JPH08116574A - 機器管理装置 - Google Patents

機器管理装置

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JPH08116574A
JPH08116574A JP6248122A JP24812294A JPH08116574A JP H08116574 A JPH08116574 A JP H08116574A JP 6248122 A JP6248122 A JP 6248122A JP 24812294 A JP24812294 A JP 24812294A JP H08116574 A JPH08116574 A JP H08116574A
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JP
Japan
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voltage
battery
notification destination
managed
detection circuit
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JP6248122A
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English (en)
Inventor
Masashi Kadokura
正史 門倉
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックアップ中のバッテリの電圧異常を正確
に検出できるようにすること。 【構成】 管理の対象となる機器から動作電力が供給さ
れ、管理の対象となる機器に電力が供給されない場合に
は、充電可能なバッテリ6から動作電力が供給される機
器管理装置において、管理の対象となる機器からの電力
が供給された直後に、バッテリ6から機器管理装置のR
AM3に動作電力が機器されている状態におけるバッテ
リ電圧の異常を検出するバッテリ電圧異常検出回路10
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管理の対象となる機器
の情報を不揮発性メモリに保管する機器管理装置に関
し、特に、動作電力を管理の対象となる機器から供給す
るようにした機器管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の電気機器において、その電
気機器の動作履歴や動作状態を記録するために、監視の
対象となる機器に管理装置を接続することが行なわれて
いる。たとえば、複写機においては、複写枚数、故障履
歴等が管理装置に記憶される。このような機器の情報収
集を行う機器管理装置の中には、その動作電力を監視の
対象となる機器からその動作電圧を供給するようにした
ものがある。このような、監視の対象となる機器から動
作電力を供給するようにした機器管理装置において、停
電又は機器の電源オフ時にも、収集した機器の情報に変
化が無いようにする必要がある。このため、収集した情
報を記憶するメモリに対して充電可能なバッテリによる
バックアップ回路を設けることが行なわれている。
【0003】このようにバッテリによりメモリのバック
アップを行なう場合には、バッテリ電圧に異常がないか
どうかを常に監視しておく必要がある。
【0004】このようなバッテリ電圧の異常の検出を行
う方法として、特開昭58−29288号公報に記載さ
れているような方法が知られている。同公報に記載のバ
ッテリ電圧異常の検出方法は、通常状態においては機器
から供給さえる電圧でバッテリを充電すると共にバッテ
リ電圧検出用の回路を不動作状態としておく。そして機
器の電源がオフとなったときには、バッテリから機器管
理装置に動作電力を供給するものである。また、バッテ
リの電圧をチェックする場合には、外部からの指示に基
づき、バッテリ電圧検出用の回路をバッテリに接続し、
バッテリ電圧に異常がないかどうかを検出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載の方法においては、機器からの動作電源がオン
になってからバッテリの電圧の検出を行なっているの
で、機器からの動作電源がオンしてから、外部からの指
示に基づき、バッテリの接続を検出回路側へ切り替える
までの間、バッテリは充電されてしまい、バックアップ
中の正確な状態が測定できない。すなわち、機器の電源
オフ中或いは停電中にバッテリの電圧が規定値よりも低
下したような場合でも、見掛け上は、バッテリの電圧は
正常であるように検出されるので、信頼できない或いは
信頼性の低いデータを、正確なデータであると誤認して
収集してしまう不都合が生じる。
【0006】また、バッテリを負荷回路から切り離し、
検出回路側へ接続を切り替えてバッテリの電圧を測定し
ているので、実際バックアップする負荷回路、すなわ
ち、メモリとの負荷の差が生じるため、正確な状態が測
定できないという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、バックアップ中のバッ
テリの電圧異常を正確に検出できるようにすることを目
的とする。
【0008】また、本発明は、バッテリの電圧異常が検
出された場合に、異常発生の情報を確実に管理センター
へ通知できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、管理の対象となる機器から動作電力が供給
され、前記管理の対象となる機器に電力が供給されない
場合には、充電可能なバッテリから動作電力が供給され
る機器管理装置において、前記管理の対象となる機器か
らの電力が供給された直後に、前記バッテリから前記機
器管理装置に動作電力が供給されている状態におけるバ
ッテリ電圧の異常を検出するバッテリ電圧異常検出回路
を備えたことを特徴とする。
【0010】また前記バッテリ電圧異常検出回路は、前
記バッテリ電圧を前記RAMのバックアップに最低限必
要な第1の基準電圧と該第1の基準電圧より若干高い第
2の基準電圧と比較する電圧検出手段を備え、前記機器
管理装置は更に、変更される可能性がある第1の通知先
を記憶するRAMと、固定された第2の通知先を記憶す
るROMと、前記バッテリ電圧が第1の基準電圧以上で
あるが前記第2の基準電圧未満であるときに、通知先と
して前記第1の通知先を指定し、前記バッテリ電圧が前
記第1の基準電圧未満であるときに、通知先として前記
第2の通知先を指定する通知先指示手段と、前記バッテ
リ電圧異常検出回路により異常が検出されたときにバッ
テリ電圧の異常を前記通知先指示手段により指定された
通知先へ通知する通信手段とを有することを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明では、バッテリに対してバックアップさ
れる回路を接続したままの状態とし、管理の対象となる
機器からの電力が供給された直後に、バッテリの電圧を
測定し、これを保持している。これにより、バッテリに
対する負荷の重さが変化することがなく、また、機器の
電源がオンとなって、バッテリが充電された場合でも、
検出された電圧は変化しない。
【0012】また、バッテリの電圧が異常電圧に近づい
た場合には、RAMに記憶されている所轄営業所等の第
1の通知先に通知され、異常電圧に至った場合には、R
OMに記憶されている代表連絡先等の第2の通知先に通
知される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0014】図1は、本発明の機器管理装置の第1の実
施例の基本構成を示すブロック図である。機器管理装置
は、機器管理装置制御用CPU1、動作プログラム保管
用ROM2、データ保管用バッテリによりバックアップ
される不揮発性メモリ(RAM)3、管理の対象となる
機器からの情報収集用の機器インタフェース(I/F)
4、設置時に固有情報を入力する設置インタフェース
(I/F)5、メモリバックアップ用の充電可能なバッ
テリ6、このバッテリ6に対する充電回路7、管理の対
象となる機器からの動作電圧とバッテリ6からの動作電
圧を切り替える切替え回路8、製造時にフル充電された
バッテリ6が設置時までに放電してしまうの防止するた
めの放電防止用スイッチ9、バッテリ6の電圧が正規の
電圧に維持されているか否かを検出するためのバッテリ
電圧異常検出回路10、装置の動作状態を表示するため
の状態表示用LED11を備えている。また、CPU1
には通信インタフェース(I/F)12が接続されてお
り、電話回線13を介してホスト14との通信が可能と
なっている。
【0015】前記切替え回路8は、RAM3用の動作電
圧を、管理の対象となる機器の電源がオンの時はこの管
理の対象となる機器機器から、また、管理の対象となる
機器の電源がオフの時はバッテリ6から供給するように
する。上記RAM3には、機器インタフェース4及びC
PU1を介して管理の対象となる機器からの情報が記憶
される。
【0016】図2は、図1に示すバッテリ電圧異常検出
回路10の内部構成を説明するための回路図である。バ
ッテリ電圧異常検出回路10は、RAM3に供給される
電圧を検出する電圧検出回路10aと、この電圧検出回
路10aの出力を保持するラッチ10bと、管理の対象
となる機器からの動作電圧、たとえば、DC5Vを抵抗
分圧する抵抗器10c,10dと、抵抗器10c,10
dの接続点10eに得られる電圧のレベルを反転するイ
ンバータ10fと、インバータ10fの出力を遅延させ
てラッチ10bに供給するディレイ回路10gを備えて
いる。ラッチ10bの出力は、CPU1の入力ポートに
供給される。この入力ポートは、プルアップ抵抗器15
により管理の対象となる機器からの動作電圧にプルアッ
プされている。
【0017】上記バッテリ電圧異常検出回路10内の回
路素子は、全てRAM3に対する電源と同じ電源で動作
する。従って、バッテリ電圧異常検出回路10は、管理
の対象となる機器の電源がオンの時は、管理の対象とな
る機器から供給される電源電圧で動作するが、管理の対
象となる機器の電源がオフの時は、バッテリ6から供給
される電源電圧で動作する。
【0018】バッテリ電圧異常検出回路10内の電圧検
出回路10aは、バッテリバックアップに必要な電圧を
検出できるものとする。たとえば、バッテリバックアッ
プに必要な電圧(基準電圧)が2.5Vとすると、入力
電圧が2.5V以上の時には”H”レベル信号を、2.
5V未満の時は”L”レベル信号を出力するような回路
である。電圧検出回路10aの出力はラッチ10bに供
給される。ラッチ10b動作は、−OE(output
enable)端子が”L”、−LE(latch
enable)端子が”H”レベル入力の時に、D(d
ata)端子からの入力データをQ(出力)端子から出
力する。−LE端子が”L”レベル入力になると、D端
子の状態に関係なくQ端子の出力は前の状態を保持す
る、−OE端子が”H”レベル入力信号の時、Q端子の
出力はハイインピーダンスとなる。このラッチ10b
は、例えば、製品名74HC373の様なICである。
ラッチ10bの−OE端子、−LE端子の制御は、以下
に説明するように、インバータ10fとディレイ回路1
0gを用いて行なう。
【0019】以下、上述した機器管理装置の動作につい
て説明する。なお、放電防止用スイッチ9は、製造直後
から機器の設置まではオフとされているが、機器が設置
された時点でサービスマン等によりオンされるものとす
る。また、切替え回路8は、管理の対象となる機器の電
源がオンの時には、RAM3に対する動作電圧が管理の
対象となる機器の電源から供給され、この機器の電源が
オフの時には、RAM3に対する動作電圧がバッテリ6
から供給されるように切り替えられるものとする。
【0020】定常状態、すなわち、管理の対象となる機
器の電源がオンの時には、管理の対象となる機器の電源
からの電圧が充電回路7に印加され、充電回路7が動作
状態となってバッテリ6が充電される。また、切替え回
路8は、機器の電源側に切り替えられているので、RA
M3には機器の電源から動作電圧が供給される。したが
って、RAM3には管理の対象となる機器の情報が記憶
される。
【0021】また、バッテリ電圧異常検出回路10は、
管理の対象となる機器の電源から印加される電圧で動作
しているので、このとき、インバータ10fの入力は”
H”レベル、インバータ10fの出力は”L”レベルと
なっており、ラッチ10bの−OE端子、−LE端子は
共に”L”レベルになっている。したがって、ラッチ1
0bのQ端子の出力は前の状態を保持する。Q端子の出
力、CPU1の入力ポートは”H”又は”L”レベルと
なる。
【0022】次に、管理の対象となる機器の電源がオ
フ、或いは、停電になると、管理の対象となる機器の電
源電圧が0となり、充電回路7が不動作となるので、バ
ッテリ6に対する充電動作は停止する。また、切替え回
路8が、バッテリ6側に切替えられるので、バッテリ6
の電圧が、オン状態の放電防止スイッチ9、切替え回路
8を介してRAM3に供給される。すなわち、RAM3
がバッテリ6によりバックアップされた状態となる。し
たがって、RAM3に記憶されている管理の対象となる
機器の情報はそのまま維持される。
【0023】バッテリバックアップ中は、機器からの電
源DC5Vがオフであるので、インバータ10fの入力
は”L”レベル、従って、出力は”H”レベル、よって
ラッチ10bの−OE端子、−LE端子は共に”H”レ
ベルとなり、Q端子の出力はハイインピーダンスとな
る。なお、バッテリ電圧異常検出回路10は、RAM3
と同じ電源で動作するので、電源オフ時でもバッテリ6
の電圧で動作する。
【0024】次に、機器の電源が再度オンになると、切
替え回路8が、機器の電源側に切り替えられ、RAM3
に対する電源は、バッテリ6から機器の電源に切り替え
られる。また、バッテリ電圧異常検出回路10のインバ
ータの入力は”H”レベルになり、ラッチ10bの−O
E端子、−LE端子は共に”L”レベルになるがディレ
イ回路10gの分−LE端子の信号変化は−OE端子に
比べ遅くなる。その間−OE端子が”L”レベル、−L
E端子が”H”レベルの状態が有り、そこで入力された
電圧検出回路10aの出力をQ端子から出力し、−LE
端子が”L”レベルとなったタイミングでラッチされ
る。
【0025】機器の電源がオンになったときのバッテリ
6の電圧が基準電圧、たとえば、2.5V以上であれば
電圧検出回路10aからは”H”レベル信号が出力さ
れ、2.5V未満であれば”L”レベル信号が出力され
る。したがって、バッテリバックアップ中にバッテリ6
の電圧が、バックアップに必要な電圧(基準電圧)、た
とえば、2.5V未満になって場合には、ラッチ10b
に”L”レベルがラッチされる。
【0026】ここで本実施例においては、電圧検出回路
10aよりラッチ10bの方が高速反応のものを用い、
機器電源オンからラッチまで電圧検出回路10aの出力
が変化しないことが必要である。ラッチ10bのQ端子
からの出力は、プルアップ抵抗12と共にCPU1の入
力ポート接続され、CPU1の入力ポートでの”
H”、”L”レベルの認識を可能にしている。ラッチ1
0bのQ端子からの出力は機器電源オフまで不変であ
る。
【0027】図3は、本発明の機器管理装置の第1の実
施例における処理の流れを示すフローチャートである。
【0028】電源供給元である機器の電源がオンされる
と機器管理装置が動作を始める (ステップ101)。機
器管理装置は、動作開始されると、動作プログラムに従
い、初期設定を行う。初期設定終了後、バッテリ電圧異
常検出回路が接続されているCPU1の入力ポートを読
みに行く。入力ポートの状態により、バックアップ中の
バッテリ電圧の正常、異常の判断を行い (ステップ10
2)、以下の様な動作をする。
【0029】入力ポートのレベル”H”であるときに
は、バックアップデータに異常が無いので通常動作に移
る。すなわち、端末(機器管理装置)を動作可能とし
(ステップ103)、機器管理装置が正常動作している
ことを記憶する (ステップ104)。
【0030】入力ポートのレベル”L”であるときに
は、バックアップデータに異常が有るということである
ので、機器管理装置は、状態表示用LED11により異
常が発生したことを表示する (ステップ105)。ま
た、機器インタフェース4を通じ、管理される機器に動
作不可を通知する。これにより、管理される機器は動作
不能となる (ステップ106)。次に、機器管理装置
は、ROM2に書き込まれた動作プログラム内に格納さ
れた電話番号にしたがって、管理センターに設けられた
ホスト14へ通知する (ステップ107)。ホスト14
は、バックアップデータの異常を認識したことを機器管
理装置へ返信する。
【0031】管理センター側では、ホスト14から機器
管理装置が異常であることが報知されると、サービスマ
ンを機器の設置先に派遣し、サービスマンにより機器管
理装置の交換、初期データの入力を行う。これにより、
管理される機器は動作可能となる。
【0032】なお、図3のフローチャートに示す処理に
おいては、バッテリ電圧の異常が検出されると、管理の
対象となる機器の動作が不可能となる。バックアップデ
ータが、管理される機器の動作に影響を与えるデータ、
たとえば、機器の動作パラメータである場合には、この
ように、バッテリ電圧の異常が検出された場合には、管
理の対象となる機器の動作を不可能とする必要がある。
しかしながら、場合によっては、機器の情報は得られな
くても、機器自体の動作は可能としたい場合がある。た
とえば、管理の対象となる機器が複写機である場合、バ
ックアップデータが、管理される機器の動作に影響がな
いデータ、たとえば、複写枚数や故障履歴等である場合
には、これらのデータについて正確な情報が得られなく
ても、取敢えずコピーだけは行いたい場合がある。
【0033】そこでこのような場合には、図3に示すフ
ローチャートにおいて、端末の動作を不能にするステッ
プ106をスキップする。これにより、機器の動作不能
時間が発生することがなくなり、機器を有効に活用でき
る。但し、この場合には、異常発生から機器管理装置の
交換までの間に、管理される機器から送られてくる情報
は無意味なものとなるので、機器管理装置側ではこれら
の情報を無視するように処理する必要がある。
【0034】以上述べたように、本実施例によれば、管
理の対象となる機器の電源がオンとなった直後にバッテ
リ6の電圧を検出しているので、バッテリの電圧を正確
に検出することができる。また、バッテリ6に、バック
アップの対象となる回路、すなわち、RAM3を接続し
たままの状態でバッテリ6の電圧を検出しているので、
実際の負荷状態でバッテリ6の電圧を検出することがで
き、バッテリ6の電圧を正確に検出することができる。
【0035】次に、本発明の第2の実施例について、図
4を参照して説明する。なお、第1の実施例と対応する
部分には、同一符号を付している。この第2の実施例
は、バッテリの電圧の異常の程度に応じて適切な連絡先
へバッテリの電圧の異常を通知するものである。
【0036】基本的な構成は、図1に示す構成と同様で
あるが、ROM2の内容とRAM3の内容が若干異なっ
ている。すなわち、RAM3には、バックアップ電源の
電圧が低下したときに、電圧低下がRAMの正常動作可
能の範囲内である場合に通知すべき通知先である第1管
理センターの電話番号が格納されており、また、ROM
2には、バックアップ電源の電圧が低下したときに、電
圧低下がRAMの正常動作可能の範囲外である場合に通
知すべき通知先である第2管理センターの電話番号が格
納されている。第1の管理センターは機器の保守管理を
行なうものであり、第2の管理センターは第1の管理セ
ンターを管理するものである。
【0037】また、バッテリ電圧異常検出回路10は、
図4に示すように、第1バッテリ電圧異常検出回路16
と第2バッテリ電圧異常検出回路17の二つに別れてい
る。第1バッテリ電圧異常検出回路16は、最低限のバ
ックアップに必要な第1の基準電圧を検出し、第2バッ
テリ電圧異常検出回路17は、前記第1の基準電圧より
若干高い第2の基準電圧を検出するものである。たとえ
ば、第1の基準電圧は2.5Vであり、第2の基準電圧
は2.7Vである。
【0038】第1及び第2のバッテリ電圧異常検出回路
16,17の出力は、それぞれCPU1のA入力ポー
ト,B入力ポートに供給される。CPU1のA入力ポー
ト,B入力ポートは、それぞれプルアップ抵抗15a,
15bにより機器からの電源電圧にプルアップされてい
る。CPU1のポート状態は、バッテリ6の電圧が正規
の電圧から低下するに従って、A,B=”H”,”
H”、A,B=”H”,”L”、A,B=”L”,”
L”と順次変化する。
【0039】まず、A,B=”H”,”H”の場合、第
1及び第2のバッテリ電圧異常検出回路16,17の両
方に第1及び第2の基準電圧以上の電圧が印加されてい
ることを示し、バッテリ電圧に異常がないと判断でき
る。
【0040】次に、A,B=”H”,”L”の場合、第
1のバッテリ電圧異常検出回路16には、第1の基準電
圧以上の電圧が印加され、第2のバッテリ電圧異常検出
回路17には、第2の基準電圧未満の電圧が印加されて
いることを示し、バックアップに必要な電圧以上ではあ
るが異常電圧に近く、近々異常になると判断できる。す
なわち、異常を予知することができる。
【0041】最後に、A,B=”L”,”L”の場合
は、第1及び第2のバッテリ電圧異常検出回路16,1
7の両方に第1及び第2の基準電圧未満の電圧が印加さ
れていることを示し、バッテリ電圧に異常があると判断
できる。
【0042】上述のようなバッテリ電圧異常検出回路を
備えた機器管理装置は、バッテリの異常を検出した際の
通知先として,動作プログラム保管用のROM2に代表
通知先を記録する。また、設置時の設定情報として設置
インタフェース5を介して管轄営業所等の通知先を入力
し、この通知先を、バッテリ6によりバックアップされ
たデータ保管用の不揮発性メモリ(RAM)3に格納す
る。
【0043】図5は、本発明の機器管理装置の第2の実
施例における処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図3に示す第1の実施例のフローチャートと対応
するステップには同一番号を付している。
【0044】入力ポートAがレベル”L”でなく (ステ
ップ201)、且つ、入力ポートBがレベル”L”でな
い (ステップ202)場合、すなわち、A,B=”
H”,”H”の場合は、正常動作と判断される。
【0045】入力ポートAはレベル”L”でないが (ス
テップ201)、入力ポートBがレベル”L”である
(ステップ202)場合、すなわち、A,B=”
H”,”L”の場合は、RAM3内のデータはまだ正常
値を保持しているので、端末が正常に動作できる状態を
維持したまま、RAM3内に格納されている管轄営業所
等の通知先に、バッテリの異常を予知したことを通知す
る (ステップ204〜206)。
【0046】通知を受けた管轄営業所等では、バッテリ
電圧が異常になる前に、データのバックアップを取る等
の緊急処理を行なうことにより、データの消滅を回避す
ることができる。なお、このデータのバックアップを取
る処理は、電話回線を介して或いは、直接出向いて行な
うことができる。
【0047】入力ポートAがレベル”L”の場合 (ステ
ップ201)、すなわち、A,B=”L”,”L”の場
合は、状態表示用LEDにより異常が発生したことを表
示する (ステップ105)。また、機器インタフェース
4を通じ、管理される機器に動作不可を通知する。これ
により管理される機器は動作不能となる。また、RAM
3内のデータは破壊されている可能性があるので、RO
M2に記録されている代表通知先を異常の発生を通知す
る。
【0048】代表通知先に通知が有った場合には、機器
管理装置の交換や初期データの入力を行なう。
【0049】以上述べたように、第2の実施例において
は、バッテリ電圧の低下の程度に応じて通知先を二つに
分け、管轄営業所等の通知先をRAMに記録し、代表通
知先をROMに記憶させているので、機器の設置先に応
じて管轄営業所等の通知先を容易に変更することでき、
また、RAMの内容が破壊された場合でも代表通知先へ
の通知が可能となる。
【0050】もし、通知先が1か所である場合には、通
知先をRAMに記録すると、バッテリ電圧に異常が発生
した場合には通知先のデータが破壊されるので、実用的
でない。また、通知先をROMに記録すると設置先を想
定した通知先の登録は不可能であり、たとえば、東京に
存在する代表通知先を登録せざるを得ない。しかしなが
ら、この場合には、設置場所によっては、非常に遠距離
の通知になってしまい、対応に時間を要したり、電話回
線使用料金がかさむという問題が生じる。また、全国か
らの通知が1か所に集中するので、その処理が非常に困
難になるという問題が生じる。これらの問題は、上記第
2の実施例で解決することができる。
【0051】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明において
は、管理の対象となる機器の電源がオンとなった直後に
バッテリの電圧を検出しているので、バッテリの電圧を
正確に検出することができる。また、バッテリに、バッ
クアップの対象となる回路を接続したままの状態でバッ
テリの電圧を検出しているので、バッテリの電圧を正確
に検出することができる。
【0052】また、本発明においては、バッテリ電圧の
低下の程度に応じて通知先を二つに分け、管轄営業所等
の通知先をRAMに記録し、代表通知先をROMに記憶
させているので、機器の設置先に応じて管轄営業所等の
通知先を容易に変更することでき、また、RAMの内容
が破壊された場合でも代表通知先への通知が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機器管理装置の第1の実施例の基本
構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すバッテリ電圧異常検出回路10の
内部構成を説明するための回路図である。
【図3】 本発明の機器管理装置の第1の実施例におけ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 本発明の機器管理装置の第1の実施例を示す
ブロック図である。
【図5】 本発明の機器管理装置の第2の実施例におけ
る処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…機器インタ
フェース、5…設置インタフェース、6…バッテリ、7
…充電回路、8…切替え回路、9…放電防止用スイッ
チ、10…バッテリ電圧異常検出回路、10a…電圧検
出回路、10b…ラッチ、10c,10d…抵抗器、1
0e…接続点、10f…インバータ、10g…ディレイ
回路、11…状態表示用LED、12…通信インタフェ
ース、13…電話回線、14…ホスト、15,15a,
15b…プルアップ抵抗、16…第1バッテリ電圧異常
検出回路、17…第2バッテリ電圧異常検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理の対象となる機器から動作電力が供給
    され、前記管理の対象となる機器に電力が供給されない
    場合には、充電可能なバッテリから動作電力が供給され
    る機器管理装置において、 前記管理の対象となる機器からの電力が供給された直後
    に、前記バッテリから前記機器管理装置に動作電力が供
    給されている状態におけるバッテリ電圧の異常を検出す
    るバッテリ電圧異常検出回路を備えたことを特徴とする
    機器管理装置。
  2. 【請求項2】前記バッテリ電圧異常検出回路は、前記バ
    ッテリ電圧を前記RAMのバックアップに最低限必要な
    第1の基準電圧と該第1の基準電圧より若干高い第2の
    基準電圧と比較する電圧検出手段を備え、 前記機器管理装置は更に、 変更される可能性がある第1の通知先を記憶するRAM
    と、 固定された第2の通知先を記憶するROMと、 前記バッテリ電圧が第1の基準電圧以上であるが前記第
    2の基準電圧未満であるときに、通知先として前記第1
    の通知先を指定し、前記バッテリ電圧が前記第1の基準
    電圧未満であるときに、通知先として前記第2の通知先
    を指定する通知先指示手段と、 前記バッテリ電圧異常検出回路により異常が検出された
    ときにバッテリ電圧の異常を前記通知先指示手段により
    指定された通知先へ通知する通信手段と、 を有することを特徴とする機器管理装置。
JP6248122A 1994-10-13 1994-10-13 機器管理装置 Pending JPH08116574A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012027790A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Toshiba Tec Corp 電子機器およびその制御プログラム

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JP2012027790A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Toshiba Tec Corp 電子機器およびその制御プログラム

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