JPH06269036A - ディジタル交換回路 - Google Patents
ディジタル交換回路Info
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- JPH06269036A JPH06269036A JP7854193A JP7854193A JPH06269036A JP H06269036 A JPH06269036 A JP H06269036A JP 7854193 A JP7854193 A JP 7854193A JP 7854193 A JP7854193 A JP 7854193A JP H06269036 A JPH06269036 A JP H06269036A
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- digital
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内外線からのディジタル情報信号の交換とデ
ィジタル音源の信号を内外線へ送出する簡易な回路を提
供する。 【構成】 内線30および外線20からのディジタル情
報信号をハイウエイバス6に乗せる同期信号とハイウエ
イバス6上のディジタル情報信号を取り込む同期信号と
を同期回路9で整合させることにより通話を成立させ、
かつ、ディジタル音源7からの信号を内線30あるいは
外線20が指定されているハイウエイバス6上のチャネ
ルに乗せれるように同期信号を送出し、ハイウエイバス
6から取り込んだこの信号を内線30あるいは外線20
に制御回路10により送出する構成を特徴としている。
ィジタル音源の信号を内外線へ送出する簡易な回路を提
供する。 【構成】 内線30および外線20からのディジタル情
報信号をハイウエイバス6に乗せる同期信号とハイウエ
イバス6上のディジタル情報信号を取り込む同期信号と
を同期回路9で整合させることにより通話を成立させ、
かつ、ディジタル音源7からの信号を内線30あるいは
外線20が指定されているハイウエイバス6上のチャネ
ルに乗せれるように同期信号を送出し、ハイウエイバス
6から取り込んだこの信号を内線30あるいは外線20
に制御回路10により送出する構成を特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を経済
的に回線交換し、かつ、内外線に送出するPB信号等の
音信号を効率よく使用するためのディジタル交換回路に
関するものである。
的に回線交換し、かつ、内外線に送出するPB信号等の
音信号を効率よく使用するためのディジタル交換回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の内外線のディジタル信号を回線交
換する代表的な例を図5に示す。図5において、1Aは
主装置で、アナログ外線インタフェース回路2、外線用
コーデック3、内線インタフェース回路4、内線用コー
デック5、ハイウエイバス6、ディジタル音源7、制御
回路10およびハイウエイスイッチ11を備えている。
20は外線、30は内線である。説明を簡略化にするた
め、ここでは外線20をアナログ公衆回線とし、内線3
0を内線用コーデック5を介して音声をアナログ信号で
伝送する構成とする。通常のハイウエイバス6は2.0
48Mbit/sでディジタル信号を伝送し、上り/下り1組
が32チャネルで構成されている。従来の技術では、上
りハイウエイバス(送出側を上りとしている)における
チャネルのディジタル信号を、下りハイウエイバス(授
受側を下りとしている)における指定のチャネルに乗せ
換えるハイウエイスイッチ11が必要であった。
換する代表的な例を図5に示す。図5において、1Aは
主装置で、アナログ外線インタフェース回路2、外線用
コーデック3、内線インタフェース回路4、内線用コー
デック5、ハイウエイバス6、ディジタル音源7、制御
回路10およびハイウエイスイッチ11を備えている。
20は外線、30は内線である。説明を簡略化にするた
め、ここでは外線20をアナログ公衆回線とし、内線3
0を内線用コーデック5を介して音声をアナログ信号で
伝送する構成とする。通常のハイウエイバス6は2.0
48Mbit/sでディジタル信号を伝送し、上り/下り1組
が32チャネルで構成されている。従来の技術では、上
りハイウエイバス(送出側を上りとしている)における
チャネルのディジタル信号を、下りハイウエイバス(授
受側を下りとしている)における指定のチャネルに乗せ
換えるハイウエイスイッチ11が必要であった。
【0003】一方、PB信号等の音信号を有効に利用し
ようとすると、外線20、内線30のいずれにも送出で
きることが望まれる。この要望に応えるため、従来の技
術では主装置1A内部にディジタル音源7を持ち、ハイ
ウエイバス6のうち1本をPB信号等の音信号を乗せる
専用のチャネルとする構成が採用されていた。このハイ
ウエイバス1本のチャネルでの割付けの一例を図6に示
す。このようにハイウエイバス6上にPB信号等の音信
号が乗せられていると外線20、内線30とも下りハイ
ウエイバス6における指定チャネルにハイウエイスイッ
チ11で乗せ換えてもらうことによりPB信号等の音信
号を送出することができる。しかし、このような構成で
は、常にハイウエイバス1本がPB信号等の音信号で占
有されてしまうので、小容量ボタン電話装置のようにハ
イウエイバス6の本数が少ない場合でも、PB信号等の
音信号のためにハイウエイバス1本が専用に必要とな
り、より簡易な回路を構成しようとするとハイウエイバ
ス1本がPB信号等の音信号で占有されてしまうことが
障害となる。
ようとすると、外線20、内線30のいずれにも送出で
きることが望まれる。この要望に応えるため、従来の技
術では主装置1A内部にディジタル音源7を持ち、ハイ
ウエイバス6のうち1本をPB信号等の音信号を乗せる
専用のチャネルとする構成が採用されていた。このハイ
ウエイバス1本のチャネルでの割付けの一例を図6に示
す。このようにハイウエイバス6上にPB信号等の音信
号が乗せられていると外線20、内線30とも下りハイ
ウエイバス6における指定チャネルにハイウエイスイッ
チ11で乗せ換えてもらうことによりPB信号等の音信
号を送出することができる。しかし、このような構成で
は、常にハイウエイバス1本がPB信号等の音信号で占
有されてしまうので、小容量ボタン電話装置のようにハ
イウエイバス6の本数が少ない場合でも、PB信号等の
音信号のためにハイウエイバス1本が専用に必要とな
り、より簡易な回路を構成しようとするとハイウエイバ
ス1本がPB信号等の音信号で占有されてしまうことが
障害となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
主装置1Aでのディジタル交換回路では、ハイウエイス
イッチ11が必ず必要であり、また、PB信号等の音信
号の有効利用のためハイウエイバス1本が占有されてし
まう。内外線の収容数が少ない小容量ボタン電話装置の
場合、主装置1Aの経済化に対しハイウエイスイッチ1
1やハイウエイバス1本の占有が無視できない阻止要因
となってくる。
主装置1Aでのディジタル交換回路では、ハイウエイス
イッチ11が必ず必要であり、また、PB信号等の音信
号の有効利用のためハイウエイバス1本が占有されてし
まう。内外線の収容数が少ない小容量ボタン電話装置の
場合、主装置1Aの経済化に対しハイウエイスイッチ1
1やハイウエイバス1本の占有が無視できない阻止要因
となってくる。
【0005】本発明の目的は、かかる従来技術における
問題点を克服し、特に小容量領域でのボタン電話装置に
おける主装置内での簡易なディジタル交換回路を実現さ
せることである。
問題点を克服し、特に小容量領域でのボタン電話装置に
おける主装置内での簡易なディジタル交換回路を実現さ
せることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるディジタ
ル交換回路は、外線用コーデックあるいは前記ディジタ
ル外線インタフェース回路あるいは前記内線用コーデッ
クあるいは前記ディジタル内線インタフェース回路へ送
出する、前記ハイウエイバスの指定チャネルへディジタ
ル信号を乗せるための送信用同期信号および前記ハイウ
エイバスの指定チャネルからディジタル信号を取り込む
ための受信用同期信号とをつくる同期回路と、前記ディ
ジタル音源から指定の音信号を取り出し、レジスタに蓄
積し、前記同期回路からの前記送信用同期信号に従って
前記音信号を前記ハイウエイバスの指定チャネルへ乗せ
る分配回路と、前記分配回路のレジスタに蓄積されてい
る前記音信号を送出したい外線あるいは内線が指定され
ている前記ハイウエイバス上のチャネルに、前記分配回
路のレジスタに蓄積されている前記音信号を乗せるため
の前記送信用同期信号を前記分配回路へ送出するよう
に、前記同期回路を制御する制御回路とで構成されたも
のである。
ル交換回路は、外線用コーデックあるいは前記ディジタ
ル外線インタフェース回路あるいは前記内線用コーデッ
クあるいは前記ディジタル内線インタフェース回路へ送
出する、前記ハイウエイバスの指定チャネルへディジタ
ル信号を乗せるための送信用同期信号および前記ハイウ
エイバスの指定チャネルからディジタル信号を取り込む
ための受信用同期信号とをつくる同期回路と、前記ディ
ジタル音源から指定の音信号を取り出し、レジスタに蓄
積し、前記同期回路からの前記送信用同期信号に従って
前記音信号を前記ハイウエイバスの指定チャネルへ乗せ
る分配回路と、前記分配回路のレジスタに蓄積されてい
る前記音信号を送出したい外線あるいは内線が指定され
ている前記ハイウエイバス上のチャネルに、前記分配回
路のレジスタに蓄積されている前記音信号を乗せるため
の前記送信用同期信号を前記分配回路へ送出するよう
に、前記同期回路を制御する制御回路とで構成されたも
のである。
【0007】
【作用】本発明においては、通常LSIで構成されてい
るハイウエイスッチを削除することができ、回路構成が
より簡易となる。また、PB信号等の音信号で占有され
ていたハイウエイバス1本を用いないですむため、より
簡易な回路構成にすることができ、安価な主装置を構成
することができる。
るハイウエイスッチを削除することができ、回路構成が
より簡易となる。また、PB信号等の音信号で占有され
ていたハイウエイバス1本を用いないですむため、より
簡易な回路構成にすることができ、安価な主装置を構成
することができる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路ブロッ
ク図であって、1は主装置、2はアナログ外線インタフ
ェース回路、3は外線用コーデック、4は内線インタフ
ェース回路、5は内線用コーデック、6はハイウエイバ
ス、7はディジタル音源、8は前記ディジタル音源7か
らの信号を分配し、この信号をハイウエイバス6に乗せ
る分配回路で、レジスタ8−1、同期信号受信部8−
2、信号送出部8−3を有する。9は同期回路、10は
制御回路、10−1は同期信号制御部であり、20は外
線、30は内線であり、外線20はアナログ公衆回線と
する。
ク図であって、1は主装置、2はアナログ外線インタフ
ェース回路、3は外線用コーデック、4は内線インタフ
ェース回路、5は内線用コーデック、6はハイウエイバ
ス、7はディジタル音源、8は前記ディジタル音源7か
らの信号を分配し、この信号をハイウエイバス6に乗せ
る分配回路で、レジスタ8−1、同期信号受信部8−
2、信号送出部8−3を有する。9は同期回路、10は
制御回路、10−1は同期信号制御部であり、20は外
線、30は内線であり、外線20はアナログ公衆回線と
する。
【0009】本実施例では、主装置1内に複数の外線2
0と複数の内線30が収容されている。外線20との通
話信号の送受はアナログ外線インタフェース回路2が行
い、外線20のアナログ信号は外線用コーデック3を介
してディジタル信号となる。同様に、内線30との通話
信号の送受は内線インタフェース回路4が行い、内線3
0のアナログ信号は内線用コーデック5を介してディジ
タル信号となる。これらのディジタル信号はハイウエイ
バス6との間で送出(乗せること)および授受(取り込
むこと)が行われる。これらの外線20、内線30で必
要な音をディジタル音源7で作り、分配回路8を介して
ハイウエイバス6へ乗せることができる。同期回路9が
外線用コーデック3、内線用コーデック5、分配回路8
に対し、ハイウエイバス6上でのチャネルにディジタル
信号を乗せるため、あるいはディジタル信号を取り込む
ために必要な同期信号を送出する。制御回路10は主装
置1全体の管理とともに、同期回路9に対しそれぞれの
回路が必要とするタイミングを制御するものである。
0と複数の内線30が収容されている。外線20との通
話信号の送受はアナログ外線インタフェース回路2が行
い、外線20のアナログ信号は外線用コーデック3を介
してディジタル信号となる。同様に、内線30との通話
信号の送受は内線インタフェース回路4が行い、内線3
0のアナログ信号は内線用コーデック5を介してディジ
タル信号となる。これらのディジタル信号はハイウエイ
バス6との間で送出(乗せること)および授受(取り込
むこと)が行われる。これらの外線20、内線30で必
要な音をディジタル音源7で作り、分配回路8を介して
ハイウエイバス6へ乗せることができる。同期回路9が
外線用コーデック3、内線用コーデック5、分配回路8
に対し、ハイウエイバス6上でのチャネルにディジタル
信号を乗せるため、あるいはディジタル信号を取り込む
ために必要な同期信号を送出する。制御回路10は主装
置1全体の管理とともに、同期回路9に対しそれぞれの
回路が必要とするタイミングを制御するものである。
【0010】図2は、図1の実施例で交換動作を成立さ
せるためのタイミング関係を示した例である。通常のハ
イウエイバス6は2.048Mbit/sの伝送速度で、64
Kbit/sのチャネルを32個有している。この伝送速度の
基準となるクロックとして2.048MHzが必要とな
る(クロックと称す)。ここで、ハイウエイバス6に乗
せる送信側を外線20側とし、このディジタル信号の取
り込みを受信側とし、取り込んだディジタル信号を内線
30側へ送出する動作で説明する。
せるためのタイミング関係を示した例である。通常のハ
イウエイバス6は2.048Mbit/sの伝送速度で、64
Kbit/sのチャネルを32個有している。この伝送速度の
基準となるクロックとして2.048MHzが必要とな
る(クロックと称す)。ここで、ハイウエイバス6に乗
せる送信側を外線20側とし、このディジタル信号の取
り込みを受信側とし、取り込んだディジタル信号を内線
30側へ送出する動作で説明する。
【0011】制御回路10の同期信号制御部10−1の
制御に従って、同期回路9から送信側同期信号が時刻t
1に外線用コーデック3に送出されると、時刻t2に外
線用コーデック3は授受した同期信号から最初のクロッ
クの立ち上がり信号(立ち下がり信号でもよいがここで
は立ち上がり信号で説明する)(2図の↑印)をトリガ
としてディジタルの情報信号を時刻t3にハイウエイバ
ス6に送出し、この信号がハイウエイバス6に乗ること
となる。この場合、クロックの立ち上がり信号を検出し
てから実際に情報信号を送出するまでに遅れがあるた
め、ハイウエイバス6上では情報信号の内容が確定しな
い時間領域(時刻t3〜t5の間)が生ずる。一方、同
期回路9は内線用コーデック5に対して受信側同期信号
を時刻t4に送出する。内線側コーデック5は受信側同
期信号を授受すると、ハイウエイバス6上のディジタル
の情報信号を授受するための状態とし、時刻t6のクロ
ックの立ち下がり信号(送出側を立ち下がりとするとこ
の信号は立ち上がりとなる)(2図の↓印)をトリガと
して、ハイウエイバス6上の情報信号を取り込み、内線
30側へ送出する。これらの動作により外線20の情報
信号を内線30へ伝送することができ、この逆を行うこ
とで内線30の情報信号を外線20に伝送することがで
き、内外線の通話を成立させることができる。
制御に従って、同期回路9から送信側同期信号が時刻t
1に外線用コーデック3に送出されると、時刻t2に外
線用コーデック3は授受した同期信号から最初のクロッ
クの立ち上がり信号(立ち下がり信号でもよいがここで
は立ち上がり信号で説明する)(2図の↑印)をトリガ
としてディジタルの情報信号を時刻t3にハイウエイバ
ス6に送出し、この信号がハイウエイバス6に乗ること
となる。この場合、クロックの立ち上がり信号を検出し
てから実際に情報信号を送出するまでに遅れがあるた
め、ハイウエイバス6上では情報信号の内容が確定しな
い時間領域(時刻t3〜t5の間)が生ずる。一方、同
期回路9は内線用コーデック5に対して受信側同期信号
を時刻t4に送出する。内線側コーデック5は受信側同
期信号を授受すると、ハイウエイバス6上のディジタル
の情報信号を授受するための状態とし、時刻t6のクロ
ックの立ち下がり信号(送出側を立ち下がりとするとこ
の信号は立ち上がりとなる)(2図の↓印)をトリガと
して、ハイウエイバス6上の情報信号を取り込み、内線
30側へ送出する。これらの動作により外線20の情報
信号を内線30へ伝送することができ、この逆を行うこ
とで内線30の情報信号を外線20に伝送することがで
き、内外線の通話を成立させることができる。
【0012】以上により内線−外線間の通話を成立させ
ることができるが、外線20あるいは内線30にPB信
号等の音信号(以下、代表例としてPB信号で説明す
る)を送出しようとすると、ディジタル音源7からのP
B信号を乗せるためのハイウエイバス6上のチャネルが
必要となる。このPB信号および内線30で必要とする
音(例えば、リングバックトーンなど)すべてをハイウ
エイバス6上のチャネルに乗せるとこれだけでハイウエ
イバス1本が必要となる。従って、外線用コーデック3
および内線用コーデック5に必要なハイウエイバス6を
1本に抑えても、前述したPB信号のために1本ハイウ
エイバス6が必要となってしまう。そこで、次にPB信
号のためのハイウエイバス1本をなくし、内線30−外
線20間の交換用のみのハイウエイバス1本を用いてP
B信号を送出する構成について説明する。ただし、PB
信号をどの外線20でも、どの内線30でも送出できる
ことは必須の条件である。
ることができるが、外線20あるいは内線30にPB信
号等の音信号(以下、代表例としてPB信号で説明す
る)を送出しようとすると、ディジタル音源7からのP
B信号を乗せるためのハイウエイバス6上のチャネルが
必要となる。このPB信号および内線30で必要とする
音(例えば、リングバックトーンなど)すべてをハイウ
エイバス6上のチャネルに乗せるとこれだけでハイウエ
イバス1本が必要となる。従って、外線用コーデック3
および内線用コーデック5に必要なハイウエイバス6を
1本に抑えても、前述したPB信号のために1本ハイウ
エイバス6が必要となってしまう。そこで、次にPB信
号のためのハイウエイバス1本をなくし、内線30−外
線20間の交換用のみのハイウエイバス1本を用いてP
B信号を送出する構成について説明する。ただし、PB
信号をどの外線20でも、どの内線30でも送出できる
ことは必須の条件である。
【0013】図3にPB信号用のハイウエイバス6がな
く、任意の外線20あるいは内線30にPB信号を送出
する制御回路10の制御シーケンスの一例を示す。ここ
では代表的な例として、内線電話機からのダイヤル入力
により、外線20にPB信号を送出する制御で示す。そ
して、内線30の情報信号はアナログ信号としたが、制
御信号はディジタル信号として伝送できるものとする。
なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
く、任意の外線20あるいは内線30にPB信号を送出
する制御回路10の制御シーケンスの一例を示す。ここ
では代表的な例として、内線電話機からのダイヤル入力
により、外線20にPB信号を送出する制御で示す。そ
して、内線30の情報信号はアナログ信号としたが、制
御信号はディジタル信号として伝送できるものとする。
なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0014】ここでの制御では、ディジタル音源7内の
PB信号を分配回路8のレジスタ8−1に入れ、前述し
た通話成立と同じ原理で、同期信号受信部8−2が受信
した同期信号に従って、信号送出部8−3がレジスタ8
−1からもらったPB信号をハイウエイバス6のチャネ
ルに乗せる。この乗せるハイウエイバス6のチャネル
は、外線用コーデック3が通話時に情報信号を乗せるチ
ャネルとする。つまり、外線用コーデック3からの情報
信号をハイウエイバス6に乗せられなくなるが、PB信
号を外線20に送出しようとしているので、外線20か
らの情報信号をハイウエイバス6に乗せる必要がなく、
このような制御を行っても問題ない。一方、外線20へ
のPB信号の送出が終了すれば、ハイウエイバス6上の
チャネルの指定および同期回路9からの同期信号のタイ
ミングを外線用コーデック3と内線用コーデック5との
間で通話が成り立つ状態に戻す。つまり、制御回路10
の同期信号制御部10−1からの同期信号のタイミング
切り替えのみで内線30−外線20間の通話状態にする
ことができる。同様な原理により、内線用コーデック5
に対して同期信号の切り替えを行えば、内線30へPB
信号を送出できる。
PB信号を分配回路8のレジスタ8−1に入れ、前述し
た通話成立と同じ原理で、同期信号受信部8−2が受信
した同期信号に従って、信号送出部8−3がレジスタ8
−1からもらったPB信号をハイウエイバス6のチャネ
ルに乗せる。この乗せるハイウエイバス6のチャネル
は、外線用コーデック3が通話時に情報信号を乗せるチ
ャネルとする。つまり、外線用コーデック3からの情報
信号をハイウエイバス6に乗せられなくなるが、PB信
号を外線20に送出しようとしているので、外線20か
らの情報信号をハイウエイバス6に乗せる必要がなく、
このような制御を行っても問題ない。一方、外線20へ
のPB信号の送出が終了すれば、ハイウエイバス6上の
チャネルの指定および同期回路9からの同期信号のタイ
ミングを外線用コーデック3と内線用コーデック5との
間で通話が成り立つ状態に戻す。つまり、制御回路10
の同期信号制御部10−1からの同期信号のタイミング
切り替えのみで内線30−外線20間の通話状態にする
ことができる。同様な原理により、内線用コーデック5
に対して同期信号の切り替えを行えば、内線30へPB
信号を送出できる。
【0015】この構成では、同一のPB信号を複数の外
線20あるいは内線30に送出させることができるが、
通常は異なったPB信号を同時に外線20あるいは内線
30に送出しなければならないことが起こる。このよう
な状態に対し、レジスタ8−1と信号送出部8−3とを
複数個分配回路8内に持つことで対応できる。このよう
にすればレジスタ8−1と信号送出部8−3の数だけ異
なったPB信号の同時使用が可能となる。
線20あるいは内線30に送出させることができるが、
通常は異なったPB信号を同時に外線20あるいは内線
30に送出しなければならないことが起こる。このよう
な状態に対し、レジスタ8−1と信号送出部8−3とを
複数個分配回路8内に持つことで対応できる。このよう
にすればレジスタ8−1と信号送出部8−3の数だけ異
なったPB信号の同時使用が可能となる。
【0016】図4に本実施例を適用したハイウエイバス
1本の場合のチャネル構成例を示す。PB信号用のチャ
ネルを設ける必要がないので、外線用チャネルNと内線
用チャネルMとがN+M≦32まではハイウエイバス6
が1本で原理的には交換回路を構成することができる。
従って、1本のハイウエイバス6で交換回路を構成でき
る小容量ボタン電話装置の場合、外線用コーデック3、
内線用コーデック5とも情報信号を取り込む箇所がハイ
ウエイバス6に対し1点ですみ、かつ、制御回路10の
同期信号制御部10−1から送出するタイミングの切り
替えも特に回路追加が必要ない。
1本の場合のチャネル構成例を示す。PB信号用のチャ
ネルを設ける必要がないので、外線用チャネルNと内線
用チャネルMとがN+M≦32まではハイウエイバス6
が1本で原理的には交換回路を構成することができる。
従って、1本のハイウエイバス6で交換回路を構成でき
る小容量ボタン電話装置の場合、外線用コーデック3、
内線用コーデック5とも情報信号を取り込む箇所がハイ
ウエイバス6に対し1点ですみ、かつ、制御回路10の
同期信号制御部10−1から送出するタイミングの切り
替えも特に回路追加が必要ない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、外線用コ
ーデックあるいはディジタル外線インタフェース回路あ
るいは内線用コーデックあるいはディジタル内線インタ
フェース回路へ送出する、ハイウエイバスの指定チャネ
ルへディジタル信号を乗せるための送信用同期信号およ
びハイウエイバスの指定チャネルからディジタル信号を
取り込むための受信用同期信号とをつくる同期回路と、
ディジタル音源から指定の音信号を取り出し、レジスタ
に蓄積し、同期回路からの送信用同期信号に従って音信
号をハイウエイバスの指定チャネルへ乗せる分配回路
と、分配回路のレジスタに蓄積されている音信号を送出
したい外線あるいは内線が指定されているハイウエイバ
ス上のチャネルに、分配回路のレジスタに蓄積されてい
る音信号を乗せるための送信用同期信号を分配回路へ送
出するように、同期回路を制御する制御回路とで構成し
たので、通常LSIで構成されているハイウエイスイッ
チが不必要となり、コーデックに送出する同期信号のタ
イミングの調節のみで交換動作を行うことができるの
で、回路構成が簡易となり、経済性の面で有利となる。
かつ、PB信号等の音信号のためのハイウエイバスを通
話用とは別に設ける必要はないため、より回路構成が簡
易になる。特に、小容量ボタン電話装置においてはハイ
ウエイバス1本で交換回路を構成できるため、さらに経
済性の面で有利となる。
ーデックあるいはディジタル外線インタフェース回路あ
るいは内線用コーデックあるいはディジタル内線インタ
フェース回路へ送出する、ハイウエイバスの指定チャネ
ルへディジタル信号を乗せるための送信用同期信号およ
びハイウエイバスの指定チャネルからディジタル信号を
取り込むための受信用同期信号とをつくる同期回路と、
ディジタル音源から指定の音信号を取り出し、レジスタ
に蓄積し、同期回路からの送信用同期信号に従って音信
号をハイウエイバスの指定チャネルへ乗せる分配回路
と、分配回路のレジスタに蓄積されている音信号を送出
したい外線あるいは内線が指定されているハイウエイバ
ス上のチャネルに、分配回路のレジスタに蓄積されてい
る音信号を乗せるための送信用同期信号を分配回路へ送
出するように、同期回路を制御する制御回路とで構成し
たので、通常LSIで構成されているハイウエイスイッ
チが不必要となり、コーデックに送出する同期信号のタ
イミングの調節のみで交換動作を行うことができるの
で、回路構成が簡易となり、経済性の面で有利となる。
かつ、PB信号等の音信号のためのハイウエイバスを通
話用とは別に設ける必要はないため、より回路構成が簡
易になる。特に、小容量ボタン電話装置においてはハイ
ウエイバス1本で交換回路を構成できるため、さらに経
済性の面で有利となる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例におけるハイウエイバスに対
するタイミング関係の一例を示す図である。
するタイミング関係の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施例におけるPB信号の送出制御
を示す制御シーケンス図である。
を示す制御シーケンス図である。
【図4】本発明の一実施例のハイウエイバスにおけるチ
ャネル構成の一例である。
ャネル構成の一例である。
【図5】従来の代表的なディジタル交換回路を示す図で
ある。
ある。
【図6】従来のハイウエイバスにおけるPB信号等の音
信号のチャネル構成の例を示す図である。
信号のチャネル構成の例を示す図である。
1 主装置 2 アナログ外線インタフェース回路 3 外線用コーデック 4 内線インタフェース回路 5 内線用コーデック 6 ハイウエイバス 7 ディジタル音源 8 分配回路 8−1 レジスタ 8−2 同期信号受信部 8−3 信号送出部 9 同期回路 10 制御回路 10−1 同期信号制御部 20 外線 30 内線
Claims (1)
- 【請求項1】 ハイウエイバスに対しディジタル信号の
送受を行う回路として、アナログ外線の通話信号をディ
ジタル信号に変換する外線用コーデック、あるいはディ
ジタル外線の情報信号をディジタル信号のまま処理する
ディジタル外線インタフェース回路と、内線のアナログ
信号をディジタル信号に変換する内線用コーデック、あ
るいは内線のディジタル情報信号をディジタル信号のま
ま処理するディジタル内線インタフェース回路とを有
し、前記外線あるいは前記内線に音信号を送るためのデ
ィジタル音源を有する主装置において、 前記外線用コーデックあるいは前記ディジタル外線イン
タフェース回路あるいは前記内線用コーデックあるいは
前記ディジタル内線インタフェース回路へ送出する、前
記ハイウエイバスの指定チャネルへディジタル信号を乗
せるための送信用同期信号および前記ハイウエイバスの
指定チャネルからディジタル信号を取り込むための受信
用同期信号とをつくる同期回路と、 前記ディジタル音源から指定の音信号を取り出し、レジ
スタに蓄積し、前記同期回路からの前記送信用同期信号
に従って前記音信号を前記ハイウエイバスの指定チャネ
ルへ乗せる分配回路と、 前記分配回路のレジスタに蓄積されている前記音信号を
送出したい外線あるいは内線が指定されている前記ハイ
ウエイバス上のチャネルに、前記分配回路のレジスタに
蓄積されている前記音信号を乗せるための前記送信用同
期信号を前記分配回路へ送出するように、前記同期回路
を制御する制御回路と、 で構成されていることを特徴とするディジタル交換回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7854193A JPH06269036A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ディジタル交換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7854193A JPH06269036A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ディジタル交換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269036A true JPH06269036A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=13664778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7854193A Pending JPH06269036A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ディジタル交換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06269036A (ja) |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP7854193A patent/JPH06269036A/ja active Pending
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