JPH06268847A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH06268847A
JPH06268847A JP5056122A JP5612293A JPH06268847A JP H06268847 A JPH06268847 A JP H06268847A JP 5056122 A JP5056122 A JP 5056122A JP 5612293 A JP5612293 A JP 5612293A JP H06268847 A JPH06268847 A JP H06268847A
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JP
Japan
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output
input
circuit
logic
stage
Prior art date
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JP5056122A
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English (en)
Inventor
Makoto Kumazawa
誠 熊澤
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to JP5056122A priority Critical patent/JPH06268847A/ja
Publication of JPH06268847A publication Critical patent/JPH06268847A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は入力データ中の「1」若しくは「0」
の数をカウントする情報処理回路の回路規模を削減する
ことを目的とする。 【構成】初段から終段に向かって論理回路の数が一つず
つ増えるように複数の論理回路が複数段に配設される。
各論理回路A,B,Cからその次段に出力信号QL ,Q
R が出力され、終段の論理回路Dから入力データD0〜
Dnより1ビット多い出力データQ0〜Qn+1が出力
される。各論理回路A,B,Cでは、その入力データD
0〜Dnと、前段の各論理回路A,B,Cから入力され
る入力信号INに基づいて出力信号QL ,QR を次段の
各論理回路B,C,Dに出力する。初段の論理回路Aか
ら出力される出力信号QL ,QR のいずれかから出力さ
れる「1」の信号は各段の論理回路B,C,Dを経て出
力データQ0〜Qn+1のいずれかとして出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は2値論理データ中に含
まれる「1」若しくは「0」の数をカウントして出力す
る情報処理装置に関するものである。
【0002】2値論理データの処理を行う例えば画像処
理装置等の電子回路においては、2値論理データを構成
する「1」若しくは「0」のビット数をカウントし、そ
のカウント値に基づいて種々の制御を行うことがある。
このような電子回路では、「1」若しくは「0」のビッ
ト数をカウントする動作を高速に、かつ簡易な回路で行
うことが必要となっている。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば画像処理装置の一種類とし
て、次のようなものがある。すなわち、一つの画素を1
ビットのデータで表現し、例えばそのデータが「1」で
あればその画素を塗り潰し、「0」であれば塗り潰さな
いというように各画素を走査して、出力装置に出力す
る。
【0004】このような画像処理装置において、上記の
ように走査された画像データの解像度と、出力装置の解
像度とが異なることがある。すなわち、図10に示すよ
うに所定の面積を16分割して各画素を走査すると、1
6ビットの画像データP1が得られる。
【0005】このような画像データP1を図11に示す
ように4分割の画素として出力する場合には、前記16
ビットの画像データP1を4ビットの画像データP2に
変換する必要がある。
【0006】図10に示す16ビットの画像データP1
に図11に示す分割枠P2を重ね合わせた時、枠P2a
〜P2dの中に「1」がいくつあるかにより、その枠の
ビットを「1」にするか「0」にするかを決定する。
【0007】枠P2a〜P2dの中に、少なくとも一つ
「1」があれば、枠P2a〜P2dを「1」にするとい
う規則にすれば、図12のP3を得る。同様に、二つ以
上、三つ以上、四つというように規則を決めた場合、枠
P2a〜P2dはそれぞれ図13〜図15のように塗り
潰される。
【0008】上記のようなデータ処理を行うためには、
複数ビットのデータの中に存在する「1」の数をカウン
トするデータ処理回路が必要となる。その4ビットのデ
ータ処理回路の一例を図16に示す。
【0009】4ビットの入力データD0〜D3は4×1
6個のPチャネルMOSトランジスタTr1a 〜Tr4p と
インバータ回路2a〜2dで構成されるデコード部1に
入力される。すなわち、入力データD0は16個のPチ
ャネルMOSトランジスタTr1a 〜Tr1p のゲートに直
接入力されるか、あるいはインバータ回路2aを介して
入力される。
【0010】また、入力データD1は16個のPチャネ
ルMOSトランジスタTr2a 〜Tr2p のゲートに直接入
力されるか、あるいはインバータ回路2bを介して入力
される。
【0011】また、入力データD2は16個のPチャネ
ルMOSトランジスタTr3a 〜Tr3p のゲートに直接入
力されるか、あるいはインバータ回路2cを介して入力
される。
【0012】また、入力データD3は16個のPチャネ
ルMOSトランジスタTr4a 〜Tr4p のゲートに直接入
力されるか、あるいはインバータ回路2dを介して入力
される。
【0013】前記トランジスタTr1a 〜Tr1p のソース
には電源Vccが供給され、前記トランジスタTr4a 〜T
r4p のドレインにはそれぞれ出力線La〜Lpが接続さ
れている。
【0014】そして、電源Vccと出力線La〜Lpとの
間で4個ずつ直列に接続された16列の各トランジスタ
Tr1a 〜Tr4a から同Tr1p 〜Tr4p は、入力データD
0〜D4に基づいて、いずれか一列のトランジスタが全
てオンされるように構成される。
【0015】すなわち、例えば入力データD0〜D3が
「0000」であれば、トランジスタTr1a 〜Tr4a が
オンされ、その他の列のトランジスタは少なくとも一つ
のトランジスタがオフされる。
【0016】また、例えば入力データD0〜D3が「1
111」であれば、トランジスタTr1p 〜Tr4p がオン
され、その他の列のトランジスタは少なくとも一つのト
ランジスタがオフされる。
【0017】前記各出力線La〜Lpには常時オン状態
に維持されるNチャネルMOSトランジスタn1a〜n1p
が接続されている。そして、各トランジスタTrn1a〜T
rn1pはサイズの小さいトランジスタで構成されて、各出
力線La〜Lpに接続される4個のPチャネルMOSト
ランジスタがすべてオンされない限り、各出力線La〜
LpはグランドGNDレベルに維持されるようになって
いる。
【0018】前記各出力線La〜LpはそれぞれNチャ
ネルMOSトランジスタn2a〜n2pのゲートに接続さ
れ、各トランジスタn2a〜n2pのソースはグランドGN
Dに接続されている。
【0019】前記各トランジスタn2a〜n2pのドレイン
は出力線L0〜L4のいずれかに接続されている。すな
わち、入力データD0〜D3が「0000」であるとき
Hレベルとなる出力線Laに接続されたトランジスタn
2aのドレインは出力線L0に接続される。また、入力デ
ータD0〜D3が「1111」であるときHレベルとな
る出力線Lpに接続されたトランジスタn2pのドレイン
は出力線L4に接続される。
【0020】このように、各トランジスタn2a〜n2pの
ドレインは当該出力線La〜LpがHレベルとなるとき
に、入力データD0〜D3に含まれる「1」の数に対応
するいずれかの出力線L0〜L4に接続されている。
【0021】前記出力線L0〜L4はそれぞれインバー
タ回路2e〜2iを介して出力信号Q0〜Q4を出力す
る。また、各出力線L0〜L4には常時オン状態に維持
されるPチャネルMOSトランジスタp0 〜p4 が接続
されている。そして、前記各トランジスタp0 〜p4 は
小さなサイズで形成され、前記各出力線L0〜L4に接
続された前記各トランジスタn2a〜n2pがオンされない
限り、各出力線L0〜L4はHレベルに維持されるよう
になっている。
【0022】このように構成されたデータ処理回路で
は、例えば入力データD0〜D3が「0000」となる
と、出力線La〜Lpの中で出力線LaのみがHレベル
となる。
【0023】すると、トランジスタn2aがオンされ、出
力線L0〜L4の中で出力線L0のみがLレベルとな
る。従って、出力信号Q0〜Q4の中で出力信号Q0の
みがHレベルとなって、入力データD0〜D3の中には
「1」が一つも含まれていないことが判別される。
【0024】また、入力データD0〜D3が「111
1」となると、出力線La〜Lpの中で出力線Lpのみ
がHレベルとなる。すると、トランジスタn2pがオンさ
れ、出力線L0〜L4の中で出力線L4のみがLレベル
となる。従って、出力データQ0〜Q4の中で出力デー
タQ4のみがHレベルとなって、入力データD0〜D3
の中には「1」が四つ含まれていることが判別される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなデータ処
理回路では、各インバータ回路2a〜2iを1つずつの
PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトラ
ンジスタとから構成されるCMOSインバータ回路とす
れば、全部で119個のトランジスタが必要となる。
【0026】上記データ処理回路は4ビット構成で11
9個のトランジスタが必要となるが、一般にnビット構
成の場合に必要なトランジスタ数は次式で求められる。 2n (n+2)+5n+3 ・・・・・(1) 従って、4ビットの入力データD0〜D3を処理するた
めのデータ処理回路として大規模な回路が必要であると
ともに、入力データのビット数が増えれば、回路規模が
飛躍的に増大するという問題点がある。
【0027】この発明の目的は、入力データ中の「1」
若しくは「0」の数をカウントする情報処理回路の回路
規模を削減することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。すなわち、複数ビットの入力データD0〜D
nが並列に入力され、入力されたデータ中に含まれる
「1」の数をカウントして出力する情報処理装置で、初
段の1つの論理回路Aから、その終段に向かって論理回
路の数が一つずつ増えるように複数の論理回路B,Cが
複数段に配設され、前記各論理回路A,B,Cからその
次段で隣合う二つの論理回路にそれぞれ上位側及び下位
側の一対の出力信号QL ,QR が出力され、前記終段の
複数の論理回路Dから前記入力データD0〜Dnより1
ビット多いビット数の出力データQ0〜Qn+1が出力
され、前記終段の複数の論理回路Dを除いて各段毎の論
理回路A,B,Cには前記入力データD0〜Dnのうち
それぞれ同一ビットの入力データが入力され、前記初段
の論理回路Aから前記入力データD0に基づいて相補出
力信号QL ,QR がその次段の論理回路Bにそれぞれ出
力され、前記次段以降の各論理回路B,Cはその前段の
論理回路A,B,Cから「0」の入力信号が入力された
とき、その出力信号QL ,QR が「0」とされ、前記次
段以降の各論理回路B,Cはその前段の論理回路A,
B,Cから「1」の入力信号が入力されたとき、前記入
力データD1〜Dnが「1」である場合に前記上位側出
力信号QLとして「1」が出力されるとともに、前記入
力データD1〜Dnが「0」である場合に前記下位側出
力信号QR として「1」が出力され、前記終段の論理回
路Dの前段で隣合う二つの論理回路B,Cから出力され
る二つの出力信号QL ,QRのOR論理が終段の論理回
路Dから出力される。
【0029】また、図4、図6、図8及び図9に示すよ
うに、前記初段の論理回路Aから、前記入力データD0
が前記上位側出力信号QL として出力されるとともに、
該入力データD0がインバータ回路2jを介して前記下
位側出力信号QR として出力され、前記次段以降の各論
理回路B,Cにおいて、各段の両側端に位置する論理回
路Bには、前記入力データD1〜Dnと前段の論理回路
A,Bから入力される入力信号INとがNAND回路3
aに入力され、前記NAND回路3aの出力信号が下位
側出力信号QR として出力されるとともに、前記NAN
D回路3aの出力信号がインバータ回路2kを介して上
位側出力信号QL として出力され、前記次段以降の各論
理回路B,Cにおいて、各段の中間に位置する論理回路
Cは、前段の論理回路B,Cから入力される入力信号I
NがOR回路4aを介してNAND回路3aの一方の入
力端子に入力され、前記NAND回路3aの他方には前
記入力データD1〜Dnが入力され、前記NAND回路
3aの出力信号が下位側出力信号QR として出力される
とともに、前記NAND回路3aの出力信号がインバー
タ回路2kを介して上位側出力信号QL として出力され
る。
【0030】
【作用】各段毎の論理回路A,B,Cに前記入力データ
D0〜Dnが入力されると、各論理回路A,B,Cで
は、その入力データD0〜Dnと、前段の各論理回路
A,B,Cから入力される入力信号INに基づいて出力
信号QL ,QR を次段の各論理回路B,C,Dに出力す
る。
【0031】初段の論理回路Aから出力される出力信号
QL ,QR のいずれかから出力される「1」の信号は各
段の論理回路B,C,Dを経て出力データQ0〜Qn+
1のいずれかとして出力される。
【0032】前記「1」の信号が出力データQ0〜Qn
+1のいずれから出力されるかは、入力データD0〜D
nの中に含まれる「1」の数によって決定される。従っ
て、前記「1」の信号が出力データQ0〜Qn+1のい
ずれから出力されるかによって、入力データD0〜Dn
の中に含まれる「1」の数がカウントされる。
【0033】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図2
〜図9に従って説明する。図2は4ビットの入力データ
D0〜D3を処理するデータ処理回路を示し、4種類の
論理回路A〜Dが上段の第一段から下段の第五段までピ
ラミッド状に接続されている。
【0034】第一段を構成する論理回路Aには入力デー
タD0が選択信号SEL0として入力され、その選択信
号に基づいて上位側出力信号QL 及び下位側出力信号Q
R が出力される。
【0035】第二段は論理回路B1,B2で構成され、
同論理回路B1には前記論理回路Aの出力信号QL が入
力信号INとして入力され、同論理回路B2には論理回
路Aの出力信号QR が入力信号INとして入力される。
【0036】また、前記論理回路B1,B2には入力デ
ータD1が選択信号SEL1として入力され、各論理回
路B1,B2はそれぞれ上位側出力信号QL 及び下位側
出力信号QR を出力する。
【0037】第三段は論理回路B3,C1,B4で構成
され、同論理回路B3には前記論理回路B1の出力信号
QL が入力信号INとして入力される。論理回路C1に
は前記論理回路B1の出力信号QR と、前記論理回路B
2の出力信号QL とが入力信号INとして入力される。
論理回路B4には前記論理回路B2の出力信号QR が入
力信号INとして入力される。
【0038】また、前記論理回路B3,C1,B4には
入力データD2が選択信号SEL2として入力され、各
論理回路B3,C1,B4はそれぞれ上位側出力信号Q
L 及び下位側出力信号QR を出力する。
【0039】第四段は論理回路B5,C2,C3,B6
で構成され、同論理回路B5には前記論理回路B3の出
力信号QL が入力信号INとして入力される。論理回路
C2には前記論理回路B3の出力信号QR と、前記論理
回路C1の出力信号QL とが入力信号INとして入力さ
れる。
【0040】論理回路C3には前記論理回路C1の出力
信号QR と前記論理回路B4の出力信号QL とが入力信
号INとして入力される。論理回路B6には前記論理回
路B4の出力信号QR が入力信号INとして入力され
る。
【0041】また、前記論理回路B5,C2,C3,B
6には入力データD3が選択信号SEL3として入力さ
れ、各論理回路B5,C2,C3,B6はそれぞれ上位
側出力信号QL 及び下位側出力信号QR を出力する。
【0042】第五段は論理回路D1,D2,D3で構成
される。前記論理回路D1には前記論理回路B5の出力
信号QR と、前記論理回路C2の出力信号QL とが入力
信号INとして入力される。
【0043】前記論理回路D2には前記論理回路C2の
出力信号QR と、前記論理回路C3の出力信号QL とが
入力信号INとして入力される。前記論理回路D3には
前記論理回路C3の出力信号QR と、前記論理回路B6
の出力信号QL とが入力信号INとして入力される。
【0044】前記論理回路B5の出力信号QL はこのデ
ータ処理回路の出力データQ4として出力され、前記論
理回路D1から出力データQ3が出力される。前記論理
回路D2から出力データQ2が出力され、前記論理回路
D3から出力データQ1が出力される。また、前記論理
回路B6の出力信号QR はこのデータ処理回路の出力デ
ータQ0として出力される。
【0045】前記論理回路Aは図4に示すように構成さ
れ、選択信号SELが出力信号QLとして出力されると
ともに、選択信号SELがインバータ回路2jを介して
出力信号QR として出力される。
【0046】従って、図5に示すように選択信号SEL
がLレベルすなわち「0」となると、出力信号QR はH
レベルすなわち「1」となり、出力信号QL は「0」と
なる。また、選択信号SELが「1」となると、出力信
号QR は「0」となり、出力信号QL は「1」となる。
【0047】前記論理回路B1〜B6は同一構成であっ
て、図6に示すように構成され、選択信号SELがNA
ND回路3aの一方の入力端子に入力されるとともに、
同NAND回路3aの他方の入力端子に入力信号INが
入力される。
【0048】そして、前記NAND回路3aから出力信
号QR が出力され、同出力信号QRがインバータ回路2
kを介して出力信号QL として出力される。従って、論
理回路B1〜B6は図7に示す論理で動作する。すなわ
ち、入力信号INが「0」となると、選択信号SELに
関わらず出力信号QL ,QR は「0」となる。
【0049】また、入力信号INが「1」となって選択
信号SELが「0」となると、出力信号QL は「0」と
なり、出力信号QR は「1」となる。また、入力信号I
Nが「1」となって選択信号SELが「1」となると、
出力信号QL は「1」となり、出力信号QR は「0」と
なる。
【0050】前記論理回路C1〜C3は同一構成であっ
て、図8に示すように構成される。すなわち、論理回路
C1〜C3は入力信号IN,INがOR回路4aを介し
て前記論理回路Bと同一構成の回路に入力される。
【0051】従って、前記論理回路C1〜C3は入力信
号IN,INがともに「0」であれば、選択信号SEL
に関わらず出力信号QL ,QR は「0」となる。入力信
号IN,INの少なくともいずれかが「1」となったと
きには、前記論理回路Bと同様な論理で動作する。
【0052】前記論理回路D1〜D3は同一構成であっ
て、図9に示すようにNOR回路5に入力信号IN,I
Nが入力され、同NOR回路5の出力信号がインバータ
回路2mを介して出力されることにより、入力信号I
N,INのOR論理が出力される。そして、各論理回路
D1〜D3から出力データQ3〜Q1が出力される。
【0053】前記論理回路Aは一つのインバータ回路2
jで構成されるので、2個のトランジスタで構成され
る。前記論理回路B1〜B6は一つのNAND回路3a
と、一つのインバータ回路2kとで構成されるので、6
個のトランジスタで構成される。
【0054】前記論理回路C1〜C3は一つのOR回路
4aと、一つのNAND回路3aと、一つのインバータ
回路2kとで構成されるため、8個のトランジスタで構
成される。
【0055】前記論理回路D1〜D3は一つのNOR回
路5と、一つのインバータ回路2mとで構成されるた
め、6個のトランジスタで構成される。従って、図2に
示すデータ処理回路は計80個のトランジスタで構成さ
れる。
【0056】上記データ処理回路は4ビット構成で80
個のトランジスタが必要となるが、一般にnビット構成
の場合に必要なトランジスタ数は次式で求められる。 4n2 +6n−8 ・・・・・(2) 次に、上記のように構成されたデータ処理装置の動作を
説明する。
【0057】さて、このデータ処理装置に入力データD
0〜D3として例えば「0111」が入力された場合に
ついて説明する。図3に示すように、論理回路Aに
「0」の入力データD0が選択信号SEL0として入力
されると、出力信号QL は「0」、出力信号QR は
「1」となる。
【0058】論理回路Aの「0」の出力信号QL が論理
回路B1に入力信号INとして入力され、論理回路Aの
「1」の出力信号QR が論理回路B2に入力信号INと
して入力される状態で「1」の入力データD1が選択信
号SELとして論理回路B1,B2に入力される。
【0059】すると、論理回路B1の出力信号QL ,Q
R はともに「0」、論理回路B2の出力信号QL は
「1」、出力信号QR は「0」となる。前記論理回路B
1,B2の出力信号QL ,QR と、「1」の入力データ
D2とに基づいて、論理回路B3の出力信号QL ,QR
はともに「0」となる。論理回路C1の出力信号QL は
「1」、出力信号QR は「0」となる。論理回路B4の
出力信号QL ,QR はともに「0」となる。
【0060】前記論理回路B3,C1,B4の出力信号
QL ,QR と、「1」の入力データD3とに基づいて、
論理回路B5の出力信号QL ,QR はともに「0」とな
る。論理回路C2の出力信号QL は「1」、出力信号Q
R は「0」となる。論理回路C3の出力信号QL ,QR
はともに「0」となる。論理回路B6の出力信号QL,
QR はともに「0」となる。
【0061】前記論理回路B5,C2,C3,B6の出
力信号QL ,QR に基づいて、論理回路B5から出力さ
れる出力データQ4は「0」となる。論理回路D1から
出力される出力データQ3は「1」となる。論理回路D
2から出力される出力データQ2は「0」となる。論理
回路D3から出力される出力データQ1は「0」とな
る。論理回路B6から出力される出力データQ0は
「0」となる。
【0062】この結果、出力データQ0〜Q4は「00
010」となり、出力データQ3だけが「1」となる。
従って、入力データD0〜D3の中に含まれる「1」の
数は3つであることが判別可能である。
【0063】同様にして、例えば入力データD0〜D3
が「0110」であれば、出力データQ0〜Q4は「0
0100」となり、出力データQ2だけが「1」とな
る。従って、入力データD0〜D3の中に含まれる
「1」の数は2つであることが判別可能である。
【0064】以上のようにこのデータ処理回路では、4
ビットの入力データD0〜D3を並列に入力すれば、同
入力データD0〜D3中に含まれる「1」の数を速やか
にカウントすることができる。
【0065】そして、4ビット構成のデータ処理回路を
80個のトランジスタで構成することができるので、前
記従来例の4ビット構成のデータ処理回路に比してトラ
ンジスタ数を大幅に削減して回路規模を縮小することが
できる。
【0066】また、入力データのビット数が増大するに
つれて、前記(1)式で求められる前記従来例のデータ
処理回路のトランジスタ数に比して、前記(2)式で求
められる本実施例のトランジスタ数が大きく削減される
ので、回路規模の縮小効果が増大する。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は入力デ
ータ中の「1」若しくは「0」の数をカウントするデー
タ処理回路の回路規模を削減することができる優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】一実施例の動作をを示すブロック図である。
【図4】論理回路Aを示す回路図である。
【図5】論理回路Aの動作論理を示す説明図である。
【図6】論理回路Bを示す回路図である。
【図7】論理回路Bの動作論理を示す説明図である。
【図8】論理回路Cを示す回路図である。
【図9】論理回路Dを示す回路図である。
【図10】画像処理装置におけるデータ処理動作を示す
説明図である。
【図11】画像処理装置におけるデータ処理動作を示す
説明図である。
【図12】画像処理装置におけるデータ処理動作を示す
説明図である。
【図13】画像処理装置におけるデータ処理動作を示す
説明図である。
【図14】画像処理装置におけるデータ処理動作を示す
説明図である。
【図15】画像処理装置におけるデータ処理動作を示す
説明図である。
【図16】従来例のデータ処理装置を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
D0〜Dn 入力データ A 論理回路 B 論理回路 C 論理回路 D 論理回路 QL ,QR 出力信号 Q0〜Qn+1 出力データ SEL0〜SELn 選択信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ビットの入力データ(D0〜Dn)
    が並列に入力され、入力されたデータ中に含まれる
    「1」の数をカウントして出力する情報処理装置であっ
    て、 初段の1つの論理回路(A)から、その終段に向かって
    論理回路の数が一つずつ増えるように複数の論理回路
    (B,C)を複数段に配設し、前記各論理回路(A,
    B,C)はその次段で隣合う二つの論理回路にそれぞれ
    上位側及び下位側の一対の出力信号(QL ,QR )を出
    力し、前記終段の複数の論理回路(D)から前記入力デ
    ータ(D0〜Dn)より1ビット多いビット数の出力デ
    ータ(Q0〜Qn+1)を出力し、前記終段の複数の論
    理回路(D)を除いて各段毎の論理回路(A,B,C)
    には前記入力データ(D0〜Dn)のうちそれぞれ同一
    ビットの入力データを入力し、前記初段の論理回路
    (A)は前記入力データ(D0)に基づいて相補出力信
    号(QL ,QR )をその次段の論理回路(B)にそれぞ
    れ出力し、前記次段以降の各論理回路(B,C)はその
    前段の論理回路(A,B,C)から「0」の入力信号が
    入力されたとき、その出力信号(QL ,QR )を「0」
    とし、前記次段以降の各論理回路(B,C)はその前段
    の論理回路(A,B,C)から「1」の入力信号が入力
    されたとき、前記入力データ(D1〜Dn)が「1」で
    ある場合に前記上位側出力信号(QL )として「1」を
    出力するとともに、前記入力データ(D1〜Dn)が
    「0」である場合に前記下位側出力信号(QR )として
    「1」を出力し、前記終段の論理回路(D)はその前段
    で隣合う二つの論理回路(B,C)から出力される二つ
    の出力信号(QL ,QR )のOR論理を出力することを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記初段の論理回路(A)は、前記入力
    データ(D0)を前記上位側出力信号(QL )として出
    力するとともに、該入力データ(D0)をインバータ回
    路(2j)を介して前記下位側出力信号(QR )として
    出力し、 前記次段以降の各論理回路(B,C)において、各段の
    両側端に位置する論理回路(B)は、前記入力データ
    (D1〜Dn)と前段の論理回路(A,B)から入力さ
    れる入力信号(IN)とをNAND回路(3a)に入力
    し、前記NAND回路(3a)の出力信号を下位側出力
    信号(QR )として出力するとともに、前記NAND回
    路(3a)の出力信号をインバータ回路(2k)を介し
    て上位側出力信号(QL )として出力し、 前記次段以降の各論理回路(B,C)において、各段の
    中間に位置する論理回路(C)は、前段の論理回路
    (B,C)から入力される入力信号(IN)をOR回路
    (4a)を介してNAND回路(3a)の一方の入力端
    子に入力し、前記NAND回路(3a)の他方には前記
    入力データ(D1〜Dn)を入力し、前記NAND回路
    (3a)の出力信号を下位側出力信号(QR )として出
    力するとともに、前記NAND回路(3a)の出力信号
    をインバータ回路(2k)を介して上位側出力信号(Q
    L )として出力することを特徴とする請求項1記載の情
    報処理装置。
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