JP2001124859A - 移動物体検知装置、異常警報装置および積載室開放制御装置 - Google Patents

移動物体検知装置、異常警報装置および積載室開放制御装置

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JP2001124859A
JP2001124859A JP30431699A JP30431699A JP2001124859A JP 2001124859 A JP2001124859 A JP 2001124859A JP 30431699 A JP30431699 A JP 30431699A JP 30431699 A JP30431699 A JP 30431699A JP 2001124859 A JP2001124859 A JP 2001124859A
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oscillation frequency
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    • G08B13/26Electrical actuation by proximity of an intruder causing variation in capacitance or inductance of a circuit

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動物体を簡易かつ確実に検出する。 【解決手段】 発振回路14からの信号をアンテナ40
から送信するが、このときアンテナ20の近傍に人など
移動する物体があるとその移動にともなう静電容量の変
動によってアンテナ20の負荷が変動する。そして、こ
の変動によって、発振回路14の発振周波数が変動す
る。そこで、周波数変動検出部16により周波数変動を
検出し、その結果によって、判定部18で移動物体を検
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動物体検知装
置、異常警報装置および積載室開放制御装置、例えばト
ランクへの人体などの閉じ込め防止に関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、乗員室の他に乗員室から隔離
されたトランクルーム(積載室)が設けられている場合
が多い。このトランクルームは各種の荷物を積むための
ものであり、ドライバがこの内部について必ず点検する
ことを勧められているが、子供やペットが遊んでいる最
中にトランクルームに閉じ込められてしまった場合には
ドライバにこれを知らせるために、何らかの検知手段や
警報手段を設けることが有効である。
【0003】一方、車両の盗難防止装置としては各種の
ものが提案されており、特開平6−52449号公報に
は、超音波送受波器において超音波の送受波を継続して
行っておき、侵入者に反射して得られた反射波における
ドップラ効果を利用して侵入者を検出する装置が開示さ
れている。赤外線が遮断されたことを検出して侵入者を
検出するシステムについても各種の装置がある。
【0004】このような装置をトランクルーム内に配設
すれば、トランクルーム内に閉じ込められてしまった子
供、ペットなどを検出できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドップラ効果
を利用するものにあっては、そのシステム構成は複雑に
なり、装置が高価になってしまうという問題があった。
また、物体の距離に応じて、反射波を分離してドップラ
効果を検出しなければ、複数の物体を検出することがで
きず、複数の物体を必ずしも分離して、その中の1つの
物体の移動を検出することは難しかった。
【0006】また、赤外線を利用するものにあっては、
発光部の近くに荷物などが置かれた場合には、その他の
ものは全く検出できないという問題があった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、簡単な装置で確実に移動する物体を検出できる移
動物体検知装置、異常警報装置および積載室開放制御装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移動物体検
知装置は、少なくとも1つの導電性部材が接続され、こ
の導電性部材の近傍空間における静電容量の変化に基づ
いて発振周波数が変化する発振回路と、発振回路の発振
周波数の変化を検出する発振周波数変化検出手段と、を
備え、前記発振周波数変化検出手段の検出結果に基づ
き、前記導電性部材の近傍空間にある移動物体を検知す
ることを特徴とする。
【0009】導電部材の近くに人、ペットなど動くもの
があると、その空間における静電容量が変化し、発振回
路の発振周波数が動きに応じて変動する。そこで、発振
周波数の変動を検出することで移動物体を検出すること
ができる。
【0010】また、前記導電性部材は、前記発振回路か
らの高周波信号を送信するアンテナであることが好適で
ある。アンテナから電波を送信した場合に、その周囲の
静電容量が変化するとアンテナの負荷が変動する。
【0011】また、上記移動物体検知装置の検知結果に
基づいて、警報を発する警報手段を有することが好適で
ある。例えば、トランク内の移動物体を検出したことを
ドライバーに知らせることで、ドライバーが適切な対処
を行うことができる。なお、警報は、音、表示など各種
のものが採用できる。
【0012】また、前記移動物体検知装置の前記導電性
部材は、車両の乗員室から隔離された積載室内に設けら
れ、車両停車時に移動物体が検出されたときに前記警報
手段が警報を発することが好適である。車両の積載室
(トランク)には、通常荷物など動かないものを乗せ
る。そこで、人やペットなどを誤って閉じ込めてしまっ
たことを移動物体検知装置で検出し、ドライバなどにこ
れを知らせることができる。
【0013】また、前記移動物体検知装置の前記導電性
部材は、車両の乗員室から隔離された積載室内に設けら
れ、車両停車時に移動物体が検出されたときに前記積載
室の開閉部材を開放する開放手段を有することが好適で
ある。これによって、誤って閉じ込めが行われてしまっ
た場合に、自動的にトランクを開けることができる。
【0014】また、前記発振周波数検出手段は、周波数
カウンタを備えることが好適である。周波数カウンタの
カウント結果から容易に周波数変動を検出することがで
きる。
【0015】また、前記発振周波数検出手段は、周波数
を電圧に変換する周波数−電圧変換回路を備えることが
好適である。これによって、周波数変動を電圧変動とし
て、容易に検出することができる。
【0016】また、前記発振周波数検出手段は、前記ア
ンテナから離間して配置され、前記アンテナが発する電
波を受信する受信器を含む。この受信器において受信し
た信号の周波数変化を検出することが好適である。これ
によって、離れた場所の受信器で、周波数変動を検出す
ることができる。そこで、他のシステム、例えばスマー
トエントリシステムなどの受信設備を本システムに兼用
することができる。
【0017】また、前記発振周波数検出手段のアンテナ
から発する電波には、識別信号が含まれていることが好
適である。これによって、他のシステムからの電波など
からの識別が容易になる。
【0018】また、前記識別信号は、移動物体の変化に
基づく信号の周波数に比べ、より高い周波数の信号とす
ることが好適である。これによって、物体の移動による
周波数変動と、識別信号に基づく周波数変動とを容易に
分別することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0020】図1に、本発明の発振回路の基本となるコ
ルピッツ型発振回路の構成を示す。このように、アンテ
ナANT11には、トランジスタTr11のコレクタが
接続されている。また、このトランジスタTr11のコ
レクタベース間にはコイルL11が接続され、ベースエ
ミッタ間には、コンデンサC11が接続されている。さ
らに、トランジスタTr11のコレクタエミッタ間にコ
ンデンサC12が接続されている。
【0021】このようなコルピッツ型の発振回路におい
ては、各コンデンサC11,C12のキャパシタンスお
よびコイルL11のインダクタンスに応じて決定される
共振周波数で共振する。ここで、このコルピッツ型発振
回路においては、アンテナANT11の周辺における状
態において、発振周波数が変化する。すなわち、導体が
近くにあったり、誘電率が空気と異なる大きな物体がア
ンテナANT11の近くに存在すると、アンテナANT
11から見たインピーダンス(キャパシタンス)が異な
ることになり、発振周波数が変わる。
【0022】図2には、図1のコルピッツ型発振回路を
基本とした具体的な発振回路を示す。この回路では、ア
ンテナANT1には、コンデンサC4を介し、トランジ
スタTr1のコレクタが接続されている。このトランジ
スタTr1のコレクタは、コイルL2とコンデンサC2
の並列接続からなる容量性のタンク回路を介し電源に接
続されている。また、トランジスタTr1のベースは抵
抗R1を介し電源に接続され、このベースはコンデンサ
C5およびコイルL1を介しアースに接続されている。
また、トランジスタTr1のベースエミッタ間はコンデ
ンサC1により接続され、トランジスタTr1のエミッ
タはコンデンサC3および抵抗R2によってアースに接
続されている。
【0023】このような回路は、コンデンサC3、C5
に、発振周波数に影響を与えないレベルのインピーダン
スが低いコンデンサ(パスコンデンサ)が選択され、コ
イルL2およびコンデンサC2からなるタンク回路が容
量性であれば、発振する。そして、その発振周波数は基
本的にL1,C1,L2,C2によって決まり、かつコ
ンデンサC4の値およびアンテナANT1の負荷がその
発振周波数に影響する。通常の発振回路においては、コ
ンデンサC4のキャパシタンスを小さくして、アンテナ
ANT1の発振周波数の影響を抑制する。しかし、本実
施形態においては、コンデンサC4のキャパシタンスを
大きくして、交流的にアンテナANT1が発振回路に結
合するようにしている。
【0024】このような回路においては、アンテナAN
T1の近傍に各種の物体が存在した場合に、アンテナA
NT1において放射する電波の負荷が変化し、発振回路
の周波数が変化する。基本的には、物体が存在すること
により、アンテナANT1から見た容量が変化し、発振
周波数が変化する。特に、物体が移動する場合には、発
振周波数が変動することになる。
【0025】図3(a)に、アンテナANT1近傍にア
ンテナANT1に影響を及ぼす物体がない場合、すなわ
ち特別な負荷および負荷変動がない場合の発振周波数の
スペクトラムを示す。このように、各種素子の値に基づ
いて決定される発振周波数f0で安定して発振する。
【0026】図3(b)には、アンテナANT1の近傍
にアンテナANT1に影響を及ぼす移動物体(例えば
人)がある場合、すなわち負荷変動が存在するときのス
ペクトラムを示す。このように、負荷変動により周波数
は実線、破線、一点鎖線のように、変動する。移動物体
が移動し続けた場合には発振周波数は、例えばfL
M、fHの間をいったりきたりする。そこで、FM変調
を受けているように周波数が変動することになる。
【0027】図3(c)には、アンテナANT1の近傍
にアンテナANT1に影響を及ぼす物体であるが、移動
しない物体がある場合の発振周波数スペクトラムを示
す。物体がない場合の発振周波数がf0である場合に、
物体の存在により発振周波数がf’に変わる。しかし、
物体が移動しないため、発振周波数はf’で安定する。
従って、トランクルームにアンテナATN1に影響を及
ぼす荷物をおいた場合、荷物は勝手に移動しないため、
発振周波数に変動はない。
【0028】このように、発振周波数に変動があるか否
かで、移動物体の存在を検出することができる。
【0029】従って、アンテナATN1をトランクルー
ム内に配置することによって、トランクルーム内の移動
物体を検出できる。なお、走行中は、荷物などが移動す
る場合もあるため、車両の停止中(車速0)に、発振周
波数が変動するか否かを判定することが好適である。
【0030】アンテナATN1としては、ループアンテ
ナ(磁界検出型)や、プリント基板上にパターンアンテ
ナを形成したもの等が低コスト化が可能であり、好適で
ある。
【0031】また、図4に示すように、一対の導体板1
0,12を発振回路14に接続する。これによって、導
体板10,12の間の検出したい対象空間を大きなコン
デンサのような形で発振回路に組み込むことができ、こ
の空間における人体などの移動による容量変化に従い、
発振周波数が変化する。従って、この発振回路14の発
振周波数の変動を検出することで、移動物体を検出する
ことができる。
【0032】なお、発振回路14としては、上述した図
1または図2に示したものが利用でき、一対の導体板1
0,12の一方をアンテナANT1またはANT11の
代わりとし、導体板10,12のうちの他方をアースに
接続すればよい。
【0033】これによって、対象空間に何もない状態
で、図4(a)に示すような静電容量C0に基づいて発
振周波数が決定される。一方、図4(b)に示すよう
に、移動物体(人体)が検出した空間に存在すると、導
体板10,12と検出したい空間で構成されるコンデン
サの容量は変化する。そして、人体が移動すると、コン
デンサの容量が変動し発振周波数が変動する。そこで、
この発振周波数の変動を検出することで、対象空間にお
ける移動物体の存在を検出することができる。
【0034】次に、本実施形態では、発振回路14の発
振周波数の変動を検出する。そこで、図5に示すよう
に、発振回路14に対し、周波数変動検出部16を接続
し、この周波数変動検出部16で発振回路14における
発振周波数に周波数変動があるか否かを検出する。そし
て、この検出結果は判定部18に供給され、この判定部
18が周波数変動の有無から移動物体の有無を判定す
る。
【0035】なお、この図5においては、アンテナ20
が発振回路14に接続されているように示した。このア
ンテナ20は、図1におけるアンテナANT11、図2
におけるアンテナANT1、図4における導体板10,
12に対応する。
【0036】さらに、周波数変動検出部16は、周波数
−電圧変換回路で構成することが好適である。この周波
数−電圧変換回路としては、例えば図6に示すクワドラ
チャ検波回路が好適である。
【0037】図6において、発振回路14には、直流カ
ット用のコンデンサC21を介し、乗算器30が接続さ
れる。この乗算器30には、π/2移相器32を介して
コンデンサC21の出力も供給される。従って、この乗
算器30においては、π/2だけ移相がずれた発振回路
14の2つの出力の乗算が行われる。
【0038】なお、π/2移相器32は、一端がコンデ
ンサC21と乗算器30の一方の入力端に接続され、他
端が乗算器30の他方の入力端に接続されたコンデンサ
C22と、乗算器30の他方の入力端をアースに接続す
る抵抗R21、コンデンサC23、およびコイルL21
の並列接続からなっている。
【0039】そして、乗算器30の出力は、ローパスフ
ィルタ(LPF)34を介し電圧計36に接続される。
そこで、電圧計36の出力には、図7に示すように、発
振回路14の発振周波数に応じて、発振周波数が低いほ
ど大きくなる電圧が得られる。従って、電圧計における
出力電圧値の変動を検出することで、移動物体の存在を
検出することができる。なお、図7に破線で示したよう
に、R21の抵抗値を小さくすることで、周波数変動に
対する感度が低くなる(Qが下がる)が、比較的フラッ
トな変換特性を得ることができる。従って、この抵抗R
21を調整して、適切な特性を得ることが好適である。
【0040】このように、図6の回路によれば、シンプ
ルな回路構成で、発振回路14の発振周波数変化を検出
することができ、回路全体の低コスト化を図ることがで
きる。
【0041】なお、周波数−電圧変換回路として、フェ
ーズロックループ(PLL)回路を利用すれば、より高
精度の周波数変化を検出することができる。
【0042】さらに、上述の例では、図5に示したよう
に、発振回路14に周波数変動検出部16を直接接続
し、発振回路14の出力を周波数変動検出部16に直接
供給した。しかし、アンテナ20から放射される電波を
受信し、受信電波の周波数変動を検出して、判定するこ
とも好適である。
【0043】すなわち、図8に示すように、アンテナ2
0から送信された電波を受信するアンテナ40をアンテ
ナ20から離隔して設ける。例えば、アンテナ20をト
ランクルームに設け、アンテナ40は乗員室内に設け
る。そして、アンテナ40には、受信器42を接続し、
ここでアンテナ40で受信した電波を受信処理する。こ
の受信器42には、制御部44が接続され、この制御部
44が受信信号の周波数変動を検出し、移動物体の存否
を判定する。
【0044】このような構成によれば、アンテナ40、
受信器42、制御部44を他の機能を達成するものと共
用することも可能となる。例えば、スマートエントリシ
ステムにおいては、ドライバが携帯する携帯機と、車側
装置の間で通信を行い、予め登録されてある携帯機から
の通信であることを車側装置が認識した場合に、イモビ
ライザの解除などの制御を行う。そこで、乗員室内(例
えば、フロントパネル近辺)には、この通信のための装
置が配置されている。そこで、この装置を図8における
アンテナ40、受信器42、制御部44に兼用すること
ができる。
【0045】また、この装置において、制御部44は発
振回路14に制御信号を送り、発振回路14の動作を制
御する。すなわち、発振回路14の発振のタイミングを
制御し、これに同期して受信処理を行う。これによっ
て、制御部44は、受信した電波がアンテナ20からの
電波であることを認識することができ、安定した処理を
行うことができる。
【0046】例えば、図9に示すように、受信器42を
一定周期で一定時間ずつオンし、そのオン期間内にアン
テナ20から電波を送信する。そして、制御部44はア
ンテナ20から電波が送られてくる期間を知っているた
め、この期間に限定して、周波数変動検出の処理を行
い、この期間以外の受信波があっても、これを無効化す
る。例えば、制御部44がオンになり、アンテナ20が
電波を送っていないときに同様の電波を受信した場合に
は、不正な発振源からの電波と判定し、これを無効化す
る。
【0047】このように、アンテナ20からの発振を同
期をとって行うことにより、不正な発振を受信してもこ
れを容易に認識し、無効化することができる。そこで、
不正な発振が周波数および周波数変動が人体の移動を検
出した信号に近似したものであっても、これを容易に無
効化することができる。
【0048】上述のように、スマートエントリシステム
における乗員室内における通信と、アンテナ20から送
信する電波は同一周波数帯域(例えば、300MHz
帯)のものが好ましい。なお、兼用する場合には、スマ
ートエントリシステムの通信を行わないタイミング(時
分割)で、本実施形態の人体移動検出を行うとよい。
【0049】また、トランクルーム内への閉じ込めなど
のタイミングはある程度予測でき、例えばトランクリッ
ドを閉じた直後においては、頻度を高くしたり、マイク
ロフォンなど他の検出手段と組み合わせ、異音が検出さ
れた時に移動物体の検出を行うようにしてもよい。
【0050】さらに、発振回路14において発振する周
波数にコードを重畳することも好適である。例えば、同
様のシステムの車が隣接した場合、電波の性格上隣の車
からの電波も受信してしまうことが考えられる。上述の
ようにシステムとして同期をとることで、タイミングが
一致する確率は少なくなると思われるが、偶然タイミン
グが一致する可能性もある。この場合には、正常な検出
が行えなくなる。
【0051】そこで、それぞれの車に固有であるシリア
ルナンバー等をコードとして重畳して、アンテナ20か
ら送信する電波に重畳する。これによって、発振回路1
4から送信されてくる電波は、コードにより変調された
電波になり、そのコード(自己のシリアルナンバー)に
より変調された信号であることで、自己の車両について
の信号を認識することができる。
【0052】この場合には、自己の情報のみを取り出せ
るため、発振回路14による電波の送信について、同期
をとる必要はない。例えば、図10に示すように、受信
器42を200msec毎に起動して受信させ、発振回
路14を60秒ごとに起動して400msec程度の期
間電波を送信する。これによって、送信と受信が非同期
であっても、発振回路14からの電波を受信器42が必
ず受信することができる。そして、発振回路14からの
電波は、コード化されているため、他電波との混信の影
響を受けることがなく、信頼性の高い検出を行うことが
できる。
【0053】ここで、この発振回路からコード化された
電波を送信する場合、このコードのビットレートを人体
等の移動物による周波数変化とは異なるものにすること
が好適である。
【0054】すなわち、発振回路14がコードで変調さ
れて周波数が変化するのに対して、発振回路近傍にある
移動する物体による周波数が変動が同じようなものであ
ると、異なるコードを使用した電波を受信したのと同様
になり、検出が不可能になる。
【0055】そこで、例えば図11(a)に示すよう
に、コードのビットレートを人体の移動による周波数変
動の周期に比べ、十分大きくすることが好適である。こ
れによって、コードをはずした後に人体の移動による周
波数変動を得ることができる。なお、人体の移動には、
かなり遅い速度のものが含まれるため、コードのビット
レートを十分高くして、人体の移動による周波数変動と
異ならせることが好適である。
【0056】この場合、図11(b)に示すように、受
信器42内の検波回路50において、検波(周波数−電
圧変換:f−V変換)した後、検波信号をローパスフィ
ルタ52およびハイパスフィルタ(またはバンドパスフ
ィルタ)54の両方に供給する。これによってローパス
フィルタ52において低周波数の信号が得られ、ハイパ
スフィルタ54において高周波数の信号が得られる。そ
こで、これらローパスフィルタ52およびハイパスフィ
ルタ54からの出力をそれぞれコンパレータ56,58
に供給し、ここで2値化することで、2種類の周波数の
変調信号、すなわち人体の移動と、コードとを分離する
ことができ、それぞれの情報を正しく認識することがで
きる。
【0057】なお、上述のように発振回路14からの電
波にコードをそのまま重畳してもよいが、このコードに
基づいてPNコードを発生させ、このPNコードにより
スペクトル拡散させてもよい。これによって、受信器4
2において、逆拡散することにより、自己の車両につい
ての電波を得ることができる。
【0058】さらに、上述の例では、発振回路14にお
いて、図2のようなLC発振回路を用いた。しかし、発
振回路14には他の形式のもの、例えば発振回路に種々
の共振素子を利用することで、発振周波数の精度を改善
することができる。
【0059】共振素子として、セラミック振動子、水晶
振動子、SAW共振子、誘電体共振子、さらにはプリン
ト基板のパターンを用いるものなどが考えられる。一般
的には、共振子のQが高いほど、周波数安定度が高くな
り、周波数の変動幅が小さくなる。しかし、抵抗により
Qを下げたり、伸長コイルを追加するなどして負荷変動
他に対する周波数変動幅を調整することができる。
【0060】図12に、SAW共振子を用いた発振回路
例を示す。このように、トランジスタTr1のベースに
は、コイルL31を介しSAW共振子60が接続されて
いる。また、トランジスタTr1のコレクタは、コイル
L32を介し電源に接続され、ベースは電源と抵抗R3
1を介し、アースと抵抗R32を介し接続されている。
また、トランジスタTr1のベースエミッタ間はコンデ
ンサC1により接続され、トランジスタTr1のエミッ
タはコンデンサC3および抵抗R2によってアースに接
続されている。そして、トランジスタTr1のコレクタ
には、アンテナANT1がコンデンサC4を介し接続さ
れている。なお、SAW共振子60の他端は、コンデン
サC31を介しアースに接続されている。
【0061】この回路の場合、発振周波数はほとんどS
AW共振子60の値で決定され、このSAW共振子60
の発振周波数の精度はLC構成の場合より格段によく、
これによって発振周波数の調整などの処理が非常に楽に
なり、無調整化も可能である。また、このように共振子
を用いることで、負荷変動に対する周波数の変動量が小
さくなるため、コイル(伸長)L31により、発振回路
全体のQを下げている。
【0062】このような移動物体検知装置は、トランク
緊急解除システムに利用することが好適である。一例と
して、図13に示すようなトランクの下側センター付近
に発振回路およびアンテナを設置することが好適であ
る。発振回路およびアンテナはどの位置に設定してもか
まわないが、(i)トランク内全体をほぼ均一に検出す
ることが可能なこと、(ii)外からの影響により誤作
動しないこと、の2つの理由により、トランクの中央部
で外からの影響の少ない下側に配置することが好まし
い。
【0063】このシステムは、発振周波数の変動により
移動する物体がトランク内に存在することが確認された
場合に、キーの有無に拘わらず、トランクをオーブンさ
せるか、またはオープンしないまでも警報を発生して外
部の人にトランク内への閉じ込めの可能性を知らせる。
【0064】これにより、子供などが、意図せずにまた
はいたずらでトランク内に入り、そこに閉じ込められた
場合にも、その検出が容易になる。特に、トランク内に
荷物をおき、発振回路が負荷の影響を受けて周波数が変
化する場合であっても、その変化は単に周波数が異なる
周波数に偏移するだけであり、移動物体の動きに応じて
変動するものと区別することができる。
【0065】赤外線などを利用した検出器では、発光部
または受光部が荷物などで、覆われるとシステムが機能
しなくなるが、電波の場合回り込みが発生するため検出
が可能である。
【0066】さらに、トランクをオープンする場合にお
いて、図14に示すように、通常のオープンとは異なり
例えば10cm程度の限定されたオープン(半開)にす
ることも好適である。
【0067】トランク内への閉じ込めの発生原因とし
て、子供が遊びでトランク内に入り閉じ込められるよう
な場合も考えられ、またペットがトランクが空いている
ときに入り込み、それとしらずにユーザがトランクリッ
ドを閉じてしまう場合等が考えられる。このとき、トラ
ンクリッドが完全に閉じていると、炎天下の状況でトラ
ンク内が高温になったり、音が聞こえにくくなる。一
方、全開したり、トランク内の荷物が盗難にあったり、
雨天時に雨が降り込んでしまうというような問題もあ
る。
【0068】図14に示すように、トランク緊急解除シ
ステムが作動した場合に、トランクを10cm程度のみ
開けることで、上述のような問題を解消できる。
【0069】そして、通常通りに開くには、正当なキー
を必要とすることにする。これによって、緊急時の必要
な対処が行え、かつ盗難などにも強いシステムとするこ
とができる。
【0070】さらに、トランク緊急解除システムは、車
両の状態によって、動作が異なることが好適である。す
なわち、車両停車時や、エンジンオフ時において、トラ
ンクをオープンする制御を行い、ドライバーが乗車して
いると考えられる走行中は、警報やインフォメーション
で、検出を告知する。車両走行中に閉じ込めを検出した
からといってトランクを開けるのは危険である。また、
車両の加速などで積載物が移動することも考えられる。
そこで、運転中には、インフォメーションを行うことが
適切である。これによって、ドライバーが閉じ込めと判
断した場合には、ユーザが車両を安全な場所に停車し、
自分で確認作業を行うことができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電波を用いて、移動物体を容易、かつ確実に検出するこ
とができる。そこで、トランク内への人、ペットなどの
閉じ込めを検出することができ、警報やトランクオープ
ンなどの処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コルピッツ型発振回路の構成を示す図であ
る。
【図2】 周波数が変動する発振回路の構成を示す図で
ある。
【図3】 周波数変動を説明する図である。
【図4】 近傍空間をコンデンサとして発振回路の変動
を検出する発振回路の構成を示す図である。
【図5】 周波数変動を検出する構成を示す図である。
【図6】 F−V変換回路の一例を示す図である。
【図7】 周波数−電圧変換を示す図である。
【図8】 受信器を離隔して配置する構成を示す図であ
る。
【図9】 発振回路および受信器を同期させる構成の場
合の動作を示す図である。
【図10】 非同期の構成の場合の動作を説明する図で
ある。
【図11】 コードを重畳する場合を説明する図であ
る。
【図12】 SAW共振子を利用する構成を示す図であ
る。
【図13】 トランク内に発振回路を設置する例を示す
図である。
【図14】 トランクを限定的に開く場合を示す図であ
る。
【符号の説明】
14 発振回路、16 周波数変動検出部、18 判定
部、20 アンテナ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの導電性部材が接続さ
    れ、この導電性部材の近傍空間における静電容量の変化
    に基づいて発振周波数が変化する発振回路と、 発振回路の発振周波数の変化を検出する発振周波数変化
    検出手段と、 を備え、 前記発振周波数変化検出手段の検出結果に基づき、前記
    導電性部材の近傍空間にある移動物体を検知する移動物
    体検知装置。
  2. 【請求項2】 前記導電性部材は、前記発振回路からの
    高周波信号を送信するアンテナである移動物体検知装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の移動物体検知
    装置の検知結果に基づいて、警報を発する警報手段を有
    する異常警報装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の装置において、 前記移動物体検知装置の前記導電性部材は、車両の乗員
    室から隔離された積載室内に設けられ、車両停車時に移
    動物体が検出されたときに前記警報手段が警報を発する
    異常警報装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の移動物体検知
    装置の前記導電性部材は、車両の乗員室から隔離された
    積載室内に設けられ、車両停車時に移動物体が検出され
    たときに前記積載室の開閉部材を開放する開放手段を有
    する積載室開放制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記発振周波数検出手段は、周波数カウンタを備える移
    動物体検知装置、異常警報装置または積載室開放制御装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記発振周波数検出手段は、周波数を電圧に変換する周
    波数−電圧変換回路を備える移動物体検知装置、異常警
    報装置または積載室開放制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の装
    置において、 前記発振周波数検出手段は、前記アンテナから離間して
    配置され、前記アンテナが発する電波を受信する受信器
    を含む、この受信器において受信した信号の周波数変化
    を検出する移動物体検知装置、異常警報装置または積載
    室開放制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、 前記発振周波数検出手段のアンテナから発する電波に
    は、識別信号が含まれている移動物体検知装置、異常警
    報装置または積載室開放制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、 前記識別信号は、移動物体の変化に基づく信号の周波数
    に比べ、より高い周波数の信号とする移動物体検知装
    置、異常警報装置または積載室開放制御装置。
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