JPH06268851A - マイクロフィルムリーダの画像処理方法および装置 - Google Patents

マイクロフィルムリーダの画像処理方法および装置

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JPH06268851A
JPH06268851A JP5077385A JP7738593A JPH06268851A JP H06268851 A JPH06268851 A JP H06268851A JP 5077385 A JP5077385 A JP 5077385A JP 7738593 A JP7738593 A JP 7738593A JP H06268851 A JPH06268851 A JP H06268851A
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JP
Japan
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image
magnification
black frame
screen
microfilm
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Pending
Application number
JP5077385A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Hideshima
隆裕 秀島
Ushio Anayama
潮 穴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロフィルムの縮小画像をスクリーンに
拡大し投影する一方、このスクリーンの投影画像を用い
て黒枠を検出し、この黒枠を消去してプリント出力する
マイクロフィルムリーダの画像処理方法において、スク
リーンを過度に大きくすることなく拡大投影画像の位置
が多少ずれたり傾いてもこの画像の全てが欠けることな
くスクリーンに入るようにし、またこのスクリーンの投
影画像から検出した黒枠を消去して原稿と同じ寸法にプ
リント出力することができるようにする。 【構成】 マイクロフィルムの縮小画像を原稿の寸法に
拡大するための復元倍率より低い倍率で拡大しスクリー
ンに投影する一方、スクリーンに投影された拡大画像を
読取り、黒枠を消去して原稿と同じ寸法に拡大してプリ
ント出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネガのマイクロフィル
ムにおいて原稿画像の周囲に生じる黒枠を消去してプリ
ント出力するマイクロフィルムリーダの画像処理方法
と、この方法の実施に直接使用する装置とに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ネガのマイクロフィルムでは原稿の画像
の外側を囲むように透明な画像無しの部分ができる。こ
のマイクロフィルムから原稿の画像をプリント出力する
場合、原稿の全範囲が出力範囲から外れないように原稿
よりも大きい範囲を出力する必要がある。
【0003】図4はマイクロフィルムとプリント出力と
の関係を示すものである。マイクロフィルム10には一
定寸法の原稿の画像12、14がネガの像として記録さ
れている。プリント出力される範囲16は決まっている
から、この範囲16をプリント出力すると、プリント用
紙18、20には画像12、14のプリント像12A、
14Aの外側に黒枠22、24が発生する。そこでこの
黒枠を消去してプリントすることが従来より考えられて
いる。
【0004】ここに従来の装置では、マイクロフィルム
のコマを原稿の寸法に拡大する倍率(以下この倍率を復
元倍率という)で拡大してスクリーンに投影し、このス
クリーンに表れた拡大画像を用いて黒枠を検出してい
た。またこのスクリーンに投影された拡大画像を、スク
リーンの背面で移動するラインセンサで読取り、読取っ
た画像から黒枠を消去してプリンタに原稿と同じ寸法に
プリント出力していた。
【0005】
【従来技術の問題点】この場合スクリーンは復元倍率に
拡大した画像が入るのに必要かつ十分な寸法に決められ
るが、装置の大型化を避けるためには復元寸法に対しス
クリーンを過度に大きくすることはできない。またスク
リーンを十分に小さくしようとすると、投影画像の位置
がづれた時や傾いた時などに、画像の一部がスクリーン
から外れてしまう。この時には画像の一部がプリント範
囲から外れてしまうという問題が生じる。
【0006】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、スクリーンを過度に大きくすることなく拡
大投影画像の位置が多少ずれたり傾いてもこの画像の全
てが欠けることなくスクリーンに入るようにし、またこ
のスクリーンの投影画像から検出した黒枠を消去して原
稿と同じ寸法にプリント出力することができるマイクロ
フィルムリーダの画像処理方法を提供することを第1の
目的とする。またこの方法の実施に直接使用する装置を
提供することを第2の目的とする。
【0007】
【発明の構成】本発明によれば第1の目的は、マイクロ
フィルムの縮小画像をスクリーンに拡大し投影する一
方、このスクリーンの投影画像を用いて黒枠を検出し、
この黒枠を消去してプリント出力するマイクロフィルム
リーダの画像処理方法において、前記マイクロフィルム
の縮小画像を原稿の寸法に拡大するための復元倍率より
低い倍率で拡大しスクリーンに投影する一方、スクリー
ンに投影された拡大画像を読取り、黒枠を消去して原稿
と同じ寸法に拡大してプリント出力することを特徴とす
るマイクロフィルムリーダの画像処理方法により達成さ
れる。
【0008】また第2の目的は、マイクロフィルムの縮
小画像をスクリーンに拡大投影する光学系と、このスク
リーンの投影画像を用いて黒枠を検出する黒枠検出手段
と、黒枠を消去した拡大画像をプリントするプリント手
段とを備えるマイクロフィルムリーダの画像処理装置に
おいて、前記マイクロフィルムの縮小画像を原稿の寸法
に拡大するための復元倍率を入力する復元倍率入力手段
と、この復元倍率より低い倍率に前記光学系の倍率を設
定する投影倍率設定手段と、前記スクリーンの拡大投影
画像を読取る画像読取り手段と、前記スクリーンの拡大
投影画像を用いて黒枠を検出する黒枠検出手段と、この
黒枠を前記画像読取り手段で読取った画像から消去する
黒枠消去手段と、この黒枠を消去した画像を前記復元倍
率に拡大する画像拡大手段と、この拡大した画像をプリ
ント出力するプリント手段とを備えることを特徴とする
マイクロフィルムリーダの画像処理装置により達成され
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の全体構成図、図2
はその動作を示す動作流れ図、図3はヒストグラムを示
す図である。
【0010】図1において符号30はマイクロフィルム
であり、2つのリール32、34の一方から他方へ巻取
られて走行する。このフィルム30には光源36の光が
下方から導かれ、このフィルム30の透過光は投影レン
ズ38、像回転プリズム40、反射ミラー42、44、
46などからなる光学系を介してスクリーン48に背面
から導かれる。
【0011】スクリーン48の背面には縦長の可動板5
0が水平方向に移動可能に設けられ、この可動板50に
は画像読取り手段としてのCCDラインセンサ52が取
付けられている。従ってこのラインセンサ52に入射し
た画像を読取りながら可動板50を水平方向に移動させ
ることによりスクリーン48の画像を読取ることができ
る。
【0012】ここに光学系の倍率Mは投影レンズ38の
倍率により可変であり、この投影レンズ38の倍率はモ
ータ38Aにより可変である。マイクロフィルム30に
縮小して写し込まれた画像を原稿の寸法に復元するのに
必要とする倍率(復元倍率)mは、キーボード38Bか
ら入力される。
【0013】38Cは投影倍率設定手段であり、キーボ
ード38Bから入力された復元倍率mより小さい倍率M
を設定し、光学系の倍率がMとなるようにモータ38A
を駆動する。なお復元倍率mはキーボード38Bから入
力するのに代え、供給側リール32のカートリッジ32
A(図1)にバーコードなどで識別マークを付してお
き、このバーコードを読んで自動で入力するものであっ
てもよい。
【0014】このバーコードは、カートリッジ32Aに
貼付する代わりに、マイクロフィルムの先端に貼付した
り直接撮影しておいたり、マイクロフィルムに写し込ま
れた各コマの近くに各コマごとに写し込んでおいてもよ
い。
【0015】1回目の画像読取り時には、このラインセ
ンサ52の出力信号は、図1に示す切換スイッチ54を
介して第1の2値化手段56およびしきい値検出手段5
8に入力される。2回目の画像読取り時には第2の2値
化手段60に入力される。
【0016】この実施例では黒枠検出のための走査ライ
ン26(図4)は、一定間隔(例えば1mm間隔)ごとに
読取られ、各走査ライン26の間には画像読取り密度に
対応した他の走査ラインが残る。例えば1mm幅を16本
の走査ライン26で読取る場合には、黒枠検出用走査ラ
イン26の間に、15本の走査ラインがあることにな
る。黒枠検出用走査ライン26以外の走査ライン、ある
いは黒枠検出用走査ライン26を含む全ての走査ライン
は、後記するようにしきい値DTHを求めるために用いら
れる。
【0017】本実施例では一定間隔ごとの黒枠検出用走
査ライン26は第1の2値化手段56に入力され、その
他の走査ラインはしきい値検出手段58に入力される。
しきい値検出手段58はヒストグラム作成手段62と、
しきい値演算手段64とを有する。ヒストグラム作成手
段62は、黒枠検出用走査ライン26以外の走査ライン
を読取ったラインセンサ52の画像信号を用いて、図3
に示す濃度ヒストグラムを作成する。このヒストグラム
は、各画素の濃度Dに対する画素数の分布を示すもので
ある。
【0018】ここにヒストグラム作成手段62は、n番
目の黒枠検出用走査ライン26(n)と、その前の(n
−1)番目の黒枠検出用走査ライン26(n−1)との
間にある15本の走査ラインによってヒストグラムを求
める。しきい値演算手段64は、このヒストグラムを用
いて、n番目の黒枠検出用走査ライン26(n)に用い
るしきい値DTH(n)を演算する。
【0019】例えば図3に示すヒストグラムにおいて、
白側の山P1 は、図4における画像12、14の外側の
フィルム10が透明な部分によりできたものである。ま
た黒側の山P2 は画像12、14内の背景および周囲に
ある黒枠22、24によりできたものである。従って必
要な画像は2つの山P1 とP2 の間に分布することにな
る。しきい値演算手段64は、山P2 の濃度D2 に対し
て一定割合(例えば70%)の濃度DTHを2値化のため
のしきい値として求め、この結果をメモリする。
【0020】しきい値検出手段58では、(n−1)番
目とn番目の黒枠検出用走査ライン26(n−1)、2
6(n)の間にある15本の走査ラインにより前記のよ
うにしてしきい値DTH(n)を求める。このしきい値D
TH(n)はその後に読取るn番目の黒枠検出用走査ライ
ン26(n)の黒枠検出に用いられる。なおこの際(n
−1)番目の黒枠検出用走査ライン26(n−1)も含
めてヒストグラムを作ってもよい。
【0021】第1の2値化手段56は、このようにして
しきい値検出手段58で求めたしきい値DTH(n)を用
いてn番目の走査ライン26(n)の画像信号を2値化
する。この2値化した信号は、黒枠検出手段66に入力
され、ここで黒枠が検出されてメモリされる。
【0022】黒枠検出手段66は種々の方法で黒枠2
2、24(図4参照)を検出する。例えば前記したよう
に、画像12の範囲に走査ライン26が入って、連続し
てN個(例えば14mmの長さに対応する224個)の
黒画素が続いたことから黒枠を検出するようにしてもよ
い。
【0023】この方法は図4に(A)で示すように、走
査ライン26上の画素の分布が白画素から黒画素に変っ
た座標Xから、黒画素がN個連続している座標xを検出
し、この座標xからN画素分遡った座標X=x−Nを黒
枠と判定するものである。そして一定間隔(例えば1mm
間隔)ごとのn、n+1、n+2、…番目の走査ライン
26に対して順に黒枠の座標Xn 、Xn+1 、Xn+2 、…
を同様に求め、各座標Xn 、Xn+1 、…をつなぐ黒枠範
囲すなわちマスキング範囲を求めるものである。
【0024】また図4の(B)に示すように、連続する
N(例えば160)画素のうちa%(例えば30%)が
黒画素となることから黒枠の存在を検出し、この黒画素
数がa%になった座標xからNb画素分遡った座標X=
x−Nbを黒枠と決めてもよい。
【0025】この場合Nb画素は、N画素の範囲を(1
−b):bの割合に分割する座標までのドット数を示
し、b≒aに設定するのが望ましい。なお以上の説明は
走査が画像12、14の外側から画像12、14内に入
る場合について説明したが、走査が画像12、14の内
側から外へ出る場合には、以上の説明の黒画素と白画素
とを逆にすればよい。このようにして種々の方法で黒枠
が検出されると、各走査ライン26に対し求めた黒枠の
点を結んで黒枠範囲が決定され、この黒枠範囲はメモリ
される。
【0026】この実施例では、黒枠22、24は走査ラ
イン26上の白・黒画素の配列から自動で検出してい
る。しかしラインセンサ52で読取った画像をCRTや
液晶板などの表示手段に表示し、この表示手段上でタッ
チパネルやマウス、キーボードなどを使って黒枠の範囲
を指定するようにしてもよい。このように本発明は黒枠
の入力方式は実施例に限定されない。
【0027】以上のように1回目の画像読取りにより、
黒枠の検出としきい値のDTH(n)の検出とが行われ
る。そして2回目の画像読取り時には、この求めたしき
い値DTH(n)を用いて第2の2値化手段60において
2値化する。すなわちn番目の走査ライン26(n)付
近の画像に対してはしきい値DTH(n)を用いて2値化
し、画像読取り領域に応じてその付近のしきい値DTH
順次メモリから読出して用いる。
【0028】この2値化した出力信号は画像処理手段6
8に入力される。この画像処理手段68は画像の拡大・
圧縮を行ったり、微分処理によるエッジ強調、細線化処
理、デイザ処理、等の種々の空間フィルタリング処理を
行う。
【0029】このような画像処理が行われた画像信号は
マスキング手段70において黒枠22、24(図4参
照)などの不要な範囲がマスキング処理される。この黒
枠22、24が消去された画像信号は、画像拡大手段7
2において復元倍率mとなるように拡大される。すなわ
ちマイクロフィルム30のコマは光学系でM倍(M<
m)に拡大され、このM倍に拡大された画像がラインセ
ンサ52で読取られ、黒枠22、24が消去されてから
さらにm/M倍される。
【0030】その結果M×(m/M)=mとなって、復
元倍率mに拡大された原稿と同じ寸法の画像がプリント
手段74に出力される。このプリント手段74は、画像
処理された画像信号からマスキング範囲を消去してプリ
ント出力する。
【0031】次に図2を用いて動作を説明する。まずマ
イクロフィルム30に写し込まれた画像の縮小率、換言
すればマイクロフィルム30のコマを原稿の寸法に復元
するための倍率(復元倍率)mをキーボード38Bなど
から入力する(ステップ100)。投影倍率設定手段3
8Cはこの復元倍率mより小さい光学系の倍率Mを決め
て(ステップ102)、モータ38Aを駆動する(ステ
ップ104)。
【0032】光学系の倍率Mの設定が終ると(ステップ
104)、投影開始され、拡大画像がスクリーン48に
投影される(ステップ106)。ラインセンサ52によ
る1回目のスキャン(画像読取り)により(ステップ1
08)、前記のように一定間隔ごとの走査ライン26の
間の走査によりヒストグラムが求められ(ステップ11
0)、しきい値DTHが求められる(ステップ112)。
【0033】そして走査ライン26がこのしきい値DTH
を用いて第1の2値化手段56で2値化され(ステップ
114)、黒枠が検出されて(ステップ116)、メモ
リされる。以上の動作を繰り返し、画像全体の領域に対
して処理が終ると(ステップ118)、2回目のスキャ
ンに入る(ステップ120)。
【0034】2回目のスキャンでは、ステップ112で
ヒストグラムから求めたしきい値DTHを用いて画像を2
値化し(ステップ122)、この2値化した画像を用い
て画像処理する(ステップ124)。さらにステップ1
16で求めた黒枠範囲をマスキングして消去しつつ(ス
テップ126)、画像拡大手段72でm/M倍して復元
倍率mの画像として(ステップ128)、プリント出力
する(ステップ130)。
【0035】以上の実施例では、光学系の倍率Mを投影
倍率設定手段38Cにより自動で設定する。しかし本発
明では、この光学系の倍率Mを手動ズームレンズからな
る投影レンズにより手動で設定させたり、単倍レンズか
らなる投影レンズを用いて固定倍率としてもよい。この
場合には、この光学系の倍率Mが復元倍率mより小さい
時(M<m)に、読取った画像を復元倍率mに拡大して
プリント出力するようにする。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、スクリ
ーンに投影する拡大画像は原稿よりも小さくし、このス
クリーンの投影画像を用いて検出した黒枠をこのスクリ
ーンの投影画像から読取った画像から消去し、さらにこ
の黒枠を消去した画像を拡大して原稿と同じ寸法にプリ
ント出力するものである。従ってスクリーンから投影画
像が外れにくくなり、スクリーンを不必要に大きくする
必要がなくプリントが原稿より小さくなることもない。
また請求項2の発明によればこの方法の実施に直接使用
する装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図
【図2】その動作流れ図
【図3】ヒストグラムを示す図
【図4】マイクロフィルムとプリント出力との関係説明
【符号の説明】 10、30 マイクロフィルム 12、14 画像 18、20 プリント用紙 26 黒枠検出用走査ライン 38B 復元倍率入力手段 38C 投影倍率設定手段 52 画像読取り手段としてのラインセンサ 66 黒枠検出手段 68 画像処理手段 70 マスキング手段 72 画像拡大手段 74 プリント手段 M 光学系の倍率 m 復元倍率

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロフィルムの縮小画像をスクリー
    ンに拡大し投影する一方、このスクリーンの投影画像を
    用いて黒枠を検出し、この黒枠を消去してプリント出力
    するマイクロフィルムリーダの画像処理方法において、
    前記マイクロフィルムの縮小画像を原稿の寸法に拡大す
    るための復元倍率より低い倍率で拡大しスクリーンに投
    影する一方、スクリーンに投影された拡大画像を読取
    り、黒枠を消去して原稿と同じ寸法に拡大してプリント
    出力することを特徴とするマイクロフィルムリーダの画
    像処理方法。
  2. 【請求項2】 マイクロフィルムの縮小画像をスクリー
    ンに拡大投影する光学系と、このスクリーンの投影画像
    を用いて黒枠を検出する黒枠検出手段と、黒枠を消去し
    た拡大画像をプリントするプリント手段とを備えるマイ
    クロフィルムリーダの画像処理装置において、前記マイ
    クロフィルムの縮小画像を原稿の寸法に拡大するための
    復元倍率を入力する復元倍率入力手段と、この復元倍率
    より低い倍率に前記光学系の倍率を設定する投影倍率設
    定手段と、前記スクリーンの拡大投影画像を読取る画像
    読取り手段と、前記スクリーンの拡大投影画像を用いて
    黒枠を検出する黒枠検出手段と、この黒枠を前記画像読
    取り手段で読取った画像から消去する黒枠消去手段と、
    この黒枠を消去した画像を前記復元倍率に拡大する画像
    拡大手段と、この拡大した画像をプリント出力するプリ
    ント手段とを備えることを特徴とするマイクロフィルム
    リーダの画像処理装置。
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