JP3953874B2 - ジューサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速回転されたバスケット内に材料を投入し、その材料から遠心分離でジュースを作り出すジューサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のジューサは、図24に示すように、上面に回転駆動部1を有する駆動部本体2と、駆動部本体2の上面に載置されるバスケットケース3と、バスケットケース3の上部を覆う蓋体4とを備えている。バスケットケース3にはカスケース5が取り付けられ、またバスケットケース3の内部には、回転駆動部1に連結されるバスケット6がケースリング7とともに収納される。蓋体4には投入口8が形成され、この投入口8に挿入される押し棒9が設けられている。なお、図24において、10はジュースカップ、11はジュースカップ10の蓋、12は駆動部本体2に取り付けられたクランプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ジューサは一度使用すると、蓋体4、カスケース5、バスケット6およびバスケットケース3等の部材にはジュース材料の残りカスが付着するので、これらの部材を本体2から取り外して水洗し、水洗後に再度組み立てる必要がある。
【0004】
従来では、ジューサを組み立てる場合に、まずバスケットケース3を駆動部本体2上に載置して、カスケース5をバスケットケース3に組み付けるとともに、バスケットケース3内にバスケット6とケースリング7を収納し、次にバスケットケース3の上部開口に蓋体4を載置する。そして最後に、クランプ12を図25の矢印のように回動させ、このクランプ12により、バスケットケース3および蓋体4を本体2に固定するようにしている。
【0005】
しかしながら、上記組み立てにおいて、駆動部本体2にバスケットケース3を載置した時、バスケット6をバスケットケース3に収納した時、蓋体4をバスケットケース3の上部開口に載置した時、及びクランプ12を用いてバスケットケース3と蓋体4を駆動部本体2に固定した時の各時点で、バスケットケース3、バスケット6および蓋体4が駆動部本体2に対して正しい位置にあるか否か確認しなければならず、組み立てに手間が掛かってしまう欠点がある。
【0006】
本発明の課題は、手間を掛けずに組み立てることが可能なジューサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、電動機を内蔵し該電動機の回転軸に結合された回転駆動部を有する駆動部本体と、前記回転駆動部に連結されるバスケットを有し前記駆動部本体に載置されるバスケットケースと、前記バスケットケースを覆うとともに前記駆動部本体に載置される蓋体と、安全スイッチと、上下動可能に設けられるとともに上方に移動させられたロッドとを備え、前記安全スイッチは前記ロッドが押し下げられたときオンするようになっているジューサにおいて、
前記蓋体に対して前記バスケットケースを位置決めする位置決め機構を該蓋体に設け、
前記バスケットの下面にリブを設け、
前記駆動部本体に載置されたバスケットケースに前記位置決め機構を介して前記蓋体を組み付けるとともに、その蓋体を前記駆動部本体に位置決めして固定することにより、前記バスケットケースの前記駆動部本体に対する位置決めがなされ、
このバスケットケースの位置決めがなされた際に、前記バスケットケースのリブが前記ロッドを下方に押し下げて前記安全スイッチをオンさせることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
[第1実施形態]
図1乃至図4は本発明に係る第1実施形態のジューサを示し、図1はその分解斜視図、図2は内部構造を示した縦断面図、図3は図2のA−A線に沿った断面図、図4は駆動部本体の上面図である。
【0011】
図において、符号20はジューサを示し、このジューサ20は、駆動部本体30と、この駆動部本体30上に着脱自在に載置されるバスケットケース40と、バスケットケース40内に収納され材料をジュース分とカス分とに分離するバスケット50と、このバスケット50の上方及び周囲を覆うとともに駆動部本体30上に載置される蓋体60とを備えている。
【0012】
駆動部本体30は、側部にジュースカップ31の載置台32を有するとともに、電動機33を内蔵している。この電動機33の駆動軸34は上方に延びており、その上端が駆動部本体30の上面から突出し、その突出した部分に回転駆動部35が設けられている。ジュースカップ31には上部開口部を覆うためのカップ用蓋36が設けられている。
【0013】
バスケットケース40は上方から見て瓢箪型をなしており、バスケット50が収納される太径側にジュース受け部41が、小径側にカス収納部42がそれぞれ形成されている。このジュース受け部41には、バスケット50で分離されたジュース分を集めて外部へ流出させるための流路43が形成されている。
【0014】
バスケット50は、上部が開口した逆円錐台状のフィルタ部材51と、フィルタ部材51の底部に設けられたカップリング52とを備えている。そして、バスケット50は、カップリング52が駆動部本体30の回転駆動部35に連結され、電動機33によって回転駆動される。また、フィルタ部材51の底部内面には材料をすり下ろすカッター53が設けられている。
【0015】
フィルタ部材51の上部周縁には、フィルタ部材51の変形を防止するためのフィルタ補強部材54が取り付けられている。またフィルタ部材51には、カッター53ですり下ろされた材料をジュース分とカス分とを分離するための小さな穴が多数形成されている。
【0016】
蓋体60は、バスケットケース40を覆うとともに、駆動部本体30上に着脱自在に載置される。この蓋体60は、上方から見た形状がバスケットケース40に合わせて瓢箪型をなしており、瓢箪型の上壁部61の周縁にはスカート部62が設けられている。このスカート部62は、バスケット50を収納したバスケットケース40を駆動部本体30に載置したときに、バスケット50の上端部(フィルタ補強部材54)が蓋体60の上壁部61内面に接触しないように十分な長さに形成されている。また蓋体60の上面には、下方に延び且つ先端開口部がバスケット50のカッター53に対向した材料投入筒63が設けられている。この材料投入筒63は蓋体60に一体的に形成されている。材料投入筒63の内部には押し棒64が挿入され、材料をカッター53に押し付けることができる。
【0017】
上記構成のジューサ20において、材料投入筒63内から押し棒64を引き抜いておき、駆動部本体30に設けられた図示しないメインスイッチを押すと、駆動部本体30内の電動機31が回転してバスケット50が高速回転する。この状態で、材料投入筒63内にジュース材料を投入し押し棒64でジュース材料をカッター53に押し付けると、ジュース材料がカッター53ですり下ろされる。そして、すり下ろされたジュース材料は、高速回転するバスケット50によってジュース分とカス分とに遠心分離され、ジュース分はフィルタ部材51の多数の穴を透過してジュース受け部41に流れ込む。このジュース分はジュース受け部41の流路43を通って駆動部本体30の載置台32に置かれたジュースカップ31に注がれる。また、カス分は、バスケット50の高速回転による遠心力によってフィルタ部材51の内周面を昇って行き、フィルタ部材51の上端縁部から飛散してカス収納部42内に蓄積される。
【0018】
本実施の形態では、蓋体60のスカート部62の下部内面には、図5に示すように突条部65が設けられ、また駆動部本体20の上面には、図6に示すように突条部受け部材70が設けられている。なお、図5は蓋体60のスカート部62内面を斜め下方から見たときの図であり、図6は駆動部本体2の上面を斜め上方から見たときの図である。
【0019】
突条部65は、スカート部62の下部内面に形成された長方形の窪み66に、スカート部62の内周に沿って横方向に設けられている。この突条部65の高さは窪み66の深さよりも大きく、突条部65の先端面はスカート部62内面よりも突出している。また突条部65には、図7に示すように、上方に向かって小さな凸部67が形成されている。
【0020】
一方、突条部受け部材70は突条部65が係合するための部材で、駆動部本体30の上面周縁部に2個設けられ、これら2個の突条部受け部材70はカップリング35の回転中心Oに関して点対称の位置に配置されている(図4参照)。突条部受け部材70には突条部65が挿入される横溝71が形成され、この横溝71の上面には小さな凹部72が形成されている。この凹部72には、突条部65が横溝71内に挿入されたときに、突条部65の凸部67が係合する。また、突条部受け部材70上面にはスリット73が形成されている。なお、凹部72を含む面での突条部受け部材70の断面図を図8に示す。
【0021】
駆動部本体30の上面周縁部には、図4に示すように、5つのリブ74が放射状に設けられている。リブ74は、図9に示すように、その外側先端面74Aが駆動部本体30の外周面30Aよりも僅かに内側に位置しており、蓋体60を駆動部本体30上に載置したとき、スカート部62の下端部内面62Bがリブ74の外側先端面74Aに当接する。また、蓋体60を駆動部本体30上に載置したとき、リブ74が設けられていない部分では、スカート部62の下端縁部と駆動部本体30の上面との間には間隙Sが形成されている(図3参照)。
【0022】
また、本実施の形態では、図2及び図3に示すように、バスケットケース40の上端縁部には外方に突出したL字状の受け部40Aが、蓋体60のスカート部62内面には下向きに突出した係合突起部62Aがそれぞれ形成されている。
【0023】
上記構成において、ジューサ20を組み立てる際には、先ず駆動部本体30上にバスケットケース40を載置し、そのバスケットケース40内にバスケット50を収納する。次に、バスケットケース40を蓋体60で覆う。このとき、バスケットケース40上端縁部の受け部40Aに、蓋体60のスカート部62に設けられた係合突起部62Aが係合するため、蓋体60に対してバスケットケース40の位置決めを行うことができる。すなわち、本実施の形態では、受け部40Aと係合突起部62Aは位置決め機構を構成している。
【0024】
バスケットケース40を蓋体60で覆ったとき、上述したようにスカート部62の下端部内面63Bがリブ74の外側先端面74Aに当接する。スカート部62は肉厚が比較的薄いので変形しやすいが、本実施の形態では、リブ74は駆動部本体30の上面周縁部に放射状に5箇所に設けられており、スカート部62の下端部内面63Bがリブ74の外側先端面74Aに当接することにより、スカート部62の変形を防止することができる。すなわち、各リブ74は変形防止部材を構成している。
【0025】
また、上記のようにバスケットケース40を蓋体60で覆う際には、蓋体60を正規の位置から僅かに回動(図4においては右回転の方向に回動)させてから、スカート部62を駆動部本体30の上面に載置するようにして、スカート部62下部内面の突条部65と駆動部本体20上面の突条部受け部材70との衝突を防ぐ。
【0026】
スカート部62を駆動部本体30の上面に載置したら、突条部65が突条部受け部材70に接近する方向に蓋体60を回動させる。そして、突条部65を突条部受け部材70の横溝71内に挿入して、突条部65の凸部67を突条部受け部材70の凹部72に係合させる。この場合、突条部受け部材70上面にはスリット73が形成され、さらに突条部受け部材70全体が樹脂など弾性を有する材料で構成されているので、突条部65が横溝71内に挿入されると、突条部受け部材70は凹部72付近が凸部67に押されて僅かに上方に押し上げられ、凸部67は凹部72に容易に係合する。凹部72に係合すると、凹部72により凸部67は係止され、蓋体60は駆動部本体30上に固定される。これによって、駆動部本体30に対して蓋体60が位置決めされる。
【0027】
バスケットケース40の受け部40Aとスカート部62の係合突起部62Aとによって、蓋体60に対してバスケットケース40は既に位置決めされており、上記のように駆動部本体30に対して蓋体60が位置決めされると、駆動部本体30に対してバスケットケース40も位置決めされる。
【0028】
本実施の形態によれば、バスケットケース40を駆動部本体30に載置するとともに、バスケットケース40内にバスケット50を収納し、さらにバスケットケース40を蓋体60で覆うとともに、その蓋体60を駆動部本体30上に載置するだけで、バスケットケース40、バスケット50及び蓋体60の駆動部本体30に対する位置決めを容易に行うことができる。
【0029】
また、本実施の形態によれば、蓋体60を駆動部本体30上に載置したときに、スカート部62の下端縁部と駆動部本体30の上面との間に間隙Sが形成されており、回転駆動部35やカップリングに設けられた羽根による冷却風が間隙Sから外部に排気されるため、電動機33の冷却効果が向上する。
【0030】
なお、本実施の形態は、突条部65と突条部受け部材70をそれぞれ2個ずつ設けた例であったが、突条部65と突条部受け部材70をそれぞれ3個ずつ以上設けることもできる。
[第2実施形態]
図10は第2実施形態のジューサ120を示したものである。このジューサ120は、駆動部本体130と、この駆動部本体130上に着脱自在に載置されるバスケットケース140と、バスケットケース140内に収納され材料をジュース分とカス分とに分離するバスケット50と、このバスケット50の上方及び周囲を覆うとともに駆動部本体130上に載置される蓋体160とを備えている。
【0031】
駆動部本体130の上面130Aには、図11および図12に示すように駆動部本体30と同様に一対の突条部受け部材70が設けられており、この突条部受け部材70の外側面に設けた横溝71は周方向に沿って延びている。この横溝71の一端は開口71aとなっており、その他端は閉塞部71bで閉塞されている。また、横溝71の側壁部71Aの開口71a側には凹部71cが形成されている。
【0032】
突条部受け部材70の上面には、図13に示すように所定の高さを有する突出部(防止部)75が設けられており、この突出部75の一側面75Aは横溝71の開口71aとがほぼ面一となっている。突出部75の高さは閉塞部71b側にいくにしたがって低くなっている。
【0033】
また、駆動部本体130内には、図14に示すように載置台32と反対側となる位置に安全スイッチ131が設けられている。この安全スイッチ131の上方の上面130Aにはガイド孔132が形成されており、このガイド孔132にはロッド133が上下動可能に貫装されている。ロッド133の上部に形成した頭部133aと上面130Aとの間にスプリング134が設けられており、このスプリング134によってロッド133は上方に付勢され、図14に示す位置に位置するようになっている。135,136はガイド孔132の周囲に形成されたリブであり、所定の高さを有している。
【0034】
ロッド133が図14に示す位置に位置しているとき、安全スイッチ131はオフし、ロッド133が下方に所定距離まで移動すると安全スイッチ131はオンするようになっている。
【0035】
バスケットケース140は、図15に示すように第1実施形態と同様にジュース受け部41とカス収納部42とを有しており、ジュース受け部41の底部の右側には下方に突出したリブ141が形成されている。このリブ141には、図16に示すように、右側(図16において)に行くにしたがって高さが低くなるガイド面141Aが形成されている。
【0036】
蓋体160は、第1実施形態と同様にスカート部62を有している。このスカート部62の内周壁面の下部に設けた突条部65の一端には、図17に示すように内側に突出した突起65aが形成されている。この突起65aは、駆動部本体130の突条部受け部材70の横溝71の凹部71cに係合するようになっている。
【0037】
そして、駆動部本体130上に載置したバスケットケース140の上から蓋体160を載置して、その蓋体160の突条部65が駆動部本体130の突条部受け部材70の横溝71に挿入されると、図16および図18に示すように、バスケットケース140のリブ141の下面141Bがロッド133の頭部133aに当接してそのロッド133を所定距離下方へ押し下げて、安全スイッチ131をオンするようになっている。
【0038】
また、図19に示すように、蓋体160の突条部65が突条部受け部材70の横溝71に挿入される直前では、図20に示すように、バスケットケース140のリブ141のガイド面141Aにロッド133の頭部133aが当接し始める状態となる。
【0039】
この状態から、蓋体160を矢印方向へ回動すると、蓋体160の突条部65が突条部受け部材70の横溝71の開口71aから横溝71内に挿入される。バスケットケース140は蓋体160とともに回動して、バスケットケース140のリブ141のガイド面141Aによりその回動とともに下方へ押し下げられていく。そして、蓋体160の突条部65が横溝71の閉塞部71bに当接すると、図16に示すように、バスケットケース140のリブ141の下面141Bがロッド133の頭部133aに当接して、ロッド133が所定距離下方へ押し下げられ、安全スイッチ131がオンする。
【0040】
また、蓋体160の突条部65が横溝71の閉塞部71bに当接すると、図21に示すように、その突条部65の突起65aが駆動本体130の突条部受け部材70の横溝71の凹部71cに係合し、この係合の際にクリック感が得られるようになっている。
【0041】
ところで、駆動部本体130上に載置したバスケットケース140の上から蓋体160を載置して、その蓋体160の突条部65を駆動部本体130の突条部受け部材70の横溝71に挿入させる際に、図22に示すように、蓋体160を少し傾けてしまった場合、この場合その傾きが小さいことにより、ユーザはその傾きに気が付かなくても、一方の突条部65が突条部受け部材70の突出部75の前面75Aに当たることにより蓋体160を回動させることができない。
【0042】
このため、一方の突条部65を突条部受け部材70の上に乗り上げさせた状態で、蓋体160を駆動部本体130に誤セットしてしまうことを防止することができる。
【0043】
また、一方の突条部65を突条部受け部材70の突出部75の上に乗り上げさてしまうと、図23に示すように蓋体160は大きく傾く。この傾きによりユーザは蓋体160が正しくセットされないことに気が付くことになる。この状態で蓋体160を駆動部本体130に無理にセットしても、図23に示すように、蓋体160の係合突起部62Aがバスケットケース140の受け部40Aに係合していることにより、蓋体160とともにバスケットケース140も傾いている。このため、バスケットケース140のリブ141によってロッド133は所定距離下方へ押し下げられず、安全スイッチ131はオフしたままであり、電動機33を駆動することができない。
【0044】
このため、バスケットケース140を傾けた状態で電動機33を駆動してしまうことによるカップリング52等の磨耗を防止することができる。また、蓋体160の誤セットに起因する故障等の防止を図ることができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、蓋体に対してバスケットケースを位置決めする位置決め機構を蓋体に設けたので、駆動部本体に載置されたバスケットケースに位置決め機構を介して蓋体を組み付け、その蓋体を駆動部本体に位置決めして固定するだけで、バスケットケースの駆動部本体に対する位置決めを容易に行うことができる。その結果、手間を掛けずにジューサを組み立てることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジューサの分解斜視図である。
【図2】図1のジューサの内部構造を示した縦断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】駆動部本体の上面図である。
【図5】蓋体のスカート部内面を斜め下方から見たときの図である。
【図6】駆動部本体の上面を斜め上方から見たときの図である。
【図7】スカート部内面の突条部を示した図である。
【図8】駆動部本体上面の突条部受け部材の断面図である。
【図9】リブ付近の拡大図である。
【図10】第2実施形態のジューサの内部構造を示した縦断面図である。
【図11】第2実施形態の駆動部本体を示した平面図である。
【図12】図10の駆動部本体に設けた突条部受け部材の横溝の形状を示すための説明図である。
【図13】第2実施形態の駆動部本体と蓋体とを示した側面図である。
【図14】安全スイッチとロッドとを示す駆動部本体の縦断面図である。
【図15】第2実施形態のバスケットケースを示した側面図である。
【図16】安全スイッチと蓋体とバスケットケース等との位置関係を示した説明図である。
【図17】第2実施形態の蓋体を示した横断面図である。
【図18】バスケットケースによって安全スイッチがオンする状態を示した説明図である。
【図19】駆動部本体に蓋体を載置した状態を示す説明図である。
【図20】駆動部本体に蓋体を載置して蓋体がセットされる前の状態を示した説明図である。
【図21】駆動部本体に蓋体がセットされた状態を示した説明図である。
【図22】駆動部本体に蓋体が傾いて載置された状態を示した説明図である。
【図23】蓋体が誤セットされた状態を示した説明図である。
【図24】従来技術によるジューサの分解斜視図である。
【図25】従来技術によるジューサの組立斜視図である。
【符号の説明】
20 ジューサ
30 駆動部本体
40 バスケットケース
40A 受け部
50 バスケット
60 蓋体
62 スカート部
62A 係合突起部
65 突条部
70 突条部受け部材
74 リブ

Claims (5)

  1. 電動機を内蔵し該電動機の回転軸に結合された回転駆動部を有する駆動部本体と、前記回転駆動部に連結されるバスケットを有し前記駆動部本体に載置されるバスケットケースと、前記バスケットケースを覆うとともに前記駆動部本体に載置される蓋体と、安全スイッチと、上下動可能に設けられるとともに上方に移動させられたロッドとを備え、前記安全スイッチは前記ロッドが押し下げられたときオンするようになっているジューサにおいて、
    前記蓋体に対して前記バスケットケースを位置決めする位置決め機構を該蓋体に設け、
    前記バスケットの下面にリブを設け、
    前記駆動部本体に載置されたバスケットケースに前記位置決め機構を介して前記蓋体を組み付けるとともに、その蓋体を前記駆動部本体に位置決めして固定することにより、前記バスケットケースの前記駆動部本体に対する位置決めがなされ、
    このバスケットケースの位置決めがなされた際に、前記バスケットケースのリブが前記ロッドを下方に押し下げて前記安全スイッチをオンさせることを特徴とするジューサ。
  2. 請求項1に記載のジューサにおいて、
    前記蓋体は、前記バスケットケースの周囲を覆うとともに前記駆動部本体の上部近傍まで延びたスカート部を有し、かつ前記スカート部の変形を防止する変形防止部材を設けたことを特徴とするジューサ。
  3. 請求項2に記載のジューサにおいて、
    前記変形防止部材によって、前記スカート部と前記駆動部本体との間に間隙を形成したことを特徴とするジューサ。
  4. 前記位置決め機構は、駆動部本体の上部に設けた所定の高さを有する受部材と、前記蓋体の内側面の下部に設けた突起とを有し、
    前記受部材の外側面に周方向に沿って延びる係合溝が形成され、この係合溝の一端が開口され他端が閉塞され、
    前記駆動部本体に載置されたバスケットケースを覆ってその駆動部本体に載置された蓋体を所定方向に回動させて、この蓋体の突起を前記係合溝の一端の開口からこの係合溝内に入れてこの係合溝の他端の閉塞部に当接させることにより、前記バスケットケースの駆動部本体に対する位置決めがなされ、
    前記蓋体を所定方向に回動させる際に、前記突起が受部材の上に乗り上げてしまうのを防止する防止部を前記受部材の上に設けたことを特徴とする請求項1に記載のジューサ。
  5. 前記駆動部本体の上部に上下動可能に設けられた接触子と、
    この接触子が下方に所定距離移動されているときオンして前記電動機を駆動可能状態にする安全スイッチと、
    前記バスケットケースに設けられ、前記駆動部本体に載置された蓋体の突起が前記係合溝の他端の閉塞部に当接しているとき、前記接触子に接触してこの接触子を下方に所定距離移動させる接触部とを備え、
    前記突起が前記防止部の上に乗り上げて蓋体が駆動部本体に載置されたとき、前記接触部は接触子を下方に所定距離移動させないようになっていることを特徴とする請求項4に記載のジューサ。
JP2002116418A 2002-03-11 2002-04-18 ジューサ Expired - Fee Related JP3953874B2 (ja)

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