JPH0626825Y2 - 片持剪断型ロードセル - Google Patents

片持剪断型ロードセル

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JPH0626825Y2
JPH0626825Y2 JP13928888U JP13928888U JPH0626825Y2 JP H0626825 Y2 JPH0626825 Y2 JP H0626825Y2 JP 13928888 U JP13928888 U JP 13928888U JP 13928888 U JP13928888 U JP 13928888U JP H0626825 Y2 JPH0626825 Y2 JP H0626825Y2
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JP
Japan
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load cell
load
horizontal portion
type load
cantilever
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Application number
JP13928888U
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JPH0260834U (ja
Inventor
龍生 吉澤
斎藤  誠
Original Assignee
株式会社オリエンテック
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば、圧延機における作業ロールのスラス
ト力を検出するような、場所的制約を受ける箇所での使
用に適した、片持剪断型ロードセルに関する。
[従来の技術] 従来、広範囲な撓み量を精度よく検出するものとして
は、第4図に示すような角型起歪体1における荷重
(W)の作用線群によって形成される面に平行な端面1
aを固定し、中間部にひずみゲージ2を接着配設した片
持剪断型ロードセルが知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、角型起歪体を用いて、一端を固定したものは、
構造簡単な利点がある反面、端面の固定を均質に行なう
のが難しく、又どうしても長手方向に伸びた形状となる
ため、場所的制約を受ける箇所への設置に難点を有して
いた。
[課題を解決するための手段] ロードセル本体10(第1図参照)を、水平部11と垂
直部12とよりなる逆L字型構造とし、水平部11の先
端部上下に形成した半円柱形状の凹部11a、11b
に、これと遊合する同形状のロードボタン13a、13
bを取付けて荷重受部とすると共に、この荷重受部での
荷重の作用面と平行な垂直部12を、その裏面13bが
固定側に固定されるようにして、その垂直部12の上部
を占める水平部11の基部14を支え、水平部11の中
間部に形成した穴11c〜11eの内周面に接着配置し
たひずみゲージ15で荷重を検出するようにした。
[作用] 半円柱形状のロードボタン13a、13bを介して、荷
重を受けるようにしたから、水平部11の撓みによって
も、力の作用する点(実際は線)の移動がなく、精度よ
く検出できるほか、荷重の作用線で形成される面に平行
な垂直部12を、裏面12bが固定側に接するように固
定したから、水平部11の基部14を素材の剛性を損な
わないで固定したことになり、広範囲に安定した荷重の
検出が行なえる。又、水平部11の長さも比較的短くで
きるから、場所的に制約される箇所でも設置が可能であ
る。
[実施例] 以下、本考案を図面を参照して説明すると、第1図は本
考案の一実施例を示す拡大斜視図、第2図は同実施例を
圧延機に設置した場合の要部概略説明図、第3図はひず
みゲージの接着配置図である。まず、第1図において、
10はロードセルの本体、11はその水平部で、先端部
には半円柱形状のロードボタン13a、13bと係合す
る上下一対の凹部11a、11bを有し、中間部にはひ
ずみゲージ(第3図参照)を取付ける穴11c〜11e
を備えている。12は垂直部で、前面12aには固定用
ネジ(図示せず)を通す段落穴12c〜12fが設けら
れ、裏面12bには固定部のハウジング(第2図参照)
側と嵌合する凸部12gが形成されている。
そして、このような構成の片持剪断型ロードセル10
は、例えば圧延機における作業ロールのスラスト力を検
出するために使用される。圧延機では、第2図に示すよ
うに、被圧延鋼帯16を作業ロール17により矢印A方
向に圧延する場合、被圧延鋼帯16の圧延方向に対して
作業ロール17(下側の作業ロールは図示省略)が少し
でも傾斜していると、摩擦による分力として、ロール軸
17a、17b方向のスラスト力を生じる。
それ故、例えば下方のロール軸17bに固定された軸受
部18(上方軸受部19は通常の軸受)の下向先端係止
部18a、18aに、水平部11の上下一対のロードボ
タン13a、13bが係合するように、2個のロードセ
ル本体10、10を軸受ハウジング20内に設置すれ
ば、図示の左傾斜の場合だと、下方向(矢印B方向)の
スラスト力が生じるから、このスラスト力を検出するこ
とができる。又、作業ロール17が右傾斜の場合だと、
当然逆向きのスラスト力を検出することになる。
このように、軸受部18を収納する軸受ハウジング20
の僅かな間隙は、ロール軸17の軸方向には比較的余裕
があっても、これと直角な方向には制約があるから、逆
L字型のロードセル10であれば、その点組込み易い。
又、作業ロール17が傾斜すると、軸受部18も傾斜す
ることになるが、ロードボタン13a、13bを介し
て、荷重を検出するようにしてあるから、力の作用点
(線)の移動がない。これは水平部11の撓みによる分
についても言える。
[考案の効果] 本考案は、ロードセル本体を水平部と垂直部とよりなる
逆L字型構造として、水平部の先端部に半円柱形状に
し、かつ垂直部の裏面側を固定するようにしたから、受
感部となる水平部の固定が素材の特性を損なわないで行
なうことができ、更に形状も縦長に小型化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す拡大斜視図、第2図は
同実施例を圧延機に設置した場合の要部概略説明図、第
3図はひずみゲージの接着配置図、第4図は従来例を示
す斜視図である。 10……ロードセル本体、11……水平部、11a、1
1b……反円柱形状の凹部、11c〜11e……穴、1
2……垂直部、12a……表面、12b……裏面、13
……ロードボタン、14……共用部分である基部、15
……ひずみゲージ、16……被圧延鋼帯、17……作業
ロール、18……軸受部、20……ハウジング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平部11と垂直部12とよりなる逆L字
    型構造のロードセル本体10において、受感部となる水
    平部11の先端部に半円柱形状の凹部11a、11bを
    上下一対に設け、この凹部11a、11bに適合する半
    円柱形状のロードボタン13a、13bを配設して荷重
    受部とし、かつ水平部11の適所にひずみゲージ15を
    接着配置すると共に、垂直部12の裏面12b側を固定
    したことを特徴とする片持剪断型ロードセル。
JP13928888U 1988-10-27 1988-10-27 片持剪断型ロードセル Expired - Lifetime JPH0626825Y2 (ja)

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JP13928888U JPH0626825Y2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27 片持剪断型ロードセル

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JPH0260834U JPH0260834U (ja) 1990-05-07
JPH0626825Y2 true JPH0626825Y2 (ja) 1994-07-20

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