JPH06267625A - 蛍光ランプソケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光ランプの口金端子ピンと点灯装置とを接
続する端子体の構造を簡単にできる。 【構成】 端子体51は、基片部53と、基片部53の一端部
より折曲げた口金端子ピン接触片部55と、基片部53の他
端から口金端子ピン接触片部55と平行状に折曲げて回路
基板34に接続する接続片部57とから構成する。接続片部
57の先端部から口金端子ピン接触片部55に向って基片部
53側に傾斜状に折曲げた支持片部56の先端部に口金端子
ピン接触片部55に摺動する弧状に湾曲した摺動案内部60
を形成する。口金端子ピン接触片部55の先端部に支持片
部59に向って弧状に湾曲した当接部61を形成する。 【効果】 端子体は弾性範囲内でのストロークが大きく
なり操作感が良好になる。端子体の弾性のへたりが防止
される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、蛍光ランプソケットに
係り、特に蛍光ランプの口金端子ピンと点灯回路とを接
続する端子体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の蛍光ランプを装着するラ
ンプソケットの端子装置は、例えば、特開昭６３ー２０
７０７０号公報に記載されているように、口金端子ピン
接触片部と接続片部および口金端子ピン接触片部と接続
片部とを連結する傾斜状中間片部とからなる略Ｚ字状に
折曲げた端子体が用いられている。この端子体は、口金
端子ピンの先端部から折曲げられ中間片部に摺動接触す
る摺動案内部を形成し、接続片部には点灯回路に接続す
るリード線の鎖錠片部を形成した構造が採られている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造の蛍光
ランプソケットでは、ランプと点灯回路を接続する端子
体は、蛍光ランプの口金端子ピンが口金端子ピン接触片
部に接触押圧すると、口金端子ピン接触片部が中間片部
との連接部から弾力的に湾曲して摺動案内部が中間片部
を接触摺動し、口金端子ピン接触片部が口金端子ピンに
弾力的に接触される。そして、口金端子ピンの装着時に
おける反撥力を小さくして操作感を良好にするには、端
子体の弾性片の弾性範囲内でのストロークを大きくする
必要があり、このためには、口金端子ピン接触片部と中
間片部との連接部および中間片部と接続片部との連接部
からそれぞれ湾曲させる必要があり、さらには、口金端
子ピンと口金端子ピン接触片部との接触圧が一定に保持
される必要がある。

【０００４】しかしながら、上記従来の構造の端子体で
は、摺動案内部が中間片部に接触すると、中間片部と接
続片部との連接部からのみ湾曲され、この中間片部と接
続片部との連接部の弾性変形が大きくなり、この中間片
部と接続片部との連接部にへたりが生じ易く、この弾性
変形が大きくならないように端子体収納室には中間片部
を受ける立上がり壁を設けて中間片部の変形量を規制
し、口金端子ピン接触片部と中間片部との連接部も湾曲
されるようにして、端子体のへたりを防止し、口金端子
ピンと口金端子ピン接触片部との接触圧が一定に保持さ
せるようにする必要がある。

【０００５】上記従来の構造の端子体では、端子体の弾
性変形が大きくならないように端子体収納室には中間片
部を受ける立上がり壁を設けるため、端子体収納室の構
造が複雑となり、また、端子体は略Ｚ字状に形成し、さ
らに、接触片部にランプと点灯回路を接続するリード線
の鎖錠片部を一体に形成するため、端子体の構造が複雑
で高価となり、また、リード線により点灯回路と端子装
置とを電気的に接続しなければならず、作業工数が多
く、組立て作業が煩雑であるとの問題を有している。

【０００６】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、蛍光ランプの口金端子ピンと点灯装置とを接
続する端子体が小形で安価に得られ、組立て作業および
電気的な接続作業が容易で、組立性の向上した蛍光ラン
プソケットを提供するものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明の蛍光ランプソケ
ットは、一面にランプの口金端子ピンを挿通する挿通孔
を形成するとともに前記一面に対向する他面が開口した
端子体収納室を有するランプソケット本体と、この端子
体収納室に収納され前記挿通孔から挿通された口金端子
ピンに接触する端子体と、前記端子体収納室の開口部を
閉塞し前記端子体に電気的に接続される点灯回路を形成
する回路基板とを備え、前記端子体は、導電性を有する
弾性材料で形成され、基片部と、この基片部の一端部よ
り折曲げた口金端子ピン接触片部と、前記基片部の他端
から前記口金端子ピン接触片部と平行状に折曲げ前記回
路基板に接続される接続片部とを有し、前記接続片部の
先端部から前記口金端子ピン接触片部に向って前記基片
部側に傾斜状に折曲げた支持片部の先端部に前記口金端
子ピン接触片部に摺動する弧状に湾曲した摺動案内部を
形成し、前記口金端子ピン接触片部の先端部に前記支持
片部に向って弧状に湾曲した当接部を形成したものであ
る。

【０００８】

【作用】本発明の蛍光ランプソケットでは、端子体は、
蛍光ランプの装着時に口金端子ピンによる押圧力で、口
金端子ピン接触片部が基片部との間の折曲げ部から弾性
変形し、このとき、支持片部の摺動案内部が口金端子ピ
ン接触片部を支持しながら摺動し、基片部と口金端子ピ
ン接触片部との間の折曲げ部および支持片部と接続片部
との間の折曲げ部の弾性変形が生じ、口金端子ピン接触
片部の先端当接部が支持片部に当接されるまで基片部と
口金端子ピン接触片部との間の折曲げ部が弾性変形し、
口金端子ピン接触片部の先端当接部が支持片部に当接さ
れると、口金端子ピン接触片部と基片部の間の折曲げ部
の弾性変形が抑制され、さらに、支持片部は摺動案内部
が基片部に当接されるまで弾性変形し、摺動案内部が基
片部に当接されると、支持片部と接続片部との間の折曲
げ部の弾性変形が抑制される。

【０００９】したがって、端子体は基片部と口金端子ピ
ン接触片部との間の折曲げ部および支持片部と接続片部
との間の折曲げ部とで弾性変形するため、弾性範囲内で
のストロークが大きくなり、口金端子ピンの装着時にお
ける反撥力を小さくして操作感が良好になる。

【００１０】また、端子体は口金端子ピン接触片部の先
端当接部が支持片部に当接され、口金端子ピン接触片部
と基片部の間の折曲げ部の弾性変形が抑制され、さら
に、支持片部は摺動案内部が基片部に当接され、支持片
部と接続片部との間の折曲げ部の弾性変形が抑制されて
端子体の弾性のへたりが防止され、口金端子ピンと口金
端子ピン接触片部との接触圧が一定に保持される。

【００１１】さらに、端子体の接続片部は端子体収納室
の開口部を閉塞する回路基板に接続され、端子体と点灯
回路との接続が容易となり、組立てが容易で、リード線
と接続する鎖錠片部などを必要とせず、端子体は構造が
簡単で安価に得られる。

【００１２】

【実施例】次に本発明の一実施例の構成を図面について
説明する。

【００１３】図５および図６において、11は天井面に埋
込設置されて下方を照明する照明器具、例えばダウンラ
イト器具本体で、この器具本体11は、相対向して対をな
す板状の支持体12を有し、これら支持体12の上端部に略
円板状の天板14がねじ15にて固定され、この支持体12の
下端部に天井面に形成された取付孔に嵌合される環状の
化粧枠16がリベット17にて固定されている。

【００１４】また、各支持体12には、長手方向に沿って
対をなすスリット18が形成され、このスリット18に上下
動可能かつ固定可能な取付金具19が取付けられている。
そして、この取付金具19の下端部と化粧枠16との間で天
井面の天井板を挾持するようになっている。

【００１５】また、前記天板14の下面には、蛍光ランプ
ソケット21が取付ねじ22にて取付けられ、また、この蛍
光ランプソケット21に隣接して安定器24がねじ25にて取
付けられている。

【００１６】さらに、前記対をなす支持体12間には、片
口金型の蛍光ランプ26を内包する上下を開口した略筒状
の反射体27が配設されている。この反射体27の上端部近
傍の外側には、環状のフランジ部28が突設され、このフ
ランジ部28は前記ソケット21に係合固定された板ばねを
屈曲してなる一対の引上げばね29により係止されてい
る。

【００１７】なお、前記蛍光ランプ26は略Ｕ字状に屈曲
された発光管26a の一端部に断面略楕円形状の口金部30
が形成されている。そして、この口金部30の中央部から
は、図２に示すように、発光管内部の電極に接続された
２対の口金端子ピン31が突設されているとともに、口金
部30の長手方向両端部からは対をなす係合突部30a が突
設されている。

【００１８】また、前記蛍光ランプソケット21は、図１
および図２に示すように、上面を開口し絶縁性を有する
合成樹脂にて成形された筐体状のランプソケット本体32
と、このランプソケット本体32に嵌合固定されて上面開
口部を覆う絶縁性を有する合成樹脂にて成形されたベー
ス体33と、これらのランプソケット本体32およびベース
体33間に挾持して固定される回路基板34とにて構成され
ている。

【００１９】そして、前記ランプソケット本体32には端
子体収納室35と点灯回路配設部37とが分割形成されてい
る。また、このランプソケット本体32の端子体収納室35
の下部には、蛍光ランプ26の口金部30が嵌合される略楕
円筒状の口金保持部41が突設され、この口金保持部41の
中央部には、前記各口金端子ピン31が挿通する２対の略
円弧状の口金ピン挿通孔42が穿設されている。さらに、
前記口金保持部41の長手方向の両端部には、それぞれ前
記蛍光ランプ26の両端部に突設した係合突部30a が挿通
可能な挿入部43が形成され、この各挿入部43に隣接して
係合突部30a を係合する係合凹部44が形成されている。

【００２０】さらに、前記ランプソケット本体32の端子
体収納室35には、略十字状のリブ47が突設され、それぞ
れ口金端子ピン挿通孔42に連通した４個の端子体収納室
48が形成されている。そして、この各端子体収納室48に
は端子体51がそれぞれ収納されている。

【００２１】また、前記各端子体51は、図３に示すよう
に、導電性を有する弾性材料で形成され、中間部を略Ｖ
字状に折曲げて突出部52を形成した基片部53と、この基
片部53の一端部より弧状の折曲げ部54を介して折曲げ形
成した口金端子ピン接触片部55と、前記基片部53の他端
から前記口金端子ピン接触片部55と平行状に弧状の折曲
げ部56を介して折曲げ形成し前記回路基板34に接続され
る接続片部57とを有している。

【００２２】また、前記接続片部57の先端部から前記口
金端子ピン接触片部55に向って前記基片部53側に傾斜状
に弧状の折曲部58から折曲げた支持片部59を形成し、こ
の支持片部59の先端部に前記口金端子ピン接触片部55を
摺動する弧状に湾曲した摺動案内部60を形成する。ま
た、前記口金端子ピン接触片部55の先端部に前記支持片
部59に向って弧状に湾曲した当接部61を形成する。

【００２３】また、前記各端子体51の接続片部57には位
置決め突部62が切り起こし形成されている。

【００２４】そして、前記各端子体51は口金端子ピン接
触片部55が端子体収納室48の下面の口金端子ピン挿通孔
42に対向して配設収納され、接続片部57が端子体収納室
48の上面の開口部に対向されている。

【００２５】また、前記点灯回路配設部37には、角部に
基板位置決めリブ70が突設され、このリブ70は前記端子
体収納室48のリブ47の高さ寸法と略等しく形成されてい
る。また、前記回路基板34は、図１および図２に示すよ
うに、平面略矩形状で、前記ランプソケット本体32に嵌
合して下面を前記各リブ47，70に当接して支持された状
態で、端子体収納室48および点灯回路配設部37の上面開
口部を閉塞するようになっている。

【００２６】そして、前記回路基板34の上面には図示し
ない回路パターンが形成されているとともに、回路基板
34の下面には、点灯回路配設部37内に位置してトランジ
スタなどの複数の電気部品が取付けられ、蛍光ランプ36
の始動時にパルスを発信する電子点灯回路が構成されて
いる。

【００２７】また、前記回路基板34には、前記端子体収
納室48の開口部に臨んで、それぞれ回路パターンに接続
された導電性鳩目金具状の接続端子73が装着され、この
各接続端子73は前記端子体51の接続片部57に接触され、
前記位置決め突部62が接続端子73の中心孔に挿通されて
端子体51は位置決めされるようになっている。

【００２８】また、前記ベース体33は、ランプソケット
本体32の開口部に嵌合される側縁部74の先端部が前記回
路基板34の周辺部の上面に当接して、前記各リブ47，70
とで回路基板34を挾持して固定するようになっている。

【００２９】さらに、これらのランプソケット本体32、
回路基板34、およびベース体33には、上下に貫通する取
付孔75が互いに連通して形成されている。

【００３０】次に、この実施例に示す蛍光ランプソケッ
ト21の組立て方法を説明する。

【００３１】ランプソケット本体32の各端子体収納室48
に端子体51を挿入嵌合し、次いで電子点灯回路を構成し
た回路基板34をランプソケット本体32の上面開口部から
嵌合すると、端子体収納室48に収納された端子体51の接
続片部57は回路基板34の接続端子73と接触されて位置決
め突部62が接続端子73の中心孔に挿通した状態で端子体
51は位置決めされる。次いで、このソケット21と安定器
24とをリード線76で接続する。

【００３２】次に、このソケット21への蛍光ランプ26の
装着方法を説明すると、まず、蛍光ランプ26の口金部30
をランプソケット本体32の口金保持部41の挿入部43に口
金部30の係合突部を位置合わせした状態で押し込み、次
いで、この蛍光ランプ26を回動して係合突部を係合凹部
44に係合して蛍光ランプ26を装着する。

【００３３】この状態で、図２に示すように、蛍光ラン
プ26の口金部30から突設された口金ピン31は、端子収納
室48の下面に開口した口金端子ピン挿通孔42を挿通し、
端子体収納室48に収納された端子体51の口金端子ピン接
触片部55に当接して押圧し、弾性的に変形させる。すな
わち、蛍光ランプ26を装着した状態で、この蛍光ランプ
26の口金端子ピン31と回路基板34の接続端子73とに挟圧
された端子体51は付勢力に抗して収縮し、機械的に固定
されるとともに電気的に確実に接続される。

【００３４】そして、端子体51は、蛍光ランプ26の装着
時に口金端子ピン31による押圧力で、口金端子ピン接触
片部55が基片部53との間の折曲げ部54から弾性変形し、
このとき、支持片部59の摺動案内部60が口金端子ピン接
触片部55を支持しながら摺動し、基片部53と口金端子ピ
ン接触片部55との間の折曲げ部54および支持片部57と接
続片部57との間の折曲げ部58の弾性変形が生じ、口金端
子ピン接触片部55の先端当接部61が支持片部59に当接さ
れるまで基片部53と口金端子ピン接触片部55との間の折
曲げ部54が弾性変形し、口金端子ピン接触片部55の先端
当接部61が支持片部57に当接されると、口金端子ピン接
触片部55と基片部53の間の折曲げ部の弾性変形が抑制さ
れ、さらに、支持片部59は摺動案内部60が基片部53に当
接されるまで弾性変形し、摺動案内部60が基片部53に当
接されると、支持片部59と接続片部57との間の折曲げ部
58の弾性変形が抑制される。

【００３５】このように、端子体51は基片部53と口金端
子ピン接触片部55との間の折曲げ部54および支持片部59
と接続片部57との間の折曲げ部58とで弾性変形するた
め、弾性範囲内でのストロークが大きくなり、口金端子
ピン31の装着時における反撥力を小さくして操作感が良
好になる。

【００３６】また、端子体51は口金端子ピン接触片部55
の先端当接部61が支持片部59に当接され、口金端子ピン
接触片部55と基片部53の間の折曲げ部54の弾性変形が抑
制され、さらに、支持片部59は摺動案内部60が基片部53
に当接され、支持片部59と接続片部57との間の折曲げ部
58の弾性変形が抑制されて端子体51の弾性のへたりが防
止され、口金端子ピン31と口金端子ピン接触片部55との
接触圧が一定に保持される。

【００３７】さらに、端子体51の接続片部57は端子体収
納室48の開口部を閉塞する回路基板34に接続され、端子
体51と点灯回路との接続が容易となり、誤配線も防止で
き、組立てが容易で、リード線と接続する鎖錠片部など
を必要としないので、端子体51は構造が簡単となる。

【００３８】

【発明の効果】本発明によれば、端子体は蛍光ランプの
装着時に口金端子ピンによる押圧力で、基片部と口金端
子ピン接触片部との間の折曲げ部および支持片部と接続
片部との間の折曲げ部の弾性変形が生じ、口金端子ピン
接触片部の先端当接部が支持片部に当接されると、口金
端子ピン接触片部と基片部の間の折曲げ部の弾性変形が
抑制され、支持片部と接続片部との間の折曲げ部の弾性
変形が抑制され、端子体は基片部と口金端子ピン接触片
部との間の折曲げ部および支持片部と接続片部との間の
折曲げ部とで弾性変形するため、弾性範囲内でのストロ
ークが大きくなり、口金端子ピンの装着時における反撥
力を小さくして操作感が良好になる。

【００３９】また、端子体は口金端子ピン接触片部と基
片部の間の折曲げ部の弾性変形が抑制され、さらに、支
持片部と接続片部との間の折曲げ部の弾性変形が抑制さ
れて端子体の弾性のへたりが防止され、口金端子ピンと
口金端子ピン接触片部との接触圧が一定に保持され、さ
らに、端子体の接続片部は端子体収納室の開口部を閉塞
する回路基板に接続され、端子体と点灯回路との接続が
容易となり、組立てが容易で、リード線と接続する鎖錠
片部などを必要とせず、端子体は構造が簡単で安価に得
られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す蛍光ランプソケットの
縦断面図である。

【図２】同上蛍光ランプを装着した状態を示す縦断面図
である。

【図３】同上端子体の正面図である。

【図４】同上斜視図である。

【図５】同上蛍光ランプソケットを用いた照明器具の縦
断面図である。

【図６】同上分解斜視図である。

【符号の説明】

26 蛍光ランプ 31 口金端子ピン 32 ランプソケット本体 34 回路基板 42 挿通孔 48 端子体収納室 51 端子体 53 基片部 55 口金端子ピン接触片部 57 接続片部 59 支持片部 60 摺動案内部 61 当接部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 一面にランプの口金端子ピンを挿通する
   挿通孔を形成するとともに前記一面に対向する他面が開
   口した端子体収納室を有するランプソケット本体と、こ
   の端子体収納室に収納され前記挿通孔から挿通された口
   金端子ピンに接触する端子体と、前記端子体収納室の開
   口部を閉塞し前記端子体に電気的に接続される点灯回路
   を形成する回路基板とを備え、 前記端子体は、導電性を有する弾性材料で形成され、基
   片部と、この基片部の一端部より折曲げた口金端子ピン
   接触片部と、前記基片部の他端から前記口金端子ピン接
   触片部と平行状に折曲げ前記回路基板に接続される接続
   片部とを有し、 前記接続片部の先端部から前記口金端子ピン接触片部に
   向って前記基片部側に傾斜状に折曲げた支持片部の先端
   部に前記口金端子ピン接触片部に摺動する弧状に湾曲し
   た摺動案内部を形成し、前記口金端子ピン接触片部の先
   端部に前記支持片部に向って弧状に湾曲した当接部を形
   成したことを特徴とする蛍光ランプソケット。