JPH06268704A - ディジタル処理型タイミング補償回路 - Google Patents

ディジタル処理型タイミング補償回路

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Publication number
JPH06268704A
JPH06268704A JP5049603A JP4960393A JPH06268704A JP H06268704 A JPH06268704 A JP H06268704A JP 5049603 A JP5049603 A JP 5049603A JP 4960393 A JP4960393 A JP 4960393A JP H06268704 A JPH06268704 A JP H06268704A
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JP
Japan
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tap coefficient
coefficient
signal
tap
timing compensation
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Pending
Application number
JP5049603A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Takao
俊明 高尾
Takashi Okada
岡田  隆
Hiroyuki Nakamura
博幸 中村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH06268704A publication Critical patent/JPH06268704A/ja
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タップ係数が発散するような悪条件下でもタ
ップ係数を発散させることなく、しかも、正確にタイミ
ング補償を行うことができるディジタル処理型タイミン
グ補償回路を提供する。 【構成】 復調されたディジタル信号のタイミング補償
をフィルタリング部(6)が行うフィルタ処理により行
うタイミング補償回路において、常時は係数演算回路7
3により発生されるタップ係数によるフィルタ処理を行
い、タップ係数発散の警告信号が発生された場合には、
警告信号発生直前に係数レジスタ(72)によって保持
されたタップ係数によるフィルタ処理を行うようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相変調または直交振
幅変調された信号の復調を行う復調器に好適なディジタ
ル処理型タイミング補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は直交変調された変調波信号を復調
する一般的な復調器の構成を示すものである。この図に
おいて、入力端Hには復調すべき変調波信号が入力さ
れ、入力端Iには変調波信号から検出されたキャリア信
号が入力される。2個の検波器1a,1bおよび移相器
2は直交検波器を構成しており、検波器1aには変調波
信号とキャリア信号とが入力され、検波器1bには変調
波信号とキャリア信号を移相器2によってπ/2だけ位
相をシフトした信号とが入力される。変調波信号は検波
器1aおよび1bにより各々検波され、各検波出力はロ
ーパスフィルタ3aおよび3bを介すことによって高周
波成分が除去され、アナログベースバンド信号として各
々出力される。ローパスフィルタ3aおよび3bの各出
力端はA/D変換器4aおよび4bに接続されており、
各アナログベースバンド信号は、これらのA/D変換器
によりクロック発振器5から出力される一定周期のサン
プリングクロックに従ってディジタルベースバンド信号
に変換される。
【0003】さて、この種の復調器においては、良好な
特性を得るためには、検波により得られたアナログベー
スバンド信号をサンプリングしてディジタル信号に変換
する際、アイアパーチャが最大となるタイミングでサン
プリングを行う必要がある。しかし、伝送路の特性変化
やサンプリングクロックのジッタがあるため、アナログ
ベースバンド信号を常に最適なタイミングからずれない
ようにサンプリングすることは一般的に困難であり、サ
ンプリングタイミングのずれをサンプリング後において
補償する回路が必要となる。図8に示す復調器において
は、このようなタイミングずれの補償を行うためのタイ
ミング補償回路がA/D変換器4aおよび4bの後段に
介挿されている。以下、その構成を説明する。
【0004】A/D変換器4aおよび4bの各出力端は
タイミング補償回路の入力端AおよびA’に各々接続さ
れており、各A/D変換器により得られた各ディジタル
信号はタイミング補償回路内のD.F.部(ディジタル
フィルタ部)600aおよび600bにより各々タイミ
ング補償されて出力される。各DF部は同一の構成を有
しており、乗算器、加算器、遅延器から構成されフィル
タとして動作するフィルタリング部6と、フィルタリン
グ部6が行うフィルタ演算に使用するタップ係数Dの最
適制御を行なうタップ係数制御部7からなる。タイミン
グ抽出部8aおよび8bは、各D.F.部600aおよ
び600bの各出力信号を検出し、各出力信号の理想的
な状態からのずれを表す誤差情報を出力する。各D.
F.部内のタップ係数制御部7は、タイミング抽出部8
aまたは8bから得られる誤差情報を基に、タップ係数
の最適制御を行う。D.F.部の役割を果すものとし
て、一般にFIR(有限インパルス応答)型インターポ
レーションフィルタやトランスバーサル型自動等化器が
用いられている。
【0005】図9に上記D.F.部として用いられる従
来のFIR型インターポレーションフィルタの構成を示
す。この種のFIR型インターポレーションフィルタを
タイミング補償回路として使用する場合、タイミング補
償回路の出力信号の位相の理想的状態からのずれをタイ
ミング抽出部8aおよび8bにより検出し、このずれを
誤差情報としてタイミング補償回路へ供給するように構
成する。図9において、タップ係数制御部7の入力端C
には、上記誤差情報がタップ係数制御情報として入力さ
れる。ROM74にはタップ係数制御情報(誤差情報)
の各値(タイミングずれ量)に対応した最適なタップ係
数、すなわち、当該誤差情報に対応した出力タイミング
のずれを補償し得る位相遅延がベースバンド信号に付与
されるようにこのFIR型インターポレーションフィル
タの特性を設定するためのタップ係数が各々記憶されて
おり、入力端Cを介して外部から入力されるタップ係数
制御情報に対応したタップ係数をフィルタリング部6内
の乗算器へと出力する。フィルタリング部6ではROM
74から得られるタップ係数を用いて、上記A/D変換
器4aまたは4bから入力端子Aを介して入力されるベ
ースバンド信号のタイミング補償を行う。
【0006】図10に上記D.F.部として用いられる
従来のトランスバーサル型自動等化器の構成を示す。こ
の種のトランスバーサル型自動等化器をタイミング補償
回路として用いる場合、例えばタイミング補償回路を介
した出力信号の正常な値からのずれ、すなわち、4値デ
ータ伝送の場合には出力信号の値の4値の中の1つから
のずれを誤差情報としてタイミング補償回路へ供給する
ようにする。図10に示すトランスバーサル型自動等化
器においては、図9におけるROM74の代わりに係数
演算回路73が設けられている。この回路では外部から
入力端Cを介し入力されるタップ係数制御情報(誤差情
報)を基に適応アルゴリズムを用いて最適なタップ係数
を計算し、その値をフィルタリング部6内の乗算器へと
出力する。フィルタリング部6では、係数演算回路73
から得られるタップ係数を用いて、入力端Aから入力さ
れたベースバンド信号のタイミング補償を行う。このよ
うな動作が行われることにより、常に正常な値の出力信
号がタイミング補償回路から得られるように適応化がな
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のFI
R型インターポレーションフィルタは、フィルタとして
正常に動作するタップ係数が予め決定されているため、
収束性、安定性に優れている。しかし、伝送路の特性変
化に起因したベースバンド入力信号の変化を予め想定
し、この変化を考慮した最適なタップ係数をあらかじめ
準備することは一般的に不可能である。よって、伝送路
の特性変化によりベースバンド入力信号が最適な信号点
からずれたとき、正確なタイミング補償ができず、急激
に符号間干渉特性が悪化する。故に、超多値変調方式の
タイミング補償回路にFIR型インターポレーションフ
ィルタを用いることは困難である。
【0008】一方、トランスバーサル型自動等化器で
は、タップ係数制御情報を基に個々のタップについて最
適な係数を計算している。このため、伝送路の特性変化
が発生しても正確なタイミング補償が行え、良好な符号
間干渉特性を得ることができる。しかし、トランスバー
サル型自動等化器を用いた構成においては、フィルタ出
力を観測しながらタップ係数を更新するので、タップ係
数の収束性、安定性が悪化する。この理由から、図8に
おけるタイミング補償回路としてトランスバーサル型自
動等化器を用いると、タイミングずれ以外の外的要因、
例えば位相回転が発生しベースバンド入力信号が最適な
信号点から大きくずれた場合、正確な制御情報を抽出す
ることが困難となり、タップ係数の制御が発散するとい
う欠点がある。
【0009】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、タップ係数が発散するような悪条件下でも
タップ係数を発散させることなく、しかも、正確にタイ
ミング補償を行うことができるディジタル処理型タイミ
ング補償回路を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記の問題点
を解決するため、本発明に係るディジタル処理型タイミ
ング補償回路は、例えば、伝送路のビットエラーレート
が悪化し一定値を越えたときに外部の回路により発生さ
れる警告信号をタップ係数発散の警告信号として取り込
み、この警告信号を取り込んだ場合にタップ係数の更新
を停止する機能を有し、この機能に加えてタップ係数の
更新を停止した後、1)更新停止直前のタップ係数を用
いてタイミング補償を行う機能、2)タップ係数を予め
決められた値に初期化し、その値を用いてタイミング補
償を行う機能、3)通常の等化器として動作している間
に外部からの指示により記憶しておいたタップ係数を再
び読み出し、この値を用いてタイミング補償を行う機能
の3つの機能のうちいずれか1つ、あるいは複数の機能
を有し、複数の機能を有する場合はさらにこれらの機能
を外部からの信号により自由に選択できる機能を有する
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、例えば、伝送路のビットエラ
ーレートが悪化することで外部からタップ係数発散の警
告信号が入力されたとき、係数演算回路の動作を止める
ことでただちにタップ係数の更新が停止される。そし
て、次の1)〜3)の動作のうち設計時、あるいは外部
から入力される選択信号により決められる動作が行われ
る。 1)警告信号が入力される直前のタップ係数を係数レジ
スタに保持しておき、この係数レジスタの出力と各タッ
プに配置してある乗算器を接続する。 2)タップ係数の初期値が予め記憶されたROMの出力
端と各タップに配置してある乗算器とを接続する。 3)通常の等化器として動作している間にタップ係数を
RAMに記憶しておき、このRAMの出力と各タップに
配置してある乗算器を接続する。これにより、各タップ
の乗算器では係数レジスタかROMあるいはRAMに記
憶されているタップ係数とベースバンド信号との乗算が
行われる。これは、すなわち、係数レジスタかROMあ
るいはRAMに記憶されているタップ係数を用いてタイ
ミング補償が行われるということである。 警告信号が解除されると、係数演算回路の出力が各タッ
プの乗算器に接続され、通常の等化器としてタイミング
補償を再開する。よって、この機能により外部から警告
信号が入力された時には、一定値のタップ係数でタイミ
ング補償を行い、タップ係数の発散を防止することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照し本発明の実施例について
説明する。
【0013】(実施例1)請求項1に係る発明の実施例
を図1に示す。本実施例によるタイミング補償回路は、
図8に示すD.F.部と同様、ベースバンド信号を出力
するA/D変換器の後段に介挿されるものであり、図1
に示すようにタップ係数制御部701およびフィルタリ
ング部6によって構成されている。なお、図1には1チ
ャネル分のタイミング補償に係る構成のみが示されてい
るが、本実施例を図8に示す構成に適用する場合には図
1に示す構成の回路をI−chおよびQ−chの各チャ
ネルに対応して設ける。図1においてタップ係数制御情
報は入力端子Cから係数演算回路73へ入力される。係
数演算回路73の出力端は係数レジスタ72のデータ入
力端に接続されている。係数レジスタ72の出力端はフ
ィルタリング部6内の乗算器の入力端に接続されてい
る。フィルタリング部6は、入力端子Aを介しベースバ
ンド信号が入力され、タイミング補償された信号を出力
端子Bへ出力する。また、警告信号が入力端子Eから制
御回路71へ入力され、この制御回路71から出力され
る信号により係数レジスタ72と係数演算回路73とが
制御される。以上、説明した構成に加え、上記警告信号
を発生するための回路を設ける。この回路は、例えば、
伝送路のビットエラーレートが悪化し一定値を越えたと
きにタップ係数発散の警告信号を発生するように構成す
る。
【0014】このような構成において、通常の状態、す
なわち、入力端子Eから警告信号が入力されていない状
態では、係数演算回路73は入力端子Cから入力される
タップ係数制御情報を基に適応アルゴリズムを用いて最
適なタップ係数を計算し、係数レジスタ72へ書き込
む。フィルタリング部6では、係数演算回路73で逐次
計算され、係数レジスタ72に書き込まれるタップ係数
を用いてタイミング補償を行う。一方、警告信号が入力
端子Eから入力された場合、係数演算回路73は直ちに
動作を停止し、係数レジスタ72は警告信号入力直前の
タップ係数を保持する。そして、警告信号により係数演
算回路73の動作が停止している間、フィルタリング部
6では、係数レジスタ72へ書き込まれているタップ係
数を用いて、タイミング補償を行う。その後、警告信号
が解除されると、本タイミング補償回路は通常の等化器
としてタイミング補償を行う。
【0015】(実施例2)図2に請求項2に係る発明の
実施例を示す。本実施例は図1に示す実施例におけるタ
ップ係数制御部701に変更を加えたタップ係数制御部
702を使用するものである。このタップ係数制御部7
02において、タップ係数制御情報は入力端子Cから係
数演算回路73へ入力される。この係数演算回路73と
ROM74の各出力端はセレクタ76の各入力端に接続
されている。セレクタ76の出力端はフィルタリング部
6内の乗算器の入力端に接続されている。フィルタリン
グ部6は、ベースバンド信号が入力端子Aから入力さ
れ、タイミング補償された信号を出力端子Bへ出力す
る。また、警告信号は入力端子Eから制御回路71へ入
力され、この制御回路71から出力される信号により係
数演算回路73、ROM74及びセレクタ76が制御さ
れる。
【0016】このような構成において、警告信号が入力
端子Eから入力されていない状態では、係数演算回路7
3はタップ係数制御情報を基に適応アルゴリズムを用い
て最適なタップ係数を計算する。また、セレクタ76は
係数演算回路73の出力信号を選択してフィルタリング
部6の乗算器へ供給し、フィルタリング部6では、係数
演算回路73により逐次計算されセレクタ76を介して
供給されるタップ係数を用いてタイミング補償が行われ
る。一方、警告信号が入力された場合、係数演算回路7
3は直ちに動作を停止し、セレクタ76はROM74の
出力を選択してフィルタリング部6の乗算器に供給す
る。よって、フィルタリング部6ではROM74に予め
記憶されたタップ係数を用いてタイミング補償が行われ
る。その後、警告信号が解除されると、本タイミング補
償回路は通常の等化器としてタイミング補償を行う。
【0017】(実施例3)図3に請求項3に係る発明の
実施例を示す。本実施例は図1に示す実施例におけるタ
ップ係数制御部701に変更を加えたタップ係数制御部
703を使用するものである。このタップ係数制御部7
03において、タップ係数制御情報は入力端子Cから係
数演算回路73へ入力される。係数演算回路73の出力
端とRAM75の入出力端はセレクタ76に接続されて
いる。このセレクタ76の出力端はフィルタリング部6
内の乗算器の入力端に接続されている。フィルタリング
部6は、ベースバンド信号が入力端子Aから入力され、
タイミング補償された信号を出力端子Bへ出力する。ま
た、入力端子EおよびGから警告信号と係数記憶指示信
号とが入力され、制御回路71はこれらの入力信号に基
づき制御信号を発生し、この制御信号により係数演算回
路73、RAM75及びセレクタ76を制御する。
【0018】このような構成において、警告信号が入力
されていない状態では、係数演算回路73はタップ係数
制御情報を基に適応アルゴリズムを用いて最適なタップ
係数を計算する。また、セレクタ76は係数演算回路7
3の出力信号を選択してフィルタリング部6内の乗算器
へ供給し、フィルタリング部6では、係数演算回路73
により逐次計算されたタップ係数を用いてタイミング補
償を行う。ただし、係数記憶指示信号が入力端子Gから
入力された場合、セレクタ76は係数演算回路73の出
力とフィルタリング部6を接続すると同時にRAM75
も接続し、係数演算回路73で計算された値をRAM7
5に記憶する。一方、警告信号が入力された場合、係数
演算回路73は直ちに動作を停止し、セレクタ76はR
AM75の出力をフィルタリング部6内の乗算器に接続
する。よって、フィルタリング部6では、RAM75に
記憶されたタップ係数を用いてタイミング補償を行な
う。その後、警告信号が解除されると、本タイミング補
償回路は通常の等化器としてタイミング補償を行なう。
【0019】(実施例4)図4に請求項4に係る発明の
実施例を示す。本実施例は図1に示す実施例におけるタ
ップ係数制御部701に変更を加えたタップ係数制御部
704を使用するものである。このタップ係数制御部7
04において、タップ係数制御情報は入力端子Cから係
数演算回路73へ入力される。係数演算回路73の出力
は係数レジスタ72へ接続されている。係数レジスタ7
2の出力とROM74の出力はセレクタ76に接続され
ている。セレクタ76の出力はフィルタリング部6内の
乗算器に接続されている。フィルタリング部6は、ベー
スバンド信号が入力端子Aから入力され、タイミング補
償された信号を出力端子Bへ出力する。また、警告信号
およびモード選択信号が入力端子EおよびFから制御回
路71へ入力され、この結果、制御回路71から出力さ
れる信号により係数レジスタ72、係数演算回路73、
ROM74、及びセレクタ76が制御される。
【0020】このような構成において、警告信号が入力
されていない状態では、係数演算回路73はタップ係数
制御情報を基に適応アルゴリズムを用いて最適なタップ
係数を計算し、係数レジスタ72へ書き込む。また、セ
レクタ76は係数レジスタ72の出力とフィルタリング
部6内の乗算器を接続する。よって、フィルタリング部
6では、係数乗算回路73で逐次計算され、係数レジス
タ72へ書き込まれるタップ係数を用いてタイミング補
償を行う。一方。警告信号が入力された場合、係数演算
回路73はただちに動作を停止する。この後、モード選
択信号の値により、次の2つのうちいずれかの動作を行
う。 1)係数レジスタ72は警告信号入力直前のタップ係数
を保持し、セレクタ76はそのままの状態を維持する。 2)セレクタ76はROM74の出力をフィルタリング
部6内の乗算器へ接続する。 さらに、フィルタリング部6では、係数レジスタ72ま
たはROM74に記憶されているタップ係数を用いてタ
イミング補償を行なう。その後、警告信号が解除されれ
ば、本発明は通常の等化器としてタイミング補償を行な
う。
【0021】(実施例5)図5に請求項5に係る発明の
実施例を示す。本実施例は図1に示す実施例におけるタ
ップ係数制御部701に変更を加えたタップ係数制御部
705を使用するものである。このタップ係数制御部7
05において、タップ係数制御部7においてタップ係数
制御情報は入力端子Cから係数演算回路73へ入力され
る。係数演算回路73の出力とROM74の出力、RA
M75の入出力はセレクタ76に接続されている。セレ
クタ76は出力フィルタリング部6内の乗算器に接続さ
れている。フィルタリング部6にはベースバンド信号が
入力端Aから入力され、タイミング補償された信号を出
力端Bへ出力する。また、警告信号、モード選択信号及
び係数記憶指示信号が入力端E、FおよびGから制御回
路71へ入力され、この結果、制御回路71から出力さ
れる信号により係数演算回路73、ROM74、RAM
75及びセレクタ76が制御される。
【0022】このような構成において、警告信号が入力
されていない状態では、係数演算回路73はタップ係数
制御情報を基に適応アルゴリズムを用いて最適なタップ
係数を計算する。また、セレクタ76は係数演算回路7
3の出力とフィルタリング部6の乗算器を接続するの
で、フィルタリング部6において、係数演算回路73で
逐次計算されたタップ係数を用いてタイミング補償を行
う。ただし、モード選択信号によりタップ係数を記憶す
るモードが指定され、係数記憶指示信号が入力された場
合、セレクタ76は係数演算回路73の出力とフィルタ
部6を接続すると同時にRAM75も接続し、係数演算
回路73で計算された値をRAM75に記憶する。一
方、警告信号が入力された場合、係数演算回路73はた
だちに動作を停止する。この後、モード選択信号の値に
より、次の2つのうちいずれかの動作を行なう。 1)セレクタ76はROM74の出力をフィルタリング
部6内の乗算器に接続する。 2)セレクタ76はRAM75の出力をフィルタリング
部6内の乗算器に接続する。 さらに、フィルタリング部6では、ROM74からRA
M75のうちいずれかに記憶されたタップ係数を用いて
タイミング補償を行なう。その後、警告信号が解消され
れば、本タイミング補償回路は通常の等化器としてタイ
ミング補償を行う。
【0023】(実施例6)図6に請求項6の実施例を示
す。本実施例は図1に示す実施例におけるタップ係数制
御部701に変更を加えたタップ係数制御部706を使
用するものである。このタップ係数制御部706におい
ても、タップ係数制御情報は入力端子Cから係数演算回
路73へ入力される。係数演算回路73の出力は係数レ
ジスタ72に接続されている。また、係数レジスタ72
の出力とRAM75の入出力はセレクタ76に接続され
ている。セレクタ76の出力はフィルタリング部6内の
乗算器に接続されている。フィルタイリング部6にはベ
ースバンド信号が入力端子Aから入力され、タイミング
補償された信号を出力端子Bへ出力する。また、警告信
号、モード選択信号及び係数記憶指示信号が入力端子
E、F及びGから制御回路71へ入力され、この結果、
制御回路71から出力される信号により係数レジスタ7
2、係数演算回路73、RAM75及びセレクタ76が
制御される。
【0024】このような構成において、警告信号が入力
されていない状態では、係数演算回路73はタップ係数
制御情報を基に適応アルゴリズムを用いて最適なタップ
係数を計算し、係数レジスタ72へ書き込む。また、セ
レクタ76は係数レジスタ72の出力とフィルタリング
部6内の乗算器を接続する。よって、フィルタリング部
6では、係数演算回路73で逐次計算され、係数レジス
タ72に書き込まれたタップ係数を用いてタイミング補
償を行う。ただし、モード選択信号によりタップ係数を
記憶するモードを選択し、係数記憶指示信号が入力され
た場合、セレクタ76は係数演算回路73の出力とフィ
ルタ部6を接続すると同時にRAM75にも接続し、係
数演算回路73で計算された値をRAM75に記憶す
る。一方、警告信号が入力された場合、係数演算回路7
3はただちに動作を停止する。この後、モード選択信号
の値により、次の二つのうちいずれかの動作を行なう。 1)係数レジスタ72は警告信号入力直前のタップ係数
を保持し、セレクタ76はそのままの状態を維持する。 2)セレクタ76はRAM75の出力をフィルタリング
6部内の乗算器に接続する。 さらに、フィルタリング部6では、係数レジスタ72ま
たはROM74に記憶されているタップ係数を用いてタ
イミング補償を行なう。その後、警告信号が解除されれ
ば、本発明は通常の等化器としてタイミング補償を行な
う。
【0025】(実施例7)図7に請求項7に係る発明の
実施例を示す。タップ係数制御部7においてタップ係数
制御情報は入力端子Cから係数演算回路73へ入力され
る。係数演算回路73の出力端は係数レジスタ72に接
続されている。また、係数レジスタ72の出力端とRO
M74の出力端、RAM75の入出力端はセレクタ76
に接続されている。セレクタ76の出力端はフィルタリ
ング部6内の乗算器の入力端に接続されている。フィル
タリング部6は、ベースバンド信号が入力端Aを介して
入力され、タイミング補償された信号を出力端子Bを介
して出力する。また、警告信号、モード選択信号及び係
数記憶指示信号は、入力端E、F及びGから制御回路7
1へ入力され、この結果、制御回路71から出力される
信号により係数レジスタ72、係数演算回路73、RO
M74、RAM75及びセレクタ76が制御される。
【0026】このような構成において、警告信号が入力
されていない状態では、係数演算回路73はタップ係数
制御情報を基に適応アルゴリズムを用いて最適なタップ
係数を計算し、係数レジスタ72へ書き込む。また、セ
レクタ76は係数レジスタ72の出力とフィルタリング
部6内の乗算器を接続し、フィルタリング部6では、係
数演算回路73で逐次計算され、係数レジスタ72に書
き込まれるタップ係数を用いてタイミング補償を行な
う。ただし、モード選択信号によりタップ係数を記憶す
るモードを選択し、係数記憶指示信号が入力された場
合、セレクタ76は係数演算回路73の出力とフィルタ
部6を接続すると同時にRAM75にも接続し、係数演
算回路73で計算された値をRAM75に記憶する。一
方、警告信号が入力された場合、係数演算回路73はた
だちに動作を停止する。この後、モード選択信号の値に
より、次の1)〜3)のうちいずれかの動作を行う。 1)係数レジスタ72は警告信号入力直前のタップ係数
を保持し、セレクタ76はそのままの状態を維持する。 2)セレクタ76はROM74の出力をフィルタリング
部6内の乗算器に接続する。 3)セレクタ76はRAM75の出力をフィルタリング
部6内の乗算器に接続する。 さらに、フィルタリング部6では、係数レジスタ72、
ROM74またはRAM75のうちいずれかに記憶され
ているタップ係数を用いてタイミング補償を行なう。そ
の後、警告信号が解除されれば、本タイミング補償回路
は通常の等化器としてタイミング補償を行う。
【0027】なお、以上説明したタイミング補償回路に
よれば、タイミング補償だけでなく伝送路における特性
劣化、例えば経年変化をも補償することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるタイ
ミング補償回路によれば、タップ係数発散の警告信号が
入力された場合にタップ係数の更新を停止したうえで係
数値を固定、初期化、あるいは記憶された最適タップ係
数とすることにより、一定値のタップ係数によるタイミ
ング補償を行い、警告信号が解除されたときは通常の等
化器として動作することによりタイミング補償を行うも
のであるので、タップ係数が発散するような悪条件下で
もタップ係数を発散させることなく、しかも、正確にタ
イミング補償を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1に係る発明の実施例によるディジタ
ル型タイミング補償回路を例示したブロック図である。
【図2】 請求項2に係る発明の実施例によるディジタ
ル型タイミング補償回路を例示したブロック図である。
【図3】 請求項3に係る発明の実施例によるディジタ
ル型タイミング補償回路を例示したブロック図である。
【図4】 請求項4に係る発明の実施例によるディジタ
ル型タイミング補償回路を例示したブロック図である。
【図5】 請求項5に係る発明の実施例によるディジタ
ル型タイミング補償回路を例示したブロック図である。
【図6】 請求項6に係る発明の実施例によるディジタ
ル型タイミング補償回路を例示したブロック図である。
【図7】 請求項7に係る発明の実施例によるディジタ
ル型タイミング補償回路を例示したブロック図である。
【図8】 従来のタイミング補償回路を使用した復調器
の構成図である。
【図9】 従来のタイミング補償回路に用いられている
FIR型インターポレーションフィルタの構成図であ
る。
【図10】 従来のタイミング補償回路に用いられてい
るトランスバーサル型自動等化器の構成図である。
【符号の説明】
E 警告信号入力端 F モード選択信号入力端 G 係数記憶指示信号端 6 タイミング補償回路のフィルタリング部 701〜707 タイミング補償回路のタップ係数制御
部 71 制御回路 72 係数レジスタ 73 係数演算回路 74 ROM 75 RAM 76 セレクタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンド信号のサンプルタイミング
    の位相ずれを、ディジタル信号処理により補償する回路
    において、 タップ係数を発生するタップ係数発生手段と、 前記ベースバンド信号に対し前記タップ係数に基づくフ
    ィルタ処理を施しタイミング補償を行うフィルタ処理手
    段と、 タップ係数発散の警告信号が入力されることにより前記
    タップ係数を保持する保持手段とを具備することを特徴
    とするディジタル処理型タイミング補償回路。
  2. 【請求項2】 ベースバンド信号のサンプルタイミング
    の位相ずれを、ディジタル信号処理により補償する回路
    において、 タップ係数を発生するタップ係数発生手段と、 前記ベースバンド信号に対し前記タップ係数に基づくフ
    ィルタ処理を施しタイミング補償を行うフィルタ処理手
    段と、 タップ係数発散の警告信号が入力された場合に、前記タ
    ップ係数を予め決定された固定のタップ係数に初期化す
    る手段とを具備することを特徴とするディジタル処理型
    タイミング補償回路。
  3. 【請求項3】 ベースバンド信号のサンプルタイミング
    の位相ずれを、ディジタル信号処理により補償する回路
    において、 タップ係数を発生するタップ係数発生手段と、 係数記憶指示信号が入力されることにより前記タップ係
    数を記憶する記憶手段と、 常時は前記タップ係数発生手段が発生するタップ係数を
    出力し、タップ係数発散の警告信号が入力された場合に
    は該記憶手段に記憶されたタップ係数を出力する選択手
    段と、 前記ベースバンド信号に対し前記選択手段を介して出力
    されるタップ係数に基づくフィルタ処理を施しタイミン
    グ補償を行うフィルタ処理手段とを具備することを特徴
    とするタイミング補償回路。
  4. 【請求項4】 ベースバンド信号のサンプルタイミング
    の位相ずれを、ディジタル信号処理により補償する回路
    において、 タップ係数を発生するタップ係数発生手段と、 タップ係数発散の警告信号が入力されることにより前記
    タップ係数発生手段が発生するタップ係数を保持する保
    持手段と、 固定のタップ係数を予め記憶した固定タップ係数記憶手
    段と、 常時は前記タップ係数発生手段により発生されて前記保
    持手段を介し出力されるタップ係数を出力し、前記警告
    信号が入力された場合には、外部から入力されるモード
    選択信号に基づき前記保持手段に保持されたタップ係数
    または前記固定のタップ係数のいずれかを出力する選択
    手段と前記ベースバンド信号に対し前記選択手段を介し
    て出力されるタップ係数に基づくフィルタ処理を施しタ
    イミング補償を行うフィルタ処理手段とを具備すること
    を特徴とするディジタル処理型タイミング補償回路。
  5. 【請求項5】 ベースバンド信号のサンプルタイミング
    の位相ずれを、ディジタル信号処理により補償する回路
    において、 タップ係数を発生するタップ係数発生手段と、 固定のタップ係数を予め記憶した固定タップ係数記憶手
    段と、 係数記憶指示信号が入力されることにより前記タップ係
    数発生手段が発生するタップ係数を記憶する記憶手段
    と、 常時は前記タップ係数発生手段が発生するタップ係数を
    出力し、タップ係数発散の警告信号が入力された場合に
    は、外部から入力されるモード選択信号に基づき前記固
    定のタップ係数または前記記憶手段に記憶されたタップ
    係数のいずれかを出力する選択手段と前記ベースバンド
    信号に対し前記選択手段を介して出力されるタップ係数
    に基づくフィルタ処理を施しタイミング補償を行うフィ
    ルタ処理手段とを具備することを特徴とするディジタル
    処理型タイミング補償回路。
  6. 【請求項6】 ベースバンド信号のサンプルタイミング
    の位相ずれを、ディジタル信号処理により補償する回路
    において、 タップ係数を発生するタップ係数発生手段と、 係数記憶指示信号が入力されることにより前記タップ係
    数発生手段が発生するタップ係数を記憶する記憶手段
    と、 タップ係数発散の警告信号が入力されることにより前記
    タップ係数発生手段が発生するタップ係数を保持する保
    持手段と、 常時は前記タップ係数発生手段により発生されて前記保
    持手段を介し出力されるタップ係数を出力し、前記警告
    信号が入力された場合には、外部から入力されるモード
    選択信号に基づき前記記憶手段に記憶されたタップ係数
    または前記保持手段に保持されたタップ係数のいずれか
    を出力する選択手段と前記ベースバンド信号に対し前記
    選択手段を介して出力されるタップ係数に基づくフィル
    タ処理を施しタイミング補償を行うフィルタ処理手段と
    を具備することを特徴とするディジタル処理型タイミン
    グ補償回路。
  7. 【請求項7】 ベースバンド信号のサンプルタイミング
    の位相ずれを、ディジタル信号処理により補償する回路
    において、 タップ係数を発生するタップ係数発生手段と、 タップ係数発散の警告信号が入力されることにより前記
    タップ係数発生手段が発生するタップ係数を保持する保
    持手段と、 固定のタップ係数を予め記憶した固定タップ係数記憶手
    段と、 係数記憶指示信号が入力されることにより前記タップ係
    数発生手段が発生するタップ係数を記憶する記憶手段
    と、 常時は前記タップ係数発生手段により発生されて前記保
    持手段を介し出力されるタップ係数を出力し、前記警告
    信号が入力された場合には、外部から入力されるモード
    選択信号に基づき前記保持手段に保持されたタップ係
    数、前記固定のタップ係数または前記記憶手段に記憶さ
    れたタップ係数のいずれかを出力する選択手段と前記ベ
    ースバンド信号に対し前記選択手段を介して出力される
    タップ係数に基づくフィルタ処理を施しタイミング補償
    を行うフィルタ処理手段とを具備することを特徴とする
    ディジタル処理型タイミング補償回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7006584B1 (en) 1999-07-01 2006-02-28 Nec Corporation Demodulator and demodulating method for mobile phone
JP2006217401A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Fujitsu Ltd 通信装置

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