JPH06269061A - ワイヤレスセキュリティシステム - Google Patents

ワイヤレスセキュリティシステム

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Publication number
JPH06269061A
JPH06269061A JP5580893A JP5580893A JPH06269061A JP H06269061 A JPH06269061 A JP H06269061A JP 5580893 A JP5580893 A JP 5580893A JP 5580893 A JP5580893 A JP 5580893A JP H06269061 A JPH06269061 A JP H06269061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication system
signal
magnetic field
antenna
transmitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5580893A
Other languages
English (en)
Inventor
Akirou Masakado
彰朗 正角
Hiroshi Hanya
弘嗣 判谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5580893A priority Critical patent/JPH06269061A/ja
Publication of JPH06269061A publication Critical patent/JPH06269061A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の窓,ドア等の施錠/解錠をワイヤレス
で監視するためのワイヤレスセキュリティシステムにお
いて、外部ノイズの妨害に強く、その通信距離を長くと
ることのできるワイヤレス通信システムを提供する。 【構成】 このため、この種のワイヤレス通信システム
に、原発振器1,分周器2,バースト発生器3,5及び
疑似ノイズ(PN)信号発生器4等を備えることによ
り、従来の磁界結合通信方式にスペクトラム拡散(S
S)通信方式を付加するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の窓,ドア等の
開閉部の施錠/解錠状態をワイヤレスで監視して表示す
るためのワイヤレスセキュリティシステム、特にそのワ
イヤレス通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のワイヤレス防災防犯装置
は、センサ部と親機間のワイヤレス信号伝達区間距離が
比較的短く、また1台の親機で監視し得るセンサ部、す
なわち被監視対象の数もコスト上から制約されるという
難点があったため、例えば特願平3−118691号公
報にこれらの問題点を解決する目的で、センサ部に送受
信用アンテナとコンデンサ及び固体振動子から成るLC
X並列共振回路を用いる発明提案が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来提案例にあっては、つぎのような難点があっ
た。すなわち、外部ノイズによる妨害に弱く、これに起
因する誤作動を防止しようとすると、所望のワイヤレス
通信距離がとれなくなることがあり、必要の通信距離を
設定すると誤作動の確率が増大する。また、近傍にそれ
と同一周波数のシステムが存在すると、相互干渉により
通信不能となる可能性があった。
【0004】本発明は以上のような問題点にかんがみて
なされたもので、外部ノイズ、特に同一周波数の妨害に
対して強く、従って、より長い通信距離をとることので
きるこの種のワイヤレスセキュリティシステムの提案を
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、監視対象開閉部の開閉状態を検知するためのセン
サ部及びこのセンサ部の出力信号を処理して前記開閉状
態を表示するための制御部間のワイヤレス通信システム
に、磁界結合通信方式とスペクトラム拡散通信方式とを
組合わせるよう構成し、さらに具体的には、前記センサ
部は、前記開閉状態により作動する切換手段,磁界送受
信用アンテナ及び固体共振子を備えると共に、前記制御
部は、キャリヤ用原発振手段,バースト波及び擬似ノイ
ズ信号発生用信号作成用分周手段,それぞれ送,受信用
の各バースト波発生手段,擬似ノイズ発生手段,送信用
位相変換手段,反射信号同期検波手段,低域フィルタ手
段,受信用位相変換手段,受信信号処理/表示手段及び
磁界送受信用アンテナを備えるよう構成することによ
り、前記目的を達成しようとするものである。
【0006】
【作用】以上のように、本発明によれば、前記従来例で
は磁界結合通信方式のみで行っていたワイヤレス通信シ
ステムに対して、これにスペクトラム拡散(SS)通信
方式が付加されたため、外部ノイズの妨害に強くなり、
通信距離をより大とすることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて説明する。
図1に本発明に係るワイヤレス通信システムの一実施例
の構成ブロック図を、図2にその各部における信号波形
タイミングチャートを示す。
【0008】(構成)このワイヤレス通信システムは、
図1に示すように親機側はコントローラ部1とそのアン
テナ部Aとより成り、監視対象部側のセンサ部Sとの間
のワイヤレス通信を行うもので、1はキャリヤ用の原発
振器、2は原発振からバースト波・疑似ノイズ(PN)
信号発生用信号を作るための分周器、3は原発振と分周
された送信用バースト波を発生するための送信用バース
ト発生器、4はPN信号発生器、5は原発振と分周され
た信号から、送信バースト波が出ていないときに受信用
バースト波を発生するための受信用バースト波発生器で
ある。
【0009】また、6はバースト波をPN信号で位相変
調するための送信用位相変換器、10はバースト波をP
N信号で位相変調するための受信用位相変調器である。
11は反射信号(エコー)を受信して検波するための同
期検波器、12はこの同期検波器11の出力信号の低域
フィルタ(LPF)、13は受信器で受信した信号を処
理してこれを表示するための処理/表示器を示す。ま
た、コントローラ部1のアンテナAは、磁界を送受信す
るための送受信アンテナ7を含む。
【0010】つぎに、監視対象部に配設されたセンサ部
Sは、例えばドア,窓,クレセント,鍵等の開閉状態に
よってオン/オフするスイッチ14,開閉による磁界を
送受信するための送受信アンテナ15及び水晶,セラミ
ック共振子に代表される固体共振子(振動素子)16よ
り成る。
【0011】(動作)つぎに上記構成による動作を図2
を参照して説明する; 1)まず、コントローラ側アンテナAに、PN信号によ
って位相変換されたバースト波を加える(図2のBPF
出力)、2)コントローラ側アンテナAに電流が流れ、
原発振周波数fの磁界が生ずる、3)すると、電磁誘導
作用によりセンサS側アンテナ15に誘導電圧が生じ、
4)周波数fに等しい共振周波数を有する固体共振子1
6にエネルギーが蓄えられる。
【0012】5)固体共振子16に蓄えられたエネルギ
ーにより、センサS側送受信アンテナ15に周波数fの
電流が流れ、6)この電流により周波数fの磁界が生
じ、7)電磁誘導作用によりコントローラ側アンテナA
にエコーを生ずる。
【0013】8)送信バースト時の検波出力を0とし、
スペクトラム拡散(SS)復調を行いながら同期検波を
行うための位相変調器10の出力信号と、コントローラ
部の送受信アンテナ7からの信号を、同期検波器11で
掛け算してローパスフィルタ12に通し、検波出力信号
を得、9)処理/表示器13でセンサ部Sからのエコー
があるか否かを判断し、前記ドア,窓,クレセント,鍵
等の開閉状態を判断すると共に、10)これらシーケン
スを1)より繰返す。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
この種のセキュリティシステムのワイヤレス通信におい
て従来の磁界結合通信方式にスペクトラム拡散通信方式
を付加するよう構成したため、外部ノイズの妨害に対し
て強力となり、これにより、従来の磁界結合通信システ
ムに比して通信距離を長くすることができ、また、ノイ
ズ妨害に強いため誤作動確率が低下すると共に、近傍に
同一周波数の妨害が存在しても、相互干渉を生ずること
なく通信が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ワイヤレス通信システムの一実施例の構成ブ
ロック図
【図2】 図1各部における信号波形タイミングチャー
【符号の説明】
A コントローラ部アンテナ C コントローラ部 S センサ部 1 原発振器 2 分周器 3,5 バースト発生器 4 PN発生器 6,10 位相変調器 7,15 送受信アンテナ 11 同期検波器 12 LPF 16 固体共振子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象開閉部の開閉状態を検知するた
    めのセンサ部及びこのセンサ部の出力信号を処理して前
    記開閉状態を表示するための制御部間のワイヤレス通信
    システムに、磁界結合通信方式とスペクトラム拡散通信
    方式とを組合わせたことを特徴とするワイヤレスセキュ
    リティシステム。
  2. 【請求項2】 前記センサ部は、前記開閉状態により作
    動する切換手段,磁界送受信用アンテナ及び固体共振子
    を備えると共に、前記制御部は、キャリヤ用原発振手
    段,バースト波及び疑似ノイズ信号発生用信号作成用分
    周手段,それぞれ送,受信用の各バースト波発生手段,
    疑似ノイズ発生手段,送信用位相変換手段,反射信号同
    期検波手段,低域フィルタ手段,受信用位相変換手段,
    受信信号処理/表示手段及び磁界送受信用アンテナを備
    えたことを特徴とする請求項1記載のワイヤレスセキュ
    リティシステム。
JP5580893A 1993-03-16 1993-03-16 ワイヤレスセキュリティシステム Pending JPH06269061A (ja)

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JP5580893A JPH06269061A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 ワイヤレスセキュリティシステム

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JP5580893A JPH06269061A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 ワイヤレスセキュリティシステム

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JPH06269061A true JPH06269061A (ja) 1994-09-22

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JP5580893A Pending JPH06269061A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 ワイヤレスセキュリティシステム

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