磁弁SV1 のみ
を開き、アダプタ1からの温水供給により浴槽2の湯張
りを行い、その水位が設定レベルに達したことを水位セ
ンサLHが検知した時点で、電磁弁SV1 を閉じ、以上で浴
室暖房と浴槽湯張り動作を完了する。
を開き、アダプタ1からの温水供給により浴槽2の湯張
りを行い、その水位が設定レベルに達したことを水位セ
ンサLHが検知した時点で、電磁弁SV1 を閉じ、以上で浴
室暖房と浴槽湯張り動作を完了する。
【0015】ここで、入浴時にコントローラ操作によ
り、エア配管7の電磁弁SV3 のみを開くとともにエアポ
ンプ8を駆動すると、浴槽2の湯中に気泡が噴霧ノズル
14から噴出し、入浴者はマッサージ効果のある浸浴を
楽しむことができる。
り、エア配管7の電磁弁SV3 のみを開くとともにエアポ
ンプ8を駆動すると、浴槽2の湯中に気泡が噴霧ノズル
14から噴出し、入浴者はマッサージ効果のある浸浴を
楽しむことができる。
【0016】また、以上の本発明実施例によると、温水
分岐管5の電磁弁SV2 の操作とポンプ7の駆動によっ
て、アダプタ1のノズル14から、温水あるいは水道水
のシャワーのみを噴出することも可能で、そのシャワー
水(温水)を浴槽2の洗浄や浴槽2内でのシャワー浴な
どにも利用できる。
分岐管5の電磁弁SV2 の操作とポンプ7の駆動によっ
て、アダプタ1のノズル14から、温水あるいは水道水
のシャワーのみを噴出することも可能で、そのシャワー
水(温水)を浴槽2の洗浄や浴槽2内でのシャワー浴な
どにも利用できる。
【0017】なお、以上の実施例では、噴霧ノズルをア
ダプタの中央部に配置しているが、その位置および形状
は任意で、例えばリング形状のノズルを、アダプタの温
水吐出口の周囲に配置してもよい。
ダプタの中央部に配置しているが、その位置および形状
は任意で、例えばリング形状のノズルを、アダプタの温
水吐出口の周囲に配置してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浴槽装置
によれば、浴槽用アダプタに噴霧ノズルを設け、そのノ
ズルから温水を、圧縮エアとともに噴出し得るように構
成しているので、浴槽用アダプタを、浴槽内への湯張り
等の浴槽に対する機能以外に、浴室暖房にも利用するこ
とが可能となる。
によれば、浴槽用アダプタに噴霧ノズルを設け、そのノ
ズルから温水を、圧縮エアとともに噴出し得るように構
成しているので、浴槽用アダプタを、浴槽内への湯張り
等の浴槽に対する機能以外に、浴室暖房にも利用するこ
とが可能となる。
【図1】本発明実施例の構成を示す配管系統図
【図2】その実施例で使用する浴槽用アダプタ1の構造
を示す縦断面図
を示す縦断面図
1・・・・浴槽用アダプタ 14・・・・噴霧ノズル 15a・・・・ノズル接続口 2・・・・浴槽 2a・・・・側壁 3・・・・浴室 4・・・・温水供給配管 5・・・・温水分岐管 6・・・・エア配管 7・・・・ポンプ(温水供給用) 8・・・・エアポンプ SV1,SV2 SV3 ・・・・電磁弁
Claims (1)
- 【請求項1】 浴槽の側壁にアダプタが装着され、その
アダプタを通じて浴槽内に温水を供給するよう構成され
た浴槽装置において、上記アダプタに噴霧ノズルが設け
られ、そのノズルの接続口には、温水供給用のポンプの
吐出口が温水配管を介して接続され、かつ、その温水配
管には、エアポンプからのエア配管が接続されていると
ともに、上記ノズルへの供給流体を、温水およびエアの
双方もしくは、そのいずれか一方に選択する手段が設け
られていることを特徴とする浴槽装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5055814A JPH06269370A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 浴槽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5055814A JPH06269370A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 浴槽装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269370A true JPH06269370A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13009407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5055814A Pending JPH06269370A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 浴槽装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06269370A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016205753A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 株式会社ガスター | 浴室暖房装置及び浴室暖房装置の制御方法 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5055814A patent/JPH06269370A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016205753A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 株式会社ガスター | 浴室暖房装置及び浴室暖房装置の制御方法 |
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