JPH0626788B2 - 多刃式切断機のブレード部の往復移動機構 - Google Patents

多刃式切断機のブレード部の往復移動機構

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JPH0626788B2
JPH0626788B2 JP36024191A JP36024191A JPH0626788B2 JP H0626788 B2 JPH0626788 B2 JP H0626788B2 JP 36024191 A JP36024191 A JP 36024191A JP 36024191 A JP36024191 A JP 36024191A JP H0626788 B2 JPH0626788 B2 JP H0626788B2
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    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28DWORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
    • B28D1/00Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
    • B28D1/02Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
    • B28D1/06Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with reciprocating saw-blades
    • B28D1/068Components, e.g. guiding means, vibrations damping means, frames, driving means, suspension

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、多刄式切断機のブレード部の往復移動機構、
特に、回転板上のクランク軸の支持位置を、スライド枠
のストローク調整のため自動的に移動調整する機構が装
備された多刄式切断機のブレード部の往復移動機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、無機材料等の硬質、脆性材料を薄板状にスラ
イシングしたり、溝入れ加工するには、図2に示される
ような複数枚の薄板帯状の鋼製等の研削用のバンド10
をスペーサー12等を用いて、その隣接する各バンド1
0の側壁間に一定の間隔を設けて、それぞれ平行に起立
させて並べて、多刃式切断機のブレード部14を構成
し、研削液を被加工物の切断加工箇所に適宜供給しなが
ら、このブレード部14を、ブレード部14中に各バン
ド10をその長手方向にテンションを与えて張設し、無
機材料等の被加工物の表面に沿って往復移動させて被加
工物を輪切り状に切断加工している。
【0003】しかして、上述のブレード部14を所定の
直線方向に向けて往復移動させる往復移動機構として、
従来より図3に示されるものがある。その構造を説明す
ると、図3において16は円板状の回転板で、回転板1
6は回転軸18を中心に回転自在に支持されている。 また、20は電動モーターで、電動モーター20の回転
軸に嵌着されたプーリー22と、上記回転板16の外周
壁に周設された溝部24との間に亙り巻掛けられたベル
ト26を介して、回転板16が電動モーター20により
自動回転するよう構成されている。
【0004】32は、クランク軸であり、ベアリング2
8がクランク軸32廻りに回転自在に装着されている。
クランク軸32は、回転板16の回転軸18を中心に、
回転板16表面にらせん状に所定間隔ずつあけて穿設さ
れたネジ孔30の一つに螺着され、回転板16の回転中
心に対して偏心して設けられている。 また38は、スライド枠であり、上述のブレード部14
中の各バンド10をその長手方向にテンションを与えて
張設しつつブレード部14全体をその内部に保持すると
共に、バンド10の張設方向と平行に設けられたレール
40に沿って往復移動可能に設けられている。 42は、継合体であり、クランク軸32とスライド枠3
8とを連繋し、回転板16の回転運動をスライド枠38
の直線運動に変換するためのものである。詳細には、継
合体42のクランク軸32側の一端には長尺な案内枠3
4が設けられており、クランク軸32は案内枠34内の
長手方向に沿って形成された長穴36に嵌挿されてい
る。また他端はスライド枠38に取着されている。
【0005】従来のブレード部の往復移動機構は、以上
の構成からなり、次にその作用を説明する。 まず、電動モーター20を作動させて、回転板16を所
定方向へ回転させると、回転板16に螺着されたベアリ
ング28付のクランク軸32が回転板16の回転軸心を
中心に回転すると共に、案内枠34の長穴36内を左右
方向に往復移動する。それに伴い継合体42に連繋され
たスライド枠38はレール40に沿って、バンド10の
張設方向と平行に往復移動する。 これにより、ブレード部14およびブレード部14に設
けられた複数枚のバンド10も往復移動し、ブレード部
14下面に置かれた被加工物がバンド10で輪切り状等
に切断加工される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の多刃式切断機のブレード部
の往復移動機構には次のような課題がある。ブレード部14のストローク距離を変えずに、硬質の被
加工物を長時間かけて継続して切断加工したとすると、
ブレード部14の中央部分は常に被加工物と当接するた
め、被加工物と当接しない期間が生じるブレード部14
のストローク方向の両端部分に比べて摩滅が多くなる。
このため、ブレード部14の被加工物の切断箇所に当接
する各バンド10の側壁部分が図4のごとく摩滅し、バ
ンド10に段差部44が生じ、切断加工中に段差部44
が被加工物の切断加工箇所端部に、しばしば突き当たる
等により被加工物が振動するいわゆるバウンド現象が生
じ、被加工物を精度良く切断加工できない。 そこで、従来機構では、クランク軸32が螺着される回
転板16表面上のネジ孔30を、漸次回転板16の中心
軸に近い方のネジ孔30に移し、スライド枠30のスト
ロークを縮め、バンド10の被加工物に対する往復移動
距離を縮めて、切断加工中にバンド10の段差部44が
被加工物に突き当たるのを防止している。 しかしながら、 クランク軸32が回転板16表面上のネ
ジ孔30に螺着されているため、スライド枠38のスト
ローク距離、つまりバンド10の被加工物に対する往復
移動距離を変えるには、切断加工を一旦停止してクラン
ク軸32を現在螺着されたネジ孔30から手動にて取り
外し、別のネジ孔30に手動にて移して螺着する必要が
ある。このためスライド枠38のストローク距離の変更
に際して多大な時間と労力を要し、被加工物の切断加工
作業が効率良く行えないという課題がある。 従って本発明は、上述の従来の課題に鑑みなされたもの
で、その目的は、効率的に被加工物のスライシング加工
が行える多刃式切断機のブレード部の往復移動機構を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。 すなわち、回転板の上面に回転板の回転中心とは偏心し
た位置に突設されたクランク軸と、複数枚のバンドが所
定間隔をあけて平行に張設されたブレード部を保持する
と共に、バンドの張設方向に往復移動可能にガイドされ
たスライド枠と、前記クランク軸と前記スライド枠とを
連繋し、前記回転板の回転運動を前記スライド枠の直線
運動に変換するための継合体とを有する多刃式切断機の
ブレード部の往復移動機構において、前記回転板中に配
設され、前記クランク軸がその一端側において螺合さ
れ、クランク軸を回転板の回転中心に対する偏心距離が
連続的に変化する経路に沿って移動可能に支持するネジ
桿と、該ネジ桿を回転駆動するモータと、該モータが停
止した際に、前記クランク軸の動きを抑止するためのブ
レーキとを具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】
モータを作動させ、ネジ桿を回転駆動することで、ネジ
桿に螺合されたクランク軸を、回転板の回転中心に対す
る偏心距離が連続的に変化する経路に沿って移動させる
ことができるため、継合体を介して直線運動するスライ
ド枠のストロークを調整することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。 図1には、本発明のブレード部の往復移動機構が示さ
れ、10〜42は図3に示された従来の機構中の同一符
号を付した部材と同一部材であり、説明を省略する。 本発明において特徴的なことは、上記往復移動機構に、
回転板16中に配設され、クランク軸32がその一端側
において螺合され、クランク軸32を回転板16の回転
中心に対する偏心距離が連続的に変化する経路に沿って
移動可能に支持するネジ桿としてのボールネジ52と、
ボールネジ52を回転駆動するモータ58と、モータ5
8が停止した際に、クランク軸32の動きを抑止するた
めのブレーキとしての電磁ブレーキ56とからなる駆動
部46が装備されていることである。
【0010】詳細には、クランク軸32は、内壁面が螺
刻された貫通孔を有し、ボールネジ52に螺合されるこ
とで連続的に移動可能な摺動体48に支持された構造と
なっている。 電磁ブレーキ56はボールネジ52の一方の端部側に
せられ、金具80を介して支持枠54に固着されてい
る。また金具80の反対側にはモータ58が固着されて
いる。電磁ブレーキ56は、ディスク82に制動をかけ
る公知の電磁ブレーキを採用しうる。ディスク82には
ボールネジ52の一方の端部とモータ58の出力軸とが
連結されており、電磁ブレーキ56は、クランク軸32
を移動する際にはディスク82の制動を解除し、切断加
工時にはディスク82に制動をかけてボールネジ52が
回転しないように固定している。 また、プレート部60の下面には、バンド10が部分的
に摩滅した際、プレート部に載置された被加工物62に
発生するバウンド現象を検知するセンサ64が設けられ
ている。 さらに加えて、バウンド現象を検知してセンサ64が発
生する信号を受け、電動モーター20の回転/停止の制
御や、ストローク調整用のモータ58の回転/停止の制
御および電磁ブレーキ56の作動制御を適宜行う制御機
構50の一部を構成する制御盤66が別途設けられてい
る。
【0011】次に動作について説明すると、制御機構5
0はモータ58を作動させ、ボールネジ52を回転させ
て摺動体48を経路に沿って、回転板16の回転中心か
ら最も遠い偏心した位置に移動する。摺動体48が所定
位置に達したらモータ58を停止し、電磁ブレーキ56
を作動させ、ボールネジ52の回転を防止する。次に、
制御機構50は電動モーター20を動作させ、回転板1
6を回転させる。これにより回転板16の上面に設けら
れたベアリング28は回転運動し、それに伴い継合体4
2で連繋されたスライド枠38およびブレード部14内
のバンド10が直線往復運動を開始して、バンド10は
被加工物62の切断加工を行う。 長時間経過後、バンド10側壁が摩滅してバウンド現象
が発生したとすると、被加工物が載置されたプレート部
60下面に設けられたセンサ64がバウンド現象を検知
して、信号を制御機構50に送出する。制御機構50は
該信号を受けて、電動モーター20を停止させると共
に、電磁ブレーキ56を解除して、モータ58を所定回
転数回転させ、ボールネジ52上の摺動体48つまりベ
アリング28を所定距離(バウンド現象が生じることの
無い偏心距離)まで、回転板16の回転中心方向へ移動
する。しかる後に、モータ58を停止すると共に電磁ブ
レーキ56を作動し、ボールネジ52の回転を抑止し
て、再度電動モーター20を作動させ、回転板16を回
転させる。これにより、ブレード部14の直線往復運動
のストロークは自動的に修正され、被加工物の切断加工
を継続して行うことができる。
【0012】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、回転板上の所定経路に沿ってクランク軸3
2を移動させる機構部分およびブレーキ部分は、図5に
示すように、ボールネジに代えて通常のネジ68を用
い、回転板上にアリ溝70を設け、アリ溝70内にクラ
ンク軸32が連結された駒72を配し、モータ58によ
って駒72がアリ溝70内を往復動する機構とすると共
に、アリ溝70を構成する一側壁74をシリンダ76に
連結して上下方向に移動する機構としても良い。この構
成を用いても、シリンダ76を動作させて一側壁74を
上下方向に移動させ、アリ溝幅を拡縮することで、駒7
2をアリ溝70内で移動可能としたり、またアリ溝70
内に固定させることができる。従って、駒72を自在に
回転板16に固定することが可能となる等、発明の精神
を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろん
である。
【0013】
【発明の効果】
本発明に係る多刃式切断機のブレード部の往復移動機構
を用いると、ネジ桿によりクランク軸を移動するため、
スライド枠の往復移動ストロークの微調整が可能とな
る。被加工物の切断加工中に、人手によることなく自動
的に容易かつ迅速にブレード部のストロークを変化させ
ことができる。従って、無機材料等の切断加工作業の
無人化が可能となり、切断加工作業の大幅な省力化と効
率化が達成できるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多刃式切断機のブレード部の往復移動機構
の概略構成図。
【図2】ブレード部の一部省略斜視図。
【図3】従来の多刃式切断機のブレード部の往復移動機
構の斜視図。
【図4】側壁が摩滅した状態のバンドの一部省略平面
図。
【図5】第2の実施例におけるクランク軸の固定部分の
斜視図。
【符号の説明】
10 バンド 14 ブレード部 16 回転板 32 クランク軸 38 スライド枠 42 継合体 52 ネジ桿 56 ブレーキ 58 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転板の上面に回転板の回転中心とは偏
    心した位置に突設されたクランク軸と、 複数枚のバンドが所定間隔をあけて平行に張設されたブ
    レード部を保持すると共に、バンドの張設方向に往復移
    動可能にガイドされたスライド枠と、 前記クランク軸と前記スライド枠とを連繋し、前記回転
    板の回転運動を前記スライド枠の直線運動に変換するた
    めの継合体とを有する多刃式切断機のブレード部の往復
    移動機構において、 前記回転板中に配設され、前記クランク軸がその一端側
    において螺合され、クランク軸を回転板の回転中心に対
    する偏心距離が連続的に変化する経路に沿って移動可能
    に支持するネジ桿と、 該ネジ桿を回転駆動するモータと、 該モータが停止した際に、前記クランク軸の動きを抑止
    するためのブレーキとを具備することを特徴とする多刄
    式切断機のブレード部の往復移動機構。
JP36024191A 1991-12-28 1991-12-28 多刃式切断機のブレード部の往復移動機構 Expired - Fee Related JPH0626788B2 (ja)

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