JPH0626807Y2 - 測定値信号処理装置 - Google Patents

測定値信号処理装置

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JPH0626807Y2
JPH0626807Y2 JP1987174902U JP17490287U JPH0626807Y2 JP H0626807 Y2 JPH0626807 Y2 JP H0626807Y2 JP 1987174902 U JP1987174902 U JP 1987174902U JP 17490287 U JP17490287 U JP 17490287U JP H0626807 Y2 JPH0626807 Y2 JP H0626807Y2
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JP
Japan
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data
moving average
function
coefficient
sampling
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JP1987174902U
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JPH0178911U (ja
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良之 一瀬
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、間欠制御などにおける測定値信号の入力処理
の改善に関するものである。
〈従来技術〉 従来の間欠制御では、制御演算に用いる測定値として
は、 単に制御を行う時点での瞬時値 制御を行う以前の一定区間の平均値 が採用されていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながらこのような測定値の利用の場合、 瞬時値を採用すると、一時的な変動を拾う可能性があ
り、過応答，誤動作を起こしやすい。
平均値では、測定区間内の動向（増えて行く方向か又
はその逆か）が解らず、制御演算の感度を上げられな
い。
本考案は、瞬時値のバラつきによる誤動作を防止しつつ
制御時点までの測定値の動向を加味した処理を可能とす
る測定値信号処理装置の提供を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の構成上の特徴は、間欠的にサンプルされる測定
値信号の微小区間での移動平均を演算する移動平均機能
と、この機能で求められる移動平均データを定周期でサ
ンプル収集してサンプルデータをバッファ手段に格納す
るデータサンプリング機能と、上記サンプリングデータ
に対応する加重計算用の係数を格納する係数バッファ手
段と、上記サンプリングデータとこれに対応する上記加
重計算用の係数を乗算する加重計算を実行する演算機能
とを具備せしめた点にある。
〈作用〉 移動平均機能により測定値信号の微小区間での移動平均
が演算され、この移動平均データがサンプリング機能に
より定周期でサンプル収集されてバッファ手段に格納さ
れる。一方サンプリングデータに対応する加重計算用の
係数を格納する係数バッファ手段の係数出力とこれに対
応するサンプリングデータとを乗算する加重計算処理が
実行される。
〈実施例〉 第１図の構成図，第２図の動作説明図に基いて本考案の
実施例を説明する。
１は指示計であり、第２図（Ａ）に示すようなプロセス
からの測定値入力ＰＶを連続的に表示する。
２は移動平均ユニットであり、測定値入力ＰＶの値から
△Ｔ毎にサンプルされるデータＰＶ１，ＰＶ２，ＰＶ３
…の複数個を含む微小区間Ｔの移動平均ＰＶａを次のよ
うにして計算し、表示する。
第２図（Ｂ）は４個の測定値データに基づく移動平均値
ＰＶａの推移を示している。
３はデータサンプリング機能であり、移動平均ユニット
２からのＰＶａをＴ秒毎にデータバッファ４に格納す
る。データバッファ４はｎ個あり、Ａ１，Ａ２，Ａ３…
Ａｎはｎ個の格納データを示しており、最新のデータが
Ａｎとして格納され、Ｔ秒後とにＡｎ−１，Ａｎ−２…
というように１個ずつずらせて格納してゆき、Ａ１とし
て格納されたデータは、Ｔ秒後は捨てられる。
５は格納データＡ１，Ａ２，Ａ３…Ａｎに対応する加重
計算用の係数データＢ１，Ｂ２，Ｂ３…Ｂｎを格納して
おく係数データバッファであり、 の関係を有する。
６は加重計算用演算機能であり、次の計算を実行し、加
重平均された測定値ＰＶｋを出力する。
第２図（Ｃ）は移動平均のデータサンプリングをＡ１，
Ａ２，Ａ３の３個とした場合のデータバッファ４の内容
の時間的な推移を示したものである。
データＡ１，Ａ２，Ａ３に対応する係数データバッファ
Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３の値を夫々、０．６，０．３，０．１
とし、Ｂ４〜Ｂｎの値を０として加重計算した演算機能
６の出力ＰＶｋの値の時間的な推移は、第２図（Ｄ）に
示される。同図において単純な移動平均ＰＶａが対比的
に示されており、この比較で明らかなように、加重移動
平均値は最新データによるＰＶ値の変化幅が大きくなっ
ている。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば最新データにより
大きな重み付けをした移動平均演算を行うことにより、
測定値の変動の動向に対して最新データの影響をより濃
く影響させることができるので、従来の単純な移動平均
演算結果による測定値よりもサンプルデータ更新時のレ
スポンスがよくなり、調節計のＰＩＤチューニングパラ
メータ及びコントロール周期を適切にとることにより制
御性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の実施例を示す構成図、第２図はその動
作説明図である。 １……指示計、２……移動平均ユニット、３……データ
サンプリング機能、４……データバッファ、５……係数
データバッファ、６……演算機能

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】間欠的にサンプルされる測定値信号の微小
    区間での移動平均を演算する移動平均機能と、この機能
    で求められる移動平均データを定周期でサンプル収集し
    てサンプルデータをバッファ手段に格納するデータサン
    プリング機能と、上記サンプリングデータに対応する加
    重計算用の係数を格納する係数バッファ手段と、上記サ
    ンプリングデータとこれに対応する上記加重計算用の係
    数を乗算する加重計算を実行する演算機能とを有する測
    定値信号処理装置。
JP1987174902U 1987-11-16 1987-11-16 測定値信号処理装置 Expired - Lifetime JPH0626807Y2 (ja)

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JPH0178911U JPH0178911U (ja) 1989-05-26
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JP3535076B2 (ja) * 2000-05-26 2004-06-07 住友ゴム工業株式会社 路面摩擦係数判定装置および方法
JP5962685B2 (ja) * 2014-01-29 2016-08-03 井関農機株式会社 コンバイン
JP6973508B2 (ja) * 2017-12-28 2021-12-01 日本電気株式会社 信号処理装置、解析システム、信号処理方法および信号処理プログラム

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JPH0178911U (ja) 1989-05-26

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