JPH0626515Y2 - 用紙送り量検出装置 - Google Patents

用紙送り量検出装置

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JPH0626515Y2
JPH0626515Y2 JP3517388U JP3517388U JPH0626515Y2 JP H0626515 Y2 JPH0626515 Y2 JP H0626515Y2 JP 3517388 U JP3517388 U JP 3517388U JP 3517388 U JP3517388 U JP 3517388U JP H0626515 Y2 JPH0626515 Y2 JP H0626515Y2
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幹雄 新藤
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、情報処理連続伝票(CF紙)のように所定ピ
ッチにて孔が設けられた用紙を例えばベルト式フィーダ
にて搬送する際の当該送り量を検出する用紙送り量検出
装置に関する。
[従来の技術] 例えば、情報処理連続伝票(以下、CF紙という)では
用紙送りのスプロケットに噛合う所定ピッチの送り用孔
がその両側に設けられており、このCF紙に対して連続
プリントを行なう場合、一般に、スプロケットの回転に
よって当該孔にて噛合うCF紙を順次送るようにしてい
る。
一方、上記のようにして連続的にプリントアウトされた
CF紙を原稿としてコピーを行なう複写機が提案されて
いる。これは、第5図に示すように、プリントされたC
F紙10を複写機本体20のプラテン上にてベルト式フィー
ド装置21により1コピー分だけ送り、その都度、通常の
コピーサイクルを実行するものである。従って、この種
の複写においては、1コピー分の用紙送り量を検出する
機能が必要となる。
そこで、従来考えられている用紙送り量検出装置は、例
えば、第6図に示すように、CF紙10の一方の面側に孔
11に対向させてLED等の発光素子22を配置すると共に、
当該CF紙10の他方の両側にこの発光素子22からの照射
光を受光するフォトトランジスタ等の受光素子23を配置
したものである。そして、CF紙10が送られる過程で、
発光素子22から受光素子23に至る光が孔11の相対的な移
動によって繰り返し遮断、透過の状態となり、それに伴
う受光素子23からの出力信号にもとづいてCF紙10の送
り量を検出している。具体的には、受光素子23からのオ
ン・オフ信号を計数し、孔11のピッチを考慮して当該計
数値に基づいて送り量を求めるものである。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記のような従来の用紙送り量検出装置で
は、送り量検出の異常を正確に判断できない場合があ
る。例えば、用紙が終了して発光、受光の各素子位置に
当該用紙がない場合と、搬送ベルトと用紙との間のスリ
ップによって用紙送りが停止し、用紙の孔が各素子の間
にきた状態で止っている場合とが区別できない。また、
孔と孔がつながった場合に用紙の終了との区別がリアル
タイムでできない等である。
それは、受光素子からの出力信号は、用紙がない場合
と、孔が各素子の位置にきた場合とでは区別がなく、と
もに受光状態のものとなるからである。
そこで、本考案の課題は、真に用紙送り量検出の基礎と
すべき受光素子からの出力信号を抽出できるようにする
ことである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、第1図に示すように、発光素子1と受光素子2
とを備え、送り方向Gに所定ピッチにて孔3の設けられ
た用紙4を上記発光素子1から発光素子2に至る光線が当
該孔位置部分を通るように配置し、当該用紙4が送られ
る過程で、発光素子2からの受光、非受光に応じた出力
信号Sdに基づいて用紙4の送り量を検出するようにした
用紙送り量検出装置を前提としており、当該用紙送り量
検出装置において、上記課題を解決するための技術的手
段は、発光素子1と発光素子2との間に用紙4が存在して
いるか否かを検出する用紙検出手段5と、用紙検出手段5
が当該用紙4の存在を検出しているときにのみ受光素子2
からの出力信号Sdを有効にする信号調整手段6とを備え
たものである。
[作用] 用紙4を送る過程で、用紙検出手段5が当該用紙4の存在
を検出している場合、信号調整手段6は受光素子2からの
出力信号Sdを有効にする。これにより、当該受光素子2
からの出力信号Sdに基づいて用紙の送り量検出がなされ
る。このとき、用紙搬送系のスリップ等により孔3が受
光素子2に対向した位置で用紙4が停止すると、受光素子
2からの出力信号Sdは受光状態に対応した状態に保持さ
れるが、真の出力信号Sdが異常であるとしては、例え
ば、後段では用紙送り量の検出機能についてキャンセル
等の処理がなされる。
一方、用紙検出手段5が当該用紙4の存在を検出しない場
合、信号調整手段6は受光素子2からの出力信号を有効に
しない。これにより、後段では、受光素子2からの信号
の如何かかわらず、当該出力信号Sdに基づいた用紙送り
量検出処理は行なわれなくなる。
[実施例] 第2図及び第3図は本発明に係る用紙送り量検出装置に
用いられる発光素子及び受光素子を構成する光学的セン
サと、用紙検出手段の一例を示す図である。この例は、
第5図に示すようなCF紙の連続コピーを可能にする複
写機に設けられるものである。
第2図において、CF紙10の送り方向Gを横切る方向に
孔11部分を挟むよう3組のフォトカプラが配列された光
学センサ26が配設されている。この光学センサ26は、例
えば、第3図に示すような構造となっており、LED22
a(発光素子)、フォトトランジスタ23a(受光素子)及
びLED22b、フォトトランジスタ23bで構成される2組
のフォトカプラがCF紙10の送り量を検出するものとし
て孔11部分に対応するように配置され、また、LED2
4、フォトトランジスタ25で構成される他の1組のフォ
トカプラが当該CF紙10の有無を検出するものとして更
に用紙の内側に位置するよう配置されている。上記のよ
うに、用紙送り量に係る発光素子、受光素子を2組設け
たのは、CF紙10の蛇行等によって発光素子から照射さ
れる光が孔11位置より多少内側あるいは外側になっても
当該送り量の検出不能となる事態を極力防止するためで
ある。
第4図は用紙送り量の検出系前段の具体的な回路構成例
である。
電源端子P1,P2間に印加される電源電圧が抵抗R8及びコ
ンデンサCで構成される平滑回路を介して内部に供給さ
れるようになっている。上記のように配置されたLED
22a,22b,24は直列接続状態となって抵抗R1を介して電源
が供給され、各フォトトランジスタ23a,23b,25は夫々並
列的に同電源の供給がなされている。また、31,32,33は
オペアンプ等で構成された比較回路であり、各比較回路
31,32,33の非反転入力端(+)には電源電圧を抵抗R5,R6に
よって分圧して得られる基準電圧が入力する一方、一端
がアース端子P3に接続された抵抗R4とフォトトランジス
タ23aのエミッタとの接続点が比較回路31の反転入力端
(-)に、同抵抗R3とフォトトランジスタ23bとの接続点が
比較回路32の反転入力端(-)に、同抵抗R2とフォトト
ランジスタ24のエミッタとの接続点が比較回路33の反転
入力端(-)に夫々接続されている。比較回路31,32の出力
は夫々接続され、その接続点が抵抗R7によって電源側に
プルアップされている。即ち、比較回路31,32の出力は
ワイアード・オアの構成となっている。更に、上記抵抗
R5,R6の分圧による基準電圧は比較回路34の非反転入力
端(+)にも入力しており、この比較回路34の反転入力端
(-)は上記比較回路31,32の出力端に接続され、その出力
端と比較回路33の出力端とが夫々接続されている。
次に、作動を説明する。
CF紙10が送り状態にあり、LED24からの光は当該C
F紙10によって遮断状態となり、対応するフォトトラン
ジスタ25はオフ状態となる。すると、比較回路33の反転
入力端(-)はLレベルとなって、その出力はHレベルと
なる。また、例えば、CF紙10の搬送が第3図に示すよ
うな状態にてなされる場合、LED22aからの光もまた
フォトトランジスタ23aに対して遮断状態となることか
ら上記と同様に比較回路32の出力はHレベルとなる。こ
のような状態で、CF紙10の搬送に伴ってLED22aか
らの光は孔11を透過する状態、用紙にて遮断される状態
を繰り返し、それに対応して、フォトトランジスタ23a
はオン・オフを繰り返す。すると、比較回路31の出力
はフォトトランジスタ22aのオン・オフに同期してL・
Hレベル状態を繰り返し、そのLレベル状態のときに比
較回路32の出力がLレベルに引込まれることから、比較
回路34に対する入力信号は比較回路31の出力状態と同様
となる。そして、この比較回路34の出力はその入力状態
を反転した状態となると共に、そのLレベルの際に比較
回路33の出力がLレベルに引込まれ、比較回路34の出力
信号と同様の状態となる用紙送り量検出信号が出力端子
P2(OUT)から後段に伝送される。即ち、この出力端子P2
から出力される用紙送り量検出信号は、LED22aに孔1
1が対向したとき(光透過)にHレベル、LED22aに孔
11が対向しないときにLレベルのオン・オフ信号とな
る。そして、後段では、例えば、この用紙送り信号の立
上がりを計数し、その計数値を孔ピッチに基づいてCF
紙10の送り量に換算している。
上記の過程で、搬送されるCF紙10が多少蛇行状態とな
って、孔11がLED23aに対向するまでずれると、比較
回路31と比較回路32の出力状態が上記の場合と入替る。
ところが、その出力がワイアード・オアの構成となって
いることから、比較回路34に対する入力状態は変らず、
結局、用紙送り量検出信号もまた上記と同様にオン・オ
フ状態を繰り返し継続し、用紙送り量演算も同様に続行
される。
一方、上記のようにしてCF紙10の送り量を検出して一
定量を送る毎に複写を行なう過程で、CF紙10の終端が
光学センサ26位置を通過すると、LED24からの光がフ
ォトトランジスタ25に至り、当該フォトトランジスタ25
がオン状態となって、比較回路33の出力、即ち、用紙送
り量検出信号がLレベルに固定される。ことのき、当該
用紙送り量検出信号の状態はフォトトランジスタ23a,23
bの受光、非受光状態(比較回路34の出力状態)に依存
しない。
上記のような用紙送り量検出装置では、用紙送り量検出
に係るフォトトランジスタ23a,23bが受光状態となる場
合の用紙送り量検出信号の状態は、CF紙10がセンサ26
位置に存在して孔11が当該フォトトランジスタに対向す
るときにはHレベルになる一方、CF紙10自体がセンサ
26位置に存在しないときにはLレベルとなって夫々区別
される。従って、後段では、用紙送り量検出信号のHレ
ベル時間を計測し、その時間が必要異常に長い場合に
は、例えば、孔11がつながったものとして、その時間計
測値に応じて上記のように求めた送り量を補正したり、
また、当該Hレベルの状態が所定時間を越えて継続する
場合には、搬送ベルトがスリップ等しているとして、例
えば、用紙送り量の演算をキャンセルして、緊急停止、
警報発生等の異常時処理を行なう。
なお、上記実施例では、用紙送り検出に係る発光素子及
び受光素子を2組設けるようにしたが、本願考案はこれ
に限定的に解釈されるものではなく、1組でもまた3組
以上であってもよい。このように発光素子と受光素子を
複数設けるのは、特に、送られる用紙が蛇行などしても
用紙送り量の検出が不可能となる事態を極力防止するも
ので、設ける組が多ければより大きな用紙の蛇行に対し
ても対応できるものとなる。
また、用紙検出手段は、上記のように透過型の光学的セ
ンサ(LED24,フォトトランジスタ25)でなくても、
反射型の光学センサ、あるいは、接触スイッチ、静電容
量の変化を検出するタイプ等の非光学的センサであって
もよい。
更に、信号調整手段は上記実施例の場合、比較回路33と
34の出力を互いに接続することで実現しているが、これ
に限定されることなく、例えば、他の適当なゲート回路
を設けるようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、受光素子か
らの信号は用紙がない場合と、孔が各素子の位置にきた
場合とで区別されることになり、真に用紙送り量検出の
基礎とすべき受光素子からの出力信号を抽出できるよう
になる。その結果、当該抽出した出力信号の状態を判別
することにより、送り量検出の異常を正確に判断するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す図、第2図及び第3図は本
考案に係る用紙送り量検出装置に用いられる発光素子及
び受光素子を構成する光学的センサと、用紙検出手段の
一例を示す図、第4図は用紙送り量の検出系前段の具体
的な回路構成例を示す図、第5図は本考案に係る用紙送
り量検出装置が適用される装置の一例を示す図、第6図
は従来の用紙送り量検出装置における発光素子と受光素
子の配置関係を示す図である。 [符号の簡単な説明] 1……発光素子 2……受光素子 3,11……孔 4……用紙 5……用紙検出手段 6……信号調整手段 10……CF紙 22a,22b,24……LED 23a,23b,25……フォトトランジスタ 26……光学センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子(1)と受光素子(2)とを備え、送り
    方向(G)に所定ピッチにて孔(3)の設けられた用紙(4)を
    上記発光素子(1)から受光素子(2)に至る光線が当該孔位
    置部分を通るように配置し、当該用紙(4)が送られる過
    程で、受光素子(2)からの受光、非受光に応じた出力信
    号(Sd)に基づいて用紙(4)の送り量を検出するようにし
    た用紙送り量検出装置において、 発光素子(1)と受光素子(2)との間に用紙(4)が存在して
    いるか否かを検出する用紙検出手段(5)と、 用紙検出手段(5)が当該用紙(4)の存在を検出していると
    きにのみ受光素子(2)からの出力信号(Sd)を有効にする
    信号調整手段(6)とを備えたことを特徴とする用紙送り
    量検出装置。
JP3517388U 1988-03-18 1988-03-18 用紙送り量検出装置 Expired - Lifetime JPH0626515Y2 (ja)

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