JPH0626746U - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH0626746U
JPH0626746U JP6242992U JP6242992U JPH0626746U JP H0626746 U JPH0626746 U JP H0626746U JP 6242992 U JP6242992 U JP 6242992U JP 6242992 U JP6242992 U JP 6242992U JP H0626746 U JPH0626746 U JP H0626746U
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JP
Japan
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bottle
protrusion
cutter support
cooking chamber
cutter
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Application number
JP6242992U
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English (en)
Inventor
彰司 星野
隆次 坂口
透 谷川
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案の目的は、ボトルに対するカッタ支えの
取付け作業性を向上できるようにした調理器を得ること
にある。 【構成】カッタ支え7の外周面に突設された複数の第1
斜状突部17の下面を、ボトル8の下部内面に形成された
複数の第2斜状突部31の上面に係合させて、カッタ支え
7をボトル8の下部内側に着脱自在に取付けるものであ
って、ボトル8がセットされる本体ケース1の回り止め
突起5の側面に係脱されてボトル8の回り止めをする回
り止め突部32を、第2斜状突部31の下側に連続してボト
ル8の下部内面に突設し、この突部32の下端部を下方に
向けて山形状に形成したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乾物や野菜などをモータの動力で回転されるカッタで切削、或いは 粉砕して、粉末やジュースを作る調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9〜図14は本出願人により最近提案された粉砕器としての調理器の構成を 示している。この粉砕器が備える本体ケース1は図9および図10に示され、こ れには図示しないモータが収納されているとともに、このモータの運転を制御す るための指示を与える各種のスイッチ釦2が取付けられている。前記モータによ り回転される駆動軸3は本体ケース1の上面をなすボトル取付け壁1aから上向 きに突出され、この駆動軸3には駆動カップリング4が取付けられている。
【0003】 ボトル取付け壁1aには6本の回り止め突起5が、駆動軸3を取囲むような環 状の配置にして一体に上向きに突設されている。これら突起5の上端部は山形状 をなしている。なお、図9および図10中6はボトル取付け壁1aの3か所に突 設されたボトル支持座である。
【0004】 ボトル取付け壁1a上には互いに着脱自在に連結されるカッタ支え7とボトル 8とが取付けられるようになっている。カッタ支え7は、円筒状をなす合成樹脂 製周壁部9の上部内側に例えば水平状の調理室底壁10を一体に設けるとともに 、この底壁10の中央部にカッタアッセンブリ11を取付けて形成されている。
【0005】 カッタアッセンブリ11は、調理室底壁10の中央部に一体に形成した軸受け 支持筒部10aに取付けられた金属筒12に内装された円筒状軸受13に、カッ タ軸14を貫通させて回転自在に支持し、この軸14の下端部に被動カップリン グ15を取付けるとともに、上端部にカッタ16を取付けている。被動カップリ ング15は前記駆動カップリング4にその上方から着脱自在に噛み合って連結さ れるものである。カッタ16と前記金属筒12の上端壁との間にはテフロン(登
録商標)製等 からなるリングが挟まれている。
【0006】 周壁部9の上部外面には図11に示されるようにカッタ支え7の径方向に相対 応する一対の第1斜状突部17が一体に突設されている。これらの突部17は周 壁部9の外面に例えば右巻の螺旋凸状があるとした場合に、その180゜離れた 部分に相当する位置に周方向に間隔を置いて形成されている。周壁部9の内側に は複数の補強リブ18が一体に設けられており、これらリブ18には駆動カップ リング4との連結以前において指を掛けることができるようになっている。
【0007】 前記ボトル8は内部を透視可能な透明合成樹脂材料の成形品であり、下面が開 口されたキャップ状をなしている。このボトル8の下部は、その内側にカッタ支 え7が着脱自在に収納されるようにカッタ支え7よりも大径に形成されている。 そのため、ボトル8の下部にカッタ支え7を収納した状態では、図9に示される ように両者の間に前記回り止め突起5が挿入される環状の隙間Gが形成されるよ うになっている。
【0008】 ボトル8の中間部には段部19が設けられて、かつ、この段部19より上部は 前記カッタ支え7の調理室底壁10との間に密閉される調理室20を形成するよ うになっている。前記段部19は、環状に設けられていて、カッタ支え7の周壁 部上端に当接されるものである。
【0009】 ボトル8の下部内面には図9および図12に示されるように径方向に対向する 一対の第2斜状突部21が一体に突設されている。これらの突部21はボトル8 の内面に例えば右巻の螺旋凸状があるとした場合に、その180゜離れた部分に 相当する位置に周方向に間隔を置いて形成されている。一対の第2斜状突部21 は前記第1斜状突部17の下面に着脱自在に係合され、その係合によりカッタ支 え7をボトル8の下部内側に保持するために設けられている。
【0010】 さらに、ボトル8の下部内面には図12および図14に示されるように一対の 回り止め突部22が一体に突設されている。これらの突部22は第2斜状突部2 1に対してボトル8の周方向にずれた位置においてボトル8の軸方向に延びて設 けられているとともに、そのボトル8の下端開口の近傍に位置された下端部は山 形状をなしている。回り止め突部22はその側端面を前記回り止め突起5の側面 に当接して本体ケース1に対するボトル8の回り止めをするために設けられてい る。
【0011】 なお、図12および図14中22aは回り止め突部22の肉引けを防止するた めの溝、図9中8aはボトル8の頂部外面に一体に突設された脚用突起で、これ はボトル8を図9に示す状態から上下逆様に反転して置いた場合に脚として使用 されるものである。
【0012】 このような構成の粉砕器は次のように使用される。
【0013】 まず、本体ケース1から外されたボトル8を上下逆様に反転して、その上を向 いた開口を通してコーヒー豆等の被調理物をボトル8内に収納してから、このボ トル8にカッタ支え7を取付ける。
【0014】 この取付けは、カッタ支え7を、そのカッタ16側を先頭にしてボトル8の上 を向いた開口に挿入する際に、図13の二点鎖線に示すようにカッタ支え7の第 1斜状突部17を、ボトル8の第2斜状突部21に対して周方向にずれて位置す るようにして挿入を行った後に、カッタ支え7をその補強リブ18に指を掛けて 締付け方向に回動させることにより実施される。
【0015】 それにより、図9および図13に示されるように第2斜状突部21が第1斜状 突部17の前記段部19側の面に重なり合うように係合されるから、これらの傾 斜によりカッタ支え7全体がボトル8の奥側に動かされる。そのため、カッタ支 え7の周壁部9の上端面(カッタ16側の上端面)がボトル8の段部19に当接 され、この段部19と第2斜状突部21との間での挟持作用により、カッタ支え 7がボトル8の内側に取付けられる。しかも、この取付けに伴って、密閉された 調理室20が形成されるとともに、ボトル8の周壁部9外面とボトル8の下部( この段階ではボトル8が反転されている関係で上部になっている。)内面との間 には隙間Gが形成される。
【0016】 次に、以上の手順でカッタ支え7が連結されたボトル8を、その開口が下を向 くように上下逆様に反転させて、その間隙Gに本体ケース1の回り止め突起5が 挿入されるようにして、ボトル取付け壁1a上に載置する。このとき、回り止め 突起5と回り止め突部22の先端同志が当接する場合には、これらの先端が山形 状であることにより、その斜状先端面同志で円滑に滑り合うため、回り止め突部 22は隣接する回り止め突起5間に容易に配置される。このようにして配置され た状態は図10の2点鎖線で示される。また、ボトル8の下端面は3か所のボト ル支持座6に当接され、被動カップリング15は駆動カップリング4に連結され る。
【0017】 以上のようにして本体ケース1上へのセットが終了した後には、スイッチ釦2 を操作してモータを動作させる。そうすることにより、調理室20内でカッタ1 6が回転されて、被調理物の粉砕調理がなされる。
【0018】 そして、調理終了後には、本体ケース1上からボトル8がカッタ支え7ととも に取外されて上下逆様に反転され、次にカッタ支え7がボトル8に対する前記取 付けの手順と逆の手順でボトル8から取外されるので、粉砕された被調理物をボ トル8内から取出すことができる。
【0019】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ボトル8内にカッタ支え7を取付ける際に、第1,第2斜状突部1 7,21の互いの位置関係を視認することはできない。このことと相俟って、前 記構成によれば、ボトル8の軸方向に延びる回り止め突部22が、第2斜状突部 21に対しボトル8の周方向にずれた位置において設けられているため、カッタ 支え7を挿入した際に、誤って第2斜状突部21の下面(ボトル8がその開口を 上にするように上下逆様に反転された状態で上面となっている。)に第1斜状突 部17が当接されることがある。
【0020】 このような挿入状態でカッタ支え7をこれがボトル8に取付けられる締付け方 向に回動させると、第1斜状突部17が第2斜状突部21に隣接した回り止め突 部22に当たって、この第1斜状突部17を第2斜状突部21の段部19側の面 に係合させることができない。したがって、ボトル8内にカッタ支え7を取付け ることができず、調理室20を形成できないから、その都度カッタ支え7の取付 け作業をし直さなければならないという問題がある。
【0021】 本考案の目的は、ボトルに対するカッタ支えの取付け作業性を向上できるよう にした調理器を得ることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の請求項1に係る調理器は、モータが内蔵 されるとともに、このモータにより回転される駆動軸が突設されたボトル取付け 壁に複数の回り止め突起が環状の配置にして突設された本体ケースと、円筒状を なす周壁部、およびこの周壁部の内側に設けられた調理室底壁を有するとともに 、下端部に前記駆動軸に取付けられた駆動カップリングに着脱自在に連結される 被動カップリングを有しかつ上端部にカッタを有するカッタアッセンブリが、前 記調理室底壁にその中央部を貫通して取付けられたカッタ支えと、前記周壁部の 外面に周方向に間隔を置いて突設された複数の第1斜状突部と、前記周壁部との 間に前記回り止め突起が挿入される隙間を設ける下部の内側に前記カッタ支えが 挿脱自在に収納されるとともに、中間部に前記周壁部の上端面が当接する段部を 有し、かつ、この段部より上部と前記調理室底壁との間に調理室を形成するボト ルと、このボトルの下部内面に周方向に間隔を置いて形成され前記第1斜状突部 の下面に係脱される複数の第2斜状突部と、この第2斜状突部の下側に連続して 前記ボトルの下部内面に突設され前記回り止め突起の側面に係脱されるとともに 下端部が下方に向けて山形状をなす回り止め突部とを具備したものである。
【0023】 また、ボトル内面の掃除性を良くするために、本考案の請求項2に係る調理器 は、モータが内蔵されるとともに、このモータにより回転される駆動軸が突設さ れたボトル取付け壁に複数の回り止め突起が環状の配置にして突設された本体ケ ースと、円筒状をなす周壁部、およびこの周壁部の内側に設けられた調理室底壁 を有するとともに、下端部に前記駆動軸に取付けられた駆動カップリングに着脱 自在に連結される被動カップリングを有しかつ上端部にカッタを有するカッタア ッセンブリが、前記調理室底壁にその中央部を貫通して取付けられたカッタ支え と、前記周壁部の外面に周方向に間隔を置いて突設された複数の第1斜状突部と 、前記周壁部との間に前記回り止め突起が挿入される隙間を設ける下部の内側に 前記カッタ支えが挿脱自在に収納されるとともに、中間部に前記周壁部の上端面 が当接する段部を有し、かつ、この段部より上部と前記調理室底壁との間に調理 室を形成するボトルと、このボトルの下部内面に周方向に間隔を置いて形成され 前記第1斜状突部の下面に係脱される複数の第2斜状突部と、この第2斜状突部 の真下に離間して前記ボトルの下部内面に突設され下方に向けて突出するく字状 のリブまたは相離間して互いに反対方向に傾斜する一対の突起からなり前記回り 止め突起の側面に係脱される回り止め突部とを具備したものである。
【0024】
【作用】
請求項1の構成において、ボトルの下部内面に突設された回り止め突部は、ボ トルが本体ケース上にセットされた際に、この本体ケースの回り止め突起の側面 に係合して、調理室内でカッタにより動かされる被調理物によりボトルが回転さ れることを回り止め突起とともに防止する。さらに、回り止め突部は、ボトルの 下部内面に突設された第2斜状突部の下側に連続し、かつ、下端部が山形状をな しているから、ボトルの下部内側にカッタ支えを取付ける際に、カッタ支えの第 1斜状突部が第2斜状突部の下面に当接することを妨げるとともに、第1斜状突 部を案内し回り止め突部に迂回させて、第2斜状突部の上面(段部側の面)に第 1斜状突部が係合されるようにカッタ支えをボトルの下部内側に挿入配置させる 。
【0025】 請求項2の構成において、回り止め突起の側面に係合して、この突起とともに ボトルの回り止めをするボトル内面の回り止め突部は、ボトルの下部内面に突設 された第2斜状突部の真下に設けられているから、ボトルの下部内側にカッタ支 えを取付ける際に、カッタ支えの第1斜状突部が第2斜状突部の下面に当接する ことを妨げる。これとともに、回り止め突部の傾斜により第1斜状突部を回り止 め突部を案内して、第2斜状突部の上面(段部側の面)に第1斜状突部が係合さ れるようにカッタ支えをボトルの下部内側に挿入配置させる。そして、この回り 止め突部はリブまたは相離間した一対の突起からなるとともに第2斜状突部から 離間して設けられているため、これらの間に被調理物などが詰まりずらく、その 掃除も容易にできる。
【0026】
【実施例】
図1〜図6を参照して本考案の第1実施例を説明する。なお、この実施例の説 明にあたり、図9〜図14を参照して説明した従来例に係る粉砕器と同じ構成に ついては、前記従来例と同じ符号を付して、その説明を省略し、以下前記従来例 とは異なる構成についてのみ説明する。
【0027】 この第1実施例が前記従来例と異なる点は、ボトル8の下部の構成であり、そ の他の構成は前記従来例と同じである。 すなわち、図1,図4〜図6に示されるようにボトル8の下部内面には、第2 斜状突部31と、この下側に一体に連続する回り止め突部32とが一体に突設さ れている。そして、回り止め突部32は、下向きのく字形状をなすように下方に 向けて山形状をなしたガイド端部32aと、この端部32aの両端から上方向に 延びて第2斜状突部31の端部に一体につなげられた回り止めリブ32bと、ガ イド端部32aの中央部から上方に延びて第2斜状突部31の中央部に一体につ なげられた補強用の中央リブ32cとから形成されている。なお、この第2斜状 突部31と回り止め突部32とは、ボトル8を成形する際、ボトル8の下部内側 において径方向に移動されるスライド成形型を用いて成形されるようになってい る。
【0028】 このような成形部分を有したボトル8を用いたことにより、この下部の内側に カッタ支え7を取付ける際における取付け作業性が向上され、カッタ支え7の取 付けの都度、この支え7を適正な状態に挿入してボトル8の下部内側に取付ける ことができる。
【0029】 つまり、ボトル8に対するカッタ支え7の取付けは、ボトル8がその開口を上 にするように上下逆様に反転された状態で行われるが、その際に、カッタ支え7 の第1斜状突部17がボトル8の第2斜状突部31の真上に位置された状態とな って、ボトル8内へのカッタ支え7の挿入が開始されることがある。
【0030】 この場合、第2斜状突部31につながっている回り止め突部32の存在により 、まず、第1斜状突部17が回り止め突部32のガイド端部32aに当たって、 第2斜状突部31の下面(この作業状態では上面となっている。)に当接するこ とが防止されるとともに、第1斜状突部17を介してカッタ支え7全体がガイド 端部32aの傾斜面に案内される。この案内作用により、ついには第1斜状突部 17がガイド端部32aから外れてカッタ支え7全体が回り止めリブ32bに沿 ってボトル8の奥側に深く挿入される。
【0031】 すなわち、以上のようにしてカッタ支え7は適正な挿入姿勢となるように修正 されながらボトル8内に挿入されるものであり、そのため、第1斜状突部17を 第2斜状突部31の上面(この作業状態では下面となっている。)側に配置でき る。以上のボトル8の内面に対する第1斜状突部17の移動経路は図6中実線の 矢印で示される。したがって、次にカッタ支え7を手で回動させる(このときの 第2斜状突部31に対する第1斜状突部17の移動は第6図中点線の矢印で示さ れる。)ことにより、ボトル8の下部内側に対するカッタ支え7を取付けること ができる。
【0032】 なお、ボトル8の内面に対する第1斜状突部17の移動経路が図6中二点鎖線 の矢印で示されるようになることもある。その場合には第6図中点線の矢印で示 されるカッタ支え7の回動(このとき、回り止め突部32がカッタ支え7の回動 の邪魔となることはない。)により、径方向に対向する他の第2斜状突部31の 上面に第1斜状突部17が係合されて、カッタ支え7を取付けがなされる。
【0033】 前記のようにカッタ支え7の第1斜状突部17が、第2斜状突部31の下面に 当接することがないとともに、ボトル8の第2斜状突部31の上面に係合される ような適正な深さ位置にカッタ支え7を回り止め突部32で案内するから、ボト ル8に対するカッタ支え7の取付け作業性を向上できるものである。
【0034】 勿論、ボトル8を本体ケース1上に取付ける際には、回り止め突部32のガイ ド端部32aの回り止め突起5とにより、ボトル8を本体ケース1の所定の取付 け位置に案内できるともに、回り止め突部32の回り止めリブ32bと回り止め 突起5との係合により、カッタ16の回転に伴うボトル8の回動を防止できる。
【0035】 また、前記ボトル8の成形において、その第2斜状突部31と回り止め突部3 2とは、前記スライド成形型を用いて成形されるので、前記従来例の図14に示 されるように肉引け防止のための狭い溝を回り止め突部32に必要とすることが なくなり、ボルト8の成形性を向上できる。
【0036】 図7は本考案の第2実施例を示している。この実施例においても以下説明する 点を除いて、図示されない部分は前記第1実施例の構成と同じである。この第2 実施例では、ボトル8の下部内面に径方向に対向して設けられた第2斜状突部4 1に対し、この突部41の真下に離間して回り止め突部42が突設されている。 そして、この回り止め突部42は下方に向けて突出するく字状のリブで形成され ている。
【0037】 また、図8は本考案の第3実施例を示している。この実施例においては以下説 明する点を除いて、図示されない部分は前記第1実施例の構成と同じである。こ の第3実施例では、ボトル8の下部内面に径方向に対向して設けられた第2斜状 突部51に対し、この突部51の真下に離間して回り止め突部52が突設されて いる。そして、この回り止め突部52は相離間して互いに反対方向に傾斜する一 対の突起で形成されている。
【0038】 そして、これら第2、第3実施例の構成を備える場合においても、前記第1実 施例と同様に回り止め突部42,52のストッパ作用と、その斜面により案内作 用により、カッタ支え7の第1斜状突部17が第2斜状突部41,51の下面に 当接することを防止するとともに、ボトル8の第2斜状突部41,51の上面に 係合されるような適正な深さ位置にカッタ支え7を回り止め突部42,52で案 内するから、ボトル8に対するカッタ支え7の取付け作業性を向上できる。また 、第2斜状突部41,51と回り止め突部42,52とはスライド型で成形され るために、ボトル8の成形性を向上できる。
【0039】 しかも、これら第2、第3実施例では回り止め突部42,52はリブまたは相 離間した一対の突起からなるとともに第2斜状突部41,51から離間して設け られているため、これらの間に被調理物などが詰まりずらく、その掃除も容易に できる。
【0040】
【考案の効果】
以上詳記したように本考案の請求項1,2に係る調理器においては、ボトルの 下部内側にカッタ支えを取付ける際に、カッタ支えをその第1斜状突部がボトル の第2斜状突部の上面に係合されるような挿入深さに案内してカッタ支えをボト ルの下部内側に挿入させることができるから、第1斜状突部が第2斜状突部の下 面に当接することがなく、ボトルに対するカッタ支えの取付け作業性を向上でき る。加えて請求項2に係る調理器においては、回り止め突部と第2斜状突部との 間に被調理物などが詰まりずらいとともに、その掃除も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る粉砕器の構成を示す
断面図。
【図2】同実施例に係る粉砕器の本体ケースの構成を示
す平面図。
【図3】同実施例に係る粉砕器のカッタ支えの構成を示
す平面図。
【図4】同実施例に係る粉砕器のボトルの構成を示す下
面図。
【図5】同実施例に係るボトルとこれに取付けられたカ
ッタ支えとの位置関係を示す下面図。
【図6】同実施例に係るボトルの一部を示す斜視図。
【図7】本考案の第2実施例に係る粉砕器が備えるボト
ルの一部を示す斜視図。
【図8】本考案の第2実施例に係る粉砕器が備えるボト
ルの一部を示す斜視図。
【図9】従来例に係る粉砕器の構成を示す断面図。
【図10】同従来例に係る粉砕器の本体ケースの構成を
示す平面図。
【図11】同従来例に係る粉砕器のカッタ支えの構成を
示す平面図。
【図12】同従来例に係る粉砕器のボトルの構成を示す
下面図。
【図13】同従来例に係るボトルとこれに取付けられた
カッタ支えとの位置関係を示す下面図。
【図14】同従来例に係るボトルの一部を示す斜視図。
【符号の説明】
1…本体ケース、1a…ボトル取付け壁、4…駆動カッ
プリング、5…回り止め突起、7…カッタ支え、8…ボ
トル、9…周壁部、10…調理室底壁、11…カッタア
ッセンブリ、15…被動カップリング、16…カッタ、
17…第1斜状突部、19…段部、20…調理室、G…
隙間、31,41,51…第2斜状突部、32,42,
52…回り止め突部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータが内蔵されるとともに、このモー
    タにより回転される駆動軸が突設されたボトル取付け壁
    に複数の回り止め突起が環状の配置にして突設された本
    体ケースと、 円筒状をなす周壁部、およびこの周壁部の内側に設けら
    れた調理室底壁を有するとともに、下端部に前記駆動軸
    に取付けられた駆動カップリングに着脱自在に連結され
    る被動カップリングを有しかつ上端部にカッタを有する
    カッタアッセンブリが、前記調理室底壁にその中央部を
    貫通して取付けられたカッタ支えと、 前記周壁部の外面に周方向に間隔を置いて突設された複
    数の第1斜状突部と、 前記周壁部との間に前記回り止め突起が挿入される隙間
    を設ける下部の内側に前記カッタ支えが挿脱自在に収納
    されるとともに、中間部に前記周壁部の上端面が当接す
    る段部を有し、かつ、この段部より上部と前記調理室底
    壁との間に調理室を形成するボトルと、 このボトルの下部内面に周方向に間隔を置いて形成され
    前記第1斜状突部の下面に係脱される複数の第2斜状突
    部と、 この第2斜状突部の下側に連続して前記ボトルの下部内
    面に突設され前記回り止め突起の側面に係脱されるとと
    もに下端部が下方に向けて山形状をなす回り止め突部と
    を具備した調理器。
  2. 【請求項2】 モータが内蔵されるとともに、このモー
    タにより回転される駆動軸が突設されたボトル取付け壁
    に複数の回り止め突起が環状の配置にして突設された本
    体ケースと、 円筒状をなす周壁部、およびこの周壁部の内側に設けら
    れた調理室底壁を有するとともに、下端部に前記駆動軸
    に取付けられた駆動カップリングに着脱自在に連結され
    る被動カップリングを有しかつ上端部にカッタを有する
    カッタアッセンブリが、前記調理室底壁にその中央部を
    貫通して取付けられたカッタ支えと、 前記周壁部の外面に周方向に間隔を置いて突設された複
    数の第1斜状突部と、 前記周壁部との間に前記回り止め突起が挿入される隙間
    を設ける下部の内側に前記カッタ支えが挿脱自在に収納
    されるとともに、中間部に前記周壁部の上端面が当接す
    る段部を有し、かつ、この段部より上部と前記調理室底
    壁との間に調理室を形成するボトルと、 このボトルの下部内面に周方向に間隔を置いて形成され
    前記第1斜状突部の下面に係脱される複数の第2斜状突
    部と、 この第2斜状突部の真下に離間して前記ボトルの下部内
    面に突設され下方に向けて突出するく字状のリブまたは
    相離間して互いに反対方向に傾斜する一対の突起からな
    り前記回り止め突起の側面に係脱される回り止め突部と
    を具備した調理器。
JP6242992U 1992-09-04 1992-09-04 調理器 Pending JPH0626746U (ja)

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