JPH062663B2 - 活性物質の持続放出用装置 - Google Patents

活性物質の持続放出用装置

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JPH062663B2
JPH062663B2 JP60023341A JP2334185A JPH062663B2 JP H062663 B2 JPH062663 B2 JP H062663B2 JP 60023341 A JP60023341 A JP 60023341A JP 2334185 A JP2334185 A JP 2334185A JP H062663 B2 JPH062663 B2 JP H062663B2
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cavity
wall
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hydrogel
opening
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BURITEITSUSHU TEKUNOROJII GURUUPU Ltd
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    • A61M25/0067Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は活性物質を持続的に放出するための装置に関す
る。
従来技術および問題点 活性物質を持続的に放出することが望ましい分野、例え
ば特に医学、医薬もしくは獣医学の領域において多くの
試みがなされている。ある種の状況下では徐放性の医
薬、例えばカプセルまたはタブレット状医薬が提供され
ている。患者は必要なカプセルまたはタブレットを飲
み、医薬は患者の消化管中でゆっくりと放出される。こ
の種の治療法は相当なレベルで患者に受け入れられてい
るが持続性放出が望ましいあらゆる治療にとって利用し
得るものではない。
例えば、不治の重貧血症に、例えばサラサエミアマヨー
ル(thalassaemia major)にかかった患者は定期的な輸血
によってその生命が維持されている。これは必然的に鉄
過剰症を導き肝臓障害、内分泌腺疾患および心臓の異常
を生じ結局数年後には死に至る。予防処置としては12
時間にわたるデスフェロキサミンの毎日の規則的な皮下
注射がある。しかしながら、現今の技術でさえ、このよ
うな治療は根気を要しの患者、順応性が良くない。
多くの糖尿病患者は1日当たり1度または2度、比較的
多量のインシュリンを自分で注射しなければならない。
これは血糖/インシュリンレベルに注射期間中、大きな
変動をもたらす。最近の研究では長時間にわたり比較的
少量のインシュリンを接続的に投与することが体内のレ
ベルを一定に維持する上で好ましい治療法であるという
ことがわかった。
問題点を解決するための手段 本発明は、少なくとも1つの開口部が形成された非透水
性壁部を有する容器を具備し、該壁部が活性物質収容用
キャビティを限定し、該キャビティの壁部全体とは接触
せずに該開口部を覆うハイドロゲル部材を通して該キャ
ビティ内に収容された活性物質を放出させるための持続
放出用装置であって、該キャビテイ内に少なくとも1つ
のハイドロゲル部材が配設され、該ハイドロゲル部材が
膨潤状態において、該開口部を覆ってキャビティ壁部を
押圧することによって、該開口部に接触するキャビテイ
壁部と封止状態で接触することを特徴とする持続放出用
装置を提供する。
本発明装置を使用するにあたってはハイドロゲル部材を
それがキャビティ壁における開口部を覆うように、膨潤
状態に維持する。これは例えば活性物質を水性媒体中で
キャビティ中に維持することにより、および/または装
置を水性環境下で使用することにより達成してもよい。
これによってハイドロゲルが水和状態に維持されかつ膨
潤するのが確実になる。
活性物質は、例えば水溶液あるいは懸濁液で本発明装置
のキャビティ中に供給される。
活性物質は使用に際しキャビティ壁中の開口部を横切り
形成された膨潤ハイドロゲル層を通って単なる拡散によ
り本発明装置から外部に放出される。キャビティ壁中の
開口部の大きさ、数および材料の選定等により本発明装
置から活性物質の放出速度は非常に正確にコントロール
でき、正確な投与速度が重要である医薬、獣医学並びに
その他の用途に適した装置を製造することができる。さ
らに非透水壁は頑丈にし得る。すなわち本発明は使用に
際し頑丈、かつハイドロゲルによって供給される活性物
質の放出をコントロールし得る装置を提供する。好まし
くは壁部は可撓性材料でできたものである。
本発明装置の医学または獣医学への特に興味ある用法は
差し込み(implants)または挿入(inserts)への使用であ
る。すなわち本発明装置はハイドロゲルの層を通して装
置の外に活性物質が拡散し、周囲の体内中へ拡散するよ
うに外科的に体内に差し込むか、あるいは人間やあるい
は動物の体内の窪み中に挿入してもよい。
特に装置を外科用差し込みとして使用しようとするとき
は該装置はその場で再補給し得るのが好ましい。すなわ
ち装置は装置挿入時において活性物質がそれによって導
入されるかまたは補給される少なくとも1もしくは好ま
しくは2つの放出性シールを備えていてもよい。これら
の放出性シールは例えばゴム性キャップ、バルブまたは
ニップルであってもよく、これを供給する時は患者の外
部に供給する。また、他の態様として装置壁は活性成分
の補給用キャビティへの接近が皮下注射によって行なわ
れるように自己シーリング材料からできていてもよい。
この自己シーリング装置は特に皮下差し込み部材として
使用してもよく、かつ皮膚とその下にある壁部を通して
注射することにより装置のキャビティに補給してもよ
い。
本発明装置に皮下注射によって補給する時は皮下注射を
ハイドロゲル材を通すことなく単にキャビティ壁材料を
通して導入することが重要である。なぜならハイドロゲ
ルは破砕しやすく針により穴をあけると劣化することが
あるからである。すなわちハイドロゲルが接触していな
いキャビティ壁が実質的な割合で存在すべきである。確
かに全ての態様において壁部は開口部領域においてのみ
実質的にキャビティ壁と接触している膨潤ハイドロゲル
を有する可撓性材料でできているのが好ましい。この方
法では装置はハイドロゲル単独の、刻み目に対し敏感
な、より弱い精神を有するものに比べ、撓みに対し丈夫
な構造をしている。
本発明装置は最も好ましくはチュープ壁中に少なくとも
1つの開口部を有する非透水性材料でできたチューブの
形状である。好ましくはチューブ壁はその長さ方向に沿
って多数の開口部を有している。このチューブは膨潤条
件下ではチューブ壁内に開口部を横切って延びる環状断
面を有する少なくとも1つのハイドロゲル部材を含んで
いる。
本発明の装置の製造に際しては、ハイドロゲル部材を乾
燥状態でキャビティ中に配置してもよい。使用に際して
ハイドロゲルを水和して膨潤せしめ開口部領域において
キャビティ壁と接触させ開口部を横切る層を形成させ
る。ハイドロゲルは活性物質の導入前に水和させてもよ
い。しかしながらもし活性物質が水性媒体中にあるなら
ば存在する水はハイドロゲルを水和するために使用され
るであろう。
使用中ハイドロゲルは膨潤状態に保持されねばならな
い。もし活性物質が水性媒体中にあるならばこれがハイ
ドロゲルを確実に水和するであろう。もし活性物質が非
水性媒体中にある場合でも装置を水性環境下、例えば体
液環境下に置くことによりハイドロゲルの水和状態を維
持することができる。
上述の如く本発明装置の特に有用な用法は再補給可能な
差し込み装置である。すなわち、本発明のチューブを外
科的に患者に差し込み、チューブ各端部を患者の外で連
結してもよい。この装置はゴム性キャップ、バルブ、ニ
ップルまたはその他の適当なシーリング装置を備えてい
る。活性物質の溶液は例えば患者の外部に取り付けられ
たキヤップ等を通して差し込まれた装置中に導入しても
よい。この方法で導入された活性物質はチューブ壁中の
開口部を横切るハイドロゲル層を通してその周囲の患者
の体内領域に拡散する。
所望により例えば予め導入した活性物質が使い尽くされ
た時、本発明差し込み装置を患者の外部に設けたキャッ
プを通し、装置中に新たな活性物質の溶液を導入するこ
とによりその場で補給してもよい。この方法では患者は
従来使用されていた他の方法に比べ非常に受け入れ易い
方法によって長時間にわたり適正量の活性物質の供給を
受けることが可能である。何等かの理由例えば感染菌に
よる汚染等に対し必要が生じたならば本発明差し込み装
置を活性物質溶液で補給する前にその場で再洗浄しても
よい。
さらに、患者の外部にキャップを設けること等ができな
い場合には本発明自己シーリング装置を皮下に差し込ん
でもよい。このような装置は例えば本発明シューブ状装
置の両端を一緒に連結することにより形成される円環状
のものであってよい。この装置に補給する必要があると
きは皮下注射用の針を用いて皮膚と装置壁を通して活性
物質溶液をその場で投入することにより行なうことがで
きる。
タラセミア療法において本発明装置は腹膜領域に皮下的
に差し込んでもよくあるいは腹腔キャビティ中に直接差
し込んでもよい。デスフェリオキサミンは等張溶液で患
者の体外に設けた、例えばキャップを通して差し込み装
置中に導入してもよい。このデスフェリオキサミンは長
時間にわたって患者の腹腔内に拡散する。すなわち、本
発明装置を用いるとデスフェリオキサミン溶液は差し込
み装置中に単に間欠的に導入するのみでよく現今の連続
的注入法よりもより患者に受け入れ易くしかもデスフェ
リオキサミンを連続的に腹腔内キャビティに入れること
が可能となる。確かに本発明装置を用いるとデスフェリ
オキサミンは1日24時間にわたって徐々に導入し得、
これに対し現今の注入法では全ての患者に受け入れられ
るのは僅かに12時間の注入であることがわかってい
る。
同様に本発明装置は糖尿病の治療にも使用し得る。すな
わち、この装置を外科的に差し込んで糖尿病患者に対す
るインシュリンの投与に使用してもよい。インシュリン
は単に本発明装置に現今における如く1または2回導入
すればよく、次いでインシュリンは長時間にわたって患
者の体内に放出される。糖尿病患者中の血糖/インシュ
リンレベルは通常の注射方法によるよりも一定に維持す
ることができる。
同様の方法で本発明装置を例えばホルモン等の持続的放
出を必要とする動物中に挿入してもよい。
多くの適用にあたって最も便利な方法は本発明装置を外
科的に差し込むことである。しかしながら、この方法が
常に必要な訳ではない。例えば本発明装置、例えば、円
環状の装置を体内のキャビティ、例えば子宮頚部の回り
にある膣中に導入してもよい。この態様では本発明装置
は避妊剤、例えばレボーノルジェストレルまたは殺精子
剤、例えばノノキシノールフェノールを局部剤として含
んでいてもよく、あるいは装置のハイドロゲル層を通し
て拡散することにより放出される他の活性物質を膣壁を
介して全身に吸収させるために含んでいてもよい。本発
明のこの態様では、活性物質が消費されたときには、装
置を体内のキャビティから取り出し補給して再配置する
かあるいは活性物質を十分に仕込んだ新しい装置を挿入
してもよい。
本発明装置からの活性物質の放出速度は種々の因子に依
存する。すなわち、ハイドロゲル層を形成する物質を通
して活性物質が拡散する速度、ハイドロゲルそれ自体の
種類、ハイドロゲル層の厚さ、活性物質の濃度、キャビ
ティ壁を通る開口部の総面積および該開口部の大きさお
よび数等に依存する。活性物質の放出速度は必ずしも本
発明装置の壁部にある開口部の合計面積、数および寸法
に直接比例するものではなく、使用に際し装置の環境に
関連する他の因子もこれに影響を及ぼす。しかしなが
ら、開口部の合計面積、数および寸法に対する放出速度
の依存性は予め測定することが可能である。従って特性
を適当な範囲に選定することにより本発明装置からの活
性物質の放出速度を非常に正確に制御することが可能と
なる。
医薬用には本発明装置中の活性物質は通常水溶性の等張
性溶液で使用し、それらの条件下では水の存在がハイド
ロゲルを膨潤せしめ、かつハイドロゲルを膨潤状態に維
持する。しかしながら、この装置は非水性媒体例えばオ
リーブ油、落花性油等の生物学的に許容し得る油に溶か
した医薬で使用してもよい。これらの環境下ではハイド
ロゲルは挿入前に水和させておく。通常、体液中に存在
する水はハイドロゲルの水和を維持するのに十分であ
り、キャビティ壁をハイドロゲルでシールするのに十分
である。
活性物質を長時間にわたって一定に放出するためには装
置中の活性物質を飽和溶液にするのが好ましく、適当に
はある種の活性物質を該飽和溶液中に分散させて用いる
のがよい。活性物質が装置から失われるにつれて分散し
た物質が飽和溶液中に入る。
上述した如く本発明装置はデスフェリオキサミン、イン
シュリンおよび避妊剤並びに殺精子剤の持続性放出のた
めに用いてもよい。また、該装置はステロイド類等を用
いた癌治療薬およびペプタイド類並びにプロスタノイド
類の誘導体に使用してもよい。本装置はさらに動物にホ
ルモンを投入するため等に用いてもよい。
加えて勿論本発明装置は医療や獣医学分野以外の、活性
物質を水性環境下に導入することの望ましい多くの分野
に使用してもよい。
本発明装置は種々の適当な材料から作られる。非透水性
壁材から形成された本発明装置はハイドロゲル材料がそ
れ自身では通常許さないであろう所要の機械強度を有す
る装置を提供する。壁材は取り扱い易さの点で装置全体
が可撓性である弾性材料であるのが好ましい。当該医学
医療用には装置は医療グレードの材料でなければならな
い。すなわち、医療用には壁材として医療グレードのシ
リコーンゴムチューブを用いるのが好ましいが他の塑水
性エラストマーも適当である。
使用するハイドロゲルは適当な機械的または化学的安定
性を元に選定すればよく、例えばポリアクリルアミド
類、ポリ−N−ビニルピロリドン類、ポリヒドロキシエ
チルおよび−プロピル(メタ)アクリレート類およびそれ
らのポリエトキシル化誘導体、架橋ポリビニルアルコー
ル類、架橋澱粉類、架橋デキストラン類、ポリヒドリッ
ク(polyhydric)天然化合物、ポリアクリル酸およびメタ
クリル酸、架橋蛋白質類例えば架橋コラーゲンおよび架
橋グルタミン酸を使用してもよい。用いられるハイドロ
ゲル材料は勿論使用しようとする活性物質が拡散し得る
ものである。
架橋したポリ(エチレングリコールまたはエチレンオキ
サイド)をハイドロゲルとして使用してもよい。適当な
架橋物質は例えばポリ(エチレンオキシド)またはポリ
(エチレングリコール)と二価のイソシアネート類、例え
ば4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートとの当モ
ル反応によってあるいはその水素化物である4,4′−シ
クロヘキシルメタンジイソシアネートとポリオール類例
えばトリメチロールプロパン、1,2,6−ヘキサントリオ
ールまたは低分子量オキシプロピレン化またはオキシエ
チレン化ポリオール類との反応物(硬質ポリウレタンフ
ォームの製造用として市販されている)から調製しても
よい。これに代えて2または3官能性ポリ(エチレング
リコール)とトリまたは多官能性イソシアネート類(例え
ばI.C.I.からSUPRASECの商標名で販売されてい
る粗ソジフェニルメタンジイソシアネート)との架橋生
成物を使用してもよい。
ハイドロゲルは好ましくは本発明装置に環状シリンダ状
で導入し、導入および水和後これをキャビティ壁部の内
側に対し膨潤させるのが好ましい。ハイドロゲル体を重
合により形成し、ハイドロゲル材料のブロックに穴をあ
ける必要な環状構造を提供してもよく、あるいはマンド
レル状にポリマー層を重合させるかあるいは沈着させる
ことにより、あるいはプラスチック工業において使用さ
れる他の常套の手段により形成させてもよい。
本発明装置は活性物質を含まない状態で販売もしくは保
管し、使用に際しては、活性物質を含ませてもよく、あ
るいは初めから活性物質を含ませておいてもよい。
本発明はまた、そのキャビティ中に活性物質を有する持
続性放出用装置を提供する。好ましい活性物質は飽和溶
液で装置中に存在するかあるいは装置中に水性媒体を導
入する際、飽和溶液が形成されるような量で存在させて
もよい。
本発明はさらに患者に活性物質を投与する方法を提供す
る。該方法は活性物質を含みかつハイドロゲルを膨潤状
態に維持している本発明装置を患者の体内に差し込みあ
るいは導入する方法である。
本発明をさらに添付図面を参照して実施例により説明す
る: 第1図は本発明差し込み装置の部分断面図、 第2図は別の形状の本発明差し込み装置の断面図、 第3図は膣に挿入するための本発明装置の断面図、 第4図は本発明装置を皮下に挿入した図面、および 第5図は本発明装置を腹膜内に差し込んだ図面である。
第1図は非透水性材料、例えば医療グレードのシリコン
ラバー製チューブを示している。チューブ(1)の壁内に
は多数の開口部(2)がある。チューブ(1)の内側にはハイ
ドロゲル材料でできた多数の環状シリンダ状部分(3)が
ある。図示する如く膨潤状態の各環状部分(3)はチュー
ブ(1)の内部壁と接触し一対の向かい合った開口部(2)を
覆っている。ここに形成されたシールはハイドロゲル材
料それ自体を透過する液体を除き液密でありバクテリア
を透過せず感染の危険を低減させる。
第2図は他の形態の差し込み装置を示しこの装置はU型
よりもむしろV型である。加えてこの装置ではV型の各
アームには、チューブ(1)内に唯一のハイドロゲル環状
シリンダ(5)が供給されている。すなわち第2図の態様
では膨潤ハイドロゲル材料(5)が実質的に連続的なハイ
ドロゲル層を装置の各アームに沿って形成しており該ア
ーム中の開口部(2)全てを覆っている。
この装置を使用するときは第1図または第2図で説明し
た如く、第4図または第5図に示す如く患者の外部に連
結されている本発明装置を患者に外科的、例えば皮下に
または腹腔内に差し込んでいる。もし患者に使用される
活性物質が非水性である場合はハイドロゲルを差し込み
前に膨潤させてもよい。しかしながらもし活性物質が水
溶液で使用すべきものであるときはそのような必要はな
い。すなわちハイドロゲル材料を水和しチューブ(1)の
内壁に対して押し付けチューブ壁中の開口部(2)を通し
て液体並びにバクテリアに対して非透過性であるシール
を提供する。第1図または第2図の装置に導入された活
性物質は開口部(2)を介してシリンダ(3)および(5)のハ
イドロゲル材料を通って拡散し患者の体内に放出され
る。
第3図ではエラストマー材料(11)製チューブの両端部
をプラグ(12)で保持し強制的に円環状に形成させた環
状装置(10)を示している。チューブ(11)の壁内には
多数の開口部(13)がある。加えてハイドロゲル材料の
シリンダ状部分(15)はチューブ(11)の内側に設けら
れており膨潤状態ではこれらのハイドロゲル材料のチュ
ーブがチューブ(11)の内側を圧迫し開口部(13)を横
切って延びている。例えば避妊用溶液を環状装置(10)
内に供給しこれによってハイドロゲル部分(15)を膨潤
状態に維持し装置をシールする。
使用に際し第3図の装置を子宮頚を取り巻く患者の膣部
に挿入し開口部(13)を介してハイドロゲル材料(15)を
通して拡散せしめ持続的かつ制御した方法で避妊剤を放
出する。避妊剤が第3図の装置から消費したときは装置
を膣から取り出し単に廃棄して新しい避妊剤入り装置と
置き換えるかあるいはこの装置にプラグ(12)を外して
新しい避妊剤溶液を挿入し膣にこれを再挿入する前に装
置のプラグヲ閉めることにより避妊剤を再充填してもよ
い。
代わりにもし第3図の装置が自己シーリング性材料でで
きているときは皮下に差し込んで再充填可能な差し込み
具として使用してもよい。
第4図は第1図または第2図に示した如い本発明差し込
み装置を模式的に示している。この装置(20)を腹部の
皮膚(22)の下および腹部の筋肉(23)の上にある皮下
組織(21)中においた。装置(20)はかがり付け(24)
によって組織に固定される。差し込み装置(20)の各端
部をチューブ(25)と(26 )それぞれを介して患者の
体外に連結する。
第5図は本発明装置の腹膜内差し込みを説明している。
装置(20)を腹部の皮膚(22)の下、皮下組織(21)お
よび腹部の筋肉(23)から腹膜キャビティ(28)に挿入
したものである。第4図に示す如くこの装置はかがり付
け(24)により組織に固定されている。第4図にも示す
如く装置(20)の各端部はチューブ(25)および(26)
それぞれを介して患者の外部に連結されている。腹膜内
差し込みのためにはこれらのチューブ(25)および(2
6)は一般に腹部の皮膚(22)の下に挿入する。
取り外し可能なキャップ(29),(30)をチューブ(2
5)および(26)それぞれの外端部に提供する。
所望ならば本発明装置を第4図および5図に示すように
ループ状にし装置(20)の2つの対応するアームを一緒に
固定することにより取り除くことが可能となる。
患者を例えばタラセミア活性物質で治療するに際し、デ
スフェロキサミンの等張性水溶液をチューブ(25)に沿
って差込装置(20)中に導入する。溶液はキャップ(2
9)を通してチューブ(25)中に注入するかあるいはキ
ャップを液体の導入のために取り外してもよい。この溶
液は、活性物質が開口部を横切るハイドロゲル層を通し
て回りの体内に拡散するときからチューブ(25)に沿っ
て装置(20)中に移動する。デスフェロキサミンの患者
への放出速度は加える溶液の濃度(strength)や装置自体
の開口部の数、並びに寸法およびハイドロゲルの性質並
びに厚さを調製することによりコントロールしてもよ
い。追加の活性物質が必要な場合はチューブ(25)を通
して装置(20)に追加の溶液を加えることにより装置を
再補給してもよい。差し込み装置(20)内の溶液を、例
えば洗い流して除去することが必要な場合には、チュー
ブ(25)からチューブ(26 )を通して洗浄液を流通さ
せることによって、該装置内の溶液を外部へ排出させて
もよい。
本発明を以下実施例により説明する。
実施例 以下の如くしてハイドロゲルを調製した: ポリ(エチレンオキシド):分子量4360 1モル ポリ(エチレンオキシド):分子量1610 0.5モル ポリ(プロピレンオキシド):分子量445 1モル 1,2,6-ヘキサントリオール 2モル メチレン-ビス-(4-シクロヘキシル 51/2モル イソシアネート) このポリマーを以下の寸法の筒状部材に成型した: 初期乾燥寸法(mm) 完全膨潤寸法(mm) 内径 3.0 4.0 外径 6.0 8.0 壁部厚さ 1.45 1.9 長さ 20 27 この部材を内径3.8mmおよび外径11mmの開口部を全
体に有するシリコンチューブ中に配置した。あるチュー
ブは直径4mmの開口部60個、すなわち総開口部面積
7.5cm2を有し、他のチューブは直径5mmの開口部6
0個を有し総開口部面積11.8cm2であった。これら
のチューブ中にデスフェロキサミン溶液(5ml)を入れ
た: 表−1 試料 デスフェロキサミン 開口部面積 溶液濃度(mg/ml) cm2 A 89 7.5 B 169 7.5 C 102 11.8 D 169 11.8 各チューブをシールし蒸留水400ml中に浸漬した。膨
潤したハイドロゲル部材がチューブ中の開口部を覆っ
た。
デスフェロキサミンの放出速度は以下 通りであった: 表−2 時間[時(hr)] 放出速度(mg hr-1) A B C D 20 3.1 6.4 5.1 6.75 40 2.8 4.2 3.5 4.8 60 2.3 3.6 2.8 3.6 80 1.7 3.1 2.3 2.9 100 1.2 2.7 2.0 2.55
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明差し込み僧尼の部分断面図、 第2図は別の形状の本発明差し込み装置の断面図、 第3図は膣に挿入するための本発明装置の断面図、 第4図は本発明装置を皮下に挿入した図面、および 第5図は本発明装置を腹膜内に差し込んだ図面である。 (1)チューブ (2)開口部 (3)環状シリンダ状部分 (4)ハイドロゲル (20)本発明装置 (21)皮下組織 (22)皮 膚 (23)筋 肉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリオン・イー・マクニール イギリス国スコツトランド、ミルンガビー ジー・62 7・エイチ・エフ、ロー・ク レイグトン・ハウス(番地の表示なし)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの開口部(2;13)が形成
    された非透水性壁部を有する容器(1:11)を具備し、
    該壁部が活性物質収容用キャビティを限定し、該キャビ
    ティの壁部全体とは接触せずに該開口部(2;13)を覆
    うハイドロゲル部材(3;5;15)を通して該キャビテ
    ィ内に収容された活性物質を放出させるための持続放出
    用装置であって、該キャビテイ内に少なくとも1つのハ
    イドロゲル部材(3;5;15)が配設され、該ハイドロ
    ゲル部材が膨潤状態において、該開口部(2;13)を覆
    ってキャビティ壁部を押圧することによって、該開口部
    (2;13)に隣接するキャビテイ壁部と封止状態で接触
    することを特徴とする持続放出用装置。
  2. 【請求項2】壁部が可撓性材料である第1項記載の装
    置。
  3. 【請求項3】ハイドロゲル部材(3;5;15)が膨潤状態
    において実質上開口部(2;13)領域においてのみキャ
    ビティ壁部と接触している第1項または第2項記載の装
    置。
  4. 【請求項4】装置が再補給可能な外科用差し込み装置で
    あり壁部が自己シーリング材料からできている第1項か
    ら第3項いずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】装置が再補給可能な外科用差し込み装置で
    あり、少なくとも1つの放出可能なシール(29;30)
    を備え、これによって装置を患者に差し込んだ時、活性
    物質がキャビティ中に導入し得るようにした前記第1項
    から第3項いずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】装置が非透水性材料のチューブ(1;11)
    を含み、該チューブ壁がその長さ方向に多数の開口部
    (2;13)を有し、該チューブ(1;11)が膨潤状態で
    チューブ壁中の開口部を覆う1またはそれ以上の環状ハ
    イドロゲル部材(3;5;15)を含み、かつそのチュー
    ブ端部でシールされている第1項から第5項いずれかに
    記載の装置。
  7. 【請求項7】キャビティ中に活性物質を有している第1
    項から第6項いずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】活性物質が飽和溶液で装置中に存在するか
    あるいは装置中に水性媒体を導入したときに活性物質の
    飽和溶液が形成されるような量で存在している第7項記
    載の装置。
JP60023341A 1984-02-07 1985-02-07 活性物質の持続放出用装置 Expired - Lifetime JPH062663B2 (ja)

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