JPH06265941A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法

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JPH06265941A
JPH06265941A JP30632293A JP30632293A JPH06265941A JP H06265941 A JPH06265941 A JP H06265941A JP 30632293 A JP30632293 A JP 30632293A JP 30632293 A JP30632293 A JP 30632293A JP H06265941 A JPH06265941 A JP H06265941A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液晶表示装置のガラス基板5の上に設ける金
属6と透明導電体10の接続部において、金属6の表面
あるいは下層に窒化層7を形成して透明導電体10で被
覆し、窒化層7を介して金属6と透明導電体10の電気
的導通を得る。さらに、金属6の下層に窒化層7を形成
する構造においては、金属6の上面に陽極酸化を施して
絶縁体を形成し、その上を透明導電体10で被覆する場
合もある。 【効果】 金属6が透明導電体10と直接に接合する部
分では、界面に低級酸化物層が形成されて高抵抗にな
る。しかし窒化層7を介した接合面は酸化物層が形成さ
れないので、接合部の電気抵抗を十分低くできる。また
窒化層7や陽極酸化による絶縁体を介した接合面は、前
記のような低級酸化物層の存在する接合面とは違い、剥
離を生じる荷重が大きくなって、金属6と透明導電体1
0の密着力が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング素子に金
属−絶縁体−金属構造(以下MIMと記す)や薄膜トラ
ンジスタ(以下TFTと記す)を用いたアクティブマト
リクス方式の液晶表示装置において、配線材料であるタ
ンタル(以下Taと記す)膜と酸化インジウムスズ膜
(以下ITOと記す)などの透明導電体を積層する部分
の構造と製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、高品位な画質が得られるアクティ
ブマトリクス方式の液晶表示装置のスイッチング素子と
して、TFTや、ダイオードや、MIM素子などが用い
られている。TFTのゲート電極や配線材料、MIM素
子の電極や配線材料には、陽極酸化法で容易に高品質の
絶縁膜を形成できるTa膜が多く使われる。
【0003】ところで、画素電極および配線材料として
用いられている酸化インジウムスズを、Ta上にスパッ
タリング法などで積層して熱処理を行うと、Taの酸素
親和力が大きいためITOからTaに酸素が拡散する。
このためTaとITOの界面では、Ta側に絶縁性の酸
化タンタル層が形成されて接触抵抗が高くなる。一方、
ITO側は界面付近で酸素が欠乏するので、インジウム
の析出層やインジウムの低級酸化物層が形成され、Ta
膜とITO膜の密着性が低下する。そこでTa配線とI
TO配線を接続するのに、Ta層とITO層の間にバリ
ア層として他の金属を設けることや、陽極酸化処理など
の方法で酸化タンタル層を形成し、Ta層とITO層を
酸化タンタル層をはさんで容量結合することなどが行わ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Ta膜
とITO膜の間にバリア層として他の金属を設ける方法
では、バリア層のパターンニング工程が必要となって製
造工程が複雑化する。また、酸化物層をはさんで容量結
合で接続する方法では、例えばMIM素子の非対称性を
補正するための直流バイアス(オフセット)駆動がやり
にくいという不都合がある。本発明の目的は、この問題
を解決して、複雑な製造工程によらずにTa膜とITO
膜の密着性を改善し、Ta膜とITO膜を抵抗を低くし
て直流結合することのできる配線接続部の構造と製造方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では液晶表示装置におけるTa膜とITO膜
の積層部において、Ta膜の表面あるいは下層に窒化層
を形成して、その上にITO膜を積層し、この窒化層を
介してTa膜とITO膜を導通させる構造を取る。さら
に、Ta膜の下層に窒化層を形成する構造においては、
Ta膜の上面に陽極酸化を施して絶縁体を形成し、その
上にITO膜を積層する構造を取るものもある。
【0006】Ta膜の表面に窒化層を設ける構造の製造
方法は、ガラス基板上にスパッタリング法によりTaか
らなる金属を形成する工程と、金属表面に窒化層を形成
する工程と、フォトエッチング処理により窒化層と金属
をパターンニングする工程と、金属と透明導電体の接続
部にはレジストを施し素子部にはレジストを施さずに陽
極酸化を行い、素子部に絶縁体を形成する工程と、透明
導電体を形成する工程よりなる。金属表面に窒化層を形
成する工程は、基板の表示領域をレジストマスクで覆っ
て行うこともある。また、金属表面に窒化層を形成する
工程と、フォトエッチング処理により窒化層と金属をパ
ターンニングする工程は、順序を入れ替えてもよい。
【0007】Ta膜の下層に窒化層を設ける構造の製造
方法は、ガラス基板上に窒化層を形成する工程と、スパ
ッタリング法によりTaからなる金属を形成する工程
と、フォトエッチング処理により窒化層と金属をパター
ンニングする工程と、金属と透明導電体の接続部にはレ
ジストを施し素子部にはレジストを施さずに陽極酸化を
行い、素子部に絶縁体を形成する工程と、透明導電体を
形成する工程よりなる。さらに、金属上面に絶縁体を設
ける場合には、金属形成後に陽極酸化を行って絶縁体を
形成してから、フォトエッチングによるパターンニング
を行う。
【0008】上記の製造方法において、金属表面に窒化
層を形成する方法は、窒素プラズマ処理、または窒素ガ
スを導入する反応性スパッタリング法、または窒化タン
タルをターゲットとするスパッタリング法、窒素雰囲気
中での熱処理、またはN2 をドーピングガスとするイオ
ン注入法である。
【0009】
【実施例】本発明による液晶表示装置の実施例を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の液晶表示装置のアク
ティブ基板1の概略図で、破線で囲った表示領域3に多
数の信号線、スイッチング素子、画素電極が形成されて
おり、信号線は配線15によって基板上に実装された駆
動用IC(16)に接続されている。図2は図1の表示
領域3内の一つの画素電極の周辺を示す。信号線2は表
面に絶縁層の形成された金属で、本発明の実施例におい
ては材料にタンタル(Ta)を用い、破線11で囲った
MIM素子部を介して、画素電極である透明導電体10
に接続されている。図3はMIM素子部の拡大図であ
る。図4は図1の配線15におけるTa/ITO接続部
を示し、破線部が金属のTa、実線部が透明導電体のI
TOである。以下の各実施例において、MIM素子部に
ついては図3のA−A線における工程順の断面図、Ta
/ITO接続部については図4のB−B線における工程
順の断面図を参照しながら説明する。
【0010】まず、本発明の第1の実施例について、図
3のA−A線におけるMIM素子部の工程順の断面図を
図5(a)〜(e)に示す。また、図4のB−B線にお
ける配線のTa/ITO接続部の工程順の断面図を図6
(a)〜(e)に示す。
【0011】第1の実施例において、Ta/ITO接続
部は図6(e)に示す構造を取る。ガラス基板5の上の
金属6のTaは、上面に窒化タンタル(TaNx)の窒
化層7を設けてパターンニングされ、その上を透明導電
体10のITOが被覆している。
【0012】この構造によれば、金属6のTaは上面で
窒化層7をはさんで透明導電体10のITOに接合し、
側面でITOと直接に接合する。側面では金属6とIT
Oの界面に酸化膜が形成されて高抵抗になる。しかし窒
化層7を介した上面は、酸化膜が形成されないので抵抗
が十分低い接合になる。
【0013】次に、上記の構造を得るための製造方法を
説明する。図5(a)と図6(a)に示すように、ガラ
ス基板5の上に金属6としてTaをスパッタリング法に
より厚さ250nmに形成する。
【0014】次に、下記の条件で金属6に窒素プラズマ
処理を施し、図5(b)と図6(b)のように、金属6
のTa表面に窒化タンタルの窒化層7を形成する。窒素
プラズマ処理は、金属6のTa膜形成後に真空を破らず
に行ってもよく、一度大気中に出した後に行ってもよ
い。 ガス種 :窒素ガス ガス圧 :1mTorr Rf投入電力 :0.08W/cm2 処理時間 :1〜30min 処理温度 :室温(特に加熱せず)
【0015】次に、図5(c)と図6(c)に示すよう
に、通常のフォトリソグラフィ処理とリアクティブイオ
ンエッチング(以下RIEと略す)処理により、金属6
のTaと窒化層7を同時にパターンニングする。ここ
で、窒化層7の膜厚は数nm〜数10nmと薄いので、
金属6のパターンニング工程にはなんら影響ない。
【0016】次に、図6(d)と図5(d)に示すよう
に、Ta/ITO接続部にはレジスト8を被覆し、MI
M素子部にはレジストを施さずに、クエン酸0.1%水
溶液中で35Vの電圧を印加して陽極酸化を行い、図5
(d)のごとく金属6の表面に絶縁体9の五酸化タンタ
ル(Ta2 O5 )を厚さ70nmに形成する。この場
合、窒化層7は前述のように充分薄いので、絶縁体9の
形成に影響しない。
【0017】次に、Ta/ITO接続部のレジスト8を
剥離した後、図5(e)と図6(e)に示すように、透
明導電体10としてITOをスパッタリング法で厚さ2
00nmに形成して熱処理を行い、通常のフォトエッチ
ング処理によりITOをパターンニングして素子を完成
する。
【0018】図7は、前記の窒化条件で金属6を窒素プ
ラズマ処理した処理時間と、Ta/ITOの剥離荷重の
関係を示すグラフである。剥離荷重はスクラッチテスタ
SST−101(島津製作所製)を用いたスクラッチ試
験で求めた。試験は次の条件で行った。 Ta膜厚 :250nm ITO膜厚 :200nm 試験法 :定速負荷試験 カートリッジ先端径 :15μm 負荷速度 : 1μm/s 振幅 :50μm 送り速度 :20μm
【0019】図7のグラフにおいて、横軸は窒素プラズ
マ処理時間、縦軸は剥離荷重である。ここで処理時間0
minは、窒素プラズマ処理を行っていないサンプルの
データである。グラフから分かるように、窒素プラズマ
処理を行うことによって剥離を生じる荷重が大きくな
り、処理時間を長くするにつれて剥離荷重が増加する。
すなわち、窒素プラズマ処理はTa/ITOの密着力改
善に有効である。
【0020】図9に示すように、金属6と透明導電体1
0が20×20μm2 の面積で重なるように設けたモニ
タパターンを用い、次の条件でTa/ITOの接触抵抗
の評価を行った。 Ta膜厚 :250nm ITO膜厚 :200nm モニタ形状 :20×20μm2 のTa/ITO積層パ
ターンの46個直列接続 抵抗測定 :モニタパターンに電圧10Vを印加した
ときの抵抗値
【0021】図8は、Ta膜形成後に真空を破らずに行
った窒素プラズマ処理時間とTa/ITOの接触抵抗の
関係を示すグラフである。横軸は窒素プラズマ処理時
間、縦軸は抵抗値を対数で表したものである。グラフか
ら分かるように、約1minのプラズマ処理時間で、抵
抗値が5桁ほど小さくなる。
【0022】第2の実施例として、図5および図6の窒
化層7の形成を、窒素ガスを導入する反応性スパッタリ
ング法により下記の条件で行った。この場合にも実施例
1と同様な効果が得られた。 ガス圧 :1mTorr 窒素ガス流量 :12〜24sccm 温度 :300℃
【0023】図10は、図9のモニタパターンを用い
て、実施例2におけるTa/ITOの接触抵抗を評価し
た結果のグラフである。評価条件は、実施例1の場合と
同様である。グラフの横軸は窒素ガスの導入量、縦軸は
モニタ抵抗の抵抗値を対数で表したものである。グラフ
から分かるように、導入窒素ガスの流量が約20scc
mで、抵抗値は6桁ほど小さくなる。
【0024】なお、窒素ガスを導入する反応性スパッタ
リング法で金属のTa上に窒化層を形成する場合、MI
M素子の特性に影響を与えずにTa/ITO接続部の接
触抵抗だけを改善するためには、窒化層7の膜厚を数n
m〜数10nmにする必要がある。
【0025】第3の実施例として、図5および図6の窒
化層7の形成を、窒化タンタル(TaN)ターゲットを
用いたスパッタリング法により下記の条件で行った。こ
の場合にも先の各実施例と同様な効果が得られた。 ガス種 :アルゴン ガス圧 :1mTorr 温度 :300℃
【0026】第4の実施例として、図5および図6の窒
化層7の形成を、窒素雰囲気中で金属6のTaを下記の
条件で熱処理することにより行った。この場合にも先の
各実施例と同様な効果が得られた。 ガス圧 :5atm 温度 :500℃ 処理時間 :1hr
【0027】さらに、窒化層7の形成にはN2 をドーピ
ングガスとしたイオン注入法を用いてもよい。典型的な
条件例は下記のごとくである。 加速電圧 :50kV ドーズ量 :1×1016ion/cm2
【0028】第5の実施例は、第1の実施例で用いた窒
素プラズマ処理を、金属であるTaのパターンニング後
に行ったものであり、第1の実施例と同様な効果が得ら
れた。第5の実施例について、先の図3のA−A線にお
けるMIM素子部の工程順の断面図を図11(a)〜
(e)に示す。また、先の図4のB−B線における配線
のTa/ITO接続部の工程順の断面図を図12(a)
〜(e)に示す。
【0029】第5の実施例においては、Ta/ITO接
続部は図12(e)に示す構造を取る。ガラス基板5の
上の金属6のTaは、パターンニング後に全表面に窒化
タンタル(TaNx)の窒化層7が形成され、その上を
透明導電体10のITOが被覆している。
【0030】この構造によれば、金属6のTaは窒化層
7をはさんで透明導電体10のITOと積層されるの
で、接合部に酸化膜が形成されず抵抗が十分低くなる。
金属6の配線幅が数μm以下であって、透明導電体10
のITOからの酸素拡散が側面を通して起こることが問
題となる場合、この実施例の構造は特に有効である。
【0031】次に、上記の構造を得るための製造方法を
説明する。図11(a)と図12(a)に示すように、
ガラス基板5の上に金属6としてTaをスパッタリング
法により厚さ250nmに形成する。
【0032】次に、図11(b)と図12(b)に示す
ように、通常のフォトリソグラフィ処理とRIE処理に
より、金属6のTaをパターンニングする。
【0033】次に、図11(c)と図12(c)に示す
ように、第1の実施例と同様な条件で金属6に窒素プラ
ズマ処理を施し、金属6のTa表面に窒化層7を形成す
る。
【0034】次に、図12(d)と図11(d)に示す
ように、Ta/ITO接続部にはレジスト8を被覆し、
MIM素子部にはレジストを施さずに、クエン酸0.1
%水溶液中で35Vの電圧を印加して陽極酸化を行い、
図11(d)のごとく金属6の表面に絶縁体9のTa2
O5 を厚さ70nmに形成する。この場合、窒化層7は
充分薄いので、絶縁体9の形成に影響しない。
【0035】次に、Ta/ITO接続部のレジスト8を
剥離した後、図11(e)と図12(e)に示すよう
に、透明導電体10としてITOをスパッタリング法で
厚さ200nmに形成し、通常のフォトエッチング処理
によりパターンニングして素子を完成する。
【0036】第6の実施例として、図11および図12
の窒化層7の形成を、窒素雰囲気中で金属6のTaを第
4の実施例の場合と同様の条件で熱処理して行った。こ
の場合にも先の各実施例と同様な効果が得られた。
【0037】第1の実施例あるいは第5の実施例におい
て、配線接続部のタンタル電極表面に窒化層を作るため
にタンタル表面に窒素プラズマ処理を行うと、図5
(c)や図11(c)に示すように、MIM素子部の金
属電極6の表面にも窒化層7が形成される。前述のよう
に、通常、この窒化層7は十分薄いので、次工程の陽極
酸化処理による絶縁体9の形成に影響しない。しかしな
がら、図6(e)あるいは図12(e)に見られるTa
/ITO接続部の特性向上を重視して窒化の度合いを強
めるような場合には、MIM素子部の金属電極6の表面
における窒化層7の形成により、完成したMIM素子の
方の特性が不十分なものになることがあり得る。そのよ
うな不具合を避けるには、先の図1に示した表示領域3
にレジストマスクを施してから窒化処理を行う。そうす
れば窒化は配線接続部のタンタル電極表面のみで行われ
て、MIM素子部は影響を受けることがなく、Ta/I
TO接続部のための最良の窒化条件を選ぶことができ
る。レジストマスクは単に表示部を覆う形であればよい
から、複雑なマスクは不要である。
【0038】次に、以上の各実施例のように窒化層をT
a膜の表面に設けるのではなく、基板上に窒化層を設け
る構造を説明する。そのような構造である第7の実施例
について、先の図3のA−A線におけるMIM素子部の
工程順の断面図を図13(a)〜(d)に示す。また、
先の図4のB−B線における配線のITO/Ta接続部
の工程順の断面図を図14(a)〜(d)に示す。
【0039】第7の実施例においては、Ta/ITO接
続部は図14(d)に示す構造を取る。ガラス基板5の
上の窒化タンタル(TaNx)からなる窒化層7の上に
金属6のTaが積層されてパターンニングされ、その上
を透明導電体10のITOが被覆している。
【0040】この構造によれば、金属6のTaは上面お
よび側面で透明導電体10のITOに接合し、下面で窒
化層7に接合する。そして窒化層7は側面で透明導電体
10と接合する。金属6と透明導電体10の直接の接合
面12では、接合の界面に酸化膜が形成されて高抵抗に
なる。一方、窒化層7の側面と透明導電体10の接合面
14では酸化膜が形成されないので低抵抗になる。ま
た、金属6と窒化層7の接合面13も金属導電性を示す
材料の積層なので低抵抗である。従って、金属6のTa
と透明導電体10の主要な電流経路は、金属6/窒化層
7/透明導電体10となり、電気的に低抵抗の接続部が
得られる。
【0041】次に上記の構造を得るための製造方法を説
明する。図13(a)と図14(a)に示すように、ガ
ラス基板5の上に窒化タンタル(TaNx)からなる窒
化層7を、窒素ガスを導入するTaの反応性スパッタリ
ング法により厚さ50nmに形成する。この窒化層7の
形成は下記の条件で行う。 導入ガス :アルゴン+窒素 全圧 :1.0mTorr 窒素分圧 :0.3mTorr 基板加熱温度 :300℃ 投入電力 :1.7kW
【0042】次に、下記の条件により、窒化層7上にT
aからなる金属6を200nmの膜厚に形成する。 導入ガス :アルゴン 全圧 :1.0mTorr 基板加熱温度 :300℃ 投入電力 :1.7kW
【0043】次に、図13(b)と図14(b)に示す
ように、通常のフォトリソグラフィとRIE処理によ
り、窒化層7と金属6のTaを同時にパターンニングす
る。
【0044】次に、図14(c)と図13(c)に示す
ように、Ta/ITO接続部にはレジスト8を被覆し、
MIM素子部にはレジストを施さずに、クエン酸0.1
%水溶液中で35Vの電圧を印加して陽極酸化を行い、
図13(c)のごとく金属6と窒化層7の表面に絶縁体
9の五酸化タンタル(Ta2 O5 )を厚さ70nmに形
成する。
【0045】次に、Ta/ITO接続部のレジスト8を
剥離した後、図13(d)と図14(d)に示すよう
に、透明導電体10としてITOをスパッタリング法で
厚さ200nmに形成して熱処理を行い、通常のフォト
エッチングによりITOをパターンニングして素子を完
成する。
【0046】先の図9のモニタパターンにより、下記の
条件で接続抵抗の評価を行った。 TaNx膜厚: 50nm Ta膜厚 :200nm ITO膜厚 :200nm モニタ形状 :20×20μm2 のTaNx/Ta/I
TO積層パターンの46個直列接続 ただし、導通は主に側壁のTaNx/ITO部で取られ
る。 抵抗測定 :モニタに10〔V〕の電圧を印加したと
きの抵抗値
【0047】この測定による抵抗値は約100kΩであ
った。TaNx層を設けずにTa膜厚を250nm、I
TO膜厚を250nmとしたTa/ITO構造の同一モ
ニタパターンにおける抵抗値と比較して、5桁程度小さ
くなることが分かった。
【0048】第8の実施例として、図13および図14
の窒化層7の形成を、窒化タンタル(TaN)ターゲッ
トを用いたスパッタリングにより、下記の条件で行っ
た。この場合にも実施例7と同様な効果が得られた。 ガス種 :アルゴン ガス圧 :1mTorr 温度 :300℃
【0049】次に、第9の実施例について、先の図3の
A−A線におけるMIM素子部の工程順の断面図を図1
5(a)〜(d)に示す。また、先の図4のB−B線に
おける配線のITO/Ta接続部の工程順の断面図を図
16(a)〜(d)に示す。
【0050】第9の実施例においては、Ta/ITO接
続部は図16(d)に示す構造を取る。ガラス基板5の
上の窒化タンタル(TaNx)からなる窒化層7の上に
金属6のTaが積層され、さらに第2の絶縁体11が積
層されてパターンニングされ、その上を透明導電体10
のITOが被覆している。
【0051】この構造によれば、金属6のTaは上面で
第2の絶縁体11を介して透明導電体10のITOに接
合し、側面で透明導電体10に直接に接合し、下面で窒
化層7に接合する。そして窒化層7は側面で透明導電体
10と接合する。金属6の上面と透明導電体10の間は
第2の絶縁体11があるため高抵抗になり、また、金属
6と透明導電体10の直接の接合面12においては、接
合の界面に酸化膜が形成されて高抵抗になる。一方、窒
化層7の側面と透明導電体10の接合面14では、酸化
膜が形成されないので低抵抗になる。また、金属6と窒
化層7の接合面13も、金属導電性を示す材料の積層な
ので低抵抗である。従って、金属6のTaと透明導電体
10の主要な電流経路は、金属6/窒化層7/透明導電
体10となり、電気的に低抵抗の接続部が得られる。
【0052】次に上記の構造を得るための製造方法を説
明する。図15(a)と図16(a)に示すように、ガ
ラス基板5の上に窒化タンタル(TaNx)からなる窒
化層7を、窒素ガスを導入するTaの反応性スパッタリ
ング法により厚さ50nmに形成する。窒化層7の形成
条件は実施例7の場合と同じである。
【0053】次に、実施例7と同様にして、窒化層7上
にTaからなる金属6を200nmの膜厚に形成する。
【0054】次に、クエン酸0.1%水溶液中で5Vの
電圧を印加して陽極酸化を行い、金属6のTa表面に第
2の絶縁体11として五酸化タンタル(Ta2 O5 )を
厚さ10nmに形成する。
【0055】次に、図15(b)と図16(b)に示す
ように、通常のフォトリソグラフィとRIE処理によ
り、窒化層7の窒化タンタルと金属6のTaと第2の絶
縁体11を同時にパターンニングする。
【0056】次に、図16(c)と図15(c)に示す
ように、Ta/ITO接続部にはレジスト9を被覆し、
素子部にはレジストを施さずに、クエン酸0.1%水溶
液中で35Vの電圧を印加して陽極酸化を行い、図15
(c)のごとく窒化層7と金属6の表面に絶縁体9のT
a2 O5 を厚さ70nmに形成する。先の第2の絶縁体
11は絶縁体9より低い電圧で陽極酸化されたので、絶
縁体9の特性に影響しない。
【0057】次に、Ta/ITO接続部のレジスト8を
剥離した後、図15(d)と図16(d)に示すよう
に、透明導電体10としてITOをスパッタリング法で
厚さ200nmに形成して熱処理を行い、通常のフォト
エッチングによりITOをパターンニングして素子を完
成する。
【0058】先の図9のモニタパターンにより、下記の
条件で接続抵抗の評価を行った。 TaNx膜厚: 50nm Ta膜厚 :200nm ITO膜厚 :200nm モニタ形状 :20×20μm2 のTaNx/Ta/T
a2 O5 /ITO積層パターンの46個直列接続 ただし、導通は主に側壁のTaNx/ITO部で取られ
る。 抵抗測定 :モニタに10〔V〕の電圧を印加したと
きの抵抗値
【0059】この測定による抵抗値は実施例7の場合と
同様に約100kΩであった。TaNx層を設けずにT
a膜厚を250nm、ITO膜厚を250nmとしたT
a/ITO構造の、同一モニタパターンにおける抵抗値
と比較して、5桁程度小さくなることが分かった。
【0060】さらに、実施例9では金属/透明導電体接
続部の上部のTa/ITO間に、第2の絶縁体11のT
a2 O5 層が形成されている。このためTaとITOの
密着力が改善される。先に[従来の技術]の項で、従
来、Ta/ITOの接合界面にインジウムの低級酸化物
層などが形成されて、Ta膜とITO膜の密着力が低下
することを述べた。前記の各実施例では、Ta/ITO
境界に窒化層を設けて低級酸化物層の形成を防ぐことに
より、密着力を高めている。実施例9で、酸化物層であ
る第2の絶縁体11を設けることにより密着力が改善さ
れるのでは、酸化物層の影響が先の記述と異なるという
印象を受けるかもしれない。しかし原理はまだ十分解明
されていないが、Ta/ITO接続部に副次的に発生す
る低級酸化物層と、実施例9のように陽極酸化により意
図的に形成された酸化物層は性質が異なり、前者はTa
/ITO接続部の密着力を弱めるが、後者は強化するこ
とが発明者らの実験で明らかになっている。陽極酸化に
よる酸化物層のバリア効果によって低級酸化物層の形成
が防止され、密着力が増加するのである。
【0061】実施例9におけるITOの剥離荷重を、前
出のスクラッチテスタSST−101を用いたスクラッ
チ試験で求めた。試験は次の条件で行った。 Ta膜厚 :200nm Ta2 O5 膜厚 : 50nm ITO膜厚 :200nm 試験法 :定速負荷試験 カートリッジ先端径:15μm 負荷速度 : 1μm/s 振幅 :50μm 送り速度 :20μm
【0062】この測定の結果、金属/透明導電体接続部
の上部の剥離荷重は40〔gf〕以上であり、Ta膜厚
250〔nm〕、ITO膜厚200〔nm〕としてTa
/ITOを直接積層したサンプルの、同一の測定条件で
の剥離荷重0.5〔gf〕と比較して80倍以上の大幅
な密着力改善が見られた。
【0063】第10の実施例として、図15および図1
6の窒化層7の形成を、窒化タンタルターゲットを用い
たスパッタリング法により第3の実施例の場合と同様の
条件で行った。この実施例においても実施例9と同様な
効果が得られた。
【0064】以上の各実施例で述べた製造工程は、MI
M素子でなくTFTを用いたものの配線部にも応用可能
であることは言うまでもない。窒化層の下地となる金属
のTa膜は、窒素添加タンタルや、窒化タンタル、ある
いはTaと他の金属の合金であってもよい。また、配線
に用いる金属として、Taの他に酸素親和力の大きな金
属、例えばNbを用いた場合にも有効である。透明導電
体として、ITO以外にIn2 O3 、SnO2 、ZnO
などの酸化物を用いる場合も、本発明の製造方法は有効
である。
【0065】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、液晶表示装置の駆動素子や配線の形成におい
て、金属/透明導電体接続部に窒化層を介在させる構造
とし、これによって製造工程を複雑にすることなく、ま
た素子特性に大きな影響を与えることなく、金属と透明
導電体の接触抵抗を低減している。さらに、金属と透明
導電体の接合面に窒化層または絶縁体の存在する構造で
は、両者の密着力が大幅に改善され、表示品質の優れた
アクティブマトリクス方式の液晶表示装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置のアクティブ基板の概略
平面図である。
【図2】本発明の液晶表示装置の画素電極周辺の平面図
である。
【図3】本発明の液晶表示装置のMIM素子部を拡大し
た平面図である。
【図4】本発明の液晶表示装置の配線におけるTa/I
TO接続部を拡大した平面図である。
【図5】本発明の液晶表示装置の第1ないし第4の実施
例のMIM素子部の製造工程を示す断面図である。
【図6】本発明の液晶表示装置の第1ないし第4の実施
例のTa/ITO接続部の製造工程を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の液晶表示装置の製造方法におけるプラ
ズマ処理時間と剥離荷重の関係を示すグラフである。
【図8】本発明の液晶表示装置の製造方法におけるプラ
ズマ処理時間と抵抗値の関係を示すグラフである。
【図9】基板上の配線の抵抗値の測定に用いるモニタパ
ターンである。
【図10】本発明の液晶表示装置の製造方法における窒
素導入量と抵抗値の関係を示すグラフである。
【図11】本発明の液晶表示装置の第5および第6の実
施例のMIM素子部の製造工程を示す断面図である。
【図12】本発明の液晶表示装置の第5および第6の実
施例のTa/ITO接続部の製造工程を示す断面図であ
る。
【図13】本発明の液晶表示装置の第7および第8の実
施例のMIM素子部の構造と製造工程を示す断面図であ
る。
【図14】本発明の液晶表示装置の第7および第8の実
施例のTa/ITO接続部の構造と製造工程を示す断面
図である。
【図15】本発明の液晶表示装置の第9および第10の
実施例のMIM素子部の構造と製造工程を示す断面図で
ある。
【図16】本発明の液晶表示装置の第9および第10の
実施例のTa/ITO接続部の構造と製造工程を示す断
面図である。
【符号の説明】
5 ガラス基板 6 金属 7 窒化層 8 レジスト 9 絶縁体 10 透明導電体 11 第2の絶縁体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属と透明導電体の接続部を、ガラス基
    板上のタンタルからなる金属と、金属表面に形成した窒
    化層と、金属と窒化層を被覆する透明導電体により構成
    し、窒化層を介して金属と透明導電体の電気的接続を得
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 ガラス基板上にタンタルからなる金属を
    形成する工程と、金属表面に窒化層を形成する工程と、
    フォトエッチング処理により窒化層と金属をパターンニ
    ングする工程と、配線部にレジストを施して陽極酸化を
    行い素子部に絶縁体を形成する工程と、透明導電体を形
    成する工程を有することを特徴とする液晶表示装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の液晶表示装置の製造方
    法における金属表面に窒化層を形成する工程と、フォト
    エッチング処理により金属をパターンニングする工程の
    順序を入れ替えたことを特徴とする液晶表示装置の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の液晶表
    示装置の製造方法において、金属表面に窒化層を形成す
    る工程は、窒素プラズマ処理、または窒素ガスを導入す
    る反応性スパッタリング法、または窒化タンタルをター
    ゲットとするスパッタリング法、窒素雰囲気中での熱処
    理、またはN2 をドーピングガスとするイオン注入法で
    あることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の液晶表示装置の製造方
    法のうち、金属表面への窒化層形成工程が窒素プラズマ
    処理である製造方法の窒化層形成工程は、基板の表示領
    域をレジストマスクで覆って行うものであることを特徴
    とする液晶表示装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 金属と透明導電体の接続部を、ガラス基
    板上の窒化タンタルからなる窒化層と、窒化層上のタン
    タルからなる金属と、窒化層と金属を被覆する透明導電
    体により構成し、下層の窒化層を介して金属と透明導電
    体の電気的接続を得ることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 ガラス基板上に窒化層を形成する工程
    と、タンタルからなる金属を形成する工程と、フォトエ
    ッチング処理により窒化層と金属をパターンニングする
    工程と、配線部にレジストを施して陽極酸化を行い素子
    部に絶縁体を形成する工程と、透明導電体を形成する工
    程を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 金属と透明導電体の接続部を、ガラス基
    板上の窒化タンタルからなる窒化層と、窒化層上のタン
    タルからなる金属と、金属上の酸化タンタルからなる絶
    縁体と、窒化層と金属と絶縁体を被覆する透明導電体に
    より構成し、下層の窒化層を介して金属と透明導電体の
    電気的接続を得ることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 ガラス基板上に窒化層を形成する工程
    と、タンタルからなる金属を形成する工程と、陽極酸化
    を行い絶縁体を形成する工程と、フォトエッチング処理
    により窒化層と金属および絶縁体をパターンニングする
    工程と、配線部にレジストを施して陽極酸化を行い素子
    部に絶縁体を形成する工程と、透明導電体を形成する工
    程を有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項7または請求項9に記載の液晶
    表示装置の製造方法において、ガラス基板上に窒化層を
    形成する工程は、窒素ガスを導入する反応性スパッタリ
    ング法、または窒化タンタルをターゲットとするスパッ
    タリング法であることを特徴とする液晶表示装置の製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08160450A (ja) * 1994-12-12 1996-06-21 Ricoh Co Ltd 配線用積層金属材料および該材料を使用したパターン形成方法
KR100493383B1 (ko) * 2002-10-01 2005-06-07 엘지.필립스 엘시디 주식회사 액정표시장치의 금속패턴 형성방법
US8570300B2 (en) 2010-09-24 2013-10-29 Japan Display West, Inc. Touch detection function display device and electronic apparatus

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