JPH06266627A - 共有メモリサブシステムの異常検出方法 - Google Patents

共有メモリサブシステムの異常検出方法

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JPH06266627A
JPH06266627A JP5055337A JP5533793A JPH06266627A JP H06266627 A JPH06266627 A JP H06266627A JP 5055337 A JP5055337 A JP 5055337A JP 5533793 A JP5533793 A JP 5533793A JP H06266627 A JPH06266627 A JP H06266627A
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JP
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destruction
shared memory
flag
power supply
power
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JP5055337A
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Toshihiko Shimizu
利彦 清水
Hiroaki Iwayama
洋明 岩山
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの書き込み、読み出し経路以外の通知
経路を必要とせず、また共有メモリ装置内のただ1個の
フラグのみにより共有メモリ装置電源の異常及び共有メ
モリの破壊/非破壊を判定でき、かつフラグの記録消去
を行える共有メモリサブシステムの異常検出方法を提供
する。 【構成】 ホスト計算機21〜2nが、メモリ内容破壊
フラグ73をアクセスすることにより共有メモリ装置4
1のメモリ内容の破壊/非破壊を認識する。これによ
り、データの書き込み、読み出し経路以外の通知経路を
必要とせず、また共有メモリ装置内のただ1個のフラグ
のみにより共有メモリ装置電源の異常及び共有メモリの
破壊/非破壊を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の計算機からイ
ンタフェース装置を介してアクセスされる共有メモリ装
置と、停電時に共有メモリ装置への供給電源をバッテリ
バックアップする機能を持つ電源装置と、共有メモリ装
置への供給電源の停電検出機能を持つ監視制御装置とで
構成される共有メモリサブシステムの異常検出方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば特開昭57−15809
8号公報に開示されている共有メモリ装置の異常処理方
法が適用される電子計算機システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0003】電子計算機システムは、図3に示すよう
に、複数のホスト計算機CPU系(CPU0〜n)を有
しており、これらのホスト計算機CPU0〜CPUn系
には、共有してアクセスし得る共有記憶システムCM
0、CM1が接続されている。そして、CPU0〜CP
Un系は、システム監視装置1と、CPU2と、入力処
理装置3と、主記憶装置4と、これらを接続するメイン
バス5と、共有記憶システムCM0、CM1それぞれに
接続されている2個の共有記憶制御装置6とから構成さ
れている。また、共有記憶システムCM0、CM1は、
システム監視装置1と、共有メモリ8と、これらを接続
するメインバス5と、ホスト計算機CPU0〜CPUn
系それぞれに接続されているn個の共有記憶制御機構7
とから構成されている。
【0004】更に、共有記憶制御機構7は、図4に詳示
するように、バッテリ状態フラグ14、停電履歴フラグ
15を備えており、バッテリ状態フラグ14は、バッテ
リ状態信号線12によりシステム監視装置1及び共有記
憶制御装置6に接続されており、停電履歴フラグ15
は、停電履歴信号線13によりシステム監視装置1及び
共有記憶制御装置6に接続されている。また、18は、
共有記憶制御機構7と共有記憶制御装置6とを接続する
信号線であり、19は、共有記憶制御機構7とメインバ
ス5とを接続する信号線である。
【0005】次に動作について説明する。
【0006】ホスト計算機CM0系において停電があっ
て、今電源が復帰したとする。この時、システム監視装
置1は、共有記憶制御機構7と接続する信号線12、1
3を介して共有記憶制御機構7内のバッテリ状態フラグ
14にホスト計算機CPU0系のバックアップ用バッテ
リの状態を記録し、かつ停電履歴フラグ15に停電があ
ったことを記録する。そして、共有記憶制御機構7は、
バッテリ状態フラグ14、停電履歴フラグ15の状態を
ホスト計算機CPU0系へ直ぐには報告しない。それか
ら、共有記憶制御機構7は、信号線18を通してホスト
計算機CPU0系よりCM0系に対するアクセスがあっ
た場合、始めてバッテリ状態フラグ14及び停電履歴フ
ラグ15の内容をホスト計算機CPU0系に送る。
【0007】更に、ホスト計算機CPU0系は、共有記
憶制御機構7より送られてきたバッテリ状態フラグ14
及び停電履歴フラグ15の内容を調べ、共有記憶システ
ムCM0系の共有メモリ8の内容の破壊/非破壊を判定
し、適切な処置を実行する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の共有メモリ装置
の異常処理方法は、以上のように、データの書き込み、
読み出し経路とは別にバッテリ状態フラグ14及び停電
履歴フラグ15の状態の通知経路12、13を設けなけ
ればならないと共に共有メモリ装置CM0、CM1内に
上記フラグの状態通知機構(共有記憶制御機構7)が必
要であり、CPU系での異常認識までに時間がかかると
いう問題点があった。また、バッテリ状態フラグ及び停
電履歴フラグの記録消去機構がないので、複数のホスト
計算機が共有メモリ装置にアクセスしている状態で、あ
る一つのホスト計算機が停止し、再び動作を開始した場
合には、そのホスト計算機が共有メモリシステムCM
0、CM1の内容が破壊されているという判断を行うと
いう問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、データの書き込み、読み出し経
路以外の通知経路を必要とせず、また共有メモリ装置内
のただ1個のフラグのみにより共有メモリ装置電源の異
常及び共有メモリの破壊/非破壊を判定でき、かつフラ
グの記録消去を行える共有メモリサブシステムの異常検
出方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその作用】この発明に
係る共有メモリサブシステムの異常検出方法は、複数の
計算機からインタフェース装置を介してアクセスされる
共有メモリ装置と、停電時に共有メモリ装置への供給電
源をバッテリバックアップする機能を持つ電源装置と、
共有メモリ装置への供給電源の停電検出機能を持つ監視
制御装置とで構成される共有メモリサブシステムであっ
て、監視制御装置は共有メモリ内容の破壊/非破壊を示
すメモリ内容破壊フラグを有する共有メモリサブシステ
ムにおいて、それぞれの計算機が、メモリ内容破壊フラ
グをアクセスすることにより共有メモリ装置のメモリ内
容の破壊/非破壊を認識することを特徴とするものであ
る。
【0011】また、この発明に係る共有メモリサブシス
テムの異常検出方法は、複数の計算機からインタフェー
ス装置を介してアクセスされる共有メモリ装置と、停電
時に共有メモリ装置への供給電源をバッテリバックアッ
プする機能を持つ電源装置と、共有メモリ装置への供給
電源の停電検出機能を持つ監視制御装置とで構成される
共有メモリサブシステムであって、前記監視制御装置は
共有メモリ内容の破壊/非破壊を示すメモリ内容破壊フ
ラグを有し、かつ前記インタフェース装置はメモリ内容
破壊フラグの値を複写する電源瞬断フラグを有する共有
メモリサブシステムにおいて、それぞれの計算機が、電
源瞬断フラグをアクセスすることにより共有メモリ装置
のメモリ内容の破壊/非破壊を認識することを特徴とす
るものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0013】(I)請求項1記載の発明の実施例 図1は、請求項1記載の発明に係る共有メモリサブシス
テムの異常検出方法が適用される電子計算機システムの
構成を示すブロック図である。
【0014】電子計算機システムは、図1に示すよう
に、複数のホスト計算機21〜2nを有しており、これ
らのホスト計算機21〜2nには、共有してアクセスし
得る共有メモリサブシステム30が接続されている。そ
して、共有メモリサブシステム30は、各ホスト計算機
21〜2nを接続するインタフェース装置31〜3nを
有しており、インタフェース装置31〜3nは共通バス
40に接続されている。更に、共通バス40には、共有
メモリ装置41と監視制御装置71とが接続されてい
る。そして、共有メモリ装置41は、メモリ制御回路4
2とメモリ素子及びメモリ維持回路43とから構成され
ており、監視制御装置71は、後述する電源の瞬断を検
出する電源瞬断検出回路72を有しており、共有メモリ
内容の破壊/非破壊を示すメモリ内容破壊フラグ73を
持っている。
【0015】また、共有メモリサブシステム30は、電
源装置51、61を有しており、電源装置51は、イン
タフェース装置31〜3n、共有メモリ装置41内のメ
モリ制御回路42、及び電源瞬断検出回路72とメモリ
内容破壊フラグ73とを除く監視制御装置71が動作す
るための電力を供給するようになっている。そして、電
源装置61は、バッテリ63を有しており、共有メモリ
装置41内のメモリ素子及びメモリ維持回路43、及び
監視制御装置71内の電源瞬断検出回路72、メモリ内
容破壊フラグ73が動作するための電力を供給するよう
になっている。次に、本実施例の作用について説明す
る。
【0016】共有メモリサブシステム30内では電源装
置51がインタフェース装置31〜3n、共有メモリ装
置41内のメモリ制御回路42、及び監視制御装置71
へ電力を供給し、電源装置61が、共有メモリ装置41
内のメモリ素子及びメモリ維持回路43、及び監視制御
装置71内の電源瞬断検出回路72、メモリ内容破壊フ
ラグ73へ電力を供給する。そして、電源装置61はA
C100Vによりバッテリ63を充電し、AC100V
が断絶した場合にはバッテリ63より電力の供給を行
う。
【0017】一方、メモリ内容破壊フラグ73は、電源
装置61の給電出力の立上がり時に電源瞬断検出回路7
2によって「1」にセットされ、ホスト計算機からのク
リア要求によって「0」にクリアされる。また、メモリ
内容破壊フラグ73が「1」の時は、ホスト計算機21
〜2nから共有メモリ装置41へのアクセスは書き込み
のみが許可され、読み出しはエラーとなる。
【0018】次に、共有メモリサブシステム30が電源
投入時あるいは瞬停からの回復及びバッテリ63の状態
による動作について説明する。
【0019】(1)電源投入時 電源が投入されると、電源装置51、61から給電が開
始され、監視制御装置71内の電源瞬断検出回路72は
電源装置61の給電出力電圧が正常に立ち上がったこと
を検出すると、メモリ内容破壊フラグ73に「1」をセ
ットする。
【0020】(2)瞬停時(バッテリ放電時) 電源投入中にAC100Vが断絶した場合、バッテリ6
3が放電状態であると、AC100V断絶中は電源装置
61からの給電は行えない状態である。そして、この状
態から、AC100Vが回復すると、電源装置51、6
1から給電が開始され、監視制御装置71内の電源瞬断
検出回路72は電源装置61の給電出力電圧が正常に立
ち上がったことを検出すると、メモリ内容破壊フラグ7
3に「1」をセットする。
【0021】(3)瞬停時(バッテリ充電時) 電源投入中にAC100Vが断絶した場合、バッテリ6
3が充電状態であると、AC100V断絶中でも電源装
置61はバッテリ63を電源として正常に電力を供給す
る。そして、この状態から、AC100Vが回復する
と、電源装置61はその電源をバッテリ63からAC1
00Vへ切り換え、継続して給電を行う。また、電源装
置51からの給電も開始される。この際、電源装置61
の給電出力電圧の変化はないので、メモリ内容破壊フラ
グ73の値は変らない。
【0022】また、ホスト計算機21〜2nはその立上
がり時にインタフェース装置31〜3nを通して監視制
御装置71に対してメモリ内容破壊フラグ73の状態を
問い合わせ、ホスト計算機21〜2n及び共有メモリサ
ブシステム30は応答結果により以下のように動作す
る。
【0023】(4)メモリ内容破壊フラグ73が「1」
の場合 監視制御装置71がメモリ内容破壊フラグ73=「1」
を応答した場合、電源装置61は以前に給電出力電圧が
異常になったことを示すので、ホスト計算機21〜2n
は共有メモリ装置41の内容が破壊されていると認識す
る。そして、破壊されたこと認識するホスト計算機は、
共有メモリ装置41の内容を初期化し、初期化終了後、
その後のアクセスでエラーが発生しないようにするため
に監視制御装置71に対してメモリ内容破壊フラグ73
のクリア要求を送信する。それから、メモリ内容破壊フ
ラグ73のクリア(「0」)した後、ホスト計算機21
〜2nから共有メモリ装置41へのアクセスを正常に行
える。
【0024】(5)メモリ内容破壊フラグ73が「0」
の場合 監視制御装置71がメモリ内容破壊フラグ73=「0」
を応答した場合、共有メモリ装置41が初期化されてか
ら電源装置61からの給電出力電圧が一度も異常を示し
たことがないので、ホスト計算機21〜2nは共有メモ
リ装置41の内容が保存されていると認識する。そし
て、共有メモリ装置41の内容が破壊されていないの
で、ホスト計算機21〜2nは初期化を行わずに共有メ
モリ装置41へのアクセスを正常に行える。
【0025】(6)インタフェース装置からの応答がな
かった場合 インタフェース装置31〜3nからの応答がない場合、
電源装置61からの給電出力電圧の異常と考えられ、ホ
スト計算機21〜2nはインタフェース装置31〜3n
を含み共有メモリサブシステム30が動作不能状態であ
ると認識する。 (II)請求項2記載の発明の実施例 図2は、請求項2記載の発明の実施例に係る共有メモリ
サブシステムの異常検出方法が適用される電子計算機シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0026】この実施例の構成は、図1の構成のインタ
フェース装置31〜3n内にそれぞれ電源瞬断フラグ8
1〜8nを加えている。なお、図1と同一構成部分には
同一符号を付して説明を省略する。
【0027】次に、本実施例の作用について説明する。
【0028】共有メモリサブシステム30内では電源装
置51がインタフェース装置31〜3n、共有メモリ装
置41内のメモリ制御回路42、及び監視制御装置71
へ電力を供給し、電源装置61が、共有メモリ装置41
内のメモリ素子及びメモリ維持回路43、及び監視制御
装置71内の電源瞬断検出回路72、メモリ内容破壊フ
ラグ73へ電力を供給する。そして、電源装置61はA
C100Vによりバッテリ63を充電し、AC100V
が断絶した場合にはバッテリ63より電力の供給を行
う。
【0029】一方、メモリ内容破壊フラグ73は、電源
装置61の給電出力の立上がり時に電源瞬断検出回路7
2によって「1」にセットされ、ホスト計算機からのク
リア要求によって「0」にクリアされる。そして、電源
瞬断フラグ81〜8nは共有メモリサブシステム30の
立上がり時に監視制御装置71によってメモリ内容破壊
フラグ73の値を複写される。電源瞬断フラグ81〜8
nが「1」である場合、ホスト計算機21〜2nにより
「0」にクリアされる。電源瞬断フラグ81〜8nが
「1」の時は、ホスト計算機21〜2nから共有メモリ
装置41へのアクセスはエラーとなり、またメモリ内容
破壊フラグ73が「1」の時は、ホスト計算機21〜2
nから共有メモリ装置41へのアクセスは書き込みのみ
が許可され、読み出しはエラーとなる。
【0030】次に、共有メモリサブシステム30が電源
投入時あるいは瞬停からの回復及びバッテリ63の状態
による動作について説明する。
【0031】(1)電源投入時 電源が投入されると、電源装置51、61から給電が開
始され、監視制御装置71内の電源瞬断検出回路72は
電源装置61の給電出力電圧が正常に立ち上がったこと
を検出すると、メモリ内容破壊フラグ73に「1」をセ
ットする。そして、監視制御装置71は、インタフェー
ス装置31〜3n内の電源瞬断フラグ81〜8nにメモ
リ内容破壊フラグ73の値を複写する。
【0032】(2)瞬停時(バッテリ放電時) 電源投入中にAC100Vが断絶した場合、バッテリ6
3が放電状態であると、AC100V断絶中は電源装置
61からの給電は行えない状態である。そして、この状
態から、AC100Vが回復すると、電源装置51、6
1から給電が開始され、監視制御装置71内の電源瞬断
検出回路72は電源装置61の給電出力電圧が正常に立
ち上がったことを検出すると、メモリ内容破壊フラグ7
3に「1」をセットする。そして、監視制御装置71
は、インタフェース装置31〜3n内の電源瞬断フラグ
81〜8nにメモリ内容破壊フラグ73の値を複写す
る。
【0033】(3)瞬停時(バッテリ充電時) 電源投入中にAC100Vが断絶した場合、バッテリ6
3が充電状態であると、AC100V断絶中でも電源装
置61はバッテリ63を電源として正常に電力を供給す
る。そして、この状態から、AC100Vが回復する
と、電源装置61はその電源をバッテリ63からAC1
00Vへ切り換え、継続して給電を行う。また、電源装
置51からの給電も開始される。この際、電源装置61
の給電出力電圧の変化はないので、メモリ内容破壊フラ
グ73の値は変らない。監視制御装置71は、インタフ
ェース装置31〜3n内の電源瞬断フラグ81〜8nに
メモリ内容破壊フラグ73の値を複写する。
【0034】また、ホスト計算機21〜2nはその立上
がり時にインタフェース装置31〜3nを通して監視制
御装置71に対してメモリ内容破壊フラグ73の状態を
問い合わせ、ホスト計算機21〜2n及び共有メモリサ
ブシステム30は応答結果により以下のように動作す
る。
【0035】(4)電源瞬断フラグが「1」の場合 インタフェース装置31〜3nが電源瞬断フラグが
「1」であると応答した場合、メモリ内容破壊フラグ7
3も「1」であり、電源装置61は以前に給電出力電圧
が異常になったことを示すので、ホスト計算機21〜2
nは共有メモリ装置41の内容が破壊されていると認識
する。そして、破壊されたこと認識するホスト計算機2
1〜2nは、共有メモリ装置41へのアクセスでエラー
とならないために電源瞬断フラグ81〜8nを「0」ク
リアし、共有メモリ装置41の内容を初期化する。初期
化終了後、その後のアクセスでエラーが発生しないよう
にするためにホスト計算機21〜2nは、監視制御装置
71に対してメモリ内容破壊フラグ73のクリア要求を
送信する。それから、メモリ内容破壊フラグ73をクリ
ア(「0」)した後、ホスト計算機21〜2nから共有
メモリ装置41へのアクセスを正常に行える。
【0036】(5)電源瞬断フラグが「0」の場合 インタフェース装置31〜3nが電源瞬断フラグが
「0」であると応答した場合、メモリ内容破壊フラグ7
3も「0」であり、共有メモリ装置41が初期化されて
から電源装置61からの給電出力電圧が一度も異常を示
したことがないので、ホスト計算機21〜2nは共有メ
モリ装置41の内容が保存されていると認識する。そし
て、共有メモリ装置41の内容が破壊されていないの
で、ホスト計算機21〜2nは初期化を行わずに共有メ
モリ装置41へのアクセスを正常に行える。
【0037】(6)インタフェース装置からの応答がな
かった場合 インタフェース装置31〜3nからの応答がない場合、
電源装置61からの給電出力電圧の異常と考えられ、ホ
スト計算機21〜2nはインタフェース装置31〜3n
を含み共有メモリサブシステム30が動作不能状態であ
ると認識する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、監視制御装置に共有メモリ内容の破壊/非
破壊を示すメモリ内容破壊フラグを持たせ、それぞれの
計算機が、メモリ内容破壊フラグをアクセスすることに
より共有メモリ装置のメモリ内容の破壊/非破壊を認識
するように構成したので、データの書き込み、読み出し
経路以外の通知経路を必要とせず、また共有メモリ装置
内のただ1個のフラグのみにより共有メモリ装置電源の
異常及び共有メモリの破壊/非破壊を判定でき、かつフ
ラグの記録消去を行うことができる。更に、データの読
み出し動作であるので異常検出までの時間を短縮するこ
とができる。
【0039】また、請求項2記載の発明によれば、監視
制御装置に共有メモリ内容の破壊/非破壊を示すメモリ
内容破壊フラグを持たせ、かつインタフェース装置にメ
モリ内容破壊フラグの値を複写する電源瞬断フラグを持
たせ、それぞれの計算機が、電源瞬断フラグをアクセス
することにより共有メモリ装置のメモリ内容の破壊/非
破壊を認識するように構成したので、ホスト計算機から
の共有メモリ装置のメモリ内容の破壊/非破壊の問い合
わせは共通バスを介さずにインタフェース装置の電源瞬
断フラグをアクセスすることにより行うことができ、異
常検出までの時間を一層短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係る共有メモリサブシス
テムの異常検出方法が適用される電子計算機システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】請求項2記載の発明に係る共有メモリサブシス
テムの異常検出方法が適用される電子計算機システムの
構成を示すブロック図である。
【図3】従来の共有メモリサブシステムの異常検出方法
が適用される電子計算機システムの構成を示すブロック
図である。
【図4】図3の要部を示す図である。
【符号の説明】
21〜2n ホスト計算機 30 共有メモリサブシステム 31〜3n インタフェース装置 40 共通バス 41 共有メモリ装置 51、61 電源装置 63 バッテリ 71 監視制御装置 72 電源瞬断検出回路 73 メモリ内容破壊フラグ 81〜8n 電源瞬断フラグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機からインタフェース装置を
    介してアクセスされる共有メモリ装置と、停電時に共有
    メモリ装置への供給電源をバッテリバックアップする機
    能を持つ電源装置と、共有メモリ装置への供給電源の停
    電検出機能を持つ監視制御装置とを有し、前記監視制御
    装置は共有メモリ内容の破壊/非破壊を示すメモリ内容
    破壊フラグを備える共有メモリサブシステムにおいて、 それぞれの計算機が、メモリ内容破壊フラグをアクセス
    することにより共有メモリ装置のメモリ内容の破壊/非
    破壊を認識することを特徴とする共有メモリサブシステ
    ムの異常検出方法。
  2. 【請求項2】 複数の計算機からインタフェース装置を
    介してアクセスされる共有メモリ装置と、停電時に共有
    メモリ装置への供給電源をバッテリバックアップする機
    能を持つ電源装置と、共有メモリ装置への供給電源の停
    電検出機能を持つ監視制御装置とで構成され、前記監視
    制御装置に共有メモリ内容の破壊/非破壊を示すメモリ
    内容破壊フラグが備えられた共有メモリサブシステムに
    おいて、 それぞれの計算機が、前記インタフェース装置にメモリ
    内容破壊フラグの値を複写する電源瞬断フラグをアクセ
    スすることにより共有メモリ装置のメモリ内容の破壊/
    非破壊を認識することを特徴とする共有メモリサブシス
    テムの異常検出方法。
JP5055337A 1993-03-16 1993-03-16 共有メモリサブシステムの異常検出方法 Pending JPH06266627A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643771B2 (en) 2001-12-06 2003-11-04 Hitachi, Ltd. Method for initializing and shutting down a computer system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6643771B2 (en) 2001-12-06 2003-11-04 Hitachi, Ltd. Method for initializing and shutting down a computer system

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