JPH06265304A - ヘテロダイン干渉計 - Google Patents

ヘテロダイン干渉計

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JPH06265304A
JPH06265304A JP8013693A JP8013693A JPH06265304A JP H06265304 A JPH06265304 A JP H06265304A JP 8013693 A JP8013693 A JP 8013693A JP 8013693 A JP8013693 A JP 8013693A JP H06265304 A JPH06265304 A JP H06265304A
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JP
Japan
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frequency
interference signal
photodetector
phase
laser
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Application number
JP8013693A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Doi
博 土井
Mitsuhito Kamei
光仁 亀井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘテロダイン干渉計において、測定対象のビ
ーム照射点の表面構造によらず、所要レベルの干渉信号
を得て、計測精度を向上する。 【構成】 周波数のわずかに異なる二つのビームの一方
を測定対象23に照射しその反射ビームと他方のビーム
とを重ね合わせてわずかに異なる位置に設置された2個
の光検出器A26、同B27により干渉信号A28、同
B29を得るヘテロダイン検出手段と、2つの干渉信号
の位相差を検出する位相差検出器32と、位相を一致さ
せる移相器33と、一致させた干渉信号を加算する加算
器34と、加算された干渉信号の周波数を分析する周波
数分析器35とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光の干渉現象を利用
して、測定対象の速度や振動を非接触に測定するヘテロ
ダイン干渉計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、例えば「オプティクス アンド
レーザ テクノロジイ」“Optics and Laser Tecnolo
gy”vol.7,No.1,P.11〜16に示されたヘテロダイン干渉
計の構成図であり、図9において、1はレーザ、2はレ
ーザ1からのビームを二分するビームスプリッタ、3は
ビームA、4はレンズA、5はビームB、6はミラー、
7は上記二分した一方のビームB5の周波数をシフトさ
せて周波数がわずかに異なるビームを得る周波数シフ
タ、8はレンズB、9は光検出器、10は干渉信号であ
り、主として光検出器9、ビームスプリッタ2、周波数
シフタ7によりヘテロダイン検出手段が構成されてい
る。
【0003】次に動作について説明する。図9に示すよ
うに、レーザ1から出たビームは、ビームスプリッタ2
により二分され、一方のビームA3はレンズA4で集光
される。上記の二分された他方のビームB5は、ミラー
6によって反射された後、周波数シフタ7により周波数
シフト(f0 )を受け、レンズA4によりビームA3と
交差する点に集光される。例えば、液体のような透過型
の測定対象の場合は上記2本のビームの交差する点に測
定対象が置かれ、測定対象を透過した散乱光がレンズB
8により光検出器9に集光される。上記光検出器9から
出力される干渉信号10の周波数(ドップラー周波数)
fは次式で表される。
【0004】 f=|f0 −(2V/λ)sin(θ/2)|
【0005】ここで、Vは図9の矢印方向、すなわち光
軸に垂直方向の測定対象の速度、λは使用したレーザの
波長、θはビームA3とビームB5の交差する角度であ
る。上記干渉信号10の周波数fを分析することによ
り、測定対象の速度Vが求められ、速度測定が実現され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のヘテロダイン干
渉計は以上のように構成されているので、測定対象の表
面構造の影響により、光検出器の出力する干渉信号にレ
ベルが小さくなる点があり、後段の信号処理に必要な振
幅をもつ干渉信号が得られず、計測精度に影響が出ると
いう問題点があった。
【0007】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、測定対象の表面構造の影
響を軽減し、所要レベルの干渉信号を得て、計測精度を
向上させるようにしたヘテロダイン干渉計を得ることを
目的とする。
【0008】請求項2の発明は、別の構造により同様の
効果を奏するヘテロダイン干渉計を得ることを目的とす
る。
【0009】請求項3の発明は、さらに別の構造により
同様の効果を奏するヘテロダイン干渉計を得ることを目
的とする。
【0010】請求項4の発明は、さらに別の構造により
同様の効果を奏するヘテロダイン干渉計を得ることを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るヘ
テロダイン干渉計は、レーザと、レーザからのビームを
二分して一方のビームの周波数をシフトさせて周波数が
わずかに異なるビームを得る手段と、上記二つのビーム
の内の一方を測定対象に照射しその反射ビームと他方の
ビームとを重ね合わせて光検出器により干渉信号を得る
ヘテロダイン検出手段と、上記干渉信号の周波数を求め
る周波数分析手段とを備えており、上記光検出器がわず
かに異なる位置に2個設置されている。しかも、これら
2個の光検出器から出力される2つの干渉信号の位相差
を検出する位相差検出手段と、この位相差検出手段の検
出出力に応じて上記2つの干渉信号の位相を一致させる
移相手段と、位相を一致させられた2つの干渉信号を加
算する加算手段とを備えている。
【0012】請求項2の発明に係るヘテロダイン干渉計
は、光検出器を1個にし、これを移動させる変位発生手
段を備えたものである。
【0013】請求項3の発明に係るヘテロダイン干渉計
は、上記変位発生手段に代えて、光検出器に入射するビ
ームを偏向させる偏向手段を備えたものである。
【0014】請求項4の発明に係るヘテロダイン干渉計
は、測定対象からの反射ビームの位相分布を変化させる
位相変調手段を備えたものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明におけるヘテロダイン干渉計
は、位相差検出手段により2個の光検出器の干渉信号の
位相差を検出し、移相手段により位相補正を行い、加算
手段により位相が一致した干渉信号を加算するので、所
要レベルの干渉信号を得ることができる。
【0016】請求項2の発明におけるヘテロダイン干渉
計は、変位発生手段によりヘテロダイン検出手段におけ
る光検出器を移動させることにより、測定対象の表面構
造の影響を軽減し、所要レベルの干渉信号を得ることが
できる。
【0017】請求項3の発明におけるヘテロダイン干渉
計は、ヘテロダイン検出手段における光検出器への入射
ビームを偏向手段で偏向させることにより、測定対象の
表面構造の影響を軽減し、所要レベルの干渉信号を得る
ことができる。
【0018】請求項4の発明におけるヘテロダイン干渉
計は、ヘテロダイン検出手段において測定対象からの反
射ビームの位相分布を変調することにより、測定対象の
表面構造の影響を軽減し、所要レベルの干渉信号を得る
ことができる。
【0019】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は請求項1の発明の一実施例によるヘテロダ
イン干渉計を示す構成図であり、図において、20はレ
ーザ1からのビームを二分するビームスプリッタA、2
1はビームスプリッタB、23は測定対象、24はビー
ムスプリッタC、25はビームスプリッタD、26は光
検出器A、27は光検出器B、28は干渉信号A、29
は干渉信号B、32は位相差検出器(位相差検出手
段)、33は移相器(移相手段)、34は加算器(加算
手段)、35は周波数分析器(周波数分析手段)であ
る。従来例と同一部分には同一符号を付して、重複説明
を省略する。
【0020】図2は干渉信号の周波数を説明するための
図であり、図において、30は速度ベクトル、31は光
軸である。図3は2つの光検出器A26、同B27で検
出される干渉信号の位相差を説明するための図である。
【0021】次に動作について説明する。図1に示され
たヘテロダイン干渉計では、レーザ1から出たレーザビ
ームは、ビームスプリッタA20により二つのビームに
二分され、一方のビームA3はビームスプリッタB21
を通り、レンズ22により測定対象23の表面に集光さ
れる。測定対象23の表面より散乱された光は、レンズ
22で集光され、ビームスプリッタB21で反射され、
ビームスプリッタC24を通り、ビームスプリッタD2
5で分割され、光検出器A26と光検出器B27に入
る。ここで、光検出器A26と光検出器B27はある間
隔(図中d)だけ離して配置されている。
【0022】一方、上記ビームスプリッタA20により
二分された他方のビームB5は、ミラー6により反射さ
れた後、周波数シフタ7により周波数シフトを受け、ビ
ームスプリッタC24で反射され、ビームスプリッタD
25で分割され、光検出器A26と光検出器B27に入
り、各々の光検出器A26、B27により干渉信号A2
8及び干渉信号B29を得る。干渉信号の周波数fは次
式で表される。
【0023】f=|f0 +(2Vcosθ)/λ|
【0024】ここで、Vは図2に示される測定対象23
の速度ベクトル30の大きさ、λは使用したレーザの波
長、θは測定対象23の速度ベクトル30と光軸31と
のなす角度である。この干渉信号の周波数fを周波数分
析器35で求めることで、速度成分Vcosθが求めら
れる。ある間隔で配置された光検出器A26、同B27
からは、図3に示すような位相差をもつ干渉信号が得ら
れる。これは、測定対象23からの散乱光の電界が異な
る位相をもつことに起因する。各光検出器A26、同B
27から出力される干渉信号A28、同B29は、それ
ぞれ位相差検出器32で位相差を検出され、移相器33
により干渉信号B29に、干渉信号A28と干渉信号B
29の位相差が0になる位相シフトを与える。次に、位
相の一致した干渉信号A28、同B29は加算器34に
より加算され、大きな振幅の干渉信号10を得て、周波
数分析器35で解析する。
【0025】上記の構成においては、2つの光検出器A
26、B27がわずかに間隔を置いて配置されているこ
とにより、一方の光検出器から得られる干渉信号の振幅
が小さい場合でも、もう一方の光検出器から大きな干渉
信号が得られるようになる。この場合、単純に2個の光
検出器を切り換えても、干渉信号の位相差が異なるた
め、得られる信号は不連続な波形となり、後段で周波数
分析を行うことが困難になるが、本実施例のヘテロダイ
ン干渉計では、位相差検出器32、移相器33、加算器
34を用いて干渉信号の位相検出、位相補正、信号加算
を行うので、連続的に大きな振幅の干渉信号が得られ
る。よって、測定対象の表面構造の影響を軽減して、精
度の良い測定が可能となる。
【0026】実施例2.上記実施例1では、干渉信号B
29の信号経路に移相器33を設けたが、反対に干渉信
号A28の信号経路側に移相器を設けても同様である。
【0027】実施例3.図4は請求項1の発明の他の実
施例によるヘテロダイン干渉計の干渉信号の処理系の構
成図である。この実施例3は、実施例1の信号処理系に
新たに振幅判定器A40と振幅判定器B41とを設けた
ものである。上記実施例1では、位相差検出器32が移
相器33に指令を発する構成としたが、この実施例で
は、それぞれの干渉信号A28、同B29の振幅を、振
幅判定器A40、同B41で判定する。そして、どちら
かの干渉信号A28、同B29の振幅があるレベルより
も小さい場合には、移相器33に位相シフト指令を与え
ないように構成している。こうすることで、干渉信号A
28、同B29の振幅変動が大きい場合でも、有効に所
要レベルの干渉信号が得られ、精度の良い測定が可能と
なる。
【0028】実施例4.図5は請求項2の発明の一実施
例によるヘテロダイン干渉計を示す構成図であり、図に
おいて、50は変位発生器(変位発生手段)である。上
記実施例1では、光検出器を2個用いて、干渉信号を信
号処理するよう構成したが、この実施例では、光検出器
9を1個用い、変位発生器50により光検出器9を移動
するように構成している。実施例1で述べたように、光
検出器9の位置(正確には光検出器と入射ビームとの相
対位置)が変わると、異なる振幅と位相をもつ干渉信号
10が得られる。これと同様のことを1個の光検出器9
を移動することで行う。図6は光検出器9を固定した場
合と、変位発生器50で光検出器9を移動した場合の干
渉信号の違いを示す図である。この図に示すように、光
検出器9が固定されていれば、小さい振幅の干渉信号1
0しか得られない場合(図6(a))でも、光検出器9
を移動させることにより、大きな振幅(図6(b))の
干渉信号10が得られる。
【0029】実施例5.図7は請求項3の発明の一実施
例によるヘテロダイン干渉計を示す構成図であり、図に
おいて、51は偏向器(偏向手段)である。上記実施例
4では、光検出器9を変位発生器50で移動するように
構成した場合を示したが、この実施例では、変位発生器
50の代わりに、光検出器9の前に偏向器51を設け、
光検出器9に入射するビームB5と散乱光を偏向するよ
うに構成した。こうすることにより、入射光と光検出器
9の関係が実施例4と同様になり、実施例4と同様の効
果が得られる。
【0030】実施例6.図8は請求項4の発明の一実施
例によるヘテロダイン干渉計を示す構成図であり、60
は位相変調器(位相変調手段)、61はミラーA、62
はミラーB、63はミラーCである。上記実施例1で
は、光検出器を2個用いて、干渉信号9を信号処理する
ように構成したが、この実施例では、測定対象23から
の散乱光に位相変調器60で位相変調を加えるように構
成し、それに伴い光学系の配置を変更した。
【0031】次に動作について説明する。図8に示され
たヘテロダイン干渉計では、レーザ1から出たレーザビ
ームは、ビームスプリッタA20により二分され、一方
のビームA3はビームスプリッタB21を通り、レンズ
22により測定対象23の表面に集光される。測定対象
23の表面より散乱された光は、レンズ22で集光さ
れ、ビームスプリッタB21で反射され、ミラーA61
で反射され、位相変調器60で位相変調を受け、ビーム
スプリッタC24を通り、光検出器9に入る。
【0032】一方、上記ビームスプリッタA20により
二分された他方のビームB5は、ミラーB62により反
射された後、周波数シフタ7により周波数シフトを受
け、ミラーC63により反射され、さらにビームスプリ
ッタC24で反射され、光検出器9に入る。これにより
光検出器9が干渉信号10を出力して、周波数分析器3
5で解析する。
【0033】干渉信号10が小さくなるのは、干渉信号
10の振幅や位相が光検出器9の受光面内で異なる値を
もっており、検出する際に受光面積で積分するため、干
渉信号10の相殺が起こることが原因である。さらに、
その振幅や位相が分布するのは、測定対象23からの散
乱光が測定対象の表面粗さの影響でその電界の振幅や位
相が分布するためである。そこで、位相変調器60によ
り散乱光の位相分布を変化させることで、実施例4の図
6と同様に、干渉信号10の振幅が小さい場合でも、変
調により振幅を大きくできる。位相変調は、具体的には
散乱光を移動するすりガラスに通したり、面状の液晶パ
ネルに印加する電圧分布を変化させることで得られる。
【0034】実施例7.実施例6では、位相変調器60
を測定対象23からの散乱光の光路上に設けたが、ビー
ムB5の光路上に設け、ビームB5に位相変調をかけて
も、同様の効果が得られる。
【0035】実施例8.上記実施例1〜7では、図1、
図5、図7、図8に示すように周波数シフタ7をビーム
B5の光路上に設置した場合を示したが、ビームA3の
光路に設置しても同様である。
【0036】実施例9.上記実施例1〜7では、図1、
図5、図7、図8に示すように周波数シフタ7をビーム
B5の光路上のみに設けた場合を示したが、異なる周波
数シフトを与える周波数シフタをビームA3とビームB
5の両方の光路に設置して、その差の周波数シフトを得
るように構成しても同様である。
【0037】実施例10.上記実施例1〜7で示した光
学系以外でも、異なる周波数をもつ2本のビームの干渉
信号を検出するヘテロダイン光学系であれば、この発明
を適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
2本のビームの干渉信号を得る光検出器をわずかに間隔
をおいて2個設置し、これら2個の光検出器から出力さ
れる2つの干渉信号の位相差を検出する位相差検出手段
と、この位相差検出手段の検出出力に応じて上記2つの
干渉信号の位相を一致させる移相手段と、位相を一致さ
せられた2つの干渉信号を加算する加算手段とを備えた
構成としたので、所要レベルの干渉信号を得ることがで
きる。そして、その加算して得た所要レベルの干渉信号
の周波数を周波数分析器で解析するように構成したの
で、測定対象の表面構造の影響を軽減して計測精度を向
上させることができる効果がある。
【0039】請求項2の発明によれば光検出器を変位発
生手段により移動させる構成としたので、光検出器から
所要レベルの干渉信号を得ることができ、それにより測
定対象の表面構造の影響を軽減し、計測精度を向上させ
ることができる効果がある。
【0040】請求項3の発明によれば光検出器に入射す
るビームを偏向手段で偏向させる構成としたので、光検
出器から所要レベルの干渉信号を得ることができ、それ
により測定対象の表面構造の影響を軽減し、計測精度を
向上させることができる効果がある。
【0041】請求項4の発明によれば測定対象からの反
射ビームの位相分布を位相変調手段で変調するように構
成したので、光検出器から所要レベルの干渉信号を得る
ことができ、それにより測定対象の表面構造の影響を軽
減し、計測精度を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すヘテロダイン干渉計
の構成図である。
【図2】図1に示すヘテロダイン干渉計の干渉信号の周
波数の説明に用いる図である。
【図3】図1に示すヘテロダイン干渉計の2点で検出さ
れる干渉信号の位相差を説明する図である。
【図4】この発明の実施例3を示すヘテロダイン干渉計
の干渉信号の処理系の構成図である。
【図5】この発明の実施例4を示すヘテロダイン干渉計
の構成図である。
【図6】図5に示すヘテロダイン干渉計の干渉信号を説
明する図である。
【図7】この発明の実施例5を示すヘテロダイン干渉計
の構成図である。
【図8】この発明の実施例6を示すヘテロダイン干渉計
の構成図である。
【図9】従来のヘテロダイン干渉計を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 レーザ 3 ビームA 5 ビームB 7 周波数シフタ(周波数をシフトする手段) 20 ビームスプリッタA(ビームを二分する手段) 23 測定対象 26 光検出器A 27 光検出器B 32 位相差検出器(位相差検出手段) 33 移相器(移相手段) 34 加算器(加算手段) 35 周波数分析器(周波数分析手段) 50 変位発生器(変位発生手段) 51 偏向器(偏向手段) 60 位相変調器(位相変調手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザと、レーザからのビームを二分し
    て一方のビームの周波数をシフトさせて周波数がわずか
    に異なるビームを得る手段と、上記二つのビームの内の
    一方を測定対象に照射しその反射ビームと他方のビーム
    とを重ね合わせて光検出器により干渉信号を得るヘテロ
    ダイン検出手段と、上記干渉信号の周波数を求める周波
    数分析手段とを備えたヘテロダイン干渉計であって、上
    記光検出器がわずかに異なる位置に2個設置され、これ
    ら2個の光検出器から出力される2つの干渉信号の位相
    差を検出する位相差検出手段と、この位相差検出手段の
    検出出力に応じて上記2つの干渉信号の位相を一致させ
    る移相手段と、位相を一致させられた2つの干渉信号を
    加算する加算手段とを備えたことを特徴とするヘテロダ
    イン干渉計。
  2. 【請求項2】 レーザと、レーザからのビームを二分し
    て一方のビームの周波数をシフトさせて周波数がわずか
    に異なるビームを得る手段と、上記二つのビームの内の
    一方を測定対象に照射しその反射ビームと他方のビーム
    とを重ね合わせて光検出器により干渉信号を得るヘテロ
    ダイン検出手段と、上記干渉信号の周波数を求める周波
    数分析手段とを備えたヘテロダイン干渉計であって、上
    記光検出器を移動させる変位発生手段を備えたことを特
    徴とするヘテロダイン干渉計。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のヘテロダイン干渉計であ
    って、上記変位発生手段に代えて、上記光検出器に入射
    するビームを偏向させる偏向手段を備えたことを特徴と
    するヘテロダイン干渉計。
  4. 【請求項4】 レーザと、レーザからのビームを二分し
    て一方のビームの周波数をシフトさせて周波数がわずか
    に異なるビームを得る手段と、上記二つのビームの内の
    一方を測定対象に照射しその反射ビームと他方のビーム
    とを重ね合わせて光検出器により干渉信号を得るヘテロ
    ダイン検出手段と、上記干渉信号の周波数を求める周波
    数分析手段を備えたヘテロダイン干渉計であって、上記
    反射ビームの位相分布を変化させる位相変調手段を備え
    たことを特徴とするヘテロダイン干渉計。
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