JPH0626581U - 収納家具連結型テーブル - Google Patents

収納家具連結型テーブル

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JPH0626581U
JPH0626581U JP6288492U JP6288492U JPH0626581U JP H0626581 U JPH0626581 U JP H0626581U JP 6288492 U JP6288492 U JP 6288492U JP 6288492 U JP6288492 U JP 6288492U JP H0626581 U JPH0626581 U JP H0626581U
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storage furniture
storage
furniture
joint frame
plate
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JP6288492U
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稔 矢野
康士 松下
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納家具に見栄え良く簡単に取り付けること
ができ、施工労力の省力化とコストダウン化が図れる収
納家具連結型テーブルを提供する。 【構成】 壁面に沿って配置され天板30Dを有する収納
家具30に垂直状態で接合枠固定板31を設ける。この収納
家具30に連結固定されるテーブルユニット10は、収納家
具30の天板30Dと同一高さとなるテーブル面を有するテ
ーブル本体10Aと、このテーブル本体10Aに連結される脚
部10Bとから形成する。そして、このテーブルユニット1
0のテーブル本体10A下面には、接合枠20を設けるととも
に、この接合枠20と前記収納家具30の接合枠固定板31と
を固定手段によって固定できるように形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、収納家具連結型テーブル及びその製造方法に関し、更に詳しくは 、収納家具に簡単に取り付けることができ、施工労力の省力化とコストダウン化 が図れる収納家具連結型テーブルに関し、更にこの収納家具連結型テーブルの製 造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内の壁面に沿って配置された天板を有する収納家具にあっては、その 収納家具内部の収納スペースとその天板の上面を物を収納し若しくは物を置く台 として利用するのが通常であった。 また、その天板の上面を物を置く台として利用するだけでは足りない場合にあ っては、更に独立した別体のテーブルを収納家具に接するように配置させること によって収納家具の天板の面積とテーブルのテーブル面の面積とを一体として有 機的に利用していた。
【0003】 一方、収納家具に適切な高さとデザインの調和のとれたテーブルを組み込んで 、テーブルを必要とするときに適宜、テーブルを収納家具から引き出して使用で きるように形成したテーブルもあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、収納家具に接するように独立した別体のテーブルを配置させると、収 納家具とテーブルの高さが合わないばかりか、デザイン的にも釣合がとれないと いう問題点があった。 また、収納家具とテーブルの高さを合わせ、更にデザイン的にも釣合がとれる ようにいわゆる現場合わせでテーブルを製作するとなると、施工労力がかかるば かりかコストアップをも招いてしまう、といった問題点もあった。
【0005】 更に、前述したように適切な高さとデザインの調和のとれたテーブルをあらか じめ収納家具に組み込み、テーブル使用時に適宜テーブルを引き出して使用可能 に形成させると、テーブル及び収納家具の構造が複雑になり易く、ひいてはコス トアップを招いてしまう、といった問題点もあった。 そこで、本考案が解決しようとする課題は、収納家具に簡単に取り付けること ができ、施工労力の省力化とコストダウン化が図れるとともに、見栄えの良い収 納家具連結型テーブルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した課題を解決するためのものである。 請求項1記載の収納家具連結型テーブルは、壁面に沿って配置され天板を有す る収納家具に垂直状態で接合枠固定板を設けるとともに、前記収納家具の天板と 同一高さとなる上面を有するテーブル本体と、このテーブル本体の一方側に連結 される脚部とからなるテーブルユニットのテーブル本体下面に接合枠を固定し、 この接合枠の反脚部側と前記収納家具の接合枠固定板とを固定手段によって固定 可能に形成したことを特徴とする。
【0007】 請求項2記載の収納家具連結型テーブルは、前記請求項1記載の収納家具連結 型テーブルの有する構成要件をすべて含むほか、収納家具の天板とテーブル本体 との当接部分にパッキン材を介したことを特徴とする。 請求項3記載の収納家具連結型テーブルの製造方法は、壁面に沿って配置され 天板を有する収納家具に、予め、垂直状態で接合枠固定板を固定する一方、前記 収納家具の天板と同一高さとして形成される上面を有するテーブル本体と、この テーブル本体に連続する脚部とからなるテーブルユニットの前記テーブル本体の 下面に、接合枠を固定しておき、その後、前記テーブル本体下面に固定した接合 枠を前記収納家具の接合枠固定板に固定することによって収納家具とテーブルユ ニットを一体に接続させることを特徴とする。
【0008】
【作 用】 請求項1記載の収納家具連結型テーブルによれば、以下のような作用を奏する こととなる。 先ず、収納家具を壁面に沿って配置させる。 この収納家具には、予め、垂直状態で接合枠固定板を固定して形成しておくと ともに、その上部に天板を固定しておく。
【0009】 テーブル本体と脚部は、固定手段によって連結固定する。 次に、テーブル本体の下面の適切位置に、適切な固定手段を用いて接合枠を固 定する。この接合枠によってテーブルユニットを収納家具に連結固定されるとと もに、テーブルユニットの強度を担保している。 このように接合枠と一体に連結されたテーブルユニットを前記収納家具に連結 固定するには、以下の手順を採る。
【0010】 即ち、接合枠を収納家具の接合枠固定板に対して適切に位置させ、適切な固定 手段によってテーブルユニットと収納家具とが連結固定される。この場合、テー ブルユニットの脚部は、テーブルユニットを接合枠を介して収納家具に固定する 際に、テーブル本体が収納家具の天板と同一平面となるように形成されているた めにテーブル本体が収納家具の天板と一体のテーブル面として作用することとな る。
【0011】 請求項2記載の収納家具連結型テーブルによれば、請求項1記載の収納家具連 結型テーブルが奏する作用を奏するほか、以下のような作用を奏する。 即ち、テーブル本体を接合枠によって収納家具に連結固定するに際して、テー ブル本体と収納家具の天板の反壁面側の面との間にパッキン材を介することによ って、テーブル本体と収納家具との密着が担保される。
【0012】 請求項3記載の収納家具連結型テーブルの製造方法によれば、以下のような作 用を奏する。 先ず、収納家具を壁面に沿って配置させる。 この収納家具には、予め、垂直状態で接合枠固定板を固定して形成しておくと ともに、その上部に天板を固定しておく。
【0013】 テーブル本体と脚部は、固定手段によって連結固定する。 次に、テーブル本体の下面の適切位置に、適切な固定手段を用いて接合枠を固 定する。 このように接合枠と一体に連結されたテーブルユニットを前記収納家具に連結 固定するには、接合枠を収納家具の接合枠固定板に対して適切に位置させ、更に 適切な固定手段によってテーブルユニットと収納家具とが連結固定される。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例に係る構成について図1乃至図2に従って説明する。 ここで図1は、請求項2記載の考案の一実施例に係る収納家具連結型テーブルの 分解斜視図である。即ち、請求項1記載の考案の一実施例にあっては、図1から 後述するパッキン材15を除いたものに対応するものである。図2は、本考案の 一実施例に係るテーブル本体と脚部の固定構造を示した部分断面図である。
【0015】 本考案の一実施例に係る収納家具連結型テーブルは、室内の壁面に沿って配置 され天板30Dを有する収納家具30に連結固定されて形成されるものである。 そして、この収納家具30の反壁面側には垂直状態で接合枠固定板31を設けて あり、この接合枠固定板31に収納家具連結型テーブルを連結固定可能な構造と なっている。
【0016】 この収納家具連結型テーブルは、前記収納家具30の天板30Dと同一高さと なる上面(以下、「テーブル面」という。)を有する板状のテーブル本体10A と、テーブル本体10Aに連結され、かつテーブル本体10Aを床面に対して支 持するための脚部10Bとから形成され、更にテーブル本体10A下面に接合枠 20を設け、この接合枠20と前記収納家具30の接合枠固定板31とを固定手 段によって固定できるように形成されている。
【0017】 以下、収納家具30及び収納家具連結型テーブルの構成について更に詳しく説 明する。 先ず、この収納家具30の構成から図1に従って説明する。 この収納家具30は、同一の奥行き寸法を有する箱状に形成され、その内部を 収納空間として形成されている収納庫を直列に複数連結すると共に、室内の壁面 に沿って配置させて構成されたものである。更に詳しくは、収納家具30は、蓋 を有しない連結収納庫30Aと、連結収納庫30Aの向かって左側に配置させる 適宜の両開きの蓋を有する個別収納庫30Bと、連結収納庫30Aの向かって右 側に配置させる適宜の両開きの蓋を有する個別収納庫30Cとから構成されてい るものである。
【0018】 個別収納庫30B及び個別収納庫30Cは、詳しい図示を省略するものの、そ の内部の収納空間を適宜の板材等で任意に仕切ることによって収納空間を有効に 利用できるように形成されている。 連結収納庫30Aは、反壁面側部分に垂直状態で接合枠固定板31を設けてい る。この接合枠固定板31の両側は収納空間として利用され、この空間を上下に 任意に仕切ることにより収納空間を有効に利用するために適宜の仕切板33がそ れぞれ一枚設けられている。なお、この仕切板33は、いわゆるダボ接続等によ り、任意に仕切ることができるように形成されている。
【0019】 接合枠固定板31には、前記テーブルユニット10を収納家具30に連結する ための部材である接合枠20を連結ネジ28によって連結固定するための適切な 数のネジ穴32が設けられている。 このように形成され、かつ壁面に沿って直列に配置された連結収納庫30A, 個別収納庫30B,個別収納庫30Cの上部を、長尺状の板状部材である天板3 0Dで覆うことによって、これら収納庫の上部の体裁を整えるとともに各収納庫 同士を適切に連結している。
【0020】 次に、以上のように形成された収納家具30に接合枠20を用いて連結される テーブルユニット10について説明する。 テーブルユニット10は、前記連結収納庫30Aの正面における横幅と同一の 幅を有し、かつ適切厚さの板状に形成されたテーブル本体10Aと、このテーブ ル本体10Aを水平に配置させて状態で床面に対して支持するための脚部10B とから構成されている。この脚部10Bは、テーブル本体10Aの反壁面側の面 である脚部側接合面11に連結固定されるものである。なお、ここで説明の便宜 上、テーブル本体10Aの壁面側の面を収納庫側接合面14とする。
【0021】 脚部10Bは、前記テーブル本体10Aと同様の板厚を有する板状部材を垂直 断面が逆L字状となるように形成されており、かつ、脚部10Bの幅はテーブル 本体10Aと同一の幅に形成されている。更に詳しくは、水平に配置されるテー ブル本体10Aの脚部側接合面11側に、テーブル本体10Aと同様の板材を若 干延設させる形で設け、この水平板材を垂直下側方向に折曲する形で前記逆L字 状に形成されているものである。かかる板材をL字状に形成するに際しては、縦 横二つの板材を適当な接合手段で組み合わせることによって形成される場合が多 い。この場合において、脚部10Bの垂直高さは、前記収納家具30の天板30 Dの上面と同一平面となるようになっている。
【0022】 なお、ここで説明の便宜上、脚部10Bの水平板状部分であってテーブル本体 10A側の垂直面をテーブル本体側接合面12とする。 テーブル本体10Aの反壁面側端部の裏面には、図2に示すように、脚部10 Bをボルト18A及びナット18Bによって締結固定するために、このボルト1 8Aを収納可能な適宜の深さと幅を有するボルト収納用凹部16を形成させてい る。そして更に、このボルト収納用凹部16から脚部側接合面11を水平に貫通 させ、前記ボルト18Aを挿入できるように、複数のネジ穴13が形成されてい る。
【0023】 一方、脚部10Bの水平板状部分の裏側には、上記テーブル本体10Aの場合 と同様に、テーブル本体10Aと脚部10Bをボルト18A及びナット18Bに よって締結固定するために、このナット18Bを収納可能な適宜の深さと幅を有 するナット収納用凹部17を形成させている。そして更に、このナット収納用凹 部17からテーブル本体側接合面12を水平に貫通させ、前記ボルト18Aを挿 入できるように前記ネジ穴13の位置に対応した複数のネジ穴19が形成されて いる。
【0024】 続いて、テーブルユニット10を収納家具30の連結収納庫30Aに連結固定 するための部材である接合枠20について図1に従って説明する。 接合枠20は、側板21及び側板22と、脚部側連結板23及び家具側連結板 24とから四角枠状に形成され、テーブル本体10Aの下部にボルト等の適当な 固定手段によって固定されるものである。この接合枠20の長手方向の長さは、 テーブルユニット10を収納家具30に固定した際に脚部10Bと接合枠固定板 31とで形成される間隔と等しいか若干小さめに形成されている。従って、テー ブルユニット10の下面に適合するとともに、テーブルユニット10の骨材とし てその強度を担保できるように形成されているものである。
【0025】 家具側連結板24は、接合枠20を連結収納庫30Aの接合枠固定板31に連 結固定するための板材であり、脚部側連結板23は、接合枠20をテーブルユニ ット10の脚部10Bに連結固定するための板材である。そして、側板21及び 側板22は、これら脚部側連結板23及び家具側連結板24を一定の間隔を保持 しつつ連結固定するための板状部材である。
【0026】 家具側連結板24には、前記接合枠固定板31に形成されたネジ穴32と対応 するようにネジ穴27が設けられている。このネジ穴27とネジ穴32の位置と を合わせた後に連結ネジ28をネジ穴27にねじ込むことによって、接合枠20 が連結収納庫30Aと連結されるものである。 一方、脚部10Bの垂直板状部分の収納家具30側の面と連結固定されること となる脚部側連結板23にも、脚部10Bに形成された図示しないネジ穴と対応 するようにネジ穴26が設けられている。接合枠20と脚部10Bとを固定する 場合には、このネジ穴26と脚部10Bに形成された図示しないネジ穴の位置と を合わせた後に、連結ネジ28と同様な図示しないネジをネジ穴26にねじ込む ことによって、接合枠20が脚部10Bと連結されるものである。
【0027】 なお、請求項2記載の考案の一実施例に係る構成にあっては、上記請求項1記 載の考案の一実施例に係る構成をすべて含むほか、テーブル本体10Aと天板3 0Dとの当接部分に、テーブル本体10Aの収納庫側接合面14と同一の面積を 有するとともに適切な厚みを有するゴム製のパッキン材15を介している。 次に、このような構成からなる請求項1記載の考案の一実施例に係る作用につ いて説明する。
【0028】 先ず、連結収納庫30A、個別収納庫30B、個別収納庫30Cを壁面に沿っ て配置させる。 この収納家具30の連結収納庫30Aには、予め、垂直状態で接合枠固定板3 1を固定して形成しておくとともに、連結収納庫30A乃至個別収納庫30Cの 上部に天板30Dを固定しておく。
【0029】 テーブル本体10Aと脚部10Bは、図2に示すように、テーブル本体10A の脚部側接合面11と脚部10Bのテーブル本体側接合面12とを、各々に設け たネジ穴13及びネジ穴19とが一致するように位置させた後、ボルト18Aを ネジ穴13から挿入してボルト18Aをナット18Bにて締結することによって 連結固定する。
【0030】 なお、接合枠20の脚部側連結板23は、脚部10Bの縦部分であって壁面側 の図示しない適切な位置に、ボルト等を脚部側連結板23のネジ穴26に通して 締結することによって固定する。 次に、テーブル本体10Aの下面の適切位置に、適切な固定手段を用いて接合 枠20を固定する。この際、接合枠20の家具側連結板24が壁面側に向くよう にする。なお、この接合枠20によってテーブルユニット10を収納家具30に 連結固定されるとともに、テーブルユニット10の強度を担保している。
【0031】 このように接合枠20と一体に連結されたテーブルユニット10を前記収納家 具30に連結固定するには、以下の手順を採る。 即ち、接合枠20の家具側連結板24を収納家具30の接合枠固定板31に、 各々のネジ穴32、ネジ穴27が一致するように位置させてから、連結ネジ28 をネジ穴27にねじ込むことによってテーブルユニット10と収納家具30とが 連結固定される。この場合、テーブルユニット10の脚部10Bは、テーブルユ ニット10を接合枠20を介して収納家具30に固定すると、テーブル本体10 Aが天板30Dと同一平面となるように形成されているためにテーブル本体10 Aが天板30Dと一体のテーブル面として作用することとなる。
【0032】 なお、請求項2記載の考案の一実施例に係る作用において、上記請求項1記載 の考案の一実施例に係る作用と相違する点は以下の通りである。 即ち、テーブル本体10Aを接合枠20によって収納家具30に連結固定する に際して、テーブル本体10Aの収納庫側接合面14と収納家具30の天板30 Dの反壁面側の面との間にパッキン材15を介することとする点が相違するのみ である。
【0033】 次に、図1及び図2に示した一実施例に係る効果を説明する。 請求項1記載の考案の一実施例に係る効果は、テーブルユニット10を、壁面 に沿って配置させた収納家具30に接合枠20を介して簡単に取り付けることが でき、施工労力の省力化とコストダウン化が図れる、という効果がある。なお、 この接合枠20によってテーブルユニット10を収納家具30に簡単に連結固定 できるとともに、テーブルユニット10の強度をも担保することができる。
【0034】 また、天板30Dとテーブル本体10Aとを同一高さとなるように形成したの で、収納家具30の天板30Dだけではスペース的に手狭な場合に、天板30D をより有効なスペースとして活用することができる。 更に、接合枠20を四角枠状に形成し、かつ接合枠固定板31との固定を接合 枠20の四角枠の内部で連結ネジ28を用いて行っているので、連結部分が外部 に露出することがなく外観上の体裁を担保することもできる。
【0035】 なお、収納家具30の連結収納庫30A乃至個別収納庫30Cは、それぞれ同 一寸法の奥行きを有する別体として独立に形成し、これらを配置自在に形成した ことにより、連結収納庫30Aの配置位置を変えることによってテーブルユニッ ト10の配置位置を自由に変えることができるという効果もある。 また、請求項2記載の考案の一実施例に係る効果は、上記請求項1記載の考案 の一実施例に係る効果と同様の効果を奏するほか、以下のような効果を奏するも のである。
【0036】 即ち、テーブル本体10Aを接合枠20によって収納家具30に連結固定する に際して、テーブル本体10Aの収納庫側接合面14と収納家具30の天板30 Dの反壁面側の面との間にパッキン材15を介しているので、テーブル本体10 Aと天板30Dとの密着度が増し、この連結部分に隙間をなくすことができる。 従って、テーブル本体10Aと天板30Dの連結部分において飲料水等をこぼし ても、当該連結部分から床に滴り落ちることがないという効果がある。また、こ のパッキン材15はゴム製としてあるため、接合枠20を接合枠固定板31に取 り付ける際の寸法誤差を吸収できるという効果もある。
【0037】 続いて、本考案のバリエーションを説明する。 上記実施例にあっては、個別収納庫30Bと個別収納庫30Cの間に位置する ように配置される蓋を有しない連結収納庫30Aとから構成されているとして説 明したが、本実施例に限られず、連結収納庫30Aの配置を変化させてもよく、 また連結収納庫30Aに適宜蓋を形成させてもよい。
【0038】 また、接合枠20を、側板21及び側板22と、脚部側連結板23及び家具側 連結板24とから四角枠状に形成するものとして説明したが、脚部側連結板23 及び家具側連結板24のような適宜の接合面を有していれば、四角枠状に形成し なくてもよい。 次に、請求項3記載の考案の一実施例に係る収納家具連結型テーブルの製造方 法について説明する。
【0039】 先ず、連結収納庫30A、個別収納庫30B、個別収納庫30Cを壁面に沿っ て配置させる。 この収納家具30の連結収納庫30Aには、予め、垂直状態で接合枠固定板3 1を固定して形成しておくとともに、連結収納庫30A乃至個別収納庫30Cの 上部に天板30Dを固定しておく。
【0040】 次に、テーブル本体10Aの下面の適切位置に、適切な固定手段を用いて接合 枠20を固定する。この際、接合枠20の家具側連結板24が壁面側に向くよう にする。 テーブル本体10Aと脚部10Bは、図2に示すように、テーブル本体10A の脚部側接合面11と脚部10Bのテーブル本体側接合面12とを、各々に設け たネジ穴13及びネジ穴19とが一致するように位置させた後、ボルト18Aを ネジ穴13から挿入してボルト18Aをナット18Bにて締結することによって 連結固定する。
【0041】 なお、接合枠20の脚部側連結板23は、脚部10Bの縦部分であって壁面側 の図示しない適切な位置に、ボルト等を脚部側連結板23のネジ穴26に通して 締結することによって固定する。 このように接合枠20と一体に連結されたテーブルユニット10を前記収納家 具30に連結固定するには、以下の手順を採る。
【0042】 即ち、接合枠20の家具側連結板24を収納家具30の接合枠固定板31に、 各々のネジ穴32、ネジ穴27が一致するように位置させてから、連結ネジ28 をネジ穴27にねじ込むことによってテーブルユニット10と収納家具30とが 連結固定される。この場合、テーブルユニット10の脚部10Bは、テーブルユ ニット10を接合枠20を介して収納家具30に固定すると、テーブル本体10 Aが天板30Dと同一平面となるように形成されているためにテーブル本体10 Aが天板30Dと一体のテーブル面として作用することとなる。
【0043】 続いて、請求項3記載の考案の一実施例に係る収納家具連結型テーブルの製造 方法の効果について説明する。 上述したように、テーブルユニット10を、壁面に沿って配置させた収納家具 30に接合枠20を介して簡単に取り付けることができるとともに、少ない部品 点数にて製造できるので施工労力の省力化とコストダウン化が図れる、という効 果がある。
【0044】
【考案の効果】
本考案は、以下に記載されるような効果を奏する。 即ち、請求項1記載の収納家具連結型テーブルによれば、テーブルユニットを 、壁面に沿って配置させた収納家具に接合枠を介して見栄え良く簡単に取り付け ることができ、施工労力の省力化とコストダウン化が図れる収納家具連結型テー ブルを提供することできる。
【0045】 請求項2記載の収納家具連結型テーブルによれば、請求項1記載の考案に係る 効果と同様の効果を奏するほか、テーブル本体と天板の連結部分の密着度が増し 、この連結部分に隙間をなくすことができるような収納家具連結型テーブルを提 供することができる。 また、請求項3記載の収納家具連結型テーブルの製造方法によれば、テーブル ユニットを、壁面に沿って配置させた収納家具に接合枠を介して簡単に取り付け ることができるとともに、少ない部品点数にて製造できるので施工労力の省力化 とコストダウン化が図れる収納家具連結型テーブルの製造方法を提供することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る収納家具連結型テーブ
ルの分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係るテーブル本体と脚部の
固定構造を示した部分断面図である。
【符号の説明】 10 テーブルユニット 10A テー
ブル本体 10B 脚部 11 脚部側接合面 12 テー
ブル本体側接合面 13 ネジ穴 14 収納
庫側接合面 15 パッキン材 16 ボル
ト収納用凹部 17 ナット収納用凹部 18A ボル
ト 18B ナット 19 ネジ
穴 20 接合枠 21 側板 22 側板 23 脚部側連結板 24 家具
側連結板 26 ネジ穴 27 ネジ
穴 28 連結ネジ 30 収納家具 30A 連結
収納庫 30B 個別収納庫 30C 個別
収納庫 30D 天板 31 接合
枠固定板 32 ネジ穴 33 仕切

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に沿って配置され天板を有する収納
    家具に垂直状態で接合枠固定板を設けるとともに、前記
    収納家具の天板と同一高さとなる上面を有するテーブル
    本体と、このテーブル本体の一方側に連結される脚部と
    からなるテーブルユニットのテーブル本体下面に接合枠
    を固定し、この接合枠の反脚部側と前記収納家具の接合
    枠固定板とを固定手段によって固定可能に形成したこと
    を特徴とする収納家具連結型テーブル。
  2. 【請求項2】 収納家具の天板とテーブル本体との当接
    部分にパッキン材を介したことを特徴とする請求項1記
    載の収納家具連結型テーブル。
  3. 【請求項3】 壁面に沿って配置され天板を有する収納
    家具に、予め、垂直状態で接合枠固定板を固定する一
    方、前記収納家具の天板と同一高さとして形成される上
    面を有するテーブル本体と、このテーブル本体に連続す
    る脚部とからなるテーブルユニットの前記テーブル本体
    の下面に、接合枠を固定しておき、その後、前記テーブ
    ル本体下面に固定した接合枠を前記収納家具の接合枠固
    定板に固定することによって収納家具とテーブルユニッ
    トを一体に接続させることを特徴とした収納家具連結型
    テーブルの製造方法。
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Citations (3)

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JPS4944804U (ja) * 1972-07-28 1974-04-19
JPS5858739B2 (ja) * 1976-06-21 1983-12-27 ソニー株式会社 テ−プロ−デイング装置
JPS6338836B2 (ja) * 1981-04-16 1988-08-02 Tokyo Shibaura Electric Co

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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