JPH06265388A - 空気流量測定装置 - Google Patents

空気流量測定装置

Info

Publication number
JPH06265388A
JPH06265388A JP5055429A JP5542993A JPH06265388A JP H06265388 A JPH06265388 A JP H06265388A JP 5055429 A JP5055429 A JP 5055429A JP 5542993 A JP5542993 A JP 5542993A JP H06265388 A JPH06265388 A JP H06265388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
resistor
flow rate
air flow
amplification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5055429A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Oikawa
利紀 及川
Kaoru Uchiyama
内山  薫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP5055429A priority Critical patent/JPH06265388A/ja
Publication of JPH06265388A publication Critical patent/JPH06265388A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Flowmeters (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、温度特性誤差の少ない空気流
量測定装置を提供することにある。 【構成】吸入空気中に配置された発熱抵抗体3及び吸入
空気温度を検出するための感温抵抗体9と、複数の抵抗
体4,5,6,7,8とでブリッジ回路を構成された空
気流量測定装置において、増幅回路を構成する抵抗体1
7,18の抵抗温度係数を抵抗体17に対し抵抗体18
を大きくする。 【効果】本発明によれば、増幅回路の増幅率を温度変化
させることにより、温度特性測定誤差を軽減できるの
で、空気流量測定装置の温度特性が改良できる効果があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の内燃機関に吸
入される空気量を計測する空気流量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気流量測定装置は、ブリッジ回
路によって検出された吸入空気の検出出力と基準電圧と
を比較増幅する増幅回路によって所定の空気流量を出力
していた。又、この増幅回路の基準電圧として、ツェナ
ーダイオードのツェナー電圧により構成していた。ツェ
ナーダイオードのツェナー電圧は温度によって変化する
ため空気流量測定装置の温度補償が可能である。
【0003】これらに関する従来技術は、特開平2−243
965 号公報にも示されている。特開平2−243965 号公報
において、基準電圧として、ツェナーダイオードのツェ
ナー電圧を使用している。前述の通り、ツェナー電圧は
温度によって変化するため、回路を構成する部品の温度
変化によって生じる空気流量測定装置の流量検出誤差を
温度補償する様になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ブリ
ッジ回路によって検出された吸入空気量の検出出力と基
準電圧とを比較増幅する増幅回路の基準電圧としてツェ
ナーダイオードのツェナー電圧を使用している。一方、
基準電圧であるツェナーダイオードのツェナー電圧温度
特性は空気流量に対して勾配が無く、また、ブリッジ回
路によって検出された吸入空気量の検出出力の温度特性
は空気流量に対して勾配を持つことから、空気流量測定
装置の温度特性誤差は、空気流量に対して勾配を持つこ
とになる。従って、空気流量測定装置の温度特性誤差を
低空気流量で調整しても、高空気流量で温度特性誤差が
大きくなるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、温度特性誤差の空気流量
に対する依存性を少なくすることにより温度特性誤差の
少ない空気流量測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、空気流量測定装置の吸入空気量の検出出力と基準電
圧とを比較増幅する増幅回路において、増幅率を決定す
る抵抗体に温度特性を持たせるようにしたものである。
前記増幅回路の増幅率の分子項を決める抵抗体の抵抗体
温度係数,前記増幅回路の増幅率の分母項を決める抵抗
体の抵抗体温度係数において、前記分子項を決める抵抗
体の抵抗体温度係数を前記分母項を決める抵抗体の抵抗
体温度係数より大きくしたものである。
【0007】
【作用】上記増幅回路は、複数の抵抗体によって構成さ
れている。吸入空気量の検出出力は、増幅回路の増幅率
を決める抵抗体の比率を調整することにより変化させる
ことができる。従って、前記抵抗体の抵抗温度係数の異
なる抵抗体を使用して増幅回路の増幅率に温度特性を持
たせることによって、ブリッジ回路の出力電圧温度特性
の空気流量依存性を、補償する様にしたものである。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1,図2を用いて説明
する。
【0009】図1において、吸入空気中に配置される発
熱抵抗体3、及び、吸入空気温度を検出するための感温
抵抗体9と、複数の抵抗体4,5,6,7,8とでブリ
ッジ回路を構成しており、該ブリッジ回路の発熱抵抗体
3は加熱されており、空気が流れることによりブリッジ
のバランスが崩れ、オペアンプ10,11の出力をトラ
ンジスタ2を介してブリッジに戻すことにより、発熱抵
抗体3の温度が一定となる。また、空気の温度が変化し
た場合には、感温抵抗体9の抵抗値が変化しブリッジの
バランスが崩れ、このときブリッジのバランスがとれる
ように発熱抵抗体3の抵抗値が変化する。すなわち空気
温度が変化した場合に、ブリッジのバランス条件を変え
て発熱抵抗体3と感温抵抗体9の温度差が一定となるよ
うに制御する。また、ブリッジ回路の空気流量検出出力
はブリッジ回路の中点12である。増幅回路は、空気流
量検出出力12と、基準電圧22の差を増幅しており、
基準電圧22は所定の空気流量測定装置の出力を得るた
めに抵抗体13,14によって分圧されている。これら
の抵抗体13,14の抵抗値は所定の空気流量検出出力
を得るために調整される。抵抗体13,14によって分
圧された電圧23とブリッジ回路の空気流量検出出力1
2はオペアンプ25,抵抗体17,18により所定の空
気流量測定装置の出力になるように増幅されている。
【0010】温度変化によって抵抗体17,18の抵抗
値が変化するため増幅回路の増幅率が変化する。この抵
抗体17,18の抵抗温度係数を抵抗体17に対し抵抗
体18を大きくすることにより増幅回路の増幅率が温度
上昇に伴って大きくなるようにでき、これにより温度特
性の出力誤差を軽減することができる。
【0011】これを、図2を用いて説明する。図2の縦
軸は吸入空気温度25℃,回路部品温度25℃を基準と
して、吸入空気温度80℃,回路部品温度80℃の場合
の電圧の温度特性を示したものである。曲線27は、本
発明の一実施例を示すものであり、増幅回路の抵抗体の
抵抗温度係数を変化させ、増幅率に温度特性を持たせた
場合の出力電圧温度特性を示したものである。曲線28
は、従来技術による出力電圧温度特性を示したものであ
る。図1の一実施例によれば、空気流量測定装置の高空
気流量での温度特性を軽減することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、増幅回路の増幅率を変
化させることができるので、空気流量測定装置の温度特
性が改良できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための出力電圧温
度特性図である。
【符号の説明】
1…電源、2…パワートランジスタ、3…発熱抵抗体、
4〜8,13〜19…抵抗体、9…感温抵抗体,10,
11,24,25…オペアンプ、12…空気流量検出出
力、20…トランジスタ、21…ツェナーダイオード、
22…基準電圧、23…電圧、26…出力電圧。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 薫 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸入空気中に配置された発熱抵抗体、及
    び、吸入空気温度を検出するための感温抵抗体と、複数
    の抵抗体とでブリッジ回路を構成し、前記ブリッジ回路
    の検出出力を比較増幅器を介して前記ブリッジ回路に帰
    還することにより、前記発熱抵抗体と感温抵抗体との温
    度差が一定になるように制御されたブリッジ回路を具備
    し、該ブリッジ回路によって検出された吸入空気量の検
    出出力と基準電圧とを比較増幅してなる空気流量測定装
    置において、前記比較増幅を行う増幅回路の増幅率を決
    定する抵抗体に温度特性を持たせることを特徴とした空
    気流量測定装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、比較増幅を行う増幅回
    路の増幅率,該増幅率の分母を決定する抵抗体,該増幅
    率の分子を決定する抵抗体において、前記分子項の抵抗
    体温度係数が、前記分母項の抵抗体温度係数より大きく
    設定したことを特徴とする空気流量測定装置。
JP5055429A 1993-03-16 1993-03-16 空気流量測定装置 Pending JPH06265388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5055429A JPH06265388A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 空気流量測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5055429A JPH06265388A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 空気流量測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06265388A true JPH06265388A (ja) 1994-09-20

Family

ID=12998346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5055429A Pending JPH06265388A (ja) 1993-03-16 1993-03-16 空気流量測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06265388A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019109190A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 三菱電機株式会社 流量検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019109190A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 三菱電機株式会社 流量検出装置
US10753300B2 (en) 2017-12-20 2020-08-25 Mitsubishi Electric Corporation Flow rate detector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4468963A (en) Method and apparatus for measuring the mass of a pulsating medium flowing in a flow cross section
US7168312B2 (en) Heating resistor type air flow meter
US4463274A (en) Temperature compensation circuit for pressure sensor
US4872339A (en) Mass flow meter
US20050075804A1 (en) Optimized convection based mass airflow sensor circuit
EP0103212B2 (en) Thermal flow meter
JP3300615B2 (ja) レシオメトリック出力型発熱抵抗体式空気流量計及び発熱抵抗体式空気流量計及びエンジン制御装置
JPH06265388A (ja) 空気流量測定装置
US5394746A (en) Hot wire flow rate measuring circuit
JP3105609B2 (ja) 発熱抵抗体式空気流量計
US4571991A (en) Air flow measuring apparatus
JPH05312616A (ja) 空気流量測定装置
JPH0247493Y2 (ja)
US5508491A (en) Electronic mass airflow sensor circuit and method for manufacturing same
JP2677923B2 (ja) 発熱抵抗体式空気流量計
JPH0618540A (ja) 風速センサ
JPH05312613A (ja) センサ装置
JP3120478B2 (ja) 熱線式流量計
JPH1137815A (ja) 発熱抵抗式流量測定装置およびその温度誤差補正手段
JPH05249128A (ja) 風速センサ
JPH0520979Y2 (ja)
JPH07139985A (ja) 熱式空気流量測定装置
JP2002228501A (ja) 熱式空気流量計
JPH0886677A (ja) 熱式空気流量検出装置
JP2857491B2 (ja) 熱線式空気流量計