JPH0638832U - 調理用ミキサ− - Google Patents
調理用ミキサ−Info
- Publication number
- JPH0638832U JPH0638832U JP8033992U JP8033992U JPH0638832U JP H0638832 U JPH0638832 U JP H0638832U JP 8033992 U JP8033992 U JP 8033992U JP 8033992 U JP8033992 U JP 8033992U JP H0638832 U JPH0638832 U JP H0638832U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- bearing portion
- cooking
- container bottom
- electric motor
- Prior art date
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- Pending
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】軸受部の破損を防止し長期に渡って良好な調理
が行える調理用ミキサ−を提供する。 【構成】合成樹脂から成る容器底部6の軸受部8に、回
転軸10とシ−ルパッキン14及び軸受15とを嵌着す
ると共に、これらを軸受部8内で保持する軸受け押え1
3を備え、この軸受け押え13はフランジ部16と該フ
ランジ部16に形成した折り曲げ片17とを軸受部8内
に埋設して内装したものであるから、摩擦熱の発生で外
方に広がろうとする軸受部8を押え該軸受部8の破損を
防止して、長期に渡って安心して使用出来る調理用ミキ
サ−を提供することが出来るものである。
が行える調理用ミキサ−を提供する。 【構成】合成樹脂から成る容器底部6の軸受部8に、回
転軸10とシ−ルパッキン14及び軸受15とを嵌着す
ると共に、これらを軸受部8内で保持する軸受け押え1
3を備え、この軸受け押え13はフランジ部16と該フ
ランジ部16に形成した折り曲げ片17とを軸受部8内
に埋設して内装したものであるから、摩擦熱の発生で外
方に広がろうとする軸受部8を押え該軸受部8の破損を
防止して、長期に渡って安心して使用出来る調理用ミキ
サ−を提供することが出来るものである。
Description
【0001】
この考案はカッタ−の回転によって被調理物の粉砕、切削を行う一般家庭で使 用される調理用ミキサ−に関するものである。
【0002】
従来よりこの種のものに於いては、図5及び図6に示す如く、容器底部aの中 央穴b内周壁には軸受け押えcを備え、モ−タ−に連結する回転軸dを中央穴b 内で、回転自在に保持するシ−ルパッキンeと軸受fとを押さえるようにするも のであり、更にこの軸受け押えcは回転軸dの回動力がシ−ルパッキンeや軸受 fを介して伝わり、回動してしまうことを防止する為に、下部に外方に広がった 四角形のフランジ部gを設け、これを合成樹脂製の容器底部aの軸受部hに埋設 させ、長辺と短辺との差を利用して回り止めとしているものであった。
【0003】
ところでこの従来のものでは、高速回転する回転軸dと軸受fとの間で発生す る摩擦熱が、樹脂製の軸受部hに伝わり該軸受部hがある程度柔らかくなり、容 易に外方へ広がる為に四角形のフランジ部gによる回り止めでは、役に立たず軸 受け押えc自体が回動してしまい、シ−ルパッキンeや軸受fの保持が出来なく なり、被調理物の漏れは勿論のこと、特に軸受fの位置ずれによって更に回転軸 dとの摩擦が激しくなり、軸受fの焼損や電動モ−タ−の破損と言う器具の心臓 部の破損につながるものであった。
【0004】
この考案はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、電動モ− タ−を内蔵した器具本体に合成樹脂から成る容器底部を嵌着すると共に、該容器 底部には前記電動モ−タ−に連動して回転する回転軸を軸支する軸受部を備えた ものに於いて、前記軸受部には回転軸が貫通するシ−ルパッキンと軸受とを備え ると共に、これらを保持する軸受け押えを外方に広がるフランジ部と該フランジ 部に形成された折り曲げ片とを軸受部内に埋設して備えたものである。
【0005】
軸受け押え13の下端に備えたフランジ部16に上方に向かって折り曲げられ た折り曲げ片17を適数個設け、これを容器底部6の成形時に予めセットしてお き一体成形とすることで軸受部8に埋設され、折り曲げ片17によって摩擦熱で 柔らかくなり外方へ広がろうとする軸受部8が押えられると共に、深く強固に埋 設されているので軸受け押え13自体が回動することを確実に防止出来、軸受1 5の焼損や電動モ−タ−2の破損と言う危険を未然に阻止出来るものである。
【0006】
次にこの考案に係る調理用ミキサ−を図1〜図4に示された好適な一実施例で 説明する。 1は内部に電動モ−タ−2を備えた器具本体で、上部には電動モ−タ−2の駆 動軸3の先端に固着されたカップリング基台4が突出した凹室5が形成されてい る。
【0007】 6は上記凹室5内に着脱自在に嵌着される合成樹脂から成る容器底部で、ほぼ 中央部には中央穴7を有し下方に突出した筒状の軸受部8が形成され、この軸受 部8には下端にカップリング基台4と連結するカップリング9を固着した回転軸 10が回転自在に軸支されており、更にこの回転軸10上端には、互いに刃部が ない上カッタ−11と下カッタ−12とが十字状に交差し隙間なく密着固定され ている。
【0008】 13は軸受部8の中央穴7内に内装された板金製の軸受け押えで、内方には回 転軸10と軸受部8との間隙を埋めるシ−ルパッキン14及び、回転軸10を回 転自在に保持する為の軸受15とが嵌着されている。 更に軸受け押え13自身は下端に形成した外方に広がるフランジ部16と、該 フランジ部16の4箇所に形成された上方に立ち上がった4個の折り曲げ片17 とを軸受部8内に埋設して固着されているものであり、これは容器底部6の成形 時、予め型内に軸受け押え13をセットしておき、ここに樹脂を流し込むと言う 一体成形で構成したものである。
【0009】 18は容器底部6の周壁内方に下端開放側を螺合した逆U字状で透明材料から 成る容器で、容器底部6との間に調理室19を形成するものであり、先ずこの容 器18内に調理材料を入れた後、容器底部6で密閉しこの状態で逆さにして器具 本体1に装着して調理を行うもので、調理物をこぼすことなく移動出来るもので ある。
【0010】 20は透明の樹脂材料で形成されたカバ−体で、容器18より一回り大きい形 状で、器具本体1に装着後の容器18を覆うことで適所に備えた押圧部21が器 具本体1に備えられた押圧時のみONする運転スイッチ22と当接し、このカバ −体20を使用者自身が手で押さえつけることで、電動モ−タ−2が駆動して調 理が開始される構成としているものである。
【0011】 従って容器18はカバ−体20によって二重に保護され安全であり、又容器底 部6及び容器18の装着が不十分な危険状態では運転が開始されず、確実に装着 した時のみカバ−体20によって運転スイッチ22がONされるので、危険がな く安心して使用出来るものである。
【0012】 次にこの一実施例の作動について説明する。 今調理室19内に材料を入れた状態で運転スイッチ22をONすれば、電動モ −タ−2が駆動しこれに連動して回転軸10が回転し、上端に固定した上・下カ ッタ−11・12を1秒間に2万回転と言う高速で回転させることで、材料の粉 砕・切削を行うものである。
【0013】 この時軸受部8では回転軸10と軸受15との間の摩擦による熱の発生で、樹 脂製の軸受部8が幾分柔らかくなり、軸受け押え13がシ−ルパッキン14及び 軸受15を介して回転軸10と共に回転しようとする力を受け、外方に広がろう とするが、フランジ部16より立上がった折り曲げ片17が軸受部8内に深く埋 め込まれているので、この広がりを押えることが出来、確実に軸受け押え13の 回り止めが行えるものである。
【0014】 従って長期間に渡る使用でも、シ−ルパッキン14からの漏れや軸受15の焼 損と言う軸受部8自体の破損を確実に防止することが出来るものであり、更に軸 受部8の不具合に起因する心臓部である電動モ−タ−2の破損も回避することが 出来るなど、故障の心配がなく常に安心して使用出来るものである。
【0015】 尚この実施例では折り曲げ片17を上方に立ち上げて形成したが、下方に折り 曲げて形成しても同様の効果が得られるものであり、又数や大きさもこの実施例 に限定されることなく、フランジ部16の強度が許す範囲内で自由に変更可能で あることは勿論である。
【0016】
要するにこの考案は、電動モ−タ−2を内蔵した器具本体1に合成樹脂から成 る容器底部6を嵌着すると共に、該容器底部6には前記電動モ−タ−2に連動し て回転する回転軸10を軸支する軸受部8を備えたものに於いて、前記軸受部8 には回転軸10が貫通するシ−ルパッキン14と軸受15とを備えると共に、こ れらを保持する軸受け押え13を外方に広がるフランジ部16と該フランジ部1 6に形成された折り曲げ片17とを軸受部8内に埋設して備えたものであるから 、回転軸と軸受との摩擦熱で起こる軸受部及び電動モ−タ−の破損を確実に防止 することが出来、長期に渡って安心して使用出来、常に良好な調理が行えるもの である。
【図1】この考案一実施例を付した調理用ミキサ−を示
す縦断面図。
す縦断面図。
【図2】同水平断面図。
【図3】同要部の拡大断面図。
【図4】同軸受け押えの斜視図。
【図5】従来例を示す同要部の拡大断面図。
【図6】図5の軸受け押えの斜視図。
1 器具本体 2 電動モ−タ− 6 容器底部 8 軸受部 10 回転軸 13 軸受け押え 14 シ−ルパッキン 15 軸受 16 フランジ部 17 折り曲げ片
フロントページの続き (72)考案者 小林 一芳 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内 (72)考案者 南雲 佐敏 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内 (72)考案者 風間 進 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内
Claims (1)
- 【請求項1】 電動モ−タ−2を内蔵した器具本体1に
合成樹脂から成る容器底部6を嵌着すると共に、該容器
底部6には前記電動モ−タ−2に連動して回転する回転
軸10を軸支する軸受部8を備えたものに於いて、前記
軸受部8には回転軸10が貫通するシ−ルパッキン14
と軸受15とを備えると共に、これらを保持する軸受け
押え13を外方に広がるフランジ部16と該フランジ部
16に形成された折り曲げ片17とを軸受部8内に埋設
して備えた事を特徴とする調理用ミキサ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8033992U JPH0638832U (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 調理用ミキサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8033992U JPH0638832U (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 調理用ミキサ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0638832U true JPH0638832U (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13715508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8033992U Pending JPH0638832U (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 調理用ミキサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638832U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114680675A (zh) * | 2020-12-28 | 2022-07-01 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 食物处理机 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP8033992U patent/JPH0638832U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114680675A (zh) * | 2020-12-28 | 2022-07-01 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 食物处理机 |
CN114680675B (zh) * | 2020-12-28 | 2024-02-27 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 食物处理机 |
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