JPH0626697A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH0626697A JPH0626697A JP4181350A JP18135092A JPH0626697A JP H0626697 A JPH0626697 A JP H0626697A JP 4181350 A JP4181350 A JP 4181350A JP 18135092 A JP18135092 A JP 18135092A JP H0626697 A JPH0626697 A JP H0626697A
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Abstract
ファンの破損事故を確実に防止できるようにした空気調
和機を提供する。 【構成】 室内機と室外機を分離して設置する空気調和
機において、外気温度を検出する室外機に設けられた温
度検出器14と、この温度検出器14の検出温度が設定
温度以下であって、かつ、室外機が停止状態にあるとき
に一定の時間間隔で室外機ファンモータ13を回転させ
る室外ファンモータ制御手段12とを設けている。
Description
に、運転停止中に降った雪が室外機に積もって起こる室
外ファンの故障事故を予防できるようにした空気調和機
に関する。
間に雪が降り積もったり、雪が吹き込んで吹き溜まりが
できたり氷柱が室外機まで垂れ下がることがある。この
ような状態を放置したまま、翌朝、空気調和機を起動さ
せると、室外ファンが破損してしまうという事故がしば
しばおこる。
季に暖房用として空気調和機を使用する場合、上記のよ
うな事故を防止するために、図5に示すような応急的な
対策を講じている。ここで、図5(a)は、室外機1の
上面のファン吹き出し口をすっぽりと遮蔽するようにフ
ァンガード2を装着する例であり、図5(b)は、蛇腹
状の防雪ダクト3を室外機1のファン吹き出し口に装着
する例である。このような防雪ダクトなどを装着すると
いった対応とは別に、最近では、空気調和機自体に雪害
防止機能を備えたものが開発されている。この種の従来
技術としては、例えば特開昭64−54162号公報に
記載されているように、通常の暖房運転モードと、室外
ファンだけを運転する積雪運転防止モードとを切り換え
るための積雪防止スイッチを設けたものや、特開昭57
−169527号公報に記載されているように、冬季の
暖房運転期間中における暖房運転停止時に、間欠運転用
スイッチで室外ファン運転制御するものが知られてい
る。
従来技術では、雪が実際に降っていたり、降雪がありそ
うなときに前もってスイッチを手動により切り換えてお
かなければならない。このため、スイッチの切り換えを
怠っていたようなときに積雪があって翌朝室外ファンを
破損してしまう事故がしばしば起こる問題があった。ま
た、室外機の配線を積雪対策仕様に改造しなければなら
ない欠点があった。そこで、本発明の目的は、上記従来
技術の有する問題点を解消し、積雪の翌朝に空気調和機
を起動したときの室外ファンの破損事故を確実に防止で
きるようにした空気調和機を提供することにある。
に、本発明は、室外機に室内機と室外機を分離して設置
する空気調和機において、外気温度を検出する室外機に
設けられた温度検出器と、温度検出器による検出温度が
設定温度以下であって、かつ、室外機が停止状態にある
ときに一定の時間間隔で室外機ファンモータを回転させ
る室外ファンモータ制御手段と設けて構成したものであ
る。また、本発明は、上記目的を達成するために、室外
機に室内機と室外機を分離して設置する備えた空気調和
機において、降雪を検出する降雪検出器と、降雪検出器
の出力に基づき積雪信号を出力する積雪信号発生手段
と、室外機の運転制御を積雪防止制御に切り換えるスイ
ッチと、前記積雪信号とスイッチのオン信号および室外
機の運転停止信号を受信したときに室外ファンモータを
回転させる室外ファンモータ制御手段を設けて構成した
ものである。
により外気温度が検出され、この外気温度と、降雪があ
りそうな温度として決定された設定温度とが比較され、
外気温度が設定温度よりも低い場合に、室外ファンモー
タが起動される。これにより室外ファンは一定の時間間
隔で自動運転されることになるので、休止中の室外機の
上にたとえ雪が降るようなことがあっても、雪は積もら
ずファンの破損が未然に防止される。また、請求項2に
記載の本発明によれば、空気調和機が停止状態にあると
きに降雪が検出されると、自動的に室外ファンが運転さ
れるので、室外機には雪が積もらず積雪による室外機フ
ァンの破損の被害を未然に防ぐことができる。また、ス
イッチを切り換えることによって、降雪防止運転制御と
通常の運転制御の間で制御モードを切り換えることがで
きる。
を参照して説明する。図1は、空気調和機の室外機10
の制御部の構成を表したブロック図である。
U)12および周辺回路からなる室外機制御部であり、
室内機からの制御受信して、圧縮機の制御など室外機全
般にわたる制御を行なうほか、室外ファンモータ13の
起動、停止、回転数制御を実行する。また、室外機10
には、外気の温度を検出する温度センサ14が設けら
れ、この温度センサ14の出力は、制御部11に導入さ
れる。制御部11は、図2のフローチャートに従って動
作し、温度センサ14によって検出した外気温度Ta
と、予め設定されている設定温度T0を比較し、温度セ
ンサ14の検出温度Taが設定温度T0以下であって、
かつ、室外機が停止状態にあるときに一定の時間間隔で
室外機ファンモータを回転させる機能を有している。こ
こで、設定温度T0は、降雪がありそうな外気温度とし
て決められる温度で、この実施例では、例えば0℃に設
定されている。
ら、制御部11の動作について説明する。通常の暖房運
転の場合は、室内機からの運転信号に基づき、通常の運
転制御を実行する(ステップS1)。この間、室外機の
停止指令信号を受信し、あるいは、サーモOFFの状態
が所定時間続いた場合(ステップS2のNO)には、以
下のような積雪防止制御モードに移行する。まず、ステ
ップS3は、室外ファンモータ13を回す時間間隔を設
定するための処理で、ファンの停止時間t1が設定時間
t0を経過すると、ステップS4に進み、外気温度Ta
と、設定温度T0(0℃)とを比較する。この比較の結
果、外気温度Taが設定温度T0よりも低い場合、室外
ファンモータ13に制御信号を出力し一定時間運転する
(ステップS5)。その後、室外ファンの運転時間t1
を0にリセットする(ステップS6)。従って、外気温
度Taが0℃以下になると、室外ファンはステップS3
でカウントされる時間t0の時間間隔で運転されること
になる。
ようなときは、外気の温度は0℃以下に下がるのが通常
なので、深夜など空気調和機の運転を停止しているとき
でも室外ファンの間欠的な運転制御が実行される。従っ
て、積雪防止対策が自動的に行なわれ、翌朝に室外ファ
ンを起動したときに、ファンが破損すような事故を防止
することが可能となる。なお、戸外の温度を検出する温
度センサ14としては、専用のセンサを利用するほか、
室外熱交換器の温度を検出するセンサを利用することも
可能である。室外熱交換器の温度センサは、空気調和機
の運転停止中、休止している室外熱交換器の温度の替わ
りに外気温度を検出することができるので、このように
することにより、降雪センサ検出回路の接続などが不要
となる利点がある。次に、本発明の他の実施例につい
て、図3および図4を参照して説明する。図3は、第2
実施例における室外機の制御部の構成を表したブロック
図である。符号20は、マイクロコンピュータ(CP
U)21および周辺回路からなる室外機の制御部であ
り、室内機からの制御信号を受信して、通常の運転制御
モードにおいて、室外ファンモータ13の起動、停止、
回転数制御を実行するほか、圧縮機等、室外機の電気機
器全般にわたる動作の制御を行なう。
する手段として降雪センサ23が使用され、この降雪セ
ンサ23の出力信号は、積雪信号発生部24によって積
雪を検出する信号に変換されてCPU21に入力され
る。この実施例では、降雪センサ23は、降雪のない状
態では、Lレベルの信号を出力し、降雪があるとHレベ
ルの信号を出力するセンサである。積雪信号発生部24
は、入力パルス信号のHレベルからLレベルへの立ち下
がりを検出し、このLレベルが所定時間、例えば50ms
ec継続したときに、Lレベルの積雪信号を出力する。
ードを後述する積雪防止制御に切り換えるスイッチ25
ととともに、CPU21のPC板26とは別のオプショ
ンとして接続されるPC板27に組み込まれるようにな
っている。積雪信号発生部24の出力は、CPU21の
オン入力ポートP30に与えられ、スイッチ25の出力
は、CPU21のオフ入力ポートP31に与えられるよ
うになっている。CPUは21は、積雪信号発生部24
とスイッチ25のオン信号および室内機からの運転停止
信号を受信したときに室外ファンモータ13を回転させ
る制御信号を室外ファンモータ13の図示しない駆動回
路に出力する機能を有している。以下、図4のフローチ
ャートを参照しながら、CPU21の動作について説明
する。まず、空気調和機の暖房運転が継続しているとき
には、室内機の制御部28からは、室外機全般の制御信
号がCPU21に与えられる。また、降雪センサ23の
出力信号は、積雪信号発生部24に取り込まれる。一
方、スイッチ25がオンにセットされているときには、
CPU21のオフ入力ポートP31がHレベルになって
いる。
から上記各信号が入力されると、まず、室内機の制御部
28から与えられた信号に基づいて、空調機全体のシス
テムが運転中であるか否かを判別する(ステップS1
1)。運転中は、室外ファンモータ13は回転してお
り、降雪対策を施す必要はないので、処理は最初に戻っ
て通常の運転制御を継続することになる。
中で室内機制御部からの信号がない場合には、ステップ
S12に進む。このステップS12では、オフ入力ポー
トP31がHレベルで、かつオン入力ポートP30がL
レベルであるか否かを判別する。スイッチ25がオンに
セットされ、降雪があるときには、オフ入力ポートP
31がHレベルかつオン入力ポートP30がLレベルに
なっているので、続くステップS13で、出力ポートP
23をHレベルにして、図示しない室外ファン駆動回路
に運転指令信号を出力する。ここでは、室外ファンモー
タ13の回転数については、いくつかある段階のうち、
高い回転数(Hタップ)で運転する信号を出力する。こ
うして空気調和機の運転が停止中に降雪があっても、室
外ファンが自動的に運転されるので、積雪による被害を
未然に防ぐことができる。
雪のないときには、オン入力ポートP30はHレベルで
あるので(ステップS12のNO)、降雪時の積雪防止
制御には移行しないようになっている。また、スイッチ
25がオフに切り換わっているときには、オフ入力ポー
トP31はLレベルになっているので、積雪防止制御は
行なわれず、制御モードは、通常の制御のままになって
いる。このようにスイッチ25によって二つのモードの
制御を切換えることができる。
1に記載の本発明によれば、外気の気温が下がり、室外
機に雪が降り積もりそうなときには、深夜など空気調和
機の運転を停止しているときでも室外ファンの運転制御
が実行されるので、積雪防止対策が自動的に行なわれ、
翌朝に室外ファンを起動したときにファンが破損するよ
うな事故を防止することができる。また、請求項2に記
載の本発明によれば、空気調和機が停止状態にあるとき
に、実際に降雪が検出されると、自動的に室外ファンが
運転されるので、室外機に雪が積もることがなくなり、
積雪による室外機ファンの破損の被害を未然に防ぐこと
ができる。
施例について室外機の制御部の構成を表したブロック図
施例について室外機の制御部の構成を表したブロック
図。
策の例を概略的に表した斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】室内機と室外機を分離して設置する空気調
和機において、室外機に設けられ外気温度を検出する温
度検出器と、前記温度検出器による検出温度が設定温度
以下であって、かつ、室外機が停止状態にあるときに一
定の時間間隔で室外機ファンモータを回転させる室外フ
ァンモータ制御手段とを具備したことを特徴とする空気
調和機。 - 【請求項2】室内機と室外機を分離して設置する空気調
和機において、降雪を検出する降雪検出器と、前記降雪
検出器の出力に基づき積雪信号を出力する積雪信号発生
手段と、室外機の運転制御を積雪防止制御に切り換える
スイッチと、前記積雪信号とスイッチのオン信号および
室外機の運転停止信号を受信したときに室外ファンモー
タを回転させる室外ファンモータ制御手段とを具備する
ことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18135092A JP3300416B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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