JP3262296B2 - マイクロフィルムリーダのプリント制御方法および装置 - Google Patents
マイクロフィルムリーダのプリント制御方法および装置Info
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Description
ムにおいて画像の周囲に生じる黒枠を検出して消去し、
さらにプリント出力するマイクロフィルムリーダにおけ
るプリント制御方法と、この方法の実施に直接使用する
装置とに関するものである。
の外側を囲むように透明な画像無しの部分ができる。こ
のマイクロフィルムから原稿の画像をプリント出力する
場合、原稿の全範囲が出力範囲から外れないように原稿
よりも大きい範囲を出力する必要がある。
の関係を示すものである。マイクロフィルム10には一
定寸法の原稿の画像12、14がネガの像として記録さ
れている。スクリーンに拡大投影される範囲16は決ま
っているから、この範囲16をプリント出力すると、プ
リント用紙18、20には画像12、14のプリント像
12A、14Aの外側に黒枠22、24が発生する。
マスキングする方法が従来より提案されている。その1
つの方法は、一定間隔(例えば1mm)ごとの走査ライン
26上の画像をラインセンサで読取った時に、画像信号
が連続して一定数N(例えば224)個の黒画素を出力
すれば黒枠22、24と判定するものである。なおこの
一定数N=224は例えば原稿上で14mmに対応する
長さである。
査ライン26上の画素の分布が白画素から黒画素に変っ
た座標Xから、黒画素がN個連続している座標xを検出
し、この座標xからN画素分遡った座標X=x−Nを黒
枠と判定するものである。そして一定間隔(例えば1mm
間隔)ごとのn、n+1、n+2、…番目の走査ライン
26に対して順に黒枠の座標Xn 、Xn+1 、Xn+2 、…
を同様に求め、各座標Xn 、Xn+1 、…をつなぐ黒枠範
囲すなわちマスキング範囲を求めるものである。
のコマを原稿の寸法に拡大する倍率(以下この倍率を復
元倍率という)で拡大してスクリーンに投影し、このス
クリーンに表れた拡大画像を用いて黒枠を検出してい
た。またこのスクリーンに投影された拡大画像をスクリ
ーンの背面で移動するラインセンサで読み取り、読み取
った画像から黒枠を消去してプリンタに原稿と同じ寸法
にプリント出力していた。
が一定間隔ごとに写し込まれているが、このマイクロフ
ィルムから一定領域を読出し表示するスクリーンの寸法
は決まっているから、マイクロフィルムの停止位置など
の関係によっては、スクリーンの表示範囲内に複数の画
像が入ったり画像の一部が表示範囲から外れることがあ
る。またマイクロフィルムによっては、手形や小切手な
どのような小型の原稿を複数枚あるいは表裏並べて写し
込むことがあり、この場合にも1つの表示範囲内に複数
の画像が入ることになる。
のマイクロフィルム10A、10Bとスクリーンの拡大
投影範囲16A、16Bとの関係を示す。図4(A)は
例えばA4サイズの原稿の縮小画像12C、12Dがマ
イクロフィルム10Aに写し込まれ、スクリーンに拡大
投影される範囲16Aから一方の画像12Dの一部が外
れている。ここにスクリーンの投影範囲16Aは、例え
ばA3サイズとする。
画像12E、12e、12F、12f…がマイクロフィ
ルム10Bに写し込まれている。そして例えばA3サイ
ズのスクリーン投影範囲16Bに複数の画像が含まれて
いる。
倍率に拡大した画像が投影されるから、この復元倍率の
画像が入るのに必要かつ十分な寸法に決められる。しか
し装置の大型化を避けるためには復元寸法に対しスクリ
ーンを過度に大きくすることはできない。またスクリー
ンを十分に小さくしようとすると、投影画像の位置がず
れた時や傾いた時などに、画像の一部がスクリーンから
外れてしまう。この時には画像の一部がプリント範囲か
ら外れてしまうという問題が生じる。またスクリーンの
投影表示範囲内に複数の画像が含まれている時には、前
記のように黒枠を消去しても不要な画像や一部が欠けた
画像がプリンタなどに出力されることになる。
去してプリントすることも考え得る。しかしこの場合に
は、スクリーンに拡大投影する範囲16A、16Bと同
じサイズ例えばA3サイズでプリント出力すると、図4
(B)、図5(B)に示すようにプリント用紙18A、
18Bには画像(例えば12C、12f)の周囲に大き
な空白ができることになる。
ものであり、スクリーンを過度に大きくすることなく拡
大投影画像の位置が多少ずれたり傾いてもこの画像の全
てが欠けることなくスクリーンの表示範囲に入るように
すると共に、読取った画像の表示範囲に複数の画像が含
まれていたり、画像の一部が表示範囲から外れている場
合に、必要な画像だけを抽出し不要な画像や一部が欠け
た画像などを黒枠と共に消去して出力できるようにし、
さらに選択画像の復元画像が入る寸法の用紙を自動選択
してプリント用紙のサイズに応じて画像を最大限に拡大
してプリント出力できるようにしたマイクロフィルムリ
ーダのプリント制御方法を提供することを第1の目的と
する。
供することを第2の目的とする。
フィルムの縮小画像をスクリーンに拡大投影する一方、
このスクリーンの投影画像を読出し2値化して得た画像
信号が示す画素の配列から黒枠検出手段により黒枠を検
出し、この黒枠を消去してプリント出力する方法におい
て、前記マイクロフィルムの縮小画像を原稿の寸法に拡
大するための復元倍率より低い倍率で拡大しスクリーン
に投影する一方、読出した前記投影画像が複数の画像の
黒枠を含む場合に、1つまたは複数の選択画像を除き他
の画像を黒画像に書き換え、前記黒画像を前記黒枠検出
手段で検出された黒枠と合成し、この合成された黒枠を
消去し、前記選択画像を前記復元倍率でプリント出力す
るために必要な用紙寸法を自動選択して前記選択画像を
前記選択された寸法のプリント用紙に収まる最大寸法ま
で拡大してプリント出力することを特徴とするマイクロ
フィルムリーダのプリント制御方法により達成される。
小画像をスクリーンに拡大投影する光学系と、このスク
リーンの拡大投影画像を読出す画像読取り手段と、この
画像読取り手段の出力を2値化する2値化手段と、2値
化した画像信号が示す画素の配列から黒枠を検出する黒
枠検出手段と、検出した黒枠を消去するマスキング手段
と、黒枠を消去した画像をプリント出力するプリント手
段とを備えるマイクロフィルムリーダのプリント制御装
置において、前記マイクロフィルムの画像を原稿寸法に
拡大するための復元倍率を入力する復元倍率入力手段
と、この復元倍率より低い倍率に前記光学系の倍率を設
定する投影倍率設定手段と、前記投影画像に複数の画像
の黒枠を含む場合に選択した画像を除き他の画像を黒画
像に書き換えてこの黒画像を前記黒枠検出手段で検出さ
れた黒枠と合成する黒枠合成手段と、前記選択した画像
を前記復元倍率でプリント出力するための用紙寸法を自
動選択する用紙選択手段と、前記選択した画像を前記選
択した用紙に入る最大寸法に拡大する画像拡大手段とを
備え、前記マスキング手段はこの修正された黒枠を消去
すると共に、前記プリント手段は前記画像拡大手段で拡
大した画像を前記用紙選択手段で選択した寸法の用紙に
プリント出力することを特徴とするマイクロフィルムリ
ーダのプリント制御装置により達成される。
はその動作を示す動作流れ図、図3はその黒枠修正の詳
細な動作流れ図、図4は本発明によるプリント出力例を
示す図、図5は同じく他の出力例を示す図、図6はヒス
トグラムを示す図である。
であり、2つのリール32、34の一方から他方へ巻取
られて走行する。このフィルム30には光源36の光が
下方から導かれ、このフィルム30の透過光は投影レン
ズ38、像回転プリズム40、反射ミラー42、44、
46を経てスクリーン48に背面から導かれる。
0が水平方向に移動可能に設けられ、この可動板50に
CCDラインセンサ52が取付けられている。従ってこ
のラインセンサ52に入射した画像を読取りながら可動
板50を水平方向に移動させることによりスクリーン4
8の画像を読取ることができる。
倍率により可変であり、この投影レンズ38の倍率はモ
ータ38Aにより可変である。マイクロフィルム30に
縮小して写し込まれた画像を原稿の寸法に復元するのに
必要とする倍率(復元倍率)mは、キーボード38Bか
ら入力される。
ード38Bから入力された復元倍率mより小さい倍率M
を設定し、光学系の倍率がMとなるようにモータ38A
を駆動する。なお復元倍率mはキーボード38Bから入
力するのに代え、供給側リール32のカートリッジ32
A(図1)にバーコードなどで識別マークを付してお
き、このバーコードを読んで自動で入力するものであっ
てもよい。
ルムに写し込まれた各画像の近くにそれぞれ貼付した
り、写し込んでおいてもよい。また光学系の倍率Mは復
元倍率mより小さいから、拡大投影画像の周囲に十分な
余裕をもってスクリーン48に画像が写し出される。こ
のため画像がスクリーン48から外れにくくなる。
ンサ52の出力信号は、図1に示す切換スイッチ54を
介して第1の2値化手段56およびしきい値検出手段5
8に入力される。2回目の画像読取り時には第2の2値
化手段60に入力される。
ン26(図7)は、一定間隔(例えば1mm間隔)ごとに
読取られるから、各走査ライン26の間には画像読取り
密度に対応した他の走査ラインが残っていることにな
る。例えば1mm幅を16本の走査ライン26で読取る場
合には、黒枠検出用走査ライン26の間に、15本の走
査ラインがあることになる。黒枠検出用走査ライン26
以外の走査ライン、あるいは黒枠検出用走査ライン26
を含む全ての走査ラインは、後記するようにしきい値D
THを求めるために用いられる。
ライン26は第1の2値化手段56に入力され、その他
の走査ラインはしきい値検出手段58に入力される。
手段62と、しきい値演算手段64とを有する。ヒスト
グラム作成手段62は、黒枠検出用走査ライン26以外
の走査ラインを読取ったラインセンサ52の画像信号を
用いて、図6に示す濃度ヒストグラムを作成する。この
ヒストグラムは、各画素の濃度Dに対する画素数の分布
を示すものである。
目の黒枠検出用走査ライン26(n)と、その前の(n
−1)番目の黒枠検出用走査ライン26(n−1)との
間にある15本の走査ラインによってヒストグラムを求
める。しきい値演算手段64は、このヒストグラムを用
いて、n番目の黒枠検出用走査ライン26(n)に用い
るしきい値DTH(n)を演算する。
白側の山P1 は、図7における画像12、14の外側の
フィルム10が透明な部分によりできたものである。ま
た黒側の山P2 は画像12、14内の背景によりできた
ものである。従って必要な画像は2つの山P1 とP2 の
間に分布することになる。しきい値演算手段64は、山
P2 の濃度D2 に対して一定割合(例えば70%)の濃
度DTHを2値化のためのしきい値として求め、この結果
をメモリする。
目とn番目の黒枠検出用走査ライン26(n−1)、2
6(n)の間にある15本の走査ラインにより前記のよ
うにしてしきい値DTH(n)を求める。このしきい値D
TH(n)はその後に読取るn番目の黒枠検出用走査ライ
ン26(n)の黒枠検出に用いられる。なおこの際(n
−1)番目の黒枠検出用走査ライン26(n−1)やそ
の前の一定範囲の走査ラインも含めてヒストグラムを作
ってもよい。
しきい値検出手段58で求めたしきい値DTH(n)を用
いてn番目の走査ライン26(n)の画像信号を2値化
する。この2値化した信号は、黒枠検出手段66に入力
され、ここで黒枠が検出されてメモリされる。
2、24(図7参照)を検出する。例えば前記したよう
に、画像12の範囲に走査ライン26が入って、連続し
てN個の黒画素が続いたことから黒枠を検出するように
してもよい(図7の(A)参照)。また図7の(B)に
示すように、連続するN(例えば160)画素のうちa
%(例えば30%)が黒画素となることから黒枠の存在
を検出し、この黒画素数がa%になった座標xからNb
画素分遡った座標X=x−Nbを黒枠と決めてもよい。
−b):bの割合に分割する座標までのドット数を示
し、b≒aに設定するのが望ましい。なお以上の説明は
走査が画像12、14の外側から画像12、14内に入
る場合について説明したが、走査が画像12、14の内
側から外へ出る場合には、以上の説明の黒画素と白画素
とを逆にすればよい。このようにして種々の方法で黒枠
が検出されると、各走査ライン26に対し求めた黒枠の
点を結んで黒枠範囲が決定され、この黒枠範囲はメモリ
される。
0の一定領域(スクリーン投影範囲)16A、16Bが
投影されて表示されるが、この時スクリーン48に、図
4(A)、5(A)に示すように複数の画像が同時に含
まれることがある。図4のマイクロフィルム10Aのス
クリーン投影範囲16Aには画像12Cと画像12Dの
一部とが含まれている。また図5のマイクロフィルム1
0Bのスクリーン投影範囲16Bには、手形等の表裏の
画像12E、12e、12F、12f、12G、12
g、等が含まれている。
前記黒枠検出手段66に検出されメモリされる。図5の
一定領域16Bからは、必要な画像(例えば12f)を
含む適宜の領域16Cがトリミング手段(図示せず)に
より抽出され、この抽出した領域16Cの黒枠22Bが
前記黒枠検出手段66により検出され、メモリされる。
枠合成手段67は、プリンタなどに出力する一定の領域
16(図7)、16A(図4)、あるいは抽出した領域
16C(図5)に複数の画像が含まれている場合に、必
要な画像のみを選択し、選択されない画像を黒画像に書
き換えてこの黒画像を前記黒枠検出手段66で検出され
た黒枠22A、22B、と合成する。
12C、12Dの一方12Cを選択画像とし画像12D
の領域を黒画像に書き換える。同様に図5(A)の場合
には、1つの画像例えば12fを選択画像として他の画
像の領域を黒画像に書き換える。このように黒画像に書
き換えられた領域は黒枠検出手段66で検出された黒枠
と合成されてメモリされる。
領域16Cの予め決めた位置の画像を自動で選択するこ
とができる。例えば左端、右端、左上隅、左下隅などの
画像を選択画像とする。なお選択画像の選択は、スクリ
ーン48上の座標をキーボードから入力してもよい。ま
たラインセンサ52で読取った画像をCRTや液晶板な
どの表示手段に表示し、この表示手段上でタッチパネル
やマウスやキーボードなどから選択画像を指定してもよ
い。
黒枠の検出としきい値のDTH(n)の検出とが行われ
る。そして2回目の画像読取り時には、この求めたしき
い値DTH(n)を用いて第2の2値化手段60において
2値化する。すなわちn番目の走査ライン26(n)付
近の画像に対してはしきい値DTH(n)を用いて2値化
し、画像読取り領域に応じてその付近のしきい値DTHを
順次メモリから読出して用いる。
8に入力される。この画像処理手段68は画像の拡大・
圧縮を行ったり、微分処理によるエッジ強調、細線化処
理、デイザ処理、等の種々の空間フィルタリング処理を
行う。
マスキング手段70において黒枠などの不要な範囲がマ
スキング処理される。ここに用いる黒枠は、黒枠合成手
段67により不要な画像を黒画像に書き換えて黒枠検出
手段66で検出された黒枠と合成された黒枠を用いる。
72において決められる。すなわちこの用紙選択手段7
2では、ラインセンサ52で読取った拡大投影画像の倍
率(投影倍率)Mと、復元倍率mとを用いて、読取った
画像をその復元寸法に一致させるためにm/M倍し、こ
の拡大画像が入るための最小サイズの用紙を選択する。
例えばA4とA3の用紙を選択可能な場合には、復元寸
法がA4以下ならA4の用紙を選択し、A4以上ならA
3の用紙を選択する。
次に画像拡大手段74において選択された用紙サイズに
入る最大寸法となるように拡大される。例えば図4に示
すように、選択画像12Cの復元寸法がA4サイズの用
紙18aに収まる場合には、このA4の用紙18aを選
択してこの用紙18aに入る最大寸法に拡大プリントさ
れる。また図5に示すように選択画像12fの復元寸法
がA4サイズより小さければ、A4の用紙18bを選択
し拡大してプリントする。この時合成された黒枠がマス
キング処理されて消去されるから、選択画像12C、1
2f以外の画像はプリントされない。
イクロフィルム30に写し込まれた画像の縮小率、換言
すればマイクロフィルム30のコマを原稿の寸法に復元
するための倍率(復元倍率)mをキーボード38Bなど
から入力する(ステップ100)。投影倍率設定手段3
8Cはこの復元倍率mより小さい光学系の倍率Mを決め
て(ステップ102)、モータ38Aを駆動する(ステ
ップ104)。
104)、投影開始され、拡大画像がスクリーン48に
投影される(ステップ106)。ラインセンサ52によ
る1回目のスキャン(画像読取り)により(ステップ1
08)、前記のように一定間隔ごとの走査ライン26の
間の走査によるヒストグラムが求められ(ステップ11
0)、しきい値DTHが求められる(ステップ112)。
を用いて第1の2値化手段56で2値化され(ステップ
114)、黒枠が検出されて(ステップ116)、メモ
リされる。以上の動作を繰り返し、画像全体の領域に対
して処理が終ると(ステップ118)黒枠合成を行う
(ステップ120)。
ステップ116で求めた黒枠から1つまたは複数の画像
を選択し、この選択画像以外を黒画像に書き換えて黒枠
検出手段66で検出した黒枠と合成する。この黒枠合成
処理は図3に示す手順により行われる。まず黒枠検出し
た後(ステップ116)、複数の画像が含まれているか
否か判別する(ステップ120A)。
は不要である。複数の画像を含んでいれば、そのうちの
必要な画像のみを選択し(ステップ120B)、他の画
像範囲を黒画像に書き換え(ステップ120C)、この
書き換えた範囲を黒枠検出手段66で検出した黒枠に含
めるように黒枠との合成を行い(ステップ120D)、
メモリして2回目のスキャンに入る(ステップ12
2)。
ヒストグラムから求めたしきい値DTHを用いて画像を2
値化し(ステップ124)、この2値化した画像を用い
て画像処理する(ステップ126)。さらにステップ1
16で求めステップ120で合成された黒枠範囲をマス
キングして消去する(ステップ128)。一方用紙選択
手段72では原稿寸法に復元した時に収まる最小のプリ
ント用紙寸法を求め、この復元画像が収まる最小の用紙
サイズを決める(ステップ130)。画像拡大手段74
では用紙選択手段72で決めた用紙サイズに収まる最小
寸法まで画像を拡大し(ステップ132)、プリント手
段76ではこの用紙に画像を拡大プリント出力する(ス
テップ134)。
倍率設定手段38Cにより自動で設定する。しかし本発
明では、この光学系の倍率Mを手動ズームレンズからな
る投影レンズにより手動で設定させたり、単倍レンズか
らなる投影レンズを用いて固定倍率としてもよい。この
場合には、この光学系の倍率Mが復元倍率mより小さい
時(M<m)に、読み取った画像を用紙に収まる最大寸
法に拡大してプリント出力するようにする。
動選択するのに代えて、手動で選択するものや、予め決
めた寸法の用紙にプリントするものでもよい。この場合
原稿の復元寸法が入らない用紙が選択されている時には
画像拡大手段74では画像を縮小することになるが、本
発明はこのようなものも包含する。
ーンに拡大投影する一定領域に複数の画像が含まれてい
る場合に、必要な画像(選択画像)を残して他の画像を
黒枠と同じ黒画像に書き換え、黒枠検出手段で検出した
黒枠と合成し、この合成した黒枠をマスキングするもの
であるから、不要な画像を除去した必要な画像のみを出
力することができる。ここに、スクリーンに投影する拡
大画像は原稿よりも小さくしたから、スクリーンから投
影画像が外れにくくなり、スクリーンを不必要に大きく
する必要がなくプリントが原稿より小さくなることもな
い。
る用紙サイズを自動判別して、その用紙にプリント出力
するようにするから、不必要に大きな用紙にプリント出
力されて、用紙に大きな空白ができることもない。また
請求項2の発明によれば、この方法の実施に直接使用す
る装置が得られる。
図
Claims (2)
- 【請求項1】 マイクロフィルムの縮小画像をスクリー
ンに拡大投影する一方、このスクリーンの投影画像を読
出し2値化して得た画像信号が示す画素の配列から黒枠
検出手段により黒枠を検出し、この黒枠を消去してプリ
ント出力する方法において、前記マイクロフィルムの縮
小画像を原稿の寸法に拡大するための復元倍率より低い
倍率で拡大しスクリーンに投影する一方、読出した前記
投影画像が複数の画像の黒枠を含む場合に、1つまたは
複数の選択画像を除き他の画像を黒画像に書き換え、前
記黒画像を前記黒枠検出手段で検出された黒枠と合成
し、この合成された黒枠を消去し、前記選択画像を前記
復元倍率でプリント出力するために必要な用紙寸法を自
動選択して前記選択画像を前記選択された寸法のプリン
ト用紙に収まる最大寸法まで拡大してプリント出力する
ことを特徴とするマイクロフィルムリーダのプリント制
御方法。 - 【請求項2】 マイクロフィルムの縮小画像をスクリー
ンに拡大投影する光学系と、このスクリーンの拡大投影
画像を読出す画像読取り手段と、この画像読取り手段の
出力を2値化する2値化手段と、2値化した画像信号が
示す画素の配列から黒枠を検出する黒枠検出手段と、検
出した黒枠を消去するマスキング手段と、黒枠を消去し
た画像をプリント出力するプリント手段とを備えるマイ
クロフィルムリーダのプリント制御装置において、前記
マイクロフィルムの画像を原稿寸法に拡大するための復
元倍率を入力する復元倍率入力手段と、この復元倍率よ
り低い倍率に前記光学系の倍率を設定する投影倍率設定
手段と、前記投影画像に複数の画像の黒枠を含む場合に
選択した画像を除き他の画像を黒画像に書き換えてこの
黒画像を前記黒枠検出手段で検出された黒枠と合成する
黒枠合成手段と、前記選択した画像を前記復元倍率でプ
リント出力するための用紙寸法を自動選択する用紙選択
手段と、前記選択した画像を前記選択した用紙に入る最
大寸法に拡大する画像拡大手段とを備え、前記マスキン
グ手段はこの修正された黒枠を消去すると共に、前記プ
リント手段は前記画像拡大手段で拡大した画像を前記用
紙選択手段で選択した寸法の用紙にプリント出力するこ
とを特徴とするマイクロフィルムリーダのプリント制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09396093A JP3262296B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | マイクロフィルムリーダのプリント制御方法および装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06291971A JPH06291971A (ja) | 1994-10-18 |
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