JPH06266260A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH06266260A
JPH06266260A JP5393493A JP5393493A JPH06266260A JP H06266260 A JPH06266260 A JP H06266260A JP 5393493 A JP5393493 A JP 5393493A JP 5393493 A JP5393493 A JP 5393493A JP H06266260 A JPH06266260 A JP H06266260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
fixing roller
roller
separation claw
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5393493A
Other languages
English (en)
Inventor
Saijiro Endo
才二郎 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5393493A priority Critical patent/JPH06266260A/ja
Publication of JPH06266260A publication Critical patent/JPH06266260A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着を終えた用紙を定着ローラから剥離する
分離爪を有し、該分離爪を定着ローラに対して接離自在
とした定着装置において、分離爪を定着ローラに対して
離隔した位置から近接させる際に、分離筒爪により定着
ローラの表面を損傷することを防止すること。 【構成】 用紙を圧接して該用紙に画像を定着せしめる
定着ローラ(2)と、該定着ローラに対して接離自在と
されるとともに、定着後の用紙を該定着ローラから剥離
させる分離爪(5)とを有する定着装置において、定着
作動時に、該分離爪を該定着ローラに対して押圧する押
圧手段(17)を有するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
ファクシミリ、等の画像形成装置に於ける定着装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置は、図10に示す
ように、給紙部101に複数の大きさの異なるシートを
収納したカセット容器102,103が着脱自在に装着
されており、これらのカセット容器102,103のう
ち一つからシートが給紙される。そして、このシート
に、転写部104に於いて感光ドラム105よりトナー
像が転写され、定着部106に於いてトナー像が定着さ
れる。画像を定着されたシートは、排紙部107により
装置外へ排出される。
【0003】図7は、前記画像形成装置で用いられてい
る一般的な定着装置を示したものである。図7に於い
て、転写紙Pは図のA方向より搬送部40(図10)に
よって搬送され、一対の加圧ローラ3と定着ローラ2の
形成する圧接部(以下ニップとする)に進入する。進入
した転写紙P上に担持された未定着現像剤像は、該ニッ
プ部を通過しながら、加圧力と、定着ローラ内蔵のヒー
タ4からの熱を与えられ、溶融等を伴って上記転写紙P
へ定着される。定着された転写紙Pは上記定着ローラ及
び加圧ローラ3の後方に配置された一対の排紙ローラ対
10及び11によって機外へ導かれる。
【0004】このような構成及び作動を行う定着装置に
於いて、定着ローラ2は通常金属製等の硬質表面を持っ
たローラとして形成されたものが用いられ、他方加圧ロ
ーラ3はシリコーンゴム等の軟質表面を持ったローラと
して形成されたものが用いられている。その結果、加圧
力及び熱が確実に転写紙及び転写紙上の未定着現像剤像
に与えられて良好な定着が行われる。
【0005】定着ローラ対のニップ部を通過した用紙
が、定着ローラ2、加圧ローラ3に巻き付かない様にそ
れぞれのローラには用紙の分離爪が当接されている。分
離爪5,6は、回転中露露5a,6aの廻りに回動可能
であり、引っ張りバネ7,8により、ある一定の押圧力
で、ローラに当接される。12,13は排紙用ガイド、
14は排紙側板である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の様な定着
装置において、紙詰まりした用紙を取り除き易くする為
に、定着装置106に対して、排紙部107を開閉可能
に構成する事が一般的である。
【0007】すなわち、図9に示される様に、排紙部1
07はその回動中心15のまわりに回転し、定着装置1
06から離される。紙詰まりした用紙を除去した後は、
再び排紙部107を定着装置に対して閉じる事となる。
先述した分離爪5は、引張りバネ7に引かれたまま、排
紙部と一体で移動する。
【0008】その為、排紙部を閉じてゆく動作中に分離
爪5の先端は、まず定着ローラ2に接した後、排紙部1
07が完全に閉じられた状態に到るまでの間、すなわち
図8中に示される距離aだけ定着ローラ表面上を摺擦し
ながら移動する事になる。図中破線で示される分離爪
は、排紙部が完全にセットされた時の、分離爪の位置を
示している。
【0009】従来、この分離爪先端の摺擦により、定着
ローラが損傷を受ける事があった。特に、排紙部をユー
ザーが勢いよく閉じた場合には、、その損傷の程度はひ
どく、定着ローラ表面のコート層等が削りとられてしま
う場合もあった。
【0010】本発明は、上記問題を解決した定着装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、用紙
を圧接して、該用紙に画像を定着せしめる定着ローラ
と、該定着ローラに対して接離自在であり、定着後の用
紙を該定着ローラから剥離させる分離爪とを有する定着
装置において、定着作動時に、該分離爪を該定着ローラ
に対して押圧する押圧手段を有することにより、前記の
ような、分離爪による定着ローラに対する損傷を防止す
る事が出来る。
【0012】
【実施例】本発明の実施例の概略図を図1に示す。
【0013】定着ローラ2を駆動する為の駆動力は、図
示されないギアから、定着ローラギア19に入力され
る。定着ローラギア19から連なるギア列は、図1中に
示される矢印方向に、各々回転する。定着ローラギア1
9、アイドラーギア20,21は定着側板25に設けら
れている。
【0014】排紙ローラギア22,24及びアイドラー
ギア23は排紙部側板14に設けられており、排紙部
を、回転中心15のまわりに回転させることにより、一
体に回動し、定着器から離す。排紙ローラギア22は、
その内側にベルト18を備えており、該ベルト18を介
して、トルクリミッタ17が回転される。トルクリミッ
タ17自体の構造は公知であるので、詳細は避けるが、
概説すると分離爪5と一体である爪軸16の延長軸と外
環との間に、ある一定のトルク以上ですべる様にした手
段が設けられている。
【0015】この為、排紙ローラギア22が回転してい
る時、分離爪5はある一定の力で、定着ローラ2に押し
つけられており、爪軸16とトルクリミッタ17とはす
べったままの状態となる。
【0016】一方、爪軸16のトルクリミッタ17と反
対側は、図3に示される様な構成となっている。爪軸1
6の先端は、図の様に折れ曲っており、引張りバネ28
により、排紙側板に対して引張られている。この引張り
力により、分離爪5は、定着ローラ2から離れる方向に
回転力を加えられているが先に述べた、トルクリミッタ
17により与えられるトルクの方が大きい為、駆動が伝
達されている時には、分離爪5は定着ローラに押圧され
る事になる。
【0017】排紙部を定着器に対して、開く際の概略図
が図2に示されている。排紙部回転中心15のまわりに
回転する事により、アイドラーギア21と排紙ローラギ
ア22は離れる為、排紙部内のギア22,23,24は
自由に回転する状態となる。
【0018】この為分離爪5と一体の爪軸は、先に図3
で示された引張りバネ28による引張り力により、図2
中、矢印A方向で示される様に回転される。すなわち、
分離爪5は定着ローラ2から離れる方向に回転される。
【0019】ユーザーが紙詰まりした用紙のに処理を終
了し、再び排紙部を閉じてゆく際の様子が図4、図5、
図6に示されている。排紙部を定着器に対して閉じた状
態(図5)においては、分離爪5は、定着ローラ2から
離れたままの状態にある。これは、先に図2を用いて説
明した様に、引張りバネ28の作用によるものであり、
排紙部を開いた時の状態がそのまま保持されているから
である。
【0020】次に装置本体の電源がONとなり、定着器
に駆動が伝達されると、先に図1を用いて説明した様に
トルクリミッタ17により、分離爪5は定着ローラ2に
対して押圧される事になる(図6)。
【0021】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は、その特許請求の範囲内において、前記実施例
に限られることなく、種々の実施を行うことができるこ
とは勿論である。例えば、図1中に示したベルト18に
よる駆動連結は、ギア列等の連結手段によって構成する
事も可能である。又、図3中に示した引張りバネ28の
代りに、板バネ等の弾性部材を用いる事も可能であり、
また、分離爪等による自重により分離爪が定着ローラか
ら離れる方向に回動する構成をとる事も可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明した様に、定着ローラを回転さ
せる駆動力の一部を用いて、用紙分離爪を定着ローラに
押圧させる事により、分離爪先端が定着ローラ表面を損
傷してしまう危険を防止する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による定着装置の一実施例の一側部を示
す斜視図
【図2】前記実施例において、排紙部の開放時を示す斜
視図
【図3】前記実施例の他側部を示す斜視図
【図4】前記実施例において、排紙部が閉方向に向かう
作動説明図
【図5】前記実施例において、分離爪が定着ローラに対
して離れた状態にある作動説明図
【図6】前記実施例において、分離爪が定着ローラに押
圧された状態を示す作動説明図
【図7】従来の定着装置において、定着動作中の作動説
明図
【図8】前記従来の定着装置において、排紙部が完全に
閉じられる直前を示す作動説明図
【図9】前記従来の定着装置において、排紙部が開放さ
れた状態を示す作動説明図
【図10】従来の画像形成装置の一例を示す図
【符号の説明】
2…定着ローラ 5…分離爪 10,11…排紙ローラ 14…排紙側板 17…トルクリミッタ 18…ペルト 20,21,23…アイドラーギア 25…定着側板 26…爪軸 28…引張りバネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を圧接して、該用紙に画像を定着せ
    しめる定着ローラと、該定着ローラに対して接離自在で
    あり、定着後の用紙を該定着ローラから剥離させる分離
    爪とを有する定着装置において、 定着作動時に、該分離爪を定着ローラに対して押圧する
    押圧手段を有する事を特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段に、トルクリミッターを用
    いた事を特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 該分離爪が、該ローラから離隔した際、
    該分離爪先端を、該ローラに押圧する方向とは逆方向に
    移動させる移動手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の定着装置。
JP5393493A 1993-03-15 1993-03-15 定着装置 Pending JPH06266260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5393493A JPH06266260A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5393493A JPH06266260A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 定着装置

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Publication Number Publication Date
JPH06266260A true JPH06266260A (ja) 1994-09-22

Family

ID=12956578

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5393493A Pending JPH06266260A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 定着装置

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JP (1) JPH06266260A (ja)

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