JPH06264887A - 立軸ポンプの操作方法 - Google Patents

立軸ポンプの操作方法

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Publication number
JPH06264887A
JPH06264887A JP5223693A JP5223693A JPH06264887A JP H06264887 A JPH06264887 A JP H06264887A JP 5223693 A JP5223693 A JP 5223693A JP 5223693 A JP5223693 A JP 5223693A JP H06264887 A JPH06264887 A JP H06264887A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
exhaust temperature
impeller
water level
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5223693A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Suzuki
信廣 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5223693A priority Critical patent/JPH06264887A/ja
Publication of JPH06264887A publication Critical patent/JPH06264887A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 先行待機形ポンプでの水位低下に伴う無排水
運転状態において、適性なタイミングで羽根車3より上
方のポンプ1内の滞留水を排出する。 【構成】 排水運転の継続によって吸水位が低下し、ポ
ンプ1の運転状態が排水運転から無排水運転になること
で、ディーゼルエンジン15の負荷が軽減し、排気温度
が低下した状態を排気温度検出センサ16によって検出
して制御手段17に入力し、制御手段17では、排気温
度が基準値よりも低いポンプの無排水運転状態を判断し
て開閉装置14に開き信号を出力して、分岐管13を開
放させるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立軸ポンプの操作方法
に係り、特に、吸水位低下に伴いポンプ内に空気を吸引
させてポンプの排水を抑制させるポンプにおいて、排水
抑制による負荷変動をとらえて、羽根車より上方のポン
プ内に滞留した水を速やかに排出させる立軸ポンプの操
作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】先行待機運転を行なうために、吸水井に
設置した立軸ポンプの羽根車より下方に吸気通路もしく
は吸気孔を設け、吸水井の水位が所定のレベル以下に低
下した場合に、前記吸気通路もしくは吸気孔から空気を
吸込んで排水を抑制または抑止させる立軸ポンプの運転
方法はすでに知られている。
【0003】このような運転方法によれば、降雨後、吸
水井に急激に大量の雨水が流入しても、この流入に立ち
遅れることなく排水できるのでポンプ場が冠水するよう
な不都合の発生を確実に回避することができる。
【0004】ところが、ポンプの運転によって吸水井の
水位が排水運転水位から揚水遮断水位に低下して無排水
運転になった場合、羽根車より上方のポンプ内に水が滞
留し、この滞留水を回転している羽根車が支えることに
なる。したがって、排水運転時よりも大きい振動が発生
したり、羽根車の攪拌作用により滞留水の温度が上昇し
て、ポンプ主軸を軸支している水中軸受に悪影響をおよ
ぼすことになる。また、ポンプは有効な仕事(排水)を
行っていないのにもかかわらず、大きい動力を消費する
ことになもなる。
【0005】そこで、これらの不都合を解決するため
に、特開平1ー315691号公報および特開平4ー5
496号公報に記載の技術が提案されている。この種の
先行技術によれば、排水運転から無排水運転になった場
合、羽根車より上方のポンプ内滞留水を速やかに排出で
きるとされている。しかし、両者とも滞留水排出のため
の制御基準を吸水井の水位変動に設定して行うようにな
っている。このように、吸水井の水位変動に基づいて滞
留水の排出を行う制御方法では、吸水井の水面が平穏な
場合は問題を生じないけれども、水面が比較的大きく波
立っている場合には、正確な水位の検出が妨げられるの
で、常時、適性なタイミングで滞留水を排出することが
困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、吸水井の水位変動に基づいて滞留水の排出を行う
制御方法では、吸水井の水面の状態によって正確な水位
の検出が妨げられるので、常時、適性なタイミングで滞
留水を排出することが困難な点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、羽根車上方の
ケーシングに前記羽根車より上方のポンプ内の滞留水を
排出する分岐通路が設けられ、この分岐通路に開閉装置
を設けた立軸ポンプの操作方法であって、ポンプの運転
負荷変動に対応して変化するポンプまたは原動機の選択
された前記物理量を検出し、検出した物理量に基づいて
前記開閉装置に信号を出力して開閉させることを特徴と
し、吸水井の水面の状態にかかわらず、常時、適性なタ
イミングで滞留水を排出する目的を達成した。
【0008】
【作用】本発明によれば、ポンプの運転状態が排水運転
から無排水運転になった場合の負荷変動によって、排水
運転時において検出されるポンプの選択した物理量(た
とえば主軸の歪量)または原動機の選択した物理量(た
とえば原動機がディーゼルエンジンの場合は排気温度や
ラック目盛の移動量、原動機が電動モータの場合は電流
値や電力値)が無排水運転変換時に比較的大きく変化す
る。このような物理量の変化に基づいて、開閉装置に開
閉信号を出力して開閉させることにより、排水運転から
無排水運転になった時点で確実に開閉装置を開放して、
滞留水を排出させることができる。つまり、適性なタイ
ミングで滞留水を排出することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施に必要な立軸ポンプの一例を
示す概略構成図であり、この図において、立軸ポンプ1
の主軸2に固着された羽根車3がケーシング4に回転自
在に装入され、羽根車3の上部のケーシング4内にガイ
ドベーン5が配置されている。ケーシング4の下側(上
流側)に吸込みベルマウス6が接続され、ケーシング4
の上側(下流側)に揚水管7、吐出エルボ8が接続され
ているとともに、吐出エルボ8の吐出側に吐出弁9が接
続されている。一方、羽根車3より下方のケーシング4
には、吸気孔10が貫通形成され、この吸気孔10に吸
気管11が接続されている。吸気管11の入口(吸気
口)は吸水井12の最高水位HWLよりも高いレベルま
で立上げられている。また、揚水管7の下部には分岐通
路として機能する分岐管13が取付けられ、電磁弁もし
くは電動弁によってなる開閉装置14を介して吸水井1
2内に開口している。
【0010】他方、立軸ポンプ1の主軸2は、減速機1
5′を介してディーゼルエンジン15によって回転駆動
される。このディーゼルエンジン15の排気管15Aに
対応して、排気温度検出センサ16が設けられ、排気温
度検出信号が制御手段17に入力され、入力された排気
温度検出信号に基づいて制御手段17から開閉装置14
の駆動部14Aに開閉信号を出力して開閉装置14を開
閉するように電気的に接続されている。
【0011】前記構成において、吸水井12の水位が最
高水位HWLから揚水遮断水位WLまで低下する間は排
水運転(揚水運転)がなされる。この排水領域では、デ
ィーゼルエンジン15が高負荷運転されることになるの
で排気温度は高くなる。この排気温度は排気温度検出セ
ンサ16によって検出され制御手段17に入力される。
制御手段17では、排気温度が基準値よりも高いポンプ
の排水運転状態を判断し、開閉装置14に閉じ信号を出
力して分岐管13の遮断状態を保持する。
【0012】一方、排水運転の継続によって吸水井12
の水位が揚水遮断水位WL付近に低下すると、吸気孔1
0の圧力が大気圧以下に低下し、吸気管11からの吸気
により揚水が遮断されて無排水運転になる。このよう
に、無排水運転となることで、ディーゼルエンジン15
の負荷が軽減され、排気温度は低下する。この排気温度
は排気温度検出センサ16によって検出され制御手段1
7に入力される。制御手段17では、排気温度が基準値
よりも低いポンプの無排水運転状態を判断し、開閉装置
14に開き信号を出力して分岐管13を開放させる。し
たがって、羽根車3の回転により支えられていた揚水管
7および吐出エルボ8内の水、つまり羽根車3より上方
のポンプ1内の滞留水を適性なタイミングで排出させる
ことができる。
【0013】前記実施例では、ディーゼルエンジン15
の排気温度を検出し、この排気温度の変動に基づいて開
閉装置14を開閉させる方法で説明しているが、原動機
がディーゼルエンジン15の場合には、負荷変動に伴う
ラック目盛の移動量を検出し、この移動量に基づいて開
閉装置14を開閉させるようにしてもよい。また、原動
機が電動モータの場合には、負荷変動に伴う電流値や電
力値の変化を検出し、この電流値や電力値の変化に基づ
いて開閉装置14を開閉させるようにしてもよい。さら
に、原動機にかかわらず、負荷変動に伴う主軸2の歪量
を歪みゲージによって検出し、この歪量の変化に基づい
て開閉装置14を開閉させるようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
立軸ポンプが排水運転から無排水運転になった時点で確
実に開閉装置を開放して、ポンプ内の滞留水を排出させ
ることができる。つまり、適性なタイミングで滞留水を
排出することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立軸ポンプの一例を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1 立軸ポンプ 3 羽根車 4 ケーシング 13 分岐管(分岐通路) 14 電磁弁もしくは電動弁(開閉装置) 15 ディーゼルエンジン(原動機)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車上方のケーシングに前記羽根車よ
    り上方のポンプ内の滞留水を排出する分岐通路が設けら
    れ、この分岐通路に開閉装置を設けた立軸ポンプの操作
    方法であって、ポンプの運転負荷変動に対応して変化す
    るポンプまたは原動機の選択された前記物理量を検出
    し、検出した物理量に基づいて前記開閉装置に信号を出
    力して開閉させることを特徴とする立軸ポンプの操作方
    法。
JP5223693A 1993-03-12 1993-03-12 立軸ポンプの操作方法 Pending JPH06264887A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5223693A JPH06264887A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 立軸ポンプの操作方法

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JPH06264887A true JPH06264887A (ja) 1994-09-20

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JP5223693A Pending JPH06264887A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 立軸ポンプの操作方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989005338A1 (en) * 1987-12-08 1989-06-15 Mitsubishi Kasei Corporation Liquid crystal composition and display element using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989005338A1 (en) * 1987-12-08 1989-06-15 Mitsubishi Kasei Corporation Liquid crystal composition and display element using same

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